大分県のおすすめ紅葉スポット12選【人気/穴場】
大分県は山間部や渓谷が多く、秋には美しい紅葉で彩られます。
ここでは大分県の中でも特にもおすすめの紅葉スポットをピックアップ!
それぞれの見どころを紹介したいと思います。
今回紹介する大分県の紅葉スポットは以下のとおりです。
- 青の洞門・耶馬渓/中津市
- 御霊もみじ/中津市
- 羅漢寺/中津市
- 一目八景展望台/中津市
- 富貴寺/豊後高田市
- 由布岳/由布市
- 金鱗湖/由布市
- 九酔渓/九重町
- 岡城跡/竹田市
- くじゅう連山/竹田市
- 白馬渓/臼杵市
- 藤河内渓谷/佐伯市
大分県内でも定番の紅葉スポットから知る人ぞ知る紅葉スポットまでをまとめてみました。
それでは、さっそく大分のおすすめ紅葉スポットについて1つずつ詳しくみていきましょう。
大分 中津エリア/青の洞門
青の洞門は大分県を代表する景勝地・耶馬渓の崖の裾に掘られたトンネルです。
全長はおよそ342m、トンネル部分だとおよそ144mの長さになります。
この青の洞門は現代のような機械もない江戸時代に人の手で掘られたトンネルで当時の大きさのまま現存。
いまも車で通ることができる岩のトンネルは必見です。
そんな青の洞門の紅葉の見どころは入り口にある大きなイチョウの木!
例年11月下旬に見ごろを迎え、この時期は道路までもが黄色に染まります。
青の洞門周辺には大きな無料駐車場があり、そこから徒歩数分で行くことが可能。
また、駐車場敷地内にはお土産店もあるので耶馬渓の渓谷美とあわせて楽しむことができます。
青の洞門
住所:大分県中津市本耶馬渓町曽木825
電話番号:0979-23-4511
入場料や利用料:無料
URL:青の洞門公式HP
大分 中津エリア/御霊もみじ
御霊もみじは先に紹介した青の洞門から車で10分ほどの距離にある大分県中津市耶馬渓の紅葉スポットです。
御霊神社につながる苔むした階段とその両端にならぶ紅葉のコントラストは美しく近年、注目を集めています。
苔むした階段を上った先には御霊神社の境内があり、ここでは黄色に色づいたイチョウの絨毯が観光客を出迎えます。
また、階段のほかにも緩やかな坂道の参道があるので階段がキツイかたはそちらを利用しましょう。
神秘的な美しさをもつ御霊もみじは大分でも知る人ぞ知る紅葉の名所!
無料の駐車場も併設されているので、車で耶馬渓を観光する際は訪れてほしい紅葉スポットです。
とても静かな場所なので、落ち着いた雰囲気のなか紅葉が楽しめるのも御霊もみじの魅力!
御霊もみじ
住所:大分県中津市耶馬溪町大字戸原
電話番号:0979-55-2880
入場料や利用料:無料
URL:御霊もみじ公式HP
大分 中津エリア/羅漢寺
羅漢山は大分県中津市本耶馬溪町の羅漢山中腹に位置する曹洞宗のお寺です。
羅漢寺には参道の入り口にリフトがあるので、それをつかって行くことができます。(もちろん、参道をのぼって向かうことも可能)
リフトで羅漢寺に行く場合、大人は往復700円・小人は350円。
その先にある山頂展望台までだと別途料金がかかるので目的地に応じてチケットを購入しましょう。
紅葉の時期に訪れるとリフトや参道は赤や黄色に色づいた木々が観光客を出迎えてくれます。
リフトに乗って向かう羅漢寺までの道のりでも紅葉を楽しめるのはうれしいところ。
リフトで登った先には岩壁に埋め込まれるように建築された山門や羅漢寺の本堂があり、日常生活では感じられない神聖な雰囲気が漂います。
周辺の岩壁には無数の洞窟があり、中に3700体以上の石仏や五百羅漢像が安置されています。
それらがずらっと並ぶ光景は圧巻で紅葉の時期に訪れた際は併せて見ていただきたい羅漢寺の見どころの1つです。
羅漢寺のリフト乗り場は青の洞門や御霊もみじから車で10分ほどの距離にあり、アクセスが比較的良いのがうれしいところ。
大分県で紅葉狩りを楽しむなら外せない紅葉スポットです!
