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2019/05/24

関門トンネル人道の見どころを紹介。料金、所要時間、周辺のグルメも

本州の山口県下関市と九州の福岡県北九州市を隔てている海峡が関門海峡です。
本州と九州の間にある関門海峡は、関門橋もしくは関門トンネルを使うことで行き来することができ、人道は歩いて渡ることもできます。

関門トンネル人道の見どころ、料金、所要時間、周辺のグルメ情報もご紹介します。

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海峡を歩いて渡れる、関門トンネル人道とは?

関門トンネルとは
山口県の下関市と福岡県の北九州市を隔てているのが関門海峡です。
陸と陸の間にある海峡は、通常歩いて渡ることはできませんが、関門海峡は関門トンネル人道で渡ることができます。

人道は昭和33年に開通された、車の進入ができない人専用の道です。
関門トンネル人道は海の下の海底に作られており、徒歩、自転車や原付は押し歩きで利用できます。

車の場合は関門橋を渡りますが、人道は歩いて山口県と福岡県の間を渡ることが可能です。

関門トンネル人道
住所:山口県下関市みもすそ川町22
電話番号:083-222-3738
営業時間:6:00~22:00
定休日:年中無休
入場料や利用料:歩行者無料、自転車・原付20円
URL:関門トンネル人道

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【関門トンネル人道の前に】そもそも関門海峡とは

関門海峡とは
関門トンネルに人道があり、徒歩で渡ることができますが、関門海峡があるからこそ人道があります。
関門海峡は山口県下関市と福岡県北九州市を隔てる海峡です。

現在の下関の馬関の関、北九州市門司区の門を組み合わせたネーミングで、最も深い場所は水深47m、潮流は最大で10ノットを超えるほどの場所になります。
約6000年前に本州と九州が分断したことで、関門海峡は誕生しています。

宮本武蔵と佐々木小次郎の戦いの舞台として知られる、巌流島も浮かぶなど歴史歴にも名を残る場所です。
海峡は狭く潮流も速いことで知られており、事故が多々発生するほどです。

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関門トンネル人道の様子や見どころ

山口県の下関市と福岡県の北九州市門司の間を隔てている関門海峡、海底にある人道は、人が徒歩で渡ることが可能です。
人道は見どころが多く、人道の様子や見どころをご紹介します。

関門トンネル人道の様子や見どころ①:入口【下関側】

関門海峡を繋ぐ人道は、歩行者用海底トンネルです。
トンネルは上下に仕切られており、上が車道で下が歩道になっています。

下関市側と門司側の両方に入口はあり、下関側の入口は地下約55mまで降りてから通行が可能です。
下関側の入口は、白をベースにした建物で赤い屋根に関門トンネル人道入口の看板が設置されています。

下関側の入口は守衛室があるたけで、ショップや飲食店など特別な施設はない、シンプルな構造です。
入口からエレベーターを使い、約55mほどの場所に降りると人道トンネルがあります。

関門トンネル人道の様子や見どころ②:エレベーター【下関側、門司側】

白い建物の入口を入った場所には、ブルーの壁にシルバーのエレベーターがあります。
関門トンネルの人道へアクセスする時には、歩いて降りるのではなくエレベーターを利用しての移動が可能です。

下関側のエレベーターは、1基定員40名が1度に利用できる大型のタイプになります。
1度に40名が利用できる大型エレベーターですが、よっぽどのことがない限り満員状態になることはなく、エレベーターが約55mの場所に降りた後は、人道トンネルの入口付近に到着です。

関門トンネル人道の様子や見どころ③:ロビー【下関側】

白い建物を入り1度に40名が利用できる大型エレベーターを降りてすぐに、関門トンネル人道があるということではないのです。
エレベータを降りてすぐの場所には、ロビーがあります。

ロビーはトンネル入口の近くにあり、エリア一帯に太い柱が何本も建てられています。
ホールのように広がるロビーは、イスが設置されているほか、観光に役立つ周辺の観光スポットの紹介もあり、トンネルを歩く前に展示物を見ることもおすすめです。

関門トンネル人道の様子や見どころ④:トンネル内

関門トンネル人道で最も楽しめる見どころが、トンネルの内部です。
トンネル内部は先が見えない程長く続き、宇宙空間のような非日常の空気感を味わうことができます。

トンネルの入口に差し掛かると、黄色に塗装された地面と青と白の壁が姿を現し門司までの道のりがスタートです。
入口には矢印とともに、方向を占めす門司の文字が書かれています。

