【治安の前に】マレーシアってどんな国?
マレーシアは多民族国家です。
公用語はマレー語と英語ですが、中華系、インド系、そして東マレーシアに住む様々な部族が話す言葉が現在でも使用されています。
マレーシアは大きく分けると2つの地域から成り立っています。
1つはタイと地続きになっているマレー半島、そしてもう1つはボルネオ島です。
マレー半島の方は西マレーシアと呼ばれており、ボルネオ島の方は東マレーシアと呼ばれています。
人口は約3,200万人で、通貨の単位はリンギットです。
一年中常夏の国ですが、雨季と乾季があります。
以前は雨季になるとスコールがあり、一時間程すればすぐに止むというのが一般的でした。
しかし最近では温暖化の影響により、雨季になると日本の梅雨の様にしとしと雨が降り続くこともあります。
一年を通しての平均気温は約28度で、朝晩は涼しくなることもあります。
多民族国家であるために、マレーシア国内では様々な料理を食べることができます。
マレー料理、中華料理、インド料理、そして東マレーシアのイバン族が食べるイバン料理などを味わうことができます。
外食が一般的であることからリーズナブルな価格で提供されており、食事時になるとフードコートや屋台は一斉に賑やかになります。
マレーシアの治安を知る前に外務省が発表する危険レベルをおさらい
ではここで外務省が発表する危険レベルをおさらいしてみることにしましょう。
レベルは以下の4つに分類されています。
レベル1/黄色
レベル1に相当する国と地域への渡航は、十分注意するように促されています。
これらの国への渡航が禁止されているわけではありませんが、渡航、そして滞在に当たっては特別な注意を払うべきという警告です。
レベル2/山吹色
このレベルに該当する国と地域への不要不急の渡航を控えるようにという注意です。
レベル1同様、これらの国や地域への渡航が禁止されているわけではありません。
しかし不要不急であれば控えた方が良いというお知らせになります。
レベル3/オレンジ色
レベル3の国と地域への渡航は止めるようにという勧告です。
該当する国や地域への渡航を計画している人は、その計画を遂行できません。
しかし既にこの地域に滞在している場合、状況によっては退避やその準備を促される可能性があります。
レベル4/赤色
レベル4の国と地域への渡航は許されません。
また既にこのレベルの国や地域に滞在している日本人は、直ちに安全な第三国や地域へ退避する必要があります。
マレーシアの治安状況は?
マレーシアでは大きな事件が多発するようなことは今のところありません。
しかし犯罪が全くないわけではありません。
この国での犯罪の多くはスリやひったくりです。
このような犯罪はマレーシア全土で見かけられるものです。
その中でもとりわけ注意が必要なのはフードコートや屋台が並ぶ地域、そして電車の駅など、たくさんの人が集まる場所です。
しかしスリやひったくりこちらが注意していれば防げる犯罪ですので、外を出歩くときは犯罪予防を心掛けるべきです。
またマレーシアの法律はドラッグの使用を禁じています。
使用者や所持者は死刑にされることがあるために、違法薬物には絶対に関わってはなりません。
しかしドラッグ中毒者が多く、中には外国人を見つけると購入を促してくる人もいます。
ドラッグは夜のバーなどで売買されることが多いために、怪しいバーなどに入店しないようにしたり、夜の暗がりで待ち伏せしているような人を見たら近づかないようにすべきです。
また最近では東マレーシアのサラワク州で、政治家が近隣の国のヒットマンに殺される事件なども報告されています。
こうした犯罪に巻き込まれることは滅多にありませんが、可能性はゼロではないために注意が必要です。
首都クアラルンプールの治安状況は?
