【モデルコースの前に】仙台観光の魅力
東北地方で最大の中心都市・仙台市は伊達政宗ゆかりの歴史と文化のスポットが豊富で、緑豊かな自然が魅力の街です。
また、夏の「仙台七夕まつり」、冬の「SENDAI光のページェント」とイベントも充実して、全国から観光客が集まります。
牛タンやずんだなどの名物グルメ目当ての観光客も多いところです。
駅前周辺は都市の雰囲気満載ですが、郊外へ行けば大自然の山々や温泉街などが広がっています。
仙台の夏は、最高気温35度の猛暑日がほとんどなく、街路樹が多いので、木陰でほっと一息つけますよ。
一方、冬も晴れの日が多く、東北地方にありながら、降雪量が少ないです。
仙台は、夏も冬も快適に過ごせる素晴らしい環境を持っています。
古くから東北の中心地として発展してきた街で、人口100万人超える政令指定都市です。
東北新幹線の全列車が停車し、空路も日本各地と繋がり他の地域からのアクセスもかなり良好なんです。
各地からの高速バスの本数も充実し、時間を要しますが、安い交通費で行くことがでます。
【モデルコースの前に】仙台観光のおすすめ交通手段
仙台観光を効率よく楽しむために、JR、地下鉄、路線バスを上手に活用するしましょう。
特に、レトロで可愛い車体の「るーぷる仙台」は市中心部を周遊しており、仙台市民の足にもなっており、とても便利です。
「るーぷる仙台一日乗車券」は、仙台駅を起点に、市内のおすすめ観光スポットを周る観光バスの一日乗り降り自由になる乗車券です。
ほとんどの名所近くに停車するため、観光目的での移動には便利で、平日には20分、休日には15分間隔で運行しているので、自分の興味に基づいて観光地を巡ることができます。
また、「るーぷる仙台」と地下鉄が自由に乗れる「るーぷる仙台・地下鉄共通一日乗車券」は、入館料や飲食料が割引となりお得になります。
【モデルコースの前に】仙台観光の季節別の見どころ
春
春の仙台市内のお花見スポットの広瀬川に沿って拡がる「西公園」は、桜の花見シーズンには多くの屋台が店を出し、夜には提灯が灯って、それに照らされた桜は昼間と違って幻想的です。
歴史を感じさせる貴重な桜がある「榴岡公園」には、シダレザクラの古木がたくさんあります。
開花時期には露店も出ますが、桜を始め、藤、椿なども植えられて四季を通して美しい自然を楽しめるところです。
市内で最もたくさんの桜の木がある名所として知られている「三神峯公園」は仙台市を臨む丘陵地にあり、4月下旬~5月上旬頃まで花見を楽しめます。
公園周辺には「桜の小径」と呼ばれる並木道がある「青葉山公園」では、桜のトンネルを通るような体験ができます。
塩釜市にある桜の名所「鹽竈神社」は希少な鹽竈桜があり、国指定天然記念物に指定されている「鹽竈桜(しおがまざくら)」は必見の桜です。
夏
「青森ねぶた祭」、「秋田灯篭まつり」と共に、東北三大祭りになっている「仙台七夕祭り」は、8月上旬の3日間で、200万人もの観光客が訪れる、仙台最大のお祭りです。
夏でも涼しい仙台には、カップルや家族での夏休みレジャーにおすすめのスポットがたくさんあります。
動物を間近で観察できる八木山動物公園、BBQもできる国営みちのく杜の湖畔公園、鳴子温泉、マイナスイオンと自然のパワーをいっぱい浴びて日ごろの疲れも癒せる「秋保大滝」などあります。
塩釜港で開催される「灯籠流し花火大会」は毎年8月17日に開催され花火と3,000個の灯籠が湾を彩り、幻想的な光景を楽しめます。
秋
宮城県には、一年で最も美しく彩られる、秋の紅葉を楽しめる見どころがたくさんあり、その中でも「松島」は、松の緑と荘厳な岩肌が見事に調和して、圧巻の風景を醸し出します。
宮城県と山形県の県境近くにある「鳴子峡」は、約2.6キロにわたって高さ約100メートルの断崖絶壁が続き、紅葉を背景として松の緑や奇岩怪石が点在する美しい風景が楽しめます。
仙台の奥座敷・秋保温泉の渓谷にある「秋保大滝」は、水しぶきが飛び散る迫力満点の姿とともに、木々や岩場の絶妙なコントラストを堪能できます。
その外にも、蔵王連峰の不忘山の麓に広がる「長老湖」では、正面にそびえる山と、青く澄んだ水を湛える神秘的な光景を楽しめ、また、豊富な高山植物が自生する “花の山”と言われる「栗駒山」も人気です。
