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2019/05/24

厳島神社のお守りを紹介。人気順、御朱印、縁起物、見どころも

厳島神社は、1996年世界遺産に登録された、世界的有名な観光地です。
安芸の宮島としても知られている小さな島に、天然記念物に指定されている弥山原始林など自然豊かなところに厳島神社があります。

創建から1500年近くの歴史を持つ、古くから神様が宿ると言われる神聖な島の人気のお守りや縁起物、御朱印など、厳島神社の見どころを紹介します。

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【お守りの前に】社とは

安芸の宮島

宮島にある厳島神社は、593年の推古天皇元年に創建されたといいます。
厳島神社は、平安時代の寝殿造りの社で、廻廊で結ばれた朱塗りの社殿は、潮の満ち引きで海に浮かんでいるように見える造りになっています。

名前の由来はいくつかあるのですが、「いつき島にまつれる神」とう意味があることから、伊都伎島(いつきしま)神と呼ばれ、現在は厳島神社となっています。
平清盛が1146年に安芸守になった際、平家の守護神として、平家一門の権力が増大すると共に社殿も現代のように造営されました。

社殿は災害によって何度か建て替えされていますが、平清盛が造営した当時を現在に伝えています。

厳島神社の魅力

夕陽の大鳥居

宮島にある厳島神社の魅力は、海にそびえ立つ朱塗りの大鳥居の姿ではないでしょうか。
四季折々で厳島神社の姿も変わってきますが、特に夜などは、松明が灯り、社殿はとても幻想的な雰囲気になります。

この幻想的な夜景を見るために、遠くから来られる方も多く、季節ごとにたくさんの方が宮島の厳島神社を訪れています。
春は桜、夏は新緑で緑が青々とし、秋は紅葉と冬は雪が降ったりと、どの季節に訪れてもインスタ映えする写真を撮ることができます。

宮島には美味しいグルメもあるのも魅力のひとつです。

【広島県】厳島神社へのアクセス

満潮の大鳥居

宮島の厳島神社へのアクセスですが、まず宮島まではフェリーに乗る必要があるので、フェリー乗り場に来ます。
山陽新幹線広島駅でJR山陽本線に乗り継ぎし、宮島口駅で下車します。

駅を出ると正面がフェリーの乗り場があるので、約10分程で宮島に渡ることができます。
車でお越しの方は、宮島島内は、道が大変狭く、駐車場もほとんど無いに等しいので、宮島口桟橋周辺に駐車場にお止めになることをおすすめします。

厳島神社
住所:広島県廿日市市宮島町1−1
電話番号:0829-44-2020
営業時間:1月1日:0:00~18:30
1月2日~1月3日:6:30~18:30
1月4日~2月末日:6:30~17:30
3月1日~10月14日:6:30~18:30
10月15日~11月30日:6:30~17:30
12月1日~12月31日:6:30 ~17:00
入場料や利用料:大人:300円 高校生:200円 中小学生:200
        宝物館は別に料金がいります。
URL:http://www.itsukushimajinja.jp/

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【お守りの前に】厳島神社の御祭神とご利益

宮島に厳島神社が創建された当時は、少し違った神様をお祀りしていていたようですが、現在は宗像三女神(正式にはむなかたのみはしらのひめがみ)をお祀りする崇高な神社とされています。
主祭神となった理由は、三女神の一柱が、市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)で仏教でいう弁財天と同様の神様とされていたので、招福、蓄財のご利益があると信仰されるようになりました。

厳島神社の御祭神とご利益①:宗像三女神 海運

宮島の厳島神社は、海での交通安全や釣り、船で航海に出かけるときの水難除けに祈願にご利益があります。
厳島神社の主祭神の宗像三女神は、海上交通の神様として親しまれてきました。

海の神様なので、漁業や大陸との交易をする商人から古く信仰を集めていました。
宗像三女神は、道を照らす神なので、海だけの交通安全だけではなく、車や電車などの交通安全にもご利益があります。

厳島神社の御祭神とご利益②:市杵島姫命 金運

市杵島姫命は弁財天と同じとされているので、金運をアップしたいときは、弁財天様にお参りに行くとご利益があるとされています。
弁財天様は五穀豊穣の神様なので、会社を繁栄させたいなど金運にまつわるお願いにご利益があります。