マレーシアの首都、「クアラルンプール」は大都会です。
そのためたくさんのショッピングモールや高級ブランドショップがあり、地元の人や観光客で賑わっています。
こうした場所の多くでは、犯罪が頻発することはありません。
特にショッピングモールなどは安全な場所と言えるでしょう。
たとえば外国人観光客が多く訪れる「KLCC」や「ブキビンタン」などは昼間であれば比較的安全なエリアです。
ここにはたくさんのショッピングモールや高級ブランドショップがあり、たくさんの人がいます。
そのため犯罪が起こりにくいエリアです。
しかし先にも述べたように、スリやひったくりには十分注意すべきです。
逆に注意が必要な地域は、「チャイナタウン」、そして「チョウキットエリア」です。
チャイナタウンは建物の出入り口が影になっているところが多く、そのようなところに薬物使用者などが潜んでいることがあります。
またチョウキットは地元色の強いエリアで、数年前までは薬物使用者や売人がいることで知られていた場所です。
最近は取り締まりの強化などにより、以前よりも安全性が増しました。
それでも女性の一人歩きや夜間の外出は避けた方が無難です。
これらのエリアはできる限り、日中に赴くのがおすすめです。
【例外】マレーシアで治安の悪い場所
実のところ、マレーシアには外務省が発表する危険レベル3の地域が存在します。
それは東マレーシアに位置する、サバ州の東側です。
ではこのエリアについて、見ていくことにしましょう。
サバ州東海岸
マレーシアでも、外務省が定めた危険レベル3に分類されている地域があります。
それは東マレーシアの「サバ州東海岸エリア」です。
その理由は隣国フィリピンとの間で生じている、いざこざにあります。
2013年、スールー王国の継承者だと主張するジャマルル・キラム3世を支持するフィリピン人数百人が、東マレーシアのラハダトゥ郡にある、タンドゥオ村を占拠しました。
その理由は、東マレーシアの一部はフィリピンに属していると主張し、それを返還するようにという圧力をかけるためでした。
このときにマレーシア側は平和裏に物事を解決しようと試みましたが、フィリピン側はそれに応じず、結局死者を出すほどの大きな事件に発展したのです。
マレーシア側はフィリピンからの侵入者をテロリストとして扱い、事件を重く見ました。
しかし現在でもこの地域にはフィリピンからの移民もいるために、テロリストを見分けるのが困難であり、事件が完全に解決されたわけではありません。
またテロリスト側はこの事件を大きく報道させるために、外国人旅行者を誘拐しようと試みたこともありました。
そのため現在でもサバ州の東海岸エリア、特にラハダトゥへの渡航は危険レベル3に位置付けられています。
治安のいいマレーシアでも気をつけるべき犯罪5選
マレーシアはアジアの中では治安の良い国です。
しかしこれまで触れたように、犯罪が全くないわけではありません。
ではマレーシアで特に気をつけるべき犯罪5つを考慮しましょう。
それらは以下の通りです。
- ひったくり
- スリ
- 置き引き
- 麻薬
- ぼったくり
ではこれらの犯罪について、詳しく見ていくことにしましょう。
気をつけるべき犯罪①:ひったくり
マレーシアの「ひったくり」には要注意です。
なぜなら力ずくで荷物を引っ張り、それを持ち去ろうとするからです。
このときに荷物を取られた人は転倒することがあり、中には大怪我を負う人もいます。
またオートバイに乗った2人組がひったくりを行うこともあります。
これは道を歩いている人の横をオートバイで走り去り、後部座席に乗っている人が荷物をひったくるという手口です。
マレーシアではオートバイによる犯罪が非常に多く、このことを知らない外国人観光客も被害にあっています。
オートバイは力は強いために、この手口で荷物を取られた人の多くは転倒し、怪我を負います。
気をつけるべき犯罪②:スリ
「スリ」は非常に巧みに行われます。
たとえば駅やマーケット、そしてフードコートなどの人混みの中でカバンの口を開けて歩ている人を探し、こっそりと手を入れて貴重品を抜き去るのです。
スリにあった人の多くは自宅やホテルに到着してから貴重品がないことに気づくために、探しようがないのです。
またホテルのチェックインカウンターにいる旅行者が荷物から目を離した隙を狙ってスリを行う人もいます。
