高牟(たかむ)神社とは
高牟神社とは
高牟神社は、名古屋市にある神社です。
創建が非常に古く、長い間名古屋の人々から信仰を集めていました。
厄除けの神としてあがめられてきましたが、恋愛・復縁のパワースポットとして昨今非常に有名となっています。
恋の霊水や、フクロウ百度石など、高牟神社にあるパワースポットを紹介。
恋する乙女必見の神社です。
高牟神社の由緒と歴史
タカミムスビの神、カミムスビの神、応神天皇が祭神。
社殿では、御鎮座が131年。
正史に登場するのは901年なので、相当古くから信仰されている神社になります。
大正時代には火災によって、社務所が焼失しましたが、その後再建。
応神天皇が八幡さまとして信仰されていることから、別名、吉井八幡と呼ばれています。
タカミムスビの神、カミムスビの神は、日本の最初の三柱の神様のうちの二人。
対になってまつられていることが多い二人の神様は、縁結びの力があるといわれていて、高牟神社も恋愛成就をかなえてくれる、有名なパワースポットとなっています。
高牟神社の11の末社
高牟神社の境内には、高牟神社にかかわる小さなお宮や、他の神社から勧請してきたお宮など、末社が11宮あります。
- 北野天神社
- 高牟龍神社
- 多賀社
- 金刀比羅社
- 厳島社
- 神明社
- 白山社
- 津島社
- 徳義稲荷社
- 祖霊社
- 秋葉社
高牟龍神社や徳義稲荷社が人気です。
高牟神社へのアクセス
JRの千種駅が近いです。
地下鉄なら、今池駅からでも５，６分で到着できます。
- 住所
- アクセスJR中央本線「千種駅」下車徒歩4分
- 電話番号
- 営業時間24時間
- 定休日なし
- 公式サイト
高牟神社のパワースポットを紹介
では、高牟神社の有名なご利益スポットをみていきましょう。
高牟神社の有名なご利益スポットには、以下のものがあります。
- 高牟神社の末社・徳義稲荷社【赤鳥居が美しい】
- 恋の霊水【恋のかなうパワースポット】
- 百度石【フクロウが百度参りを見守ってくれる】
- 本殿【豪族屋敷の武器庫を改装した勇壮なつくり】
- 北野天神社のなで牛【撫でたら頭がよくなるといわれる】
- 楽しく遊びまわる親子狛犬【子孫繁栄の象徴】
続いて、高牟神社の有名なご利益スポットについて詳しくみていきます。
高牟神社の末社・徳義稲荷社【赤鳥居が美しい】
高牟神社に多数ある末社の中で、特に人気が高いのが、徳義稲荷社。
ここでは伏見稲荷神社を彷彿とさせる赤鳥居が千本鳥居のように並んでいるのです。
まるで異世界への入り口のような、フォトジェニックな空間。
神聖な気持ちになって鳥居をくぐった先には、やさしいお狐様が、願い事を聞いてくれます。
恋の霊水【恋のかなうパワースポット】
高牟神社には、古くから井戸が存在しています。
その名も古井の水。
応神天皇の産湯として献上された、という伝承があるので、1500年以上昔からあるということになります。
それが転じて、「恋の水」と呼ばれるようになりました。
恋の願いを唱えながら、手をすすぎ、柄杓で頂くと、恋が生まれるという言い伝えがあります。
百度石【フクロウが百度参りを見守ってくれる】
高牟神社では、恋をかなえるための、お百度参りをすることができます。
その起点となる場所にあるのが、百度石。
珍しく、石の上にフクロウの装飾が彫りこまれていて、小首を傾げた風情が何とも言えない優しさ。
恋の行方を応援してくれているようです。
本殿【豪族屋敷の武器庫を改装した勇壮なつくり】
高牟神社のあるあたりは、もともと、尾張をおさめていた有力な豪族・物部氏の拠点がありました。
本殿の建物は、もともとは物部氏の屋敷の武器庫を改装して創建に至ったもので、高牟というのは納められていた「鉾」のこと。
強い豪族が大切にしていた武器庫がもとということで、必勝祈願として非常にパワーを秘めているといわれています。
その本殿の中には、八幡さまとしても信仰されている応神天皇がおまつりされていて、武運・開運を願う人々の祈りを聞き届けてくれています。
北野天神社のなで牛【撫でたら頭がよくなるといわれる】
北野天満宮の子社として建てられている、北野天神社の前には、なで牛がいます。
総本社の北野天満宮にいる牛と同じように、のんびりとした姿で、参拝客を迎えてくれます。
頭をなでると、頭が良くなったり学力が上がる、といわれる牛。
みんながなでていくので、頭から鼻の部分だけがとてもつやつやしているのがわかりますね。
おなかには、天神さんのシンボル、梅の紋も見ることができます。
楽しく遊びまわる親子狛犬【子孫繁栄の象徴】
高牟神社の狛犬は、小さな子狛犬を連れています。
子犬を抱いている狛犬というのは珍しくありませんが、高牟神社の狛犬は、親にじゃれている子犬のようで、とても愛嬌があります。
狛犬とともにある子狛犬やマリは、世界の誕生や命の象徴と言われています。
縁結びの神様によって、大切な誰かと運命が結ばれたら、次は繁栄を広げて行く力を与えてくれるスポットです。
高牟神社の御朱印【初穂料/場所/時間も】
黒々とした文字の下に、社印が押された御朱印。
参道を歩き、神楽殿を正面に見た際に右手にあるのが社務所で、そちらで御朱印を貰うことが可能です。
御朱印の初穂料は300円で、台の上に納めます。
社務所が開いているのは9:00～16:00です。
高牟神社のお守りやおみくじもかわいい
女性の参拝者がおおい神社なので、お守りやおみくじも、女性向けのものが授与されています。
ピンクのハートと鈴の付いた「ハートお守り」は、多くの女性の好みにあうデザイン。
ピンク色の生地に、小さな花の刺繍が入った「しあわせまもり」も、恋する女性に人気のお守りとなっています。
御利益は「開運・招福」で、「ハートお守り」とともに授与されることも多いお守り。
どちらのお守りも、初穂料は500円。
おみくじも、女性の参拝客の多くが引いていきます。
ピラミッド型をモチーフに、いろいろなデザインにしたおみくじで、自分の好きなデザインを選べるのが、女心をくすぐりますね。
高牟神社の混雑状況
普段は、混み合うことはないのですが、休日はそこそこ参拝者がいます。
もちろん、恋愛成就に訪れる女性たちの姿もあちこちに。
神事や初詣期間は、混雑する時間帯もありますので、気をつけましょう。
高牟神社を含めて！恋の三社巡りをしてみよう
高牟神社は、千種区の城山天満宮、北区の山田天満宮と合わせて、「恋の三社めぐり」と1つに数えられる神社。
そのため、若い女性の参拝者が大勢訪れます。
スタンプラリーも実施中で、三社全部を回って、スタンプ台紙をいずれかの神社に持っていくと、記念品が授与され、台紙に「恋愛運上昇」の印が押印されます。
スタンプは各神社の社務所にあり、初穂料は100円。
この三社巡りは有数のパワースポットですので、大好きな人がいて、恋の成就を願うなら、きっといいことがあるはずです。
ままならぬ恋を見守ってきた高牟神社
恋の成就は、昔からままならぬもの。
高牟神社は、ままならぬ恋に焦がれる女性たちを、はるか昔から見守ってきてくれた、歴史の長い神社です。
片想いの恋だけではなく、復縁や、必勝にも御利益があるといわれるこの神社で、恋の成就を願ってみてくださいね。
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