日本で国宝に指定されているお城は5つ!基準は?現存天守とは?
国宝である5つのお城には共通した特徴があります。
それが、建てられたのが江戸時代以前の天守があることです。
これらは必ずしも天守が建造時そのままの姿でなければならないということではありません。
文化財としての価値が高ければ再建された天守でも国宝にされています。
国宝のお城は、姫路城、彦根城、松本城、犬山城、松江城の5城です。
また、現在天守があるお城は12城あります。
それらは国宝ではなくとも文化財保護法に基づいて重要文化財に指定さています。
天守のあるお城12城について一覧表にまとめたものが以下になります。
12城の所在地と築城と廃城年
お城 | 所在地 | 築城と廃城年 | |
---|---|---|---|
1 | 姫路城 | 兵庫県姫路市 | 1346年(正平元年/貞和2年)築城 - 1871年(明治4年)廃城 |
2 | 彦根城 | 滋賀県彦根市 | 1622年(元和8年)築城 - 1874年(明治7年)廃城 |
3 | 松本城 | 長野県松本市 | 1593年(文禄2年)〜1594年(文禄3年)築城 - 1871年(明治4年)廃城 |
4 | 犬山城 | 愛知県犬山市 | 1469年(文明元年)築城 - 1871年(明治4年)廃城 |
5 | 松江城 | 島根県松江市 | 1611年(慶長16年)築城 - 1871年(明治4年)廃城 |
6 | 弘前城 | 青森県弘前市 | 1611年(慶長16年)築城 - 1871年(明治4年)廃城 |
7 | 丸岡城 | 福井県坂井市 | 1576年(天正4年)築城 - 1871年(明治4年)廃城 |
8 | 備中松山城 | 岡山県高梁市 | 1240年(仁治元年)築城 - 1874年(明治7年)廃城 |
9 | 丸亀城 | 香川県丸亀市 | 1597年(慶長2年)築城 - 1871年(明治4年)廃城 |
10 | 松山城 | 愛媛県松山市 | 1602年(慶長7年)築城 - 1873年(明治6年)廃城 |
11 | 宇和島城 | 愛媛県宇和島市 | 941年(天慶4年)築城 - 1871年(明治4年)廃城 |
12 | 高知城 | 高知県高知市 | 1603年(慶長8年)築城 - 1871年(明治4年)廃城 |
12城の天守建造年と建造者
お城 | 天守建造年 | 建造者 | |
---|---|---|---|
1 | 姫路城 | 天守建造年 | 築城者 |
2 | 彦根城 | 1601年(慶長6年) | 赤松貞範 |
3 | 松本城 | 1606年(慶長11年) | 井伊直継 |
4 | 犬山城 | 大天守は1615年(慶長20年)[3]。乾小天守は1591年(天正19年) - 1592年(文禄元年)建造という説がある[4]。 | 石川数正、石川康長 |
5 | 松江城 | 1601年(慶長6年) | 織田広近 |
6 | 弘前城 | 1607年(慶長12年) | 堀尾吉晴 |
7 | 丸岡城 | 1810年(文化7年) | 津軽為信、津軽信枚 |
8 | 備中松山城 | 不明 | 柴田勝豊 |
9 | 丸亀城 | 1681年(天和元年) | 秋葉重信 |
10 | 松山城 | 1660年(万治3年) | 生駒親正 |
11 | 宇和島城 | 1852年(嘉永5年) | 加藤嘉明 |
12 | 高知城 | 1666年(寛文6年) | 橘遠保? |
12城の国宝などの文化財指定
お城 | 文化財指定 | |
---|---|---|
1 | 姫路城 | 特別史跡、国宝8棟、重要文化財74棟 |
2 | 彦根城 | 特別史跡、国宝2棟・重要文化財5棟 |
3 | 松本城 | 史跡、国宝5棟 |
4 | 犬山城 | 国宝1棟 |
5 | 松江城 | 史跡、国宝1棟 |
6 | 弘前城 | 史跡、重要文化財9棟 |
7 | 丸岡城 | 重要文化財1棟 |
8 | 備中松山城 | 史跡、重要文化財3棟 |
9 | 丸亀城 | 史跡、重要文化財3棟 |
10 | 松山城 | 史跡、重要文化財21棟 |
11 | 宇和島城 | 史跡、重要文化財1棟 |
12 | 高知城 | 史跡、重要文化財15棟 |
現存天守とは?
