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2019/03/20

温泉街が楽しい温泉地ランキングベスト20選【おすすめ/カップル/関東/関西】

温泉街といっても外湯やグルメ、お店が充実している場所や、数件の宿泊施設のみであったり場所によって様々です。
ですが、その温泉街が楽しい場合も結構あります。

温泉街散策が大好きな人も、きっといるはずです。
そこで今回は、そのような温泉街が楽しい温泉地を、ランキング形式で20選紹介します!

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温泉街が楽しい温泉地ランキングベスト20選【おすすめ/カップル/関東/関西】

草津温泉

一重に温泉地と言っても様々な目的があり、様々な楽しみ方があります。

人によっては温泉街に点在する外湯めぐり温泉グルメ周辺観光プレイスポットショッピングイベント目的などで温泉街を選んだり楽しむ人も多いでしょう。

得てしてそのような温泉地は浴衣街ブラが似合うスポットだったりします。
そのような散策が楽しくて、また行きたくなるおすすめの温泉地ですが、以下のようなランキングになりました。

では「温泉街が楽しい温泉地ランキングベスト20選」発表します!

温泉街が楽しい温泉地ランキング第1位:【兵庫県豊岡市】城崎温泉

今回のテーマでもある、温泉街が楽しい温泉地ランキング1位の「城崎温泉」

温泉街について語る前に伝えたいことがあります。
その城崎温泉には、その温泉街そのものが「ひとつの宿」というおもてなし文化があります。

つまり城崎温泉街にある以下の施設が「ひとつの宿のそれぞれの役割」を担い、旅人をもてなしながら共に繁栄していく相互扶助 ともいえる精神が今も残っているのです。

  1. 「玄関」… JR城崎温泉駅
  2. 「廊下」… 街中を張り巡っている道
  3. 「売店」… お土産店
  4. 「客室」… 旅館などの宿
  5. 「お風呂」…「外湯めぐり」

「ひとつの宿」で寛いでもらうから「浴衣」が正装という解釈、現に「浴衣で歩ける温泉街」も城崎温泉街の名物風景のひとつと評価されています。

そして、結局のところ城崎温泉の最大の名物は「七つの外湯めぐり」と呼ばれる「外湯めぐり」。
城崎温泉には「一の湯」「さとの湯」「御所の湯」「まんだら湯」「地蔵湯」「鴻の湯」「柳湯」など、それぞれに異なった効能がある7つの外湯があります。

この「外湯めぐり」が「城崎温泉地は温泉街が楽しい温泉」と言わしめ、ランキングトップに選んだ理由にひとつにもなっているのです。

もちろん「外湯めぐり」だけではない様々なコンテンツがある「城崎温泉街周辺」。
訪れた際は、浴衣に着替え「城崎温泉」という宿で寛いでみませんか。

城崎温泉
観光協会所在地:〒669-6101 兵庫県豊岡市城崎町湯島357-1
電話番号:0796-32-3663
宿泊施設の数:約100
外湯の有無:あり※「七つの外湯めぐりチケット」で周遊可能
主な温泉食べ歩きグルメ:「カニ棒」などの練り物、但馬牛まん、コロッケ、温泉卵
周辺の主な観光スポット:玄武洞公園、城崎ロープウェイ、温泉寺など
主なイベント:「温泉祭」、「だんじり祭り」、「カニ祭り」
URL公式サイト

温泉街が楽しい温泉地ランキング第2位:【群馬県吾妻郡】草津温泉

続いて、温泉街が楽しい温泉地ランキング2位の「草津温泉」
日本三大古泉、または日本三大温泉にも連なる関東地方の名湯であり、日本十大温泉または全国温泉宿ランキングにランキング常連の温泉地のひとつです。

草津温泉のアイコンでもある「湯畑」は、温泉街の中心にに構えています。
その湯畑から絶えず舞い上がる湯煙が圧巻、毎分4000ℓの温泉を湧出、ただただ 見る人を圧倒させます。

草津温泉の独自独特の入浴方法が「時間湯」
草津節に合わせながら大きな板で湯もみで湯を冷却後、湯長の威令で一斉に3分間だけ入浴するという独特な方法です。

その名高い湯もみは、外湯「熱乃湯」で行われており、温泉街散策ついでに見学もできます。

「熱乃湯」で見学は元より、「足湯」「瓦の歩道」「温泉まんじゅう」「湯煙」… 雰囲気満載の温泉街風景は体の芯まで旅情に浸らせてくれます。
つい温泉街散策してしまう人も多いでしょう。