ホテルで犯行が行われて場合、犯人は貴重品を奪ったらすぐにその場を離れるために、このケースでも犯人を捕まえるのは非常に困難です。
気をつけるべき犯罪③:置き引き
外出中に荷物をどこかに置き忘れてしまうなら、まず戻ってこないと考えるべきです。
なぜならマレーシアでは「置き引き」も頻繁に行われる犯罪だからです。
マレーシアにはLCC空港、長距離バスターミナル、そしてマレー鉄道の駅があります。
このようなところでたくさんの荷物を抱えて交通機関を待つ人がいますが、地べたやベンチに置いた荷物から目を離すことがあってはなりません。
空港は比較的安全ですが、バスターミナルやマレー鉄道の駅などではこうした犯罪が繰り返されています。
とりわけ小さなバッグなどは盗まれやすいために、要注意です。
気をつけるべき犯罪④:麻薬
先にも少し触れましたが、マレーシアで「違法薬物」を使用したり所持したりすると、死刑になることがあります。
そのためこうしたものに手を出すことがあってはなりません。
薬物の売人はお金儲けのために違法薬物を売りさばいているケースもあります。
そのため外国人旅行者を見かけると、違法薬物の購入をすすめてくることがあるのです。
また麻薬所持が警察にバレそうになり、それをごまかすために麻薬をカバンに入れ、「この荷物、ちょっとだけ持っててくれますか?」と知らない人にお願いする売人もいます。
そしてカバンを持っていた人が麻薬所持者と疑われることもあるのです。
こうした危険が潜んでいることも、覚えておくべきです。
気をつけるべき犯罪⑤:ぼったくり
上記で述べた4つの犯罪に比べると可愛いものかもしれませんが、マレーシアでは「ぼったくり」にも注意すべきです。
この国には値段表示がないものがあります。またタクシーなどは交渉性の場合もあるために、法外な料金を吹っ掛けられることもあります。
とりわけ外国人旅行者とわかると、お金を巻き上げようと値段を吊り上げる人がいます。
また中には法外な料金をタクシー運転手に請求され、「払えない」と支払いを断ると、目的地とは全く違うところで下車させられるケースもあります。
もちろんこのような運転手はまれですが、こうした犯罪も報告されています。
治安のいいマレーシアでも注意するポイント10選
では治安の良いマレーシアでも、注意しておくとより安全な滞在を楽しめるというポイントをご紹介いたします。
今回取り上げるのは、以下の10個です。
- カバンは道路側に向けない
- カバンの口は必ず閉める
- 貴重品をポケットに入れる
- 大きな声で日本語を話さない
- いかにも旅行者という格好をしない
- 荷物をベンチや床に置くときは注意する
- 夜の外出に注意
- 失礼に値しない態度を取る
- 値段交渉前にリサーチする
- 車優先社会
では上記の10のポイントについて、詳しく見て行くことにしましょう。
注意するポイント①:カバンが道路側に向けない
先にも触れたように、マレーシアのひったくりはオートバイに乗った2人組によって行われることがあります。
このとき、道路に面した側にカバンを持っていると、オートバイのスリに狙われやすくなります。
そのためカバンは必ず「道路に面していない方に向けて持つ」ようにすべきです。
特に注意すべきなのは、肩掛けカバンです。
これを道路に面した方に向けて掛け、オートバイのひったくりにカバンを引っ張られると、ほぼ100%転んでしまいます。
しつこいひったくりの場合、一度掴んだカバンを離しませんので、状況によっては何メートルも引きずられてしまうことさえあるのです。
注意するポイント②:カバンの口は必ず閉める
スリ対策として必ず行わなければならないことは「カバンの口を閉める」ことです。
口が開いたままのカバンを持ち歩くと、スリに狙われやすくなります。
また荷物を取られてしまってもどこで取られたがわからないために、犯人を捜すことはできません。
とりわけ財布や携帯電話といったものは狙われやすいために、これらが入っているカバンを持ち歩くときは必ず口を閉めるようにします。
できることならば、口をファスナーで閉めるタイプのカバンがおすすめです。
ホックなどで口を留めるタイプのものは、気づかないうちに開けられてしまうことがあるからです。
