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2019/06/18

厳島神社の満潮と干潮。それぞれの景色、時刻、楽しみ方を紹介!

宮島は日本の誇る世界遺産の一つ。
海に張り出した神社が水面に移る姿も美しい、世界でも希少な風景の神社です。

日本三景の一つにも選ばれる宮島ですが、満潮と干潮で全く異なる姿を見せることをご存じですか。
満潮・干潮それぞれの楽しみ方や、ほかに宮島で体験できるアクティビティやグルメ・ホテルについて紹介します。

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【満潮と干潮で景色が違う!】厳島神社とは

厳島神社とは

厳島神社は、広島県の瀬戸内海の島、厳島(通称宮島)に建つ神社。
創建は593年と伝えられています。

特徴的なのは、神社が海中に建てられているところ。
特に、満潮の際の海の中にそそり立つ大鳥居が美しく、天橋立、松島と並び、日本三景の一つに数えられています。

満潮だと海の中に立つ、という現在の姿になったのは、平安時代後期。
厳島神社を深く崇敬していた平清盛の命令で、壮麗な伽藍が建てられたといわれています。

1996年には、厳島神社はユネスコの世界文化遺産にも登録されました。

【広島県】厳島神社へのアクセス

満潮や干潮を楽しめる厳島神社へは、全国から行くなら新幹線でのアクセスが便利。
その後、JRの「宮島口」駅か広島電鉄の「広電宮島口」へ行きます。
徒歩6分で到着できる「宮島口」フェリー乗り場まで歩き、フェリーに乗船したら、10分ほどで宮島にある「宮島桟橋」へ。

フェリーを降りるとすぐに厳島神社の参道があります。
このフェリーですが、JRフェリーなら青春18切符で乗車することができます。

18切符というと、有料特急や新幹線を除く全国のJRの電車に乗り放題ができる切符ですが、日本で唯一、フェリーに乗れるのが、この宮島までの区間なのです。
日中だけ運航する「大鳥居便」なら大鳥居、厳島神社を正面から見られる航路を通るので、満潮でも干潮でもベストショットが撮影できます。

JR西日本宮島フェリー
住所:広島県廿日市市宮島口1丁目11-5
電話番号:0829-56-2045
営業時間:(大鳥居便)9:10~16:10
     (通常便)6:25~22:42
定休日:なし
入場料や利用料:180円
URL:http://jr-miyajimaferry.co.jp/

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満潮時は海に浮かぶ、厳島神社が海中にある理由

神社の多い日本でも、稀有なたたずまいを見せる厳島神社。
この神社はなぜ、満潮時に海水に浸る場所に建てられたのでしょうか。

それは、本来厳島のすべてが神のおられる場所だから。
神をあがめるための神社を、神の地を避けた海上に作ったというわけです。

創建当時は、島そのものの神様伊都岐島大明神(厳島大明神)がお祀りされていましたが、平清盛が再建したのち、鎌倉時代に入ってから、宗像三女神がお祀りされるようになりました。
三女神の一人、市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)」が、厳島神社の名前と同じ音だったので、同一視されたためです。

清盛がこの神社を再建したのは、清盛が「安芸守」として、瀬戸内海の制海権を得ていたから。
中国や朝鮮との交流を行っていた彼にとって、都と大陸を結ぶ瀬戸内海の航路はとても大切なものだったのです。

大陸との貿易のおかげで巨額の富を得た清盛は、それをもとに権力を広げることができたので、瀬戸内海を守る厳島神社をとても大切にしていたのでした。
満潮・干潮の姿を楽しめるようにしたのも彼の発想です。

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厳島神社の満潮時と干潮時の景色

厳島神社の満潮時の景色

遠浅の海の上に建設されている、厳島神社。
そのために、満潮の時と干潮の時では、全く違った姿を見せてくれます。

厳島神社は、満潮の際は足元が海中に没します。
海中にたたずむ厳島神社の大鳥居のたたずまいは、観光雑誌などにもよく取り上げられているので、ご存じの人も多いでしょう。

