松戸神社の御祭神と御由緒を紹介!これまでの歴史について
千葉県松戸市にある神社「松戸神社」は、主祭神に日本武尊を祀っている神社です。
神社ができたのは、1626年寛永三年のことと伝えられています。
神社ができた由来ですが、水戸光圀がこのあたりを鷹狩できた時に、弓で射落とそうとするも、全く手中にすることができないところか、弓矢が折れるという結果におわっています。
その時の折れた弓矢を奉納していいます。
そのような松戸神社の主祭神は日本武尊です。
日本武尊は、この漢字以外にも別の漢字をつかうことがあります。
この日本武尊という人物ですが、草薙の剣で東国にいたとされる蝦夷征伐をしたことで知られる有名な人物です。
彼は、景行天皇のこどもであったことがしられていて、若い時は、小碓皇子(おうすのみこ)という名前をもっていました。
松戸神社の創建は古いのですが、残念なことに今見ることができる拝殿などは、1739年の火災でも得てしまい、少々新しいものとなっています。
ともかくご祭神となっている日本武尊とは、一体どんな人物で、なぜコチラの神様になったのでしょうか。
次の項目ではご利益などについてご紹介していきます。
松戸神社のご利益とは?パワースポットとして定評あり!
武勇伝が残る日本武尊が主祭神であるだけに、こちらの神社の御神徳は、 必勝 家内安全 交通安全 除災招福 などといわれています。
腕っぷしにの強い人物であったことが知らrているだけに、必勝や除災招福などは想像がつきやすいですね。
松戸の市が、松戸と呼ばれるようになったには、日本武尊と関連しています。
父である景行天皇が、武蔵野の国へむかうにあたって、この松戸のエリアで他の人々を待ったと言われています。
ちなみに武蔵野国に属したエリアは、現在の 東京都 、 埼玉県 および 神奈川県 川崎市 ・ 横浜市 といわれています。
待つ郷という言葉が、待土になり、最終では今の松戸という名前にまで転じたといわれています。
松戸神社近郊では自然豊かな景色を楽しめる!
松戸神社は、松戸駅より車で5分ほどの場所にあります。
水戸光圀公も鎮守としていた神社で、直ぐ側に川が流れ、整備された公園が広がります。
周辺には神社仏閣、史蹟なども残っています。
松戸本陣跡や、下横町渡船場など歴史的ものも多く残っています。
桜の名所として川沿いは知られている神社周辺を散策しましょう。
桜の花いがいに他の樹木も季節によって楽しめるように、散策路が作られています。
松戸神社へお宮参りに行こう!
地域の人に愛されている松戸神社では、人生の節目でいろいろと訪れる機会があります。
子供を授かった時などに宮参りに行くことがあります。
こちらの神社をお宮参りとして利用することができます。
赤ん坊が生まれて初めて神社へいくことを初宮詣でよびます。
もとは、武家間でおこなっていたものですが、一般にまで広がるようになりました。
お食い初めや、様々な記念行事をお子様の成長とともに行っていきます。
是非機会をみつけて松戸神社でこれからの人生を無事に暮らせるようにと、赤ん坊をつれてお宮に詣でましょう.。
松戸神社は初詣スポットにもおすすめ!
松戸神社では、一年の無事を祈って年のはじめの初詣時期に、境内では甘酒のサービスなどがあります。
参拝だけでなく、お囃子や獅子舞なども見ることができたり、1月15日は毎年恒例のどんど焼きがあったりと見どころが目白押しです。
どんど焼きの時は、古い御札をたきあげてもらうだけでなく、どんど焼きの火で焼いたお餅をたべると一年が無事で過ごせるという言い伝えもあります。
通常の参拝では味わえない初詣のみのイベントですので、ぜひ訪れてみてはいかがでしょう。
松戸神社の境内名所を紹介!
