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2018/12/26

ミャンマーの通貨はチャット。物価は高い?日本と比較【交通費|食費】

ミャンマーフードや世界遺産、奥地に残る大自然など、魅力満載のミャンマー。物価が高いイメージはあまりありませんが、実はそこが落とし穴なのです。ミャンマーは物価が安いと思って油断して旅行に行くと、あっという間に予算が底をついてしまいますよ!
ミャンマーでは何が安くて何が高いのか、詳しくご紹介します。

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ミャンマーの通貨はチャット

ミャンマーとASEAN諸国の国旗

ミャンマーの通貨はチャット(Kyat)です。MMKと表記されます。

2018年12月時点で1円=14.2167チャットです。レストランやホテルではアメリカドルが使える場所も多くあります。

日本円が両替できる場所は多くないので、あらかじめドルに換金しておくと安心です。チャットの種類は以下のとおりです。

  • 10,000チャット
  • 5,000チャット
  • 1,000チャット
  • 500チャット
  • 200チャット
  • 100チャット
  • 50チャット

この他にもさらに小さい単位の20、10、5、1、0.5チャット紙幣が存在しますが、現在はほぼ流通していません。硬貨もありますが、こちらもほぼ流通していません。

お気付きのように、紙幣ばかり流通しているのでお札はボロボロ。あっという間にお財布はパンパンになってしまいます。

二つ折りタイプのお財布は曲がらなくなります。ここでは海外旅行の必須アイテム、ジップロック袋がお財布として大活躍します。

全所持金をチャットに換金すると札束を持ち歩くことになるので、あらかじめドルに換金しておいて、少しずつチャットに換金するのがおすすめです。

汚れたドルだと嫌がられて換金してくれないこともあるので、きれいなドルを用意しておくと良いですよ。

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ミャンマーの物価は日本に比べて高い?安い?

ミャンマー入国での所持金証明

ミャンマーは物価が安いと思っている方が多いのではないでしょうか。実は、ミャンマーの物価は意外と高いのです。

東南アジアの国だから、滞在費は格安だろうなんてタカをくくっていると大変なことになります。ミャンマーには物価の安いものと高いものが混在しているのです。

多くの人が持つイメージとして、ミャンマーの屋台フードの安さがあります。ミャンマーのローカルな屋台で食べるヌードルや定食のようなものは確かに激安です。

一方で、日用品やホテル代などは決して安くはありません。特にヤンゴンやマンダレーなどの都市部では急激な都会化、IT化が進んでいて、物価も上昇しているので格安ホテルはなかなか見つかりません。

都心と地方の物価の差も激しいので、一口にミャンマーと言っても、どこに行くのか、何日滞在するのかなどによってだいぶ費用に差が出ます。それで、ミャンマーは物価が安い!という人とミャンマーの物価は高い!という人がいるのです。

ですので、ミャンマーの物価は意外と高い、でも安いものもけっこうある、くらいに考えておくとちょうど良いですよ。

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ミャンマーの物価の特徴

ミャンマーの物価の特徴①:ミャンマー人と外国人の2重構造

ミャンマー人の子供

ミャンマーは現在、経済成長の真っ只中です。長く鎖国状態にあり、停滞していた経済を立て直し、発展しようとしている最中なのです。

それで観光にも力を入れていて、2018年10月から日本人がビザなしで渡航できるようになったのは耳に新しいニュースですね。経済発展と、観光の拡大もあってミャンマーには今外国人がたくさん入っています。

そんなわけで、物価もミャンマー人向けの価格と外国人向けの価格とに分かれています。例えば、ミャンマー人にとっては停電は当たり前、トイレットペーパーを使う習慣も浸透していません。

私たちにとっては、電気がないのもトイレットペーパーがないのも死活問題ですよね。つまり、ミャンマーでミャンマー人らしい生活をする分には物価は安い、でも日本人らしい生活を求めると物価が高いということになるわけです。

ミャンマーの物価の特徴②:都市部と地方の物価差が激しい

ミャンマーのインレー湖

ミャンマーは現在観光バブル真っ只中ということで、ヤンゴン、マンダレー、バガンなど、人気の観光地がどんどん拡大しています。観光地の宿泊代はここ数年で数倍に膨れ上がっています。

