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2019/08/04

広州観光で人気のおすすめスポット20選

広州は中国三大都市の1つで、美味しい広州料理・グルメ・満足できる買い物・街の夜景など充実した時間を過ごすことができます。
中国貿易での中枢・商業都市というイメージがありますが、古都・広州には希少価値の高い世界遺産や名所が数多く残されています。
広州ならではの異文化との融合を感じるスポットもあります。
日本から広州へ直行便で約5時間の身近な観光スポットをこの記事で紹介していきます。

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広州観光の基本情報

広州観光夜景

広州は北京・上海に並ぶ中国三大都市の一つで、香港のすぐ隣という立地条件から商業都市として発展してきました。
広州は中国南部で最大の近代的な港湾都市で、広東省の省都でもあります。

そのような広州は、観光資源に意外と恵まれており、見どころも豊富なところです。
中国の歴史に触れたり、世界遺産や買い物など好みに応じて観光を満喫できます。

伝統的な 広東料理の本拠地であり、「食は広州に在り(食在広州)」といわれるグルメの街としても知られています。
多様な食材を豊富に使った料理は、中華料理の中でも脂っこさが少なく食べやすいことから、人気を集めています。

そのような広州観光のおすすめスポット20カ所を紹介していきます!

地名 広州
広州観光の基本情報
時差 -1時間
フライト時間 4 時間 45 分(羽田、成田から直行便あり)
言語 広東語 中国語
通貨 人民元(元/Yuan)(100円=6.36元
ベストシーズン 10月から12月頃
気候 雨が多く湿度が高い春は3月~5月頃)、高温多湿の夏は6月~9月頃)、秋は10月~12月頃)、室内が異様に寒いは冬1月~2月頃になります。
<下に続く>

広州観光で人気のおすすめスポット20選

では、広州の観光地をみていきましょう。

1.広州観光最大のハイライト「陳氏書院」
2.広州観光でヨーロッパの街並みを散策「沙面島」
3.広州観光で訪れたら点心料理の食べ比べ!「広州酒店」
4.広州観光で点心にチャレンジ!「泮渓酒家」
5.広州観光の目玉!「広州タワー」
6.古都広州観光に必見! 「西漢南越王墓博物館」
7.古都広州観光で訪問したい「六榕寺と六榕花塔」
8.広州観光で近代歴史を知る「中山記念堂」
9.広州観光のショッピング&グルメエリア「北京路商店街」
10.広州観光のショッピングやグルメの合間に一息「越秀公園」
11.広州観光で塔が目を引く美しい外観「聖心堂」
12.広州観光で最古の仏教寺院を知る「光考寺」
13.広州観光で本場の料理を堪能「北園酒家」
14.広州観光で動物に癒される「長隆野生動物世界」
15.広州観光で絶叫したいなら「長隆歓楽世界」
16.広州観光で歴史・文化を知る「広東省博物館」
17.広州観光で自然を満喫できる白雲山
18.広州観光で肇慶市まで少し遠出し景勝地を鑑賞!「七星岩」
19.広州観光で外せない世界遺産「開平楼閣と村落」
20.広州観光で印象的な世界遺産の景観を堪能「丹霞山」

① 広州観光最大のハイライト「陳氏書院」/ 荔湾区

「陳氏書院」は、1890年から4年の月日をかけて、一族の祖先の祭祀の場所として、また一族の集会や子弟の教育を目的として造られた書院です。
広東省に多い「陳」姓の人々は中国全土にいて、陳家祠とも呼ばれ、重要文化財にもなっています。

前院・後院・西院と中庭には、清時代に建てられた19の広東式建築物があります。
天井が高い風通しのよい伝統的なものです。

中国でのみ見ることのできる建築装飾芸術の泥塑(泥を使用した人形)や磚彫(レンガに彫刻したもの)などが屋根の上に装飾されています。
芸術専門家達も注目しており、中国建築芸術の集大成とも称されています。

