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2019/05/31

フィリピンの治安はいい?悪い?観光時に注意するべき犯罪や安全点を紹介

フィリピンと聞いて思い浮かべるのは、セブなどのビーチと透き通る綺麗な海。
もしくは、貧困や麻薬犯罪といった負のイメージが大半ではないでしょうか。

「ビーチ・リゾート以外は危険」と、本当のフィリピンの治安を知らない人が多いはず。
確かに10年以上前のフィリピンは、決して治安が良いとは言えませんでした。

しかし、観光立国を目指すフィリピン政府の努力で、今は驚くほど改善。
フィリピンの本当の治安状況をお伝えします。

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【治安の前に】フィリピンってどんな国?

日本からマニラまでは直行便でわずか5時間ほど。
フィリピンの国土は南北に細長く、7109もの島で構成される群島国家です。

気候は、平均26~27℃と年間を通して温暖
季節は、乾季(11月~5月頃)と雨季(6月上旬~10月頃)のほか、8~10月の台風シーズンがあります。

ビーチリゾートが豊富なほか、16世紀からのスペイン、アメリカ統治時代の名残が色濃く残るのも、フィリピンの魅力ですね。

また地域ごとに特徴が異なり、大まかに次の6エリアがあります。

マニラ首都圏と近郊

首都は高級ホテルやショッピングセンターがひしめく大都会
マニラから車で2~3時間ほど行くと、高原やビーチリゾートが点在します。

ルソン島北部

フィリピンの北部にある島で、山深い地域。
世界遺産の棚田とスペイン統治時代の街並みが見どころです。

ルソン島南部

火山や湖が多いエリア。
フィリピンの田舎の風景が多く残ります。

ビサヤ諸島

フィリピンの中部にあり、セブなどフィリピン随一のリゾート地が広がるエリア。
世界的に有名なダイビングスポットも存在。

パラワン

ルソン島の南西にあり、最後の秘境と言われるリゾート地。
手つかずの自然や珍しい動植物が多く生息します。

ミンダナオ

フィリピン南部の島。
のんびりとしていて、昔ながらの素朴なフィリピンの魅力に出会えます。

フィリピンでの観光地選びの参考にしてくださいね。

フィリピンの言語についてはこちらの記事で詳しくご紹介しているので是非ご覧ください。

フィリピンで英語は通じる?言語、公用語は?挨拶や会話で使える言葉、単語20選フィリピンで話されている言語はフィリピン語と英語 フィリピンの公用語はフィリピン語(タガログ...

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フィリピンの治安を知る前に務省が発表する危険レベルをおさらい

フィリピンイメージ

治安情報については、フィリピンのガイドブックだけでは知ることが難しいですね。
特に最新の治安情報については、外務省が公開している海外安全ホームページを参考にしてください。

外務省 海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/

表示されている世界地図をクリック。
色別に治安状況が示されています。

レベル1/ 黄色:十分注意してください。

外務省危険レベル

その国・地域への渡航、滞在には、危険を避けるための特別な注意が必要です。

レベル2/ 山吹色:不要不急の渡航は止めてください。

外務省危険レベル

その国・地域への不要不急の渡航は止めてください
渡航する場合には十分な注意を払うとともに、しっかりとした安全対策をとってください。

レベル3/ オレンジ色:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)

外務省危険レベル

その国・地域への渡航は、どのような目的であれ止めてください
(状況によっては、現地に滞在する日本人に対して退避や退避の準備を促すメッセージを含むことがあります)

レベル4/ 赤色:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)

外務省危険レベル

渡航は止めてください。(退避勧告)
その国・地域に滞在している方は、滞在地から安全な国・地域へ退避してください。

この状況の場合は、どのような目的であれ、新たな渡航は止めてください。
レベル4は、治安はおろか国の方向性すら分からない不安定な情勢であることが多いです。

この外務省ホームページに記載の海外安全情報は、法的な強制力で渡航を禁止するものではありません
治安に心配のある地域での滞在中、常に「自分の身は自分で守る」との心構えをもって、安全対策に努めてくださいね。

治安は日々変化します。
常に最新の情報を入手することをおすすめします。

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フィリピンの治安状況は?

