大阪道頓堀にある看板が有名なグリコはどんな会社?
大阪道頓堀にある看板のグリコは、大阪に本社を置く正式名称江崎グリコというお菓子メーカの会社です。
2015年10月に子会社だったグリコ乳業株式会社と経営統合して、菓子や食品だけでなく、乳製品・健康食品などを製造・販売する総合食品メーカーとなりました。
おいしさと健康というコーポレートメッセージの元に、美味しくて体に良い食品を作り続けています。
おそらくビスコが一番有名ですが、他にもアイスの実やポッキー、プッチンプリンなど誰もが一度は聞いたことがあるお菓子を作っています。
他にも、レトルト食品としてカレールーやご飯の素の販売もしています。
大阪からグリコの看板がなくなったことがある?看板の歴史。
実はあのグリコの看板は今で6代目の看板です。
初代が登場したのは1935年、今から79年も前のことです。
戦時中の1943年までこの看板は使われて、2代目が1955年に登場しました。
この時に「1粒300メートル」というキャッチコピーが作られました。
3代目は1963年に変えられ、まん中から水が噴き出すものでした。
4代目は1972年から24年間も続き、ランナーのイラストとこの「1粒300メートル」のコピーがすっかり定着したのです。
そして5代目は1998年7月に登場し、2014年10月23日に6代目にリニューアルする際にネオンからLEDの付け替えを行う為に、しばらくの間グリコの看板は消灯され姿を消してしまったことがあります。
この消灯の時は、道頓堀に明かりが消えたグリコの看板を惜む人達が集まり話題になりました。
大阪のグリコの看板を見に行こう!最寄り駅や行き方は?
グリコの看板は大阪最大のネオン街・道頓堀の戎橋沿いにあります。
寄り駅は大阪御堂筋線なんば駅です。
御堂筋線といえば、大阪の動脈と言われるほどの主要の地下鉄なのですぐにわかると思います。
プラットホームの案内表示にしたがって出口14か出口15Bで降りて、車と逆方向へ御堂筋沿いを歩くと最初の橋の右側にグリコサインの見える道頓堀橋があります。
大阪が初めての人にはこれをおすすめします。
勿論、隣の駅の心斎橋駅からも歩いていくことができます。
この際はOPAのある出口を出ると商店街に出ますので、OPAを右手にずっと商店街を歩いていくと道頓堀戎橋に行く事ができます。
ここで初めての人にとって大事なのは、出来る限り御堂筋線でなんば駅まで来ることです。
御堂筋線は直前で電車が出ても少し待てばすぐ次の電車が来ますし、出口へのアクセスもしやすいです。
東京の地下鉄と同じように大阪の地下鉄も、同じ駅でも違う線の乗り換えがあったりして大変ややこしい駅があります。
心斎橋駅からでもアクセス可能と書きましたが、心斎橋駅も御堂筋線だけでなく鶴見緑地線など他の線との乗り継ぎがある駅ですので、出来る限りなんば駅からのアクセスをお勧めします。
勿論、大阪の商店街を見ていきたいという方には心斎橋駅から行くことをお勧めします。
大阪のグリコの看板で記念写真!戎橋以外にもおすすめの場所や時間!
グリコの看板で記念写真といえばやはり戎橋が一番有名ではないでしょうか。
しかし、戎橋では観光客も多くうまく取ろうとしても絶対に同じようにグリコと記念撮影をしようとしている人が写り込んでしまいうまく撮れないことも多いです。
そこで、あえて昼間ではなく夜のLEDライトが綺麗な時間に記念写真を取りに来ることをお勧めします。
夜だとグリコの看板も一際綺麗に目立っていますし、観光客は少ないです。
しかし、周りは飲み屋が多いので観光客でなくても人が多いです。
運が良ければ、ノリのいい大阪人が通りすがりに写真を撮ってくれるのでそれを狙ってみるのもいいかもしれませんね。
他にも、戎橋ではなく橋から一段下がった歩道から記念撮影する事もできます。
「戎橋」に比べ、通行人が減るため、撮影しやすいスポットです。
ただし、人通りが少ない分誰か撮ってもらうのは、やや大変かもしれません。
自撮り棒や広角レンズを持っているといいですね。
他にも対岸のとんぼりウォークからの撮影もお勧めです。
ここだとグリコ看板を真っ正面から撮影できて他の人とはまた違ったグリコ看板と記念撮影する事ができます。
この撮影の時に、お決まりのグリコポーズをする方が多いですが、このトンボリウォークだと真っ正面からグリコと同じポーズで並んで撮影できるので満足感が高い写真が撮れること間違いないです。
そのためには通行人の方に撮ってもらう必要が必須ですが、ノリのいい大阪の人なら快く撮ってくれるのでお願いしてみましょう。
そして、どうしてもグリコと綺麗なツーショットが撮りたいという方には「ぐりこ・や」というお土産屋が近くにあるので、そのお店の前のミニグリコ看板前で撮影してもいいですよ。
運が良ければこのグリコ看板の両手が動いているのをみる事もできます。
中にはグリコのグッズは勿論、グリコのお菓子もたくさん売ってますのでお土産に買って帰ることもできます。
グリコ大阪本社近くの江崎記念館を見学してみよう
グリコ本社工場の近くには、敷地内に江崎記念館というグリコの全ての資料をみる事ができる施設があります。
創業者の歴史、グリコの歴史、広告の歴史、おまけのおもちゃの歴史などグリコの今日までの全ての歴史を知ることができます。
子供だけでなく、大人もきっと懐かしい思いが胸に広がり楽しめる事間違いありません。
子供の頃にお菓子のおまけで心が踊った記憶は、何歳になっても思い出して子供に戻れるものです。
江崎グリコ創業50周年を記念して生まれたこの記念館を、ぜひ家族で旅の思い出のついでに訪れてみてください。
大阪に行ったら地域限定のグリコ商品バトンドールを買おう!
