金箔工芸や蒔絵!金沢でおすすめの伝統工芸体験10選!
金沢の伝統工芸で体験できるところには、次のようなところがあります。
- 加賀友禅
- 金箔工芸
- 加賀郷土料理
- 加賀蒔絵
- 加賀水引
- 加賀毛針
- 加賀繍
- 加賀てまり
- 加賀八幡起上り
- 久谷焼
それでは、金沢の伝統工芸体験について、一つ一つ見ていきましょう。
おすすめの金沢伝統工芸体験①:加賀友禅
加賀友禅(かがゆうぜん)は、日本を代表する染色技法「友禅」の一つで、経済大臣指定伝統工芸品です。
江戸時代の加賀御国染めをベースに、京友禅の絵師宮崎友禅祭が金沢に身を寄せたことがきっかけで、確立しました。
絵画調の柄を中心に、独自の装飾「虫喰い」などがあります。
そんな加賀友禅を、観光客に知ってもらうためにあるのが、加賀友禅会館です。
こちらでは、加賀友禅の作品の展示や着用体験、浴衣の散策などができるので、ぜひ行ってみましょう。
そして加賀友禅の絵付けの体験もでき、こちらでは手書き体験や型染め体験など気軽に行えます。
5名以上の団体の場合は予約(1週間前)が必要ですが、4名以下の場合は当日も受け付けていますので、オリジナルお土産造りを兼ねて挑戦しましょう。
加賀友禅会館
住所:石川県金沢市小将町8-8
電話番号:076-224-5511
営業時間:9:00-17:00
定休日:水曜日
入場料や利用料:1620円から
URL:http://www.kagayuzen.or.jp/experience/
おすすめの金沢伝統工芸体験②:金箔工芸
金沢の伝統工芸の一つに、金箔があります。
湿度が高い金沢では、年間を通じて湿度が70%以上あるほど、雨の多い地域です。
そのため、乾燥していると静電気が起きやすい金箔の製造に、金沢が最適でした。
金沢の職人たちは、粘り強くかつ繊細な作業が必要な、金箔作りに向いているという点も挙げられます。
江戸時代に京都と江戸以外の箔打ちが禁止されていた時期においても、加賀の金沢では密かに金箔作りが行われていました。
純度の悪い密造で培われた技術により、非常に高い金箔技術が金沢で残りました。
そんな金箔技術を体験できるところが、金沢にはいくつかあります。
箔座稽古処では、ミニ色紙をはじめ、四季皿や箸などに対して、実際に金箔貼りを体験できます。
1日6回開催されており、前日までの予約制となっているので、金箔に貼りに挑戦しましょう。
箔座稽古処
住所:石川県金沢市東山1丁目13-18
電話番号:076-252-3641
営業時間:10:00-17:00
定休日:日・月曜日
入場料や利用料:756円から
URL:https://www.hakuza.co.jp/shop/keikodokoro/
おすすめの金沢伝統工芸体験③:加賀郷土料理
金沢のグルメといえば、新鮮な日本海の魚介類と、それを元に握られる寿司が真っ先に浮かびます。
そして、それらの恵みを元にした独自の郷土料理も数多くあります。
そんな金沢の「食べる伝統工芸」ともいえる郷土料理は、旅先でおいしくいただきたいところですが、実は食べるだけでなく、料理作りの体験ができる所があるので、願わくば参加してみましょう。
ひがし茶屋街にある「金澤寿し押寿し体験厨房」では、金沢の伝統的な郷土料理の押し寿司「金沢寿司」作りが、体験できます。
所要時間は50分程度で、1人から40名ほどのグループ参加も可能です。
こだわった10種類以上の食材を使ったオリジナル押し寿司は、その味以上の感動が得られるでしょう。
金澤寿し 押寿し体験厨房
住所:石川県金沢市東山1丁目15-6
電話番号:076-251-8869
営業時間:11:00-15:00
定休日:水曜日
入場料や利用料:2000円から
URL:http://kanazawasushi.com/
おすすめの金沢伝統工芸体験④:加賀蒔絵
金沢の伝統工芸の一つに「加賀蒔絵」があります。
これは金や銀の粉、もしくはウズラ卵の殻を使い、器などを漆塗りをした物に対して、漆が乾かないうちに蒔き付けていき、紋様や図柄を表す伝統技法です。
前田利家に召された、蒔絵師「五十嵐道甫(いがらし どうほ)」が、加賀蒔絵の祖として、蒔絵の基礎が確立されました。
