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2019/01/11

ティオマン島への行き方は?治安やベストシーズン、おすすめの過ごし方

親日国として有名で、近年日本からの移住者も増えているマレーシア。
マレーシアの島といえばランカウイ島が有名ですが、ティオマン島もこのマレーシアにある島です。

ここでは以下に、ティオマン島はどのような場所か?日本からはどのように行けば良いのか?などについて考えます。
更に、ティオマン島の治安や物価、おすすめの過ごし方やスポットなども掘下げて考察していきましょう。

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マレーシアのティオマン島ってどんなところ?

ティオマン島は、マレー半島の東方56kmぐらい沖の南シナ海の洋上に浮かぶサンゴ礁に囲まれた美しい島です。
マレーシアの首都クアラルンプールからは、東に300km程度の距離があり、東南アジアの交通の要所であるシンガポールからは北へ200km程度の場所に位置しているのがティオマン島です。

島全体の大きさは、南北に約39km、東西に約12kmで、熱帯雨林のジャングルや岩山の景観といった手つかずの大自然がそのまま残っているパハン州に属した南海の島です。
日本人観光客にも有名なランカウイ島などと違い、ティオマン島はわりと近年までまだあまり知られていなかったため、観光地として開発が進まず、その分美しい自然が多く残っているとされています。

ティオマン島が最初に世界に知られるきっかけになったのは、1958年公開の有名なミュージカル映画『南太平洋』で、Bali Hai(バリ・ハイ)のロケ地となったことでした。
以来、特に世界中のダイバーの間で、憧れのダイビング・スポットの1つとなっており、その水深約30mのまで見通すことができるといわれる透明度の高い海には、年中を通して海外からダイビング客が集まってきます。

<下に続く>

ティオマン島への行き方は?

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ティオマン島への直行便は運航中止

目的地の島へ日本から行く直行便はありません。
この国から目的地へ行くには、まずマレーシアの首都であるクアラルンプールへの航空便を使うか、日本からシンガポールへ飛ぶ航空便を使うかしなくてはなりません。

更に、クアラルンプールやシンガポールへ着いてからも、ティオマン島へはダイレクトに行けるわけではありません。
クアラルンプールおよびシンガポールから直行便としてティオマン島空港への定期便運航を行っていたベルジャヤエアが、2014年9月から運航を中止にしているためです。

途中ターミナルとなる幾つかの街を経由して向かうことになります。

マレーシアのメルシンまたはタンジュン・ゲモッからフェリー

前述の通り、現在ベルジャヤエアのティオマン島への直行便が運休しているため、クアラルプールからもシンガポールからもティオマン島へ向かうには、メルシンもしくはタンジュンゲモッからティオマン島へ向けて出航しているフェリーに乗らなければなりません。
クアラルンプールからもシンガポールからも、フェリーの出る街へ移動するには、飛行機ではなく、バスやタクシー、自動車などを利用した陸路での移動となります。

マレー半島の対岸にあるメルシンか彼の島までは、BLUEWATER EXPERSS社のフェリーで、島に着くまでの時間は、約1時間半~2時間といったところです。
タンジュングモッから島行きのフェリーは、1日1便~3便運行していて、こちらもティオマン島へ着くまでの乗船時間は、1時間半~2時間程度です。

メルシンへの行き方①:クアラルンプールからメルシン

マレーシアの首都であるクアラルンプールからティオマン島へフェリーの出ている街メルシンへ行くには、バスとタクシーで向かう2通りの方法があります。
日本から飛行機でクアラルンプールへ行き、クアランプール国際空港からメルシンへバスで向かうには、BTS-BST(バンダー・タシック・スラタン・バスターミナル)へ行きます。

目的地行きの長距離バスは、トランスナショナル、SEPAKAT LINER EXPRESS社、S&S INTERNATIONAL社の3社によって運行されており、BTSの3階でチケットを購入します。
バスでの彼の地への移動時間は約6時間程度であり、途中1回の休憩があります。

クアランプール国際空港は、タクシーで目的地に直行する方法もあります。
空港にたくさんのタクシーが止まっているので、乗る前に値段交渉をしてから乗り込みましょう。

目安の相場は、600リンギット(1リンギット=26.45円)程度です。
メルシンまでの所要時間は、約5時間半程度になります。

メルシンへの行き方②:シンガポールからメルシン

シンガポールからメルシンへ行くには、クララルンプールと違って異国からになるので、メルシンへ向かう途中でマレーシアの入管を通過しなければなりません。
この際には、バスを降りて出国手続きを行いますので、その分余分に所要時間はかかると思っておいてください。