満潮の時、大鳥居だけではなく、厳島神社の回廊なども海中に浮かび上がる姿を見せます。
日本のみならず、海外の人にも人気の高いのが、満潮の風景です。

厳島神社の干潮時の景色

干潮の際の厳島神社は、満潮の時とはがらりと違った姿を見せます。
満潮の時に水面に没していた大地が姿を現し、基盤まで見ることができるようになるのです。

海上に現れた大鳥居や厳島神社の回廊は、満潮の水中にいるときに壊れてしまわないように、大変頑丈なつくりになっています。
満潮の時の竜宮城のような華麗なたたずまいとは異なり、男性的とも呼べる勇壮な景色です。

観光ガイドでは、なかなかこの姿を紹介していないので、とてもレアな風景です。
希少な建築物である厳島神社の、さらに希少な姿。

レアなものを好むタイプの観光客に、とても人気がたかくなっています。

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厳島神社の満潮と干潮の時刻

厳島神社の満潮と干潮の平均的な時刻

海から見た神社
厳島神社の満潮になる時間、干潮になる時間は、いつも同じころなのでしょうか。
一度満潮になってから、次に干潮になるまでの時間(もしくは干潮から満潮まで)は、12時間25分となっています。

そのため、厳島神社において、干潮や満潮の時間は、一日に一時間弱ずつ変わっていきます
厳島神社で満潮を見たいなら、または干潮を見たいなら、この時間に行けばいい、という目安はないのです。

また、満潮や干潮は月の巡りに左右されるものなので、時期によって干潮になるときの水位、満潮になるときの水位が異なってきます。
満月や新月が近いほど満潮・干潮の満ち引きの差は大きくなり、半月のころやその数日後は満ち引きの差が少ないのです。

厳島神社の満潮と干潮の時刻が分かる潮汐表をチェックしよう

大鳥居と空

厳島神社の公式サイトでは、満潮と干潮の時刻がわかる潮汐表を公開しています。
それがこちら

2019年6月現在、2019年の潮汐時間が掲載されています。
明日のお昼ごろの潮位を知りたい、というふうに、指定した日時から15時間先までを一時間ごとの表で見ることができます。

また、その日の干潮の差がどれくらいあるのかも掲載されています。
秋に行きたいから、10月や11月を知りたい、という場合、月ごとに見ることができます。

2019年の3月や5月など、同じ年に関してなら、満潮・干潮に関して過去のデータも表示させられます。
が、2018年や2020年など、別の年の満潮・干潮データは表示されていません。

ここに掲載されている時刻は、広島港側の満潮・干潮の時刻なので、厳島神社の側では満潮・干潮ともにもう少し早くなります。
といっても数分単位。

大きくは異なりません。
満潮の姿は絶対見たい、とか、満潮は見られなくていいから、干潮にしかできないアクティビティを体験したいという希望があるなら、ぜひこの満潮・干潮の時間を事前に確認しておきましょう。

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【満潮と干潮の時刻が分かったら】厳島神社の大鳥居に歩いて行ける潮位は?

干潮の時にできる、厳島神社でのアクティビティが、大鳥居へのお散歩
どれくらいの水位になれば、大鳥居まで歩いていくことができるのでしょう。

大鳥居の辺りの地面が顔を出し、徒歩で歩くことができる水位は、100㎝以下が目安。
潮汐表「干潮」の時刻の横にある「潮位」が100㎝以下になっていたら、厳島神社でレアな体験をすることができるということです。

なお、潮干狩りをするには、100㎝だと水位が高すぎ。
40㎝以下になるまで待ちましょう。

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【満潮と干潮の時刻が分かったら】厳島神社で干潮時しかできないこと3つ

厳島神社で干潮時しかできないこと①:大鳥居の下まで歩く

干潮の際だけしか体験できない体験が、宮島にはいろいろあります。
一つ目が、歩いて厳島神社の大鳥居の足元まで行くこと。

満潮時は海中に没している大鳥居の、がっしりした足を、干潮の時だけ間近で見ることができます。
何トンもの潮の流れに耐えられるように組み立てられた鳥居の足は、力強いのひとこと。

厳島神社のシンボルとなっている大鳥居の、満潮にはできない、干潮時だけのおたのしみです。
満潮時に潮に折られてしまわないように固定されていない、という造りも興味深いです。

