あのネコバスに乗れる?ジブリ美術館とは
世界に知られる名作アニメ『となりのトトロ』でも人気なネコバスに、ジブリ美術館では乗ることができます。
ジブリ美術館は、東京都三鷹市にある特徴的な美術館です。
ジブリ美術館は三鷹市立アニメーション美術館
ネコバスに乗れるジブリ美術館は、東京都の多摩地域東部にあるアニメーション美術館です。
正規式名称は三鷹市立アニメーション美術館といい、宮崎駿氏が発案したことで2001年に開館しています。
宮崎駿氏が館主のジブリ美術館は、『となりのトトロ』や『千尋の神隠し』など名作を生み出すアニメーションスタジオ、スタジオジブリに関連した展示物が多く展示されており、歴代館長もジブリ関係者が多く就任する、まさしくジブリの美術館です。
ジブリ美術館のコンセプト
ジブリ美術館は、『迷子になろうよ、いっしょに。』をコンセプトにしている美術館です。
このコンセプトは、ジブリの映画の世界観に入り込める美術館で実現されています。
ジブリ美術館は、従来の美術館の固定概念を覆すスタイルです。
ジブリ美術館へ1歩足を踏み入れれば、周囲の雰囲気とはガラッと変わり、魔法にかかったようにジブリ作品の世界観へ迷い込むこと間違いなしのコンセプト通りの世界観になっています。
【ネコバスの前に】ジブリ美術館の完全予約制チケットの値段や購入方法
ジブリ美術館は、日本の美術館では珍しく完全予約制のチケットを購入しておく必要があります。
ジブリ美術館の完全予約制チケットの値段や購入方法をご紹介します。
ジブリ美術館の入場には日時指定の入場券が必要
美術館では珍しく完全予約制が採用されているジブリ美術館では、入場の際に日時指定の入場券が必要です。
入場の際に日時指定の入場券が必要ということは、事前に用意しなければなりません。
ジブリ美術館の入場で必要な日時指定の入場券は、美術館では当日販売されていないのです。
そのため入場券は事前に用意する必要があり、毎月10日に翌月分のチケットが発売されるため、以降に希望日時で購入します。
ジブリ美術館の入場券の値段、購入方法
予約制で事前に購入しておかなければならないジブリ美術館の入場券は、誰でも簡単にローソンのLoppiで購入可能です。
入場には事前購入が必要ですが、当日でも空きがある場合は当日にローソンで購入することもできます。
入場券の値段は大人・大学生 1,000円、高校・中学生 700円、小学生 400円、幼児(4歳以上) 100円です。
ローソンのLoppi端末で購入でき、予約申し込みはローチケ、ローソンチケットサイトなどでもできます。
入場時間は指定されているが、退場は時間制限なし
ジブリ美術館は入場時間は決められていますが、退場時間に制限はなく自由に楽しむことができます。
入場時間は1日4回あり、それぞれ入場指定時間から30分後まで入場可能です。
入場時間は1回目が10時、2回目が12時、3回目が14時、4回目が16時になっています。
入場は購入時感から30分後までに限られていますが、入れ替え制ではないため、1回目の10時に入館して閉館の18時までゆっくりと自由に楽しむことができます。
ジブリ美術館で子供の一番人気、モフモフのネコバス
ジブリ美術館は、ジブリの世界観を肌で身近に感じられ、様々なコンテンツが揃っていますが、子供に最も人気なのがネコバスです。
一番人気ネコバスとは一体どのようなものなのか見ていきます。
ネコバスとは?
ネコバスというのは、映画『となりのトトロ』に登場する架空のキャラクターです。
ネコバスは映画の中でもストーリーを動かす重要なキャラクターで、名前の通りネコの形をしたバスになります。
ネコバスは、大きなネコとバスが掛け合わさられたような見た目です。
ネコバスはバスと同じように乗り込むことができます。
ネコバスは普通のバスでは通れないような場所を高速で通ることができます。
ネコバスはサツキやメイには見えますが、他の人には見えない不思議な生き物です。
ジブリ美術館には実際に乗って楽しめるネコバスがある!