観光客の増加に客室数が追いついていないのが現状です。では、地方に行けば物価が安いのかというとそうでもないのがミャンマーの面白いところです。

観光客がまだ少ない地方に行くと、もちろん宿泊代は安くなります。ただし、日用品などは輸入に頼っているため都市部より何割か高い値段になるのです。

例えばペットボトルの水やトイレットペーパーなどは地方に行けば行くほど高くなります。反対にホテル代などは地方に行けば行くほど安くなります。

高速道路やインターネットなど、インフラ整備が進んでいないので、こうした物価の違いが生まれるのです。インフラ整備が進んで流通も盛んになれば、地方と都市部の物価の違いも埋まってくるかもしれません。

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ミャンマーの物価が高い理由

ミャンマーの物価が高い理由①:輸入品に頼っている

ミャンマーに流通するものの多くが輸入品に頼っています。逆に輸出できるものはそう多くはなく、貿易赤字が続いています。

輸入品はただでさえ輸送費や税金がかかるので高くなります。それだけでなく、輸出と輸入のアンバランスのせいで、さらに上乗せされた価格になっているのです。

牛肉や魚類はほとんど輸入に頼っており、トイレットペーパーやサニタリー用品なども国内に生産工場がないためほぼ輸入品です。生活必需品も輸入に頼っている状態なので、決して物価は安いとは言えません。

ミャンマーの物価が高い理由②:インフラ整備がされていない

都市部と地方の物価の違いでも触れましたが、道路や電線、インターネット、水道など、生活の基盤になるものが整っていません。道路が悪い、高速道路もないとなると輸送費は倍になります。

電気がなければ冷蔵庫もないので、牛乳や肉などを保管したり加工したりはできません。水道が完備されていないと、工場を作りたくても作れません。

そうなってくると、国内生産の能力は上がらず、高い輸入品に頼り続けなければなりません。長く鎖国状態にあったことで、アジアの他の国々より何歩も遅れているのです。

もちろん、そうした不便さはミャンマーの魅力の一つでもありますが。

ミャンマーの物価が高い理由③:税金が高い

ミャンマーには日本の消費税に似た商業税というのがあって、国内での売買には全て5%プラスされます。5%というとそれほど高くないように感じますが、ヤンゴンやマンダレーなどの都市部の宿泊費は元々高い上にこの税金が課せられるのです。

バックパッカーや学生の節約旅行などには大きな痛手です。この税金の存在を知らずに行くと、ミャンマーの物価ってこんなに高いのか!と驚くことになりますので要注意です。

ミャンマーの物価が高い理由④:電気代が高い

年々ミャンマーの電気代は上がっていて、2017年から2018年にはヤンゴンの電気料金を3倍に引き上げています。一般的な家庭でも毎月2万円はかかっています。

インフラが整っていないことともつながりますが、ミャンマーの電気はよく停まります。電力供給のバランスが取れていないのが原因です。

それで少しずつ値上げをして、電力の需要と供給のバランスを取ろうとしている最中なのです。外国人向けアパートやホテルには自家発電機が完備されているのがほとんどですが、電力が安定して、ミャンマーももっと人や物の流通がもっと良くなればいいですね。

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ミャンマーの物価を日本の物価と比較【交通費|食費】

ミャンマーの物価を日本の物価と比較:交通費

電車

ミャンマー 電車を降りた人々

ヤンゴンを走るヤンゴン環状線で比較してみます。ヤンゴン環状線は1日乗り放題チケット1,000チャット(70円)

ヤンゴン環状線は山手線より少し長いくらいの鉄道で、ヤンゴン市内をぐるりとどこでも行くことができます。日本は70円では何の列車にも乗れないので格安ですね。

ちなみに、駅の隣にある公共トイレは有料で100チャット(7円)払います。

タクシー

最近ではUberやGRABなど配車アプリが使えるようになって、旅行者もミャンマーのタクシーを安心して使えるようになりました。初乗り1,300チャット(91円)で1kmごとに300チャット(21円)とこちらも格安です。

同じヤンゴン市内であってもどのアプリを使うかによって若干値段が違います。乗車前に料金が確認できるので、幾つか比較してみることをおすすめします。

バス

ミャンマーのバスとタクシー

ヤンゴンからバガン行きの夜間高速バスで比較します。6時間乗って21,000チャット(約1,500円)

日本の都市間高速バスは6,000円くらいしますから、格安です。ミャンマーの高速バスはグレードや時間によっても値段が違うので事前にチェックしていくのが安心です。

ミャンマー人が日常乗るローカルバスはもっと安くてだいたい200チャット(14円)です。バスの路線図アプリも出てきているので、ローカルバスの旅もいいかもしれません。