注意するポイント③:貴重品をポケットに入れる
意外なことかもしれませんが、マレーシアではカバンは狙われることがあるものの、ズボンのポケットの中にあるものはあまり狙われることがありません。
そのため地元の人たちの多くは、財布や携帯電話などの貴重品を「ズボンのポケットの中にしまう」ようにしています。
もちろんそうしておけば100%安全であるとは限りません。
そこでおすすめなのはフラップ付きのポケットがあるズボンの着用です。
カーゴパンツやカーゴハーフパンツなどには、フラップ付きのポケットがついているのが一般的です。
このようなポケットに貴重品をしまい、フラップにボタンを掛けてしまえば、貴重品はなかなか取り出せません。
注意するポイント④:大きな声で日本語を話さない
マレーシアは比較的治安の良い国ですが、この国の治安を悪くしている原因の1つは、外国人旅行者の増加です。
これは外国人が悪いというのではなく、裕福な外国人旅行者を狙った犯罪が増えてしまうのです。
しかしこの国には、中華系マレーシア人がいます。
そのため日本人の場合、見た目では外国人なのか、それともマレーシア人なのか、見分けがつきにくいこともあります。
こうした状況を利用し、「大きな声で日本語を話さない」ようにします。
そうすれば周りの人に自分がマレーシア人であるように思わせることができ、犯罪に巻き込まれる可能性が低くなります。
注意するポイント⑤:いかにも旅行者という格好をしない
大きな荷物をホテルに置き、その後観光に必要なものだけを持って出かけるのであれば、あまり目立つことなく観光を行うことができます。
しかしバックパックやスーツケースを引きながら観光を行うのであれば、自分が旅行者であることが周りの人に容易に知れてしまいます。
このような状況を見て、物売りやタクシーの運転手などがしつこくついてくることがあります。
また旅行者を狙った犯罪にも巻き込まれる可能性も高まります。
もちろんマレーシアは治安の良い国ですが、貧富の差が激し国でもあります。
また貧しい国からの外国人労働者もいるために、お金を稼ぐことに必死になっている人たちもいます。
こうした状況をしっかりと理解しておきましょう。
できることならば「大きな荷物をホテルに置いてから、観光に向かう」ことをおすすめします。
注意するポイント⑥:荷物をベンチや床に置くときは注意する
先にも触れたように、マレーシアでは置き引きにも注意すべきです。
そのため荷物をベンチや床に置く場合、「それらから目を話すことがないようにすべき」です。
恐らく多くの人は荷物を床に置く場合、自分の目の前に置くようにするでしょう。
しかしベンチに置く場合、荷物を自分の横に置くことになります。
そしてその横に知らない人が座っても、気にすることはないでしょう。
こうした状況は大変危険です。
置き引きはさりげなく荷物の隣に見を置き、持ち主が目を離した隙に荷物を持ち去ります。
そのためベンチに荷物を置くときは荷物の一部を手で握っているなどして、常に注意を払うべきです。
また大きなバックパックなどはこっそりと開けられ、貴重品を抜き取られることもありますので、この点も注意すべきです。
注意するポイント⑦:夜の外出に注意
マレーシアには昼間は治安が良いエリアでも、夜になると雰囲気が一変するエリアもあります。
そのため「夜の外出はなるべく控えるか、もしくは治安が良いことで有名なエリアへのみ赴く」ようにすべきです。
そしてどんなに治安が良いエリアでもホテルからそこまでの道のりが暗く、人通りが少ないような場合は危険です。
そうした場合は信頼できるタクシーを利用したり、外出を控えるようにすべきです。
とりわけ女性の1人旅行の場合、夜の外出は細心の注意を払うべきです。
注意するポイント⑧:失礼に値しない態度を取る
実のところ、西マレーシアの人口の約半分はイスラム教徒です。
そのため街を歩いていると、頭に覆いを付けている女性をたくさん見かけます。
マレーシアのイスラム教徒はそれほど厳格ではありませんが、それでもイスラム教の決まりに従って生活しています。
その決まりの中には豚を食べないことや、お酒を飲まないことなど、日本人が一般的に行っていることも含まれています。
そのため場合によっては、私たちがマレーシア滞在中に何気なく行うことが、イスラム教の「マレーシア人を不快」にさせてしまうこともあるのです。