宮島の厳島神社の厳島弁財天は、厳島神社のすぐ隣の大願寺というお寺にお祀りされています。
より一層、弁財天のご利益が得たい方は、毎年6月17日に御開帳があります。

この日、訪れると厳島弁財天に見ることができるので、お顔を拝見してお願いしてみてはいかがでしょうか。

厳島神社の御祭神とご利益③:田心姫命と湍津姫命 恋愛成就

宮島の厳島神社は、恋愛成就スポットとしても知られている不消霊火堂(きえずのれいかどう)があります。
田心姫命と湍津姫命が大国主命と結婚したので、縁結びの神様として、また子宝に恵まれるようにと宮島の厳島神社で結婚式を挙げたいというカップルも多いです。

不消霊火堂というお堂に、弘法大師が焚いた護摩の火が「消えずの火」として、ずっと燃えていて、その火で沸かした霊水を飲むと万病にご利益があるとされています。
お堂にお詣りすると、恋の炎も消えないということですね。

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厳島神社の人気のお守り①:交通安全

宮島の厳島神社には、たくさんのお守りがありますが、一番有名なのが交通安全のお守りです。
厳島神社にお祀りされている神様が、古くから海上交通の神様として地元の漁師さんや海外との交易をしている商人などから深く崇められていました。

神が宿る島のお守りはご利益があると、海だけではなく、陸でも効果があると、肌身離さず持っていると、交通安全のご利益が授かると言われています。
お守りのお値段は500円で、お守りは厳島神社の授与所でいただくことができます。

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厳島神社の人気のお守り②:開運

このお守りは、幸運をあやかった開運のお守りとして人気があります。
平清盛は、宮島の厳島神社を大修繕を行い、平氏の繁栄を祈願し武家で初めて太政大臣になりました。

平氏であらずんば人にあらずという言葉の通り、平氏は栄華を極めました。
厳島神社へ大きな戦の前に参拝した武将がいます。

あまり知られていないのですが、豊臣秀吉が、宮島の厳島神社を訪れ戦勝祈願をして、見事に天下人になりました。
お守りのお値段は500円で、お守りは厳島神社の授与所でいただくことができます。

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厳島神社の人気のお守り③:御神衣守

ごしんいまもりと呼び、健康、長寿、のご利益があると言われ、このお守りは、神さまの衣服の御神衣で作くられています。
宮島の厳島神社では、毎年、御神衣献上式という神様の衣服を新しいものに交換するという神事が執り行われています。

取り換えられた衣服は、神の霊力が強く宿っているとされ、それを肌身離さず持っておくと健康で、長寿ご利益を授かれると人気のあるお守りです。
お値段は1200円で、お守りは厳島神社の授与所でいただくことができます。

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厳島神社の人気のお守り④:縁結び

宮島の厳島神社にはいくつかお守りがありますが、ピンク色で鹿の絵が書いてあるのが、縁結びのご利益があることで有名なお守りです。
縁結びの由来は、恋愛と結婚の神様がこの厳島神社にはいらっしゃるからです。

宮島の厳島神社の境内には、大国神社の摂社があり、お祀りされてる大国主命と宗像三女神の中の田心姫命は夫婦関係になります。
大国主命は縁結びの神様と呼ばれていることもあって、縁結びにご利益があるといわれています。

お守りのお値段は500円で、お守りは厳島神社の授与所でいただくことができます。

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厳島神社のその他のお守り7選

では、厳島神社のその他のお守りをみていきましょう。
厳島神社のその他のお守りには、以下のものがあります。

  1. 安産御守
  2. 御砂守
  3. 商売繁盛御守
  4. 開運・必勝祈願
  5. 学業成就御守
  6. 健康長寿・病気平癒御守
  7. 錦守

続いて、厳島神社のその他のお守りを、それぞれ詳しくみていきます。

1. 安産御守

大国主命は、夫婦仲も良く、たくさんの子宝に恵まれた神様で、子宝や安産のご利益があるので、ここ宮島の厳島神社も子宝のご利益があるといわれています。
縁結びのご利益があって結婚になると、次は早く子供が欲しいという気持ちが高くなります。

子供も縁があってこそ恵まれるものなので、縁結びのひとつだと考えられます。
宮島の厳島神社は、強力な縁結びの効果が期待できるとされ、縁結びだけではなく、結婚運、夫婦円満、子宝、安産祈願とご利益は色々あります。

夫婦円満や子宝祈願の効果もあり、夫婦やカップルで宮島の厳島神社を訪れる人が多いです。
お値段は500円で、お守りは厳島神社の授与所でいただくことができます。

2. 御砂守

御砂守は、旅行安全のご利益があります。
安芸の宮島には昔、旅人に道中の無事を祈って宮島の砂を持ち帰って貰う風習がありました。

無事に故郷に帰った旅人は、お礼に故郷の砂を持って再び、宮島を訪れたといいます。
806年に空海が開基した宮島の最古の寺院である、真言宗大本山大聖院で御祈祷された砂を守り砂にしています。

