どこいく|国内・海外旅行のおすすめ情報メディア
2019/02/14

関之尾の滝の伝説とは?日本の滝百選の絶景と甌穴群!行き方は?

今回は、宮崎県都城市にある関之尾の滝を紹介します。
日本の滝百選にも選ばれた、豪快な滝への行き方はもちろん、現地に残る伝説についても詳しく紹介していきます!

ライトアップイベントやバーベキューが出来る場所もあるので、昼も夜も楽しめる場所となっています。
周辺の観光情報やお土産情報もお届けしますので、宮崎県へ行くなら要チェックです。

本コンテンツは当サイトが独自に制作しております。各広告主様やアフィリエイトサービスプロバイダ様から商品案内や広告出稿をいただくこともありますが、各事業者様がコンテンツ内容等の決定に関与することはございません。本サイトは広告およびアフィリエイトサービスにより収益を得ています。コンテンツ内で紹介した商品が成約されると、売上の一部が当サイトに還元される場合があります。
Large westboundary photography chris gill 60180 unsplash  1

関之尾の滝がある宮崎県都城市ってどんなところ?

都城市は「みやこのじょうし」と読みます。
都城市は宮崎県の南西端にあり、宮崎市に次いで、県内第2の主要都市となっています。

都城という名前の由来は、現在の都島町の位置に北郷義久が築いた城が「都之城」という名前だったからです。

内陸部の盆地になりますので、年平均気温は16.5℃と宮崎市よりも少しだけ低い気温です。

市内には数か所の温泉があり、日本神話に登場する高千穂峰がある市でもあります。

主な産業は牧畜業が盛んで、都城牛や地鶏が有名ですので食のお楽しみもありますね。
また焼酎の製造も盛んで、多種類の焼酎を楽しむことも出来ます。

<下に続く>

関之尾の滝の行き方は?

関之尾の滝は関之尾公園内にあります。
JR日豊本線都城駅から車で約20分で行けます。

西都城駅からは車で約15分となっており、宮崎空港からは車で約60分です。

レンタカーを使わない場合は、高崎観光バスがおすすめです。
霧島神宮行きに乗って、関之尾滝で下車をすればすぐです。

高崎観光バスは都城駅から出ているので、電車の旅でもスムーズに行けます。
都城駅からは約35分で到着します。

時刻表については高崎観光バスのホームページに載っていますが、本数が少ないのでチェックしてから向かいましょう。

<下に続く>

日本の滝百選に選ばれた関之尾の滝はどんな滝?

関之尾の滝は大滝と、男滝、女滝からなります。

幅40m、落差18mある大滝と木の間から流れる男滝と女滝があり、大滝の右側にあるものを男滝と呼び、大滝より少しだけ下流の右側にあるものを女滝と呼びます。

このうち自然に出来た滝は大滝のみで、男滝は北前用水路を作る時に人工的に作られました。
女滝も人工的に作られたもので、北前用水路の水を下に落として、下の用水路で受け取るために作られました。

北前用水路とは明治時代に、関之尾滝の少し上流で水を分けて、下流に農業用水を流すために作られた水路です。

雄大な自然の中、大きな音とともに流れる水は迫力満点です。
滝近くには吊り橋があり、そこから眺めると、水しぶきが飛んでくるほど近くで見ることが出来ます。

<下に続く>

関之尾の滝の上流には甌穴も!甌穴ってなに?

甌穴とは、河底や河岸の岩面の上に出来る円形の穴の事です。
約34万年前に噴火で出来た凝結凝灰岩に、霧島山系からの清流が流れ込みました。

そして長い年月をかけて、石や岩などの破片が川床の柔らかい場所を少しずつ削って出来上がりました。

関之尾の滝の甌穴群は、フランスのホンデスールより大きく、世界一と言われています。

1928年には国の天然記念物に指定されました。
甌穴群は滝のすぐ上流にあります。

ただ川の中にあるものなので、水量が多いと一部しか見ることが出来ません。
しかし逆に水量が少ないと渡ることが出来る橋があります。

この橋から眺める甌穴群は、素晴らしい景色と好評です。
大雨の後などは水量が増えますので、晴天が続いた後の方が観光にはおススメです。

<下に続く>

関之尾の滝の悲恋伝説はどんなお話?

約650年前に、都城島津家初代領主の北郷資忠が家臣達を連れてお花見を行いました。

その時に領内一の美女である「お雪」という娘が北郷資忠にお酌をしました。
しかし緊張してしまったお雪はお酒をこぼしてしまいます。

お雪はこのことを恥じて、朱塗りの盃を持ったまま、滝壺に身投げしてしまいました。
しかしお雪には経幸(つねゆき)という恋人がいたのです。

経幸(つねゆき)はとても悲しみ、滝の側に来てはお雪の名前を何度も呼び続けました。

そして滝近くの岩にお雪への想いを込めた、一首の歌を残して行方不明となってしまいます。

経幸(つねゆき)の思いに応えるように、毎年名月の夜になると朱塗りの盃が滝壺に浮かび上がるようになりました。

それ以降、恋人同士で男滝と女滝にお酒を流すと、2人は末永く結ばれると言い伝えられています。

現在は2人を偲ぶ伝統行事として、7月下旬にお雪さんの盃流しが行われています。

<下に続く>

夏の時期は関之尾の滝のライトアップイベントも!

夏の間は滝のライトアップイベントが開催されます。
闇夜に浮かぶ荘厳な滝の、幻想的な景色は必見です。

毎年8月の末までの開催で、日没から21時までになります。
庄内地区まちづくり協議会が町おこしの一環として始めました。

大きな滝の近くで夜ということもあり、涼しくて気持ちがいいと好評です。
ロマンティックな景色の中、夕涼みに出かけるのもいいですね。

滝も公園内にあるので、静かな空間の中、滝の音だけが響きます。
癒されること間違いなしです。

滝はマイナスイオンで溢れているので、リフレッシュすることも出来ますね。

<下に続く>

関之尾の滝周辺は紅葉の名所!