浜からは100m程で鳥居に到着できるので、多くの人が鳥居まで歩いている姿を見られます。

注意点★

  1. 満潮時には海に沈む浜を歩きます。  そのため足元はドロドロなので、サンダルやハイヒールは控え、歩きやすいスニーカーで行くことをお勧めします。
  2. すぐそばまで近寄れますが、敬意を持ち、大鳥居にべたべた触れないようにしましょう。
  3. 最近、大鳥居の足元の隙間に硬貨を差し込んでお願いごとをする人が多いのですが、これは大鳥居を傷めるため厳禁です。  厳島神社の公式サイトでもやめるように呼びかけられています。

厳島神社で干潮時しかできないこと②:鏡の池

厳島神社で干潮時だけに現れる、三つの鏡の池。
満潮時は海の中になる場所にありながら、常に淡水が湧いているという不思議を持つ池です。

この池は、清盛が神社を改築した際に作らせたもので、昔の鏡の形のように円形をしていることから、「鏡の池」と名付けられました。
干潮の時に現れるこの池に月が映り込む姿、「鏡池秋月」が美しい、厳島神社で最も美しい八つの風景の一つに当たると、江戸時代の僧侶恕信が書き記しています。

厳島神社の地下には、御手洗川という川の伏流水が眠っています。
実は、厳島神社は、もともと厳島湾に流れ込んでいた御手洗川の流れの向きを変えて建てられました。

伏流水は、その名残。
それが、厳島神社の池として、満潮時には秘され、干潮時にだけ現れるように設計されたのです。

平清盛が、訪れた貴族たちを感嘆させ、喜ばせるために考えた仕掛けなのでした。
現代の私たちが見ても、そんな考えをするなんてさすが清盛、と思わずにはいられませんね。

厳島神社で干潮時しかできないこと③:潮干狩り

厳島神社の近くで潮干狩りができる、ということをご存じですか。
広島の漁場は基本的に、持ち主が決まっていて、自由に潮干狩りを楽しむことができません。

ただし、宮島においては、無料で開放されているのです
トイレや足洗場も設けられていて、気軽に潮干狩りを楽しむことができます。

一年を通してアサリなどをとることができますが、秋は冬は足元が冷たくなるためおすすめできません。
温度の緩む、春終盤ごろから初秋ごろなら最適です。

潮の高さが40センチ以下にならないとできないので、満潮・干潮の差が大きくなる、新月や満月のころに行くようにしましょう。
だだし、浜で潮干狩りできるからといって、厳島神社境内へは入らないようにしましょう。

厳島は、もともと神のいます場所。
境内にいる命はすべて神様のものなので、やはり殺生は控えなければなりません。

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【満潮でも干潮でも楽しめる】厳島神社の夕陽

厳島神社では、大鳥居越しに、海へ沈み行く夕日をのぞむことができます。
信仰の力、自然の力が一体となるかのようです。

夕日と厳島神社の撮影をするなら、満潮の時ならおすすめ撮影スポットは「火焚焼前(ひたさき)」
その昔は船着き場として利用されていた桟橋で、厳島神社の回廊から鳥居の方向に突き出しています。

ここからなら大鳥居を真正面から撮影できるので、記念撮影としても人気。
そのほかに、干潮の時なら大鳥居の斜め下、満潮の時ならクルーズ船からの、大鳥居と厳島神社が納められるポイントも人気の撮影スポットです。

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【満潮でも干潮でも楽しめる】厳島神社の夜景

厳島神社のライトアップされた夜景

厳島神社では、年間365日、満潮・干潮問わず、ライトアップが行われています。
社寺仏閣の多い日本ですが、ライトアップをしているところは多くてもほとんどが期間限定。

天候が悪くなければ毎日欠かさずライトアップしてくれる厳島神社は、とてもありがたいです。
満潮の夜闇の中、水の上に浮かぶ厳島神社は、幽玄という言葉そのもの。

満潮時、海上にぽつりとたたずむ大鳥居、ぼんやりと浮かび上がる灯篭の連なりは、美しさに言葉を失ってしまいそうです。
今そこに神様がいらっしゃる、と言われても信じてしまえそうな空気が漂います。

夜の厳島神社を、上述の恕信は、厳島明燈と呼んで愛しました。

厳島神社の夜景クルーズもおすすめ

満潮の夜の厳島神社を満喫したければ、クルーズはいかがでしょうか。
厳島神社は海から訪れるようになっているので、正面は海に向かうように建てられています。

海上からしか見られない、大鳥居と神社がまっすぐ並んだ建築の美をお楽しみください。
厳島神社を見られるクルーズを行っている会社は、数社あります。

いずれも所要時間が30分ほど、案内ガイドが同乗して厳島神社についてのお話をいろいろとしてくれるので、満潮の風景と合わせて楽しめて、飽きることはないでしょう。
イベントがなく、天候が良ければ、大鳥居の下を船でくぐることもできます。

