ベトナムの通信事情について!SIMカード購入はマスト?
ベトナムでは情報通信省が、通信や放送、郵便や出版などの情報を管理・統制しています。
ベトナムは固定電話よりも携帯電話の加入者が圧倒的に多く、複数台所有している人も含めて、携帯電話の普及率は100%を超えています。
ベトナムを含む東南アジア諸国では、携帯会社のサービスに加入して銀行口座からの引き落とすのではなく、プリペイドSIMで料金前払いが一般的です。
固定電話が少ないため、ベトナムでは携帯所持は必須で、携帯料金も日本より非常に安くなっています。
ベトナムの主要都市、ホーチミンなどでは2017年頃から4Gが急激に普及してきています。
携帯機種は、AndroidのSamSungやLGなどが主流のようです。
ベトナムの主な通信事業者
ベトナムでは歴史的に、国営企業が産業の中心になってきましたが、国営企業の民営化が進み、2005年よりMobifoneの民営化計画が話題になっています。
ベトナムの携帯会社では、Viettel Mobile、MobiFone、VinaPhoneの3社で市場の約8割を占め、その他のキャリアにS-Fone、Vietnamobile、Beelineなどがあります。
海外旅行では、海外でのデータ通信が高額なため、通常は海外パケホーダイに加入しますが、上記の携帯会社のサービスを利用すればパケホに加入しなくても十分快適に旅行できます。
無料Wi-Fiが使えるカフェやレストラン、ホテルや商業施設が多くあります。
フードコートなどでも、利用した店のIDでログインして無料で利用できる、ベトナムはまさにインターネット天国です。
ベトナムでも役に立つ「SIMカード」とは?
2~3日の短期間滞在ならば、日本国内のSIMカードを海外利用プランで使用することができます。
SIMの差し替えが面倒、または、紛失が気になる人には、手軽で安全なサービスでお勧めです。
また、ベトナムで現地のSIMカードに差し替えれば、格安で携帯が利用できます。
しかし、ベトナムでSIMを差し替える時に、日本のSIMを無くしてしまうと、日本の携帯会社の再発行で手数料がかかるので紛失しないように気をつけましょう。
ベトナムのプリペイドSIMカードの速度の目安は?
ベトナムのプリペイドSIMカードの通信速度が気になりますね。
通信速度はMbpsで表され、携帯会社によっても異なってきます。
例えば、Mobifoneでは、朝は10Mbps以上で動画視聴にも問題がなく、夜は5Mbps以上で地図や写真などの画像サイトも問題ありません。
日中は5Mbps前後で、テキストがメインのLINEやWEB検索なら通常の速度ですが、一般に、受信よりも送信に時間がかかる傾向があります。
現地から動画や大量の写真を送信することを考えている人は、日中の送信を避けるなど、多少の時間調整が必要かもしれません。
ホーチミンなどの主要都市では、4Gエリアが拡張されていますので、通信速度もそれほど心配することはないようです。
一般に、3Gの通信速度は1~5Mbpsに対し、4Gでは5~50Mbpsの速度ですので、都心部では大量の画像や動画送信もストレスなく行えます。
しかし、日本ではほぼ全国で4Gが使えるため、日本と比べれば若干遅いと感じるかもしれません。
ベトナムで国際電話をかける方法
ベトナムでの連絡や通話には、メールやLINE、スカイプなどのアプリが利用できます。
しかし緊急で日本の固定電話に電話をかける場合はどうすればよいでしょうか。
ベトナムから国際電話をかけるには、0081の次に、0を取った電話番号を入力します。
例えば03-1234-5678であれば、かけ方は0081-3-1234-5678となります。
また、日本からベトナムの番号へ電話する場合は、日本の事業者識別番号(KDDI・NTT・ソフトバンクなど)、国際電話識別番号(010)、ベトナム国番号(84)を最初に入力します。
事業者識別番号は、KDDI:001、NTTコミュニケーションズ:0033、ソフトバンク:0061となっています。
ベトナム用SIMカードとその他の通信手段を比較!
