【日本一紹介の前に】観覧車の歴史
観覧車は、遊園地などにある大型のアトラクションで、大きな車輪のようなフレームにゴンドラが設置されています。
観覧車はゴンドラが車輪状に回転しており、高い場所からの景色を眺められる人気の乗り物です。
原型は18世紀初頭のモスクワで登場した、ロシア帝国貴族の遊具になります。
元々は事前に車軸に巻きつけていたロープを人の手によって動かしていた乗り物です。
17世紀には木製の輪から降ろされた鎖に乗り、自力で回す物もオスマン帝国領のブルガリアに存在したという記録があります。
1893年アメリカで現在と同じモーター式は登場して、シカゴ万博のアトラクションの1つとして建設されたアトラクションです。
現在では輪の大きさ、形状、外観や内装などが違う個性豊かな観覧車が楽しめます。
日本一高い観覧車第1位:大阪の「レッドホース オオサカ ホイール」
日本には全国各地に数多くの観覧車が存在していますが、その中でも最も高い日本一高い観覧車は大阪の「レッドホースオオサカホイール」です。
日本一高い大阪のレッドホースオオサカ ホイールについてご紹介します。
エキスポシティの観覧車は日本1
日本一高い観覧車レッドホースオオサカホイールは、大阪のエキスポシティにあります。
エキスポシティは、三井不動産商業マネジメントが運営する日本最大級 大型複合施設です。
日本最大級の大型複合施エキスポシティは2016年にオープンした施設で、施設のシンボルがレッドホースオオサカホイールになります。
こちらの観覧車は日本最大級、世界でも屈指の高さを誇っており、全高は123mです。
高さ123mの観覧車には、ゴンドラが72基あり、1周の所要時間は18分にもあります。
観覧車としては、世界で初めて免震構造を導入しており、日本初となる国土交通大臣認定の観覧車です。
スペックは鉄骨造で回転直径は114.7m、本体の総重量は2.130トン、円周速度は最大で20m/min、乗員数424名となっています。
日本一高いエキスポシティの観覧車は空を見上げるほど高く、快適な空中散歩が楽しめる観覧車です。
エキスポシティの観覧車の特徴①:シースルー
エキスポシティにある日本一の観覧車の特徴の1つが、シースルー構造であることです。
観覧車は一般的に壁と床で囲まれており、窓から外が見えますが、日本一の観覧車は床面がシースルーになっています。
シースルーというのは、透けて見える状態のことを言い、日本一の観覧車は窓だけでなく床も透き通っており眼下の景色が丸見えです。
日本一の観覧車は、全てのゴンドラが床面シースルーで造られ、空中に浮いているような感覚を味わえます。
一般的な観覧車にも窓が付いており、窓からは景色を楽しむことができますが、足元の景色を楽しむことは不可能です。
しかし、日本一の観覧車は足元がアクリル張りのため、足元に広がる非日常の光景とスリル感を味わうことができます。
日本一高い観覧車は、普段体験できない絶景が楽しめますが、日本一の高さを誇るレッドホースオオサカホイールは、かなりの高さのため恐怖を感じる方も多いです。
床がシースルーは怖いという時には、足元用のマットが用意されているため安心です。
エキスポシティの観覧車の特徴②:快適環境
エキスポシティにある日本一の観覧車の特徴の1つが、快適な環境です。
ゴンドラ内には冷暖房が完備されており、快適な環境で景色を楽しめます。
一般的な観覧車では、換気口が設置されておりゴンドラ内の空気が循環されていますが、長い歴史のある観覧車などは空調管理が整っていないことも多いです。
そのような観覧車では、梅雨はムシムシ、夏は暑く、冬は寒いなど快適に楽しむことができません。
エキスポシティにある日本一のレッドホースオオサカホイールは、全てのゴンドラに冷暖房が備えつけられていることによって、適温で快適な空間です。
また、1人約60㎝の幅広い座席シートなどゆとりを持って設計されており、快適さも日本一といっても過言でないほどくつろげます。
