港区の人気銭湯でリフレッシュしよう!
東京都港区ってどんなところ?
銭湯の紹介に入る前に、「東京都港区」というエリアがどんなところなのかまずはみて行きましょう。
この港区というエリアは、芝地区、麻布地区、赤坂地区、高輪地区、芝浦港南地区の5つの地区に別れています。
- 芝地区
- 麻布地区
- 赤坂地区
- 高輪地区
- 芝浦港南地区
港区芝地区
芝地区は、新橋や浜松町などのオフィス街や、虎ノ門ヒルズ、東京タワーのある芝公園周辺エリアになります。
港区の中でも働くビジネスマンの集まるエリアとおしゃれな観光名所が混在しているエリア。
港区麻布地区
麻布地区は、大使館があるので外国人の方が多く多国籍な雰囲気のエリア。
昔ながらの古いお店が立ち並ぶところもありますが、六本木ヒルズなどの高級エリアもある麻布地区。
港区赤坂地区
赤坂地区は、高級なお店や飲食店の立ち並ぶ華やかなエリアですが、少し駅から離れると閑静な住宅街が立ち並びます。
港区高輪地区
高輪地区は、品川駅の西側から高輪台駅の間の細長いエリア。
このあたりもオフィス街なのでビジネスマンが多いエリアですが、昔ながらのお店や高級住宅街も多く存在します。
港区芝浦港南地区
芝浦港南地区は、レインボーブリッジやフジテレビのあるお台場などがあるエリアと品川駅東側の海岸沿いのあたりになります。
観光客の方やビジネスマンの方が比較的多いエリアです。
港区は面積が広いので、エリアによって全く雰囲気が異なるところが魅力なところ。
比較的高級なエリアが多いイメージがありますが、新橋や品川などのビジネスマンの多いエリアもあるので、銭湯も多種多様なものが揃っています。
銭湯とスーパー銭湯は何が違う?
昔は銭湯がほとんどでしたが、今はスーパー銭湯と呼ばれるものも増えてきました。
この銭湯とスーパー銭湯という2つは一体何が違うのかをみていきましょう。
厚生労働省によると、
(1) 一般公衆浴場
地域住民の日常生活において保健衛生上必要なものとして利用される施設で、物価統制令(昭和21年3月勅令第118号)によって入浴料金が統制されているいわゆる「銭湯」の他、老人福祉センター等の浴場がある。
厚生労働省HPより
この一般公衆浴場と呼ばれるものが銭湯と呼ばれるもの。**
その他の公衆浴場のことをスーパー銭湯**と呼びます。
その他の施設とは、主に健康ランドやスポーツジムに併設されている施設など。
銭湯は入浴料金が各都道府県によって上限が定められているので安価で利用できますが、スーパー銭湯は施設によって料金の幅があり銭湯より高いことが多いですね。
もう一つ、銭湯は料金が安いぶん石鹸やシャンプーリンス、タオルやバスタオルは持参しないといけない場合や有料になることも多いので、そこもスーパー銭湯と異なる点かなと思います。
港区でおすすめの銭湯&温泉施設9選!ワンコインで行ける施設や天然温泉も!
では、港区の銭湯&温泉施設をみていきましょう。
港区には、以下の銭湯&温泉施設があります。
- 麻布黒美水温泉 竹の湯
- 南青山 清水湯
- アクアガーデン 三越湯
- 区立公衆浴場 ふれあいの湯
- 安心お宿 新橋駅前店
- オアシスサウナ アスティル
- サウナリゾートオリエンタル
- 広準天然光明石温泉
- 庵スパTOKYO
続いて、港区の銭湯&温泉施設を、それぞれ詳しくみていきます。
港区おすすめ銭湯①麻布黒美水温泉 竹の湯
「麻布黒美水温泉 竹の湯」は大正2年から営業しているかなりの老舗銭湯。
港区麻布の閑静な住宅街の中にあり、長年地元の人達から愛されている銭湯です。
歴史のある銭湯ですが、2度建て替えを行っているので、そこまで古さを感じることはなく綺麗です。
開店時間の15:30前には地元の常連さん達が並びはじめるほど人気の銭湯。
ここの*麻布黒美水温泉のお湯は名前の通り真っ黒な色をしていて、トロっと濃厚なお湯が肌に吸いつき湯上りはお肌すべすべ。
*小さめのお風呂はあつ湯とぬる湯に分かれているので、好みの熱さで入浴できます。
水風呂も黒美水温泉を使っていて、嬉しいことに源泉をそのまま使っているのでお湯よりかなり濃厚。
熱湯と水風呂を交互に入って血行も良くなりお肌のすべすべ効果も期待できそうですね。
