【御朱印の前に】諏訪大社ってどんな神社?
【御朱印の前に】諏訪大社の歴史
諏訪大社は、長野県の諏訪湖のそばにある神社。
上社本宮、上社前宮、下社春宮、下社秋宮の四神社を総称して、諏訪大社と呼ばれています。
ご祭神は、諏訪湖の南側にある上社では建御名方神(タケミナカタ)。
また、諏訪湖の北側にある下社で、建御名方神の妃の八坂刀売神をお祀りしています。
建御名方神は大国主神の子供。
国譲りの神話の中で、天津神の武御雷神(タケミカヅチ)と戦って敗れ、それによって国が大国主神から天津神に譲られたと描かれています。
天津神に敗れはしたものの、日本の神様の中で飛びぬけて強い軍神といわれ、古くから信仰を集めていました。
創建は、年代は不明ですが、記録に残らないほどはるか昔から日本を守っている神社の一つです。
ひどく冷えた冬の朝、諏訪湖の湖に一面の氷が張ります。
気温が特に低い時期には、氷の一部が盛り上がって割れ、その割れ目がまるで白くて細い橋のように見えることがあります。
それを、諏訪の人々は、神様の御神渡りと呼んでいました。
建御名方神が、妻の八坂刀売神に会うために湖を渡っていくための橋を作られたのだと。
そんな、ロマンチックな一面もある神社でもあります。
【御朱印の前に】諏訪大社の拝観料、アクセス
諏訪大社の四つの神社は、拝観料は無料となっています。
電車でのアクセスは、お宮ごとに違います。
- 住所
- アクセスJR茅野駅から徒歩20分
- 電話番号
- 営業時間24時間
- 定休日なし
- 公式サイト
- 住所
- アクセスJR茅野駅から徒歩30分
- 電話番号
- 営業時間24時間
- 定休日なし
- 公式サイト
- 住所
- アクセス下諏訪駅から徒歩20分
- 電話番号
- 営業時間24時間
- 定休日なし
- 公式サイト
- 住所
- アクセス下諏訪駅から徒歩20分
- 電話番号
- 営業時間24時間
- 定休日なし
- 公式サイト
諏訪大社の御朱印を紹介!
上社本宮の御朱印です。
右手に「信濃国一之宮」、中央に「諏訪大社」と小さな字で「上社本宮」、左手に日付が入り、朱印が二つ捺されます。
上社前宮の御朱印です。
右手に「信濃国一之宮」、中央に「諏訪大社」と小さな字で「上社前宮」、左手に日付が入り、朱印が三つ捺されます。
下社春宮の御朱印です。
右手に「信濃国一之宮」、中央に「諏訪大社」と小さな字で「下社春宮」、左手に日付が入り、朱印が一つ捺されます。
下社秋宮の御朱印です。
右手に「信濃国一之宮」、中央に「諏訪大社」と小さな字で「下社秋宮」、左手に日付が入り、朱印が二つ捺されます。
基本的にシンプルですが、朱印の数が所によって変わります。
御朱印の種類 | 値段 |
---|---|
上社本宮 | 500円 |
上社前宮 | 500円 |
下社春宮 | 500円 |
下社秋宮 | 500円 |
四つのお宮すべてで御朱印をいただいた場合、最後のお宮で申し出れば、諏訪大社四社巡りの記念品をいただくことができます。
おいしい落雁(六個入り一箱)としおりです。
記念にいただくのを忘れないようにしてくださいね。
諏訪大社で人気のおすすめ御朱印帳!
黒の御朱印帳
諏訪大社の御朱印帳で一番人気があるタイプ。
黒の表紙に、右下に諏訪大社のマークが金色で入れられています。
最初の4ページは、諏訪大社の四つの神社の御朱印の専用ページ。
それ以降は自由に使えるようになっています。
サイズは大判で、カバーがついています。
御朱印帳の初穂料の中に、御朱印代500円は含まれていません。
青の御朱印
諏訪大社の無地の御朱印で、表紙には青い紬の生地がはられています。
表には「御朱印帳」と書かれてあり、裏に「諏訪大社」と書かれてあるのみ。
そのいさぎよさが、諏訪大社の力強さを感じさせる御朱印帳です。
最初の四枚が諏訪大社専用になっているのは、黒の御朱印と同じです。
サイズは通常サイズです。
朱色の御朱印帳
やはり無地の御朱印帳で、こちらは朱色となっています。
他のデザインはまったく同じ。
やはり、最初の、4ページは、諏訪大社の4宮の御朱印をいただくためのページになっています。
御朱印帳の初穂料
御朱印帳の初穂料ですが、黒の御朱印帳と無地の御朱印帳で値段が異なりますので、こちらにまとめておきます。
御朱印帳の種類 | 値段 |
---|---|
黒の御朱印帳 | 2,000円 |
青の御朱印帳 | 1,000円 |
朱色の御朱印帳 | 1,000円 |
諏訪大社で御朱印をもらえる時間は?
諏訪大社は、夜に閉ざされるような門がないため、24時間参詣が可能です。
が、御朱印をいただけるのは、授与所が開いている間のみ。
基本は9:00〜17:00の間ということになっています。
ただし、17:00を過ぎても授与所が開いていることがあって、そういう日は18:00頃までなら御朱印をいただけます。
いつ開いているかは不定期ですので、参詣する際は17:00までに授与所に行くようにしましょう。
諏訪大社で御朱印をもらえる場所は?
諏訪大社では、四つの神社すべてで同じ御朱印帳を拝受することができます。
神社それぞれの境内にある授与所で授与されています。
上社本宮で御朱印授与をされているのは、鳥居を入ってすぐの授与所。
上社前宮の御朱印授与も、鳥居を入って、すぐ右側にあります。
下社春宮の御朱印も、鳥居を入って右手にあります。
鳥居からすぐのところに狛犬が向かい合っていて、その奥になります。
下社秋宮で御朱印授与をされているのは、駐車場近くにある授与所。
それぞれ、拝殿近くの授与所では御朱印の授与をされていませんので気を付けてください。
【御朱印をもらったら】諏訪大社で行きたいパワースポット
諏訪大社御柱
諏訪大社自身が、日本有数のパワースポットと呼ばれる地。
大社の中にもパワースポットが数あるのですが、その中でも訪れたいのが御柱。
7年に一度おこなわれる御柱祭は、1000年以上の歴史を持つ有名なお祭り。
そのお祭りで、山から切り出された御柱は、それぞれの社に4本ずつあり、社をお守りしています。
そばに寄ると、湧き上がる自然の力を全身に浴びることができます。
諏訪大社の御朱印や御朱印帳は力強い
諏訪大社は、古来から東国では屈指の軍神だと呼ばれていました。
現在でも、その勇壮さが御朱印や御朱印帳から伝わってくるかのようです。
諏訪大社を訪れた際は御朱印や御朱印帳をいただいて、天津神のため戦った軍神の力の片鱗に触れてみてくださいね。