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2019/07/03

葛飾区で人気のおすすめ観光スポット10選【こち亀/柴又帝釈天】

映画「男はつらいよ」やまんが「こちら葛飾区亀有公園前派出所(こち亀)」と2つの人気作品の舞台になった葛飾区。
物語の舞台を訪れる「聖地巡礼」が流行となって注目度がアップし、この地を訪れる旅行者が着実に増えています。

聖地以外にも見どころの多い葛飾区で押さえておきたい10か所の観光スポットをご紹介します。
ぜひ実際に出かけて葛飾区の魅力を発見してください。
実際に行った方のコメントも合わせてご紹介しています。

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【観光スポットの前に】葛飾区ってどんなエリア?

全国的な知名度を誇るスポットが多く、都心の主要駅から乗り換えなしでアクセスできる葛飾区は東京観光のコースにぜひ加えていただきたいエリアです。

葛飾区は東京の東部に位置する、江戸川と荒川に囲まれたエリアで、埼玉県や千葉県にも接しています。
区内をJR線や京成線が通っていて交通の便がよいことからベッドタウンにもなっています。

近隣の区と同様に下町エリアであり、庶民的な雰囲気や物価の安さにひかれて移り住む人々も多くいます。
また葛飾区には神社仏閣や拘置所など歴史的な建物も点在しており、物語の舞台やロケ地としてたびたび登場しています。

区内は9つのエリアに分けられていますが、代表的なのは日本映画の名作「男はつらいよ」の舞台になった柴又エリアです。
そのほかにも40年以上にわたって連載された漫画「こち亀」の舞台となった亀有、庶民的な居酒屋が集まる立石もよく知られています。

戦前から下町エリアはものづくりが盛んなことで知られていますが、葛飾区は台東区と並んで玩具メーカーが多く、子供の頃に一度はメイドイン葛飾の玩具で遊んだという方も多いことでしょう。
自然が豊かで公園なども充実しており、のんびりと散策を楽しむことができます。

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葛飾区の観光スポット10選!こち亀の聖地や柴又帝釈天も!

では、葛飾区の観光スポットをみていきましょう。
葛飾区には、以下のスポットがあります。

  1. 帝釈天題経寺
  2. 堀切菖蒲園
  3. 葛飾柴又寅さん記念館
  4. 亀有公園
  5. 東京拘置所
  6. 葛飾区山本亭
  7. 柴又のおもちゃ博物館
  8. 亀有香取神社
  9. 矢切の渡し
  10. 金町浄水場

続いて、葛飾区の観光スポットをそれぞれ詳しくみていきます。

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帝釈天題経寺

帝釈天題経寺は映画「男はつらいよ」の聖地の一つであり、通称「柴又帝釈天」として親しまれています。
葛飾区の観光の中心ともいえる柴又エリアのランドマークで、1629年に開基されました。

帝釈天では60日ごとに行われる「庚申(こうしん)の日」という行事が有名です。
これは江戸時代に始まった「宵庚申」が元になっており、一時行方が分からなくなっていたご本尊が荒廃した寺の再建に取り組んでいたさなかの庚申の日に発見され、それを江戸の町に持ち込んで人々にご利益を授けたことが始まりで、以来縁起がよいとこの日に帝釈天に参拝することが流行したものです。

また、帝釈天と参道、矢切の渡しなど一帯のスポットは「葛飾柴又の文化的景観」として2018年3月に国の重要文化的景観に選定されています。
今年3月には選定1周年を記念したライトアップとプロジェクションマッピングのイベントが行われました。

帝釈天題経寺
住所:葛飾区柴又7-10-3
電話番号:03-3657-2886
営業時間:9時~18時
彫刻ギャラリー・邃溪園は15時30分まで(閉館16時)
料金:大人400円、小中学生200円、団体 300円
休日:なし
URL:公式サイト

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堀切菖蒲園

葛飾区の花に制定されている菖蒲を鑑賞できる歴史ある菖蒲園で、約7700平方メートルの園内には約200種約6000株の菖蒲が植えられています。
かつては「堀切園」という名前でしたが、戦後東京都が購入した際に堀切菖蒲園と改められました。

堀切での菖蒲の栽培は江戸時代から行われており、観光名所として設けられた菖蒲園は、戦前までは堀切園を始めいくつか存在していたといいます。
現代で言うテーマパークとして栄えてきたものの廃園して住宅地となり、戦後堀切菖蒲園のみが再興されました。

菖蒲が見頃を迎える6月には開園時間を延長し、「葛飾菖蒲まつり」が開かれます。
菖蒲だけでなく梅、藤、牡丹なども植えられており、また園内の花々を眺めながら喫茶や食事が楽しめる「静観亭」もあります。

堀切菖蒲園
住所:葛飾区堀切2-19-1
電話番号:03-3694-2474(葛飾区公園管理事務所)
営業時間: 9時~17時(但し6月1日~6月25日は8時~18時)
休日:12月29日~翌1月3日
URL:葛飾区ホームページ