二時間前までに予約をする必要があるので、厳島神社に向かう前に予約をしておきましょう。

宮島参拝遊覧船
乗り場:宮島三号桟橋
電話番号:0829-44-0888
出航時間:17:00~21:15
乗船料:1,600円
URL:http://www.aqua-net-h.co.jp/sanpai/

年に一度の花火大会の夜も壮観

厳島神社では、毎年夏に花火大会が行われています。
時期は毎年、八月の中旬~後半の土曜日。

2019年は8/24に予定されています(予備日:8/31)
花火の数は5000発と、日本三大花火大会などと比べると少なめですが、水中花火の数は日本屈指。

花火師のための船から降ろされた水中花火が水面で炸裂すると、輝く噴水のように厳島神社を彩ります
照らし出された大鳥居と、揺らぐ波は、息をのむほど。

本土側でも見られますが、せっかくなら厳島神社側でご覧ください。
生き返りのフェリーが非常に込み合いますが、それでも見る価値あり。

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厳島神社に行くなら満潮時と干潮時、結局どっちがおすすめ?

満潮と干潮で、まったく別の姿を見せる厳島神社。
どちらも素敵な姿なので、両方ともおすすめなのですが、時間の都合でどちらかしか行けないこともあるでしょう。

どちらかしか見られないなら、おすすめはやはり満潮時。
満潮だと海の上に立つという、厳島神社の最も美しい姿を見ることができます。

平安時代の平清盛が夢見た竜宮城のような姿をお楽しみください。

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【満潮でも干潮でも楽しめる】厳島神社の拝観時間と拝観料

厳島神社へ参拝できる時間を見てみましょう。
たいていの神社は、24時間拝観が可能となっていますが、厳島神社では満潮・干潮ともに、夕刻までが拝観時間となっています。

冬場は17:30まで、夏場でも18:00には閉まります。
一番遅いのが元旦で、18:30となっています。

朝は早くから開いています。
6:30~なので、冬場なら朝焼けを見られる時間帯。
夏場でも、お寺に比べるとかなり早くに開きますので、朝イチの観光をここから始めるのもおすすめ。

拝観料は300円、別途宝物館(8:00~17:00)を見学したければ300円。
共通割引券を購入した場合、100円引きの500円となります。

宝物館には、清盛ら平家一門が写経をした「平家納経」などが収められています。
平家納経は平安時代末期に一世を風靡した清盛が精魂を込めたもので、当時の技術の粋を垣間見ることができます。

厳島神社
住所:広島県廿日市市宮島町1-1
電話番号:0829-44-2020
参拝可能時間:冬場 6:30~17:30
     夏場 6:30~18:00
     12月 6:30~17:00
     元旦 0:00~18:30
     1/2、1/3 6:30~18:30
拝観料:神社300円 宝物館300円 共通割引500円 高校生以下割引あり
URL:http://www.itsukushimajinja.jp/

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【満潮or干潮を待つ間に楽しもう】厳島神社、宮島の名物グルメ4選

では、厳島神社、宮島の名物グルメをみていきましょう。
厳島神社の名物グルメには、以下のものがあります。

  1. もみじ饅頭 岩村もみじ屋
  2. カキ食べ放題 島田水産
  3. ぺったらぽったら 和奏
  4. 穴子まん ○錦本舗

続いて、それぞれの名物について詳しくみていきます。

もみじ饅頭 岩村もみじ屋

広島の銘菓といえば、やはりもみじ饅頭。
発祥は、厳島神社のある宮島です。

俗説では、厳島神社に伊藤博文が来られた際、旅館の女中の手を取り、「もみじのようなかわいらしい手だ、食べてしまいたい」と冗談を言ったので、旅館に出入りしていた和菓子屋「岩惣」が食べられるもみじを作ってみたのだそう。
厳島神社の裏手には紅葉谷という景勝地もあるので、そこから発想を得たという説もあります。

