2020年開業予定の山手線新駅、高輪ゲートウェイ駅の場所はどこ?
JR山手線・京浜東北線 田町~品川駅間の新駅となった高輪ゲートウェイ駅。
田町駅と品川駅のほぼ中間地点に新駅が誕生することになります。
現段階では、まだ地図にも反映されていない状況ですが、芝浦中央公園の西側、東海道新幹線を挟んだ位置に建設されています。(12/4 現在)
2020年開業予定の山手線新駅、高輪ゲートウェイ駅の完成予想図は?
羽田空港とのアクセスの良さを担う中核施設としての位置付けとなっている高輪ゲートウェイ駅。
今後、「歴史と未来をつなげるという意味でのゲートウェイ」を実現していきたいという構想であるようです。
駅の新設と共に一帯の再開発に取り組んでおり、周辺エリアの完成を含めた開業は2024年頃を予定しています。
「人と地域をつなぎ、駅と街とが一体的な空間として感じられる新しい街の魅力を発信する新駅」という位置づけで建設された高輪ゲートウェイ駅が今後どの様になっていくか大注目ですね。
JR東日本ニュース/ 田町~品川駅間の新駅の駅名決定について
2020年開業予定の山手線新駅、高輪ゲートウェイ駅のデザインは誰?
今回、高輪ゲートウェイ駅のデザインを手がけた注目のデザイナーをご紹介します。
駅舎デザインを担当したのは新国立競技場を設計したことでも知られる建築家 隈 研吾(くま けんご)氏。
1階にはホーム、2階に改札やイベントスペースを設置して街の入り口とし、折り紙をモチーフとした大屋根(約110m×35m)が特徴となります。
照明デザインは、東京駅 丸の内駅舎のライトアップやシンガポール国立博物館の照明計画などを手がけた照明デザイナー 面出薫(めんで かおる)氏によるもの。
「街のランドマークとなる暖かな光の校舎」をコンセプトとし、特徴的な大屋根を照らして、柔らかな光に包まれたコンコースとなる構想になっています。
2020年開業予定の山手線新駅、高輪ゲートウェイ駅の周りには何ができる予定?
高輪ゲートウェイ駅周辺の地域開発は「品川駅北周辺地区まちづくりガイドライン」という名前で2014年から既に施行されていました。
これまで、東西に分断されていた田町~品川駅間の地区をつなぐ街づくりが進められています。
オフィスや商業施設だけではなく、国際交流に繋がる施設や教育施設っも多数建設予定で、高輪ゲートウェイ駅周辺一帯は、新しい街として一新しそうです。
また、高輪ゲートウェイ駅と品川駅、泉岳寺駅を中心に、街全体をシームレスにつなぐデッキとして歩行者広場となり、日本の駅前空間のモデルケースにもなるようです。
品川駅北周辺地区まちづくりガイドライン - 東京都都市整備局
【高輪ゲートウェイ駅の前に!】現在の山手線で1番新しい駅は?いつ作られた?
今回の新駅 高輪ゲートウェイ駅は、JR山手線としては西日暮里駅が開業された1971年(49年)ぶりの新駅となります。
また、京浜東北線としては2000年のさいたま新都心駅以来となるので、20年ぶりの新駅です。
新駅、高輪ゲートウェイ駅により一層期待が高まります。
2020年新たに加わる高輪ゲートウェイ駅に期待
今回、名称が決定した高輪ゲートウェイ駅。
駅だけではなく、周辺地域の開発も進められているとあって、今後どの様に”進化”していくのか楽しみなところです。
高輪ゲートウェイ駅の完成は2020年春、周辺施設を含めた全開設は2024年を予定しています。
完成が待ち遠しいですね。