歴史ある松戸神社内には、様々な見どころがあります。
ここではそれらを紹介していきます。
松戸神社の鳥居周辺
神社には石の立派な鳥居があります。
一の鳥居は、昭和45年で、二ノ鳥居は、昭和36年のものです。
これらの鳥居の周辺で見逃してほしくないのが、石灯籠、狛犬、そして玉垣です。
二ノ鳥居そばにある石灯籠は、1917年にお伊勢参りをした伊勢講の記念としてつくられたものです。
狛犬も同じく伊勢講の奉納として作られたもので、1841年作です。
玉垣は、1880年に奉納されており、当時の寄進者の名前がきざまれています。
松戸神社の神橋
二ノ鳥居をすぎると坂川という川がながれています。
そこに架かる橋が、潜竜橋と呼ばれています。
朱色の塗られた神橋で、周辺には木々が植えてありとてもきれいな風景をみることができます。
この潜竜橋のあたりはフォトジェニックですので、ぜひとも写真撮影を楽しみましょう。
松戸神社の神殿
橋を渡ると神殿がみえてきます。
手前にある手水舎は、1867年のもので、これもかなりの歴史があります。
手水舎で手を清めて神社に向かいましょう。
拝殿の両隣に御神木があります。
樹齢は千年をこえるといわれる老木で、水戸光圀が鷹をはなして捕まえようとしていた白鳥がとまったといわれています。
結局鷹は、飛ばずに苛立った光圀は、矢を使って白鳥を射ようとするのですが、それも失敗に終わってsいまいます。
苛ついた光圀が矢をおったといわれています。
そしてその射ることができずに折れた光圀公の矢は、今も神社に奉納してあります。
松戸神社の境内社
神社の境内には、金毘羅神社、市神社、水神社、秋葉神社、三峰神社、八坂神社、八幡神社、松尾神社、浅間神社、庚申社、稲荷神社、厳島神社などがあります。
これはかつて宿場町として栄えた松戸だけに、人々がいろんな願いをこめて各地の神さまを呼び集めたといわれています。
金毘羅様は海、水神社も、同じく河川の災害などのご利益があります。
秋葉神社は、消防と縁があります。
三峰神社は、子育て、夫婦円満の神様で、八坂神社は、病気へのご利益といわれています。
松尾神社は酒造りの神で、浅間神社は、家庭円満といわれています。
庚申は交通安全、厄除けで、稲荷は、食べ物、厳島神社は芸術面でのご利益があるといわれています。
それぞれのご利益をよく知り、参拝時に役立ててみましょう。
松戸神社の御神水
神社がある敷地内から湧出している井戸水が御神水として手水舎そばにあります。
御神水の水は、龍の口から出ている形となっています。
龍神の水として霊験あらたかなものとして地域の人にはしられています。
手水舎とは別にこちらの水は、いつでも好きな時に汲み取ってつかうことができます。
無料となっています。
松戸市内には、こちらの神社の他にも、水とりをおこなうことができる場所がありますので、水取りを兼ねて様々な神社を巡ってみるのも楽しいでしょう。
松戸神社の神楽殿
松戸神社には、松戸神社の向かい側に神楽殿があります。
水神と秋葉神社の間にあるこちらの神楽殿では、杉戸絵並びおよび天井画が有名で、有形文化財に指定されています。
絵は、明治時代に佐竹永湖(えいこ)と錦谿(きんけい)という絵師質によって描かれたといわれています。
杉戸絵は4面で一つの絵になっています。
絵のモチーフになっているものは、獅子とボタンの花がえがかれていたり、白虎が描かれていたりと芸術性もたかいものから、笹と犬というかわいらしいものまで40点ほどあります。
また、夏祭りの時期には、神楽殿で、神楽の舞などをみることができます。
松戸神社の御朱印&御朱印帳情報を紹介!限定品や受付時間も!