「現存天守(げんそんてんしゅ)」という言葉に厳密な定義はありません。
しかし一般的に現存天守という場合は、江戸時代以前に建築された天守で、現在も存在している天守のことを意味しています。
では、新たに建築されたりした天守はどう呼ぶのでしょうか?
それらは、「復元天守」、「復興天守」、「模擬天守」などと呼びます。
国宝と重要文化財の違いや基準は?
重要文化財とは、以下の定義がなされています。
重要文化財
日本に所在する建造物、美術工芸品、考古資料、歴史資料等の有形文化財のうち、歴史上・芸術上の価値の高いもの、または学術的に価値の高いものとして文化財保護法に基づき日本国政府(文部科学大臣)が指定した文化財を指す。
同様に国宝は以下のようになります。
国宝
重要文化財のうち世界文化の見地から価値の高いもので、たぐいない国民の宝たるもの
つまり非常に文化的な価値のある天守を持つ12のお城は重要文化財に指定され国により保護・保存されているということです。
さらに極めて価値の高い5つの天守を持つお城を、国宝として一段高いレベルで保護・保存しているということなのです。
なお、特別史跡というものもあり、「史跡名勝天然記念物のうち特に重要なもの」を文化財保護法にもとづき、文部科学大臣が指定するものです。
それでは、国宝の5つのお城について詳しく説明していきます。
国宝のお城①:姫路城【兵庫県】
日本のお城と言えば姫路城です。
国宝であるだけでなく世界遺産でもあります。
姫路城はその白く優美な外観から「白鷺城」という別称を持っています。
その秘密は、白漆喰総塗籠造の白壁と目地漆喰塗りの屋根瓦になります。
姫路城は1613 年頃に完成されたと考えられています。
昭和26年に姫路城が建造物として国宝に指定されています。
具体的には以下の5つの建造物がそれぞれ国宝に指定されています。
- 姫路城大天守:1棟
- 姫路城西小天守:1棟
- 姫路城乾小天守:1棟
- 姫路城東小天守:1棟
- 姫路城渡櫓:4棟と附台所:1棟
ちなみに姫路城大天守は5重6階地下1階になります。
国宝 姫路城の歴史
当初の姫路城は1346年に赤松貞範が築城したとされています。
その後は諸説ありますが13の大名家48代が城主となっています。
姫路城の最大の特徴である大天守は1609年の池田輝政による大改修の際に建築されました。
その後の城主である本多忠政の代に現在の姫路城がほぼ完成しています。
国宝 姫路城の見どころ
姫路城の見どころは白い城壁、連立式天守、堀、廊下となります。
春には桜も有名です。
また築城の際に人柱となった刑部姫、宮本武蔵の妖怪退治、お菊井戸などのエピソードがあるスポットもたくさんあります。
姫路城は見どころ満載のために、駆け足で巡っても2時間以上かかります。
せっかく国宝 姫路城に行くのですから最低でも半日の時間の余裕をもって出かけることをおススメします。
国宝 姫路城への行き方
国宝 姫路城は姫路市の中心部にあり、天守が市内から見ることができるためアクセスに迷うことはありません。
JR姫路駅からでは徒歩で約20分です。
JR姫路駅発着の観光ループバスをなら約5分です。
無料のレンタサイクルのサービスもあります。
国宝 路城
住所:〒670-0012 兵庫県姫路市本町68
電話番号:079-285-1146
開城時間:9時~16時(閉門は17時)、(4月27日~8月31日)は9時~17時(閉門は18時)
定休日:12月29日・30日
入城料: 大人(18才~)1000円、小人(小学生・中学生・高校生)300円
URL:city.himeji.lg.jp/guide/castle
国宝のお城②:彦根城【滋賀県】
国宝 彦根城は約50mの高さのある「金亀山(こんきやま)」に築かれている平山城です。
そのため「金亀城(こんきじょう)」という別称もあります。
天守も城郭全体も比較的保存状態が良く、時代劇の撮影などでも良く利用されています。
またゆるキャラのパイオニアでもある「ひこにゃん」も人気で、ひこにゃんに会いうために彦根城に訪れる観光客もいる程です。
国宝 彦根城の歴史
彦根城は、徳川家康公の命を受けて慶長9年(1604)より20年かけて築城されました。