現在でも蒔絵の伝統は金沢に残り、伝統工芸品としてお土産にも最適です。
そして、この加賀蒔絵も体験できる場所がありますので、参加しましょう。
漆器の老舗能作(のさく)では、蒔絵体験を実施しております。
前日までの事前予約制となっており、1人から10人までの人数で、1日2回開催されます。
直径24cmの木製の丸盆に蒔絵を施す内容で、輪郭がついていますので、その輪郭に従って、丁寧に蒔絵体験を行いましょう。
能作
住所:石川県金沢市広坂1丁目1--60
電話番号:076-263-8121
営業時間:11:00-18:30
定休日:無休
入場料や利用料:3000円
URL:http://www.kanazawa.gr.jp/nosaku/
おすすめの金沢伝統工芸体験⑤:加賀水引
金沢にある伝統工芸の中でも、希少な伝統工芸が、加賀水引きです。
これは、本来和の伝統ラッピング「水引」を、アート作品のの域に昇華させた伝統工芸です。
水引の基本は「包む」「筆字」「結ぶ」と3つとなっており、これを様々な技術を応用して、進化させました。
明治時代の頃までは、主に平面的な水引きの利用方法でした。
大正時代にはいると、初代加賀水引の「津田左右吉」が、立体的な包み方や結び方を考案し、結納や金封に飾り始めます。
やがて2代目の頃には全国的に有名になります。
直系は現在4代目と5代目が継承していますが、そこで水引きの体験ができるので、ぜひ参加しましょう。
「津田水引折型」では、アートな水引き作品の販売の他に、観光客向けに教室を行っています。
水引き体験は予約制で、4~12名の団体が対象となっていますので、個人では受け付けていません。
グループで金沢に来たときの体験となります。
津田水引折型
住所:石川県金沢市野町1丁目1-36
電話番号:076-214-6363
営業時間:10:00-15:00
定休日:土・日曜日
入場料や利用料:1000円から
URL:http://mizuhiki.jp/inquiry/mizuhikitaiken.html
おすすめの金沢伝統工芸体験⑥:加賀毛針
金沢の伝統工芸の中には、意外なものがあります。
それは毛針で、これは渓流釣りに使うものです。
江戸時代の加賀では、武士階級のみ渓流釣りができました。
それは、鍛錬のための川狩りという位置づけで、自由に渓流でアユなどを釣りました。
そのため、渓流の魚を釣るための針が色々と考案される中で、手内職ではじめられた毛バリは、野鳥の羽毛を使います。
やがて針との接合部分に金箔やうるしがほどこされるようになり、伝統工芸として昇華していきました。
その加賀毛ばりの伝統を受け継ぐ「目細八郎商店」では、毛バリを使った体験教室を実施しています。
古いものを守るだけでは伝統が廃れるという思いから、毛バリの技術を応用してフェザーアクセサリーが作られており、それを観光客が体験できます。
主にブローチの体験となり、事前予約でできますので、意外な伝統技術に触れてみましょう。
目細八郎兵衛商店
住所:石川県金沢市安江町11-35
電話番号:076-231-6371
営業時間:9:30-17:30
定休日:火曜日
入場料や利用料:2000円
URL:http://www.meboso.co.jp/contz/pages/experience.shtml
おすすめの金沢伝統工芸体験⑦:加賀繍
金沢の伝統工芸の一つ「加賀繍(かがぬい)」は、刺繍の伝統技術です。
図柄が立体的に浮かび上がっており、奥ゆかしさと華やかさが混在している作品の数々には、繊細な技法が光ります。
職人が手作りで、ひと針ひと針縫いつけていき、丹精込めた作品のレベルの高さに息をのむ思いでしょう。
縫い方の技法には「くだぬい」「まつりぬい」「くさりぬい」などがあり、糸を重ねて立体的に表現する「肉入れ繍」、絹色を少しずつ変えながら行い、グラデーションが構築される「ぼかし繍」という技法もあります。
この美しい加賀繍を、体験することができます。
1912年創業の加賀繍IMAIでは、美しい作品を拝見しながら、体験コースを実施していますので、ぜひ参加しましょう。