また、別名で広東民間工芸博物館と称され、南方刺繍や陶器など見るに値する木彫、石彫の工芸品や絵画を鑑賞することができます。
歴史的文化的価値が高い史跡として、広州八景に選ばれた見事な彫刻は世界でも最高レベルといわれています。

彫刻はさまざまなテーマ別に展示されており、日本でもよく知られる「三国志」「水滸伝」の彫刻もあるので見つけましょう!
広州の大都会で、歴史の流れを知ることができる価値ある建物群です。

広州観光で訪れた際は、交通の便もよく、悠久の歴史を持つスポットに出かけましょう。

shop_info:[陳氏書院

②広州観光でヨーロッパの街並みを散策「沙面島」/ 荔湾区

「沙面島」は、ヨーロッパの街並みを楽しめる人気の観光スポットで、ここが中国だということを忘れてしまいそうなほどです。
ヨーロッパ風の街並みを持つ島は、アヘン戦争以後の、19世紀から20世紀初頭にかけてイギリスとフランスの租界地になってしまいました。

この異国情緒溢れる「沙面島」は、現在では、おしゃれなカフェやショップも点在してあり、センスの良い観光名所として人気です。

沙面租界には、領事館・教会・郵便局・病院・ホテルなど公共施設や住宅が建てられ、また、クラブやテニスコートなどのレジャー施設も備わっていました。

イギリスとフランスによる運河開削で陸から切り離されて島となりましたが、現在は島の東側に架けられた石橋により珠江の北岸と結ばれています。
東西方向の長さは900m、南北の幅は300mで、東京ドームの5倍ある22万㎡の面積です。

ヨーロッパの風情と歴史を感じながらの散策とグルメ・ショッピングがおすすめです。
その前後に、ゴシック様式の石室聖心大聖堂や、六榕寺や広州で最古の建築物といわれる六榕花塔も堪能できます。

広州のインスタスポットとしても人気が高く、朝から夜まで時に応じて景色が変わる街並みを楽しめます。

shop_info:[沙面島

③広州観光で訪れたら点心料理の食べ比べ!「広州酒店」/ 荔湾区

広州観光に来て、遺跡や名所以外にグルメを楽しむことも重要な旅の一つです。
広州は広東料理の中心地で、脂っこくなく、あっさりとした味付けで日本人にとっても美味しく味わえます。

多くの日本人が持つ中華料理のイメージは広東料理で、広州発祥で、例えばフカヒレ・酢豚・チャーシューなどです。
また、飲茶・小籠包・胡麻団子なども広州が発祥と言われ、日本では使われていない多様な種類を含めて、本場で天心料理の食べ比べができますよ!

広州三大酒店の一つである「広州酒店」は、創立1935年の老舗の広東料理レストランで、観光名所としても、訪れるべき人気の高いお店になっています。
因みに、広州三大酒店とは「泮渓酒家」と「広州酒店」「北園酒店」のことです。

味の特徴は、洗練されてはいないが素朴な感じの持ち味です。
点心の中に入っている肉や海老なども、素材の味が強調されたものになっています。

夕食ではなく、「広州酒店」で朝食や昼食の際に頂く飲茶メニューのオーダは、自分が食べたいものは注文表のボックスへチェックを入れます。
そして、スタッフに渡す注文システムです、

価格がどれも15-30元(約260~520円)くらいなので、値段を気にせず好きなものを選ぶことができます。

広州酒店

④広州観光で点心にチャレンジ!「泮渓酒家」/ 荔湾区

「泮渓酒家」は荔湾湖公園に隣接している魅力を持ち、湖畔の景観を楽しみながら食事ができる宴会場や船上座席もあります。
広州三大酒家の一つの老舗の広州料理店で、世界のVIPの接待にも利用されるお店です。

一番人気の高いメニューは、動物をかたどった点心を中心とした「像型点心」で、味覚だけではなく視覚でも楽しめます。
あっさりめの伝統ある本流の味で、誰にでも食べやすい美味しさといえます。

伝統的な中国の邸宅風の入り口を入ると、金ピカで派手な内装が中国っぽい広くて明るいエントランスです。
1000人以上の客席がある大きなお店で、2人~10人席など、様々な大きさのテーブルがあります。