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葛飾柴又寅さん記念館

帝釈天を訪れたなら、映画の世界を体験できるこちらは外せません。
エントランスでは記念館の看板を取り付けようとするものの、漢字が苦手なために悪戦苦闘している姿の寅さんを表現したユニークな銅像が迎えてくれます。

館内の目玉は撮影所の閉鎖に伴って移設し、完全再現された寅さんの実家のだんご屋「くるまや」のセットです。
そのほかにも寅さんが持ち歩いていた、全財産が入ったトランクを始めとする資料や昭和30年代の柴又の街並みを再現した展示、歴代マドンナの紹介コーナーなどがあります。

当館に隣接している山田洋次ミュージアムは休館中ですが、今年4月13日に行われる寅さん記念館のリニューアルイベント当日に再オープン予定となっています。
寅さん記念館の入場券で入館できるため、あわせて訪れたいスポットです。

葛飾柴又寅さん記念館の口コミ

50代/女性

一度行きたかった寅さん記念館。
懐かしい映像やとら屋の街並みジオラマが広がりとても楽しかったです。
とら屋店舗のスタジオセットをそのまま見ることができて、意外と小さくてびっくりしました。
質問コーナーなど熱中して楽しめます。
葛飾区の観光には外せないスポットです。

葛飾柴又寅さん記念館
住所:葛飾区柴又6-22-19
電話番号:03-3657-3455
営業時間:9時~17時(最終入場は16時30分)
料金:一般500円、児童・生徒300円、シルバー400円、団体400円
隣接の山田洋次ミュージアムにも入場可能
休日:第3火曜日(祝日の場合直後の平日)、12月第3水曜日、木曜日
URL:葛飾観光ポータルサイト

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亀有公園

「こち亀」の聖地の一つとしてあまりにも有名な亀有公園。
遊具が設置されたごく一般的な児童公園ですが、残念ながら公園の前には交番は設置されていません。

2010年に園内に主人公の両津勘吉(両さん)の銅像ができ、訪れる人を楽しませてくれています。
また、翌2011年に映画化された際には撮影用に交番のセットが作られたこともありました。

両さんの銅像はベンチに座った像とダブルピースをしている像の2体設置されており、どちらもSNS映え間違いなしです。

JR亀有駅からも徒歩5分と近いため気軽に立ち寄れるのも魅力です。
また、2014年にはリニューアルが完了し、防災活動拠点としても活用されています。

亀有公園
住所:葛飾区亀有5-36-1
電話番号:なし
営業時間:無休
休日:なし
URL:葛飾区観光協会

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東京拘置所

東京拘置所は明治時代に前身の施設が設置されて以来、23区内の未決拘禁者や死刑確定者を収容しています。
様々なサスペンスドラマなどのロケ地にもなっているため、テレビなどで見覚えがある方も多いことでしょう。

この地にかつてレンガ工場があったことから当初は刑務作業としてレンガ造りが行われていました。
2007年に建てられた現在の建物は中央庁舎を挟んで南北にV字に伸びる収容棟が圧巻ですが、当然ながら普段は内部を見学することは不可能となっています。

但し毎年10月頃には矯正展のため一般開放されており、矯正施設の業務の紹介や刑務作業品の展示即売があります。
普段は入ることのできない拘置所ですが、ここから程近い小菅駅のホームから建物を望むことができます。

東京拘置所
住所:葛飾区小菅1-35-1
電話番号:03-3690-6681
営業時間:なし
定休日:なし
URL:法務省ホームページ

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葛飾区山本亭

カメラ部品メーカー「山本工場」を創立した山本栄之助氏のかつての邸宅です。
関東大震災で被害の大きかった浅草からこの地に移住されたのち、昭和初期にかけて増改築を重ねて完成しました。

書院造りの邸宅は和洋折衷で、居室が和風でまとめられた中応接室は洋風になっていたり、武家屋敷を思わせる門がステンドグラスで飾られたりと大正モダンを感じられます。
また、海外でも評価が高い日本庭園は散策はできないものの居室からその美しさを眺めることができ、抹茶などをいただきながらの鑑賞は格別です。

居室は一般利用も可能で、茶道具の貸し出しも行われているため茶会などにも最適です。
訪れる際は山本亭と寅さん記念館の入場料が合わせて50円引きとなるセット券がお得です。

葛飾区山本亭
住所:葛飾区柴又7-19-32
電話番号:03-3657-8577
営業時間:9時~17時
料金:100円(但し中学生以下及び障害者手帳等をお持ちの方、介護者または同行者1名は無料)
休日:第3火曜日(祝日の場合は直後の平日)、12月第3水曜日、木曜日
URL:葛飾観光ポータルサイト

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柴又のおもちゃ博物館

大手メーカーはもちろん、下請け工場もそこここにある葛飾区はおもちゃの街でもあります。
このおもちゃ博物館は昭和レトロの商店街を再現した「柴又ハイカラ横丁」の2階にある、土日祝日だけ開館する博物館です。

当館は柴又駅や帝釈天にも近く、訪れる人々に葛飾のおもちゃのことをもっと知ってもらおうと設置されたものです。
名誉館長でもある漫画家の黒沢哲哉氏の漫画やおもちゃの膨大なコレクションが展示されており、大人も子供も楽しめる空間になっています。