草津温泉
所在地:〒377-1711 群馬県吾妻郡草津町草津
電話番号:0279-88-0800
宿泊施設の数:約170
外湯の有無:あり(共同浴場がありますが「めぐり湯はしてはいけない」)
ただ「内湯めぐり」があり「通行手形」で周遊可能
主な温泉食べ歩きグルメ:各種温泉まんじゅう、串ぬれおかき、温泉卵、焼き鳥
周辺の観光スポット:湯釜、湯畑、草津熱帯園、片岡鶴太郎美術館
主なイベント:「花火大会」、「湯畑キャンドル」、「草津温泉熱湯マラソン」
URL:公式サイト

温泉街が楽しい温泉地ランキング第3位:【愛媛県松山市】道後温泉

そして、温泉街が楽しい温泉地ランキング3位の「道後温泉」

明治27年改築されたことで「大屋根入母屋造り木造3階建て」の悠然とした姿で、温泉街の真ん中に据えている「道後温泉本館」

日本の三大連立式平山城のひとつ「松山城」の北東に位置する道後温泉は、夏目漱石や正岡子規を筆頭とする「明治文学と縁がある土地」でもあります。

彼ら作家に因んだ句碑が街の様々な場所に点在しています。
夏目漱石の「坊っちゃん」の舞台でもある点については有名すぎて道後のスタンダードと化しています。

「坊っちゃん列車」に乗車して道後温泉を訪問し「道後温泉本館」の温泉に浸かり、湯上りに「坊っちゃん団子」を頬張ってみる。
夏目漱石が作品の舞台に用いたこの道後の一風景が、当時と同じような雰囲気を纏いながら歓迎してくれるでしょう。

道後温泉
道後温泉本館所在地:〒790-0842 愛媛県松山市道後湯之町5番6号
電話番号:089-921-5141
宿泊施設の数:約32(旅館加盟組合登録数)
外湯の有無:あり(3か所)
温泉食べ歩きグルメ:地ビール、坊ちゃん団子、じゃこ天、「みつわのコロッケ」
周辺の主な観光地:松山城、道後温泉本館、石手寺、坂の上の雲ミュージアム
主なイベント:「道後温泉まつり」、「砥部焼まつり」、「松山港まつり」
URL:観光協会公式サイト

温泉街が楽しい温泉地ランキング第4位:【熊本県阿蘇郡】黒川温泉

さらには、温泉街が楽しい温泉地ランキング4位の「黒川温泉」

縦横無尽に張り巡っている街道は廊下、宿泊施設は客室温泉街全体がひとつの宿のよう。

田の原川の渓谷の両側に、約20もの中小規模和風旅館が建ち並んでおり、川の流れに沿った温泉街は、東西に延伸しつつあります。
渓谷に貼り付くようにある温泉街なので収容人数は少なめです。

旅館組合が先頭に立ち、歓楽的な要素や派手な看板を一切禁止した上で、同じトーンの黒川温泉の街並みを構築する計画を遂行しているため、非常に落ち着いた雰囲気を纏っています。

多くの宿泊施設に露天風呂が完備されており、旅行者は「入湯手形」を手に入れることで、その露天風呂を3カ所まで選び楽しむ事ができます。

杉の木を用いた「入湯手形」は、温泉街の中心に立地する旅館組合の事務所兼案内所で手に入ります。

黒川温泉
所在地:〒869-2402 熊本県阿蘇郡南小国町満願寺6549-3
電話番号:0967-44-0076
宿泊施設の数:約20
外湯の有無:あり(共同浴場2か所)・他に内湯めぐりもある
温泉食べ歩きグルメ:「湯上りソフト」「馬コロッケ」「どらどら(どら焼き)」
周辺の主な観光地:高千穂峡、鍋ヶ滝、九重夢大吊橋
主なイベント:ウォーキングイベント、「露天風呂の日」、「川端夜市」
URL:観光旅館協同組合公式サイト

温泉街が楽しい温泉地ランキング第5位:【兵庫県神戸市】有馬温泉

気になる温泉街が楽しい温泉地ランキング5位の「有馬温泉」
美しい桜も心行くままに観賞できる、ある意味「関西の奥座敷」

大阪から車移動で約60分、神戸中心街からなんと約30分の場所に立地する、日本最古の名湯のひとつと称される「有馬温泉」。
六甲の豊かな自然に囲まれ包まれた温泉街は、狭く細い坂道が入り乱れ風情たっぷり。

「日本書紀」にも記述が残る古湯でもあり、温泉寺を建立した僧行基が有馬温泉の基礎を構築、12宿坊を開拓した僧仁西が再興したといわれています。

さらに有馬を好み、ねねを連れて訪問の回数を重ねた豊臣秀吉が大改修工事を敢行、有馬温泉千軒の時代へと進み、現在に至ります。

あの阪神淡路大震災後に、秀吉が構築させた湯殿の一部が出土しました。
洪水や大火、震災と何回も何度も有事を乗り越えた有馬温泉の姿を見守った、有馬独特の茶褐色の「金泉」無色透明の「銀泉」は、あの頃も今も変わりません。