松戸神社では、社務所にて御朱印をいただくことができます。
オリジナルの御朱印帳も販売されていますので、機会があったら購入されてみてもよいでしょう。
御朱印帳に朱色の神橋も描かれているほか、神楽殿にあった明治時代の絵のモチーフの四神も描かれたものとなっています。
また、松戸神社で宇宙飛行士の山崎直子さんが安全祈願をしたということもありスペースシャトルも描かれています。
社務所は、8時半から5時まで受付をしていますので、この時間帯に御朱印やお守りなどを頂きに伺うと良いでしょう。
松戸神社の宇宙にも携帯された「四神お守り」について
松戸神社には、四神がいます。
この神さまは、風水に関連があるといわれています。
それぞれが東西南北を守る神様で、青龍、朱雀、白虎、玄武の神獣の4つを四神といいます。
この四神のおまもりをもち、2009年に宇宙飛行士の山崎直子さんが祈願を行い、その後、国際宇宙ステーションに旅だっています。
帰還後、無事を祈り、お礼参りとして返納しています。
松戸神社の主な年間行事を紹介!神幸祭や神輿連合御渡祭などの名物イベントに参加しよう!
松戸神社では、年間を通して様々な行事を行っています。
6月15日に水神社で開催される例祭を筆頭に、6月30日に夏越しの大祓があります。
水神神社の例祭は、午後三時より開催されます。
夏越しの大祓と呼ばれる神事は、秋葉神社で行われます。
伝統的な行事で、平安時代から続いているといわれる由緒正しい祭りです。
罪や穢を悔いる祭りで、形代に日頃の行いで改めたいことを移し、身を清めることを目的としたまつりです。
これらのほかに、ご本社で開催される最重要で、日本武尊の前で祈願の式が行われます。
松戸神社のまつりの魅力は、なんといっても四神像です。
四神、大神輿、獅子屋台、大榊が松戸神社の魅力で、一度途絶えていた祭りを復活させることに松戸の人々は成功します。
神幸祭りがない時は、町会神輿の連合渡御が開催されます。
11月15日には七五三があり、千歳飴などが販売されます。
お子様がいる場合は、ぜひ初宮、七五三など子供の成長の節目のことに訪れてみると良いでしょう。
松戸神社の基本情報
それでは松戸神社の基本的な情報として、神社までのアクセス方法や駐車場情報などをご紹介します。
松戸神社の場所とアクセス方法
松戸神社へのアクセス方法ですが、三通りほど考えることができます。
一つは、徒歩です。2つ目はバスを利用することです。
そして最後は車です。
徒歩ですが、最寄りの駅は、JR常磐線・新京成線の松戸駅となります。
松戸駅からは徒歩で行くことができます。
松戸で下車後、西口にでましょう。そこから目指す松戸神社までは10分かからずに行くことができるでしょう。
バスで神社を目指す場合ですが、京成バスもしくはJR、新京成、松戸駅西口から宮前町下車するとよいでしょう。
車の場合は、無料で使うことができる駐車場は20台ほどです。
季節によっては来客も多いので、気をつけましょう。
場所は、三郷インターチェンジより10分ほどでいくことができます。
車でのアクセスですが、秋葉神社側からはいることができます。
松戸神社周辺の駐車場情報
先程も述べたように、境内にも駐車スペースがありますが、時期によっては混雑して止めることができないでしょう。
そのような場合、松戸神社周辺には駐車場はあるのかきになりますね。
松戸神社周辺の駐車場ですが、周辺にはナビパーク松戸第一、タイムズ松戸第27などがあるほか、駅そばにも駐車場があります。
最寄りにこだわらなければ、十分駐車場はあります。
天気が良い時は、少し離れた駐車場からでも、川周辺の散策や木々の観察をしながら神社までの道のり歩いてみるのもおすすめです。
松戸神社
住所:〒271-0092 千葉県松戸市松戸1457
電話番号:047-362-3544
営業時間:祈願の場合午前10時~午後3時
URL:松戸神社
松戸神社へ参拝に行こう!御朱印情報やご利益・境内名所を紹介!のまとめ
松戸神社は、昔から地域の人に愛されてきた神社です。
松戸という町が、宿場町ということもあり、多くの人が行き来したこともあり、境内には本殿以外にも多くの神さまがいるのがとてもユニークで、興味深いところです。
松戸の歴史を学ぶことができるうえに、神社周辺は、季節に応じて木々が美しく散策路も充実していますので、気軽に楽しめる場所となっています。
JR松戸駅からも近いので、松戸に観光やビジネスなどで立ち寄った時にでも気軽に訪れてみてはいかがでしょう。