朝食の時間帯は点心メニューだけで、「像型点心」についても限られますが、ランチとディナータイムにはグランドメニュー(3人以上)があります。
像型点心がこのメニューに含まれているので多種類の像型点心を堪能できます。

夕方からは広東料理メニューになりますが、点心メニューは開店から閉店までいつでも楽しめます。
おすすめは、「木耳鮮蝦水晶餃」(きくらげと蝦入り水晶餃子)で、見た目に皮が透き通って光沢があって綺麗で、きくらげ以外の野菜も色々入っていて味もとっても上品です。

また、素材の良い鳩を使ったそれほど油っこくない「鳩のロースト」も、皮をパリパリに良く焼き上げていて香り豊かでおすすめです。

泮渓酒家

⑤広州観光の目玉!「広州タワー」/ 海珠区

「広州タワー」は、2010年に開業し、今では広州のシンボルとなっています。世界でも5本の指に入る高層建築物で、その高さは600m(主塔450m、アンテナ塔150m)に達します。

世界一ずくめの「広州タワー」は、世界で一番の高さを誇る屋外展望台はじめ、世界一高い場所にある横向き観覧車やフリーフォールなどです。
内部はショッピングセンターやレストラン、遊園地などの施設も豊富で、夜まで楽しめる観光スポットになっています。

最大の魅力は夜の夜景で、幻想的な夜景を眺めることができ、一般観光客と共に、カップルのデートスポットとしても人気があります。
ライトアップされた夜景もきれいで、展望台から眺める大都市広州市の高層ビル群の夜景は圧倒される絶景です。

488mの高さにある屋外展望デッキから広州の街をはるか上空から360度の視界で見下ろせます。
ただし、料金が高いので、特に見る価値があると思う方にはおすすめで、夜は、川を渡る船、道路を走る車がとても綺麗に見えます。

少し離れた所からタワーのライトアップを鑑賞することができ、おすすめのスポットは珠江新城、猎德大橋、海心沙公園です。
また、西堤埠頭発の珠江ナイトクルーズからも違った視点から眺められます。

広州タワー

⑥古都広州観光に必見! 「西漢南越王墓博物館」/ 越秀区

「西漢南越王博物館」は今をさかのぼる2100年前に建てられた前漢初期の南越国君主であった文帝趙昧の墓をテーマとした博物館です。
1983年に発掘調査がスタートして、15人の殉死者と玉器、青銅器など1000件以上の埋葬品が発見されました。

1983年から10年をかけた遺跡の発掘により王墓を保存して博物館の展示が始まりました。
2000年以上の歴史を持つ「西漢南越王博物館」は、古都広州を象徴する存在で、総合展示館、王墓遺跡、本館の3つからなっています。

世界でも王の墓に実際に入ることができる珍しいもので、国内外の観光客に人気の観光スポットになっています。

最も有名な展示品が埋葬された王が着用していた絲縷玉衣で、玉片と赤い絹糸で作られた衣装です。
埋葬された王は「絲縷玉衣」(長さ1.73m)を身に纏い、その玉衣は2291個の玉盤を赤い絹糸で縫い合わせてできています。

他にも玉器や青銅器など貴重な展示品が多く、出土品は質量共に優れたもので、広州の当時の暮らしぶりや歴史を鑑賞することができます。
墓室は西耳室(宝物を安置する倉庫)や前室(宴会場)、側室、主室から構成されています。

広大な敷地の博物館で、夕方5時半まで楽しむことができるので、興味がある方は1日じっくりと見学できます。

西漢南越王墓博物館

⑦古都広州観光で訪問したい「六榕寺と六榕花塔」/ 越秀区

「六榕寺」は光孝寺、華林寺、海幢寺と並んで広州四大寺院の一つで、537年に建立された、歴史あるお寺です。
広州最古の建造物といわれる「千仏塔」は1097年に建てられました。

