ジョリビーってどんなファーストフード店?フィリピンで人気の理由は?
ジョリビーがフィリピンに誕生したのは、1975年のことです。
最初はファーストフード店ではなく、アイスクリームなどを販売する小さなお店から始まりました。
その後、ハンバーガーなどを販売するファーストフード店に生まれ変わり、現在では地元のフィリピン人誰もが知る有名なお店となっています。
ジョリビーの看板キャラクターとして、ウサギのようにも見える赤いミツバチのキャラクターが採用されており、地元民にとても親しまれています。
お店の看板や、ドリンクのカップ、ハンバーガーなどの包み紙にもジョリビーが描かれています。
ジョリビーとマクドナルドの違い
世界的に有名なファーストフード店のマクドナルドでも、フィリピン国内においてジョリビーを超えることはできないといわれています。
その最大の特徴として、ジョリビーはフィリピンで誕生したファーストフード店という理由に関連しています。
ジョリビーは、よりフィリピン人の口に合う様に、メニューが工夫されており、ファーストフード店では珍しいご飯が付いているメニューや、麺類もあります。
またメニューは全体的に甘口で、フィリピンで有名なバナナケチャップが使われている商品もあります。
ジョリビーの人気おすすめメニュー10選【ハンバーガー、スパゲティ、セット、デザート】
ジョリビーにはたくさんのメニューがあり、マクドナルドなどの一般的なファーストフード店では見かけないメニューもあります。
価格が安く、子どもの頃からよく通っていたというフィリピン人も多く、ジョリビーにはいつも多くのお客さんで賑わっています。
おすすめのジョリビーメニュー①:ジョリースパゲティ
ファーストフード店で、スパゲティを取り扱っているのはジョリビーくらいかもしれません。
このスパゲティのソースには、バナナケチャップというフィリピンで有名なソースが使われています。
独特のケチャップ風味ですが、商品名にもなっているバナナの味はしません。
普通のケチャップよりも酸味が少なく、フィリピン人好みの甘味が強い味に仕上がっています。
上にはチーズがトッピングされており、ハム、ソーセージ、ひき肉なども使われています。
スパゲティとチキンがセットになったメニューもあり、旅行でフィリピンらしいグルメを食べたい人にもぴったりのメニューです。
スーパーマーケットなどで、このバナナケチャップを簡単に手に入れることができるので、自宅用へのお土産としてもぴったりです。
おすすめのジョリビーメニュー②:ジョリークリスピーチキン
ジョリビーのクリスピーチキンは、フィリピンの子どもから大人まで人気のチキンです。
日本と同じくご飯が主食のフィリピンでは、チキンとご飯がセットになったメニューもあります。
少し大きめですが食べやすい大きさで、クリスピー感たっぷりのチキンです。
セットで注文すると、ジョリビーオリジナルのソースも付いてきます。
またホームパーティーなどでも使える、ファミリーサイズも発売されています。
おすすめのジョリビーメニュー③:ピーチマンゴーパイ
ピーチマンゴーパイは、海外にあるジョリビーの店舗でも人気のデザートメニューのひとつです。
温かいパイで、マクドナルドのアップルパイとも見た目は似ていますが、少し小さめのサイズ。
ピーチとマンゴーの良い香りで、こぼれそうな程たっぷりとソースが入っています。
甘すぎずフィリピンでは、デザート代わりとしてハンバーガーなどと併せて注文する人が多い商品です。
おすすめのジョリビーメニュー④:ヤムバーガー
ジョリビーのヤムバーガーは、とってもシンプルなハンバーガーです。
中にはお肉のパテ1枚と、ソースがかかっています。
単品の他、セットでも販売されており、初めてジョリビーに行く人や、小さめのサイズなのであまりお腹が空いていない時にもおすすめのハンバーガーです。
ジョリビーのハンバーガは、マクドナルドと比べて種類は少ないですが、チーズバーガーや、朝の時間帯限定のバーガーも取り扱っています。
おすすめのジョリビーメニュー⑤:バーガーステーク
ジョリビーのバーガーステークは、ご飯とセットで販売されているので、ご飯好きな日本人にも嬉しいサービスです。
フィリピンのご飯は日本のお米とは異なり、パサパサしたタイプですが、オリジナルのソースも付いているので、軽めのランチとしてもおすすめ。
このソースを、ご飯にのせて食べるフィリピン人もいます。
フィリピンではバーガーステークとライスの他に、ポテトや春巻きがセットになった種類もあります。
おすすめのジョリビーメニュー⑥:パラボック
パラボックとは、ヌードルの一種です。
ビーフン麺が使われており、エビ、ゆで卵、豚ヒレ肉、豚肉のソテーなどが加えられています。
フィリピンスタイルの麺料理のひとつで、オリジナルのソースが特徴です。
日本ではなかなか食べれない味なので、フィリピンに行った際は是非試してみて下さい。
おすすめのジョリビーメニュー⑦:フライドポテト
フライドポテトは、ファーストフード店の定番商品です。
ジョリビーでも、ハンバーガーとのセットや単品でも注文する人が多く、ポテトは少し太めのサイズ。
クリスピータイプに仕上がっており、少し甘めの食感です。
そのまま単品で食べても美味しく頂けるので、少しお腹が空いたときのスナック感覚としてもぴったりです。
おすすめのジョリビーメニュー⑨:アメージングアロハヤムバーガー
アメージングアロハヤムバーガーは、ハワイをイメージした少し大きめのハンバーガーです。
中には、パイナップル、レタス、チーズ、パティ、ハニーマスタード、ドレッシングなどが入った贅沢なハンバーガー!