フィリピン治安イメージ

一言で「治安」といっても、テロのような国際レベルの問題から、殺人や強盗などの重犯罪から、詐欺やスリの問題などの軽犯罪までさまざま。
フィリピンと聞いて、ただ漠然と「治安が悪い、危険!」とイメージする方が多いのではないでしょうか。

治安情報でもっとも心配なのは、殺人、強盗、強姦の重犯罪ですね。
フィリピンで命の落とすなど、絶対避けたいことです。

でも実は、重犯罪の発生件数をフィリピンと他国とを比べると、欧米に比べて多いわけではないのです。
人口10万人あたりの発生件数を見てみましょう。

フィリピンの治安統計

強盗 強姦 殺人
アメリカ 141.8 28.6 5.2
イギリス 147.2 24.1 1.2
カナダ 97.1 1.5 1.7
フィリピン 9.5 2.9 6.4
日本 3.4 1.2 0.5

(参考: 国連犯罪事務所の統計)

フィリピンの治安の特徴としては、強盗や強姦は、他国より少ないことがわかります。
一方、殺人事件が目立つのが、フィリピンの特徴です。

殺人の多さが、フィリピンの治安の悪さを印象付けているのですね。
ただ、ご安心ください。

殺人事件の内訳は、麻薬組織の犯罪や、女性関係とのもつれ、保険金詐欺など。
普通に旅行や生活をしていれば、ほぼ無縁です。
治安のイメージとしては最悪ですが、こうした犯罪に巻き込まれない行動をすることが基本です。

首都マニラの治安状況は?

フィリピンに渡航される方は、大半が立ち寄る首都マニラ。
メトロ・マニラ(通称マニラ)には5つの市がありますので、ポイントをおさえて確認していきます。

まず、旅行者が多いエルミタとマラテ地区
マニラ湾が近く、近年は治安のため取り締まりが強化されています。

それでも路上生活者が多く、夜の街ならではのトラブルも頻発し、治安に不安が残る地域です。
スリやひったくり、両替詐欺には注意しましょう。

首都のヘソで、イントラムロスやリサール公園など見どころが集まるマニラ地区。
治安の悪さは一見感じませんが、観光地ならではのスリやひったくりは存在します。

無用に立ち入ってはいけないのが、チャイナタウンの北西にあるトンド地区。
スラムが広がる場所のため、徒歩は厳禁です。

一方、金融街のマカティ市と新興ビジネス街のオルティガス・センターは、日本並みの治安の良さ
気のゆるみはいけませんが、この地域は別格だと考えて良いでしょう。

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治安のいいフィリピンでも気をつけるべき犯罪5選

フィリピン犯罪エリアイメージ

比較的治安の良いフィリピンでも、注意を払う必要があるのは以下の犯罪です。
渡航前には必ず確認してくださいね。

気をつけるべき犯罪①:スリ

フィリピンでの外出先では持ち物にくれぐれも注意。
日本とは違い、スリ犯は常に旅行者の行動を見ています

少しでも油断やスキがあると、後をついてきてあっという間に取られてしまいます。
ポケットやバッグの中身がいつの間にか消えている…ということも珍しくありません。

フィリピンでも狙われやすいのは、現金や宝石、iPhoneなどのスマートフォンです。
日本では皆が持っているものでも、フィリピンの治安の悪いエリアでは高級品。

ジプニー、バス、鉄道などの公共交通機関は治安に注意
バッグを切られ財布を抜かれるケースもあります。

貴重品を肌身離さず持ち歩くことのできるバッグが便利です。

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気をつけるべき犯罪②:詐欺

現金詐欺

治安が悪い地域なるほど、詐欺に遭う確率は高まります。
フィリピンでよくあるのが、知り合いのふりをしてお金をだまし取るケース。

エルミタやマラテなどの路上で、突然をかけ、「あなたのホテルの従業員」などと声をかけてきます。
「困った、非常事態。お金を貸してほしい、あとで返す」と言ってきたら要警戒。