オーソドックスなもみじ饅頭を食べたいなら「岩村もみじ屋」、最近話題の揚げもみじをいただくなら、「紅葉堂」さんがおすすめ。
見たい景色が満潮でも干潮でも、もみじ饅頭を食べるのは忘れないようにしましょう。

岩村もみじ屋
住所:広島県廿日市市宮島町中江町304-1
電話番号:050-5592-2434
営業時間:9:00~17:00
定休日:水曜日
値段:一個90円
URL:http://www.iwamura-momijiya.com/

紅葉堂
住所:広島県廿日市市宮島町448-1
電話番号:0829-44-2241
営業時間:8:30~17:30頃
定休日:不定休
値段:一個180円
URL:http://www.momijido.com/

カキ食べ放題 島田水産

おなか一杯カキを食べたいなら、島田水産へいきましょう。
こちらは水産会社直営のお店で、ぷりぷりのカキをリーズナブルなお値段で食べることができます。

秋からGWの間だけのお楽しみですが、牡蠣小屋が立ち、牡蠣が1時間2300円(カキ代/一人)+400円(炭代/一組)で食べ放題に。
牡蠣飯と牡蠣汁もセットになっています。

是非おなかをペコペコにして行ってみましょう。
営業時間が長めなので、満潮や干潮の間に立ち寄ることができます。

おいしさに夢中になって、満潮・干潮の時間を忘れないようにしてくださいね。
島田水産では、牡蠣の水揚げや厳島神社の鳥居に船で近寄れる体験コースもあります(大人3000円・高校生以下無料)

島田水産
住所:広島県廿日市市宮島口西1丁目2-6
電話番号:0829-56-2004
営業時間:日曜日 10:00~19:00/月~土曜、祝日 10:00~20:00 /水曜日のみ16:00まで
定休日:不定休
URL:http://shimadasuisan.com/index.html

ぺったらぽったら

白米ともち米を混ぜて炊いたおにぎりに、宮島自慢の海鮮をあわせて、網焼きであぶったものが、厳島名物・ぺったらぽったら。
外はカリカリ、中はもちもちとした触感が楽しめます。

種類は、牡蠣を乗せたものと、アナゴを包んだものの二種類。
濃い目の甘辛たれが塗られていて、小ぶりながら食べ応えは抜群です。

焼きたての熱々を、口の中に入れると、カキやアナゴのおいしさがじゅわーっと口の中に広がります
テイクアウト専門店なので、海辺で満潮・干潮の変化を楽しみながら食べましょう。

和奏 ぺったらぽったら本舗
住所:広島県廿日市市宮島町北之浜1183-2
電話番号:0829-44-2075
営業時間:10:00~17:30
定休日:不定休
代金:一つ320円
URL:http://pettarapottara.com/

穴子まん

中華まんじゅうのお店、錦水館さんの目玉まんじゅうが、穴子と使った「穴子まん」。
穴子と広島菜などをたっぷり入れた穴子あんが、中華まんじゅうの中に入っています。

あまり濃い味ではありませんが、胡椒が効いていて、ちょっとスパイシー。
店頭で蒸されているので、すぐに口に入れるとやけどしそうなくらいあつあつです。

「名探偵コナン」で登場したことがあり、店頭の、毛利小五郎が食べているシーンのポスターが目を引きます。
毛利小五郎も満潮を楽しんでいったのかもしれませんね。

○錦本舗
住所:広島県廿日市市宮島町1133
電話番号:0829-44-2131
営業時間:7:30~21:30
定休日:不定休
料金:一つ460円
URL:http://www.miyajimaman.com/index.html

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【満潮or干潮を待つ間に楽しもう】厳島神社、宮島のおすすめスポット4選

では、厳島神社、宮島の見どころをみていきましょう。
厳島神社、宮島の見どころには、以下のところがあります。

  1. 弥山と紅葉谷公園
  2. 豊国神社の千畳閣
  3. 宮島発祥のしゃもじ
  4. 野生の鹿

続いて、それぞれの見どころについて詳しくみていきます。

弥山と紅葉谷公園

弥山という山が、厳島神社の奥に広がっています。
その中にある、紅葉谷という谷は、その名の通りもみじの景勝地。

約700本もの紅葉が、観光客の目を楽しませてくれます。
弥山そのものの森は、人の手が入っていない原生林。

弥山は、日本人にはそれほど景勝地として有名ではありませんが、ここが今、世界中の人々であふれる一大観光地となっています。
フランスのモンサンミッシェル、ペルーのマチュピチュは、日本人にもファンの多い世界の絶景ポイントですが、弥山も同じくらい美しいと言われているのです。

