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2019/03/18

京都で座禅体験ができるお寺11選!平日でもできる?おすすめの服装

京都で座禅体験をしてみませんか?
宿泊してお寺体験をするものから、1~2時間で終了するプログラムもあるので、短期間の小旅行のスケジュールにも組み込みやすくなっています。

日常から離れ静かに自分と向き合う時間を持つ座禅体験は、一味違う旅になるはず。
京都で座禅体験ができるお寺を厳選してご紹介しましょう。

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【京都に行く前に】座禅ってどんなことをするの?

座禅とは?

膳とは人の心を指し、自分と向き合い、自分を見つめなおすために行います。
座禅とは、姿勢を正して座り、精神統一を行う仏教の修行法です。

座禅の効果は、静かな環境で姿勢や呼吸に集中すると、余計なことを考えず雑念が取り除かれて心が落ち着くということ。
そして、呼吸に意識を向けることにより、集中力が高められることです。
始めは難しくても徐々にできるようになるようです。

座禅の流れは?

座禅により悟りを開こうとする「臨済宗」、座禅を組む姿勢そのものを目的とする「曹洞宗」というように、座禅を行う禅宗には2つの宗派があります。
宗派を問わず参加することが出来ますが、例えば座禅を組むことで自分の考えをまとめようとするときは「臨済宗」を、頭を空っぽにしてリラックスしたいという時は「曹洞宗」のお寺を選ぶというように、目的に合わせて選んでみてもよいでしょう。

お寺によって多少の違いはありますが、まず最初に座禅のやり方について説明があります。
座禅をするときの心構えや、座禅の組み方、姿勢、呼吸法などを詳しく教えてもらえますので、初心者の方は特によく聞いておきましょう。

座禅体験は一般的に休憩を挟んで15〜20分程度を2回行います。
姿勢を正した態勢をキープし続けるのは大変かもわかりません。
座禅に集中できないと感じた時は、気合を入れなおす意味で警策を受けましょう。

警策というのは、集中が途切れて座禅の姿勢が崩れたときに、棒で肩を叩かれることを言います。
座禅体験では、集中しなおしたいときに自分から警策を申し出ることになっているお寺がほとんどのようなのでご心配なく。

座禅の時間が終了すると、仏教の教えに基づいた話を僧侶が分かりやすく話す法話を聞きます。
内容は特に決まったものではなく、世相に触れたことや、僧侶の体験談など多岐にわたります。

座禅をする時のおすすめの服装は?

座禅は1時間近く足を組んだまま座り続けるため、ぴったりしたものではなく、ゆったりめのパンツがおすすめです。
また座禅は裸足で行うので、靴下などすぐに対応できる服装が望ましいです。

<下に続く>

京都の座禅は平日や泊まりでもできる?

平日

座禅体験は土日に行われることが多いようです。
しかし、平日でも座禅体験を行っているお寺も数か所ありますので、ぜひ参加してみましょう。

泊まり

宿坊をご存知でしょうか。
宿坊はもともと僧侶だけが宿泊する場所や、参拝者の拠り所としての施設として使われていました。
現在では観光客の宿泊も可能になり、様々な文化体験ができるため、人気があります。

宿坊は大きく分けて3種類。
お寺そのものに宿泊するタイプ、敷地内にある別の建物に宿泊するタイプ、お寺や神社が運営している施設に泊まるタイプです。

宿坊の魅力は歴史的な建造物に宿泊し、座禅や写経、精進料理を体験したりなど、ここでしかできない体験を通して、いつもとは違う時間を過ごしてみましょう。

<下に続く>

初心者でも安心!京都で座禅体験ができるお寺11選!