冬
12月に開催される「仙台光のページェント」は数十万個のLED電球が使われる日本でも有数のイルミネーションのイベントです。
また、伊達政宗公が創建した大崎八幡宮で毎年1月14日に松焚祭(どんと祭)が開催されています。
仙台駅の近くにある「仙台朝市」では、旬の牡蠣や脂がのった新鮮な魚を買え、その場で食べられるものもあり、食べ歩きしながら魚介類のショッピングを楽しめます
「秋保温泉」では、白銀の世界に包まれるとより幻想的な世界に変わりSNS映えする魅力たっぷりな秋保大滝を堪能でき、温かい温泉も満喫できます。
南三陸町にある「神割崎」は太平洋に面した場所で、毎年2月中旬と10月下旬に岩の隙間からの日の出の幻想的な光景を見れます。
仙台は、スキー場、温泉、様々なイベント、グルメまで冬におでかけしたくなるスポットが満載のところです。
12月中旬~3月上旬まで、「みやぎ蔵王スキー場」では日本で唯一の雪上車に乗って、世界的にも希少な樹氷を鑑賞するツアーがあります。
本物のパウダースノーを堪能でき、広大な樹氷原の大パノラマを満喫できる貴重な体験ができます。
また、仙台から直行バスで山形の蔵王温泉まで行き日帰りで山形蔵王へ樹氷観賞もできます。
【モデルコースの前に】仙台観光のおすすめ穴場スポットは?
仙台には、歴史や絶景などの観光スポット以外に、次のような魅力的な穴場スポットが沢山あり、仙台観光の途中で訪れることができます。
無料でウイスキー工場見学して試飲ができる「ニッカウヰスキー宮城峡蒸溜所」ではジャングルジムを登って遊びながら工場を鑑賞できます。
また、展示されている恐竜の骨格標本はとても迫力がある「スリーエム仙台市科学館」は、子供も大人も楽しめるところです。
宮城県石巻市出身の漫画家、石ノ森章太郎さんゆかりのミュージアム「石ノ森萬画館」では、何千冊もの漫画を読むことができたり、自分で描いた絵をアニメーションにすることができる体験ゾーンもあります。
宇宙や地球に関する展示がたくさんある「仙台市天文台」では、仙台藩で昔使われてきた天文観測器機「渾天儀」や「天球儀(大)(小)」、そして「象限儀」など珍しいものを展示しています。
【仙台観光】半日モデルコース
伊達政宗公が眠る霊屋「瑞鳳殿」や伊達家62万石の居城だった「仙台城跡」国宝に指定されている「大崎八幡宮」を「るーぷる仙台」に揺られて巡るコースは仙台観光の半日コース(約3時間半~4時間)にピッタリです。
午前
「るーぷる仙台」に乗って出発して、伊達政宗一族が眠る「瑞宝殿」を見学(見学時間60分)、「仙台城跡」では仙台の街の眼下に眺望して、「伊達政宗公騎馬像」を見学します。
そして、青葉城資料展示館に立ち寄り(70分)、その後、再びるーぷるに乗り、20分ほどで「大崎八幡宮」に到着して祈祷します(40分)。
そして、宮城・東北の作家作品を集めた「宮城県美術館」などを見学後、「るーぷる仙台」に乗り、仙台市民図書館やギャラリー、スタジオなどがあるメディアテーク前で下車し、時間に余裕がある場合には、メディアテークを見学して新しい旅の情報を知ることができます。
ケヤキ並木の中にエミリオ・グレコなどの彫刻作品が並ぶ「定禅寺通り」を徒歩で移動して仙台駅に戻ります。
「メディアテーク」で下車せずに、そのまま仙台駅へ戻ることもできます。
午後
時間に余裕があれば、SENDAI光のページェントなど多くのイベントが催される仙台の中心ストリートの美しいけやき並木の定禅寺通を散策しながら、オシャレなレストランから老舗が集まる素敵な通りで、ランチを楽しめます。
効率的に仙台のグルメを楽しみたければ、「宮城県美術館」などを見学後、「るーぷる仙台」で仙台駅に戻ります。
駅なか、駅近は、新鮮な牡蠣、イクラ、ウニといった海鮮、お寿司、牛タン、仙台牛、ずんだなど美味しいランチが豊富で、好みのものを選んで楽しみましょう。
【仙台観光】1泊2日モデルコース
仙台をじっくり楽しむなら、1泊2日がおすすめです。
宿泊は秋保・作並温泉や、アクセスの良い仙台市内のホテルを利用しましょう。