入場券は1階のハイカラ横丁のレジで購入できます。
ハイカラ横丁では昔ながらの駄菓子を扱っているほか、ピンボールマシンや休憩所もあり、柴又散策の間にここで休憩することも可能です。

柴又のおもちゃ博物館
住所:葛飾区柴又7-3-12
電話番号:03-3673-9627
営業時間:11時~18時
入場料:1歳以上一律200円
休日:月曜日~金曜日(祝日の場合は開館)
URL:公式サイト

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亀有香取神社

亀有香取神社も「こち亀」の聖地として読者にはすっかりおなじみです。
境内にマップ看板や両さんの銅像があるほどで、「こち亀神社」の異名もあります。

この地が香取大神宮の神領地であったことが縁で1276年に創建されました。
また、狛犬ならぬ狛亀が設置された鳥居があるなどまんがを読んだことがない方でも楽しむことができます。

例大祭は毎年9月中旬に行われていて、神輿が一斉に境内に駆け込むなどダイナミックです。
また、足腰健康の御神徳があることから、健脚や美脚といったユニークなお守りが扱われています。

こち亀はもちろん同じく葛飾区が舞台の漫画「キャプテン翼」の絵馬があり、ファンの方なら旅の記念にぜひ参拝していただきたい神社です。

亀有香取神社
住所:葛飾区亀有3-42-24
電話番号:03-3601-1418
営業時間:24時間参拝可能(社務所受付は8時30分~18時30分)
休日:なし
URL:公式サイト

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矢切の渡し

矢切の渡しも歌謡曲や小説に登場している有名なスポットです。
柴又と江戸川を挟んで隣接している松戸市の矢切エリアを結ぶ渡船で、江戸時代の農民渡船としてスタートしました。

現在も定期運航が続けられており、所要時間約5分と短いながら人々に長く親しまれています。
特に千葉方面から柴又を訪れる人々にとっては欠かせない交通手段で、原則土日祝日のみの運航となる冬季は、それに加えて帝釈天の縁日が開かれる庚申の日にも運航されることからもそのことがうかがえます。

かつては柴又側と松戸側の双方が船を出していましたが、現在は松戸側のみとなっており、運行会社も松戸に所在しています。

矢切の渡し
住所:葛飾区柴又7-18先
電話番号:047-363-9357(矢切渡船)
営業時間:夏季 毎日運行10時~16時頃
冬季 土日祝日および庚申の日のみ運行・10時~16時頃
料金:片道大人200円、子供100円
休日:不定休・荒天時は運休の場合があるため事前に運行会社に問い合わせを
URL:葛飾区観光協会

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金町浄水場

江戸川水系から東京東部エリアへの給水を担っているのが金町浄水場です。
江戸川に建つレンガ造りの取水塔は葛飾区が舞台の作品にも登場する街のシンボルの一つで、その独特の形状から親しみを込めて「とんがり帽子」と呼ばれ、都の水道局の「東京水道名所」にも選ばれています。

現在はペットボトルに詰められて販売されているほどおいしい東京の水道水ですが、かつては残念ながらまずいというのが定説になっていました。
しかし、処理方法が研究され、高度浄水処理が可能になったことから水質が改善し、現在は飲用や調理用として安心して利用できるようになっています。

東京滞在中の水分補給に、一度はおいしい水道水を味わってみてください。

金町浄水場
住所:葛飾区金町浄水場1-1
電話番号:03-5660-1161
営業時間:8時30分~17時15分
定休日:土日祝日、12月29日~翌1月3日
URL:東京都水道局ホームページ

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葛飾区&周辺散策に便利!「下町日和きっぷ」でお得に観光を楽しもう!

葛飾区をはじめ下町エリアを巡るなら京成線の利用がおすすめです。
都内の京成線エリアが1日乗り放題で、区間内にある施設や店舗で優待が受けられる「下町日和きっぷ」が京成線の各駅で発売されています。

葛飾区内を始め、上野や押上など人気スポットが集まるエリアを網羅しており、葛飾区では帝釈天と参道の店舗及び寅さん記念館などで様々な特典が受けられます。
京成線が直通している浅草や錦糸町まで足を延ばすのにも便利です。

下町日和きっぷは都内の各駅または千葉県内の各駅発とがあり、発行額は利用区間によって異なります。
都内エリアの1日乗り放題の切符の発行額は中学生以上500円、小学生は250円となっています。

下町日和きっぷの詳細については公式サイトをチェックしてみてください。

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“葛飾区で人気のおすすめ観光スポット10選【こち亀/柴又帝釈天】”まとめ

下町観光といえば上野、浅草など古くからの繁華街で代表的エリアでもある台東区やスカイツリーがある墨田区に目を向けがちですが、葛飾区にも訪れるべき観光スポットや名物が多く揃っています。
昔ながらの日本の雰囲気を残す葛飾区が数々の名作の舞台になっているのもうなずけます。

葛飾区には何があるのか分からなかったけれど、何気なく見ていたものが実は葛飾区の名物だったことに気付いたという方も多いでしょう。
次回の東京観光にはぜひ葛飾区巡りをコースに加えてください。

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