バトンドールとはフランス語で「黄金のスティック」という意味を持つグリコが出している、ギフト用のお菓子です。
常設店舗は大阪、京都、神戸、福岡にしかなく関東ではなかなか馴染みのないお菓子ではないでしょうか。
このバトンドールは、ミルクや宇治抹茶、リッチストロベリー、ラフランスなどと種類がたくさんあるのですが、神戸限定、京都限定、また期間限定の商品もありそこでしか買えない種類のものもあります。
大阪に行った際は是非このバトンドールをお土産に買って帰ることをお勧めします。
今までのイメージのグリコとはまた違ったお菓子ではありますが、味や種類の展開の仕方が実に大阪らしくてたくさん買って帰りたくなりますよ。
大阪のグリコ看板周辺のおすすめ観光地5選!
では、グリコ看板周辺のおすすめ観光地をみていきましょう。
グリコ看板周辺には、以下の観光地があります。
- くいだおれ太郎
- 道頓堀コナモンミュージアム
- 大阪松竹座
- なんばグランド花月
続いて、グリコ看板周辺の観光地を、それぞれ詳しくみていきます。
グリコ看板周辺の観光地①:くいだおれ太郎
くいだおれという名前の飲食店は2008年に閉店しましたが、そのお店のマスコットキャラクターである「くいだおれ太郎」君は今なお健在です。
この、くいだおれ太郎君がいる場所はグリコ看板のあるすぐ近くにある道頓堀橋沿いの商店街です。
ここには、大阪に来たならば是非とも堪能してほしいB級グルメや派手な看板のお店が軒を連ねています。
この商店街にはたこやき、串カツ、お好み焼き、焼きそば、ホルモン、と大阪のB級観光グルメといえばこれだ!と言えるものが全て揃っています。
くいだおれ太郎君と写真を撮ったらこの大阪グルメを堪能することをお忘れなく。
くいだおれ太郎
住所:〒542-0071 大阪府大阪市中央区道頓堀1丁目8−22
〒542-0071 大阪府大阪市中央区道頓堀1丁目8−22
電話番号:06-7652-9164
営業時間:24時間営業
定休日:なし
URL:http://www.nakaza-cuidaore.com/
グリコ看板周辺の観光地②:道頓堀コナモンミュージアム
大きくて派手なタコの看板が目印のこのコナモンミュージアム。
地下1階から4階まで見事にコナモンしかありません。
ここではたこ焼きが食べれるのは勿論、コナモンの歴史や食品サンプルなどの資料もみる事ができます。
道頓堀コナモンミュージアム
住所:大阪府大阪市中央区道頓堀1-6-12
電話番号:06-6214-6678
営業時間:11:00~22:00
定休日:なし
入場料や利用料:無料
URL:https://osaka-info.jp/page/dotonbori-konamon-museum
グリコ看板周辺の観光地③:大阪松竹座
外見は洋風で歴史ある立派な建物です。松竹新喜劇、歌舞伎などが上演されていて、最近ではジャニーズJr.の舞台や宝塚の演目をしていたり、ミュージカルを上演する事もあるようです。
大阪に来た際は是非通るだけでもみていただきたい建物です。
大阪松竹座
住所:大阪府大阪市中央区道頓堀1-6-12〒542-0071 大阪府大阪市中央区道頓堀1丁目9−19
電話番号:06−6530-0333
定休日:なし
入場料や利用料:演目による
URL:https://www.shochiku.co.jp/play/
グリコ看板の観光地④:なんばグランド花月
道頓堀から少し離れていますが、大阪といえばここです。
よしもとのお笑いの殿堂「なんばグランド花月」は、絶対に道頓堀橋に来たら寄っていただきたい場所です。
2012年にリニューアルし、お笑いの他にも、グルメやお土産物も充実しています。
ベテランから若手まで数多くの芸人による漫才・落語・吉本新喜劇を年中無休で毎日公演しています。
お笑いグッズもここでしか買えないものもたくさんあって迷ってしまいます。
なんばグランド花月
住所:〒542-0075 大阪府大阪市中央区難波千日前11−6
電話番号: 06-6641-0888
営業時間:平日10:00〜19:00: 土日・祝日9:00〜20:00
定休日:なし
入場料や利用料:演目による
URL:http://www.yoshimoto.co.jp/ngk/
グリコの看板だけでなく食い倒れの街を堪能する
道頓堀橋にあるグリコの看板は、大阪のランドマークとしての存在感を持っています。
しかし大阪の道頓堀にはグリコの看板だけでなく、大阪ならではの笑いやB級グルメを堪能できる場所がたくさんあります。
食い倒れの街に来たからには、食い倒れるほどその楽しい魅力を堪能して欲しいです。