では、京都で座禅体験ができるお寺をみていきましょう。
京都には、以下の座禅体験ができるお寺があります。

  1. 東福寺 毘沙門堂勝林寺
  2. 建仁寺 両足院
  3. 天龍寺
  4. 建仁寺
  5. 南禅寺
  6. 圓光寺
  7. 妙心寺
  8. 相国寺
  9. 源光庵
  10. 大徳寺 大仙院
  11. 東山慈照寺(銀閣寺)

続いて、それぞれの座禅体験ができるお寺について詳しくみていきます。

東福寺 毘沙門堂勝林寺

紅葉で有名な東福寺の塔頭(たっちゅう)である毘沙門堂・勝林寺は、臨済宗東福寺派のお寺です。

勝林寺の座禅体験は、初心者でも安心して参加できます。
それは体験前にレクチャーを受けることと、15分と15分の座禅の間に5分の休憩を挟むので、「長時間座っていられるか不安」という方も安心して参加できます。

そして警策も希望者のみ行われるため、心配いりません。

勝林寺では、ほぼ毎日座禅体験が行われているため、平日でも座禅体験をすることができるのも大きなメリットです。

座禅の後、参加者でお茶を頂きながら法話を楽しみます。
志納料(体験料)は1000円、所要時間は60分です。

東福寺 毘沙門堂勝林寺
住所:京都府京都市東山区本町15-795
電話番号:075-561-4311
営業時間:受付9:00〜17:00
定休日:無休
入場料や利用料:800円(寺宝の説明付)・小中高生500円
※一般拝観は8名様以上で受付、新春や秋の特別拝観あり
ただし東福寺は個人での拝観可能です
URL:東福寺 毘沙門堂勝林寺

建仁寺 両足院

京都最古の禅寺・建仁寺は、方丈や風神雷神図屏風(複製)をはじめ、多数の見所がある、京都の観光地の1つです。
その建仁寺の塔頭にあたる両足院で座禅会が行われます。

両足院は庭園が美しいことで知られ、普段は一般非公開。
6月から7月に特別公開されますが、座禅会参加者は公開期間以外でも美しい庭を眺めることができるので、特別感が味わえます。

両足院では分かりやすく座禅の組み方などを教えていただけるので、初心者でも安心して参加できます。
座禅と法話の基本的なコースや、朝粥も体験できるコース、そして座禅とヨガ体験ができるコースなど、いくつかのコースが用意されています。

開催日は不定期なので、ホームページのカレンダーを確認して申し込みをしましょう。
志納漁料は1000円、所要時間は60分です。

建仁寺 両足院
住所:京都府京都市東山区大和大路通四条下る4丁目小松町591
電話番号:075-561-3216
営業時間:受付10:00~16:00
定休日:不定期
特別拝観を初夏と冬に期間限定で開催
入場料や利用料:
URL:建仁寺 両足院

天龍寺

天龍寺は臨済宗天龍寺派の寺院で、庭園が美しいことでも有名です。
観光地・嵐山にあり世界遺産ということで絶えず多くの観光客が訪れる人気スポットになっています。

天龍寺では、第2日曜日の9時から10時まで、友雲庵にて天龍寺座禅会が行われます。
一般の個人参加者は予約が必要なく、初心者でも参加でき、費用は無料です。

座禅会は早朝から始まることが多いようですが、天龍寺では9時から開始なので、観光に訪れたときでも参加しやすいですね。

美しい庭に向っての座禅ができる貴重な体験です。
志納料は無料で、所要時間は合計で60分です。

天龍寺
住所:京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町68
電話番号:075-881-1235
営業時間:8:30~17:30
定休日:無休
入場料や利用料:庭園500円、諸堂は庭園参拝料に300円追加
URL:天龍寺

建仁寺

京都最古の禅寺として知られる臨済宗建仁寺派大本山建仁寺
俵屋宗達の「風神雷神図屏風」や108畳にも及ぶ壮大な水墨画「双龍図」など、多数の見どころがあります。

千光会という座禅と法話の会を毎月第2日曜日の8時から行われています。
座禅は20分を2回に分けて行います。

日時は限定されていますが、予約は必要なく、参加費も無料なのは驚きです。
座禅体験の後、お経を唱和し、法話と続き、終了するのは10時頃です。

建仁寺
住所:京都府京都市東山区大和大路通四条下る小松町
電話番号:075-561-6363
営業時間:10:00~16:30(3月~10月)、10:00~16:00(11月~2月)
定休日:無休
入場料や利用料:500円
URL:建仁寺