重なり合った花弁のような外観と、豊かな色彩の概観であることから「六榕花塔」とも呼ばれています。

花塔(高さ57m)の形状は11角で、外側は9層、内部は11層からなり、均整のとれた古代の高層建物として知られています。
塔の東側には山門や弥勒殿、韋駄殿、天王殿があり、塔の西側は壮大な大雄宝殿があります。

建物内には、清代に造られた真鍮製の三つの大仏像がにこやかな表情を浮かべて並んでいます。
これらの仏像(高さ6m、重さ10トン)は広東省で最大の銅像です。

南北朝時代は、仏教弾圧政策であった北朝とは反対に、南朝は仏教が隆盛を極めた時代です。
特に南朝梁の初代皇帝、武帝として有名な蕭衍は本人も仏寺に捨身するほど仏教を優遇して保護しました。

この時代は、各地に寺院の建設ブームが起こり六榕寺もその時代に建立されましたが、戦乱や火災で当時の建物は焼失しました。
中国のお寺は日本と異なり、お寺独特の門構えもなく一般の住居のようです。

また、現在の建物は近代に再建したため、あまり古さは感じられません。

六榕寺

⑧広州観光で近代歴史を知る「中山記念堂」/ 越秀区

中山記念堂は、偉大な革命家・孫中山氏(蒋介石)を讃えるために1931年に広州市民と在外華僑の寄付によって建てられました。
宮殿式で特徴ある八角形の建物で、屋根には紺色の瑠璃瓦(釉薬を施した瓦)が使われています。

民俗風情と中国建築の特色に満ちており、外観は雄大です。
内部の構造も上部は鉄筋コンクリート造りでしっかりしています。

建物内にある広々としたロビーは、外見上は全く柱がないように見えますが、建物を支える八本の柱は壁に埋められています。
屋根の下には、孫文氏手書きの「天下為公」という額が飾られています。

中山記念堂(建築面積1.2万㎡、敷地面積6万平方m、高さは47m)は巨大な建物で、舞台の幅だけで15m、奥行も15mあります。
収容能力5000人の大型ホールのロビー(高さ30m)は、エコーが起こらずと音響学を駆使した構造なので、音響効果がとても良い状態です。

現在は、広州市の大型イベントやコンサートなどが開催されています。
また、元総督府があった近くにあり、周辺には古木が生い茂る静けさのある場所なので、リラックスがてらの散歩に行くのもおすすめです。

中山記念堂

⑨広州観光のショッピング&グルメエリア「北京路商店街」/ 越秀区

広州で一番人気のある商店街、北京路の正式名称は、「北京路歩行街」で有名なショッピング&グルメエリアです。
人気の観光地の一つで、特に週末や祝祭日には、地元中国人を始め、多くの他省の中国人や外国人も訪れています。

また、北京路で歴史的価値を持つ古代中国の道の遺跡を見学して中国の歴史を感じることができます。
古代の道路遺跡で、「千年古楼遺跡」はガラス製のボードの下に遺跡が保管され、中国の唐朝から清朝(618年~1644年)などの遺跡が見られます。

北京路での食べ歩きは楽しみの一つで、お菓子、餃子、饅頭、ジュース、アイス、フルーツがふんだんに揃っています。
広州ならではのものが多く、おすすめなのは、特大のマンゴージュースやタピオカミルクティーです。

寒い時期なら、広州を中心に高い人気のたこ焼きも頂けます。

旅のお土産に悩んだ時は、北京路に訪れると観光客向けに中国風の物や珍しい物がたくさん販売されています。
子ども用の服やオモチャ、雑貨、お菓子などで、いっぺんにお土産を揃えてしまいたい時に便利なスポットです。

「北京路商店街」には多くのお料理屋さんがあって、その中で、特に広州飲茶の有名チェーン「点都徳」がおすすめです。
周辺にはホテルやお土産を揃えられる天河城百貨もあり、観光の拠点にもなるところです。