こうしたことがないよう、注意すべきです。
注意するポイント⑨:値段交渉前にリサーチする
マレーシアでは値札が付いていない商品が売られることもあります。
このような場合、値段は全てお店側との交渉となるわけですが、何も知らない外国人旅行者に法外な値段を提示してくるお店もあります。
「中には自分の国に比べると安い」と感じ、マレーシア国内での相場をチェックすせずに購入する人もいます。
しかし「事前に値段をチェック」しておけば、適正な値段での購入が可能となります。
これは両替を行うときも一緒です。
たいていの場合、両替屋にはレートを表示したプレートが掲げられています。
しかし場合によってはこのプレートが機能しておらず、お店の人の言い値で取引されることもあります。
このような場合は要注意です。
しかしどの両替屋でも日本円をリンギットに交換する場合、手数料が取られます。
そのためインターネットでチェックしたレートとの間に若干の違いが生じることを覚えておきましょう。
注意するポイント⑩:車優先社会
マレーシアは「車優先社会」です。
そのため横断歩道が少なかったり、道を渡ろうとしている人がいても車が止まってくれることは滅多にありません。
この点を理解していないと、大変危険です。
もし道路を渡りたいのに、車が多くてなかなか渡れないという場合、同じように道路を渡ろうとしているマレーシア人について行くようにしましょう。
彼らはタイミングを見極め、上手に道路を渡ります。
場合によっては中央線まで行ってそこでストップし、もう片方の車線を走る車が走り去るまで待つという、日本ではあまり見られない方法を取る人もいます。
治安のいいマレーシアで、戦争の危険性はある?
マレーシアは治安が良く、比較的平和な国です。
もちろん戦争が起こる可能性は全くないとは言い切れませんが、これまでの歴史や隣国との接し方を見ていると、戦争が起こる確率は非常に低いと言えます。
先にも触れたように、近年では東マレーシアで生じたフィリピン兵との問題が大きく取り上げられました。
この問題は完全に解決されたわけではありません。
そのため今後、東マレーシアでの小さな抗争が再び生じる可能性については否めません。
また時代をさかのぼると、インドネシアとマレーシアとの間にも問題が生じました。
この2つが異なる国であることをはっきりさせるために、もともと話されていた共通語に違いを生じさせるようにしたのです。
しかし現在ではマレーシアとインドネシアが地続きとなっている東マレーシアへは、たくさんのインドネシア人が働きに来たり、マレーシア人と結婚してそこに住み着くなどしています。
気持ちが大らかであり、ゆったりとしているマレーシア人ですので、大きな戦争に巻き込まれることは今のところなさそうです。
治安のいいマレーシアで、テロの危険性はある?
治安の良いマレーシアですが、東マレーシアの件に加え、テロ事件も起きています。
たとえば2016年6月にクアラルンプール市郊外プチョン地区のショッピングモール内で、手榴弾投てき事案が発生し、8人が負傷しました。
また2016年1月にはクアラルンプール市内でテロ攻撃を企図していた男性が逮捕されています。
近年では2018年4月、イスラム教以外の宗教の礼拝施設の襲撃等を企図した2人が逮捕されています。
こうした事件は起きているものの、これまで大きなテロ事件は起きていません。
確かにマレーシアはタイやインドネシアと接しており、タイのハジャイ地区などでは大きな爆破テロ事件が起こっています。
もちろん注意は必要ですし、危険レベル3の地域を訪問することがないようにすべきです。
それでもマレーシアでは今のところこうしたテロが頻繁に生じることはありません。
マレーシアの治安は安心できるレベル
これまでマレーシアに潜む危険や注意点について見てきましたが、この国はアジアの中では治安が良く、住みやすいところです。
もちろん上記で述べた注意点の他にも、国民性やこの国の常識などを理解しておくべきですが、日本人にとっては馴染みやすい国です。
是非一度マレーシアを訪れ、この国を満喫なさってください!
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