といっても天守は大津城から、天秤櫓は長浜城から、という具合に主要な建造物は他から移築されたものが多いのも彦根城の特徴です。
その後戦乱に巻き込まれることも無かったのですが、傷みが激しく明治時代には大々的な補修工事が施されています。
国宝 彦根城の見どころ
一般的に国宝 彦根城というと内堀より内側の城郭を言います。
広大な敷地に城郭が拡がっており、歩いてめぐることで平山城の特徴をよく体感することができます。
天守内部の木組みなども手に取るようにまじかに見ることができます。
国宝 彦根城の外部に拡がる玄宮園もなかなか雰囲気の良い庭園で、彦根城天守を下から眺めるのも独特の景観で楽しめます。
彦根城博物館は彦根城の入り口にあり、井伊家伝来の貴重な史料が展示されています。
ちなみに彦根城博物館は表御殿を復元したものです。
彦根城のお堀を遊覧する屋形船や彦根城周辺を人力車で観光するという彦根城ならではの楽しみ方もあります。
国宝 彦根城への行き方
JR彦根駅からは歩いて約15分です。(ここからが登りの坂道になります)
車の場合は、名神高速道路では彦根ICから約5分、北陸自動車道では米原ICから約20分です。
国宝 彦根城
住所:〒522-0061 滋賀県彦根市金亀町1-1
電話番号:0749-22-2742
観覧時間:8時30分~17時00分
定休日:年中無休
観覧料:一般800円、小・中学生200円
URL:hikoneshi.com/jp/castle/
国宝のお城③:松本城【長野県】
国宝 松本城は長野県松本市の中心市街地にある国宝の天守を持つお城です。
外観五層で内部六層の天守では、国宝5城の中では一番古い建築とされています。
近年12天守の内で最古とされていた丸亀城の天守建築年代が見直される可能性があり、そうなると国宝5城だけでなく現存天守12の中でも最古の五層の天守となります。
国宝 松本城の歴史
国宝 松本城には元になった深志城というお城があり、永正元年(1504年)に小笠原氏一族の島立貞永が築いたとされています。
その後、小笠原氏、石川数正が建築・整備を重ねて現代の姿ができました。
天守建築年代など実は正確に判明しておらず諸説ありというのが実態です。
他のお城と同じように明治6年(1873年)の廃城令で廃城処分となりましたが、地元の有志が買い戻して現在に至ります。
興味深いことに松平直正の代に徳川将軍を松本城にお迎えするために天守に月見櫓が増築されました。
これは松本城が実戦のためではなく、徳川による太平の時代の天守であるというデモンストレーションであったとされています。
国宝 松本城の見どころ
国宝 松本城は本丸や二の丸の建築物が残っていません。
天守だけがポツンと取り残されたような感じになっています。
しかしその国宝指定されている天守は、連結式天守(大天守と乾小天守と渡櫓)と複合式天守(大天守と辰巳附櫓と月見櫓)の2つの形式を合わせた連結複合式天守という複雑な建造物であり最大の見どころになります。
建築当時は太平洋側の各地の有力大名による城郭建築ブームであり、どちらかというと地方の山間地である松本では職人の確保が難しかったと推定されます。
そのため、天守は一定のメンテナンスがないと傾いてしまうという構造上の大問題をかかえています。
国宝 松本城天守内には、明治時代の大改修前の傾いた天守の古写真が掲げられています。
もっとも傾いた理由は農民一揆で処刑されたリーダーの呪いということになっています。
国宝 松本城への行き方
国宝 松本城はJR松本駅から徒歩で約20分です。
途中「中町」や「繩手通り」という江戸時代の長屋を模した商店街がありますので、立ち寄って気分を高めてから松本城に向かうと良いかもしれません。
国宝 松本城
住所:〒390-0873 長野県松本市丸の内4-1
電話番号:0263-32-2902
観覧時間:8時30分~17時00分(最終入場は16時30分まで)
定休日:12月29日~31日
観覧料:大人610円、小・中学生300円
国宝松本城天守(本丸庭園内)観覧料 – 松本市立博物館との共通券
URL:matsumoto-castle.jp
国宝のお城④:犬山城【愛知県】