フィリピン人にだまされた、と気づいてもなしのつぶて。
すっかりお金をだまし取られています。

また、フィリピンの両替屋では、正しい金額が渡されないこともあります。
安全な場所で、1枚1枚しっかりと数えましょう。

気をつけるべき犯罪③:置き引き

フィリピン置き引き

フィリピンに限った話ではありませんが、荷物を置き忘れた場合、まず出てきません。
これは、治安のレベルは関係ないでしょう。

荷物を置いたままトイレに行くのはもってのほか。
比較的治安のいい空港でも置き引きの事例はあります

故意に持ち物を手放さないとしても、少しでも目を離してはいけません。
ふと違う方向を見た途端に、荷物かすっかり消えていた…というケースは良くあるのです。

治安の良いエリアでも発生しがちなのが、両替直後の置き引き。
荷物に気が向いているつもりでも、目の前の現金に集中しているものです。

放置に近い状態になってしまうので、注意が必要です。

気をつけるべき犯罪④:睡眠薬強盗

睡眠薬

治安面でフィリピンで特に気を付けてほしいのが、睡眠薬を使った犯罪
何らかのかたちで声をかけ、睡眠薬で眠らせたところで金などを盗む強盗です。

在フィリピン大使館にも頻繁に被害届が出されています。
フィリピン人女性が気軽に声をかけてきた場合、悲しいことですが、下心がある場合が多いのです。

例えば、自分も旅行者だから一緒に旅行しよう、食事をしようなどと話しかけてくるケース。
若い女性同士、家族、母親と子供など、必ず複数で声をかけ、親しくなろうとします。

偽装の名刺を見せたり、最初はごちそうしてくれたり、親切を装い油断させます。
そして突然、親戚の家や食堂に誘うのです。

移動も、ジプニーを乗り継ぐなど、巧妙。
被害者が二度と同じ場所にたどり着けないようにするためです。

食事が始まったら最後。
料理や飲みものに睡眠薬が入っていて、気づいたら着ぐるみはがされている、といった手口です。

気をつけるべき犯罪⑤:美人局

女性

在フィリピン日本大使館は、売春がらみの恐喝へも注意喚起しています。
治安情報の中でも、これは特に男性向けの情報ですね。

治安の悪い国ではよくある、いわゆる美人局(つつもたせ)
組織ぐるみの大掛かりな犯罪である事例が多いです。

こちらも基本的に複数のフィリピン人女性です。
例えば、「日本人ですか」と声をかけ、自分の家にまで誘うケース。

部屋に行き、一方の女性が買い物に行き、一方の女性と二人きりに。
残ったフィリピン人女性が熱心に誘い、淫らな行為に及ぼうとしたら最後です。

彼女の兄や恋人を名乗る人物が現れ、「傷物にされて」と騒ぎ立てるのです。
医師と救急車を呼び、数100万ペソの手術代を要求した、というトラブルがありました。

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治安のいいフィリピンでも注意するポイント10選

では、治安に配慮する上で、心掛けるポイントを整理しましょう。
フィリピンでは、具体的に、以下の点に注意が必要です。

注意するポイント①:危険な場所

フィリピン暗い路地

フィリピンは非常に貧富の差が大きい国です。
都会では治安の良さを感じますが、まだスラムなど貧しいエリアが多く存在します。

一見治安の良い地域でも、人通りのない暗い路地は避けましょう。
現地のフィリピン人ですら、このような道は治安の悪さを警戒し、
歩きません。

だから、そもそも人通りが少ないです。
強盗にあう可能性が高い場所と思った方が良いでしょう。

安全な大通りの1本隣が、危険な路地、ということもままあります。
少し様子が違うなと感じたら、すぐに引き返しましょう。

注意するポイント②:高価な持ち物

高価なアクセサリー

こちらも治安の良くない国や地域でよく言われることですね。
一目で高級ブランド、金目のものとわかるものは身に着けない方が良いです。

物そのものを狙われることはもちろん、後をつけられて、強盗のターゲットになることも。
フィリピンでは、犯罪をおかす人は持ち物をよく物色しています。

じゃらじゃらと目立つアクセサリーも危険。
ネックレスなどは、背後がから突然引きちぎられることもあります。

マカティ市など、日本並みの治安のいいエリアは別ですが、その他ではシンプルな装いがベストです。

注意するポイント③:財布の中身

支払いやATMでお金をおろした後など、財布の中身が見えないように気を付けましょう。
たくさんの現金を見せないことは、治安に限らず、犯罪を抑制する上でカギとなります。