日本からシンガポールへ飛ぶと、MRTラベンダー駅の周辺からメルシン行きの直行バスが1日4本(3社)運航されているので、そのいずれかに乗りましょう。
チャンギ国際空港からMRTラベンダー駅までは電車が通っており、その所要時間は30分程度です。

バスの乗り場は、バスの運行会社によってそれぞれ異なります。
メルシンへの所要時間は、入管の込み具合によって変わってきますが、だいたい4時間~5時間の間といったところです。

タンジュン・ゲモッへの行き方

タンジュン・ゲモッからも、島行きのフェリーが1日に1便~3便運航しています。
クアラルンプールやシンガポールからタンジュンゲモッへ行くには、メルシン行のバスに乗って、タンジュン・ゲモッで途中下車するという感じになります。

クアラルンプールのBTSバスターミナルからタンジュン・ゲモッまでの時間は、約5時間です。

メルシンからティオマン島へ

目的の島へは、マレー半島の対岸にあるメルシンから、普通のフェリーと高速艇が運航されています。
普通のフェリーのメルシンから島へ渡る時間は2時間半、高速艇での所要時間は、約1時間半になります。

潮位などによって出航時間が変更されることも多いフェリーですが、出航時間の1時間以上前には乗船手続きを済ませておく必要があります。
チケットを購入した後は、30リンギットの「海洋公園料」を支払って乗船名簿に必要事項を記入します。

間違いなくフェリーに乗るためには、フェリー会社に電話で予約を入れて、前日にリコンファームしておくべきでしょう。

タンジュン・ゲモッからティオマン島へ

タンジュンゲモッから島へ向かうフェリーでもメルシンと同様に、チケット料金の他に「海洋公園料」(30リンギット)を支払います。
タンジュンゲモッからは、約2時間ほどの乗船時間でティオマン島へ着きます。

島に着くと5つの船着き場に寄るので、自分が下りる最寄りの船着き場を伝えておきましょう。

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自然が美しいティオマン島の治安や物価は?

ティオマン島は、近年まで観光地化せずに手つかずの自然が美しく残されたまま、わずかな幾つかの集落があるだけで、大規模な開発も都市化もされずに生き残った島です。
ですから、島の風土は非常にのんびりとしていて牧歌的であり、ギスギスしたところは微塵もありません。

したがって治安は非常によい場所です。
しかし、近年は観光客が増加していることから、その層を狙った置き引きやひったくりが増加しているという報告もありますので、用心するに越したことはないでしょう。

物価の方は、そもそもあまり街らしい街の無い島なので、物が売っている場所が限られています。
観光客の多く集まる場所はいわゆる「観光地価格」であり、一般的なマレーシアの物価と比較すれば高いです。

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きれいなビーチを満喫したい!ティオマン島の気候やベストシーズンは?

ティオマン島の気候はモンスーン気候であり、4月~9月は乾季、10月~3月は雨季です。
雨季には、北東からの季節風(モンスーン)の影響を強く受け、風も強くて波も荒くなります。

おまけにかなり激しい雨の降る日がずっと続くので、観光、特にマリンリゾートを体感するには適していません。
ティオマン島で美しいビーチなどのマリンリゾートを満喫したいのなら、ベストシーズンは乾季の6月~8月です。

この季節は、波が穏やかでほとんど雨は降らず、海の水の透明さも最も高く綺麗です。

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ダイビングにシュノーケリング!ティオマン島のおすすめの過ごし方!

ティオマン島のおすすめの過ごし方①:シュノーケリング&ダイビング

ティオマン島でのおすすめの過ごし方としては、まず挙げないわけにはいかないのが、シュノーケリング&ダイビングでしょう。
マレーシアナンバー1と言われる手つかずの美しい自然のままで透明度の高いこの島の周囲の海沿いでは、様々なシュノーケリングやダイビングが楽しめるので、世界中のダイバーたちの憧れの地となっているのです。

サンゴ礁の美しい透き通る海の中では、ウミガメともよく遭遇し、運が良ければウミガメと一緒に泳ぐことも可能です。
特におすすめなのが、テケッ村のティオマン空港にほど近いマリンパークです。

ここは、沖合50mぐらいまでを網で仕切ってあって、管理されたシュノーケルエリアになっています。
エリア内には、餌付けされている熱帯魚たちの群れが遊泳して、浮島もあり、初心者や子供でも安心して楽しめるシュノーケリングスポットとなっています。