太古の昔からの温泉に、興亡の歴史を重ね想いを巡らせてはいかがでしょう。

有馬温泉
所在地:〒651-1401 兵庫県神戸市北区有馬町
電話番号:078-904-0708
宿泊施設の数:約28
外湯の有無:あり
温泉食べ歩きグルメ:「炭酸せんべい」、温泉まんじゅう、「山椒パン」、コロッケ
周辺の主な観光地:愛宕山公園、温泉禅寺、有馬の工房
主なイベント:「ひょうたんまつり」、「有馬大茶会」、「瑞宝寺公園もみじ茶会」
URL観光協会公式サイト

温泉街が楽しい温泉地ランキング第6位:【長崎県雲仙市】雲仙温泉

語りたくなる温泉街が楽しい温泉地ランキング6位の「雲仙温泉」

雲仙の大地から生じる乳白色をした硫黄泉約30もの様々な地獄から絶え間なく吹き上がる噴煙と硫黄の蒸せる匂い。
溢れ出る強酸性のお湯に、キリシタン殉教のステージにもなった悲劇の歴史が横たわる「雲仙地獄」。

その湯煙の向こう側、雲仙岳を筆頭に1,000m級の山脈に囲われながらも、標高700mの大地に湧き出る温泉が「雲仙温泉」です。

日本初の国立公園の指定を受けた温泉保養地は、実は約350年の歴史を語る古湯なのです。
温泉神社を中心として、様々な趣向を凝らした温泉宿地元密着型の共同浴場によって温泉街が構築されています。

乳白色の温泉と、硫黄の蒸せる匂いは正に温泉情緒全開。
その湯上がりには、名物の温泉たまごや島原の乱にて天草四郎が考案したという逸話がある郷土料理「具雑煮」も欠かせません。

長崎県でも有数の自然あふれる高原で、自慢の古湯と雲仙の豊富な味覚が旅人の夜を優しい温かさで包み込みます。

雲仙温泉
所在地:〒854-0621 長崎県雲仙市小浜町
電話番号:0957-73-3434
宿泊施設の数:約17
外湯の有無:あり(6か所)
温泉食べ歩きグルメ:湯せんべい、「雲仙ばくだん(パン)」、「具雑煮」
周辺の主な観光地:雲仙ビードロ美術館、白雲の池、雲仙地獄
主なイベント:「雲仙仁田峠プレミアムナイト」「雲仙灯りの花ぼうろ」
URL観光協会公式サイト

温泉街が楽しい温泉地ランキング第7位:【山形県最上郡】肘折温泉郷

待ってました!温泉街が楽しい温泉地ランキング7位の「肘折温泉郷」

湯治の様々な効果が期待できる薬効成分が多く含まれている「肘折温泉」。
出羽三山のひとつとでもある「月山の麓」から流れ出す銅山川沿いに、共同浴場や温泉宿などが建ち並びます。

温泉街全域には、湯治場として遥か遠い昔に栄えた当時の様子を垣間見るような、ひなびた空気が漂う、風情ある景観も魅 力的です。

代々様々な人々が好んだ肘折温泉に所縁の名所旧跡も点在、その名所を散策するのも旅の醍醐味です。
例えば肘折温泉を見つけ出した老僧が居住したとの言い伝えがある「縁結び地蔵倉」や、斎藤茂 吉の歌碑、源泉が噴出し続けるドームが印象的な源泉公園などが点在しています。

また、温泉療養のための相談が可能の入浴施設併設の「肘折温泉観光情報センター」や、大蔵村の食文化を新旧織り交ぜながら紹介する施設を常設しており、初見の人にも優しい温泉街なのです。

肘折温泉郷
所在地:〒996-0201 山形県最上郡大蔵村南山肘折
電話番号:023-376-2211
宿泊施設の数:約21
外湯の有無:あり ※内湯も込みで湯めぐりもできる
温泉食べ歩きグルメ:「ほていまんじゅう」「羽賀だんご」「くるみもち」
周辺の主な観光地:肘折ダム、地蔵倉、肘折希望大橋
主なイベント:朝市、ひじおりの灯、開湯祭
URL観光協会公式サイト