中にしゃもじの形をした叶え紙という紙が入っています。
叶え紙に願い事を書いて、守り砂と一緒に保管しておきます。

願いが叶ったらこの砂を宮島に持ったきていただき、返納します。
返納した砂は、幸せのおすそ分けとして、御砂守の中に納められます。

御砂守の値段は300円で、お守りは厳島神社の授与所でいただくことができます。

3. 商売繁盛御守

宗像三女神のひとり、市杵島姫命は弁財天と同一視されており、弁財天は蓄財のご利益がある神様なので、人々の崇敬を集めていました。
宮島の厳島神社では、商売繁盛のご利益あるといわれています。

お値段は500円で、お守りは厳島神社の授与所でいただくことができます。

4. 開運・必勝祈願御守

宮島の厳島神社のお守りは、開運招来と厄除けにご利益があり、平清盛が太政大臣に出世したり、豊臣秀吉が天下統一を成し遂げたり、毛利元就も厳島神社で祈願し、中国地方を制覇することができたと宮島の厳島神社は開運祈願の御守も人気が高いです。
御祭神の宗像三女神には災厄を退けて、蓄財、一家繁栄などのご利益があるといわれています。

宗像三女神のひとり、市杵島姫命は闘いの神様でもあるので、ここぞというときにご利益を与えてくださいます。
心願成就のご利益のパワーは強く、努力と忍耐を尽くす人の願いを叶えてくれるといわれているので、その開運パワーにあやかりたいと全国各地から参拝客が訪れています。

お値段は500円で、4色の色があるので、ご自分のラッキーカラーのお守りを持ってはいかがでしょうか。
お守りは厳島神社の授与所でいただくことができます。

5. 学業成就御守

宮島の厳島神社の摂社のひとつに天神社があり、ここには学問の神様の菅原美道真が御祭神で、学力向上、合格祈願にご利益があるといわれています。
全国にある天満宮、天神社、天神は、菅原道真公が祀られています。

6. 6. 健康長寿・病気平癒御守

この御守には、健康長寿と病気の回復にご利益があるお守りです。
宮島の厳島神社の神様の、役目を終えたお衣裳で作ったお守りなので、肌身離さずに持っていると、神様に守られているような気持ちになります。

健康であってこそ、宮島の厳島神社までお参りに来ることができるので、家族のお土産などにいかがでしょうか。
神聖な力が宿るとされているので、ご利益があります。

お値段は1200円で、お守りは厳島神社の授与所でいただくことができます。

7. 錦守

錦守は開運、厄除け、安全にご利益があります。
宮島の厳島神社は、ご神力がとても高い神様がお祀りされていますので、高いご利益があるといわれています。

朱色に似た赤い錦の布で作られたお守りで、大きいのは1000円、小さいのは300円と大小2つあり、お守りは厳島神社の授与所でいただくことができます。

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【お守りと共に】厳島神社の運気を上げる縁起物

縁起物

宮島の厳島神社の運気を上げる縁起物をいくつか紹介します。

厳島神社の縁起物①:しゃもじ

宮島は、日本一の木製のしゃもじの産地であり、しゃもじの起源も宮島が発祥地といわれています。
江戸時代の寛政年間(1789年~1801年)の頃に、厳島神社の近くにある五重塔の付近にある光明院に誓信(せいしん)という修行僧がいました。

宮島には産業がなかったので、厳島弁財天が持っている琵琶と形が似た「しゃもじ」を神木で作り、それを宮島の厳島神社のお土産物として売り出すことを宮島の島民に薦めたことが始まりです。
ご神木で作ったしゃもじでご飯を食べると、福運を招くといわれ、日本中に宮島杓子は有名になりました。

今では色々のしゃもじの工芸品が作られています。

厳島神社の縁起物②:各種の御神札

宮島の厳島神社の御札は、4種類あります。
家内安全、商売繁盛、大漁豊満、海上安全の4種類になりますが、宮島の厳島神社で一番有名な御札は海上交通安全の御札です。

宮島の厳島神社の海上交通安全の御札が有名な理由は、平清盛は武家で初めて太政大臣になるまで成功しましたが、その成功の1つに豊富な資金源がありました。
その資金源になっていたのが、密かに行っていた中国や朝鮮との交易です。