エキスポシティの観覧車の特徴③:ドリンクOK
エキスポシティにある日本一の観覧車の特徴の1つが、ドリンクを飲むことができることです。
全国の観覧車は多くのケースで、飲食が厳禁とされていることも多いですが、日本一の観覧車ではドリンクOKとなっています。
全国の多くの観覧車では、飲食はもちろんドリンクを飲むことができない場所も多いです。
日本一のエキスポシティの観覧車では、食事は禁止されていますが、ドリンクを飲むことができます。
ゴンドラ内でドリンクを飲むことが可能で、座席のそばにドリンクホルダーが用意されているため便利です。
ゴンドラ内で気軽にドリンクを飲むことができますが、ゴミは放置するのは禁止で必ず持ち帰る必要があります。
エキスポシティの観覧車楽しみ方
日本一のエキスポシティ観覧車楽しみ方は、日常では感じられない日本一の高さから絶景を写真に撮ることです。
エキスポシティの観覧車は、高さ123mで日本一の高さを誇り、日本一の高さからは千里万博公園の景色が眺められます。
高さ123mで日本一の高さからは、日常では体験できない高さからの光景を見ることが可能です。
レッドホースオオサカホイールからは、眼下に万博公園が広がっており、万博公園のシンボル太陽の塔も普段見られない角度からよく見えます。
日中の明るい時間には太陽の塔など、周辺の光景を自撮りでも撮ることが可能です。
夜には観覧車自体がライトアップされるほか、眼下に広がる吹田市の夜景は美しく写真撮影に適しています。
- 住所
- アクセス大阪モノレール 万博記念公園駅から徒歩約2分
- 電話番号
- 営業時間10:00~23:00
- 公式サイト
日本一高い観覧車第2位:ダイヤと花の大観覧車
日本一高い観覧車第2位が、ダイヤと花の大観覧車です。
ダイヤと花の大観覧車は、東京都江戸川区葛西臨海公園内にある観覧車になります。
ダイヤと花の大観覧車は、エキスポシティがオープンするまでの日本一の観覧車です。
回転輪直径111m、高さが117mあり、計画段階の時点では世界最大として注目されていました。
ゴンドラは所要時間1周約17分、定員6人が全68台あり、全てに冷暖房が完備されて快適です。
高さ117mで日本一にも引けを取らない観覧車からは、東京ディズニーリゾート、東京スカイツリー、東京タワー、レインボーブリッジ、海ほたる、房総半島から遠く離れた富士山まで様々なスポットが普段見えない角度から見ることができます。
- 住所
- アクセスJR京葉線葛西臨海公園駅から徒歩約3分
- 電話番号
- 営業時間10:00~20:00
- 公式サイト
日本一高い観覧車第3位:パレットタウン大観覧車
日本一高い観覧車第3位が、パレットタウン大観覧車です。
パレットタウン大観覧車は、東京お台場のパレットタウン内にある観覧車になります。
パレットタウン大観覧車は、日本でも最大規模となる高さ115m、直径100mの大きな観覧車です。
パレットタウン大観覧車は、所要時間が1周16分、定員が幼児を含む6人が64台あります。
ゴンドラはイエロー、グリーン、ライトブルーなど様々な色ですが、64台の内、4台がシースルーゴンドラです。
シースルーゴンドラは日本一の観覧車でも有名ですが、こちらは骨組み以外は透明となっています。
こちらの観覧車からは、東京湾、羽田空港、都内のビルなどのほか、天気場良い時には雄大な富士山も見ることが可能です。
日本一にも負けない絶景が堪能できます。
- 住所
- アクセスりんかい線東京テレポート駅から徒歩約3分
- 電話番号
- 営業時間10:00 ~22:00
- 公式サイト
日本一高い観覧車第4位:コスモクロック
日本一高い観覧車第4位が、コスモクロックです。
コスモクロックは、横浜市のみなとみらい地区にある人気の観覧車になります。
コスモクロックは、世界最大の時計型大観覧車です。
横浜のシンボルとして1989年の横浜博覧会のアトラクションとしてオープン以来、多くの人に親しまれているコスモクロックは、世界最大規模の時計機能付き観覧車で、中央部分には時間が表示されています。
