【お土産の前に】インドネシアってどんな国?
インドネシアは人口世界第4位の大国です。
またたくさんの島で成り立っている国であり、それゆえに人種も様々です。
人口の多くは首都ジャカルタに集中していますが、バリ島やロンボク島などの観光地には毎年多くの外国人観光客が訪れます。
また物価は日本の約3分の1程度で、一部の商品を除けば格安で購入することができます。
様々な人種が共存している地域は少なく、インドネシア国内であっても場所によって雰囲気はかなり異なります。
そのため各地域で販売されているお土産の種類も異なるのです。
またオランダに統治されていた時代もあり、ヨーロッパの影響を受けている地域もあります。
そのためインドネシアのオリジナル文化と、ヨーロッパ文化が混合した箇所もところどころ見られる、非常に興味深い国です。
会社の同僚や近所の人に。インドネシアの定番ばらまき用お土産5選!
では、ご近所さんや会社の同僚などに渡す、ばらまき用のお土産について見ていくことにしましょう。
代表的なものは以下の5つです。
- インスタントヌードル
- ナシゴレンのもと
- ジンジャーキャンディー
- マンゴーグミ
- お香
インスタントヌードル
インドネシアで販売されている「インスタントヌードル」は、大きく分けると2種類に分類されます。
1つはスープヌードルで、もう1つはドライヌードルです。
スープヌードルとはいわゆる日本で食べられているようなスープ付きのもので、ドライヌードルはカップ焼きそばのように調理後に熱湯を捨てるタイプです。
ちなみにスープヌードルは「ミースープ」、そしてドライヌードルは「ミーゴレン」と呼ばれています。
当然のことながら味は日本で販売されているものとは異なります。
また価格も5袋入りで100円程度で販売されているものもあり、ばらまき用のお土産としてはぴったりです。
ナシゴレンのもと
「ナシゴレン」とはインドネシアの代表的な料理です。
インドネシア語で「ナシ」はご飯のことで、「ゴレン」とは炒めることを意味しています。
つまり「ナシゴレン」とはインドネシアのフライドライスのことです。
地元のスーパーマーケットなどではこの「ナシゴレン」を作るにの必要な調味料をひとまとめにした「ナシゴレンのもと」が販売されています。
これらを購入し、お土産とすることもできます。
価格は1パック100円以下と、リーズナブルです。
ジンジャーキャンディー
日本ではあまり見かけることのない「ジンジャーキャンディー」も、インドネシアではごく普通に販売されています。
多くの場合、袋に入ったジンジャーキャンディーは1粒1粒包装されています。
そのためそれらを数個ずつお土産として配れば、非常に経済的です。
同僚に「インドネシアに行ってきました」ということをとりあえず伝える程度のお土産を購入したいという人におすすめです。
マンゴーグミ
インドネシアにある地元のスーパーマーケットなどで普通に販売されている「マンゴーグミ」ですが、しっかりとしたマンゴーの風味が味わえるお菓子です。
こちらも1粒1粒包装されているために、1袋に入っているグミを数粒ずつ配れば、お土産代を節約することができます。
「マンゴーグミ」の他にも様々なフルーツ味のグミが同じブランドから販売されています。
それでも常夏の国インドネシアからのお土産として購入するのであれば、やはりマンゴー味がお勧めです。
お香
インドネシアのホテルやマッサージ店では、お香が炊かれることが多々あります。
そしてこのようなものはお土産店や地元のお店などで購入することができます。
香りはラベンダーやレモングラスなど様々ですので、異なる香りのお香を購入して、受け取る相手に選んでもらうというのも楽しいことでしょう。
また香りのするロウソクなども販売されており、こうしたものをお香の代わりに購入することもできます。
仲のいい友達に。インドネシアの可愛い人形や置物など雑貨お土産5選!