ハンバーガーの中にフルーツのパイナップルが入っているのは珍しく、フィリピンらしさを感じます。
これもジョリビーならではのハンバーガなので、他のファーストフード店では味わえないオリジナル商品です。
おすすめのジョリビーメニュー⑩:チョコレートサンデー
ジョリビーのチョコレートサンデーは、フィリピンの地元の子ども達にも人気のデザートです。
ソフトクリームに、チョコレートソースがたっぷりとかかっており、おやつや食後のデザートとしても、丁度良いサイズになっています。
フィリピンを訪れる日本人観光客にも人気があり、ソフトクリームとチョコレートだけのシンプルなサンデーなので食べやすいデザートです。
ジョリビーには、これ以外にもデザートメニューとして、バニラやチョコレートのソフトクリーム、フロートなどもあり、暑い日はソフトクリームのみ買う人も増えます。
ジョリビーが日本の東京へ進出する予定はある?限定グッズは日本でも買える?
残念ながら、現在ジョリビーが日本の東京などへ進出する予定はありません。
フィリピン以外の国としては、アメリカ、カナダ、香港、インドネシア、サウジアラビアなど多くの外国へ世界進出しており、海外だけの店舗数は、150店舗を越えます。
どのジョリビーの店舗も人気で地元民だけではなく、海外に住んでいるフィリピン人移民や、旅行者でも気軽に訪れることができるファーストフード店となっています。
日本でもフィリピン旅行者を中心に、ジョリビーを進出してほしいという声が高く、多くの諸外国へ進出していることを考えると、将来的にはオープンする可能性もあるかもしれません。
またジョリビーグッズについても、日本には店舗が無いため、一部のインターネット販売などを除いて買うことはできません。
フィリピンでは、可愛いジョリビーグッズが販売されているので、お土産として買うのもいいですね。
フィリピンのセブ島でジョリビーはどこにあるの?おすすめの場所や雰囲気も紹介
現在フィリピン国内には、1,200店舗以上のジョリビーがあります。
首都マニラ、日本人に観光や留学先として人気のセブ島にも店舗があり、どこにあるかはジョリビーの公式ホームページや、グーグルマップなどで簡単に探すことができます。
雰囲気としては、一般的なファーストフード店と変わりませんが、お店の入り口や店内にジョリビーが置かれていたり、フィリピンらしい活気を感じる雰囲気となっています。
またフィリピン以外のジョリビーも紹介するので、参考にしてみて下さい。
ジョリビーセブ島SMシティモール内
フィリピンのセブ島にあるジョリビーの中でも日本人観光客にも人気の店舗が、SMモール内に入っているジョリビーです。
モール内にジョリービーは、2店舗入っています。
SMモールは、日本でいう大型ショッピングセンターのことで、スーパーマーケット、ファッションブランド、レストランなどが入った巨大なモールです。
空港からも近く、公共のバスも出ているので観光客でも比較的行きやすく、日本人以外の外国人観光客も多く訪れている場所です。
- 住所
- アクセスセブ国際空港からタクシーで約30分〜40分
- 電話番号
- 営業時間10:00-21:00
- 定休日なし
- 公式サイト
ジョリビーカナダオンタリオ
ジョリビーは、現在カナダに4店舗あります。
内1店舗はトロントの隣にある、ミササガという場所にあり、トロント市内からは車で40分程度で行くことができます。
トロント市内からは少し離れていますが、日本人留学生や移住者など長期滞在している人は、是非訪れて見て下さい。
- 住所
- アクセストロント市内から、車で約40分
- 電話番号
- 営業時間7:00-24:00
- 定休日なし
- 公式サイト
ジョリビーアメリカニューヨークマンハッタン
ジョリビーは、ニューヨークにもあります。
タイムズスクエア、エンパイヤステートビルや、セントラルパークなど日本人観光客にも人気の場所からも近いので、観光途中に少し時間が余ったときや、ランチとしてもアクセスしやすい場所です。
- 住所
- アクセスタイムズスクエアから徒歩約7分
- 電話番号
- 営業時間8:00-24:00
- 定休日なし
- 公式サイト
フィリピンで人気のジョリビー!おすすめメニューや日本進出予定は?のまとめ
ジョリビーは、フィリピンらしさを感じるファーストフード店です。
フィリピンには、日本から飛行機で約4〜5時間程と近く、セブ島を中心に日本人観光客が増えています。
ジョリビーはリーズナブルな値段のお店なので、フィリピンを訪れた際は是非立ち寄ってみて下さいね。