伊達政宗の足跡をたどる1日目は次の通りです。
1日目
効率よく仙台観光を楽しむには、「るーぷる仙台」のお得な「一日乗車券」がおすすめで、「西口バスプール」で購入して、16番乗場から出発します。
最初の目的地は、伊達政宗のお墓がある「瑞鳳殿」の「霊屋(おたまや)」で、極彩色が施された豪華絢爛な造りです。
2代藩主である伊達忠宗の霊屋「感仙殿」、3代藩主の伊達綱宗の霊屋「善応殿」も見ることができ、発掘調査で見つかった品を展示する資料館で楽しめます。
仙台の定番観光スポット「仙台城跡」で仙台の街を一望でき、石垣や復元された大手門脇櫓を見たり、騎馬像の前で思い出の記念撮影ができます。
お昼の時間は、城址公園の中にある「伊達の牛たん本舗 青葉城店」で、絶対に外せない仙台の牛タンを頂きましょう。
仙台っ子にも人気のお店で柔らかい牛タンと、テールスープがついたボリュームのある「牛タン定食」を楽しめます。
お腹がいっぱいになったら、「るーぷる仙台」に乗って、伊達政宗によって建立された神社「大崎八幡宮」へ。
さまざまな年中行事が開催されている時はたくさんの人出ですが、普段は、とても静かな雰囲気に包まれた神社で、安土桃山の美を伝える極彩色の社殿には魅せられてしまいます。
「本殿」「石の間」「拝殿」は、国宝に指定されており、極彩色の中に漆黒塗りの柱はひときわ目建ち、飽きないほどの美しさです。
見学後は、メディアテーク前でバスを途中下車して、おしゃれなカフェやスイーツ店、雑貨店などが立ち並ぶ「定禅寺通り」を散策して、気になったお店で仙台のお土産も購入できます。
再び「るーぷる仙台」に乗って仙台駅へと向かい、仙台駅からJR仙山線で「仙台の奥座敷」とも呼ばれる「作並温泉」に宿泊して、1日の旅の疲れを癒します。
広瀬川の渓流を眺めながら入る絶景露天風呂です。楽しみなディナーは、海の幸、山の幸をふんだんに取り入れた料理を楽しめます。
「作並温泉」に宿泊すると、2日目の旅行に荷物を持って旅をすることになり、それが大変であれば、露天風呂を楽しんだ後に前日に泊まった仙台市内のホテルに宿泊をおすすめします。
2日目
「お買い物を楽しむ2日目」は次のスケジュールで旅を続けます。
「作並温泉」に宿泊した方は、タクシーを使って約10分で「ニッカ・ウヰスキー仙台工場」に着きますが、仙台市に宿泊した方は、市営バスが便利で、終点仙台駅から約1時間で、土日祝は、JR仙台駅から無料シャトルバスが運行しています。
NHK朝ドラ「マッサン」で話題になった「ニッカ・ウヰスキー仙台工場」は「作並温泉」にあり、ウイスキーの製造工程や歴史などを見学した後は、試飲タイムがあり、昼間からのお酒は旅行ならではの楽しみですね。
ニッカウヰスキー工場からの移動は市営バスになり、仙台駅に到着すると、ランチの時間帯になります。
前日のお昼は牛タンだったので、この日は、仙台駅1階にある人気店「北辰鮨」で三陸の海の幸のランチを堪能しましょう!
握りのランチのセットメニュー以外もあるので、好みのネタを握ってもらえます。
電車の出発時間までは、仙台駅のキオスクや隣接するエスパル仙台にもお土産探しができるお店がたくさんあります。
頂くと喜ばれるお菓子「萩の月」、松島湾内の海水や海草を煮詰めて作った「しおがまの藻塩」などの自宅で味わえるお土産が買えます。
旅の締めは、仙台駅構内やエスパル仙台で、東北の素朴な味わい仙台名物「ずんだ」で締めましょう。
枝豆の甘い餡にからめていただくお団子やお餅やずんだロールやシェイクなどもあり、ロールケーキやシェイク、アイスクリームなどもありますよ。
なお、2日目買物観光は、時間によって次に示している松島観光への変更もできます。
【仙台観光】2泊3日モデルコース
仙台以外に三陸や蔵王など市外のエリアに行く場合は、2泊以上がベターです。
杜の都「仙台」を中心に、温泉・松島を代表する景勝地・城跡といった魅力的なスポットを紹介します。
1日目
仙台駅に到着後、ホテルに荷物を預け身軽になって、仙台の定番の伊達政宗一族が眠る「瑞宝殿」、「仙台城跡」、「大崎八幡宮」「定禅寺通り」など仙台の街をたっぷりと満喫します。
詳細は前述の「1泊2日モデルコース」を参照してください。