次に仲の良い友達などに渡せる、可愛らしい雑貨をご紹介したいと思います。
代表的なものは以下の5つです。
- ワヤン・クリ
- バッグ(アタ)
- バティック
- バリ猫
- コースター
ワヤン・クリ
インドネシアのジャワ島などでは、「ワヤン・クリ」という人形を用いて行われる人形劇が有名です。
そして「ワヤン・クリ」はお土産物として販売されています。
これはいわゆる操り人形です。
本場の「ワヤン・クリ」は皮製ですが、値段が高いためにお土産用として木製の「ワヤン・クリ」が販売されています。
リアルな表情をしているものもあれば、可愛らしいデザインのものもあるために、誰に渡すお土産かによって購入するデザインを考える必要があります。
バッグ(アタ)
「アタ」とは籠のことです。
インドネシアでは籠のお土産が非常に有名ですが、その中でも小型の「アタバッグ」は女性に人気があります。
デザインもハンドバッグやショルダーバッグと様々です。
このアイテムは部屋に飾っておいてもおしゃれであり、インテリアアイテムとしても用いることができます。
いくつかのカラーで展開されていますが、やはりオリジナルのものが高い人気を得ています。
バティック
「バティック」とはインドネシアに昔から伝わる仕法で染め上げた布のことです。
染色の仕方ですが、まず布の上に絵をかき、その線を溶かしたロウでなぞっていきます。
その後丁寧に色を付けていきます。
ロウは塗料をはじくために、美しいデザインの施された布が完成します。
最後にロウを流し、バティックとして店頭に並ぶわけです。
この染め方は手がかかるために、オリジナルのバティックはそれなりの値段で販売されています。
しかし最近では機械を使って染め上げたものなども販売されており、それらは非常にリーズナブルです。
ちなみにバティックが使用された写真立てやペンケースなどが、お土産として人気があります。
バリ猫
バリ島で猫は「サラスワティーという神の妻が生まれ変わった姿である」と考えられています。
そのため猫をモチーフとしたお土産品がたくさん販売されています。
これらは「バリ猫」の相性で親しまれており、人気があります。
木彫りのバリ猫人形やキーホルダーなど、気軽に購入できるバリ猫土産が多いのも、観光客から高い支持を得ている理由です。
コースター
インドネシアのコースターは非常におしゃれです。
先にも触れたように、アタ細工やバティックが有名なこの国では、それらを用いて様々なものが作られています。
そしてコースターもそのうちの1つなのです。
もちろん木製のものも販売されていますが、そこに描かれたデザインは東南アジアならではのものが多く、南国の雰囲気を醸し出しています。
もちろんグラスやカップなどを置く目的で使用できますが、壁に貼り付けるなどしてインテリアとして使用することもできます。
値段もそれほど高くはないために、何枚かセットで購入することもできます。
日本より断然安い!インドネシアのおすすめコスメ5選!
意外なことかもしれませんが、インドネシアのお土産としてコスメアイテムをチョイスする人は大勢います。
では人気のコスメアイテムのうち、5つをご紹介します。
- 石鹸
- ボディスクラブ
- サリビンクリーム
- ヘアビタミントリートメント(シートタイプ)
- フェイスパック
石鹸
インドネシアには様々な石鹸があります。
その中でもオーガニックソープはお土産として購入されることの多い商品です。
中には花びらが入っている石鹸なども販売されており、ちょっと豪華な雰囲気を味わいたいという人のお土産として購入することができます。
しかしオーガニックで天然のものを使用しているために、使用期限が短いものもありますので、この点は注意が必要です。
ボディスクラブ
肌の角質などを落としたり、保湿を目的として使用されるボディスクラブですが、インドネシアでは様々な香りを楽しめる商品がたくさん販売されています。
南国ならではの花やフルーツの香りを付けたものなどは、お土産にもってこいです。
メーカーによって使用されている成分が異なるために、この点をチェックしてふさわしいものを購入するようにしましょう。
サリビンクリーム
「サリビンクリーム」は天然成分のみで作られた、バリ島で有名なクリームです。
インドネシアではロングセラー商品で、まさに地元住民おすすめのコスメというわけです。