体験コースは1週間前までの予約制で、対象によって2~3時間かけて行われます。
1回について5・6人までなので、少人数のグループ旅行でも楽しめるでしょう。
また、本格的な体験プログラム「滞在型」を実施しており、こちらは3日間かけてより本格的な加賀繍造りが体験できます。
加賀繍IMAI
住所:石川県金沢市三口新町3丁目4-19
電話番号:076-231-7595
営業時間:10:00-17:00
定休日:無休
入場料や利用料:2500から
URL:https://www.imai1912.com/
おすすめの金沢伝統工芸体験⑧:加賀てまり
金沢の伝統工芸の一つに、日本に古くからあるおもちゃ「加賀手毬(てまり)」があります。
弾性の高い球体の上に、糸を使って美しい幾何学模様に巻いて作られた、手てまりの一つ一つは、単なるおもちゃではなく、芸術作品としても申し分ないと言えるでしょう。
明治以降になると、中に使うゴムが普及しさらに広まるようになりました。
近年になると、おもちゃから工芸品としての価値となり、加賀手てまりもお土産として、販売されるようになっています。
この加賀手まりについても、金沢で作り方を体験できる教室があります。
1個作り上げるのに5・6時間かかるので、全行程ではありませんが、オリジナルの手毬づくりが体験できるでしょう。
また、ゆびぬき教室も行っており、てまり同様美しい幾何学模様を、自分自身で体験できます。
加賀てまり毬屋
住所:石川県金沢市南町5-7
電話番号:076-231-7660
営業時間:9:30-18:00
定休日:火・水曜日
入場料や利用料:6500円
URL:https://kagatemari.com/
おすすめの金沢伝統工芸体験⑨:加賀八幡起上り
金沢には「加賀八幡起上り」と呼ばれる工芸があります。
見た目の形は、だるまに似ていますが、これは八幡こと応神天皇の産着姿になぞられています。
これは元々加賀にある八幡宮の前に住んでいた、ある翁が子どもたちの育成と多幸を祈るために、作り始めました。
作り方は、型に和紙を張って朱と胡粉(こぶん)と呼ばれる貝殻が原料のは白色顔料を使います。
最終的におめでたい松竹梅が描かれます。
お土産にも最適な「加賀八幡起上り」ですが、これを体験するところがあるので、ぜひ参加しましょう。
実際に体験できるのは、顔の部分と紋様の部分で、オリジナルの顔や紋様を描くことができます。
所要時間は30分程度なので、金沢旅行の際には旅の想い出として体験してみましょう。
中島めんや
住所:石川県金沢市尾張町2丁目2-18
電話番号:076-232-1818
営業時間:9:00-18:00
定休日:火曜日
入場料や利用料:756円
URL:http://www.nakashimamenya.jp/taiken.html
おすすめの金沢伝統工芸体験⑩:久谷焼
金沢に数多くある伝統工芸の中で、忘れてはいけないのは九谷焼でしょう。
金沢市を中心に、近隣の小松市や加賀市でも作られる九谷焼の歴史は、1655年ごろの古九谷にさかのぼります。
加賀藩の殖産政策として始められるのですが、50年ほど行われたころに一旦廃窯となりました。
それから100年後に、再び窯が開かれるようになります。
明治時代以降は輸出品として、海外でも頻繁に取引されるようになりました。
その過程で、西洋の技法も入るようになり、新九谷焼の登場となります。
現在では、複数の人間国宝などの著名な作家がいる九谷焼ですが、実は九谷焼の絵付けを体験できるところがあります。
野村右園堂では、電話で事前予約すれば、伝統的な九谷焼の絵付けが体験でき、所要時間は最大1時間なので、ぜひとも挑戦しましょう。
絵付けをした作品は、乾燥の後10日前後でご自宅に発送してくれます。
野村右園堂
住所:石川県金沢市兼六町2-3
電話番号:076-231-5234
営業時間:9:00-18:00
定休日:木曜日
入場料や利用料:1000円から
URL:http://uendo.jp/etuke.html
和菓子作りやお茶体験!金沢でおすすめの体験プログラム10選!
