栃木県は自然が生んだ「日光天然氷」を使ったかき氷が人気!
天然氷とは、天然水を自然の寒さで凍らせた氷のこと。
綺麗な水が豊富にあり、冬に一定の気温に下がり、かつ雪が降りづらいという難しい気候条件が必要なのだそうです。
自然豊かな栃木の日光山系から湧き出でた清らかな水で作られた天然氷は、ふわふわと柔らかで、滑らかな口辺りが魅力。
氷の透明さ、食べたときに頭がきーんとしない、などの特徴もあります。
その天然氷を保管する「氷室」は全国に5軒ほど。
そのうちの3つが、栃木の日光に集まっています。
「松月氷室」「四代目徳次郎」「三つ星氷室」の栃木の氷室で作られた天然氷が、絶品かき氷で使用され、かき氷人気をけん引しているんですね。
栃木に絶品かき氷店が終結するのは必然。
こうした天然氷を使った、栃木で食べられるかき氷店を、一挙紹介します。
栃木のおすすめかき氷8選!徳次郎の日光天然氷や寿氷など人気店紹介!
では、栃木のかき氷のお店をみていきましょう。
栃木で食べられるかき氷店には、以下のお店があります。
- 松月氷室
- カフェアウル
- 寿氷-juhyo-世界一を目指すかき氷
- 日光さかえや
- 湯沢屋茶寮
- 日光珈琲 御用邸通
- いちごの里
- 日光茶屋
続いて、栃木のかき氷のお店を、それぞれ詳しくみていきます。
松月氷室
栃木・日光の天然氷かき氷の老舗店。
栃木の3大氷室「松月氷室」の直営店のため、1年中天然氷かき氷がいただけます。
こちらの人気かき氷は、地元産いちごをふんだんに使ったメニュー。
ショコラホイップ、チョコソース、いちごソースの三重がけの「ストロベリーショコラホイップ」や、フレッシュないちごソースたっぷりの「生いちごプレミアム」がおすすめです。
「極上メロン」「特上マンゴー」など、いちご以外のフルーツかき氷も人気です。
素朴な優しい甘さが嬉しいかき氷「黒糖蜜」といったオリジナルかき氷も絶品。
松月氷室のかき氷は、インスタグラムでも話題。
全体のボリュームはもちろん、イチゴかき氷の上のクリームが雲のようでとっても可愛らしいんです。
どのかき氷を頼んでも、インスタ映えすること間違いなし。
行列も間違いなしなので、お昼前に行くことをおすすめします。
松月氷室は、栃木県に2店(今市と大谷橋)ありますので、アクセスの良い店舗でお楽しみください。
松月氷室 本店
住所:栃木県日光市今市379
電話番号:0288-21-0162
営業時間:11:00~17:00(季節により微妙に変動)
定休日:月曜日
カフェアウル
栃木・日光の天然氷かき氷の代名詞のようなお店。
かき氷ツウならば、一度は訪れてほしい有名店です。
栃木の天然氷の氷室「四代目徳次郎」を担うのが、日光霧降チロリン村内にあるカフェ・アウルの社長。
2006年、高齢のため氷室を閉鎖しようとしていた「吉新氷室」の後を継ぎ、四代目徳次郎を立ち上げました。
栃木の大事な伝統を絶やすまい、という社長の情熱から生まれた逸品です。
かき氷シロップも、栃木の名産を生かしたテイストに。
栃木の名産とちおとめを使ったいちごシロップに、手作りの練乳がたまりません。
ブルーベリー味の甘酸っぱさ、抹茶あずきミルクのあずきのホクホクさも天然氷かきごおりをさらに引き立てています。
カフェアウルのテラス席から眺める、栃木・霧降高原の景色も格別。
日光の大自然とともにかき氷をいただけるのもこちらの醍醐味です。
チロリン村では、アーチェリーなどのアクティビティも楽しめます。
ご家族で、お友達同士で賑やかに過ごすのがおすすめのスポット。
たっぷり遊んで汗を流したあとに、ひんやりかき氷をお楽しみください。
カフェ・アウル
住所:栃木県日光市霧降高原1535-4
栃木県日光市霧降高原1535-4
電話番号:0288-54-3355
営業時間:9:00~16:00
定休日:火曜日