温泉街が楽しい温泉地ランキング第8位:【群馬県渋川市】伊香保温泉

まだまだあります、温泉街が楽しい温泉地ランキング8位の「伊香保温泉」

名湯と温泉情緒溢れる石段、そして温泉街に思わず「好い顔(イカホ)」

榛名山の東麓にある標高約700mの大地に展開する湯の町「伊香保」。
万葉集や古今集にも地名の記載がある、歴史に名高い温泉街です。

400年以上前にはすでに温泉街がつくられていたとされ、伊香保温泉を世界に紹介したベルツ博士徳富蘆花竹久夢二など様々な著名人を迎えています。

温泉街の象徴でもある約360段も続く名高い「石段」は独特の風景を生み出しています。

様々に点在する「湯の花まんじゅう」と記載された看板や、建ち並ぶお土産屋さんに自然と思わず足が向いてしまいます。

「イカホ」の語源は「好い顔(イイカオ)」いう説もあります。
代表的な茶褐色のやさしいお湯に寛ぎ、温泉情緒溢れる石段を心行くままに散策すれば、だれでも「イイカオ」になるはずです。

伊香保温泉
観光協会所在地:〒377-0102 群馬県渋川市伊香保町伊香保541-4
電話番号:0729-72-3151
宿泊施設の数:45
外湯の有無:あり
温泉食べ歩きグルメ:石段たまこんにゃく、温泉まんじゅう、
周辺の主な観光地:石段街散策、伊香保神社、伊香保露天風呂
主なイベント:「伊香保ハワイアンフェスティバル」「伊香保まつり」
URL観光協会公式サイト

温泉街が楽しい温泉地ランキング第9位:【大分県別府市】別府温泉郷

どんどん発表、温泉街が楽しい温泉地ランキング9位の「別府温泉郷」

何といっても日本一の温泉湧出量を誇る「別府温泉」
別府温泉、鉄輪温泉、堀田温泉、明礬温泉、亀川温泉、観海寺温泉、柴石温泉、浜脇温泉など全8か所もの温泉を「別府八湯」と呼び、また「別府温泉郷」と総称しています。

その日本一の温泉湧出量は1日につき約9万5728ℓ、温泉源泉数は約2850本、さすがにこれだけの数があれば、温泉街全体から湯煙がどこかしこから立ちあがります。

さらに 共同浴場は約170あり、約1000もの温泉宿が点在しています。

また掘り当てた11の泉質でも、放射能泉を除いた10種類の源泉が湧き出ています。
阿蘇から島原に延びている火山活動により生じてしまった断層が、豊富な温泉という恩恵を別府に生み出しています。

その豊富な温泉という恩恵の象徴が「別府地 獄めぐり」なのです。

お湯の色が赤色の「血の池地獄」や青色の「海地獄」、白い「白池地獄」や勢いよく間欠泉を噴き上げる「龍巻地獄」「ワニ地獄」という別名がある「鬼山地獄」など、10世紀以上の昔から現在も噴出しているの9つの「地獄」

別府の温泉街を少し歩くだけで、自然の威力に体感せざるを得なくなるのです。

別府温泉郷
所在地:〒874-0000 大分県別府市元町16-23
電話番号:0977-24-2828
宿泊施設の数:約1000以上
外湯の有無:あり
温泉食べ歩きグルメ:温泉たまご、温泉プリン、「友永パン」のパン各種
周辺の主な観光地:サンリオハーモニーランド、別府地獄めぐり 海地獄
主なイベント:「別府八湯 湯けむり、あかりのまつり」「べっぷ鶴見岳一気登山大会」
URL観光協会公式サイト

温泉街が楽しい温泉地ランキング第10位:【静岡県伊豆市】修善寺温泉

待ったなしの、温泉街が楽しい温泉地ランキング10位の「修善寺温泉」

京の竹林のような空間に、風情溢れる様々な旅館が建ち並ぶ…。
悲運の最期を遂げた源頼家を描き出した戯曲『修禅寺物語』で知られているように、鎌倉時代、源氏一族が壮絶な骨肉の争いを講じた舞台でもある修善寺。

若干23歳で暗殺された、息子「源頼家」の冥福祈願目的で北条政子が建立した「指月殿」は、伊豆に現存する最古の木造建築とされています。

弘法大師や源氏一族所縁の史跡、夏目漱石や芥川龍之介など多くの文人が残した痕跡が点在され
1200年の歴史が横たわる桂川の両岸に、約1㎞に渡り建ち並ぶ数奇屋造りや日本庭園風の各種旅館も同様です。

朱色をした桂川に架かる橋を渡り、川沿いの「竹林の小怪」を隈なく散策すると更に旅情を囚われてしまうに違いありません。
ゆっくり時間とわずかな手間をかけ、情緒にあふれた修善寺温泉街の風景空気雰囲気に浸ってはいかがでしょう。