となりのトトロのキャラクターの中でもトトロに次いで人気に高いネコバス。
ネコバスは架空のキャラクターですが、美術館では細かく再現されており、再現されたネコバスは実際に乗ることができます。
架空のキャラクターのネコバスですが、ネコバスに実際に触ってみたいという感情を持ったことがあるという方も多く、実際のネコバスを再現させたいという想いから、美術館にネコバスが登場しました。
映画に登場するネコバスそのままの、ネコバス本来のモフモフとした感触が思う存分楽しめます。
ジブリ美術館でネコバスと遊ぶ時の注意
実際に触ってみたい想いを実現させるために、再現されたジブリ美術館のネコバスは触るとモフモフの触感です。
ジブリ美術館でネコバスと遊ぶ時には、注意しなければならないこともあります。
ネコバスは小学生以下限定
ネコバスで遊ぶときの注意点が、小学生以下限定であることです。
ネコバスはネコバスルームに設置されており、様々な観点からネコバスで遊べるのは小学生以下のみなっています。
美術館に設置されているネコバスは、実物大の大きなサイズではなく、やや小さめに作られており、ネコバスは大人向きのサイズではないのです。
小学生以下の小さな子供が楽しめる設計になっているため、大人はネコバスを利用できません。
ネコバスルームで遊べるのは1回5分。並んで何回でも遊べる
ネコバスが設置されているネコバスルームは、小学生以下のみ楽しめる子供の遊び場です。
ネコバスルームで遊べるのは、1人1回5分と設定されているため注意が必要となります。
ネコバスルームは、1回5分の時間制限が設定されていますが、1回の来園で5分が1回しか利用できないということではありません。
1人1回5分ですが、5分経った後に再度並び直せば何回でも遊ぶことができます。
ジブリ美術館は館内での写真撮影禁止
トトロやマックロクロスケ、ネコバスなど人気のキャラクターや映画に登場するような世界観が感じられるジブリ美術館。
非日常の独特な世界観は、写真を撮影したくなりますが、ジブリ美術館では館内の写真撮影が禁止されています。
オープン当初は写真撮影が可能でしたが、オープンの翌年から禁止となっています。
記念に残したり、SNSにアップしたいという気持ちは誰しもありますが、あくまで美術館で決められているため、記録ではなく記憶に残すことがおすすめです。
【ネコバス以外も】ジブリ美術館の展示と見どころ6選
では、ジブリ美術館の展示と見どころをみていきましょう。
ジブリ美術館の展示と見どころには、以下のものがあります。
- 映画の生まれる場所
- 屋上
- 「映画を塗る仕事」展
- 図書閲覧室トライホークス
- ショップマンマユート
- カフェ麦わらぼうし
ジブリ美術館の展示と見どころ①:映画の生まれる場所
ジブリ美術館の展示と見どころの1つが、映画の生まれる場所です。
映画の生まれる場所は、常設の展示室で5つの小部屋から構成されています。
小部屋の中には、ペンや本など様々な小道具、壁にはイラストなどが展示されており、最近まで机で誰かが絵を描いているかのような雰囲気です。
部屋にはストーリー性もこだわられており、持ち主の趣向、映画の製作が始まりそうな光景、部屋を抜けると1本の映画が完成するまでが理解できる作りになっています。
ジブリ美術館の展示と見どころ②:屋上
ジブリ美術館の展示と見どころの1つが、屋上です。
ジブリ美術館には、ネコバスルームから螺旋階段を上った場所に屋上庭園があります。
屋上庭園は緑が鮮やかで、最初に目に入るロボット兵は圧巻です。
ロボット兵は『天空の城ラピュタ』のキャラクターが再現されており、約5mの高さの存在感のあるロボット兵は守り神として親しまれています。
優しい表情のロボット兵の奥には、木々や草花も生い茂っており、自然と調和する美しい光景が見られます。
ジブリ美術館の展示と見どころ③:「映画を塗る仕事」展