ベトナムでは、ベトナム用SIMカードがあれば、現地での通信には不便はないと言えるでしょう。
空港では、速度は遅めですがパスワード制限なしで簡単に接続でき、空港内の店舗を利用すれば、店のWi-Fiで快速通信できます。
ホテルでは、フロアごとにルーターを設置しているところもあり、快適な速度で利用できるため、翌日の計画はホテルで立てるのもお勧めです。
屋外では、Wi-Fiポイントの看板もあり、店舗でのWi-Fi利用は、ネットワークを立ち上げてID選び、パスワードを聞いてログインします。
スターバックスやハイランズコーヒーなどでは制限時間を設定していますが、再接続で引き続き利用することも可能です。
しかし、長期滞在やビジネス旅行では、その他の通信手段も利用して快適な通信環境を確保しましょう。
ベトナム用SIMカードとポケットWi-Fi
ベトナムで、タブレットやスマホ、PCなど、複数の端末を使用したい人には、ポケットWi-Fiが便利です。
「ポケットWi-Fi」は、「ポータブルWi-Fi」とも呼ばれているルーターで、Wi-Fiがとんでいない屋外でもネット接続できます。
auなどの携帯会社ではポケットWi-Fiの海外旅行プランがあり、海外用Wi-Fiルーターを日本でレンタルすると、少し割高になりますが現地での手間が省けます。
現地に到着して電源を入れ、Wi-Fiルーターに表示されている「SSID」と「パスワード」を入力すればすぐに使えます。
ポケットWi-Fiは、1日350円~400円ほどで空港などでもレンタルできます。
また、SIMフリーの本体だけ日本で購入して、SIMカードをベトナムの空港や市内のショップで調達することもできます。
現地でポケットWi-Fiを買う場合ですが、ベトナムのポケットWi-Fiの機器は、TENDAの4Gの機種で1,600,000ドン(8,000円)、3Gで800,000ドン(4,000円)です。
データ用のSIMの費用は、Viettelのチャージ済みのSIMカードなら100,000ドン(約500円)ほどになります。
ポケットWi-Fiの機器は「THE GIOI DI DONG」のような大型店ではなく、小さなパソコン機器専門店で販売されています。
ポケットWi-Fiの追加チャージも簡単で、現地の店で1GBが10,000ドン(50円)ほどの値段で、カードを買って容量を追加することができます。
ベトナム用SIMカードと国際ローミング
ベトナム旅行では一般の店舗での無料Wi-Fiが利用できるので、SIMカードさえあれば、ポケットWi-Fiのレンタルやパケホーダイの加入をしなくても快適に旅行できます。
しかし、地方に行く場合やビジネス・トリップには、やはりいつでも通信できる環境が必要ですね。
携帯会社では、海外パケ放題、ダブル定額などの料金プランを設定しており、1,980円から提供しています。
Auでは「海外ダブル定額」、NTTドコモは「海外パケ放題」、ソフトバンクは「海外パケし放題」という名前で、スマホのアプリを利用して設定するようになっています。
ベトナム用SIMカードを使用できるのはSIMフリー端末のみ!
日本で使っている大手キャリアのスマホは、日本の携帯会社が他社への乗り換えを防ぐために基本的にSIMロックがかかっています。
SIMロックのかかった携帯では、現在契約している以外のSIMしか利用できず、ベトナム用SIMカードを使用することはできません。
ベトナムのSIMを利用するには、SIMフリー対応のスマートフォンであることが大前提となり、現地でもSIMフリースマホを購入することができます。
また、日本のキャリアのスマホをそのまま使いたい場合は、日本でSIMロックを解除してもらうか、SIMフリーのWi-Fiルーターを持っていく必要があります。
SIMロックの解除方法
SIMロックの解除は、各キャリアの携帯ショップで行います。
手続きに手数料がかかったり、解除するとキャリアのサービスが受けられなくなるなどの各種条件があリます。
また、SIMロック解除ができない端末もあるため、事前に手持ちの経緯隊の会社に確認しましょう。
AmazonでもSIMフリースマホを購入可能
アマゾンでもSIMフリースマホを購入することができます。
海外旅行を頻繁にする人は、一台購入しておくと便利ですね。
ベトナム現地でSIMカードを購入できる場所は?