修善寺温泉
所在地:〒410-2416 静岡県伊豆市修善寺838-1 修善寺総合会館
電話番号:0558-72-0271
宿泊施設の数:約23
外湯の有無:あり
温泉食べ歩きグルメ:「巣みつソフト」「黒米餅」「武士のあじ寿司」
周辺の主な観光地:竹林の小路、修善寺虹の郷、独鈷の湯
主なイベント:「梅まつり」「弘法大師奉納 花火大会」
URL観光協会公式サイト

温泉街が楽しい温泉地ランキング第11位:【大分県由布市】由布院温泉(湯布院)

そして折り返し!温泉街が楽しい温泉地ランキング11位の「由布院温泉(湯布院)」

朝霧の元に広がる、どこか懐かしく感じる日本の原風景。

秋、完全に街を覆う朝霧に「豊後富士」こと由布岳が幻想的に映し出される夜が明ける前の一瞬。
夜が白々と明けるにつれ、徐々に霧も晴れ周りが鮮明に目に飛び込んでくる。

現れたのは、眼前に広がる田畑風景。
幻想的なCGのような夜明けが牧歌的な風景に画面が変わる頃、温泉街に朝が告げられる。

作家の田辺聖子が「ただの田舎、ひたすら田舎、野草の田舎」と記した由布院温泉。
歓楽街は全く無く、囲炉裏や柱時計などの純和風の老舗旅館が点々と、そしてひっそりと佇む。

田んぼのあぜ道を、わき目も振らずに思い切り走り回ったあの頃。
活気あふれる駅前を抜け、宿に向かうに従って、どこか何気に懐かしい気持ちが振り返ってくる。

由布院温泉(湯布院)
所在地:〒879-5102 大分県由布市湯布院町川上3738-1
電話番号:0977-85-4464
宿泊施設の数:約100以上
外湯の有無:あり ※共同浴場
温泉食べ歩きグルメ:「焼きたてケーゼクーヘン」「金賞コロッケ」「ゆふいんバーガー」
周辺の主な観光地:湯の坪街道、金鱗湖、由布見通り
主なイベント:「ゆふいん温泉まつり」「塚原バルウォーク」「由布川峡谷秋祭り」
URL観光協会公式サイト

温泉街が楽しい温泉地ランキング第12位:【山形県尾花沢市】銀山温泉

さらに後半に突入!温泉街が楽しい温泉地ランキング12位の「銀山温泉」
風情溢れる温泉街がある点も銀山温泉人気の要因になっている理由のひとつです。

1986年に尾花沢市は「銀山温泉家並保存条例」制定されており、今日でも大正から昭和にわたるレトロノルタルジックな光景が残され展示保存されています。

銀山温泉街のセンターを流れる銀山川の左右両岸には、様々な木造の温泉宿が建ち並び、他ではめったに見ることが無いガス灯が街を幽玄な灯りで照らします。

銀山温泉に足を踏み入れただけで、いきなり大正時代に迷い込んだ錯覚が体感できるでしょう。
冬季の時期、特に雪化粧に染まった銀山温泉街の神々しさは未だに話題に挙がり、冬季の観光地の筆頭として今でも高い人気を集めています。

銀山温泉
所在地:〒999-4333 山形県尾花沢市銀山新畑
電話番号:0237-28-3933
宿泊施設の数:約13
外湯の有無:あり、※共同浴場や貸切風呂があります。
温泉食べ歩きグルメ:「はいからさんのカリーパン」、「蕎麦アイス」、温泉まんじゅう
周辺の主な観光地:白銀の滝、洗心峡、昭和館
主なイベント:「尾花沢雪まつり」、「山の神神社まつり」、「花笠おどり」
URL公式サイト

温泉街が楽しい温泉地ランキング第13位:【石川県加賀市】山代温泉

まだまだこれから!温泉街が楽しい温泉地ランキング13位の「山代温泉」

「総湯」「古総湯」が人気の「山代温泉」。

約1300年前に「温泉で傷口を癒すカラスを僧行基が発見」が最初との言い伝えが残る、「山代温泉」は北陸地方でも指折りの古湯のひとつです。

その言い伝えから「カラスの湯」ともいわれており、与謝野晶子や泉鏡花などの作家やその他多くの人々に親しまれています。

「総湯」とは、 加賀地方においては「共同浴場」を意味します。
「山代温泉」の中央に構える総湯「浴殿」の周囲は「湯の曲輪」と呼び、昔からの雰囲気を今に残こしています。

また「古総湯」とは、明治時代の頃の総湯を再現しており、贅沢にも源泉かけ流しの入浴が体験できます。
古総湯を包むように軒を連ねる老舗旅館や紅殻格子、漆塗りの柱や灯篭なども独特の空気を演出します。