宮島の厳島神社のござい人の宗像三女神を崇め、海上交通安全を祈願しました。
宮島の厳島神社に厚い信仰心を持っていたので、平清盛一門は栄華を極めました。

平清盛のお話が日本中に広まって、宮島の厳島神社は海上だけではなくて、出世開運、金運、勝負運にもご利益があるとされています。

厳島神社の縁起物③:絵馬

昔は神社には馬を奉納する習わしがありました。
宮島の厳島神社の入り口には、馬小屋があります。

今は、中に白い馬が置いてありますが、昔は本物の馬がいました。
奉納というよりは、神社の傍で馬小屋を建てて、馬を飼っていました。

絵馬というのは、神社に馬を献上できない人が、木や紙に馬の絵を描いて代用していたのが、始まりといわれています。

厳島神社の縁起物④:おみくじ

宮島の厳島神社のおみくじは、凶がでる確率が高いので、厳しいといわれています。
宮島の厳島神社のおみくじの種類は40種類あって、さらに何種類かに分かれており、大吉でも3種類のお告げがあります。

お告げ おみくじの種類
大吉 3種類
13種類
末吉 3種類
向吉 2種類
平吉 1種類
5種類
吉凶末分 1種類
始凶末吉 1種類
9種類
大凶 2種類

おみくじの種類の数量などは、時々変更があるようです。
宮島の厳島神社のおみくじの順番は、大吉→吉→末吉→向吉→吉凶末分→始凶末吉→凶→大凶となります。

おみくじですが、木の枝には結びつけないようにしてください。
神社の木は御神木となるので、神様が御宿りになっておられるので、もし枝でも折ってしまうとバチがあたってしまいます。

宮島の厳島神社には、おみくじを結びつける場所が用意されています。

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【お守りと共に】厳島神社の御朱印と御朱印帳

宮島の厳島神社には、オリジナルの御朱印帳を販売しています。
全体的に水色がベースで、海に浮かぶ厳島神社の社殿と大鳥居が描かれている御朱印帳になっています。

御朱印や御朱印帳は、西国三十三ヵ所霊場詣や四国八十八ヵ所霊場詣、七福神巡りなど、巡礼とと深い関わりがあるといわれています。
霊場に指定されている寺院などにお参りし写経を納める証として、お寺から受付した印を授かったのが、御朱印の起源です。

宮島の厳島神社の御朱印帳のお値段は御朱印帳のみが1000円で、御朱印帳と御朱印代込みで1300円になります。

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厳島神社でお守りを授与してもらえる場所と行き方

宮島の厳島神社で御朱印帳を購入できるのは、本殿にある拝殿前のお守りや御札が売っている授与所の一角にあります。
本殿は、有料となっているので、御朱印だけをいただくことはできません。

拝観料を払い、入り口から拝殿を通り、東回廊を進んで行くと、本社本殿に出ます。
本殿前には、お守りや御札を購入できる授与所があり、その並びに朱印受付という窓口があります。

こちらで御朱印帳や御朱印を授かることができます。
御朱印帳など購入するのには、拝観料を納めてから授与所にお越しください。

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厳島神社でお守りを授与してもらえる時間と拝観料

宮島の厳島神社でのお守りや御朱印の授与できる時間は、開門時間から閉門時間になります。
宮島の厳島神社の開門時間は、朝6:30に開門になります。

閉門時間は、季節によって異なったりしますが、17:00~18:30頃までとなります。
お越しになる時期によって閉門時間が変わるので、ご注意ください。

開門後すぐは担当の方が、常にいるとは限らないので、少し待つことがあるかもしれないのですが、開門と同時に御朱印を授与されるのが基本だと思われます。
朝の8:00~9:00頃までは、混雑することなくスムーズに御朱印を授かることができます。

朝9:00以降になると、段々と参拝する方が増えてきます。
平日の午前中から昼間は、修学旅行生や野外授業の生徒さんがたくさん来られる時間帯なので、境内は混雑します。

学生さんが御朱印の窓口に並ぶというのは少ないですが、拝観受付がある入り口は行列ができている時があります。
土日祝や連休などは、とても混雑していて、御朱印を授かろうと受付には、10人程が並んでいたりで、だいたい15分~20分位待ったりすることがあります。

年末年始は、いちばん混雑するときです。
宮島の厳島神社の拝観料は下記の通りです。

昇殿初穂料 一般
大人 300円
高校生 200円
中・小学生 100円
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厳島神社で授与されたお守りの有効期限と返納方法、お焚き上げ料

炎

授かったお守りの返し方などご紹介します。

お守りの有効期限は1年

宮島の厳島神社で授かったお守りの有効期限は、授かってから一年間とされています。
授かったお守りは、本来は授かった神社に返すのが一番良い方法です。

旅行で宮島にお越しになって、厳島神社でお守りを授かった時、返すのに悩んでしまいますね。
お守りの期限は一年となりますが、病気平癒のお守りをお持ちの方は、一年間ではなくて、病気が完治した時に返納される方もいらしゃいます。

また、開運祈願御守をお持ちの方は、ご利益があってから返納される方も居られます。
近所の神社で古いお守りや御札を返すこともできますが、神社によってそれぞれ返し方に方法があります。

お守りのお焚き上げ料はいくら払えばいい?