ジブリ美術館の展示と見どころの1つが、「映画を塗る仕事」展です。
「映画を塗る仕事」展は、期間限定で公開されている企画展示になります。
「映画を塗る仕事」展は、2018年11月17日~2019年11月3日まで公開です。
映画にリアリティを出すことができる色にフォーカスが当てられており、作品世界をより豊かにする彩色の面から高畑勲監督や宮崎駿監督のこだわりが感じられます。
デジタルやCGが主流の現在で、セル絵の具の限られた色数で監督の要望に最大限応える、プロの知恵と工夫が感じられる展示です。
ジブリ美術館の展示と見どころ④:図書閲覧室トライホークス
ジブリ美術館の展示と見どころの1つが、図書閲覧室トライホークスです。
図書閲覧室トライホークスは、図書閲覧室で館主と美術館がおすすめする絵本や児童書が置かれています。
この図書閲覧室は、子供に様々なものを見て、触れて、感じて欲しいという願い、本で美術館の想いを伝えていくために作られている場所です。
子供が本を手に取って、読むきっかけになって欲しい願いから多くの子供が本を楽しんでいます。
ジブリ美術館の展示と見どころ⑤:ショップマンマユート
ジブリ美術館の展示と見どころの1つが、ショップマンマユートです。
ショップマンマユートは、ジブリキャラクターのグッズ、美術館限定のオリジナルグッズが用意されています。
ショップ名のマンマユートの由来は、紅の豚に登場する空賊です。
世界観が忠実に再現されているショップ内では、トトロやネコバスなど定番グッズのほか、ココでしか買えないスペシャルなグッズが揃っており、お土産や記念にもおすすめです。
ジブリ美術館の展示と見どころ⑥:カフェ麦わらぼうし
ジブリ美術館の展示と見どころの1つが、カフェ麦わらぼうしです。
カフェ麦わらぼうしは、美術館にあるカフェで外観も店内もジブリの世界観が感じられます。
カフェ麦わらぼうしは、美術館のゆっくりとした時間に浸れる空間です。
メニューは有機農園の新鮮で力のある素材などがメインに使用されています。
畑ごはんのカツカレー、ミートソースのごちそうスパゲティなど食事から、ふぞろいイチゴのショートケーキなどケーキ類、テイクアウト可能な軽食まで勢ぞろいです。
ドリンクもソフトドリンクからこだわりのドリンク、お酒まで充実しています。
ジブリ美術館の場所とアクセス
東京都の多摩地域東部の三鷹市にあり、都心部からも気軽にアクセスでできます。
車でのアクセスも可能ですが、駐車場がないため公共交通機関でのアクセスがおすすめです。
最寄りの三鷹駅までは、新宿駅からJR中央線の快速で20分でアクセス可能で、三鷹駅南口からは玉川上水沿いを歩いて約15分で到着します。
三鷹駅からはコミュニティバスも運行されており、バスを利用すれば約5分でジブリ美術館に到着です。
ジブリ美術館
住所:東京都三鷹市下連雀1-1-83
電話番号:0570-055-777
営業時間:10:00~18:00
定休日:毎週火曜日
入場料や利用料:大人・大学生 1,000円/高校・中学生 700円/小学生 400円/幼児(4歳以上) 100円
URL:ジブリ美術館
ジブリ美術館で世界観を満喫しよう!
三鷹にあるジブリ美術館は、ジブリの世界観が間近で感じられる場所です。
大人は童心を思い出し、子供は美術館を身近に感じられ、世代を問わずに誰もが世界観にハマってしまう場所です。
丁寧に再現されたネコバスやロボット兵など見どころも多く、ずっと居たくなる空間が施設内に広がっています。
ジブリ好きはもちろん、あまり知らない人でも楽しめる美術館で世界観を満喫しましょう。
ジブリ美術館のおすすめお土産については、こちらの記事で詳しくご紹介しているので是非ご覧ください。
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