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2019/01/18

コストコのリンツチョコレート!違いはある?値上げしても価格が安い理由

手軽に購入できる外国産のチョコレートとして名高い、スイス・リンツ社(Lindt)の看板商品「リンドール」。

チョコレート好きならば一度は口にしたことのあるリンドールは、インパクトのある大きさと至福のくちどけがクセになると大人気です。
そんなやみつきの魅力あふれるリンドール、直営店以外にもコストコで買えるのですが、お値段や味の違い、産地の違いなどをレポートしました。

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Large lindor

コストコのリンツチョコレートについて

コストコはもともとはアメリカの企業で、国内外の品質の良い商品や有名ブランドなどを低価格で購入できる倉庫型の店舗です。
会員制という特徴があり、年会費を払うことにより低価格で商品が購入できるのです。

今回ご紹介する、海外有名ブランドのチョコレート、リンツ社のリンドールはスイスと言えばリンツ、と言われるほどの有名店の看板商品。
直営店でも購入可能なリンツのリンドールですが、コストコでは直営店よりも割安で購入できます。

スイスで創業のチョコレート専門店「リンツ」

世界中にファンの多いスイスの誇るチョコレート会社リンツ(Lindt & Sprüngli AG/リンツ&シュプルングリー)は1845年に創業されました。
元々は町の小さなお菓子屋さんとしてスタートしましたが、1879年に従来の製法による硬いチョコレートから滑らかなチョコレートの製法を発明し、世界的に有名になりました。
 
現在ではスイスに本社を置き、他にもドイツ、フランス、オーストリア、アメリカなど世界各地に工場を展開することにより、安定した高い品質と生産を続けています。
また世界300店舗以上にもなる店舗を展開し、日本でも直営店やアウトレット店、オンラインをはじめ、郊外の大型会員制倉庫店であるコストコや輸入食品のカルディ、いかりスーパーマーケットや紀ノ国屋、成城石井などの高級スーパーでも販売されています。

人気商品は「リンドール」

リンツ社の不動の人気を誇るチョコレートと言えばやはり看板商品のリンドールでしょう。
リンドールは1949年に誕生したまあるいボール型のチョコレートです。

大きめのスーパーボールほどもある、見た目もイパンクト大のリンドールは直径が約3cmのボリューム。
ひとつひとつがキラキラの包み紙で丁寧にキャンディー包みになっているのも、わくわくしますね。

外側はきれいなボール型のシェルに覆われていて、中にはとろける舌触りのなめらかチョコレートがフィリングされています。
指でつまむだけで体温でとけはじめてしまう繊細さもリンドールの魅力です。

<下に続く>

コストコの「リンツチョコレート」は安い?その理由は?

スイスで創業されたリンツのチョコレートですが、現在,工場はヨーロッパ各地とアメリカ合衆国にあり、世界各国へ向けて輸出されています。

直営店でのリンドールの価格と、コストコで売られているリンドールの価格に違いがあることが知られています。
チョコレートの原産国(工場)の違いや販売方法の違いにより価格が異なってくるのかどうか、調べてみました。

直営店はスイス産、コストコはイタリア産

コストコのリンツチョコレート・リンドールはアメリカの工場で生産されたものが主流でしたが、2018年の秋からの輸入はより本来の生産国に近いイタリア産となっています。
とはいってもそれは本場スイス産と大きく違うわけではありません。

日本のコストコだけではなく、ヨーロッパをはじめとし海外で売られているリンドールや、リンツ社の板チョコもイタリア産が多く出回っています。
またリンツ以外でも、例えば高級チョコレートの代名詞ゴディバのパッケージには本来のベルギー産ではなくベルギー産のチョコレートを使用したトルコ産などと表記があったりします。

品質を落とさずに広く一般消費者に提供するためには、生産価格を少しでも抑えられる海外の工場へ拠点を移した例と言えるでしょう。
とはいえ、イタリアもバッチなどの美味しくて有名なチョコレート工場が沢山ある美食の国です。

コストコのリンドールは、スイスのメーカーがイタリアの工場で生産していると言うだけの本物で、変わらない美味しさであると言えます。

コストコの「リンツチョコレート」は安い?違いはある?