ミャンマーの物価を日本の物価と比較:通信費

ミャンマーの通信費は年々下がっていて、1G/30日で3,000チャット(210円)です。ただしインターネット環境はあまり良くなく、繫がる場所を探さなければなりません。

Wi-Fiルーターを借りるとなると初期費用550,000チャット(38,500円)とかなり高額です。通話程度なら格安ですが、日本のようなインターネット環境は期待できません。

ミャンマーの物価を日本の物価と比較:コンビニ

お水

ミャンマーのお水はとても安く1L300チャット(21円)ほどです。ジュースやお茶もだいたいそのぐらいの値段です。

ただし、輸入物のお水やお茶は10倍近い値段なので注意してください。水道水や生水は絶対に飲まないようにしましょう。

買ったお水であっても、ほこりがたまっていたり変色していたりすることもあるので、よく確認して購入してください。味が変だと思ったら迷わず吐き出すのが一番です。

お酒

ミャンマーの隠れた銘品であるお酒。ミャンマー人のほとんどは敬虔な仏教徒でお酒を飲まないのですが、ミャンマーで売っているお酒は安くてとても美味しいのです。

ミャンマー瓶ビールは一本900チャット〜1,200チャット(60円〜85円)。ミャンマーラム酒は3,000チャット(210円)くらいと激安です。

ミャンマーでは瓶ビールより生ビールの方が安いのが一般的なので、レストランに生ビールがあったらぜひお試しあれ。

タバコ

タバコはミャンマーでも様々なブランドが売られていますがそのほとんどが一箱700チャット(50円)〜1,400チャット(100円)です。マイルドセブンやマルボロなどは一箱2,000チャット(140円)前後です。

ただし、ミャンマーで売っているタバコには偽物や粗悪品も多く危険もあります。粗悪品というのはタバコにいろいろな草や薬品を混ぜたものです。

街角や路上で買うのではなく、空港やホテルなどで購入すると安全です。

ミャンマーの物価を日本の物価と比較:レストラン

ミャンマーには様々なレストランがあります。中華料理や民族料理のレストランなどもあります。

レストランは主に外国人向けなので、比較的高く14,000チャット(1,000円)〜30,000チャット(2,100円)くらいします。何人かでシェアすると割安に抑えられます。

ミャンマーの物価を日本の物価と比較:ローカルフード

ミャンマーはローカルフードが充実していて、屋台や露店に美味しいミャンマーフードが売られています。一食140チャット(100円)から300チャット(210円)くらいです。

ただし、冷蔵庫はなく石鹸で手を洗うこともない食堂がほとんどですので、お腹に自信のある人は食べてみてください。油がスプーンですくえるほど多いのも、ミャンマーのローカルフードの特徴です。

ミャンマーの物価を日本の物価と比較:ショッピング

ミャンマーの一般的なスーパーでお買い物した場合の物価を紹介します。

商品 チャット価格 日本円
マヨネーズ310g 2550 178円
卵1パック12個入り 200 14円
砂糖1kg 1500 105円
人参100g 130 9円
鶏モモ肉350g 2000 140円
バナナ一房 1300 91円
出前一丁5食入り 580 40円
ハンドソープ 2200 154円
エビアン(水)500ml 2000 140円

ミャンマーの物価を日本の物価と比較:観光

ミャンマー シュエダゴンパゴダ

ミャンマーの観光は主に寺院・仏院見学です。拝観料はだいたい1,000円前後のところがほとんどです。

人気のシュエダゴンパゴダは14,000チャット(1,000円)。インレー湖は入域料15,000チャット(1,070円)となっています。

入域料や観光料が急に変わったり、ドルで支払えた場所もチャット支払いのみに変わったりしています。行きたい場所が決まったら、料金と支払い方法を事前に確認しておくと安心です。

ミャンマーの物価を日本の物価と比較:ホテル

ミャンマーのホテル

ミャンマーのホテルは意外と高いことで知られています。特にヤンゴンではホテルの数自体が足りていないこともあり、強気の価格設定になっています。

ホテルの価格帯は以下のとおりです。

ホテルのランク チャット価格 日本円
5つ星ホテル 300,000〜470,000 21,000〜32,900円
4つ星ホテル 235,000〜350,000 16,450〜24,500円
3つ星ホテル 160,000〜280,000 11200〜19600円
2つ星ホテル 100,000〜200,000 7,000〜14,000円
1つ星ホテル 50,000〜110,000 3500〜7,700円