ティオマン島のおすすめの過ごし方②:モンキービーチとモンキーベイ散策

大自然がそのまま残っているティオマン島は美しく見通しの良い海中だけでなく、島そのものにも見所はたくさんあります。
その中でも、散策スポットとして特におすすめなのが、北部にあるモンキービーチです。

このビーチには可愛らしい野生の猿たちが生息しておりティオマン島でも最も美しいビーチと名高い場所です。
ABC村から歩いて1時間程度の場所にあり、このモンキービーチと隣り合った場所にあるモンキーベイは、シュノーケルスポットとしても大人気です。

ティオマン島のおすすめの過ごし方③:ツインピークスのトレッキング

ティオマン島の特徴的な景観といえば、手つかずの熱帯雨林のジャングルとサンゴ礁と白砂の美しいビーチ、それに独特の岩山のでしょう。
ツインピークスは、ティオマン島の南側にそびえる2つの岩山のことです。

Bukit Nenek Semukutは標高659mで、Bukit Batu Sirauは、標高747mあります。
2つの突き出た岩山がドラゴンの角に見えると言うことで、有名なミュージカル映画『南太平洋』のBali Haiの舞台にもなった場所です。

遠目に見てもまさに絶景の景観ですが、ここを上っていくトレッキングツアーもあります。

ティオマン島のおすすめの過ごし方④:ムクッ滝

ツインピークスの麓のジャングルの中にあるティオマン島最大の滝がムクッ滝です。
島の南に位置するムクッ村からもほど近く、シュノーケルツアーでこの滝に行くことが可能です。

南の島のジャングルに忽然とあらわれる清流の滝はヒーリングスポットとしても人気が高いです。

ティオマン島のおすすめの過ごし方⑤:パヤビーチリゾート

タンジュングモッからフェリーに乗ってくると2つ目の港がパヤです。
このパヤの港のすぐそばにあるのが、パヤビーチリゾートです。

パヤビーチリゾートには熱帯地方らしい木造のヴィラが建ち並び、小道沿いには、海の家のようなカフェやお土産物屋さんが数件居並んで、風情を出しています。
リゾート内にはスパ専用ヴィラがあります。

ここでは、エステティシャンが2人がかりで施術するフォーハンドマッサージが名物です。
価格は、1時間で7,000円弱で、至福のリラクゼーションタイムを優雅に過ごすことができます。

基本的なクラシックマッサージコースも用意されていて、こちらは1時間で4,000円弱とリーズナブルです。

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ティオマン島には日本人が経営するダイビングショップがある!

ティオマン島には、『BLUEHEAVEN DIVERS』という2003年に開業したダイビングショップがあります。
ティオマン島のABC村にあるこのショップは、1998年からティオマン島に移り住んだ日本人オーナーのAKI氏が経営しています。

フレンドリーな雰囲気をモットーに、日本語・英語・フランス語で受講できる体験ダイビングコースから、ライセンス取得コースまで幅広く手掛けています。
ダイビングに限らず、ティオマン島のことについて気軽に教えてくれて、日本語でやり取りできるので、右も左もわからない日本人観光客にとってほっとできて頼りになるお店ですね。

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安宿から高級ホテルまで!ティオマン島でおすすめのホテル5選!

では、ティオマン島にはどのようなホテルがあるのでしょう。
ティオマン島には、以下のホテルがあります。

  1. Berjaya Tioman Resort
  2. Tunamaya Beach & Spa Resort
  3. Bagus Place Retreat
  4. Juara Mutiara Resort
  5. ABC Chalet And Restaurant 続いて、それぞれのホテルを詳しくみていきます。

1.Berjaya Tioman Resort(ベルジャヤ ティオマン リゾート)

ティオマン島には高級リゾートホテルも幾つかありますが、その中でも代表的なホテルが、Berjaya Tioman Resortです。
空港からほど近いアクセス抜群の環境に建ち、施設も敷地面積も大きく、部屋数も多い家族向けの高級リゾートホテルです。

大きなプールや、テニスコート、ゴルフ場、子供用のグラウンドまで備えていますので、遊戯に困ることはないでしょう。
2つのレストランとビーチバーがあり、一部の部屋にはミニバーも備え付けてある至れり尽くせりの仕様になっています。

宿泊料金の目安としては、8,866円 〜 20,936円となっています。

Berjaya Tioman Beach Resort
住所:Berjaya Tioman Resort, Box 4, 86807 Mersing, Johor,
電話番号:+ 60(3)2141 0088
営業時間:月曜日 - 金曜日:0900H - 1900H 土曜日:0900H - 1800H
定休日:日曜日&祝日
URL:Berjaya Tioman Beach Resort