とくに、こういった人の密集するジプニーや電車内ではなおさら。
局地的に治安が悪い、という認識を忘れずに。

不用意に財布をバッグから出してはいけません。
代金もあらかじめコインをポケットに入れておくなど工夫しましょう。

フィリピンでATMを利用する場合は、屋外ではなく、比較的治安の確保された商業施設など、屋内を利用しましょう。
それでも背後には注意してください。

注意するポイント④:荷物の持ち方

フィリピンでも、荷物の持ち方には注意しましょう。
治安の良し悪しにかかわらず、ズボンのポケットに財布を入れるのが現金。

無造作に貴重品をポケットに入れてはいけません
肌身離さず持つようにしましょう。

バッグも中身が見える口が開いたものはやめましょう。
リュックを前に持つのが一番。

ショルダーバッグを肩かけにするのも、ひったくりに狙われやすいです。
もしくは、斜めかけバッグを体の前でしっかり支えながら移動することです。

リュックに南京錠をかけてもあまり意味がありません。
ナイフなどで切られ、中身を持って行かれるケースもあるからです。

スリ防止用の頑丈なリュックなどは、特に治安を気にされるかたには便利でしょう。
お値段ははりますが、安心料には良いかもしれませんね。

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注意するポイント⑤:夜の一人歩き

女性は比較的気を付けるポイントでしょう。
フィリピンでも例外ではありません。

治安のいいマカティでは、深夜の一人歩きは平気と言われますが、旅行者はやめましょう。
フィリピンは、都会でも街灯が少なく道が暗いことが多いです。

治安を気にすべきマラテやエルミタ、地方都市では、男性でも夜の一人歩きはやめるべきです。
どうしてもフィリピンで深夜に移動が必要な場合は、信頼のおけるタクシーで直接目的地に行くことをお勧めします。

注意するポイント⑥:情をかけない

旅先で、現地の人と交流できるのはうれしいもの。
フィリピンで、ローカルのお店を訪れると、治安のことを忘れつい心がオープンになってしまいます。

フィリピンに来たら、フィリピン人の友人が欲しいと思いますよね。
しかし、フィリピンでは情に流されてはいけません。

親しくなったからと言って、突然お金を要求されることもあります。
その場合は、はっきり断りましょう。

見知らぬ治安の悪い場所に連れていかれ、さらに多額の金品を要求されるケースもあります。
日本人は、つい情に流れがちですが、フィリピンでは心を鬼にした方が無難です。

注意するポイント⑦:言動

酒の場での口論

これは、さほど問題ないでしょう。
不要に失礼な言動をしないということです。

フィリピンで現地の人を見下すような態度を見せない。
フィリピンの悪口を言わない、などです。

政治的な言動も控えましょう。
特に領土問題、フィリピン政権批判などは対立のもとです。

飲んだ勢いで、フィリピン人に絡むなどもってのほか。
つい開放的になりがちですが、フィリピンも日本も同じです。

礼儀をもってその国と人、文化に接しましょう。
現地の治安というより、気持ち次第で対応できるポイントです。

注意するポイント⑧:クレジットカード

クレジットカード

フィリピンも、キャッシュレスが浸透しつつあります。
特に都会のショッピングモールでは、使用したくなることが出てくるでしょう。

高級なホテルやレストランなら安心ですが、そうでない場合現金をおすすめします。
治安対策としては、目の前でカードを切ってもらうことが大事

治安の良し悪しにかかわらず、スキミングの被害届が出ています。
裏で情報を抜き取られることもあるので、しっかり監視を。

治安対策は、確認の上に確認がマストです。
信用しきってはいけません。

注意するポイント⑨:海外旅行保険

フィリピン渡航前にできる準備のひとつです。
治安対策というよりは、何かあっても大丈夫、というお守りとして大事です。

保険の中でも、携行品を補償する項目もあるので、そちらにも加入しておくことです。
万が一、治安の悪い地域で盗難に遭ったり壊れたりしても、経済的な損失は最小限になるはずです。