尚も「浴殿」を起点に展開する商店街には、お土産屋さんなどが建ち並び温泉情緒を全開で高めています。

山代温泉
所在地:〒922-0243 石川県加賀市山代温泉北部3丁目70
電話番号:0761-77-1144
宿泊施設の数:31
外湯の有無:あり(山代温泉「総湯」、山代温泉「古総湯」)
温泉食べ歩きグルメ:「温玉ソフト」、コロッケ、「やましろ酒饅頭」
周辺の主な観光地:九谷焼美術館、加賀 伝統工芸村 ゆのくにの森
主なイベント:「菖蒲湯祭り」「食と器の祭典」「やましろ夏祭り」
URL観光協会公式サイト

温泉街が楽しい温泉地ランキング第14位:【和歌山県西牟婁郡】南紀白浜温泉

勢いが止まらない、温泉街が楽しい温泉地ランキング14位の「南紀白浜温泉」

「白良浜」「アドベンチャーワールド」と同様「白浜」にあるコンテンツと言ってもいい「南紀白浜温泉」は、湯崎半島の沿う海岸に点在する全7か所の温泉の総称でもあります。。

1300年以上もの歴史が横たわる日本にある三大古湯のひとつ南紀白浜温泉。
ビーチパラソルが映える温泉として全国温泉宿ランキングにも連なる関西圏常連温泉のひとつです。

また西の拠点「大阪」から約2時間とアクセスも良く、関西圏における海のリゾートの一端を担っており、そのような意味ではカップルにおすすめともいえます。

一見「温泉地散策」とは縁が無いようにも感じますが、そこは南紀白浜温泉。
10か所以上の外湯も点在している、湯めぐり温泉地でもあるのです。

中でも「湯崎七湯」のひとつ、天然露天風呂「崎の湯」は国内最古の風呂と言われており
それぞれ源泉が違う、有名な「牟婁の湯」「松の湯」なども湯崎七湯に含まれます。

一方で、ご当地スーツを使った「かげろうカフェ」、地ビール「なぎさビール」の醸造所やビアホール、ダイビング体験ができる「フィッシャーマンズワーフ」などここ近年おしゃれなプレイスポットも増え続けています。

三大古湯のひとつ南紀白浜温泉温泉地散策も充分楽しめる温泉地なのです。

南紀白浜温泉
観光協会所在地:〒649-2211和歌山県西牟婁郡白浜町1384-57
電話番号:0739-43-5555
宿泊施設の数:約150以上
外湯の有無:あり(共同浴場7か所、民間温泉施設3か所) 足湯めぐりもある
主な温泉食べ歩きグルメ:「生かげろう(ご当地スイーツ)」「白浜くずし(かまぼこ)」
周辺の主な観光スポット:白良浜、アドベンチャーワールド、とれとれ市場
主なイベント:各種花火大会(年に数回ある)、「白浜おどり」、各種桜まつり
URL観光協会公式サイト

温泉街が楽しい温泉地ランキング第15位:【長野県下高井郡】渋温泉

佳境に突入!温泉街が楽しい温泉地ランキング15位の「渋温泉 」

独自の雰囲気を演出している石畳に、湯下駄をカラコロ響かせながらも厄除巡浴しつつ外湯めぐり
湯煙が立ち昇る石畳の渋温泉街を、浴衣姿に下駄でそぞろ歩きながら街を散策します。

そのようなデジャブ覚える昔懐かしい温泉風景に浸る事ができるのです。

各宿に常備されている湯下駄を粋に履きこなし、「厄除巡浴外湯めぐり(宿泊客のみ入浴可能)」へはいかがでしょう。
それぞれ泉質や効能が異なる9か所の共同浴場を1周することで苦(九)労を洗い流し、厄除けや不老長寿のご利益が期待できます。

仕上げに「高薬師」へお参り、そして「満願成就」を願います。
石畳の道沿いには大正から昭和初期に建築された「3階建木造建築」が建ち並び、昔懐かしい温泉風景を演出します。

木と石から成る純朴な日本かつての原風景の空間で、時計を気にしない渋温泉街散策をしてみましょう。

渋温泉
所在地:〒381-0401 長野県下高井郡山ノ内町平穏
電話番号:0269-33-2921
宿泊施設の数:35
外湯の有無:あり ※渋温泉 宿泊した人のみ利用可能
温泉食べ歩きグルメ:「うずまきパン」、温泉まんじゅう、温泉プリン
周辺の主な観光地:地獄谷野猿公苑、北斎館、志賀高原ロマン美術館
主なイベント:渋温泉夏祭り、全国煙火競技大会、ホタル観賞会
URL:観光協会公式サイト