ゆっくりと散策するだけで充分に楽しむことができます。

北京路商店街

⑩広州観光のショッピングやグルメの合間に一息「越秀公園」/ 越秀区

市中心部にある「越秀公園」は美しい景観と文化旧跡の豊富さで有名な広州市最大の公園(面積約84㎡)です。
自然景観と人工景観がうまく調和した総合公園になっていて、園内には美しい3つ人工湖と7つの人工山、5つの丘陵があります。

そして、広州のシンボルとしてなっている5頭の羊の五羊石像(高さ11m)があります。
これは、神様がそれぞれ異なる穀物の種をくわえた5匹の羊を貧しい広東の地に差し向けて五穀豊穣の地に変えたという伝説によるものです。 

五羊の石像の周辺には大きな石の彫刻がある広場があり、丘の頂上には、明代初期に建設された朱色に塗られた木造5階建ての鎮海楼があります。
現在は広州博物館別館として一般公開されています。

また山頂には孫文を記念して建てられた中山記念碑もあります。
市民に親しまれる公園で、早朝には太極拳を楽しみ、北湖でボートや釣りをする地元の人たちの憩いの場となっています。

湖の中に人工の小島があり、3つの湖は互いに橋で結ばれていて、李白も「緑水曲」の詩で、その美しい風景を賞賛しています。
園内は1年中草花が咲きそろい、迎春花や菊などの大規模な展覧会も開かれています。

広州観光でショッピングやグルメを楽しむ合間に、軽く運動ができ、またほっと一息できるところです。

越秀公園

⑪広州観光で塔が目を引く美しい外観「聖心堂」/ 越秀区

19世紀に清国とフランスとの間に取交わした天津条約により、「聖心堂」のある地域はフランス租界となりました。
1888年に完成し、中国国内で最も高い尖塔(高さ58.5m)を持つゴシック様式の教会で、花崗岩で作られているため、石室大聖堂とも呼ばれています。

フランス人の建築家によってデザインされたこの教会はパリのノートルダム大聖堂をモデルにした塔が目を引く外観が目を引きます。
見上げるような高さと美しさ!遠くからでも完璧な美しさで、近くでみる建物は圧巻です。

そして、この教会のガラス窓は合計98個もあり、特徴的なステンドグラスの数々も目をみはる美しさです。

ちなみに入場料は無料ですが、観光客の見学は日曜日のみで、ミサや信者が集まる時間帯には入れません。
入場時は、キャミソールや短パンはNGで、入口で長い布を貸し出されているので、巻いたりしてから入ります。

広州観光で中国の建築物・遺跡を見た後、この教会を訪れると、華美な装飾もなく、静寂な中で落ち着いた気持ちになり、リフレッシュできますよ!

聖心堂

⑫広州観光で最古の仏教寺院を知る「光考寺」/ 越秀区

「光孝寺」は、広州四大寺院の一つであり、1700年の歴史持っている、中国仏教史上にとって重要な仏教寺院で、広州最古のお寺です。
また「光孝寺」は広州の仏教の発祥地であり、そして広州で最大の仏教寺院であり、この寺で歴史の重みを味わうことができます。

高僧・曇摩耶舍がこの寺で講釈のため訪問して以来、多くの高僧がひっきりなしに宣教に訪れ、南北朝時代にはインドの智薬三蔵が祭壇に菩提樹を植樹しました。
高僧・慧能がこの寺の菩提樹の下で676年に戒律を受け、南宗を開いてこの寺は禅宗六祖と称されるようになりました。

さらに、日本に馴染みのあるインドの王子・達磨和尚はここで説教を行いました。
749年に唐の高僧・鑑真は5度目の日本への渡航ができず海南島にたどり着いて、一春滞在しました。

当時のまま残されている建築物・文化財もたくさんあり、その中でも10世紀に造られた「東鉄塔」は光考寺の中でも最も保存状態が良い建物です。

長い歴史を持ち、多くの見どころが点在しているので、歴史好きの方はゆっくりと散策する価値があるところです。

光考寺

⑬広州観光で本場の料理を堪能「北園酒家」/ 越秀区

広州3大酒家の「北園酒家」では、本格的な広東中華料理が楽しめ、日本庭園とは少し違う中国風の美し庭園が心を和ませてくれます。
上流階級が好むインテリアが揃っていて、中国の贅というのが想像でき、いかにも!と嬉しく感じますよ!