URL:http://chirorin.com/wp/
寿氷-juhyo-世界一を目指すかき氷
夏も冬も年中営業。
「世界一を目指すかき氷」がキャッチフレーズの栃木・真岡市のかき氷専門店です。
写真のように、スカイツリーのような背の高いかき氷で話題になりました。
なんと、高さ30cm。
真岡市は日本一のいちごの産地ということで、いちごかき氷が看板メニュー。
このほかにも、バナナ、パイン、メロンと、果物メニューが豊富。
かき氷シロップは、注文後に果物をカットし完成させるというこだわりです。
しかも、人工的な添加物は一切使わず、本物の旬の果物から作っているのでお子さんにも安心。
運ばれたときにシロップをかけてくれるので、パフォーマンスとしても楽しいひと時。
溶けるのが先か、食べきるのが先か、最後まで盛り上がることうけあいです。
お店の名前もユニークで忘れられませんね。
世界中から栃木に人を呼ぶ事が目標、なんだそうです。
寿氷-juhyo-世界一を目指すかき氷
住所:栃木県真岡市荒町5161
電話番号:0288-54-3355
営業時間:Twitterでほぼ毎日更新
定休日:Twitterでほぼ毎日更新
URL:https://twitter.com/juhyomoka
日光さかえや
世界遺産「日光の社寺」の玄関口、東武日光駅の正面にあるおまんじゅうやさん。
揚げ湯葉まんじゅうのお店ですが、「かき氷も美味しい!」と知る人ぞ知る穴場。
日光の天然氷「三ツ星氷室」の氷を使用。
栃木の名産とちおとめをかけた「日光産いちごかき氷」がマストです。
かき氷にかけられた生いちごは、惜し気もなくゴロゴロ。
この有機栽培のいちごは、「日光ストロベリービレッジ」の安全ないちごです。
おまんじゅうとかき氷という、栃木の2大スイーツを同時に楽しむのもあり。
カロリーオーバーにはなりますが、日光観光の贅沢として、ぜひトライしてください。
日光さかえや あげまんじゅう本舗
住所:栃木県日光市松原町10-1
電話番号:0288-54-1528
営業時間:9:30~18:00(季節変動あり)
定休日:不定休
URL:https://twitter.com/nikkosakaeya
湯沢屋茶寮
栃木県で江戸時代から続く老舗和菓子店。
創業200年を記念して2004年にくつろぎスペースとしてオープンした茶寮です。
日光の社寺から歩いて約10分。
和の魅力をふんだんに取り入れたかき氷がいただけます。
氷は、栃木・日光の松月氷室の天然氷を使用。
かき氷ソースには、宇治産の高級抹茶、栃木産のいちご・スカイベリー、波照間産の黒糖の黒蜜など、特にこだわった厳選素材を使っています。
山盛りかき氷は、2~6種類の別添えソースを好みで選ぶスタイル。
豆乳ソフトクリームや、こしあんのトッピングも可能。
おすすめかき氷は、さらりとした舌ざわりのこしあんソース、上品な香りの抹茶ソース、コクと風味が豊かな北海道産練乳ソース掛け。
湯沢屋伝統のこし餡と京都宇治の抹茶の絶妙なコンビネーションは、さすが、というしかない貫録の味です。
天然氷のさわやかさが、甘さを引き立てながらも、すっきりとした口当たりに導いてくれます。
名物の酒、日光特産の水ようかん、豆乳水羊羹などがいただけます。
落ち着ける店内なので、親御さんを喜ばせるのにぴったりかもしれません。
湯沢屋茶寮
住所:栃木県日光市下鉢石町946
電話番号:0288-54-0038
営業時間:10:00~16:00
URL:https://www.yuzawaya.jp/link3.html
日光珈琲 御用邸通
日光・田母沢御用邸近くにある古民家カフェ。
こちらのかき氷には、栃木・日光の四代目徳次郎の天然氷を使用しています。
日光に複数店構えており、うち4店で四代目徳次郎の氷を使用。
かき氷のメニューも、9種類と豊富ですべて自家製。