南禅寺

臨済宗南禅寺派大本山南禅寺は、三門や万丈、そして桜や紅葉の名所として有名です。
また、南禅寺は国内で最高の格式を持つ禅寺としても知られています。

南禅寺では、志納料無料の暁天坐禅という座禅会が、毎月第2・第4日曜日に開催されています。
6時に始まり、座禅のあと10分の法話と続き、7時に終了する60分の座禅会になります。(予約必要)

京都市内を一望できる高台にあるので、早朝の清々しい気持ちで座禅に取り組むことができそうですね。

座禅会は8月は休会、12月の第4日曜日、1月の第2日曜日は休会。
11月から3月は6時30分開始になります。

南禅寺
住所:京都府京都市京都市左京区南禅寺福地町
電話番号:075-771-0365
営業時間:8:40~16:30(12月~2月)、8:40~17:00(3月~11月)
定休日:無休
入場料や利用料:庭園500円、三門500円、南禅院300円
URL:南禅寺

圓光寺

紅葉の名所としても知られる圓光寺は、臨済宗南禅寺派の寺院です。

圓光寺は、尼寺として長い歴史を持っています。
日本で唯一の尼僧の道場として近年まで修行をしていた「禅堂」で、毎週日曜に座禅会が開かれています。

座禅会は早朝6時に始まり(12〜2月は7時から)、20分の座禅を2回行います。
そして座禅後には、掃除を行い、朝粥を頂き、最後に法話を聞いて終了となり、合計120分の体験です。

初心者は座禅会が始まる15分前に行くと、座禅の組み方や呼吸法を丁寧に教えてもらえます。

志納料は初回1000円で、前日までに参加予約が必要です。
公式ホームページには座禅体験の様子が動画で紹介されていますので、事前にチェックしておくとイメージがしやすいでしょう。

早朝になりますが、爽やかな空気を感じながらの座禅は心身が洗われるようで、清々しい気持ちで観光に出かけられます。

圓光寺
住所:京都府京都市左京区一乗寺小谷町十三番地
電話番号:075-781-8025
営業時間:9:00~17:00
定休日:無休
入場料や利用料:500円
URL:圓光寺

妙心寺

臨済宗妙心寺派大本山妙心寺は、塔頭が60近くもある日本最大の禅寺で、すべてを見て回るのは大変なほど大きなお寺です。

妙心寺では、一般向けの大衆禅堂と言われる座禅会を、毎週土曜18時から日曜の9時にかけて行っています。
1日目は茶礼・座禅・講和・座禅・就寝、2日目は早朝5時30分からの座禅、朝食、掃除、茶礼というように、数回にわたって座禅が行われます。

妙心寺派研修センターで、日本一厳しいと言われる座禅の作法を学び、本格的に禅に触れることができるので、心静かに集中したい方に特におすすめです。

志納料は初回2000円(2回目以降は1000円)です。(1泊朝食付)
8月・12月は休会、1月は休会がある場合があるので問い合わせを行ってください。

妙心寺
住所:京都府京都市右京区花園妙心寺町1
電話番号:075-466-5381
営業時間:9:00~16:00((11月~2月)、9:00~17:00(3月~10月)20分間隔で案内
定休日:無休
入場料や利用料:500円(4月より700円)
URL:妙心寺

相国寺

臨済宗相国寺派大本山、法堂の天井画「鳴き龍」でも有名な相国寺
京都屈指の観光スポットで知られる金閣寺や銀閣寺は、相国寺の塔頭寺院です。

相国寺では、毎月第2・第4日曜日に維摩会という座禅会を開催しています。
9時開始で、90分間の座禅と30分の法話の合計120分の座禅会です。

初めて参加する人は、事前に別室で指導を受けた後、25分の座禅を2回、休憩を挟んで行います。
志納料は100円以上、120分たっぷりお寺で過ごすことができます。

相国寺
住所:京都府京都市上京区今出川通烏丸東入
電話番号:075-231-0301
営業時間:10:00~16:00
定休日:
入場料や利用料:800円
URL:相国寺