国宝 犬山城は愛知県犬山市にあり、木曽川沿いの高さ約88mの丘に築かれた平山城で遠くからもよく見えます。
国宝 犬山城の天守は複合式望楼型三重四階地下二階という複雑な木造建築です。
城の佇まいが中国長江流域にある白帝城に似ているということから「白帝城」という別称があります。
国宝 犬山城の歴史
最初の築城は天文6年(1537)に織田信康による木之下城からの移築とされています。
その後犬山城主はめまぐるしく変わり表にしても見きれないくらいです。
元和3年(1617)に成瀬正成が改修を加え現在の天守になったといわれています。
明治4年(1871)廃藩置県の折、天守以外のほとんどの建物が取り壊されましたが、取り壊し前の城郭の古写真が残っており当時を偲ぶことができます。
国宝 犬山城の見どころ
国宝 犬山城には天守しか残されていませんので、最大の見どころは複合式望楼型といわれる三層の天守になります。
地下の穴倉でむき出しの石垣や梁など当時の建築様式を目の当たりに確認することができます。
また最上層からの眺めも格別で、どことなく近くにある岐阜城に似ている印象を受けます。
国宝 犬山城への行き方
名鉄「犬山駅」または「犬山遊園駅」で下車、徒歩で約15分になります。
坂道が多いので歩きやすい服装と靴で向かうようにしましょう。
国宝 犬山城
住所:〒484-0082 愛知県犬山市犬山北古券65-2
電話番号:0568-61-1711
営業時間:9時00分~16時30分
定休日:12月29日・30日
入場料:一般550円、小・中学生110円
URL:inuyama-castle.jp
国宝のお城⑤:松江城【島根県】
国宝 松江城は島根県松江市にある五層の天守を持つ松江市のシンボルです。
外見に黒く塗られた下見板張りが多いことから「千鳥城」という別称があります。
松江市では五層の天守としていますが、詳細にみると外観4重、内部5階、地下1階の構造です。
天守の南側に平屋(地下1階がある)の附櫓が入り口防御を兼ねて取り付けられています。
国宝 松江城の歴史
国宝 松江城は豊臣秀吉と徳川家康に使えた堀尾吉晴により築城されました。
その後、堀尾氏から京極氏、松平氏と城主が変わりましたが、明治時代まで存続していました。
ところが明治政府の「廃城令」により民間に払い下げられました。
この時に取り壊しの危機がありましたが地元の有志により買い戻され、事なきを得ました。
1935年(昭和10年)に「国宝保存法」により一度は国宝に指定されました。
ところが1950年(昭和25年)に文化財保護法制定により松江城は重要文化財となりました。
その後国宝にむけての様々な努力が実り、2015年(平成27年)に正式に国宝に指定されて今日に至ります。
国宝 松江城の見どころ
国宝 松江城には天守にお約束の見どころ(鯱、付け櫓、穴太衆(あのうしゅう)による石組)があります。
しかし最大の見どころは「松江城天守雛型」です。
つまり松江城天守の模型のようなものです。
松江城天守雛型は江戸時代のものとされ、現在の国宝5城の中でも、現存12天守の中でも最古のものになります。
国宝 松江城への行き方
JR山陰本線「松江駅」からレイクラインバスで約10分、松江城「大手前」で下車します。
一畑電鉄「松江しんじ湖温泉駅」から市営バス(北循環線内回り)で約5分、「県庁前下車」で下車して徒歩約5分です。
一畑電鉄「松江しんじ湖温泉駅」から直接徒歩で松江樹夫に向かうことも可能で、約20分程度です。
なお、連休などのシーズンで無料シャトルバスが運行されることがあります。
国宝 松江城のホームページで確認してみましょう。
例:国宝松江城(大手前)バス停と旧県立プール跡地広場(約270台が無料駐車可能)
国宝 松江城
住所:〒690-0887 島根県松江市殿町1-5
電話番号:0852-21-4030
営業時間:4月1日~9月30日は8時30分~18時30分(登閣受付は18時まで)、10月1日~3月31日は8時30分~17時(登閣受付は16時30分まで)
定休日:なし
登閣料:大人 670円、小人(小・中学生)280円
URL:matsue-castle.jp
【番外編】天守はないけど国宝の二条城!