2.Tunamaya Beach & Spa Resort(トゥナマヤ ビーチ&スパ リゾート)

ティオマン島でファミリー向けの高級ホテルとして最高にくつろげると評判のホテルが、Tunamaya Beach & Spa Resort(トゥナマヤ ビーチ&スパ リゾート)です。
ティオマン島の南部エリアに建ち、勾配のある屋根の建物がビーチ沿いに並びます。

ホテル内のほとんどの部屋からビーチや庭園を眺めることができます。
子供向けのプライベートビーチや、子ども用グッズのレンタルなど、特にお子様連れのファミリーに対しては至れり尽くせりのサービスや施設が売りとなっています。

また有名なツインピークスへのトレッキングの出発拠点として、トレッキングの時には専用の靴もレンタルしています。
宿泊料金の目安としては、14,300円 〜 25,998円となっています。

Tunamaya Beach & Spa Resort
住所:Lot 20 & 21, Kampung Sarang Burung, 86800 Tioman

電話番号:+ 607-7668886 / 8887/8888/8889
営業時間:6:30 AM - 11:00 PM
定休日:日曜日&祝日
URL:Tunamaya Beach&Spa Resort

3.Bagus Place Retreat(バグス プレース リトリート)

個性的なコテージタイプの高級ホテルをお望みの人にピッタリなのが、Bagus Place Retreat(バグス プレース リトリート)でしょう。
それぞれが違う変わった造りのコテージになっていて、270度海に囲まれたコテージ、ビーチサイドの大きな岩の上に建つコテージ、ボートハウス型のコテージなど、ファンタジーの国に来たような夢のある集合体の高級リゾートホテルです。

数々のマリンスポーツの道具を無料でレンタルしていて、ここを拠点に思う存分ティオマン島の海を楽しむのに最適です。
宿泊料金の目安は、28,315円 〜となっています。

Bagus Place Retreat
住所:Kampung Pasir Sarang, Mukut, Tioman Island, 2680
電話番号:(+ 6)016 9933239
営業時間:月 - 金9am - 5.30 pm
定休日:土日&祝日
URL:Bagus Place Retreat

4. Juara Mutiara Resort(ジュアラ ムティアラ リゾート)

ここまで3つ高級リゾートホテルを紹介してきましたが、ここから2つはリーズナブルな格安リゾートホテルをご紹介しましょう。
まず1つめの格安ホテルは、Juara Mutiara Resort(ジュアラ ムティアラ リゾート)です。

ビーチのフロントに建ち並ぶバンガロー風の質素な造りの客室を揃えたホテルです。
かといって決して粗末な造りではなく、シャワーコーナー(アメニティ付き)やバンガローも付いていて、ゆったりのんびりとくつろぎながらティオマン島でのリゾートを楽しむことができます。

宿泊料金の目安としては、4,290円 〜とかなりお得です。

Juara Mutiara Resort
住所:Juara Mutiara Resort, Kampung Juara, 86800 Pula
電話番号:609-4193161 / 76
営業時間:0900H - 1800H
定休日:土日&祝日
URL:Juara Mutiara Resort

5.ABC Chalet And Restaurant(ABC シャレー アンド レストラン)

最後にご紹介するティオマン島で格安で宿泊できるホテルは、ABC Chalet And Restaurant(ABC シャレー アンド レストラン)
です。
格安ホテルながらも、シービューとガーデンビューの2タイプから部屋を選ぶことができ、シービューにはシングルベッドの他ダブルベッドも1組備え付けてあるので、家族連れでも泊まることができます。

全室にバルコニーも備わっていて、併設レストランにおいては、バーベキュー施設もあります。
宿泊料金の目安としては、2,002円 〜と驚異のコストパフォーマンスを実現しています。

ABC Chalet And Restaurant
住所:マレーシア 〒26800 パハン クアラ・ロンピン
電話番号:+60105189798
営業時間:0900H - 1800H
定休日:日祝日
URL:ABC Chalet And Restaurant

<下に続く>

ティオマン島への行き方は?治安やベストシーズン、おすすめの過ごし方のまとめ

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日本人の移住者も増えている国であるマレーシアにあって、その中でも「最も美しいビーチを持つ島」と言われているティオマン島-。
ここでは、ティオマン島の魅力や行き方などを掘り下げて紹介してきました。

他の有名な島々のようにまだ大規模に観光地化していない手つかずで美しい大自然が魅力の島でしたね。

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