授かったお守りをお焚き上げする時の価格ですが、宮島の厳島神社では「お気持ちだけで」お包下さいということでした。
目安としては、お守りを買った価格の半額くらいとなります。

厳島神社で授与されたお守りの返納方法①:直接返しに行く

一年間お世話になったお守りは、宮島の厳島神社に自分で訪れて返しに来るのが本来の姿です。
宮島の厳島神社には、本殿の手前辺りの回廊に、お守りを回収する大きな箱が置かれてあります。

1月14日か15日には、社殿と大鳥居の間で、「とんど」が行われ、返納された御札やお守りは、ここで焚き上げにあります。

厳島神社で授与されたお守りの返納方法②:近所の神社で焚き上げをする

また宮島の厳島神社まではどうしても来れないわという方には、家の近所にある神社で焚き上げをしてもらいます。
この方法が一番時間が掛からない方法になります。

中々宮島までは行く時間が無い人には、最良の方法かと思われます。
近所にある神社の古札返納所に納めるだけで、あとは神社が御焚木上げそしてくれます。

仕事で忙しい方には、この方法がおすすめです。
 

厳島神社で授与されたお守りの返納方法③:郵送で返す

神社によっては郵送でお守りを返すことができる場合もあります。
宮島の厳島神社は郵送での返却が可能で、厳島神社宛ての住所を書いた封筒か箱にお守りを入れて郵送します。

宛名の横に、「古札在住、お焚き上げ希望」と添えておきます。
ご利益があったなら、どのような事があったのか、宮島の厳島神社に参拝した感想など、感謝の気持ちをメモに添えるのもいいですね。

いただいた厳島神社の神職さんも、そのメモを見ると嬉しい気持ちになると思います。

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厳島神社のお守りは郵送で買える?

ポスト

宮島の厳島神社では、お守りなどは郵送でいただくことはできません。
基本的には、宮島の厳島神社に参拝し、神様にご挨拶をしてから、お守りや御札を授かるのが礼儀だと考えられます。

神職さんにもお聞きしたところ、お守りは物品ではないので郵送での購入は対応していないというのが、お答えでした。
お守りは、神様への信仰のものとなるので、直接お越しになって授かってこそ、ご利益がいただけるのでしょう。

郵送ではお守りを購入することはできませんが、郵送で返納することはできます。

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【厳島神社以外も】宮島にある寺院、大聖院は砂がお守り!

宮島には、砂をお守りにしている寺院があります。

宮島にある、大聖院とは

宮島の弥山へ行く坂道の途中に、空海(弘法大師)が開いた格式の高い宮島最古寺院、大聖院があります。
このお寺には、平家一門や足利将軍家、豊臣秀吉、鳥羽天皇、明治天皇など皇室の方々や伊藤博文、2006年にはダライラマ法王も大聖院を訪れています。

このお寺には、摩尼車というチベット仏教の使われる仏具があり、1回転回すとお経を1回唱えるのと同じ徳が得られるといわれています。
階段を登りながら進んで行くのですが、寒暖には帽子を被った五百羅漢が500体並び、それぞれ表情に違いがあります。

本堂の勅願堂には、豊臣秀吉が奉納した本尊の波切不動明王が安置されています。

砂がお守りになった由来

宮島の厳島神社にある守り砂は、宮島の砂の代わりに、大聖院のお寺で祈祷された砂を使った特別なものになります。
昔、お守りとして宮島の砂を持ち帰った旅人が、無事に故郷に戻る事ができたという言い伝えを現在にアレンジしたのが、守り砂になります。

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【厳島神社以外も】宮島にあるの他の神社のご利益やお守り

宮島にある神社を見ていきましょう。

宮島にある厳島神社以外の神社①:客神社(国宝)

こちらの社殿は、「客神社」と書いて「まろんどじんじゃ」と読み、再建されたのは1241年の鎌倉時代で国宝に指定されている、厳島神の客人をもてなす神様がお祀りされています。
平清盛が現代の社殿を創建したころは、客宮(まろうどのみや)、客人宮(まどうろのみや)と呼ばれていました。