アロエ葉エキスやココナッツオイル、そしてパパイヤエキスや蜜蝋といった成分が配合されており、美肌効果があります。
また虫刺されや乾燥肌にも効果があるクリームとして知られており、まさに肌トラブルの万能薬ともいえる商品です。
地元のクリームということで、パッケージに特別感はないものの、かなりコストパフォーマンスの高いコスメアイテムです。
ヘアビタミントリートメント(シートタイプ)
こちらは薬シートのようなものに、カプセル状になったヘアトリートメントがパックされている商品です。
シートからカプセルを取り出し、それを髪の毛に塗ったママの状態でOKの洗い流さないタイプのヘアトリートメントです。
いくつかの種類が用意されており、髪の毛の状態に合わせて購入することができます。
旅行用の携帯トリートメントとしても重宝するこの商品は、旅行好きの友人にプレゼントすると喜ばれます。
フェイスパック
スパやマッサージ店が多々存在するインドネシアでは、美容に関わるたくさんのアイテムが販売されています。
そしてこの国で販売されているフェイスパックにもたくさんの種類があり、これらをお土産として購入することができます。
顔にのせるシートタイプのものもありますし、クリーム状になったものを顔に塗り、洗い流すタイプのものもあります。
どちらもリーズナブルな価格で販売されているために、両方試してみるのもおすすめです。
インドネシアのスーパーでお得に!チョコレートやコーヒーなど人気お土産5選!
ではインドネシアのスーパーで購入できるお土産を見ていくことにしましょう。
現地の人にとっては当たり前のようなものであっても、立派なお土産となるものがたくさんあります。
- チョコレート
- コーヒー豆
- チリソース
- ビール
- スナック菓子
チョコレート
あまり知られていないかも知れませんが、インドネシアはカカオ豆の生産量世界代3位の国です。
そのためスーパーでは様々なブランドの様々な種類のチョコレートが販売されています。
甘味が強く、口の中でゆっくり溶けていくのがインドネシア産チョコレートの特徴です。
しかし最近ではより美味しく改良されたものも販売されるようになり、ブランドによって味やまろやかさは異なります。
おしゃれなパッケージのものも多く、お土産にぴったりです。
コーヒー豆
インドネシアのコーヒー豆の生産量は世界第4位です。
実はこの国ではコーヒーも良く飲まれています。
もちろん一般的なコーヒー豆も販売されていますが、パウダー状に挽かれたものが、いわゆるインドネシアスタイルです。
飲み方はパウダー状に挽かれた豆をカップに入れ、それにお湯を注ぐというものです。
インスタントコーヒーのようにコーヒー豆が溶けることはありません。
そのためカップの底に残ります。
この地元スタイルのコーヒー豆は非常に安く販売されているために、ばらまき土産として購入することもできます。
チリソース
スパイシーな料理を好むインドネシア人は、瓶に入ったチリソースをよく使用します。
そのためスーパーに行くと様々なブランドのチリソースを見かけます。
たいていのブランドは辛さにレベルを設けています。
そのため辛い食べ物が好きな人には、大辛のチリソースをお土産として購入することができます。
中には中華料理のエビチリに使用されるような、甘みのあるチリソースも販売されており、味のチョイスは様々です。
ビール
インドネシアの有名ビールは「ビンタンビール」です。
飲み口が軽く、お酒があまり得意ではないという人でも飲むことができます。
インドネシア語で「ビンタン」は星という意味です。そのためパッケージには星がデザインされています。
スーパーでも一押しのビールですので、この星のマークを目印に探すことができます。
その他にも「バリハイ」や「アンカー」といったビールがあります。
ちなみに海外から日本に持ち込めるお酒の量は決まっていますので、この点は心得ておくべきです。
スナック菓子
インドネシアではこの国独特のスナック菓子が販売されています。
海老を材料として揚げた「クロポック」や、スパイシーな「ムルク」などが代表的なものです。
これらはスーパーで100円以下で販売されていることが多く、気軽に購入できるお土産の1つです。
「クロポック」に関しては揚げる前のものも販売されています。
そのため荷物がかさばるのが嫌だという人は、揚げる前の「クロポック」を購入することもできます。
買い忘れがあっても大丈夫。インドネシアの空港で買えるお土産5選!