温泉街が楽しい温泉地ランキング第16位:【岐阜県下呂市】下呂温泉

引き続き、温泉街が楽しい温泉地ランキング16位の「下呂温泉」

10世紀以上もの歴史があり、苗代桜と美人の湯によって目と肌の保養が期待できる「下呂温泉」。
一羽の傷ついた白鷺が、温泉の所在を教えたとの言い伝えがあります。

室町時代の昔には高僧万里集九が、江戸時代の昔には儒学者林羅山が、有馬温泉や草津温泉と肩を並べる「天下の三名泉」のひとつとして初めて世に紹介されました。

温泉資源の保護や安定供給の為に1974年に温泉の集中管理を整備し、加温や加水せずにそのままの温泉を各宿泊施設に供給しています。

温泉の源泉温度は最高で84℃、共有の温度は55℃と、温泉の気温としてはかなり高めです。
またツルツルそしてスベスベした湯触りから別名「美人の湯」とも呼ばれているのです。

下呂温泉には、温泉旅館ホテルや温泉保養所など約70の様々な宿泊施設があり、その周辺には詩人「野口雨情」に因んだ「雨情公園」もあります。

また秋季には見事な紅葉が観賞可能な絶景スポットでもあるのです。

下呂温泉
所在地:〒509-2202 岐阜県下呂市森140
電話番号:0576-25-2064
宿泊施設の数:約70
外湯の有無:あり 足湯もある
温泉食べ歩きグルメ:「飛騨牛バーガー」、温泉まんじゅう、「温玉ソフト」
周辺の主な観光地:岩屋ダム(紅葉)、下呂温泉合掌村、温泉寺の桜
主なイベント:「花火の歳時記」「いでゆ朝市」「下呂温泉まつり」
URL:観光協会公式サイト

温泉街が楽しい温泉地ランキング第17位:【石川県加賀市】山中温泉

まだまだ行きます、温泉街が楽しい温泉地ランキング17位の「山中温泉」

夏季は川床も堪能できる「鶴仙渓散策」も期待できる「山中温泉」。

緑が多く生い茂っている中に、ひっそりと歴史の重みを提示する「こおろぎ橋」
総檜造りの山中温泉の象徴は、訪問者を惹き付けて止みません。

その「こおろぎ橋」から、奇岩怪石や奥深い風情がある橋を遊歩道で散策する「鶴仙渓散策」がスタート。

細く長く奇岩が列する「采石巌」にS字型が印象的な「あやとりはし」
そして、大正レトロロマンに浸ることができる「黒谷橋」

「奥の細道」の旅の途中に松尾芭蕉は、この「黒谷橋」目的で9日間山中温泉に滞在した、と言われています。
「山中や 菊は手折らじ 湯の匂い」と句を詠み、有馬温泉や草津温泉と並ぶ「日本三名湯」と称えています。

そして忘れてはいけない山中温泉の更なる名物が、温泉街に点在する「伝統工芸」
その「伝統工芸」ギャラリーが建ち並んでおり、このギャラリーを巡りが目的の散策も楽しめます。

山中温泉
所在地:〒922-0112 石川県加賀市山中温泉西桂木町ト5-1
電話番号:0761-78-0330
宿泊施設の数:約26
外湯の有無:あり
温泉食べ歩きグルメ:「湯玉子」「ビーフシチューライス」「川床ロール」等のスイーツ
周辺の主な観光地:鶴仙渓歩道、ゆげ街道、総湯「菊の湯」、芭蕉の館、
主なイベント:「山中漆器まつり」「かに汁大鍋」「こいこい祭」
URL:観光協会公式サイト

温泉街が楽しい温泉地ランキング第18位:【北海道登別市】登別温泉

またまたこれから!温泉街が楽しい温泉地ランキング18位の「登別温泉」
北海道を象徴する温泉地のひとつであり、浴びる程に良質な湯を堪能できます。

「登別温泉」は日本国内を代表する温泉郷のひとつでもあります。
太平洋に流れ出る登別川支流に沿いながら展開する登別の温泉街は、おしゃれなホテルや和モダンな旅館、またはお土産屋さんが数多く建ち並びます。

泉源を含む地獄谷日和山は今日でも活発に活動しており、高熱水蒸気や火山ガスが攻撃するように噴き出します。
また、白濁色の温泉が生きているかのように脈打つ光景は、そのまま「生物としての地球」を感じる事ができます。

少し足を延ばすと、野鳥が飛び交い高山植物が溢れる程に咲き乱れる、大自然の宝庫が広がっています。
そして、漁港も近いこともあり海鮮物にも恵まれ、グルメにおいても事欠きません。