こんな素晴らしい温泉に460円で入れるなんてほんと行くしかないですね。
麻布黒美水温泉 竹の湯
住所:東京都港区南麻布1丁目15−12
電話番号:03-3453-1446
営業時間:15:30~23:30
定休日:月曜日・金曜日
URL:麻布黒美水温泉 竹の湯HP
港区おすすめ銭湯②南青山 清水湯
表参道駅すぐそばにある、「南青山 清水湯」。
「こんなところに銭湯があったんだ」と思うほど街に溶け込んだ都会の銭湯。
お風呂の種類も豊富で、ジェットバス、高濃度炭酸泉とシルク風呂、お肌をキュッと引き締める水風呂に加え、サウナも充実しています。
特にシルク風呂と炭酸泉は温度もちょうど良くお肌も潤うと大人気。
浴室のシャワーヘッドにもこだわりを感じるこの銭湯ですが、お値段は460円とこれまたコスパ最高です。
湯上りのビールやおつまみ、お子様にはソフトクリームやラムネもおすすめ。
石鹸、タオル、化粧水に加えTシャツやおしゃれな靴下など着替えも販売しているので手ぶらでも安心。
土日はランナーの方も多く混み合うので平日がおすすめです。
南青山 清水湯
住所:東京都港区南青山3丁目12−3
電話番号:03-3401-4404
営業時間:平日 12:00~24:00(最終入場23:30)
土・日・祝日 12:00~23:00(最終入場22:30)
定休日:毎週金曜日
URL:南青山 清水湯HP
港区おすすめ銭湯③アクアガーデン 三越湯
2005年3月より営業している「アクアガーデン 三越湯」港区の広尾駅と白金台駅の真ん中あたりに位置しています。
住宅街の中にあり広尾の隠れ家的な銭湯で、銭湯とは思えない入り口の看板と瓦屋根が和モダンないい雰囲気をだしています。
浴室が2タイプあり、1つは半露天風呂付きで男女週替わりで楽しむことができます。その他にも、電気風呂、泡風呂、サウナもあり。
全体的に広々としているのでゆっくりリラックスして入ることができ、店内には檜のバーカウンターがあり、時間帯にもよりますが良く冷えたビール等を楽しむことができます。
こちらも460円で入浴のできるお得な銭湯となっております。
定休日以外に各種メンテナンスの為に臨時休業することもあるので、行く前に営業しているかどうか確認すると良さそうです。
アクアガーデン 三越湯
住所:東京都港区白金5丁目12−16
電話番号:03-3473-4126
営業時間:15:30 ~ 22:50
定休日:毎週金曜日、ならびに毎月第3木曜日
URL:アクアガーデン三越湯HP
港区おすすめ銭湯④区立公衆浴場 ふれあいの湯
こちらは港区が行っている公衆浴場となります。浜松町のビル街に突如現れるこちらの銭湯はシンプルな作りで、小さめのお風呂と洗い場が7つ程。
地元の方以外にも、近くに浜松町バスターミナルがあるので高速バス利用者にも人気の銭湯。
バスに座りっぱなしだと疲れもたまるので、あたたかいお風呂に入ってすっきりできるのはありがたいですね。
1階がフロント、2階が女湯、3階が男湯の浴室と脱衣室があり、4階は休憩室になっています。
シャンプーリンス、ドライヤー無料なのでタオルがあればすぐに利用でき、こちらも460円で入浴可能。
芝公園のすぐ側にあるので、ランナーの方も多く利用され、時間帯によってはかなり混み合うこともあるので時間に余裕を持って行くほうが良さそうです。
区立公衆浴場 ふれあいの湯
住所:東京都港区芝2丁目2−18
電話番号:03-5442-2639
営業時間:火~土曜日・15:00〜23:00
日曜日・休日・14:00〜23:00
※ただし、1月2日は、午前9時から午後1時
定休日:・毎週月曜日(ただし、月曜日に当たる日が1月2日、1月5日、5月5日のとき、及び9月の第3月曜日は、その翌日に振り替えます。)
・年末年始(1月1日、1月3日、1月4日)
URL:区立公衆浴場 ふれあいの湯(港区HP)
港区おすすめ銭湯⑤安心お宿 新橋駅前店
港区の新橋駅烏森口より徒歩すぐにある「安心お宿 新橋駅前店」は男性専用の進化系カプセルホテル。
安くて安心綺麗なカプセルホテルなのですが、地下1階が「新橋の湯」と銭湯になっていてお風呂だけの利用もできるんです。