2日目
午前中に仙台駅からJR仙石線「松島海岸駅」松島へ50分で到着し、宿泊予定のホテルに荷物を預けてから、松島ざんまいです。
松島エリアにある観光スポットの多くは、JR仙石線「松島海岸駅」から徒歩圏内にあります。
国宝の伊達家の菩提寺でもある「瑞巌寺(ずいがんじ)」は、壮大な建物の外観、桃山様式を極めた唐戸や欄間の細かく美しい彫刻や金箔を使った豪華な襖など、当時の「美」を楽しめます。
五大明王像を安置している「五大堂」は、松島のシンボル的な存在として、東北エリアにある桃山時代の最古の建築物で、繊細な彫刻で飾られているので、見ごたえがあります(拝観無料)。
縁結びのお寺として知られる「円通院」は、「瑞巌寺」の隣にあり、伊達政宗公の嫡孫・光宗の霊廟で、入口近くにある縁結び観音で、「縁結びこけし」に願いごとを書いて祈願することができます。
本堂の前にも立派な庭園があり、石庭は、松島湾を現した「天の庭」と人生を表現した「地の庭」からなっています。
特に、秋の紅葉は彩り美しく、幻想的な雰囲気を醸し出している夜のライトアップは人気で、多くの人やカップルで訪れています。
また、好きな数珠玉を選び、人気の自分だけのオリジナルの数珠が作れる体験ができます。
松島にはさまざまな見どころが満載です。
松島海岸に訪れると、島自体が県立自然植物園に指定されている「福浦島(ふくうらじま)」があり、一際目を引く朱塗りの橋(別名は出会い橋、252m)で結ばれています。
豊かな自然がいっぱいの島内には、弁天堂や見晴台、砂浜、船着場など、見どころが盛りだくさんで、さまざまな角度で日本三景の絶景が楽しめます。
松島見物を楽しんだ後のランチといえばやっぱりカキ料理で、「みちのく伊達政宗歴史館」の近くにあるカキ食べ放題のお店「松島かき小屋MATSU」で地元宮城でとれた新鮮なカキの蒸し焼きを堪能できます。
40分の食べ放題もあり、カキはスタッフが蒸し焼きにしたもの(1回に6、7個位)を席まで持ってきてくれます。 カキ以外の、牛タンやホタテをはじめとした海産物などメニューも豊富ですよ。
日本三景をじっくり満喫する最後の仕上げは、遊覧船で、湾を一周するコース(所要時間50分)鑑賞したものを含めて、違った景色を楽しめ、有名な仁王島、双子島、鐘島など、珍しい島々も近くで見ることができます。
最後は、ホテルの露天風呂から、松島湾の夕日や島々の影等の絶景を見ながら、1日の疲れを癒しましょう。
3日目
松島から仙台駅に移動して、駅のコインロッカーに荷物を預けて、お土産やグルメ・ショッピングを楽しみます。
詳細は「1泊2日モデルコース・2日目」を参照ください。
家族連れにおすすめの仙台観光、2泊3日モデルコース
「モデルコース2」は、家族連れにおすすめのモデルで、次の通りです。
1日目
仙台の定番の伊達政宗の「瑞宝殿」、「仙台城跡」、「大崎八幡宮」「定禅寺通り」など仙台の街をたっぷりと満喫します。
スポット詳細は前述の「1泊2日モデルコース」を参照してください。
2日目
工程は、仙台駅→仙台アンパンマンこどもミュージアム&モール→仙台うみの杜水族館→秋保大滝→仙台駅です。
「仙台アンパンマンこどもミュージアム&モール」は、仙台駅東口から車で約5分にあり、徒歩でも約10分で行け、アクセスの良い立地で、ミュージアムとショッピングエリアに分かれ、両方エリアでアンパンマンをテーマとした様々な体験ができます。
施設内は有料の「ミュージアム」と無料で入れる「ショッピングモール」の2つのエリアからなり、「ミュージアム・エリア」に入ると、そこはもう「アンパンマン」の世界です。
「ジャムおじさんのパンこうじょうのおか」ではパン作りを体験、「わんぱくランド」では、アンパンマン号やばいきんまん号に乗って運転を体験でき、すべり台やボール遊びなど、「見る」「さわる」「乗る」「うごかす」といった体験型の遊びがテーマごとにあります。
体験教室や紙芝居、人形劇にミニステージなどのイベントがその時々に催されており、土日には家族連れやカップルで大変賑わい、公式ショップで、ここだけでしか売っていないグッズをお土産にできます。
