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2019/11/01

熊野本宮大社で人気のおすすめ御朱印帳!ご利益や参拝時間も紹介!

和歌山にある熊野本宮大社は、全国に4700社以上もある熊野神社の総本宮。
熊野三山(本宮・速玉・那智)の中心的存在になります。

とても古くから、皇族貴族たちに信仰されていて、平安時代に京都から熊野まで多くの貴族たちが参拝に訪れたといわれています。
そんな熊野本宮大社の御朱印やご朱印帳、歴史について紹介します。

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【御朱印の前に】熊野本宮大社ってどんな神社?

【御朱印の前に】熊野本宮大社の歴史

熊野神社とは、現在全国に4700社以上もあるといわれる神社。
その総本宮が、熊野にある熊野本宮大社です。

創建は熊野三山(熊野本宮大社・熊野速玉大社・熊野那智大社)の中でも特に古く、「神社縁起」には紀元前33年、崇神天皇の御代だといわれています
熊野本宮大社にお祀りされているのは、家都美御子大神(けつみこのおおかみ)。

素戔嗚尊の別の姿ともいわれています。
平安時代以降は神仏習合の風潮の下、「熊野権現」とも称されました。

平安時代には貴族たちから非常に信仰を受け、後白河法皇など、有名な天王や貴族がこぞって熊野詣に訪れています。
熊野は当時の道を大切に伝えていて、2004年、「紀伊山地の霊場と参詣道」として熊野古道や熊野本宮大社が世界遺産に登録。

また、造船技術を日本に伝えたといわれ、船玉大明神として船乗りたちの崇敬を集めていました。
熊野にいた熊野水軍はとても強力な部隊で、源平合戦の際に、熊野の統括職にあった湛増が源氏の味方をしたことで、源氏が勝利を収めたといわれるほど。

その後は武家や一般大衆にも熊野信仰が広まり、多くの人々が熊野本宮大社を訪れました。
女人禁制の霊場・聖地が多かった当時、女性でも訪れて祈願できることができる、数少ない霊場だったのです。

現在、熊野本宮大社には以下の四つの拝殿が並んでいます。
()の中は、神仏習合の元に付けられた仏教での名前です。

  • 西御前:熊野牟須美大神、事解之男神(千手観音)
  • 中御前:速玉之男神(薬師如来)

  • 證証殿:家都御子大神(阿弥陀如来)

  • 若宮:天照大神(十一面観音)

熊野本宮大社に到着すると、まず目を引くのが三本足のカラス・ヤタガラスが描かれた幟。
ヤタガラスは神武天皇を先導したといわれる導きの神獣ですが、もともとは家津美御子大神の使い。

神武天皇が日本を統一したことから、「勝利に導く」と言われ、日本サッカー協会のエンブレムにも使用されています。

【御朱印の前に】熊野本宮大社の拝観料、アクセス

拝観料はかかりません。
アクセスですが、近くには電車の線が走っていないため、「新宮」駅もしくは「紀伊田辺」駅からバスに乗って、90分ないし120分。

駐車場があるので、自家用車での参拝もおすすめです。
なお、ヤタガラスの幟のある鳥居から、拝殿までのアクセスもかなりあって、158段の階段を登って行かなくてはいけません。

参拝の際には歩きやすい靴で行きましょう。

熊野本宮大社
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熊野本宮大社の御朱印を紹介!

熊野本宮大社の御朱印には、右手に大鳥居のハンコと「奉納」の文字、真ん中に「熊野本宮」と書かれ、左には日付が入ります。
朱印は、羽ばたくヤタガラスの姿と、社名のもの。

2019年は「世界遺産十五周年」の朱印、2018年には「御創建二千五十年」の朱印も捺されていました。
初穂料は300円。

こちらは熊野本宮大社の古霊場・大斎原の御朱印。
熊野本宮大社の御朱印とほぼ同じで、中央の文字が「大斎原」になっています。

右上の鳥居は大斎原にある日本一の大鳥居。
初穂料300円で、書置きタイプになります。

2018年には、御創建二千五十年の限定御朱印も授与されていました。
空色の和紙に金の文字で御朱印がしたためられたとても美しいもの。

初穂料は500円でした。

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熊野本宮大社で人気のおすすめ御朱印帳!

社殿の御朱印帳

黒い生地に、カラフルな社殿が描かれた御朱印帳。
社殿の上には大きく羽ばたくヤタガラスの姿、そして「本宮」と小さく書かれてあります。

ページをめくると、熊野本宮大社の「御由緒」がきっちりと記されていて、勉強になりますね。
サイズは16cm×11cmの通常サイズで、初穂料は1,500円です。

世界遺産十五周年記念の御朱印帳

世界遺産の登録十五周年を祝って授与された、限定の御朱印帳。
世界遺産は、遺産としての登録にふさわしくなくなれば登録が解除されてしまうというシステムですから、15年間登録が続いてきたというのは誇らしいこと

いつも配布している御朱印帳とは異なり、優しい空色を背景に社殿とヤタガラスが描かれ、右側には「世界遺産登録十五周年」と記入されています。
普通の御朱印帳と同じサイズ16cm×12cmで、初穂料は1,500円です。

大判の御朱印帳

こちらは、18cm×12cm、かつ厚みが2cmもある御朱印帳。
手前の門のとばりの奥に、本殿が描かれています。

とばりには大きく菊の紋章が描かれ、熊野本宮大社が皇族からも厚く信奉された格別な存在であることを主張しています。
初穂料は3,000円。

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熊野本宮大社で御朱印をもらえる時間は?

熊野本宮大社では、御朱印帳をいただける時間帯を公式に発表していません。
御祈祷受付の時間を発表されていますので、そちらを参考に、その時間内に訪れるようにしましょう。

御祈祷受付時間は8:00~16:30です。

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熊野本宮大社で御朱印をもらえる場所は?

お守りなどを授与されている「授与所」で御朱印や御朱印帳をいただけます。
授与所は、大鳥居から158段の階段を登った先、拝殿の右側にあります。

階段を登るときは無理せず、自分のペースでゆっくりと登りましょう。

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【御朱印をもらったら】熊野本宮大社で行きたいパワースポット

大斎原

熊野本宮大社のすぐそばにあるのが、大斎原。
古代から熊野本宮大社が建っていた場所です。

明治の水害で、大きな被害を受けたため、メインとなる社殿は現在の場所に移転したのですが、今でもいくつかの祠や熊野本宮大社の摂社が残っています。
それでも静謐な空気が流れ、身が引き締まる神聖な場所。

まっすぐな参道の奥にある大鳥居は、日本一の大鳥居。
ライトアップイベントなども行われる、熊野本宮大社の顔的存在です。

なお、この鳥居より億は写真撮影が禁止となっているので気を付けましょう。

<下に続く>

熊野本宮大社は体調を整えてからお参りしよう

熊野本宮大社の御朱印と御朱印帳、歴史などについてまとめました。
今も昔もアクセスがあまりよくないのですが、それだけに特別な信仰をされてきた霊場です。

御朱印をいただくまでに長い階段を登らなくてはいけないので、体調を整えてからお参りしてくださいね。

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