新鮮な果実を使った自家製シロップかき氷「爽」は、とちおとめ、りんご、梅、温州ミカン、パイナップル、ももの6種類。
豪華なかき氷「雅」は、氷あんみつ、氷宇治金時、マンゴーパラダイス・カフェオレの4種類。
マンゴーパラダイスは、果肉がゴロゴロとたっぷり。
カフェオレは自慢の珈琲の香りがたまりません。
日光珈琲 御用邸通
住所:栃木県日光市本町3-13
電話番号:0288-53-2335
営業時間:10:00~18:00
定休日:月曜日・第1、3火曜日(祝日の際は翌日)
URL:http://nikko-coffee.com/cafe
いちごの里
続いては、いちごの名産地、栃木・小山市。
年間20万人以上が訪れる、日本最大級のいちご狩り体験農園です。
こちらでは、夏の間(6月頃から発売開始)にかき氷がいただけます。
氷は栃木の三ツ星氷室の天然氷を使用。
同農園で採れたとちおとめをふんだんに使用した「天然いちごシロップのかき氷」が絶品です。
三ツ星氷室の天然氷と、とちおとめシロップで、贅沢な栃木スイーツが出来上がりました。
栃木県産牛乳から作った練乳と一緒に食べると、口の中でなめらかな甘さが広がります。
見た目はボリューム満点のかき氷ですが、女性客も一人でぺろりと簡単に食べ切ってしまうほどさっぱり。
全国から農園を訪れる観光客に人気のかき氷です。
新たな栃木の名産になりそうですね。
いちごの里
住所:栃木県小山市大川島408 / いちごの里農場
電話番号:0285-33-1070
営業時間:9:00~17:00
URL:https://www.itigo.co.jp/
日光茶屋
最後は、栃木・日光駅から徒歩3分の場所にあるお茶処「日光茶屋」。
かき氷激戦区の中でも、駅近で社寺に続く道と、屈指のアクセスの良さです。
氷は、栃木・松月氷室の天然氷を使用。
こちらのかき氷は、まるで冷たい綿菓子だと大評判です。
こちらの店が一番こだわっているのが、氷の削り方。
温度や湿度に気を配り、ゆっくりゆっくりと、ふんわりとした氷を削り出していくのです。
氷の状態によって、刃の角度を調整して氷を削っているそう。
こちらの看板かき氷メニューは「手作り甘露」。
氷砂糖を煮詰めただけというシンプルなシロップでいただきます。
雑味がない天然氷の最高の引き立て役です。
氷そのもののおいしさを味わえると、わざわざ栃木まで足を運ぶリピーター客にも支持されているほど。
もうひとつの人気かき氷は「梅酢」。
1年間熟成させたまろやかな自家製シロップと漬けた梅でいただく、さっぱりとした夏向きのかき氷。
栃木のいちごがたっぷりな「とちおとめのかき氷」は、見た目は真っ白のかき氷ですが、中には果肉がゴロゴロとたっぷり詰まっています。
日光茶屋特製のかき氷「茶屋スペシャル」もおすすめ。
手作りの抹茶寒天に抹茶シロップがかかり、こちらも日光茶屋でしかいただけない特別なかき氷です。
ほかにも、黒みつたっぷりの「黒糖黒みつかき氷」も絶品。
綿菓子のように盛られた天然氷の中に、たっぷりの小豆が隠れています。
極薄に削られた氷が口の中でふわっと消えていくのがたまりません。
栃木・日光にお出掛けの際は、必食です。
日光茶屋
住所:栃木県日光市松原町253
電話番号:0288-53-2207
営業時間:9:00~16:00
定休日:年中無休
栃木のおすすめかき氷8選【徳次郎/日光天然氷/いちご/樹氷/寿氷】のまとめ
栃木には、以外にも多くのかき氷店があることがわかりました。
各店舗ごとに個性があり、どのかき氷から試そうかと迷われたことでしょう。
栃木に天然氷の伝統が息づいていることにも気づかれたはず。
わざわざかき氷を食べに行きたくなりますね。
栃木のかき氷は、伝統を守り続ける氷職人さんの情熱から生まれたもの。
大自然の中で作られたことに感謝をしながらいただきたいですね。