伝統工芸以外の金沢体験には、次のようなものがあります。
- 着物レンタル
- 茶の湯
- 老舗和菓子作り
- 箏弾き体験
- 茶屋文化体験
- 伝統芸能体験
- ぶどう狩り
- 香り体験
- 牧場体験
- 絵画教室
一つずつ見ていきましょう。
おすすめの金沢体験①:着物レンタル
和の文化が漂う古都「金沢」を散策する際に、せっかくなので、和装で散策すれば旅がより華やかになるでしょう。
金沢にはいくつもの和装のレンタルサービスを行っているところがあるので、気軽に浴衣などの着物を着て金沢の街歩きが楽しめます。
「金澤着楽々 ひがし茶屋街本店」もそんな着物レンタルを行っています。
場所は、加賀百万石の雰囲気漂うひがし茶屋街にあるので、着物に着替えたらすぐに、和の世界にタイプトリップ体験できるでしょう。
プランは当日返却と翌日返却プランがあり、気付や小物なども、セットでレンタルできますので安心です。
金澤着楽々 ひがし茶屋街本店
住所:石川県金沢市東山1丁目3−18
電話番号:076-252-4931
営業時間:9:00-18:00
定休日:水曜日
入場料や利用料:5000円から
URL:https://kanazawa-kirara.com/
おすすめの金沢体験②:茶の湯
外国人がなかなか理解できない「詫びさび」は、茶の湯の精神ですが、金沢でも茶の湯の歴史があります。
前田利家やその子利長が薫陶を受けた茶の湯は、千仙叟宗室が茶の湯奉行になったために、現在も金沢は茶の湯が盛んな地域です。
そんな茶の湯の世界を、観光客でも気軽に体験でできる所があるので、茶の湯の奥深い世界に挑戦しましょう。
和の時空町屋塾というカルチャーセンターでも、茶の湯体験を実施しています。
毎月第3日曜日に茶会が、毎週火曜日には、表千家の茶人による「お稽古」も実施されています。
抹茶とお菓子を頂きながら、詫びさびの心をぜひ体験してみてください。
和の時空町屋塾
住所:石川県金沢市東山1丁目34-6
電話番号:076-252-3176
営業時間:10:00-21:00
定休日:木曜日
入場料や利用料:2000円
URL:http://www.machiyajuku.com/workshop.php#n001
おすすめの金沢体験③:老舗和菓子作り
伝統的な和の文化が残る金沢では、老舗の和菓子作りも盛んです。
金沢では和菓子の消費量が日本一とされ、それだけ和菓子が金沢の生活に必須といえるでしょう。
お茶のお供として発展してきた和菓子は、伝統を残しながら年々進化を重ねていき、芸術作品の域に達しているものも増えてきました。
金沢のお土産で、伝統の和菓子を購入することはもはや絶対といっても言い過ぎではないといえます。
そんな和菓子を作っている老舗の中では、観光客向けに和菓子作りを体験できるところがいくつもあるので、参加しましょう。
加賀藩御用達で、日本三大銘菓「長生殿」を製造している「森八」でも落雁の和菓子作りが体験できます。
これは2日前までの予約で、最大20名まで参加できます。
1日2回開催で、所要時間は40分、体験料の他、抹茶やお土産用の小箱、さらに併設されている「金沢菓子木型美術館」入館料も含まれるので、大変お得な体験になるでしょう。
森八本店
住所:石川県金沢市大手町10-15
電話番号:076-262-6251
営業時間:9:00-18:30
定休日:無休
入場料や利用料:落雁つくり1296円
URL:https://www.morihachi.co.jp/honten_rakugan
おすすめの金沢体験④:箏弾き体験
日本の伝統楽器の一つ箏(琴)の音色は、正月のようなおめでたい雰囲気、日本を強く感じる雰囲気にはぴったりです。
金沢では、江戸時代加賀藩の女性のたしなみとして箏の演奏がありました。
そんな歴史を持つ、和の精神が息づく金沢の地で、箏を弾く体験ができる場所があるので、ぜひ参加してみましょう。
箏の演奏体験ができる場所は、金沢駅近くにある野田屋です。
ここは、琴を製造しているお店で、事前予約をし擦れば初心者向けの箏弾体験ができます。