羅漢寺
住所:大分県中津市本耶馬渓町跡田1501
電話番号:0979-52-2538
営業時間:9時00分~17時00分
定休日:なし
入場料や利用料:本堂および庭園のみは拝観料300円
URL:羅漢寺公式HP
大分 中津エリア/一目八景展望台
大分の紅葉スポットとして抜群の知名度を誇る耶馬渓は
- 本耶馬渓
- 裏耶馬溪/深耶馬溪
- 奥耶馬溪
の3つのエリアにわかれます。
ここで紹介する一目八景展望台は、そのなかの深耶馬渓に属する紅葉スポットです。
一目八景とは一目で八つの景色が楽しめることに由来しており、
展望台からは
- 群猿山
- 鳶ノ巣山
- 嘯猿山
- 夫婦岩
- 雄鹿長尾の峰
- 烏帽子岩
- 仙人岩
- 海望嶺
といった岩峰群を一望できます。
一目八景展望台から眺める錦モミジの紅葉は美しく、この時期は大分県内外の観光客で賑わいます。
また、川向うには遊歩道があるので一目八景の紅葉を眺めながらウォーキングすることも可能。
そのほか紅葉の時期限定でライトアップも実施。
夜の空にライトアップされる一目八景の岩峰群と紅葉のコントラストは必見です。
一目八景展望台
住所:大分県中津市耶馬溪町大字深耶馬3152
電話番号:0979-54-3111
営業時間:24時間
定休日:なし
入場料や利用料:
URL:一目八景展望台公式HP
大分 豊後高田エリア大分 富貴寺
富貴寺は大分県豊後高田市にある寺院です。
宇治平等院鳳凰堂、平泉中尊寺金色堂と並ぶ日本三大阿弥陀如来同の1つで、本尊は九州最古の木造建築として国宝指定されています。
紅葉の時期をむかえた富貴寺の見どころは場内にある大きなイチョウの木。
このイチョウの木は11月下旬に色づきはじめ、落葉の時期には本堂前を鮮やかな黄色の葉で染め上げます。
また、富貴寺では紅葉にあわせたライトアップイベントを期間限定で毎年開催。
ライトアップされる富貴寺と紅葉のコントラストを楽しみにこの時期は多くの観光客が県内外から集まります。
なお、富貴寺は雨が降ると文化財保護のため大堂内が見学不可になるので紅葉とあわせて大堂内の見学も考えている方は要注意です。
富貴寺
住所:大分県豊後高田市田染蕗2395
電話番号:0978-26-3189
営業時間:8時30分~16時30分
定休日:なし
入場料や利用料:一般・高校生300円/小・中学生150円
(障がい者手帳定時で半額)
URL:富貴寺公式HP
大分 由布エリア/由布岳
由布岳は大分県由布市にある標高1,583mの活火山です。
全国でも高い知名度を誇る温泉地・湯布院の北東部にそびえたち豊後富士の愛称で親しまれます。
そんな湯布院のランドマーク的存在の由布岳が見ごろを迎えるのは10月下旬~11月上旬。
紅葉時期の由布岳はふもとから山肌全体が赤と黄色で染まり、多くの登山愛好家で賑わいます。
紅葉を迎えた由布岳を望むベストスポットは狭霧台がおすすめ!
狭霧台の展望台からは紅葉で鮮やかに色づいた由布岳を間近で望めるだけでなく、湯布院の町全体も一望できます。
狭霧台は湯布院の町から車で5分ほどで行けます。
ドライブでも紅葉を楽しめる由布岳は秋の大分を満喫するのにおすすめのスポット!