トンネルとしばらく歩くと、トンネル1番の見どころの県境です。
関門トンネル人道は、山口県と福岡県にまたがっているため、海底の県境を歩いて跨ぐことができます。

関門トンネル人道の様子や見どころ⑤:ロビー【門司側】

山口県の下関側にも建物をエレベーターで降りた先に、ロビーがあるように、九州は福岡県の門司側にも同様のロビーが存在します。
ロビーはトンネルの出口を出てすぐの場所です。

門司側のロビーも下関側とほとんど変わりありません。
複数の柱があり、休憩できるイスの設置、周辺の観光スポットの紹介、観光に役立つマップなど展示物が壁一面に展示されています。

関門トンネル人道の様子や見どころ⑥:入口【門司側】

下関側からは出口になりますが、関門トンネル人道は門司側からも入ることができます。
門司側にも下関側からと同じく入口があり、トンネルへは入口からのスタートです。

門司側の入口は道路に面した場所にあり、下関側の建物とよく似た白い建物に赤い屋根をしています。
こちらも下関側と同様に、エレベーターがありますが、門司側は地下約60mで下関側よりもやや深いのが特徴です。

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関門トンネル人道の全長と所要時間

関門トンネル人道は、歩行者、自転車、原付の人が通行可能です。
しかし、自転車や原付での走行は禁止されているため、トンネルを通る全ての人が徒歩で移動することになります。

関門トンネル人道は、全長780mで狭い海峡として知られる関門海峡の海底に位置するためそれほど距離はないのです。
全ての人が徒歩で移動する必要がある人道トンネルは、歩く人のスピードによっても異なりますが、多くの人は所要時間約15分ほどになります。

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関門トンネル人道の通行料金【歩行者/自転車/バイク】

関門トンネル人道は、歩行者以外にも自転車、バイク(原付50㏄以下)の通行が可能です。
自転車やバイクの通行が可能ですが、人道を通る全ての人は歩く必要があるため、自転車等は押して歩く必要があります。

歩行者の通行は無料となりますが、大きな荷物状態の自転車やバイクを持ち込む場合は有料です。
自転車とバイクは共通で20円の支払いが必要となります。

自転車とバイクにかかる通行料金20円は、エレベーターの近くに設置されている料金箱に自分で投入するシステムです。

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関門トンネル人道入口へのアクセス【下関側/門司側】

関門トンネルのアクセスl
下関側と門司側は関門海峡を挟んだ場所に位置しています。
そのため、スタート地点となる入口は違うため、アクセスする場所も異なるのです。

関門トンネル人道入口へのアクセス、下関側

本州の山口県下関市に位置しているのが下関側です。
下関側は、下関市みもすそ川町に位置しており、入口の近くにはバス停があるアクセスしやすい場所にあります。

下関側の入口は、下関市のメインステーションである下関駅から、サンデン交通のバスに乗車して、約12分の場所にある最寄りの「みもすそ川バス停」で下車します。
最寄りのバス停を下車すれば、そこから歩いてすぐの場所が関門トンネル人道の入口です。

関門トンネル人道入口へのアクセス、門司側

九州の福岡県北九州市に位置しているのが門司側です。
門司側は、門司港一体のエリアで観光スポットも多く交通アクセスも充実しています。

最寄りのバス停は「関門トンネル人道口」でJR鹿児島本線門司港駅からは、西鉄バス和布刈行きに乗車して約15分ほどの場所が最寄りのバス停です。

最寄りの関門トンネル人道口バス停からは、歩いてすぐの場所にあり、迷うことなく簡単にアクセスできます。

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関門トンネル人道の混雑状況

関門トンネル人道は、本州と九州の間を歩いて渡ることができるということで、珍しさから人気があります。
珍しさから訪れる観光客はもちろん、地元の方も多く訪れる場所です。

海峡を歩いて渡れる珍しさや、通行料金が歩行者はかからず、自転車や原付でも20円というリーズナブルさから多くの人が訪れます。
また、観光客だけでなく、天気に影響されないことから、地元の方の散歩やランニングコースとしても人気があるのです。