箏弾体験は、1月から3月までの季節限定となっていますので、冬に金沢に旅行する際には申し込んでみましょう。
琴三絃 野田屋
住所:石川県金沢市本町1丁目8-9
電話番号:076-221-2870
営業時間:10:00-16:00
定休日:年末年始
入場料や利用料:500円
URL:なし
おすすめの金沢体験⑤:茶屋文化体験
金沢の観光は兼六園や金沢城、武家屋敷といった、侍の通りと、町屋の雰囲気が残る観光スポットがあります。
後者では、にし茶屋、主計茶屋、ひがし茶屋街が有名ですが、この中の東茶屋街では、昔ながらの茶屋遊びが体験できるスポットがあるので、参加してみましょう。
「おもてなしの心」をつくした、御茶屋文化を体験できるところは複数あります。
その中の一つ「雀」でも、本物の座敷踊りを観光客に公開しており、3日前までに予約すれば、御座敷体験として1時間ほどの所要時間で2曲披露されます。
外側の茶屋街の雰囲気と、内部の茶屋文化の両方味わえたら、金沢の良さが相乗効果で体現できるでしょう。
雀
住所:石川県金沢市東山1丁目15-7
電話番号:076-251-4863
営業時間:13:00-18:00
定休日:不定休
入場料や利用料:5000円
URL:なし
おすすめの金沢体験⑥:伝統芸能体験
歴史ある金沢の街は、戦国武将だった前田利家以来の歴史があります。
そんな利家のような戦国武将のコスプレが体験できるところが、金沢にあるのでぜひ体験してみましょう。
兼六園や金沢城にある、伝統芸能体験館「金澤侍館」では、そんな戦国武将の甲冑を身にまとり、刀を手にした姿が、プロの写真家の手で撮影してもらえます。
武将の甲冑の他にも、着物姿のコスプレ体験や、忍者のコスプレ体験が味わえます。
近年インバウンドで、多くの外国人が日本に来るようになりました。
そういった日本文化に触れたい多くの外国人旅行客にも、このコスプレ体験を紹介してみてください。
金澤侍館
住所:石川県金沢市兼六元町1-3
電話番号:076-208-3651
営業時間:10;00-17:00
定休日:火曜日
入場料や利用料:6000円から
URL:https://twitter.com/samurai_yakata
おすすめの金沢体験⑦:ぶどう狩り
金沢の中心部から少し離れた郊外では、フルーツの農園が数多くあります。
特にぶどう農園が多いので、ぶどうが採れる季節にぶどう狩り体験も楽しいでしょう。
金沢市街から北東、能登半島の付け根あたりにある「竹森賢司ぶどう園」も、ぶどう狩り体験のおすすめ農園です。
90ヘクタールの敷地内には、デラウェアを中心としたぶどうが、30種類ほど栽培されており、例年6月下旬から2か月間ほど、ぶどう狩り体験ができます。
期間中は10名未満なら予約不要で参加できるので、急に思い立ったらぶどう狩りを楽しみましょう。
ぶどうは食べ放題で、お土産販売もあります。
竹森賢司ぶどう園
住所:石川県かほく市中沼井2-3
電話番号:076-281-2481
営業時間:9:00-18:00
定休日:期間中無休
入場料や利用料:800円
URL:https://www.facebook.com/masanobudo/
おすすめの金沢体験⑧:香り体験
旅に出れば、普段の日常を非日常のひと時にしてくれますが、もっと気軽に非日常体験ができるのは、アロマの存在かもしれません。
そんな香りの体験を、実は旅先の金沢でできる場所があるので、ぜひ体験したいところです。
場所はカルチャーセンターの和の時空町屋塾で、ここで香り体験教室が行われています。
担当する「香道」の香司は、漢方専門店の調香専門員、心療内科心理職を経験があり、香りと心についての専門家なので安心でしょう。
体験内容は、様々な種類の香木をかぐところから始めます。
それから、カウンセリングでその人に会う香りを選んでいき、最終的にオリジナルで最も適した香りと出会えます。
和の時空町屋塾
住所:石川県金沢市東山1丁目34-6
電話番号:076-252-3176
営業時間:10:00-21:00
定休日:木曜日
入場料や利用料:6000円