由布岳
住所:大分県由布市湯布院町川上
電話番号:0977-84-3111
URL:由布岳公式HP
大分 由布エリア/金鱗湖
金鱗湖は大分県由布市の湯布院温泉にある池です。
秋から冬にかけての朝霧がかかる幻想的な光景は湯布院を代表する景観の1つとなっています。
そんな金鱗湖周辺は秋を迎えると美しい紅葉で彩られます。
先に挙げた朝霧と紅葉の組み合わせは美しく、その光景を写真に収めたいと金鱗湖には早朝から多くの観光客で賑わいます。。
また、金鱗湖から少し歩いた先には温泉やおしゃれなカフェなどが軒を連ね、湯布院の滞在を更に楽しいものにしてくれます。
金鱗湖で紅葉を観たあとに湯布院名物のロールケーキや大分特産の豊後牛を使用した湯布まぶしに舌鼓を打つのもいいですね。
金鱗湖が紅葉の見ごろを迎えるのは11月上旬~中旬。
金鱗湖にかかる朝霧と紅葉を楽しみたい方は早起き必須です。
金鱗湖
住所:大分県由布市湯布院町川上
電話番号:0977-84-3111
URL:金鱗湖公式HP
大分 九重エリア/九酔渓
九酔渓は大分県玖珠郡九重町にある渓谷です。
周囲には落差93mの震動の滝や長さ390m、川床からの高さ173mの人道専用つり橋・九重夢大吊橋があり、年間とおして大分県内外から観光客が訪れます。
紅葉の見ごろは例年11月上旬~中旬。
玖珠川流域の両岸約2kmにわたる断崖絶壁をモミジやカエデ、カツラが色鮮やかに染めあげます。
そんな九酔渓で人気を集めるのが桂茶屋というお食事処。
タヌキやキツネのメイクをしたスタッフが訪れた観光客を出迎え、接客してくれます。
店内ではヤマメの炭火焼きや囲炉裏で焼いた団子ほか、大分名物のとり天が味わえるので九酔渓を訪れた際はぜひ足を運んでください。
桂茶屋のテラス席からは九酔渓が一望できるので、紅葉時期は特におすすめ!
九酔渓
住所:大分県玖珠郡九重町田野
電話番号:0973-76-3150
URL:九酔渓公式HP
大分 竹田エリア/岡城跡
岡城跡は大分県竹田市にある断崖絶壁に建てられた古城の跡地。
瀧廉太郎の代表曲の1つ『荒城の月』のモチーフとなった場所であり、桜の名所としても有名です。
岡城跡にはモミジを中心に2500本もの木々が植えられています。
これらの木々が見ごろをむかえるのは11月中旬~11月下旬。
この時期の岡城跡は紅葉目当てに訪れる多くの観光客で賑わいます。
そんな岡城跡の見どころは三の丸の高石垣。
地獄谷とよばれる険しい谷にそびえたつ苔むした石垣と赤や黄色に色づいた紅葉のコントラストは趣があり必見です。
岡城跡は大分県内でも人気の紅葉スポット!
色鮮やかな紅葉に包まれる秋の岡城跡は行って損のないおすすめの場所です。
岡城跡
住所:大分県竹田市竹田2889
電話番号:0974-63-1111
営業時間:9時00分~17時00分
定休日:なし
入場料や利用料:高校生以上300円、小・中学生150円
URL:岡城跡公式HP
大分 竹田エリア/くじゅう連山
くじゅう連山は大分県玖珠郡九重町から大分県竹田市久住町北部にかけて広がる火山群。
日本百名山の1つで、くじゅう連山一帯は阿蘇くじゅう国立公園にも指定されています。
くじゅう連山には年間をとおして多くの登山客が訪れますが、特に人気なのは紅葉シーズン!
10月中旬~11月中旬に見ごろをむかえ、この時期のくじゅう連山の山肌は鮮やかな赤や黄色に染まります。
そんなくじゅう連山の紅葉を楽しむ際は長者原ビジターセンターがおすすめ。
長者原ビジターセンターを起点に九州自然遊歩道があり、気軽に散策しながら紅葉狩りをすることができます。
また九州自然遊歩道から続く坊がつるの金色に輝くススキの海は必見!