ミシュランが出版している観光ガイド「グリーンガイド」で、三ツ星を獲得しました。
この山の名前「弥山」は、仏教発祥の地、インドの神話における、世界の中心にそびえる山「須弥山」の名前に由来しています。

名付け親は、日本仏教界のスーパースター・弘法大師空海。
山腹には、空海が開基となった弥山本堂が今でも残っています。

弥山展望台からは、周りにそれ以上高い山がないため、360度の見晴らし。
瀬戸内海の海と島、そして空をはるか遠くまで見渡せ、まるで神の視点のような風景を楽しめます。

満潮と干潮の風景の違いも、山頂から見るとまた別の味わいがあります。
展望台に行くには、宮島ロープウェイが便利です。

片道15分ほどなので、満潮や干潮の間に行くのにピッタリ。

宮島ロープウェイ
住所:広島県廿日市市宮島町紅葉谷公園
電話番号:(0829)44-0880
営業時間:9:00~17:00(季節によって変動あり)
定休日:なし
利用料:往復1,800円
URL:http://miyajima-ropeway.info/

豊国神社と千畳閣

厳島神社に、千畳閣と言われる建物があります。
厳島神社の末社、豊国神社の本殿に当たります。

厳島神社の境内の、少し奥にあるので、満潮の際にも水にはつかりません。
その名が示す通り、豊臣秀吉が建立した建物で、磨き抜かれた板間は畳857枚分の広さがあるので「千畳閣」と呼ばれるようになりました。

建築中に秀吉が亡くなったため、工事途中のまま建築が終わり、以降数百年もそのまま。
戦国時代の建築基盤を生で見ることができます。

もともとは釈迦如来坐像が本尊としてまつられていましたが、神仏分離によって仏像は大巌寺というお寺に遷され、秀吉をまつる神社として豊国神社と名付けられました。
秀吉も、清盛と同じように、大陸との関係を重視していた人物。

それは侵略という誤った形になって、結果、彼の進退を食いつぶすことになりましたが。
彼は、どんな思いで、厳島神社の満潮・干潮を眺めていたのでしょう。

そう思うと、波の音が少し物悲しく聞こえるようです。

豊国神社と千畳閣
住所:広島県廿日市市宮島町1-1
電話番号:0829-44-2020
拝観時間:厳島神社に準ずる
拝観料:100円
URL:http://www.itsukushimajinja.jp/setumatusya.html

宮島発祥のしゃもじ

厳島神社の参道には、あちこちでしゃもじが売られています。
甲子園でも、広島代表の応援と言えば、しゃもじがつきものですね。

今では日本中の台所に置かれているしゃもじですが、最初に作られたのは厳島だったと言われています。
厳島にはもともと産業がなく、住民たちの生活は豊かなものではありませんでした。

それを憂えた光明院の僧侶が、厳島のご神木を、厳島でお祀りしていた弁財天がお持ちの琵琶の形に削りだしたのです。
江戸時代版「「どげんかせんといかん」案件だったんですね。

厳島のおしゃもじでご飯をよそうと幸せになれると言われていて、今でも木製しゃもじの生産が日本一を誇っています。
大隈重信に「是れ(これ)天下の富をスクい取るものなり」と言われました。

厳島神社の参道には平成8年から平成30年の間大杓子が飾られ、厳島神社にお参りする人々を見守っていました。
現在は展示されていませんが、旧宮島支所跡地に整備される地域拠点施設(平成33年4月供用開始予定)で再展示されることが決まっています。

購入するなら、「杓子の家」が人気。
文字入れや写真入れのしゃもじを作ってもらえるので、世界で一つだけの宝物ができます。

杓子の家
住所:広島県廿日市市宮島町488
電話番号:0829-44-0084
営業時間:9:15~17:15
定休日:水曜日
しゃもじ値段:ストラップ500円~
URL:https://shakushi.shop-pro.jp/

野生の鹿

鹿のいる神社と言えば奈良が有名ですが、厳島神社にも多くの鹿がいます。
というと、神の使いとして大切にされているのか、と思われがちですが、厳島神社の鹿は少し事情が違います。