厳島神社の入口に入ると、まずこの客神社があり、厳島神社を参拝する際は、客神社から参拝するのが正式になります。
宮神社では、須佐之男命からお産まれになった5柱の男性の神様の天忍穂耳命、活津彦根命、天穂日命、天津彦根命、熊野櫞樟日命の兄弟神をお祀りしています。

客神社では、縁結びや結婚や美にご利益があり、女性にはとても嬉しいご利益がいっぱいです。
お守りは、縁結び、子宝や安産になります。

宮島にある厳島神社以外の神社②:大国神社

大国神社は、1467年~1572年の室町時代に建てられたもので、ご祭神は大国主命で宮島の厳島神社とは深い関わりを持っている神様です。
大国主命は、七福神の大黒さまの名前で親しまれていて、実態は出雲大社にご鎮座されている縁結びの神様です。

大国神社と呼ばれる神社は、宮島の厳島神社の他にも日本中にたくさんあります。
厳島神社の摂社の大国神社との関連性はわからないのですが、ここの大国神社は、室町時代は厳島神社の本殿へお供えをするための場所でした。

宮島の厳島神社の本殿へのお供え物は、まずは長橋を通って境内に入り、大国神社にお供えしてから本殿へ供進したと伝えられています。
大国神社の場所は、西廻廊の先にあり、縁結びにご利益があるといわれいます。

お守りは、縁結び、商売繁盛になります。

宮島にある厳島神社以外の神社③:天神社

天神社は1556年室町時代の創建で、ご祭神は菅原道真をお祀りしています。
社が建てられた当時は、連歌堂(れんかどう)と呼ばれていましたが、時が経つにつれ、天満宮と呼ばれるようになりました。

連歌堂というには、明治の初めまで連歌の会の歌会が催されていました。
日本全国には菅原道真をお祀りする神社が多くあり、約4000社現存しているようで、総本社は福岡の太宰府天満宮、京都の北野天満宮といわれています。

どうして全国に菅原道真をお祀りする神社が多いのでしょうか。
西暦900年醍醐天皇のとき、菅原道真の位を下げ、九州に左遷しました。

2年後に菅原道真は亡くなり、京の都では不吉なことがたくさん起こり、醍醐天皇の息子までもが病気になり亡くなってしまいました。
菅原道真の祟りだと恐れ、全国に菅原道真をお祀りする神社を建てて道真の怒りを静め、たくさんの社を建てたところ、災いは無くなったということです。

学問の神様としてご利益があり、お守りは学業のお守りになります。

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お守りはある?厳島神社の15の末社

末社というのは、本社に属する小さな神社で厳島神社には15の末社があります。
宮島の厳島神社には摂社と末社の神社があります。

本社と末社の間にあるのが摂社で、本社に属し、ご祭神と縁の深い神様をお祀りした神社です。
宮島の厳島神社の末社は下記の通りです。

厳島神社末社 所在地
荒胡子神社 広島県廿日市市宮島町
豊国神社
幸神社 広島県廿日市市宮島町 426
清盛神社 広島県廿日市市宮島町西大西町28−1
今伊勢神社 広島県廿日市市
金毘羅神社 広島県廿日市市宮島町下中西町
四宮神社 広島県廿日市市
鷹巣浦神社 広島県廿日市市宮島町
腰少浦神社 広島県廿日市市宮島町
青海苔浦神社 広島県廿日市市宮島町
包ヶ浦神社 広島県廿日市市宮島町1195
養父崎神社 広島県廿日市市宮島町
杉之浦神社 広島県廿日市市宮島町杉之浦
須屋浦神社 広島県廿日市市宮島町
御床浦神社 広島県廿日市市宮島町

宮島の島の周囲は約30㎞で一周できます。
宮島七浦巡りという観光船に乗船すると、船の中から7つの社をお参りすることができます。

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【お守りについて分かったら】厳島神社の見どころやパワースポット15選

落日

では、厳島神社の見どころやパワースポットをみていきましょう。
厳島神社の見どころやパワースポットには、以下のところがあります。

  1. 大鳥居
  2. 鏡の池
  3. 神烏(おがらす)
  4. 五重塔
  5. 千畳閣
  6. 高舞台
  7. 反橋
  8. 火焼前(ひたさき)
  9. 水上舞台
  10. 厳島竜龍神 
  11. 幸神社(さいわいじんじ)
  12. 弥山
  13. 一願大師
  14. 荒胡子(あらえびす)神社
  15. 大頭神社

続いて、それぞれの見どころやパワースポットについて詳しくみていきます。

1. 大鳥居

宮島の厳島神社の現在の大鳥居は、8代目の物で1875年の建てられたものになります。
宮島に向かう海側から見ても、朱色の大鳥居と厳島神社は神々しい雰囲気が感じられます。