「ジャムおじさんのパン工場」があり、定番の「アンパンマン」「しょくぱんまん」「カレーパンマン」が人気パンです。
「ばいきんまん」「ドキンちゃん」のパンもあり、見た目も楽しめてチビッコにも喜ばれ、お土産にもおすすめです。
入場無料の「ショッピングモール・エリア」だけでも十分楽しめ、こちらのエリアは「アンパンマン広場」「グッズショップ」「グルメスポット」の三つのエリアがあります。
特におすすめの場所は「アンパンマン広場」で、毎日午後と夕方にアンパンマンやカレーパンマンなどの着ぐるみが音楽と共に踊るステージショーが開催され、開始時間の少し前になると場所取りで広場前が賑わっています。
仙台東部道路・仙台港ICを降りてすぐのところにある「仙台うみの杜水族館」は、、2015)年7月にオープンした東北最大級の水族館で、館内に広がる様々な展示のほか、ユニークな企画や季節に合わせたイベントを次々と開催しています。
1階は東北の海に特化した展示が広がるゾーンで、三陸で養殖が盛んに行われているホヤをぎっしりと付けたロープがぶらさがり、うみの杜という感じで、その間をイサキやドチザメが泳いでいます。
最大の見どころが「巨大水槽」(早幅14m・水深7.5m・水量990t)で、水槽には屋根がなく、アカシュモクザメ、マサバアイナメ、ホシエイなど50種の生き物が本来の色鮮やかな姿を自然光の下で見られます。
この水槽で再現しているのは、世界三大漁場の一つである三陸の海の豊かな海と生き物で、中でも一番の注目は、25,000尾にも及ぶマイワシの大群で、時に大きな魚のような群れになって泳ぐ姿を見ることができます。
それ以外に、いかだから垂下している三陸の名産のカキ養殖と、それを隠れ家にして暮らす魚たちによる生態系を再現していたり、イルカとアシカのパフォーマンスが1日5~6回開催されています。
さまざまな種類のペンギンや、アシカの仲間のゴマフアザラシ、オタリア、アメリカビーバーなど人気者が集まる「海獣ひろば」では、気ままに動き回る様子や愛くるしい姿は見ているだけで癒やされ、いつも人だかりができる人気の場所です。
全ての展示をゆっくり回って1時間~1時間半ほどです。
仙台市太白区秋保町にある「秋保大滝」は、「日本の滝百選」に選ばれ、国の名勝に指定されており、轟音をたてて流れ落ちる景色は豪快な迫力で、「日本三大瀑布(大滝)」の一つと言われています。
滝つぼの周りは、流れ落ちる滝の飛沫が霧となり、見上げる大滝にさらなる迫力を受けます。
秋には紅葉を楽しめる絶景スポットとなっています。
「秋保温泉」へのアクセスは市営バスを利用するより便利な宮城交通の秋保線で、JR仙台駅前より、約54分(土日・祝のみ始発は8時56分、平日は7時1分)ですが、詳しく知りたい方は検索してください。
東北を代表する温泉地で、日本御三湯の名湯「秋保(あきう)温泉」にある、口コミ評価も高いリーズナブルな「ホテル瑞鳳」で、喧騒から離れて旅の疲れをゆったりと露天風呂で癒しましょう。
夕食もレストランでバイキング形式の和洋中の美味しい料理を楽しめます。
なお、JR仙台駅東口から無料シャトルバスが毎日運行しており、これを利用することもできます。
3日目
秋保温泉から仙台駅に移動して、駅のコインロッカーに荷物を預けて、お土産やグルメ・ショッピングを楽しみます。
詳細は「1泊2日モデルコース・2日目」を参照ください。
【仙台観光】家族連れでも!ドライブにおすすめのモデルコース
子連れ観光の場合は、子どもが楽しめるテーマパークやレストランなどを一日の行程の中にバランス良く組み込みましょう。
二つのモデルコースを紹介しています。
「モデルコース1」を次の通りです。
仙台駅
↓(一般道・有料道、27.6km、38分)
松島島巡り観光船
↓(一般道、0.4km、5分)※徒歩移動
松島かき小屋
↓(一般道、27.2km、46分)
石ノ森萬画館
↓(一般道、7.6km、16分)
宮城県慶長使節船ミュージアム(サン・ファン館)
↓(一般道、11.0km、22分)
女川温泉ゆぽっぽ
↓(一般道・有料道、69.6km、78分)
仙台駅
松島と松島かき小屋
「松島観光」および「松島かき小屋」は上述した項目を参照ください。