直営店で販売されているリンツチョコレートの平均的な価格は各100g入りで486円からですが、約20種類の定番商品のほかにハロウィーンやクリスマスシーズンの季節限定商品があります。
リンドールの重さが1個当たり約13gですので、100g入りは8個入りです。

味によって多少価格に違いはありますが、大体1個当たり60円~70円ほどになりますね。
また直営店ではピック&ミックスという量り売りがされていて、好きな味を好きな量購入できます。

コストコで販売されているリンドールは48個入りで1600~1700円前後です。
アメリカの会社らしく大量パックがメインですが、リンドールひとつ辺りのお値段は約35円と直営店に比べ約半額ほどとお手ごろです。

単品のパックのほかに、ミルク・ダーク・ホワイト・ヘーゼルナッツの4種類が各12個ずつ入っているお得なアソートパックがありますので、色々な味を試してみたい方にはこちらのアソートパックがおすすめです。

コストコの「リンツチョコレート」が安い理由

まずコストコの性質が、会員制ということが第一の理由と言えます。
年会費は、法人会員(ビジネスメンバー)で3850円、個人会員(ゴールドスターメンバー)が4400円となっています。

つまり、コストコで買い物をしたい場合は最初に会員になる必要があると言うことですね。
決して安くない会員費ですので、いったん会員になれば年内中できる限り何度もコストコへ行ってお買い物を楽しみたいと思うのが通常でしょう。

コストコは会員制と言うことで、メンバーには消費価格を還元しています。
またコストコの正式名称は「コストコホールセール」と言いますが、ホールセールと言うのは卸売り、という意味なので本来の消費価格よりも安い卸売価格で商品が購入できるわけです。

コストコは商品の購入ルートは基本メーカーからの直接仕入れのため、中間業者を挟みません。
そのため卸売りと言えるくらいの低価格で消費者に販売できるようになっているのです。

大量仕入れや輸出入に関するコスト、物流にかかるコストを削減することによって消費者価格を低く抑えているので、もともと物価の高いスイス製のリンドールも比較的安く販売できると言うわけです。

<下に続く>

コストコの「リンツチョコレート」の味!7種類紹介!

直営店では常時20種類+季節の限定品などのあるリンドールですが、コストコでは特に人気のある定番ともいえる7種類を販売しています。
リンツ社のリンドールの特徴、そしてコストコで購入できるリンドールについて詳しく見ていきましょう。

チョコレートは全て二層構造

リンドールの一番の持ち味とその人気の秘密と言えば、2層構造によって実現したそのリッチな滑らかさと言えるでしょう。
常温においているとその室温だけで中身が液状になってしまうほどに柔らかなリンドールですから、コストコでは秋口からの販売と言うのも頷けますね。

外側のシェルは、見た目もかわいらしいつるんとしたきれいな球形です。
その中に、クリーミーで少しの温度でもとろけてしまう、繊細なチョコレートがつめられています。

口に入れれば、やわらかに溶けるリンツのリンドール。
その魅力に取り付かれ、リンドールを買うためだけにコストコ会員になる人がいるというのも納得です。

コストコのリンツチョコレート味①ミルク

一番人気はやっぱり誰にでも好かれるミルクチョコレート
ミルクチョコレートのシェルの中のミルクチョコレートクリームは、舌に絡みつくような滑らかさと味わいでハマってしまう人が続出です。

リンツのチョコレートは、コンチングと呼ばれる特別なチョコレートを練る技術が生かされています。
チョコレートを滑らかに均一にする温度調整技術、テンパリングは広く知られていますが、コンチングは実はリンツが開発したチョコレートの技術。

コンチングすることによってチョコレートを摩擦熱で温めて液化を促し、チョコレートに含まれる余分な水分を飛ばすことによって味を凝縮させるのです。
ミルクはコンチングの技術を存分に舌の上で味わえるといえるでしょう。

コストコのリンツチョコレート味②ビター

ミルクの甘さは少し苦手な方におすすめしたいのは、こちらのビター
リンドールのビターは、その大人な見た目とは裏腹に苦すぎず食べやすいビターチョコレートです。

パッケージは黒地×シルバーのビターチョコレートらしさですが、リンツの滑らかな食感で頂くビターはなぜか苦く感じないのです。
リンツの技術で造られたリンドールは冷やしてもカチコチに硬くなってしまいません。