広州3大酒家の中では最もオーソドックスな中華味で、ややこってりめだったり、日本人が想像する中華料理に一番近いレストランです。
メニューも豊富で、あんかけチャーハン、小籠包(しょうろんぽう)、餃子、シュウマイ、肉まん、中華風焼きそば、海鮮焼きそば、お粥、春巻といったお馴染みのものがあります。

他にもいろいろな高級料理があり、例えば、アワビ・子豚の丸焼き・フカヒレスープ・ツバメの巣など好みと食欲に応じて堪能できます。
週末になると、飲茶や本場の広東料理を味わうために地元のお客さんを始めとして、外国人観光客にも人気のところです。

たくさんの人でごった返す中で食事をするのも、日本と違った中国の雰囲気を味わえます。
広州観光でグルメを楽しんで、ちょっと胃が疲れてくる時には、朝食や昼飯を中華粥にすると、食欲が復活して十分に栄養も回復します。

北園酒家

⑭広州観光で動物に癒される「長隆野生動物世界」/ 番禺区

アジア最大規模の広さの「長隆動物園」は、徒歩で行く動物園エリアと車で鑑賞するサファリエリアに分かれています。
動物園エリアには、世界でも珍しい動物が棲んでおり、世界に約300頭しかないホワイトタイガーの半数がいます。

広州観光で中国に来たことを実感する程、多くのコアラやパンダも見ることができます。
サファリエリアは、100万㎡という広大な敷地を持っており、自家用車で巡ったり、園内無料バスを使用することになります。

園内は、南アジアの雨林、オーストラリアの森、中央アジアの砂漠、ヨーロッパの山岳、アフリカのジャングルの5つのエリアに分けられています。
日本よりも近い距離で動物を観察できるので、迫力が段違いです。

多種多様な動物たちが野生に近い環境でゆったりと生活しているので本来の姿を楽しむことができます。

日本人に人気の高い3つ子のパンダが見られるので、広州観光に来る日本人にも評判の定番観光名所です。
そして、様々な動物の姿に心癒される観光スポットにもなっています。

園内にはショッピングやレストランを楽しめるお店が多数あり、広州観光で1日じゅう飽きずに楽しめるところです。

長隆野生動物世界
  • 住所
  • アクセス
    地下鉄1・2号線「公園駅前」下車
    地下鉄6号線「北京路駅」下車
  • 電話番号
  • 営業時間
    月~金曜:09:00-18:30
    土日:08:30-18:30
  • 定休日
    年中無休
  • 公式サイト

⑮広州観光で絶叫したいなら「長隆歓楽世界」/ 番禺区

「長隆歓楽世界」は、広州観光に訪れて、強烈な興奮と穏やかな時間の両方を家族で楽しむことのできる中国最大級のテーマ パークです。
富士急ハイランドと豊島園を一緒にして中国規模に拡大した総合レジャーランドのイメージです。

広大な敷地に、「長隆歓楽世界」(遊園地)・「長隆国際大馬戦」(サーカス場)・「長隆水上楽園」(水上公園プール)・「長隆野生動物園」(野生動物園)・「ワニ園」の5つのアトラクションがあります。

最新の絶叫系アトラクションが豊富な「長隆歓楽世界」には、急回転するローラーコースターや高速ウォーター スライド、穏やかなアトラクションもあります。

最高にエキサイティングな乗り物「ダイブ コースター」は80 mの高さまで昇り、時速 120 kmの猛スピードで 30 mの高さを急降下する絶叫マシンです。
そして、超巨大振り子は、ひねりの効かせて最大 42 mの高さまで振り上がるアトラクションで、最高速度は110 kmにも達します。

子どもたちに人気なのは、子どもたち専用の「ハッピー アミューズメント パーク」です。
屋内にある巨大な遊び場で、13 歳までの子供さんを対象にした、40 以上ものアトラクションが揃っています。