このことから平日でも多くの人が集まります。
混雑するかはタイミングによって異なり、特に大型連休などは混雑することも多いです。

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関門トンネル人道を訪れる際の注意点

無料で通行可能で非日常が体験できる関門トンネル人道。
基本的に普通通りに通行すれば問題ありませんが、訪れる際に注意したいポイントがあります。

ペット禁止

関門海峡の周辺は、道も舗装されており散歩やウォーキングに適しており、犬などペットを連れた人も多くいます。
天気に影響されない関門トンネル人道で、散歩をしたいという方もいますが、人道はペットの連れ込みが禁止です。

人道は犬や猫などの動物は、危険物と同様に持ち込みが禁じられています。
飼い主からすれば家族同然のペットと一緒に歩きたいきもちがありますが、公共の道でルールが定められているため連れ込み不可能です。

また、連れ込んでしまった場合には、監視の方に注意されるため連れ込まないようにしましょう。

駐車場が少ない

関門トンネル人道は、全国的にも珍しい人気スポットです。
ゴールデンウィークなど長期連休はもちろん、平日でも地元の人が多く訪れるスポットで混雑します。

人道周辺は下関側と門司側共通して、駐車場が少ないです。
少ない駐車場も狭いため、停められる台数が少なく、長時間の駐車は避けるように促されています。

回転こそそれほど悪くはありませんが、根本的に数が少ないため待ち時間が発生することがあるため注意が必要です。

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関門トンネル人道を歩ききったら「関門TOPPA!記念証」をゲットしよう

地下約60mに全長780mと徒歩で渡る関門トンネル人道は、県を跨いで海底を渡る達成感のある道です。
関門トンネル人道を歩ききったら、「関門TOPPA!記念証」をゲットできます。

関門TOPPA!記念証は、歩行者用海底トンネル歩ききった人だけが無料で貰える記念証です。
記念証は下関側と門司側のホール設置の、スタンプを専用用紙に押します。

スタンプした用紙を、JR下関駅、JR新下関駅各観光案内所、カモンワーフ事務局などに持参することで、7種類の中か1枚プレゼントされます。
ここでしか貰えない記念証と達成感は記念に残ること間違いなしです。

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片道は関門トンネル人道を歩き、帰りは船に乗って帰るのもおすすめ

関門トンネルを歩く
関門トンネルは歩いて渡る醍醐味がありますが、行きと帰りで手段をかけることもおすすめです。
往復すると景色が変わらず疲れますが、船を使えば楽に景色を楽しみながら買えることができます。

船は関門連絡船として、下関の唐戸と北九州の門司港の間で運行しています。
所用時間5分料金400円で運行されている船は、東に関門橋、西に巌流島が眺められます。

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【下関側】関門トンネル人道入口周辺のグルメ、おすすめ3選

では、下関側の関門トンネル人道入口周辺のおすすめグルメをみていきましょう。
下関側の関門トンネル人道入口周辺のおすすめグルメには、以下のものがあります。

  1. 平家茶屋
  2. 唐戸市場タケショー
  3. 唐戸食堂

続いて、それぞれのグルメのお店を詳しくみていきます。

平家茶屋

人道下関側のおすすめグルメが、平家茶屋の ふく刺身です。
平家茶屋はフグ料理と日本料理が人気のお店で、下関の旬が味わえます。

名物のフグやイカを中心に絶品料理が提供されていますが、特に産地ならではのふく刺身は絶品です。
お皿の柄が透けるほど綺麗に盛り付けられた、ふくの刺身は他店に比べると厚みがあります。

白く透き通った綺麗な身は、フグの刺身らしく淡泊な味わいながら噛みごたえのある食感です。

平家茶屋
住所:山口県下関市みもすそ川町1-1
電話番号:083-222-2022
営業時間:【ランチ】 11:00~15:00【ディナー】17:00~21:30
定休日:第1・第3火曜日
入場料や利用料:一人前3,700円
URL:平家茶屋

唐戸市場タケショー

人道下関側のおすすめグルメが、唐戸市場タケショーのお寿司です。
唐戸市場タケショーは、唐戸市場にある人気の海鮮料理が提供されています。

様々な海鮮料理が提供されるタケショーでも、特に人気なのがお寿司です。
人気のお寿司は、冷蔵ケースに綺麗にネタごとに並べられており、どのネタも新鮮で絶品。

お寿司はパックに自分の好きなものを詰めるシステムになっており、フグ、ウニ、マグロ、エビなど多くのラインナップが揃っています。

唐戸市場タケショー
住所:山口県下関市唐戸町5-50
電話番号:083-267-6838
営業時間:[土] 9:30~15:00 [日・祝] 7:00~15:00
定休日:月~金
入場料や利用料:1貫数百円
URL:タケショー