高さは約16m、重さは約60t、柱の大きさは最大直径約3.6mです。
柱の使われているのが樹齢500年~600年のくすのきで、この木を探すのに20年程かかったそうです。

その昔、船で参拝した際は、大鳥居の下を通って厳島神社に参拝していました。
神様もお通りになるので、大鳥居の下を歩くときは、真ん中は神様の道なので、端っこを歩くようにしましょう。

2. 鏡の池

鏡の池は、干潮のときだけ姿をあらわす神秘の池です。
厳島神社の周辺に三か所あります。

この丸い池からは真水が湧き出してくるという、不思議な池でこの鏡の池に映る月は、厳島八景のひとつになっています。

3. 神烏(おがらす)

宮島の厳島神社の入り口の左右には、厳島神社ではカラスは神の使いとされる神烏(おがらす)が灯篭の上にいます。
神話によると、厳島神社創建のときにこの地を訪れた姫神様が、ここを大変気に入ったので御神殿を造ろとしました。

姫神様は、この島にいた佐伯鞍職(さえきくらもと)に御神殿を造って欲しいと頼まれので、この島のどこに建てたらいいのかとこの地を訪れました。
姫神様は「私の使いのカラスが案内する」といわれ、カラスに案内されたところが今の宮島の厳島神社がある場所です。

この神話から姫神様のカラスは、神の使いとされるようになりました。

4. 五重塔

宮島にある五重塔は、神の島に仏の力が加わり、2倍のご利益がいただけるパワースポットです。
明治の時代になり、神仏分離の政策で神社とお寺は分けられることになりましたが、この五重塔だけは取り壊されることなありませんでした。

1996年に世界文化遺産に登録されましたが、神道と仏教の共存した場所としても有名です。
五重塔の高さは27m、室町時代に建てられたもので、台風や地震が襲っても、一度も倒れたことがないということです。

5. 千畳閣

千畳閣には、大きなしゃもじが置かれ勝運を招くといわれている、勝運アップのご利益のあるパワースポットです。
千畳閣は豊国神社のことで、豊臣秀吉が命じて建立した大経堂です。

勝運アップの他に招来良縁などのご利益があるといわれています。
こちらには巨大なしゃもじが置かれ、「飯を取る=敵を召し取る」という語呂合わせの縁起物として有名です。

お堂は風が吹き抜けるくらい広々としていて、ここからは厳島神社、海と四季ごとに趣のある風景を楽しむことができます。

6. 高舞台

高舞台では年に10回、年中行事のときに舞楽を見ることができます。
舞楽は、約800年前に平清盛によって宮島の厳島神社に伝わったといわれています。

舞楽は、雅楽による舞踏で夜になると提灯や灯篭に明かりが灯り、その中で
行われる舞楽は平安時代にタイムスリップしたような感じになります。

7. 反橋

宮島の厳島神社の境内にある反橋は、重要文化財の中でも一番古い、勾配のきつい橋です。
反橋は別名勅使橋といわれ、昔は天皇の使いの勅使が参拝するときに使われていましたが、勾配がきついので渡らずに橋の下に階段を設けて通用していました。

今は反橋は地形が変化したので通ることができません。

8. 火焼前(ひたさき)

火焼前(ひたさき)から正面に大鳥居が見られる絶好のポイントです。
満潮時に見える大鳥居は、とても素晴らしく、ここはパワーを貰える場所でもあります。

火焼前の先から海の中の大鳥居までが88間とされていて、8という数字の拘りがあります。
1166年に造営された時は、平舞台が無く、火焼前も無かったので、この88間というのがいつ頃から言われているのかは不明です。

普通に考えて、本殿から大鳥居までが88間あるとするのが妥当です。

9. 水上舞台

この水上舞台で、毎年4月15日の桃花蔡の翌日から3日間、4月16日~18日の間に桃花蔡御神能という能が演じられます。
舞楽が始まり、神職さんたちによって振鉾、万歳楽、延喜楽、陵王、納曽利など11の舞楽が奉納されます。

自然の中の海上の舞台で、能を見ると平安時代の壮大さを感じることができ、幽玄な調べと雅やかな舞いは、一度見たら忘れることができない位魅力的です。

10. 厳島龍神

こちらの龍神様は、スピリチュアルカウンセラーの江原啓之さんが、ここを訪れたときに石からかなりのパワーが発せられているというほど、パワー溢れるスポットです。
池に囲まれて中に、弁財天の使いとされる龍神さまをお祀りしています。