では次に空港でも購入できるインドネシアのお土産をご紹介します。
旅行中に買い忘れがあっても、心配ありません。
- お菓子類
- コーヒー、紅茶
- バティック製品
- インスタントヌードルやカップ麺
- スターバックスのご当地カップ
お菓子類
今回、インドネシアでお土産として購入できるスナック菓子について述べましたが、このようなものは空港でも購入することができます。
空港には現地の人たちが「ミニマート」と呼んでいるコンビニのようなお店が必ず入っています。
そのようなところで、地元の人が食べるスナック菓子を購入することができます。
値段はスーパーよりも若干高めになるのが一般的ですので、できれば事前にスーパーで購入することをおすすめします。
コーヒー、紅茶
コーヒーや紅茶は空港内のお土産売り場で必ずと言っていいほど見かける商品です。
しかし空港で販売されているのは地元のスーパーで販売されているものとは異なり、お土産品としてのコーヒー、そして紅茶です。
そのためおしゃれなパッケージに入っているものの、値段は高くなります。
それでもインドネシアは物価が日本の3分の1程の国です。
お土産用のコーヒーや紅茶であっても、値段が驚くほど高いというわけではありません。
バティック製品
バティックを使って作られたシャツやドレスといったものも、空港で販売されています。
またハンカチやペンケースといった小物も多々販売されています。
そのためかさばるお土産は購入したくないものの、有名なバティック製品を購入したいという人は、小物をチョイスすることができます。
バティックには様々な種類があり、色も豊富です。そのため同じアイテムのものをいくつか柄違い、もしくは色違いで購入することもできます。
インスタントヌードルやカップ麺
インスタントヌードルも空港内の「ミニマート」で購入することができます。
そしてここではカップ麺も販売されており、インドネシアでしか味わえないものもあります。
カップ麺は空港に到着した後に「あの人のお土産を買っていなかった!」と気づいたときに購入できる、おすすめ品の1つです。
なぜならこの商品は軽く、持ち運びが楽であるために、エキストラのお土産として購入しても邪魔にならないからです。
スターバックスのご当地カップ
さて、最後はこれまでご紹介してこなかったお土産についてです。
それはスターバックスのご当地タンブラー、そしてカップです。
スカルノハッタ空港やバリ空港などにはスターバックスがあります。
そこでインドネシアのご当地タンブラーやカップを購入できます。
このようなものを世界中のタンブラーやカップをコレクションしている人に渡すなら、大いに喜ばれます。
インドネシアのお土産は通販でも買える!
これまで見てきたインドネシアのお土産の中には、日本にいながら入手可能なものも多々あります。
最近ではそうしたものが通販やネットショップで販売されています。
そのためインドネシアのお土産としてもらったコスメアイテム、そしてお菓子やコーヒーなどをもっとほしいと感じた場合は、インターネットを利用して購入が可能かどうかをチェックするべきです。
商品の中には現地で購入するよりも値段が高めに設定されているものもあります。
それでもインドネシアに行がずに購入できることを考えれば、かなりお得であると言えます。
Amazonなどの大手インターネットショップをチェックすれば、たいていのものは手に入ります。
インドネシアのおすすめお土産25選!コスメや雑貨、ばらまきお菓子のまとめ
日本で購入すると高価なものであっても、インドネシアではリーズナブルな価格で販売されているものもあります。
そのようなものをお土産として購入することもできますし、現地でしか入手できないものに的を絞ってお土産選びを行うこともできます。
いずれにせよインドネシアには食べ物、飲み物、コスメ、そして小物とお土産にできるものがたくさん販売されています。
そのためお土産選びに苦労することはありませんので、ご心配なく!