厳島には、もともと多くの鹿が住んでいたのです
それこそ、人が島に住むよりも古くから。

その後、人がこの島を神聖なものとして大切にし始めたために、島における殺生が禁止されてきました。
そのために、島内は鹿のパラダイスになっており、今でも野生のシカが大勢暮らしているのです。

鹿は、宮島全域で見かけることができます。
おとなしい鹿がほとんどですが、空腹時は気が立っていますので、不用意に近づくのは控えましょう。

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【満潮と干潮を両方楽しむ】厳島神社周辺のおすすめ宿・ホテル4選

では、厳島神社周辺のおすすめ宿・ホテルをみていきましょう。
厳島神社周辺のおすすめ宿・ホテルには、以下のところがあります。

  1. 宮島グランドホテル有もと
  2. 宮島別荘
  3. 宮島コーラルホテル
  4. ホテル菊乃家

続いて、それぞれの宿・ホテルについて詳しくみていきます。

宮島グランドホテル有もと

厳島神社を部屋の窓から見下ろすことができる、最高のロケーションのホテル。
干潮や満潮はもちろんのこと、ライトアップも朝焼けに包まれる姿も、部屋に居ながらにして楽しむことができます。

夜には、無料の厳島神社ガイドツアーも行われています。
食事は部屋まで運んでもらえますし、大浴場にはサウナもありますので、日ごろの疲れをいやして心ゆくまでリラックスしましょう。

宮島グランドホテル有もと
住所:広島県廿日市市宮島町364
電話番号:0829-44-2411
URL:https://www.miyajima-arimoto.co.jp/

宮島別荘

本土からフェリーで宮島にわたると、船を降りた目の前にあるのが宮島別荘
観光に行くよりも前に、ホテルに荷物を預けられるので、手ぶらで厳島観光を楽しむことができます。

温泉は、窓を大きくして、厳島神社を見下ろせるようにした展望浴場。
満潮も干潮も上から見下ろすことができます。

浴室の床が畳になった、とてもめずらしい造りの浴場です。
食事なしやビュッフェなど、食事を好きに選択できるのも魅力。

思い切り食べ歩きを楽しみたいなら、素泊まりで泊まってみてくださいね。

宮島別荘
住所:広島県廿日市市宮島町胡町1165
電話番号:0829-44-1180
URL:https://miyajima-villa.jp/

宮島コーラルホテル

こちらは、本土側のフェリー乗り場の目の前にあるホテル。
手ぶらで満潮や干潮の厳島神社を楽しめますし、思う存分ホテルの部屋でくつろぐのもあり。

シングルルームを二人で利用できるプランがあり、格安なお値段で泊まることができます。
それなのに朝ごはんがついているのがうれしいポイント。

チェックアウトが11:00なので、宮島で早朝探索を楽しんだ後、ホテルに戻って時間ぎりぎりまで部屋でくつろぐことも可能です。

宮島コーラルホテル
住所:広島県廿日市市宮島口1-9-8
電話番号:0829-56-0555
URL:http://www.coral-hotel.co.jp/

ホテル菊乃家

宮島の山側にあるのが、ホテル菊乃屋。
海からそんなに離れているわけではないので、海側のお部屋からは満潮も干潮も見おろすことができます。

紅葉の景勝地、紅葉谷までは歩いてすぐ。
このホテルはスタッフの方の対応が特に優れている、という評判が多く、大人だけの宿泊を楽しみたいという旅行にピッタリです。

なお、このホテルの足湯は、宿泊者以外にも無料で開放されています。
宮島で宿泊しない人も、満潮・干潮を待つ間、ぜひ足湯に立ち寄ってみてくださいね。

ホテル菊乃家
住所:広島県廿日市市宮島町335
電話番号:0829-40-2400
URL:http://miyajima-kikunoya.com/

<下に続く>

厳島神社は満潮も干潮も魅力たっぷり

厳島神社の伽藍
厳島神社の、満潮時の美しさ、干潮時の遊び方を紹介しました。
満潮の揺蕩う水面も、干潮のレアアクティビティも、厳島神社でしか出会えないものがたり

あなたの旅を鮮やかに彩ります。
厳島神社へ観光に行くなら、満潮も干潮も楽しむために、ぜひたっぷり時間をとってみてくださいね。

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