長隆歓楽世界

⑯広州観光で歴史・文化を知る「広東省博物館」/天河区

地上5階、地下1階のひと際目立つ建物「広東博物館」は、広州観光客にも人気の博物館です。
展示は歴史館、自然館、芸術館と臨時展示館の4つエリアに区分されており、それぞれの歴史が説明された展示方法で分かりやすいところです。

館内は、陶磁器、青銅器、玉石器、漆器、書画、シルク染色工芸品、民俗工芸品、外国の工芸品など10種類以上に区分しています。
館内は柱が1本もない構造で、明るく広々として、大型展示物もより効果的に鑑賞できるようになっています。

同博物館は2003年に、かつて越秀区文明路にあった施設を移転・新築しました。収蔵品16万点以上の総合博物館です。
建物の外観、内装ともに美しくオリジナリティに溢れた、オーディオ設備やインターネットを完備した現代的な空間です。

収集所蔵数が中国一を誇る「嶺南画派」の作品を始め、広東の伝統工芸の潮州木彫や端渓硯、出土された陶磁器があります。
また「ナガスクジラの骨格」の標本、象牙細工、重さが5トン以上ある「信宜玉石」などの見る価値のある所蔵品を見学できます。

見学後は、近くの花城公園内や海心沙旅遊公園を訪ねて、広州市民の憩いの場を散歩しましょう!

広東省博物館

⑰広州観光で自然を満喫できる「白雲山」/ 白雲区

大都会の広州観光に来て緑豊かな自然を満喫したいなら「白雲山」を訪れ、自然の中を散策しましょう!
広州の夜景を楽しめるスポットとして人気が高く、広州では最も高い標高382mの小高い山が連なっています。

晴れた日には広州タワーのある広州市の都市部を一望できます。
雨の後で空が晴れると、山と渓流を取り巻きながら白雲が立ちのぼる光景が美しいことから、「白雲山」という名づけられました。

白雲山は昔から風光明美なところとして知られ、晋朝時代にはすばらしい風景により名声を博し、唐時代には既に有名な景勝地でした。
そして、宋時代以降は「羊城八景」として白雲山は名勝地に選ばれました。

白雲山はハイキングコースで、歩くのが苦手な人でもロープウェイで山頂まで登ることができます。
途中には彫刻の作品を見ながら散策できるエリアなどが点在し、週末にはたくさんの家族連れなどで賑わうスポットです。

また、白雲山の麓にある雲台花園は1995年に開園した広大な敷地の庭園で、四季折々の樹木が鑑賞できるので人気になっています。
中国の最大の天然鳥かごと称され、多くの鳥類を鑑賞できる鳴春谷では、いろいろな鳥の鳥類の観察や鳴き声を聞くこともできます。

白雲山

⑱広州観光で肇慶市まで少し遠出し景勝地を鑑賞!「七星岩」/ 肇慶市

肇慶市の北の郊外にある「七星岩」は水墨画の世界を思い浮かべさせて、南方の「小桂林」といわれる景勝地です。
七つの岩山が北斗七星のように連なっているためこの名が付けられました。

東湖、中心湖、波海湖、青蓮湖、里湖の五大湖からなる山ふところに抱かれた湖に囲まれた自然風景は、“嶺南第一の絶景”と賛美されています。
唐代の初期に初めて開拓がはじまり、その後、長い年月にわたって開発や建設が行われてきました。

1949年に中華人民共和国が成立した後、道路や治水の整備・古跡の修復・緑化・景観スポットの開発や観光施設の建設が進みました。
1982年に中国で初の国家重点風景名勝区の一つに認定されました。

また、七星岩には、人間に憧れて肇慶の地に惹かれて、天に戻らなかった天上の仙女などの多くのロマンチックな伝説があります。
古来に文人・墨客に喜ばれて、文芸・芸術などの題材としても使われ、現存する石刻が刻まれました。

また、石灰質のため、岩山には多くの鍾乳洞ができて、その洞窟内に刻まれた詩文や書道が489本残されています。
そして、唐代初期の家「端州石室記」が七星岩最古の石刻です。

広州観光の際、肇慶市まで少し遠出して、七星岩の風景と歴史ある石刻を鑑賞しましょう!