ベトナムでは、プリペイドSIMカードは、空港や街中のショップで簡単に購入する事ができます。
空港ではスタッフにSIMカード設定を任せられる
SIMカードの利用に慣れない人は、空港で買うのがお勧めです。
空港のショップでは、SIMの差し替えから設定まで、全てスタッフにしてもらえます。
しかし、SIMの設定に慣れている人は、空港で購入するより市街地のショップで購入した方が割安になります。
ベトナム現地で購入できる大手SIMカード販売会社の概要
SIMカードは、ベトナムの通信会社から販売されており、日本のSIMに比べると、価格はかなり安くなっています。
ベトナム大手通信会社、Mobifone、Vinaphone、Vittelについてご紹介しましょう。
Mobifone(モビフォン)
MobiFone(モビフォン)は、国内第2位のシェアを誇るベトナム郵便通信公社(VNPT)の系列の携帯電話会社です。
2016年にKDDIと業務提携をし、MobiFone NEXTというアプリを提供しています。
ベトナムではクレジットカードの普及率が低く、携帯料金の支払は主にプリペイドSIMが一般的です。
店頭でSIMカードを購入し、記載されている番号を入力してチャージします。アプリのMobiFone NEXTを利用すると、QRコードでチャージできます。
Vinaphone(ビナフォン)
VinaPhone(ビナフォン)も、ベトナム郵便通信公社(VNPT)の系列会社で、ベトテルと同様に4Gサービスのライセンスを取得して展開しています。
また、2017年に日本のフォーサイドメディア株式会社と提携し、「ベトナムにおける新規SNSプラットフォーム」の事業に乗り出しています。
Viettel Mobile(ベトテル)
国防省の関連企業であるViettel Mobile(ベトナム軍隊通信グループ)は、2017年4月から4Gサービスを展開し、また、ミャンマーの携帯電話事業へも参入しています。
各社のAPN設定
上記3社のAPN設定は下記のようになっています。
携帯会社 | MobiFone(モビフォン) | VinaPhone(ビナフォン) | Viettel(ベトテル) |
---|---|---|---|
名前 | mobifone | vinaphone | viettel |
APN | m-wap | m3-world | v-internet |
ユーザー名 | mms | mms | なし |
パスワード | mms | mms | なし |
空港のショップなどでSIMを購入すれば、店のスタッフが設定してくれますが自分でSIM差し替えするときは、必ず電源を落として作業しましょう。
電源をオンにしたままSIMの設定をすると、端末内のデータが壊れたり、機器の故障の原因になったります。
ベトナム現地でのSIMカード購入の流れを紹介!
ベトナム現地でのSIMカード購入の流れをご紹介しましょう。
ベトナムでのSIMカード購入に必要な物は?
SIMフリーのスマホさえ用意しておけば、ベトナムでプリペイドSIMカードを購入するのは簡単です。
店舗ではパスポートなどの身分証明が必要な場合がありますので忘れずに携帯しましょう。
お店の人に下記の必要事項を伝えて、価格表を見ながら自分にあったタイプのSIMカードを選びます。
- 滞在日数
- SIMカードのサイズ (ナノ、マイクロSIM、標準サイズ)
- データ通信のみ or 通話も有り
- 価格表で店舗のおすすめのプランを吟味。
ベトナム用SIMカードはAmazonでの事前購入がおすすめ!
ベトナム用SIMカードは、出発前日本で、通販サイトを利用して購入することも可能です。
Amazonなら、様々な種類から選べ、スピーディーな配達なので便利ですね。
Amazonでは現地空港よりも安くベトナム用SIMカードを購入可能
一般に、SIMカードを空港で買うと割高になります。
アマゾンでは、現地空港より安く、人気のSIMカードが購入できます。
現地ではカフェやホテルの無料Wi-Fiも利用できるため、容量6Gあれば、動画や高画質画像のサイトを利用する人でも十分に足りる量です。
SIMカードの価格も安く送料無料ですので、ネットのヘビーユーザーならば2〜3枚購入しておけば安心です。
Amazonで買えるおすすめのベトナム用SIMカードを紹介!