大分の雄大な自然と紅葉を楽しみたい方はぜひ!
くじゅう連山
住所:大分県竹田市久住町大字有氏
電話番号:0973-76-3150
URL:くじゅう連山公式HP
大分 臼杵エリア/白馬渓
白馬渓は大分県臼杵市の臼杵川支流にある渓谷で紅葉の名所として大分でも人気のスポットです。
東九州自動車道臼杵ICから約5分とアクセス抜群のため、紅葉の時期には県内外からの観光客がで賑わいます。
白馬渓には8つの石橋(下記参照)があり、それらを渡りながら渓谷を登っていくことが可能。
- 山田橋
- 筋違橋
- 豊川橋
- 御祓橋
- 浮橋
- 五十鈴橋
- 宇治橋
- 岩橋
20~30分ほどの道のりにはに小さな滝などもあり、紅葉と一緒に白馬渓の景観を満喫できます。
渓谷を流れる川のせせらぎや鮮やかに色づく紅葉が魅力の白馬渓では毎年11月に白馬渓もみじまつりが開催されます。
お祭りとあわせて白馬渓の紅葉を楽しむのも素敵ですね!
白馬渓
住所:大分県臼杵市前田馬代
電話番号:0972-64-7130
定休日:なし
入場料や利用料:無料
URL:白馬渓公式HP
大分 佐伯エリア/藤河内渓谷
藤河内渓谷(ふじかわちけいこく)は大分県佐伯市宇目の桑原川上流にある渓谷です。
祖母傾国定公園(そぼかたむき こくていこうえん)内に位置し、1959年に大分県の名勝に指定されています。
藤河内渓谷は巨大な花崗岩が長い年月をかけ川で削られて形作られた渓谷です。
変化に富む地形は圧巻!
また、周辺にはキャンプ場や温泉などもあり年間とおして大分県内外から観光客が訪れます。
そんな藤河内渓谷が紅葉の時期をむかえるのは10月下旬~11月上旬。
遊歩道を歩きながらカラフルに染まる渓谷を散策し、秋の藤河内渓谷を満喫ましょう。
なお、藤河内渓谷では紅葉の時期にウォーキングイベントが例年開催されています。
気になる人は公式HPをチェックです!
藤河内渓谷
住所:大分県佐伯市宇目大字木浦内
電話番号: 0972-23-3400
入場料や利用料:無料
URL:藤河内渓谷公式HP
大分県の紅葉の見頃はいつ?
今回紹介した大分県の紅葉スポットの見ごろをまとめてみました。
- 青の洞門・耶馬渓/11月中旬
- 御霊もみじ/11月下旬
- 羅漢寺/11月中旬
- 一目八景展望台/11月中旬
- 富貴寺/11月下旬~12月上旬
- 由布岳/10月下旬~11月上旬
- 金鱗湖/11月上旬~11月中旬
- 九酔渓/10月下旬~11月下旬
- 岡城跡/11月中旬~11月下旬
- くじゅう連山/10月下旬~11月中旬
- 白馬渓/11月中旬~11月下旬
- 藤河内渓谷/10月下旬~11月上旬
大分県内でも場所や標高によって多少の差異はありますが、例年10月下旬から11月下旬にかけて徐々に見ごろを迎えています。
紅葉のスポットによってはライトアップイベントもあるので、それもふまえてベストな時期に大分県の紅葉を楽しみたいですね。
大分県のおすすめ紅葉スポット12選!今年の見頃はいつ?のまとめ
大分県にはくじゅう連山や由布岳といった雄大な自然や耶馬渓など渓谷美を誇る景勝地が多く点在。
どの紅葉スポットも2つとない景観で訪れた多くの観光客を魅了しています。
今回はそんな大分県の人気、おすすめ紅葉スポットを紹介しました。
大分で紅葉狩りを考えている方はぜひ、この記事を参考に見どころあふれる大分の紅葉スポットを満喫してください。