本栖湖で人気のおすすめ観光地&名所11選！

本栖湖の観光地：本栖湖観光案内所

本栖湖観光案内所は、本栖湖観光のスタートに立ち寄りたい観光スポット。
本栖湖や本栖湖周辺の観光情報を入手できますが、11月～3月は休業なので冬季は利用できないので注意しましょう。

1階は観光案内所、2階は平成23（2011）年3月に開館した本栖歴史館です。
本栖湖周辺は古代から甲斐と駿河の国境地として重要な役割を担ってきたところで、ここではその歴史についての展示をしています。

本栖湖底遺跡の出土品、本栖城の歴史や石塁の模型、本栖の公家行列の様子など、本栖観光の基礎となる情報が盛りだくさん。
観光案内所で観光情報をゲットして、歴史館で本栖湖のいろはを学べる最初に訪れておきたいおすすめ観光スポットです。

本栖湖の観光地：本栖湖遊覧船「もぐらん」

本栖湖遊覧船「もぐらん」は、本栖湖を遊覧する潜水艦型の遊覧船。
水中に潜らないので「もぐらん」と名付けられ、外見はかわいらしい黄色いサブマリンです。

船内の客室はポップなデザインで、潜望鏡や丸窓からは水中の生き物や富士山をたっぷり満喫できます。
一周約25分の船旅では、ニジマスやヒメマス、コイ、ウグイなどの生き物を見ることができ、船の後方にあるデッキからは360度パノラマの絶景も見られ、天気のいい日の景色は抜群です。

本栖湖は標高902mにあり、富士五湖で一番西に位置していて富士五湖の中では水深が一番深く、約12mの透明度は本州でもトップクラス。
本栖湖のきれいな水や生き物と周りの美しい自然の景観を楽しめる観光スポットです。

本栖湖の観光地：本栖湖キャンプ場

本栖湖キャンプ場は、昭和23（1948）年に本栖湖観光協会が運営を開始した歴史ある有名なキャンプ場。
バンガローやコテージなど7種類の宿泊タイプがあり、テントエリアは自由サイトで観光客自ら好きなところに設営できます。

直火がOKなこと、寝具やBBQ用品がレンタルできること、売店で薪や食料を購入できるなど、初心者キャンパーやソロキャンパーでも安心です。
キッチン、水洗トイレ、有料の温水シャワーの設備もしっかり整っており、ペット同伴でも利用できるので、みんながしっかりルールやマナーを守れば楽しいキャンプになること間違いなし。

ホテルに宿泊するのもいいですが、キャンプは本栖湖観光ならではのもので、家族や友人と水入らずの一晩を過ごせます。
非日常の不自由を楽しめる本栖湖おすすめの観光スポットです。

本栖湖の観光地：中ノ倉峠展望地

中ノ倉峠展望地は、現在の1000円札の裏面に描かれている「逆さ富士」のモデル地。
紙幣の図様は写真家の岡田紅陽が撮影した『湖畔の春』という写真を元絵にしていて、ここ中ノ倉峠から撮ったものです。

県道沿いの登山道入り口から展望地まではおよそ30分の道のりですが、頑張って登りきればそこには絶景が広がっています。
本栖湖、湖畔の自然、遠く富士山を眺めることができ、天気に恵まれていれば湖面に映る「逆さ富士」を見られるかもしれません。

令和6（2024）年度をめどに紙幣が新しいデザインに変わり、1000円札の富士山は『富嶽三十六景』に変わってしまうので、今のうちに訪れておきたいところ。
プチ登山をして1000円札の富士山ビューを眺められる本栖湖で人気の観光名所です。

本栖湖の観光地：竜ヶ岳

竜ヶ岳は、標高1485mの山梨100名山の1つ。
むかしは「小富士」と言われた山で、いくつかの伝説があり竜ヶ岳と呼ばれるようになりました。

本栖湖沿いの登山口から針葉樹林を奥に進んでいくと、ときどき木々の隙間から本栖湖が見え、稜線に上がると緩やかになって頂上は平坦になっています。
約2時間かけて登った先には開けた平坦な地が広がり、そこからは富士山が見え、邪魔するものがほとんどない富士山ビューです。

元旦には、たくさんの登山客やカメラマンが富士山山頂からのご来光を一目見ようと集まります。
1年の始まりにふさわしいダイヤモンド富士を眺められる、かなり有名な本栖湖近くのおすすめ観光地です。

本栖湖の観光地：竜神池

竜神池は、旧本栖ハイランド跡地にある富士本栖湖リゾート内の人気観光地。
4月中旬から5月下旬になると一面に芝桜が広がり、富士山、竜神池、芝桜の美しいコントラストを見るためにたくさんの観光客が訪れます。

「富士芝桜まつり」が開催される期間は外国人も非常に多く混雑必須で、天候の条件が良い日にはカメラマンがベストポジションを陣取っていることも。
撮影のおすすめスポットは竜神池を正面に望むところで、ピンク色の絨毯のような芝桜とバックの富士山が織りなす絶景を撮れます。