七星岩

⑲広州観光で外せない世界遺産「開平楼閣と村落」/ 江門市

「開平楼閣と村落」は、2007年に世界遺産に登録された、要塞風の西洋建築物が立ち並ぶ幻想的な景色を堪能することができます。
のどかな田園風景の中に突如現れるマンションのような不思議で奇妙な家が点在しています。

このような歴史のある魅力的な建築物に多くの観光客が訪れています。

19世紀中頃はアメリカのゴールドラッシュに湧く時期で、一攫千金を夢を追い求めて多くの中国人が渡米しました。
その後アメリカ政府の排華政策によって帰郷することとなり、故郷に戻っても試練が待っていました。

帰郷した多くの家族は裕福が災いして盗賊の標的とされ、さらに開平では水害の被害にも苦しみました。
そこで、度重なる水害や盗賊から身を守るために建物を高くして、水害や盗賊の襲来などに対して籠城できるように工夫したそうです。

親族がまとめて一棟に暮らし、各階にバスルームと台所が備え付けられ家族ごとに1フロア専有していました。
これは下の階が使えなくなっても生活できるためです。

1920年には3000個所程あった建築物は、その後世界遺産遺産となりましたが、老朽化や自然災害により数が減ってしまいました。

貴重な風景が見れ、内部を見学することもできる世界遺産。広州観光に際、是非訪問する価値のあるところですよ!

開平楼閣
  • 住所
  • アクセス
    マカオ・広州・香港から現地ツアーあり
    広州各バスターミナルから開平行バス乗車、開平の义祠バスターミナル下車、ローカルバスかタクシーで各観光地へ
  • 電話番号
  • 営業時間
    9:00-18:00
  • 定休日
    年中無休
  • 公式サイト

⑳広州観光で印象的な世界遺産の景観を堪能「丹霞山」/ 韶関市

「丹霞山」は、2010年に世界自然遺産に登録されて、世界地質公園でもある中国の国家級風景名勝区最上級(国による星5つの評価)の観光地です。
赤みのある砂岩が長い間の侵食作用によって美しい曲線美や抜きんでた断崖を形成しています。

雄大な地球の地質の絶景を鑑賞することができます。

印象的な景観を散策で楽しめるだけでなく、緩やかな谷に沿って流れる川を使って小舟で遊覧して楽しめます。
丹霞山は険しく、赤い壁と崖を特徴とする680ヵ所の赤い砂岩からなっています。

今までに発見された世界中の1,200ヵ所の丹霞地形(赤い堆積岩が隆起した地形)の中では最も典型的なものです。
地層の種類が豊富で、浸食より様々な形状のため、景色が美しいところです。

切り立った地形のため、ロープウェーを利用して登り、山上から見下ろす壮大な景色は一見の価値があります。
歩いて下山はできますが、階段が急こう配で下りもロープウェイに乗った方が便利です。

広州観光では足を伸ばして珍しい世界地質公園へいきましょう。
広州から日帰りで観光はできますが、時間に余裕のある方は1泊2日がおすすめです。

丹霞山
  • 住所
  • アクセス
    高鉄広州南駅から韶関駅までは50分、韶関東駅前から丹霞山まで17番か22番バスで1時間、園内は無料バス利用
  • 営業時間
    5:30 - 18:30
  • 定休日
    年中無休
<下に続く>

広州観光に行こう!グルメ・ショッピングだけでない歴史・自然が堪能できる

広州には様々なタイプの観光地があり、広州観光に行く目的は様々です。
広州には、広州料理のグルメやショッピングスポット以外に、観光に値する様々な歴史建築物も豊富なことを知っていましたか?

直接広州に直行したり、格安航空券を利用して香港まで飛んで、広州まで3時間の高速列車の旅を選ぶ旅人も多くいます。
少し時間を多くとって、広州の今と昔を発見する広州観光へ行きませんか!

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