小さな社には、繊細な龍の細工が施されています。
石に身体をあずけて、身体全体で石のパワー感じながら願いことをするとご利益があるといわれています。

11. 幸神社(さいわいじんじ)

幸神社は古くから旅行安全、夫婦円満、恋愛成就など色々な福を授かることができる神社です。
ご祭神は猿田彦大神で、宮島の島民の方からも愛されている神社で、幸神社から見る五重塔がとても綺麗だと人気の撮影スポットになっています。

毎年旧暦の8月15日には、ご神体の陰陽石が御開帳となるので、色々なご利益を授かりたいと訪れる人が多いです。

12. 弥山(みせん)

弥山の山頂には、神が宿っていると伝えられています。
ずっと昔、弥山の山頂には神様が降臨したと伝えられているだけあって、山頂には神の島全体のパワーが集まっています。
弥山は、標高535mの山で、弥山原始林が残り、1996年に世界遺産に指定されており、山頂からは瀬戸内海を360°見渡すことができます。

13. 一願大師

宮島の厳島神社も強いパワーがあるのですが、それ以上に強烈なパワースポットが、大聖院にある一願大師です。
なで仏像を撫でながら一つだけ願いことを念じてください。

一願大師さまが願いを叶えてくれることでしょう。
参拝所には、たくさんの絵馬が奉納されていて厳粛な雰囲気があります。

14. 荒胡子(あらえびす)神社

金運にご利益ある神社で、この神社にはめったに人が参拝しないような、目印も全くなく、観光客の知名度も低い地味な印象が強い神社です。
厳島神社の裏にあるからなのでしょう、あまり人が来ない分、神さまがお願いを聞いてくれそうな気がします。

15. 大頭神社

宮島の厳島神社の摂社として、約1400年の歴のある神社で、交通安全から家内安全までの祈願ができる格式ある神社です。
境内にある本殿から妹背の滝の雌滝を、神社と滝を同時に眺めることのできます。

木々に囲まれた境内には毛保川が流れ、趣があって風情があります。

<下に続く>

【お守りと共に】厳島神社のお祭りと年中行事

厳島神社には、いくつかのお祭りと年中行事があります。
具体的に見ていきましょう。

  1. 御神衣献上式
  2. 宮島水中花火大会
  3. 厳島神社管弦祭
  4. 厳島弁財天大祭
  5. 大聖院の火渡り式

厳島神社のお祭りと年中行事①: 御神衣献上式

毎年元旦の零時に行われている神事で、新しい御神衣には霊力が宿っていると伝えられ、健康祈願、病気平癒、長寿のお守りとされています。
毎年1月1日に精魂こめて、謹んで作った御衣を、本殿の御祭神と宮神社のご祭神に献上します。

厳島神社のお祭りと年中行事②: 宮島水中花火大会

8月24日に行われている花火大会で、約5000発の花火が撃ちあげられます。
水中花火船から海中に投げ込まれた水中花火は、炸裂し大鳥居や厳島神社の社殿を幻想的な光の中に浮かびます。

宮島ならではの花火と厳島神社の素晴らしい光の競演です。

厳島神社のお祭りと年中行事③: 厳島神社管弦祭

厳島神社の管弦祭は、神さまをお慰めする神事になります。
平安時代の都では、貴族たちが池や川に船を浮かべて、優雅な管弦の遊びをしていました。

平清盛はこの遊びを厳島神社に取り入れ、海の舞台での平安時代を思わせるような優雅なお祭りになっています。

厳島神社のお祭りと年中行事➃: 厳島弁財天大祭

毎年6月17日に大願寺で大祭が執り行われ、この日のみ弁財天が御開帳になります。
七福神の中では唯一の女性の神様です。

現在は山門とお堂だけしか残っていませんが、厳島神社が隆盛を続けていた頃は、壮大な伽藍を持っていました。

厳島神社のお祭りと年中行事⑤: 大聖院の火渡り式

真言宗御室派大本山の大聖院の年中行事で、毎年4月15日、11月15日の年に二回行われる、火渡りの神事とも呼ばれています。
聖宝理源大師が護摩秘法を使って、毒蛇を退治したのが始まりとされています。

<下に続く>

厳島神社のお守りを紹介。人気順、御朱印、縁起物、見どころものまとめ

世界的にも有名なパワースポットでもある宮島の厳島神社は、一生に一度は訪れたい神社です。
宮島は、人と神々が共に生きる島といわれるくらい、島全体にパワーが溢れているように感じます。

宮島の厳島神社の神様のご利益とご加護がありますように、宮島旅行を楽しんでくださいね。

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