冬至前後や元旦になるとダイヤモンド富士を拝む観光客で賑わい、マイナス10度近くになるなか寒さ対策しながらご来光を拝んでパワーをチャージ。
芝桜とダイヤモンド富士を楽しめる本栖湖おすすめの観光地です。

本栖湖の観光地：本栖寺

本栖寺は、台湾高雄を本山とする佛光山の海外別院の1つで、平成14（2002）年3月に開山して以来、富士山の麓で人々に寄り添う心の拠り所になっています。
1万5千坪の敷地には、1000人が収容できる華厳宝殿、300人が宿泊できる施設、教室、図書館、会議室、レストラン、大浴場などの設備が整っています。

境内の見どころは、山門を入ったところに広がる優雅な日本庭園と華蔵宝殿。
宝殿は富士山を模した外観で、華蔵世界をテーマにした内装に仏像が安置されていて、中央仏塔の仏像のもとには信者が日々発心して写経した華厳経があります。

華蔵宝殿は観光客の来観や礼拝のために公開されていて、座禅会や修行活動などにも利用。
本栖湖畔で気持ちを落ち着かせられるおすすめ観光スポットです。

本栖湖の観光地：本栖湖アクティビティセンター

本栖湖アクティビティセンターは、神秘的な自然の中でアクティビティができる観光施設。
標高900mのコバルトブルーに輝く涼しい湖で、ここにしかない景色、ここだけの貴重な体験を堪能できます。

エコツアーでは、カヌー（カヤック）体験、ウインドサーフィンスクール、高所・淡水ダイビング、千円札の富士山ビューポイントトレッキング、シュノーケリング体験、川尻金山砂金堀体験ツアー、星空観察などさまざまなプログラムが満載です。
ベテランインストラクターが丁寧に指導してくださるので、初心者でも、小学生でも安心して体験できます。

世界遺産の本栖湖でこんな贅沢なことができるのは本当に幸せなこと。
観光客が大満足できる体験活動がそろっている楽しい観光スポットです。

本栖湖の観光地：本栖城跡

本栖城跡は、中世の歴史の跡を見られる観光名所。
築城された年代は明らかではありませんが、天文年間ごろに武田氏の城として築かれ、信玄から勝頼にかけての時代に甲斐と駿河の国境警護として運営されていたという見解が有力です。

天正10（1582)年に武田氏が滅びると、徳川氏に降りた渡辺因獄祐が本栖城に籠もって北条氏の侵入を防いでいます。
烏帽子岳から青木ヶ原樹海に向けてせり出した山城で、尾根の地形を最大限に活用し、堀切をいくつも施して防御を固めた天然の要害です。

今は堀切や石積みなどの遺構が残るだけですが、当時の面影をしっかり感じられます。
自然を利用した石塁遺構から武田氏の強さを実感できる観光名所です。

本栖湖の観光地：精進湖

精進湖は、本栖湖に近くにあり富士五湖で最も小さく大きな歴史がある湖。
この辺りは剗の海と呼ばれる大きな1つの湖が広がっていて、古くの富士山は火山活動が活発だったので、溶岩が流れ込んで本栖湖、精進湖、西湖の3つに分かれたといわれています。

3つの湖はほぼ同じ標高で、現在でも水位が連動していることから、地下で通じ合っているとの推測も。
雨が大量に降って3湖の水位が上がると、精進湖の近くには「赤池」と呼ばれる幻の湖が出現するので、これも湖が地下で1つにつながっている裏付けにもなります。

本栖湖、精進湖、西湖の成り立ちは、富士山の生い立ちに関わる大切な存在。
本栖湖観光で合わせて立ち寄りたい観光スポットです。

本栖湖の観光地：精進湖パノラマ台

精進湖パノラマ台は、本栖湖と精進湖の間にある観光客に人気の展望台。
パノラマ台は標高1325m地点にありますが、子どもでも気軽に登れるパノラマ台ファミリーコースは1時間程で山頂に到達できます。

周りの絶景を見られるだけでなく、なんといっても富士山がきれいに眺められるのが最高。
青木ヶ原樹海、本栖湖、精進湖、上九一色地区の自然など、富士北麓の大絶景を独り占めできます。

気軽なハイキングにはパノラマコース、本格的な登山には三方分山コース、自然散策を楽しむには自然観察路コースや東海自然歩道コースがおすすめ。
動植物に触れながら楽しく登り、雄大な富士山の光景を目に焼き付けられる素晴らしい観光スポットです。

本栖湖で人気のおすすめ観光地&名所11選！のまとめ

本栖湖で人気のおすすめ観光地と名所をまとめて11件紹介しました。
1000円札の裏、アクティビティ、大パノラマと本栖湖観光は見どころがいっぱいあります。

富士五湖の1つで世界遺産にもなっていますが、家族や友人と楽しく過ごせる施設があるので、思い出づくりにもぴったり。
今回紹介した11件のなかで気になる観光スポットがありましたら、ぜひチェックして出かけてみてくださいね。