*料金は1時間1,080円(税込)レンタルタオルと館内着セット。
*2階の癒しカフェを利用する場合は2時間1,580円(税込)で全自動マッサージチェアとソフトドリンク飲み放題付でお得。
お湯はミネラルたっぷりのヘルストン麦飯石人口温泉で40種類以上の天然ミネラルが身体を温めて血行促進、新陳代謝を高めてくれます。
乳白色の柔らかなお湯はお肌を滑らかに保ち、リラックス効果大。
身体への負担の少ないミストサウナもあり、しっかり汗を流して身体の疲れもすっきり爽快。
ブランドシャンプーやリンス、整髪剤も完備なのも嬉しい特典。
どこも清潔で気持ちよく利用出来るこちらの銭湯、湯上りには定番の瓶入り牛乳がおすすめです。
安心お宿 新橋駅前店
住所:東京都港区新橋3丁目21−6
電話番号:0120-083-484
フリーダイヤルが繋がらない場合は03-5405-1251
営業時間:24時間営業
定休日:なし(館内メンテナンス休館あり)
URL:安心お宿 新橋駅前店
港区おすすめ銭湯⑥オアシスサウナ アスティル
こちらも港区新橋駅前からすぐそばにある男性専用の施設「オアシスサウナ アスティル」。
営業時間は12:00〜翌朝10:00までと仕事や飲んで夜遅くなった時にも泊まることができてビジネスマンの強い味方。
浴室が1つとサウナが2種類あり、自動ロウリュウ装置のドライサウナと低温のスチームサウナ。
どちらも身体を芯から温めるので血行も良くなり仕事の疲れも吹っ飛びます。
料金はスピードコース(60分)1,598円(税込)やリフレッシュ2時間コース(2時間利用)2,138円(税込)など時間によって異なります。
アメニティも充実していて、この立地にしてはお得な料金設定です。
レストランのメニューも豊富でお風呂とお食事一緒にすませることができるのは、忙しいビジネスマンにはポイント高め。
ロウリュウイベントやお得なキャンペーンなどもあるので、新橋駅を良く利用される方はHPをこまめにチェックすると良さそうです。
オアシスサウナ アスティル
住所:東京都港区新橋3丁目12−3
電話番号:0120-484-537
03-5401-0356
営業時間:12:00〜翌朝10:00
定休日:なし
URL:オアシスサウナ アスティルHP
港区おすすめ銭湯⑦サウナリゾートオリエンタル
港区にある男性専用の温浴施設「サウナリゾート オリエンタル」。
赤坂見附駅より徒歩2分とういう素晴らしく好立地な場所にありますが、リーズナブルな金額で気軽に利用できるところが嬉しい銭湯です。
料金は1時間コース1,200円からサクッと利用でき、夜はナイトコース4,000円もあるので終電を逃した人たちの利用が多く、混雑することもあり。
サウナは体感温度100℃を超える高温のロウリュウで大人気。水風呂との交代浴で自律神経の乱れも整います。
施設はコンパクトにまとまっていて、とても清潔で使いやすくなっているので赤坂へ行く予定のある方はぜひ足を運んでみて下さい。
サウナリゾートオリエンタル
住所:東京都港区赤坂3丁目19−3
電話番号:03-6435-5381
営業時間:24時間
定休日:なし
URL:サウナリゾートオリエンタル
港区おすすめ銭湯⑧準天然光明石温泉 天空の湯
「準天然光明石音泉(人工)天空の湯」は港区の竹芝駅東口より徒歩1分、浜松町駅と大門駅からも徒歩8分程度のところにあり3路線よりアクセスできる立地にあります。
アジュール竹芝ホテルの18階にあり絶景が広がるまさに「天空の湯」
2つある浴場は海側と陸側に分かれていて、週替わりで楽しむことできます。
特に海側は東京ベイの眺めが素晴らしく夜景をみながらゆっくり時間を忘れて過ごすことができそう、陸側も東京タワーを含む都会の景観を楽しめるので、どちらも入浴したくなります。
浴槽とジャグジー、サウナのシンプルな設備ですが、光明石温泉の10種類以上のミネラル成分で血行促進され身体も温まり、肩こりや疲労回復にも効果あり。
この内容で料金も1,000円とお安く、バスタオルとフェイスタオルの貸出は無料、アメニティも充実しています。