ちなみに二条城も国宝です。
しかも世界遺産!
しかし国宝5城には二条城は含まれません。
その理由には2つあります。
天守が焼失して再建されていないこと。
国宝の指定も「城郭」ではなく「住宅様式」としての指定であること。
とはいえ、江戸時代の二の丸御殿がそのまま残っているのは二条城だけなので二条城の説明も付け加えておきましょう。
国宝 二条城城の歴史
二条城は1603年(慶長8年)に徳川家康により、京都での宿泊所と京都守護の目的を兼ねて築城されました。
3代将軍家光の代に天皇の行幸を迎えるために大規模な改修がされて、現在の二条城の姿が完成しました。
1867年(慶応3年)に15代将軍慶喜が二の丸御殿の大広間で「大政奉還」を表明したという逸話が有名ですが実際はどうであったか諸説あります。
明治維新で一時天皇家のものになりましたが、その後京都市に払い下げられています。
「元離宮二条城」という名称は、天皇家の所有であったころの名残の名称です。
国宝 二条城の見どころ
二条城の見どころは何といっても国宝の二の丸御殿です。
江戸時代の初めに建築されてたままで奇跡的に現代まで残っている唯一のものです。
二の丸御殿は大きく分けて6棟の建物が複雑につながった構成となっています。
これは増改築を繰り返した結果とも、賊が奥まで容易に達することができないようにするためとも言われています。
二の丸御殿内部の壮麗を極めた障壁画は以前そのままの物をみることができたのですが、現在では精密な複製画に替えられて本物は「二条城障壁画 展示収蔵館」に収蔵されています。
国宝 二条城への行き方
京都駅から電車(京都市営地下鉄)の場合、「二条城前駅」の目の前です。
京都駅から電車(JR)の場合、「二条駅」から徒歩約17分です。
京都駅から市バス場合、9号50号101号系統のバス、または観光急行バスに乗り、「二条城前」で下車します。
堀川通に面していますので、車で行くことも可能で駐車場もありますが、修学旅行生や観光ツアーのバス・タクシーで混雑します。
なるべく公的交通機関で行くことをおすすめします。
国宝 元離宮二条城
住所:〒604-8301 京都府京都市中京区二条城町541
電話番号:075-841-0096
開城時間:8時45分~16時(閉城 17時)、7月~8月は8時~17時(閉城18時)、9月は8時~16時(閉城17時)
閉城日:12月29日~12月31日
入城料:一般 600円(一般のみ二の丸御殿観覧料400円が別途必要)、中高生350円、小学生200円
URL:nijo-jocastle.city.kyoto.lg.jp
「国宝5城はどこ?選ばれた基準は?【姫路/彦根/松本/犬山/松江】」のまとめ
日本のお城には現存天守が12あり、その中に国宝の天守が5つあります。
その5つの国宝のお城とは、姫路城・彦根城・松本城・犬山城・松江城でした。
国宝でない天守があるお城も重要文化財なのですが、5つのお城は非常に高い文化的価値があり、詳しく説明しました。
最近は神社仏閣の御朱印めぐりのように、「登城印」めぐりもあります。
ここでの情報を参考に、国宝5城めぐりに出かけてみてはいかがでしょうか。