フィリピンを楽しむためにも、心の余裕を持つことも治安対策としては有効でしょう。

注意するポイント⑩:抵抗しない

最大限、治安に注意を払ったとしても、運が悪いこともあります。
もし危ない、と感じた場合は、抵抗しないことです。

危険な目に遭った場合は、相手の要求する金などを渡してしまう方が安全。
相手は凶器を持っていると想定しましょう。

治安が悪いところでは、銃も出回っています。
抵抗はせず命だけは守りましょう

パスポートまでなくした場合は、在フィリピン日本大使館に駆け込むしかありません。

<下に続く>

治安のいいフィリピンで、戦争の危険性はある?

フィリピン政府

治安状況にかかわらず、今すぐに外国との戦争が起きる可能性は極めて低いでしょう。
すりなどの犯罪とは違い、戦争に遭遇する確率も低いです。

しかしフィリピンは、中国との間に南シナ海の南沙諸島の領有権問題を抱えています。
領有権を主張する中国にドゥテルテ大統領が、度々挑発的な発言をしているのです。

中国が南沙諸島に軍隊を送り込んだり、人工島を建設して軍事拠点を建設したりなど、争いの種は減りません。
これに対し大統領は、「戦争は辞さない」とけん制しています。

基本的にドゥテルテ政権は、外交努力により融和政策をとる方針。
いきなり戦争をしかけることはないとされています。

しかも、争論になっている地域は、観光客が訪れる場所ではありません。
そのような点でも、突然旅先で戦争に遭遇する恐れはないに等しいと言えます。

もちろん、治安の問題以前に、単なる好奇心で渦中の場所に行こうとすることは避けましょう。
フィリピンと日本の外交問題に発展しかねません。

また、フィリピン国内で不用意に、領土問題について語ることもやめましょう
フィリピンでは、中国との領土問題に反対する人が多く、争いに発展する可能性は十分にあり得ます。

どの国でも同じですが、フィリピン国内で政治や外交問題に触れないのが一番。
身の回りの治安は、自分で守りましょう。

<下に続く>

治安のいいフィリピンで、テロの危険性はある?

キリスト教徒とイスラム教徒が同居するフィリピン南部のミンダナオ島は、40年以上も武力紛争が続いてきました。
フィリピンはキリスト教国ですが、南部はイスラム教徒も多く、独立運動などが頻繁に起きていたのです。

ようやく2014年、フィリピン政府とモロ・イスラム解放戦線(MILF)は、ミンダナオにイスラム系自治政府をつくることで合意。
18年に、フィリピン政府とMILFの和平プロセスが動き始めました。

しかし治安については、まだ完全に問題がないとは言えない段階です。
MILFから離脱した強硬派によるテロが、いつ起きてもおかしくありません。

外務省のホームページでは、ミンダナオの中部以西はレベル3に指定されることがほとんどです。
事態が落ち着くまでは、あえて危険地域を選ばないことが賢明。

ミンダナオは、地域により治安状況がかなり異なります。
地理と治安状況の把握に努めましょう。

レベル2の地域も、治安が悪化しやすいため注意が必要。
特に選挙やラマダンの時期には、治安が悪くなりがちです。

公共の交通機関はなるべく避け、陸路移動はしないなどを心掛けてください。
近年まで戦闘地域があったことを忘れずに。

一方で、同じミンダナオ島でもダバオはフィリピンで最も治安がいいとされています。
フィリピンの中でもミンダナオは、情報収集が重要ですね。

<下に続く>

フィリピンの治安はいい?悪い?観光時に注意するべき犯罪や安全点を紹介のまとめ

セブ

ここまで、包括的にフィリピンの治安を解説しました。
比較的治安は良いものの、地域や時期により変動しやいのがフィリピンの治安です。

治安を気にされていた方は、少し気持ちが軽くなったのではないでしょうか。
逆に警戒心のなかった方は、身が引き締まったことと思います。

フィリピンにはセブやボラカイ島など、綺麗で治安の良いビーチがたくさん。
最低限の注意を払えば、充実した滞在が楽しめる国です。

準備や心構えを怠らずフィリピンを楽しんでくださいね。

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written by

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