Amazonで買えるおすすめのベトナム用SIMカードをご紹介しましょう。
Amazonで買えるベトナム用SIMカード①:お得な2枚セット Vietnamobile ベトナムプリペイドSIM 4G・3G 30日利用 データ容量120GB
データ専用のプリペイドSIMカードで、30日間120GBまで使えて価格は送料無料の¥430 です。
SIMフリーのスマートフォン・タブレット・Wi-Fiルーターで利用でき、日本語マニュアルもついています。
4Gエリア:ホーチミン・ハノイ・ダナン、
3Gエリア:ハロン湾・フエ・ホイアン・ブンタウ・カオバン・ムイネー・サパ、
その他の地域では2G通信での接続です。
ベトナムで電波受信後30日間利用でき、SIMカード有効期限は2019年7月末まで。
ベトナム用SIMカードVietnamobileのメリット
標準・micro・nanoサイズに対応しています。
データ通信量は1日4GBまでで、それをオーバーすると通信速度が低下しますが、全く通信できなくなることはありません。
ベトナム用SIMカードVietnamobileの各プラン
アマゾンでは下記のプランのSIMカードが購入できます。
Vietnamobileプラン | |||
---|---|---|---|
プラン | 容量 | 期間 | 価格 |
4G データ通信 | 10GB | 15日 | 430 円 |
4G 2枚セット | 10GB X 2 | 15日x 2 | 810 円 |
4G・3G | 120GB | 30日 | 600 円 |
Amazonで買えるベトナム用SIMカード②:【mobifone】ベトナムプリペイドSIM 10日間 4G/3Gデータ通信10GB
MAXSIM
ベトナムmobifone社のプリペイドSIMで、10日間4G/3Gデータ通信が10GBまで利用できます。
データ専用で、日本語マニュアルも同封されているので設定には安心です。
配送料無料の¥ 720で、SIMカード有効期限は2019年10月末まで。
延長の追加チャージはできません。
Amazonの発送は、平日のみ対応で、ご注文後に東京都区内から郵送されます。
利用出来るのはSIM フリーのスマートフォンとなります。
ベトナム用SIMカードmobifoneのメリット
標準・micro・nanoサイズに対応していて、着信のみですが音声も利用できます。
データ通信量は10GBまで高速通信可能で、オーバーすると制限がかかりますが、まるで使えなくなることはありません。
ベトナム用SIMカードmobifoneの各プラン
Mobifone プラン | |||
---|---|---|---|
プラン | 容量 | 期間 | 価格 |
4G・3Gデータ通信 | 10GB | 10日 | 720 円 |
現地4G:HD70 | 2.40GB | 30日 | 70,000VND(約350円) |
現地4G:HD90 | 3.50GB | 30日 | 90,000VND(約450円) |
現地4G:HD120 | 6.00GB | 30日 | 120,000VND(約650円) |
Amazonで買えるベトナム用SIMカード③:【ローミングSIM】日本・韓国・タイ・ベトナム・マレーシア・インドネシア・フィリピン他 13か国利用 12日データ容量4GB プリペイドSIM
【ローミングSIM】は、日本を含めアジア 13か国で12日間利用でき、データ容量4GBのプリペイドSIMカードです。
価格は、送料無料の¥1,400で、平日注文は翌営業日に発送致になります。
中国の電話会社China Unicom(チャイナユニコム)が発行するプリペイドSIMカードで、安定感バには定評があります。
4Gエリアでは、すべて4G(LTE)接続で快適な高速通信が楽しめます。
利用出来るのはSIM フリーのスマートフォン・タブレット・Wi-Fiルーター。
日本語マニュアルを同封されています。
ベトナム用SIMカード【ローミングSIM】のメリット
4GBを利用してしまうと制限がかかりますが、通信が止まる事はありません。
** 日本で出発時から利用できる**ので、現地でSIMを差し替えたり、元のSIMの紛失を気にかけることもありません。
利用可能な国は、日本・韓国・タイ・ベトナム・マレーシア・インドネシア・フィリピン・シンガポール・カンボジア・台湾・香港・マカオ・ラオスの13か国です。
標準・micro・nanoサイズに対応しており、アジア諸国を旅する人には最適なSIMカードですね。
ベトナム用SIMカード【ローミングSIM】の注意点
利用期間の計算は、香港時間を基準として利用開始後12日 となります。
利用日数のカウントは、香港時間23時30分に利用を開始する場合、30分で1日分カウントされます。
SIMカードの有効期限は2019年12月末まで。
延長の追加チャージはサポートしていません。
Amazonで買えるベトナム用SIMカード④:【ベトナム プリペイド SIM カード 】 4G/3G データ 通信 現地通話 日本語説明書あり Vietnam (3GB/8日間 通話なし(東南アジア多国))
【ベトナム プリペイド SIM カード 】は、データ専用のSIMカード。
3GBで8日間、ベトナムだけではなく、東南アジア他の国にも利用できます。
ベトナム用SIMカード【ベトナム プリペイド SIM 】のメリット
身分証明書など、本人確認書類が不要で、現地到着後にSIMカードを挿入すれば、すぐに利用を開始できます。
日本語マニュアル付きで、操作が簡単です。
ベトナム用SIMカード【ベトナム プリペイド SIM 】のプラン
3GB/8日間プランは送料無料の¥ 1,280 で、SIMフリースマホ、3 in 1サイズに対応しています。
10GB/10日間 プランは¥ 1,780で購入できます。
ベトナム用SIMカードの設定方法と使い方を紹介!