石ノ森萬画館
宇宙船をイメージして、石ノ森章太郎が発案したデザインを元に作られた「石ノ森萬画館」は、仮面ライダーやサイボーグ009などでよく知られるマンガ家、石ノ森章太郎のマンガミュージアムです。
有名作品の貴重な資料や作品の世界を再現した展示やオリジナルアニメの上映、アトラクションなど、大人から子どもまで楽しめるところです。
1時間無料で駐車できる市営駐車場「石巻市かわまち立体駐車場(215台収容)」が萬画館の川向いにあります。
正面入口近くには、石ノ森章太郎の手をかたどったオブジェ「石ノ森の手」があり、なんと握手ができます。
また、日本を代表する有名な漫画家らの手形のオブジェもあり、コインロッカーのドアには作品が飾っています。
建物内は3つのフロアに分かれていて、1階と3階は無料ゾーン、2階の映像ホールは有料ゾーンになっています。
まず、1階には石ノ森作品を上映する「映像ホール」やここでしか買えない貴重なグッズがあるショップがあり、そして2階へ上っていくスロープ途中には、石ノ森章太郎の初期作品の原稿展示しており、自由なコマ割りの技法や描写を堪能できます。
2階には「原画展示コーナー」をはじめ、仮面ライダーやサイボーグ009の世界を立体的に再現したコーナーなどがあります。
さらに、3階はアニメーション制作を実際に体験できるコーナー、多くのマンガ本や映像が楽しめるライブラリー、眺めのよい展望カフェも併設しています。
見どころが多すぎて、すっかりはまってしまいそうですが、時間を見計らって1日の疲れを癒しに行きましょう。
宮城県慶長使節船ミュージアム(サン・ファン館)
「宮城県慶長使節船ミュージアム」は、今から約400年前に慶長使節ら一行を乗せて、太平洋を往復した「サン・ファン・バウティスタ」の復元船を中心に、慶長使節の歴史や大航海時代の帆船文化を紹介する博物館で、石巻市にあります。
イタリア風庭園のサン・ファンバウティスタパークに囲まれ、太平洋と牡鹿半島を一望できる景勝地の高台にあり、慶長使節が派遣された使節の足跡とその時代をジオラマやパネルなどを使い紹介しています。
また、大型ハイビジョンで、サン・ファン館の最新映像や、大航海時代の使節団の興奮に満ちた旅路を知ることができます。
女川温泉ゆぽっぽ
「女川温泉ゆぽっぽ」は、、東日本大震災以降再建を行っていたJR石巻線「新女川駅」開業とともに2015年にオープンした女川駅の駅舎と一体になって建設された温泉温浴施設です。
ウミネコが羽ばたく様子をコンセプトにした、曲線を描く大屋根が美しい建物です。
温泉浴場は2階フロアにあり、泉質は低張性アルカリ性温泉で、のんびりと温泉を楽しんだ後は、お肌がつるつるになります。
休憩室や展望デッキなどでゆったり過ごすことができ、展望デッキでは、涼しい風を受けながら女川湾を望むことができます。
「女川温泉ゆぽっぽ」は、東日本大震災以降再建を進めていたJR石巻線「新女川駅」の2015年の開業と同時に、オープンした駅舎と一体になった温泉温浴施設で、ウミネコが羽ばたく様子をイメージした、曲線を描く大屋根が美しい建物です。
時間によっては、「女川温泉ゆぽっぽ」を省略することもできます。
「モデルコース2」は次の通りで、じっくりと時間を取って観覧できます。
仙台駅
↓(一般道、0.8km、5分)
仙台アンパンマンこどもミュージアム&モール
↓(一般道、9.3km、22分)
仙台うみの杜水族館
↓(一般道、44.0km、52分)
秋保大滝
↓(一般道、29.0km、45分)
仙台駅
仙台アンパンマンこどもミュージアム&モール
「仙台アンパンマンこどもミュージアム&モール」は「2泊3日モデルコース・2日目」を参照してください。
仙台うみの杜水族館
「仙台うみの杜水族館」は「2泊3日モデルコース・2日目」を参照ください。
秋保大滝
「秋保大滝」の詳細は「2泊3日モデルコース・2日目」が参考になります。
仙台観光モデルコースで食べたいおすすめグルメ10選!
ケヤキ並木の下に歩道が続く「定禅寺通り」には、カフェや雑貨店、オシャレなレストランなどあり、を吹き抜けていくさわやかな風を感じながら、ゆったりと散策を楽しみませんか?