高さ112.5mで所要時間が1周15分、定員8人が64台あり、定員480名は日本一レベルです。
明るい時間帯は360度の雄大なパノラマ、夜になると横浜の美しい夜景が光り輝く光景が堪能できます。
観覧車内には観光・歴史情報案内システムが設置されており、周辺施設の情報などが文字や音声、写真で紹介されるなど、実際に見える景色を見ながら解説を見ることが可能です。
- 住所
- アクセスJR根岸線・市営地下鉄桜木町駅から徒歩約10分
- 電話番号
- 営業時間11:00〜21:00
- 公式サイト
日本一高い観覧車第5位:天保山大観覧車
日本一高い観覧車第5位が、天保山大観覧車です。
天保山大観覧車は、大阪市の天保山ハーバービレッジにある観覧車になります。
天保山大観覧車は、1997年にオープンして一時的に世界一、日本一の高さにもなったことがある大きな観覧車です。
高さ112.5m、直径は100mで所要時間が15分、定員8人が60台あり、定員480名の日本一レベルの大型となります。
60台中4台が床の部分が透明のシースルーキャビンで周辺をぐるっと一望可能です。
15分の間には、生駒山、明石海峡大橋、関西国際空港、六甲山など人気スポットが眺望できます。
ライトアップも実施されており、翌日の天気に合わせたアニメーションは大人気です。
晴れの時には赤い太陽のマーク、雨には青い傘、曇りは緑、雪は水色のマークが表示されます。
- 住所
- アクセス地下鉄中央線大阪港駅から徒歩すぐ
- 電話番号
- 営業時間10:00~22:00
- 公式サイト
日本一高い観覧車第6位:大観覧車レインボー
日本一高い観覧車第6位が、大観覧車レインボーです。
大観覧車レインボーは、熊本県にある九州最大級の遊園地グリーンランドにある観覧車になります。
大観覧車レインボーは、グリーンランドのシンボルアトラクションです。
大観覧車レインボーは、高さ105m、直径100mで九州で最も大きな観覧車になります。
所用時間は15分、定員が4人が48台あり、その内数個が360度見渡せるシースルーです。
晴れた視界の良い日には、長崎県雲仙の普賢岳、佐賀県の有明海、阿蘇の外輪山など遠くまで見渡すことができます。
夜間営業時にはフルカラーのLEDでライトアップが行われます。
ゆっくりと遊園地全体を見渡して次に乗るアトラクションを決めることや、1日を振り返る時間にもおすすめです。
- 住所
- アクセスJR西鉄大牟田駅から徒歩約20分
- 電話番号
- 営業時間9:30~17:30
- 公式サイト
日本一高い観覧車第7位:大観覧車オーロラ
日本一高い観覧車第7位が、大観覧車オーロラです。
大観覧車オーロラは、三重県のテーマパーク永島スパーランド内にある人気の観覧車になります。
大観覧車オーロラは、子供から大人まで幅広い世代が楽しめる観覧車です。
大観覧車オーロラは、高さ約90mで直径約80m、所要時間は15分、定員が6人が60台あり、中央部分にはデジタル時計が表示される時計型大観覧車になります。
テーマパークは沿岸沿いに位置しているため、ゴンドラ内からは伊勢湾や知多半島、遠くの山々まで広い範囲を見渡すことが可能です。
都会では楽しめない自然豊かな景色を楽しむのはもちろん、ゴンドラ内からパーク内を見て、次の行き先を決めることもできます。
- 住所
- アクセスJR近鉄線桑名駅からバスで約20分
- 電話番号
- 営業時間9:30~17:00
- 公式サイト
日本一の観覧車に乗ろう!
観覧車と一言で言っても、日本国内には全国各地に様々な観覧車があります。
形状や輪の大きさなど違いがありますが、最も違いを感じるポイントが高さです。
2019年時点で日本一高い観覧車は、大阪のエキスポシティにあり、快適に絶景とスリルが楽しめます。
日本一の高さはもちろん、日本一以外にも多くの魅力がある観覧車を楽しみましょう。