ミャンマーの物価を日本の物価と比較:カフェ

ミャンマーにはスターバックスはまだ進出していません。素敵なカフェやケンタッキー、クリスピークリームドーナツなどのチェーン店は続々登場しています。

一般的なカフェのコーヒーは一杯3,500チャット。紅茶は1,000チャットくらいで楽しめます。ヤンゴンのカフェ巡りもなかなかいいかも知れません。

ミャンマーの物価を日本の物価と比較:お土産

ミャンマーはイギリスの植民地だった背景から、紅茶文化が根付いています。そんなミャンマーの紅茶はティーバッグなら10P100円くらい。100P入りの大袋でも300円くらいとお得です。

一つ一つで作りのバガン漆器も100円前後〜800円で購入できます。さらに、知られざる名産品としてカシューナッツがおすすめです。

ミャンマーはカシューナッツの産地で、色々なフレーバーがありお土産にぴったりです。300円〜400円で、日本で買うより若干安い程度ですが、鮮度が違うのでやはり美味しいですよ。

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ミャンマーで特に物価が高いものと安いものは?

ミャンマーで特に物価が高いもの

ミャンマーで特に物価が高いと感じるのは宿泊費です。インフラも整っていないので、水道や電気が止まったりインターネットが繋がらなかったりと不便な割に値段は安くないのです。

ヤンゴンでは、訪れる外国人の数にホテルの部屋数が追いついていないのが現状です。家族経営のような小さなホテルや、虫が出てくるようなローカルのホテルに泊まらざるをえない場合でも、格安とは言えません。

観光料も意外と高くつきます。拝観料、入場料、入域料とどこに行くにも外国人はお金が求められます。

ミャンマーで特に物価が安いもの

ミャンマーで特に物価が安いのは交通費です。電車やバスなど、気軽に乗れるのは東南アジアの他の国々と差はありません。

タバコとビールの値段は他の国々よりかなり低いと言えます。敬虔な仏教国なので、現地の人はタバコやビールはあまり消費しません。

そのおかげで、値上がりしないままなのかもしれません。外国人にとってはうれしい話です。

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物価の高いミャンマーまでの渡航費用は?

季節によって変動がありますが、ミャンマーへの航空券は6〜10万円くらいで往復チケットが購入できます。ビザ代4,000円と、ビザ取得手数料4,320円は、2019年に旅行するなら節約できそうです。

このままビザなし渡航許可が続くといいですね。

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物価の高いミャンマーを旅行する予算の目安は?

ツアーでなく単独で行くとなると5泊7日で最低10万くらいはかかります。

  • 航空券60,000
  • 宿泊費6,000×5=30,000
  • 食費1日1,000円×7=7,000円
  • 交通費100円×7=700円
  • お土産代5,000円

以上で合計102,700円です。これでも宿泊費は安めに計算しています。

ツアーや、航空券とホテルをセットで購入すればもう少し安く抑えられます。5〜10月は雨季なので観光客も少なく、航空券やホテル代も底値になります。

乾期の11月から2月は気温も安定していて快適なので、観光としてはベストシーズンです。でも雨季の土砂降りのスコールや、砂の道路にいくつもできる水たまりは、ミャンマーらしい風景とも言えます。

どちらも良さがあるので、予算と相談して旅の時期を考えてみてください。

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物価は意外と高い!でもそれだけの価値がある

ミャンマー 夜のシェダゴンパゴダ

決して物価は安いとは言えないミャンマー。思いつきで行くと大変なことになるかもしれません。

とはいえ、急激な変化を遂げている最中なので、悩みの種である宿泊費や飛行機代などは、これから下がっていく可能性が十分にあります。独特の文化が色濃く残るミャンマーは、他の東南アジアの国々とは一味も二味も違います。

期間限定ですが、ビザなしで渡航できるようになりぐっとハードルも下がりました。国が開かれて、ミャンマーはこれからももっともっと成長していくことでしょう。

ミャンマーのノスタルジックな風景が変わってしまう前に、目に焼き付けておきたいと思いませんか?このチャンスを逃さずに、ミャンマーの地に足を踏み入れましょう!

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