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2019/07/01

神の島「久高島」へのフェリーの時間と料金

久高島は沖縄本島から東南端に位置する小さな離島です。
琉球の創世神アマミキヨが降り立ち最初に国づくりをはじめた地として、琉球神話の聖地・神の島とも言われています。

今回はそんな久高島までのアクセスに注目!
沖縄本島と久高島をつなぐフェリーの料金や時刻表など、観光に必要な情報を紹介いたします。

フェリー乗り場までのアクセスや久高島の基本情報なども併せて紹介していくので、久高島観光を考えている方はぜひ、ご覧ください。

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久高島はどんな島?

まずは押さえておきたい久高島の基本情報!

久高島は先にも触れたとおり、沖縄本島から東南端に位置する離島です。
周囲8.0kmほどの細長い島で人口は約180人、沖縄県南城市に属します。

久高島と沖縄本島はフェリーで結ばれており、所要時間は15分~20分ほど。
また、久高島内には公共交通機関がなく、島内観光は徒歩またはレンタサイクルでの移動がメインになります。

久高島は琉球創世神話のはじまりの地といわれ、久高島内には多くの聖地が散在。
久高島全体が神聖な地として考えられており、沖縄県に属する石垣島や宮古島のような観光開発はほとんどされていません。

そのため、久高島に訪れた観光客は昔ながらの風景を楽しみながら島内を散策することができます。

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久高島行きのフェリーはどこから乗れる?

久高島行きのフェリーは沖縄本島南部に位置する南城市の安座間港(あざまみなと)から出ています。
この安座間港から出る高速船またはフェリーを使って久高島に向いましょう。

気になる安座間港までのアクセスですが

  • 車・レンタカー
  • 公共交通機関(ゆいレールや路線バス)

を利用して行くことが可能。

後ほど詳細を紹介しますが車・レンタカーの場合、那覇空港からフェリー乗り場までの所要時間は1時間前後。
ゆいレールや路線バスといった公共交通機関だと、それよりもぅ少し時間がかかるイメージです。

普段から運転をしている人や大人数で来ている方はレンタカー。
運転慣れしていない人、慣れない土地での運転に抵抗がある方は公共交通機関を利用するなど、自分たちにあった移動手段を選んでくださいね。

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久高島行きのフェリーの時間表

アナログ時計

久高島に向かうフェリーは時期によって運行状況が異なります。
現在(2019年6月末時点)はフェリーくだかⅢが2019年7月8日までドック入りをしているため、高速船ニューくだかⅢのみの運航です。

高速船ニューくだかⅢ時刻表

①久高島行き(安座間港発)
1便 9時00分
2便 11時30分
3便 14時00分
4便 15時30分
5便 17時30分
②安座間港行き(久高島発)
1便 8時00分
2便 11時00分
3便 13時00分
4便 15時00分
5便 17時00分

そのほか、天候状況によってはフェリーの運航が変更または運休になる場合もあります。
フェリーに乗る際は事前に公式HPまたは久高島フェリーのツイッターで当日の運航状況を確認しましょう。

久高島フェリー定期航路 久高海運
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久高島行きのフェリーの料金表

重なった小銭

沖縄本島と久高島をつなぐフェリーは2種類。

  • 高速船ニューくだかⅢ
  • フェリーくだかⅢ

があります。
ここではそれぞれのフェリーの乗車料金をみていきましょう。

まずは高速船ニューくだかⅢです。
高速船ニューくだかⅢ乗車料金

片道 往復
大人 760円 1,460円
小人 390円 750円

中学生以上は大人料金。
小人料金は小学生までが対象
です。

また、小学生未満のお子様は保護者1人につき1人無料となります。
もし、小学生未満のお子様が保護者の数を上回る場合は、その人数分の小人料金が発生。

続いてフェリーくだかⅢです。
乗車料金とあわせて自動車運搬の運賃もご覧ください。
フェリーくだかⅢ乗車料金

片道 往復
大人 670円 1,280円
小人 340円 650円

フェリーくだかⅢ自動車運搬の運賃

車両の長さ 片道 往復 備考
3m以上4m未満 4,620円 8,780円 軽自動車など
4m以上5m未満 6,160円 11,710円 普通小型乗用車など

そのほか車両、障がい者料金については久高島フェリー公式HPをご確認ください。

なお、フェリーくだかⅢの往復切符を購入したあとに復路の便を高速船ニューくだかⅢに変更することが可能です。
その場合、高速料金として別途90円の追加料金が発生します。