源光庵

源光庵は、京都市北区の鷹峯(たかがみね)にある曹洞宗の寺院です。
本堂前に広がる庭園は、四角い迷いの窓と、丸い悟りの窓から鑑賞することができます。

それぞれに教えがあり、四角い「迷いの窓」は「人間の生涯」、丸い「偽りの窓」は、「大宇宙」を表しています。
どちらの窓からも四季折々の美しい風景を見ることができます。

源光庵では毎月第1日曜日 に、源光庵坐禅会という座禅会が行われています。
7時から約30分の座禅を2回、休憩を挟んで行い、その後法話または作務を行う、合計120分の座禅会です。
ただし1月、8月、11月、12月は休会ですのでご注意を。

源光庵ならではの静寂さを味わってみてはいかがでしょうか。

源光庵
住所:京都府京都市北区鷹峯北鷹峯町47
電話番号:075-492-1858
営業時間:9:00~17:00
定休日:無休
入場料や利用料:400円
URL:

大徳寺 大仙院

臨済宗大徳寺派の大本山大徳寺
の塔頭の1つ大仙院は、国宝や重要文化財、特別名勝史跡の庭園、豊臣秀吉と千利休ゆかりの茶室など見応えがあります。

大仙院では2つの座禅会を行っています。毎月24日の定例座禅会と、毎週土曜・日曜の夕方に行う週末座禅会です。
3月から11月は17時から18時、12月から2月は16時30分から17時30分の60分で、志納料は1000円です。

気候が暖かくなると、南側の庭に面した縁側で座禅が行われ、30分の座禅を2回行った後には、お抹茶とお菓子を頂きながら、和尚さんのお話を聞く楽しみがあります。

大徳院の境内はとても広く、大仙院のほかにも、20か所ほどの塔頭が存在します。
そして大仙院のような座禅体験ができる場所が数か所あります。
その中でも平日に座禅体験ができる場所もあるので、ぜひ確認してみてください。

大徳寺 大仙院
住所:京都府京都市北区紫野大徳寺町53
電話番号:075-491-8346
営業時間:9:00~17:00
定休日:無休
入場料や利用料:400円
URL:

東山慈照寺(銀閣寺)

観光名所として知られる銀閣寺は、正式名称を東山慈照寺といい、臨済宗相国寺派 相国寺の塔頭寺院の一つになります。

東山慈照寺では、坐禅会講話と坐禅という2つの座禅会が開催されています。
「坐禅会」は毎月第3月曜日、夏期(3~11月)は18時30分から、冬期(1~2月)は18時からで、8月と12月は休会になっています。

また「講話と坐禅」は第1日曜日、佐々木奘堂天正寺住職から神やブッダの講話を聴き、その後座禅を行います。
開催日は月ごとに決まっているので、ホームページをチェックして申し込みをしてください。

「座禅会」と「講話と坐禅の会」の申込方法が異なりますので注意してください。

世界遺産・銀閣寺で行う座禅は身が引き締まる気がします。

東山慈照寺(銀閣寺)
住所:京都府京都市左京区銀閣寺町2
電話番号:075-771-5725
営業時間:夏期(3月~11月)8:30~17:00、冬期(12月~2月)9:00~16:30
定休日:無休
入場料や利用料:500円
URL:銀閣寺

<下に続く>

座禅を体験してリフレッシュしよう!

普通の京都観光だけではなく、座禅体験をプラスすると、今までの旅とはまったく違うものになります。
静かに自分と向き合うことで、新しい発見があるかも知れません。
座禅体験は初心者でも安心して参加できますので、ぜひ参考にしてください。

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国内・海外旅行のおすすめ情報メディア「どこいく」の編集部です!
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