唐戸食堂

人道下関側のおすすめグルメが、唐戸食堂のふぐ唐揚げ定食です。
唐戸食堂は、下関駅近くにある唐戸市場の2階に店を構えています。

唐戸食堂は市場関係者などプロに親しまれているお店で、ふぐ唐揚げ定食は安く絶品です。
ふぐは産地である下関らしくリーズナブルな値段で食べられます。

やや小ぶりのふぐは、キツネ色にカリッと揚げられており、プリッとした食感と淡泊なスッキリとした味わいが特徴です。
定食はごはん、味噌汁、小鉢も付き、お腹いっぱいになるグルメです。

唐戸食堂
住所:山口県下関市唐戸町5-50
電話番号:083-222-3788
営業時間:5時から14時
定休日:木曜日
入場料や利用料:750円
URL:食べログ

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【門司側】関門トンネル人道入口周辺のグルメ、おすすめ3選

では、門司側の関門トンネル人道入口周辺のおすすめグルメをみていきましょう。
門司側の関門トンネル人道入口周辺のおすすめグルメには、以下のものがあります。

  1. 軽食・喫茶 リバー
  2. 陽のあたる場所
  3. 大三元

続いて、それぞれのグルメのお店を詳しくみていきます。

軽食・喫茶 リバー

人道門司側のおすすめグルメが、軽食・喫茶 リバーの白い焼きカレーです。
軽食・喫茶 リバーは、門司港らしいレトロ感が感じられる地元で人気のお店になります。

サンドイッチなど様々な軽食が揃っているお店で、特に人気のメニューが門司名物の白い焼きカレーです。
ジュージューと湯気が立つ焼き立てのカレーは、ホワイトソースが全面にかけられ、半熟トロトロのスクランブルエッグが乗せられています。

カレーは辛すぎないまろやかな味わいで、トロトロのスクランブルエッグとクリーミーなホワイトソースと相性抜群です。

軽食・喫茶 リバー
住所:福岡県北九州市門司区港町1-23
電話番号:093-321-3204
営業時間:8:00~21:00
定休日:不定休
入場料や利用料:750円
URL:食べログ

陽のあたる場所

人道門司側のおすすめグルメが、陽のあたる場所の鉄板焼きカレードリアです。
陽のあたる場所は、焼きカレーが名物のレストランで美味しい食事と美しい景色が楽しめます。

門司港のレトロで美しい景色を楽しみながら頂ける焼きカレー。
門司港のカレーフェアでグランプリを獲得するほか、数多くのメディアに取り上げれているほど人気です。

10年以上注ぎ足し作られる焼カレーは、食材の旨みが強く感じられ、本場の焼きカレーが堪能できます。

陽のあたる場所
住所:福岡県北九州市門司区西海岸1丁目4-37F 日産船舶ビル
電話番号:093-321-6363
営業時間:【ランチ】[月~金]11:00~14:00[土日祝]11:00~15:00【ディナー】[月~金]17:00~22:00[土日祝]15:00~22:00(L.O)
定休日:火曜日
入場料や利用料:1,080円
URL:陽のあたる場所

大三元

人道門司側のおすすめグルメが、大三元のラーメンです。
大三元は1976年に創業した長い歴史を持つラーメン店で、地元有名人もおすすめする人気店になります。

門司港レトロの近くにあるお店は、福岡名物の豚骨ラーメンが提供されており、名物のラーメンは絶品です。
ラーメンのスープは濃厚ながら後味がすっきりとした味わいで、味のしみたチャーシューはホロホロとしています。

濃厚で味わい深く懐かしさを感じるラーメンは、リーズナブルでお腹も心も満たされる1杯です。

大三元
住所:福岡県北九州市門司区老松町2-6
電話番号:093-321-7015
営業時間:11:00~13:30
定休日:日曜・第3月曜
入場料や利用料:550円
URL:食べログ

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関門トンネル人道を歩いて渡ろう!

世界的にも珍しい海峡の下を歩いて渡ることができる関門トンネル人道は大人気です。
人道は観光客だけでなく、地元の散歩コースとしても人気があり、絶妙な距離を歩いて渡ることができます。

人道は徒歩はもちろん、押せば自転車などでも通行可能で、ツーリングなどの合間によるのもおすすめです。
また、周辺には地元のグルメも豊富にあり、様々なシーンで楽しめます。

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