また、高速船の往復切符を購入後に復路の便をフェリーに変更することも可能。
ただし、その場合は差額の払い戻しはないので注意してください。

久高島フェリー定期航路 久高海運
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久高島フェリーの紹介について

高速船 ニューくだかⅢ

高速船ニューくだかⅢ基本情報
総トン数 19トン
航海速力 24ノット

高速船ニューくだかⅢは平成21年8月から運航を開始。
旅客定員は80名で、沖縄本島と久高島を約15分で結びます。

フェリーくだかⅢ

フェリーくだかⅢ基本情報
総トン数 89トン
航海速力 14ノット

フェリーくだかⅢは平成30年8月から運航を開始。
旅客定員は高速船ニューくだかⅢより若干おおめの96名、車両搭載台数は6台です。
フェリーくだかⅢは沖縄本島と久高島を約25分で行き来します。

先述のドックがない場合、この高速船とフェリーの2隻が一日往復6便で運航しています。
夏季(4月1日~9月30日)と冬季(10月1日~3月31日)で運航時間がことなるため、事前に久高島フェリーのHPやツイッターで運航スケジュールを確認しましょう。

ちなみに、久高島フェリーでは他の乗船客の迷惑にならなければという条件付きでペットとの(犬に限る)乗船が可能。
家族の一員であるワンちゃんと一緒にフェリーに乗って久高島に行くことができるのはうれしいですね

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那覇空港から久高島までの行き方(ゆいレール+路線バス)

那覇空港から安座間港へ行く場合、安座間さんさんビーチ入口が最寄りのバス停となります。
那覇空港から安座間さんさんサンビーチ入口まで直通の公共交通機関はないので、ゆいレールやバスを乗り継いで向かいましょう。

那覇空港から安座間さんさんビーチ入口までのルートは以下の通りです。

  1. 那覇空港の到着ロビーから2Fに上がり、ゆいレール駅に向かう。
  2. ゆいレールに乗り、旭橋駅で降車。
  3. 旭橋駅から徒歩で那覇バスターミナルに向かう(徒歩2分ほど)
  4. 那覇バスターミナル7番バス乗り場から東陽バス38番志喜屋線に乗る。
  5. 1時間ほどであざまサンサンビーチ入口に到着・下車。
  6. あざまさんサンビーチ入口から徒歩で安座間港に向かう。(徒歩5分ほど)

那覇国際空港から旭橋駅までのゆいレールの料金は260円。
那覇バスターミナルから安座間さんさんサンビーチ入口までの運賃は780円です。

なお、安座間さんサンビーチ入口行きのバスは1時間~2時間に1本ほどの運行と少ないので、事前に東洋バス株式会社のHPで時刻表を確認することをおすすめします。

東陽バス株式会社
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那覇空港から久高島までの行き方(自動車の場合

那覇空港からフェリー乗り場(安座間港0までの距離は約25km、所要時間は約1時間ほどです。
車・レンタカーで行く場合は下記のルートをおすすめします。

  1. 那覇空港から国道329号線経由で国道311号線に進み、安次嶺の交差点で右折。
  2. 道なりに進み、豊見城・名嘉地ICから那覇空港自動車道へ。
  3. 南風原南ICでおり、県道82号線→県道86号線を経由して国道311号線へ。
  4. 20分ほどで安座間港に到着。

豊見城・名嘉地ICから南風原南ICまでは無料区間なので高速料金は発生しません。
また、久高島で車を乗る予定がない方は安座間港の無料駐車場に車を駐車して乗船しましょう。

なお、那覇空港周辺にはレンタカー会社が多く点在します。
当日予約を受けているお店も多いので着いてからの現地手配も可能ですが、限りある滞在時間を有効に使うためにも事前予約をおすすめします。

那覇空港に到着後、車のキーをスムーズに受けとり久高島へGOです!

<下に続く>

神の島「久高島」へのフェリーの時間と料金のまとめ

赤いハイビスカス

今回は沖縄本島と神の島・久高島を結ぶフェリーにスポットを当て料金や時刻表などを紹介しました。
琉球創世神話の始まりの地として聖地が多く散在する離島でありながら、本島からフェリーで25分前後と存外ちかい場所にあることわかりましたね。

観光開発もほとんどされておらず、昔のままの風景を今に残す久高島。
沖縄旅行を考えている方はぜひ、久高島も候補地の1つとしてご検討ください。

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