ベトナム用SIMカードの設定方法と使い方を紹介しましょう。
ベトナム用SIMカードのアクティベイトまでの流れ
端末でベトナムのSIMを利用する為に、アクティベートの作業を下記手順で行います。
- 日本でスマホのSIMのロックを解除
- ベトナムで日本で利用しているSIMカードを取り出す
- ベトナムのSIMを挿入
- 説明書を見ながら接続 (APNの設定は携帯の会社によって異なります)
- うまく繋がらない場合は何度か再起動
空港のショップでは、基本的に店員さんが全ての設定をしてくれるため、自分で設定する必要はありません。
ただ、街中のショップでは、電源を落とさずにSIMの差し替えを行う店員さんなどがいるため注意が必要です。
自分でも、SIMカード差し換えは、専用ツールがあれば簡単にできます。
iPhoneを購入した際の付属の差し替え用のツールがあれば便利ですので、忘れずに持っていきましょう。
SIMカードが認識されて接続に成功すると、4Gで繋がります。
電波状況の悪い所では速度が落ちて3G接続に切り替わることもあります。
SIMカードを入れ替えた後、もともとのSIMカードを紛失しないように保管しましょう。
ベトナム用SIMカードのチャージ(トップアップ)方法
ベトナムでは、携帯料金の支払いはほとんどの人がプリペイド(前払い)ですので、SIMカードは生活の必需品で、街のいたるところの店舗で簡単に購入できます。
SIMカード購入時に一緒にプリペイドカードも購入すれば当面は安心ですが、通信量を使い切ったり、期限が過ぎたりした場合は追加チャージすることができます。
「SIM」と表示のある街角のお店で、「mobifone! チャージ!」などと言って、容量を追加購入(top up)します。
追加チャージできないSIMもあり、また、購入時にパスポートの提示を求められることもあります。
コンビニのレジでは、料金を支払うとチャージに必要な情報が記載されたカードやレシートを発行してくれます。
チャージの仕方は携帯電話会社により異なるため、コンビニの店員にしてもらうのがお勧めです。
一般に、カードの裏面に銀紙で覆われたチャージのコード(番号)があり、「100(カードの番号)#」に電話するとチャージが完了し、残高が表示されます。
ベトナム用SIMカードの便利なアプリを活用しよう
ベトナム用SIMカードをより便利に利用できるアプリがあります。
例えば、MobiFoneが提供している、MobiFone NEXTという携帯アプリでは、通信容量の残高が確認できます。
Mobifone NEXTに登録しておけば、オンラインで契約や支払い内容が簡単に確認でき、表示を英語表記に切り替えることが可能です。
SIMカードのUSSDコードをチェック
USSD(Unstructured Supplementary Service Data)コードとは、利用者の端末と携帯会社との間で、リアルタイムに情報を提供する技術です。
例えば、利用者がスマホに「*#06#」を入力すると、スマホの固有識別番号、IMEI(International Mobile Equipment Identity)が表示されます。
全メモリを消去し初期化(工場出荷状態に)する機能など、USSDコードを使うと、端末の画面操作をしなくても、携帯会社の特別なサービスを直接実行できます。
「101#」で残高チェック、「0#」で自分の電話番号確認など、便利な機能があるのでUSSDコードを使いこなしましょう。
SIMフリー端末によっては複数枚のSIMカードを挿入可能
SIMフリー端末でSIMカードが2枚入る仕様のものをデュアルSIM(Dual SIM)といいます。
デュアルSIMで複数枚のSIMカード入れるとスマホ料金が安くなるなど、いろいろなメリットがあります。
例えば、通話料が高く、データ通信が安い格安SIMと、データ通信が高く、通話し放題のSIMを使い分け、利用料金を安くすることができます。
また、デュアルSIMのスマホでは、2つの電話番号を持つことができ、携帯2台を持ち歩かなくてもすみます。
また、現地で海外用SIMカードと既存のSIMカードを差し替える必要がなく、日本で使っているSIMカードを紛失する心配がありません。
海外では、現地のSIMカードを使う方が、日本の携帯会社の海外ローミングを使用するよりはるかに安くなります。
ベトナムのSIMカード情報!おすすめ会社やAmazon事前購入のまとめ
ベトナムでは固定電話より携帯が普及しており、ネット環境は充実しています。
日本の携帯会社の海外ローミングなどのサービスを利用するより、現地の会社が販売しているSIMカードを利用する方が安く通信できます。
現地のSIMを利用するには、SIMフリーの携帯が必要で、日本の携帯ショップでSIMのロック解除をしてもらう必要があります。
SIMフリーの携帯やポケットWi-Fiなどの端末も、ネットや現地で購入することが可能です。
ベトナもでも4Gエリアが拡大してきていますので、動画閲覧や画像検索など、現地で快適なネット環境を楽しんでくださいね。