東北の旬な食材を使用したジェラート店や可愛いスイーツなどの魅力的なお店がいっぱいです。
また、仙台観光スポットを巡りながらグルメを堪能でき、塩釜は、牡蠣やアナゴなど新鮮な海産物を堪能できるお店もたくさんあり、たくさんのグルメの店が揃っている仙台駅などを含めて、おすすめグルメを紹介していきます。
仙台観光おすすめのグルメ①:味太助 本店
定禅寺通りから稲荷小路を南に少し入ったところのある「味太助 本店」は、牛タンの歴史は古く1948年からですが、仙台名物として定着している牛タンの発祥の店なんです。
おなじみの定食は、牛タン、テールスープ、麦ご飯が定番で、栄養価の高い名物メニューです。
ジューシーな牛タンに、柔らかく煮込まれたテールのさっぱりとしたスープの組み合わせは最高で、開店当時からの秘伝の味と技を、いまも頑固に守り続けて、牛タン定食一筋のお店です。
味太助 本店
〒980-0811 宮城県仙台市青葉区一番町4丁目4-13
電話番号:+81 22-225-4641
営業時間:11時30分~21時30分
定休日:火曜日
仙台観光おすすめのグルメ②:ずんだ茶寮仙台駅
仙台駅3階の新幹線開削口の近くににある「ずんだ茶寮仙台駅」は、仙台の伝統の味「ずんだ餅」の専門店で、厳選した若い大豆をふんだんに使い、味も香りも強く、風味豊かです。
お土産にすることもできる、定番のずんだ餅、ずんだ入りのロールケーキとチーズケーキ、プリン、アイスなどを喫茶スペースで食べることもできます。
オリジナルの人気商品で、芳醇な香りの枝豆と上質な生クリームが美味しい「ずんだシェイク」やカップ入りひと口サイズの「ずんだ餅ぷち」はテイクアウトできます。
ずんだ茶寮仙台駅
〒980-0021 宮城県仙台市青葉区中央1丁目1-1 仙台駅3F
電話番号:+81 22-715-1081
営業時間:8時00分~21時30分
定休日:無休
仙台観光おすすめのグルメ③:阿部蒲鉾店本店
全国的にも有名で、何度もテレビに取り上げられている「阿部蒲鉾店」は「笹かまぼこ」の名店で、さまざまな種類があり、シンプルな味をベースに、牛タンミックス、明太子などが楽しめます。
そして、仙台のガイド本にも欠かさず載っている少し甘めのパンケーキ風の衣をつけて揚げた「ひょうたん揚げ」は、阿部蒲鉾店の有名商品で、気軽に食べることができるのが魅力の仙台グルメの1つです。
本店のほかに、松島寺町店、三越店、エスパルテン、仙台駅店など、旅先で楽しむことができます。
阿部蒲鉾店本店
〒980-0021 宮城県仙台市青葉区中央2丁目3-18
電話番号:+81 22-221-7121
営業時間:10時00分~19時00分
定休日:無休
仙台観光おすすめのグルメ④:どん辰 TR店
ヤマダ電機が入っている「仙台TRビル」8階にある「どん辰 TR店」は、夜は居酒屋「串辰」として営業しており、席はテーブル席が36席ほどで、仙台駅構内にも北辰鮨さんがありますが、そちらと比べると、ちょっと大衆的な感じで気軽に利用しやすいお店です。
「海鮮丼(上)」は、生海老、マグロ、サーモン、茹で海老、小柱、イクラ、卵焼きなどあり、「日替わり丼」は、イクラにマグロ、カンパチ、茹で海老、ホッキがたっぷり入っています。
どのネタも大ぶりなので食べごたえあり、あさりの味噌汁とフルーツとドリンクが付いています。
どん辰 TR店
〒980-0021 宮城県仙台市青葉区中央3丁目6
電話番号:+81 22-224-1779
営業時間:11時00分~14時00分 17時00分~23時00分
定休日:日曜日
仙台観光おすすめのグルメ⑤:たからや食堂
「たからや食堂」は、松島海岸駅前にある、昭和7年創業の老舗の海鮮料理店で、塩竈魚市場で仕入れた新鮮な魚介だけが使われ、米は宮城県産のひとめぼれです。
人気ニューである「穴子丼」は、午前中に売り切れてしまう時もあり、もちろん、海鮮料理や牡蠣料理の楽しめます。
新鮮な海鮮丼は一つ一つのネタが大きく食べ応えあり、ご飯の上にのせられており、迫力の存在感を持つ海鮮丼が楽しめます。
たからや食堂
〒981-0213 宮城県宮城郡松島町松島浪打浜10
電話番号:+81 22-354-2520
営業時間:10時~15時30分 (品物がなくなり次第、14時30分に閉店することもある)17時以降のお食事は(10名~28名)貸し切りの宴会コースのみ
定休日:水曜日
仙台観光おすすめのグルメ⑥:かき松島 こうは
牡蠣の旬と聞くと冬のイメージがある「真牡蠣」は10月~4月が旬、しかし、真牡蠣よりも大振りで濃厚な「岩牡蠣」は、5月~8月に旬を迎えます。