「クマ牧場」を筆頭とする各種のテーマパークも点在し、登別温泉街そのものが複合観光温泉スポットを構築しているともいえます。

登別温泉
所在地:〒059-0551北海道登別市登別温泉町60番地
電話番号:0143-84-3311
宿泊施設の数:約14
外湯の有無:共同浴場あり
温泉食べ歩きグルメ:「はちみつソフトクリーム」、「登別プリン」
周辺の主な観光地:地獄谷、大湯沼川天然足湯、クマ牧場
主なイベント:「登別温泉湯まつり」「地獄の谷の鬼花火」「泉源公園イルミネーション」
URL:観光協会公式サイト

温泉街が楽しい温泉地ランキング第19位:【長野県下高井郡】野沢温泉

ラストまであと1つ、温泉街が楽しい温泉地ランキング19位の「野沢温泉」

外湯を筆頭に、生活の中に温泉が根付いている伝統的な湯の町です。
温泉街に建ち並ぶお土産屋の一面から立ち昇る「おやき」の湯気に、思わず自然と足が止まってしまいます。

スキー場が近くにあり、季節関係なく多くの観光客によって栄えている温泉街でもある「野沢温泉」。
一方、生活の中に温泉が根付いている昔ながらの風景は、湯の街の情緒を一層深めています。

江戸時代からの「湯仲間」制度を使って住民が管理し、維持続けてきたホームスペースでもある13の外湯(無料)や、村の天然記念物指定の「麻釜(おがま)」の高熱泉で山菜などを湯通しする風景は、野沢温泉独特の風物詩です。

京野菜の「天王寺蕪」が野沢地方の気候による突然変異で誕生したといわれる「野沢菜の漬物」は、「おはづけ」と呼ばれ、今も親しまれている野沢温泉街ならではの逸品、温泉街散策のお土産におすすめです。

野沢温泉
所在地:〒389-2502 長野県下高井郡野沢温泉村豊郷9780-4
電話番号:0269-85-3155
宿泊施設の数:約21
外湯の有無:あり(13か所)
温泉食べ歩きグルメ:温泉たまご、おやき、バナナロール、温泉まんじゅう、野沢菜
周辺の主な観光地:野沢温泉スキー場、善光寺、野沢温泉朝市
主なイベント:「朱印めぐり」「道祖神祭り」「大雪上運動会」
URL:観光協会公式サイト

温泉街が楽しい温泉地ランキング第20位:【静岡県熱海市】熱海温泉

温泉街が楽しい温泉地ランキング20位、トリを飾るのは「熱海温泉」です!

「聖地巡礼」と叫ばれて久しい熱海ですが、実は1500年以上もの時間が横たわり、日本三大古泉・日本三大温泉に名前を挙げる人も多い、名湯「熱海温泉」。

全国温泉宿ランキング常連の、関東周辺温泉地のひとつでもあります。

かつての「新婚旅行ブーム」など温泉人気から、大箱なホテルや旅館も多く外湯や共同浴場には縁が無い印象がある熱海温泉。
しかし意外にも共同浴場や「銭湯」が似合うスポットも点在しているのです。

様々な温泉グルメを頬張りながら、夏季の「熱海海上花火大会」や「こがし祭り」に参加したり、年に数回行われる「魚祭り」で地魚を堪能したり…。

ここ数年の「原点回帰」の時流から、今も温泉街散策コンテンツの更なる充実を図り続けています。
温泉街散策しながら、名物「温泉まんじゅう」にパクつきながら、今も色褪せない熱海温泉の美しい夜景を眺めてみてはいかがでしょうか。

熱海温泉
観光協会所在地:〒413-0014 静岡県熱海市渚町2018-8
電話番号:0557-85-2222
宿泊施設の数:約290
外湯の有無:あり(3か所)
温泉食べ歩きグルメ:温泉まんじゅう、「彩り揚げ」等の練り物、温泉たまご
周辺の主な観光地:アタミロープウェイ、MOA美術館、熱海港海釣り施設、熱海梅園
主なイベント:「熱海海上花火大会」「熱海こがし祭り」「魚祭り」
URL:公式サイト

<下に続く>

様々な楽しみ方が見いだせるのも温泉地の醍醐味です!

由布院駅前周辺

一重に温泉街や温泉地といっても様々な場所があることが解りました。

外湯巡りが楽しかったり、コト体験ができる施設が充実していたり、意外に本格的グルメが味わえるスポットがあったり、地元の祭りやイベントが多く開催されていたりします。

また、人の数だけ様々な楽しみ方が見いだせるのも温泉街の醍醐味です。

宿の温泉に浸かるのも楽しいですが、せっかくの温泉街です。
あなただけの温泉街の楽しみ方を見つけてみませんか。

以上「温泉街が楽しい温泉地ランキングベスト20選」についての記事でした。

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