URL:http://www.machiyajuku.com/workshop.php#n002
おすすめの金沢体験⑨:牧場体験
金沢の北には、大きな河北潟という湖があり、かつては汽水湖でした。
大幅な干拓事業により現在淡水湖になりましたが、その干拓した場所で牧場体験ができるスポットがあります。
河北潟ホリ牧場は、乳牛を80年以上前から金沢近郊で飼育しており、新鮮な牛乳を生産しています。
その敷地内にある夢ミルク館に行けば、金沢旅行で牧場体験ができるので、スケジュール候補に検討してみましょう。
こちらでぜひ体験したいのがソフトクリームです。
しぼりたての新鮮な牛乳を原料としたソフトクリームの味は、甘くてフレッシュなので、申し分ないうまさです。
ソフトクリームの他にも、ヨーグルトや焼き菓子もあるので、いろいろ挑戦してみましょう。
牧場の動物たちとも気軽にふれあい体験ができます。
ホリ牧場夢ミルク館
住所:石川県河北郡内灘町湖西243
電話番号:076-255-1369
営業時間:10:00-17:00
定休日:木曜日
入場料や利用料:無料
URL:https://yumemilk.co.jp/
おすすめの金沢体験⑩:絵画教室
金沢には歴史と裏腹にアートの香りがする町でもあります。
有名な21世紀美術館の他にも、小さなミュージアムが金沢の町中に点在しているので、歴史と同時にアートな気分にも浸れるでしょう。
そんな金沢で、アート体験ができる場所があります。
ひがしやま美術教室では、絵画教室を実施しています。
週三回開催しているので、旅の最中にアート体験するのも楽しいでしょう。
旅の途中でアート体験すれば、旅の想い出もより鮮明なものになります。
ひがしやま美術教室
住所: 石川県金沢市東山1丁目4-33
電話番号:080-4252-0698
営業時間:13:00-15:00
定休日:土曜・日曜・火曜のみ開催
入場料や利用料:月2回4000円
URL:https://www.facebook.com/pages/category/Art/%E3%81%B2%E3%81%8C%E3%81%97%E3%82%84%E3%81%BE%E7%BE%8E%E8%A1%93%E6%95%99%E5%AE%A4-110496902871753/
金沢の観光案内所で買える和菓子&体験クーポンがおすすめ!
金沢の色々な体験、そしてグルメをもっと観光客に知ってもらおうと、金沢駅構内にある観光案内所では、お得なクーポンを発行していますので、金沢駅に到着したら真っ先に入手しましょう。
体験クーポンは2種類あります。
一つ目が、お食事とバーのクーポン「金沢美味」で、金沢市の各地域にあるいろんなジャンルのレストランとバーで使えるようになっています。
2018年時点の参画店は75点にのぼり、金沢グルメをほぼ網羅しているといえるでしょう。
クーポンは注文時に渡すことと、要予約の店は自分自身で予約する必要がありますが、お店によっていろんな特典があるので。利用価値は絶大です。
もう一つのクーポンは「金沢巧味」という名前で、こちらは和菓子と手作り体験ができる内容になっています。
体験の内容は、金箔プレート体験、加賀八幡起き上がり手描き体験、和菓子手作り体験があり、複数の教室が参加しているので、好きな体験が選べるでしょう。
和菓子巡りの方は、5つの和菓子店が参加しており、どれを選べばよいか迷うものばかりで、いずれも加賀百万石の伝統の和菓子を堪能できます。
こちらのクーポンは、大人2000円で、子供が1750円となっており、体験コース1つ、もしくは和菓子店舗2店舗が選べるようになっています。
金沢で人気のおすすめ体験プログラム20選【和菓子/金箔/蒔絵/水引】のまとめ
加賀百万石の城下町金沢は、歴史的な見どころ、素晴らしい庭園や美術館などアートな見どころなど、観光で楽しいところは数多くあります。
しかし、金沢には伝統工芸を含めていろんな体験スポットがあります。
見るだけの観光だけではもったいないでしょう。
金沢に旅行する際には、スケジュールに何らかの体験を加えましょう。
そうすれば、金沢の旅行の楽しさが倍増すること間違いありません。