休憩室にはリラックスチェアも完備していて海側と陸側の絶景を見ることができるので、湯上りもゆっくり過ごせます。
2019年夏に大浴場と更衣室をリニューアル予定とのことで、この機会にぜひ足を運びたい穴場の銭湯です。
準天然光明石温泉 天空の湯
住所:東京都港区海岸1丁目11−2
電話番号:03-3437-2011
営業時間:15:00~23:00
定休日:年中無休
URL:準天然光明石温泉 天空の湯
港区おすすめ銭湯⑨庵スパTOKYO
こちらは港区にあるヒルトン東京お台場の中にある「庵スパTOKYO」。
ゆりかもめの台場駅直結なのでアクセス抜群の銭湯。
庵スパTOKYOはヒルトン東京お台場の5階にあり、アクアゾーン、フィットネスセンター、トリートメントルームなど様々な施設が利用できて入場料はビジター5,000円、お子様(0〜16歳)2,500円。
他の銭湯に比べて少しお高く感じますが、ヒルトン東京の中にあるだけあって、サービスも素晴らしく行き届いており清潔で全てのお客様が快適に過ごせる環境作りを整えているので、ほとんどの利用者の方は、コスパ最高でまた利用したいとのこと。
ランニングステーションとしても利用可能で、その場合はシャワールーム、ロッカールーム、パウダールームのみの使用でビジター2,000円となります。
開放感のあるアクアゾーンは広くゆっくりと過ごすことができ、東京タワーやレインボーブリッジなどの素晴らしい景色に癒されること間違いなしです。
ジムでしっかり汗を流して身体を鍛えて、ジャグジーに入ってのんびり日頃の疲れをとる、そんな休日の過ごし方もおすすめです。
庵スパTOKYO
住所:東京都港区台場1丁目9−1 ヒルトン東京お台場 5階
電話番号:03-5500-5520
営業時間:10:00~23:00
■プール 10:00~23:00(最終受付 22:00)
■トリートメント 10:00~23:00(最終受付 22:00)
■フィットネスセンター ご宿泊者:24時間(23:00~10:00の間スタッフは常駐しておりません。)
定休日:なし
URL:庵スパTOKYO
港区には元銭湯の特殊な居酒屋も!
港区にある居酒屋「分福」は少し変わったお店で、創業90年の銭湯「万才湯」が閉店した後をお店にイノベーションして出来た居酒屋さん。
店内は当時の浴槽を使った掘りごたつや、洗い場の面影を残したソファ席など、その他にも所々に銭湯を思わせる工夫があり昔ながらの銭湯の雰囲気を味わいながら食事を楽しめる空間に。
このレトロでユニークな居酒屋さんは、見た目にも面白くSNSでも大人気。
銭湯居酒屋ならではの牛乳瓶で出てくるオリジナルの牛乳カクテルもカラフルでかわいく、インスタ映えしちゃいます。
JR田町駅すぐそばとビジネス街にあるので、ユニークさだけではなく食事やお酒の内容も充実。
全国各地より直送される鮮魚が新鮮で特におすすめです。
壁に大きく鮮やかに描かれた富士山は日本に2人しかいない銭湯絵師、中島盛夫さんの作品。
この迫力ある富士山を眺め、仲間と湯船に使ってゆっくりお酒と美味しい食事を楽しみたいですね。
分福
住所:東京都港区芝5丁目23−16
電話番号:050-3490-6958
営業時間:月~金17:00~24:00(L.O.23:00、ドリンクL.O.23:30)
ランチ 11:30~14:30(L.O.14:00)
土17:00~24:00(L.O.23:00、ドリンクL.O.23:30)
ランチ 11:30~14:00(L.O.13:30)
祝日17:00~24:00(L.O.23:00、ドリンクL.O.23:30)
定休日:日曜日
URL:分福HP
港区の銭湯&温泉おすすめ9選!まとめ
港区はやはりエリアによって色んな銭湯が存在しました。
高級エリアのイメージもありましたが、コスパの良い昔ながらの銭湯がとても多く、地元の人達に愛され続けながら、でも常に進化している都会の銭湯が揃っていました。
ビジネス街では、男性専用の銭湯が充実し独自のサービスを展開。海岸周辺では東京ベイの景色をみながらゆっくりラグジュアリーな気分で銭湯に入り疲れを癒すことができます。
こんな多種多様の銭湯がある港区、好みの銭湯に出会えるはずなのでぜひ行ってみて下さい。