繊細なくちどけが甘いものが苦手な人にも喜ばれるリンドールのビターは食後のスイーツとしてもおすすめですよ。

コストコのリンツチョコレート味③ヘーゼルナッツ

ナッツ系の香ばしさや食感がお好きな方へおすすめしたいのは、リンドールのヘーゼルナッツ味。
外側のシェルはミルクチョコレート、中のフィリィングには細かく刻まれたヘーゼルナッツが入ったプラリネが詰まっています。

プラリネはローストしたナッツに砂糖を加えてカラメリゼしたもの。
カリカリとした歯ごたえのナッツととろけるミルクチョコレートのベストマッチしたお味です。

常温だと中のフィリングが液状になってしまいヘーゼルナッツとの融合がお楽しみいただけないので、こちらの商品は冷蔵庫などで冷やすと、チョコレートとヘーゼルナッツの一体感をより楽しんで頂けます。

コストコのリンツチョコレート味④ホワイト

ホワイトチョコレート好きにはたまらない、ミルク感たっぷりのまったりとした風味をおたのしみいただけるのがリンドールのホワイト
外国産のホワイトチョコレートのこの甘さを知ってしまったら他のものでは物足りなくなってしまいますね。

外側のつるんとしたシェルは冷やすといっそうカリッとした美味しさですが、中身のホワイトクリームは柔らかく体温でとろけます。
甘ったるくてのどに来る甘さではなく、トロリとしているのにミルク感の強い濃い味といった感じです。

ホワイトチョコレート好きな方は試してみる価値があります。
スイスの高品質なミルク感をしっかりお楽しみいただける味です。

コストコのリンツチョコレート味⑤キャラメル

甘いミルクよりも、さらに甘さのほしい時には絶対これ、というのがキャラメル味です。
外国のあまいキャラメル風味いっぱいのフィリングは一粒でも気持ちをほっとさせてくれるので、疲れているときにも脳のエネルギーチャージにもおすすめの一粒!

こちらはチョコレートのシェルにそのままキャラメルが入っているわけではなく、キャラメル風味のチョコレートフィリング
外側のシェルをカリッとかむだけで、ふわっとキャラメルの甘く香ばしい風味が鼻を突き抜けます。

キャラメルの懐かしい風味が食べるだけで癒し効果も抜群と評判です。
コーヒーとの相性が非常に良いので、午後のひと時やお仕事の疲れた合間に一粒いかがでしょうか。

コストコのリンツチョコレート味⑥抹茶

日本だけでなく、昨今は世界でも抹茶ブームが訪れていますがそれでも海外では手に入りにくいリンドールの抹茶味。
抹茶味のチョコレートはチョコレート界のジャパンフレーバーですが、リンドールの抹茶味は、日本以外にもアジア各国とオーストラリアでの限定販売で欧米では販売されていないことから、海外在住の方には喜ばれること間違いなしですね。

リンドールの抹茶味は、ホワイトチョコレートの甘いシェルの中はほろ苦さのある抹茶クリームのフィリングという抹茶チョコレートの王道の極み。
抹茶クリームはまろやかな美味しさのやさしい味なのでどなたにも食べやすく、ちょうど良い甘さが抹茶嫌いの人にも受け入れられています。

人気の味なので売り切れ店舗も続出しています。

コストコのリンツチョコレート味⑦ストロベリー&クリーム

実は海外では珍しいフレーバーがいちご味のチョコレートですが、リンドールのストロベリー&クリームはストロベリーフレークの練りこまれたホワイトチョコレートのシェルに、あまずっぱいいちごのフィリングがマッチして、イチゴミルクのような味わいが大人気です。
きらきらのシャンパンピンクのパッケージが店頭でも目を引きます。

包みを開けるとフレッシュで濃厚ないちごの香りがしますが、お味のほうは決してくどくなく、ミルキーでふくよかなストロベリー風味です。

<下に続く>

コストコのリンツチョコレートでワンランク上の週末を

なめらかさと甘さ、香り高さで外国産のチョコレートのなかでも知名度の高いリンツのリンドールですが、この美味しさを低価格でコストコで購入できるとしたら、ついコストコへ行く頻度が上がってしまいそうです。
繊細で溶けやすいリンドールですから、涼しい季節にしか入荷はありませんが、寒い冬にはリンドールの美味しさが更に増す印象です。

冬にイチオシのリンドール、色んなフレーバーを試してみたいですね!

Lindt(リンツ) リンドール 5粒入り(60g) (お好み【6袋】セット S-3
3240円

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