松島海岸駅すぐ近くにあるお店「かき松島 こうは」は、1年中新鮮な松島の牡蠣を食べることができる牡蠣料理店で、震災で被災して、その年9月に復興を果たしました。
牡蠣の甘煮をご飯の上にふんだんにのせた「牡蠣のひつまぶし」は、古屋の名物であるひつまぶしを、松島流にアレンジしており、最初は牡蠣飯として食べて、その後に牡蠣汁をかけてお茶づけとして食べるのが通の食べ方ですが、本場の牡蠣で試してみましょう。
かき松島 こうは
〒981-0213 宮城県宮城郡松島町松島浪打浜10-14
電話番号:+81 22-353-3588
営業時間:金~月曜日 11時30分~15時00分 16時00分~18時30分、火~木曜日 11時30分~15時00分
定休日:無休
仙台観光おすすめのグルメ⑦:牛たん炭焼 利久 仙台駅店
全国展開している人気店「利久」は、丹念に仕込んだ牛たんを炭火で一気に焼上げていますが、「牛たん『極』定食」は通常の厚みのある「牛たん定食」よりさらに厚めにカットされた『極』を食べると、肉の厚みというが牛タンにとって非常に重要なものであることがわかります。
お値段は高くなりますが、ぜひとも牛タンの極みを堪能してみましょう。
牛たん炭焼きの他にも牛たんカレー・シチュー、ハンバーグなどもあります。
牛たん炭焼 利久 仙台駅店
〒980-0021 宮城県仙台市青葉区中央1丁目1-1 仙台駅3F牛たん通り
電話番号:+81 22-214-3255
営業時間:10時00分~22時30分
定休日:無休
仙台観光おすすめのグルメ⑧:とんかつ かつせい
東北一のとんかつ店と称される「とんかつ かつせい」は、ミシュランガイド宮城掲載店で、食べログのとんかつ百名店の一軒にも選ばれているお店です。
仙台駅から地下鉄で1駅先の五橋駅より、徒歩約5分のところにあり、女性のひとり客など様々な層のお客さんが来ています。
メニューはシンプルで、盛り合わせ、特ヒレかつ、特ロースなどは、一品料理となっているので、ご飯やお汁は別注になり、特ロースかつ+ご飯+なめこ汁は合計1,560円(税込)です。
かつを一口食べると、甘みの強い脂の旨みが口いっぱいに広がります。
素晴らしいとんかつ料理人の技に触れることができます。
とんかつ かつせい
〒980-0023 宮城県仙台市青葉区北目町7-25
電話番号:+81 22-264-3878
営業時間:11時00分~14時00分 17時00分~20時00分
定休日:日曜日
仙台観光おすすめのグルメ⑨:麺匠ぼんてん
JR仙台駅東口より徒歩5分にある「麺匠ぼんてん」は、食品添加物や化学調味料を一切使用しない、本当にうまいラーメンを食べられる人気のラーメン屋さんで、素材本来の味を堪能できる美味しいラーメンを食べることができます。
醤油ベースの味玉ラーメンは、スープ・麺・チャーシュー、いずれもとても美味しい一皿で、味玉塩ラーメンは、あっさり味の中に旨味が凝縮されたラーメンで、麺は両方とも、平打ちちぢれ麺でスープとよく絡みます。
麺匠ぼんてん
〒983-0852 宮城県仙台市宮城野区榴岡4丁目4-7 STAGE-21ビル
電話番号:+81 22-298-5352
営業時間:土・日曜日 11時30分~20時00分、月~金曜日 11時30分~14時30分 17時30分~22時00分
定休日:火曜日
仙台観光おすすめのグルメ⑩:鯛きち
「鯛きち」は、常に焼きたてを提供しており、オーダーしてから少し時間はかかるものの、焼きたてのアツアツうす皮鯛焼き(小倉、クリーム、ずんだ餅)が食べられます。
持ち帰りの場合、ラップをかけ500Wの電子レンジで20~30秒温めた後、オーブント―スターで約1~2分お好みに合わせ焼きすると、パリッと香ばしく、美味しく頂けます。
今、仙台で大人気の生タイ焼き(小倉ホイップ、チョコホイップ、カスタードホイップ、ずんだホイップ)の中でも、特に、ずんだホイップはずんだがホイップと合わさることでよりまろやかとなります。
その冷たさから正にデザートと言った口当たりで仙台市内に名掛丁本店、仙台駅前店、木町通店の3軒のどこもいつも行列ができています。
持ち帰りの場合は、生菓子のため、冷蔵庫(5℃以下)で保存しその日のうちに頂きましょう。
鯛きち仙台駅前店
〒980-0021 宮城県仙台市青葉区中央3丁目6-3
電話番号:+81 22-223-8966
営業時間:11時30分~19時30分
定休日:無休
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