滝周辺は紅葉の名所としても有名です。
秋には、本数は少ないですが吊り橋から清流の両岸に紅葉が見られます。

関之尾公園内には遊歩道が整備されていて、遊歩道では赤く染まった木々の中、雄大な滝や甌穴群を観ながら散策することが出来ます。

地元の人も訪れるスポットとなっており、ゆっくりと秋を感じることが出来るのでおススメです。
散策に疲れたら、ベンチに座って滝の音に癒されるのもいいですね。

紅葉情報は都城観光協会のホームページでチェック出来ますので、秋の深まりと共に訪れてみるのもおススメです。

<下に続く>

関之尾の滝は心霊スポット?

実は関之尾の滝は心霊スポットとしても有名です。
なんでも自殺者が絶えないのだとか。

周辺にも色々な噂があります。
近くにある公衆トイレで霊を見たという噂や、関之尾滝へ行く道にあるガードレールは、何度塗りなおしても赤く染まっているなどです。

地元の人の話ではそのガードレールでは交通事故が多発しており、何度塗りなおしても赤く錆びてしまうそうです。

あくまで噂ではありますが、オカルト好きには有名な話で恐怖体験のまとめ記事などもあります。
夜に出かける時はドキドキしてしまいますね。

森林の多い公園内の滝なので、色々な噂が出てしまうのでしょうね。
ただ夜は明かりが少ないので、気を付けて行くに越したことはないですね。

<下に続く>

関之尾の滝という名前の焼酎も!

都城酒造で醸造されているのが関之尾の滝という焼酎です。
芋焼酎と麦焼酎の2種類が製造されていて、焼酎好きからは安くて美味しいと噂になっています。

サイズも5リットルと大きなものも販売されていてコスパもいいとのこと。
味はフルーティで女性にも飲みやすいと好評です。

元々、焼酎の製造は九州地方が盛んですし、お酒が飲める方は旅先の焼酎を飲んでみるのもいいですね。

度数は25度となっており、お酒に弱い方は水かお湯などで薄めて飲む方がおススメです。

もちろんこれ以外にも、焼酎醸造の街ならではの美味しい焼酎がありますので、お酒好きな方は色々な銘柄を試してみるのもおススメです。

<下に続く>

関之尾の滝を観光した後は「滝の駅 せきのお」でお土産を!

駐車場内にある滝の駅 せきのおでは、休憩スペースがあったりお土産が買えたりします。

都城市の地場産の土産物が並べられており、ここでしか買えない商品としては関之尾滝かすてら饅頭があります。

アイスクリームなども売っており、中でもマンゴーアイスは人気の一品です。
観光に疲れたら、ここで甘いものを摂って休憩するのはいかがでしょうか。

「滝の駅」があるのは全国でも大変珍しく、地元の銘菓も並べられているので、お土産選びにはぴったりです。

また店舗内には滝の茶屋があり、ガネうどん・そばがオススメです。

不定期で地元の味自慢が集うガネコンコンテストを開催しており、このガネコンテストが開催されている日程に当たればラッキーですね。

ちなみに、ガネうどんとは薩摩の郷土料理となっています。

<下に続く>

関之尾の滝の近くではキャンプやバーベキューも楽しめる!

関之尾の滝から甌穴群を見ながら川沿いに歩くと、緑の村キャンプ場に着きます。

このキャンプ場は宿泊レジャー施設が充実しており、バーベキューも出来ます。
台所やお風呂、冷蔵庫、冷暖房完備のケビンや、大人数が泊まれるバンガローもあって自然の中でリフレッシュするのもいいですね。

敷地内にはテニスコートやプール、また様々なイベントが開催されている自然活用センターもあります。

自然活用センターでは毎月、イベントが行われており、過去にはソバ打ち体験や巣箱作り体験なども催されました。

毎年恒例となってる夏期限定イベントでは、1人500円でソーメン流しを楽しめます。
イベント内容をチェックして、キャンプやバーベキューの予定を立てるのもいいですね。

<下に続く>

滝の他にもいろいろ!関之尾の滝の周辺のおすすめ観光スポット5選!

では、関之尾の滝の周辺の観光地をみていきましょう。
関之尾の滝の周辺には、以下の観光地があります。

  1. 溝ノ口洞穴
  2. 母智丘公園
  3. 霧島神宮
  4. 高千穂牧場
  5. 霧島ファクトリーガーデン

続いて、それぞれの観光地を詳しく見ていきましょう。

①溝ノ口洞穴

パワースポットとして注目を集めている溝ノ口洞穴は、数千年の長い年月をかけて作られた岩穴です。

横13.8m、高さ8.6m、全長が224mあり、洞穴内には縄文時代の生活跡などがあります。

洞穴の奥には小さな社があり、ぽっかりと空いた穴から陽光が差し込んで神秘的な雰囲気をかもしだします。

山道を車で向かうことになりますが、交通量がそれほど多くないので、それほど心配することはありません。

駐車場やトイレも完備されているので、ゆっくりと観光することが出来ます。

溝ノ口洞穴
住所:〒899-4103 鹿児島県曽於市財部町下財部4907
URL:溝ノ口洞穴

②母智丘公園

日本の桜名所百選にも選ばれる、桜の名所です。
公園内には約2キロメートルも続く桜並木があり、奥には神社があります。

神社は公園側からは長い階段を登る必要がありますが、境内には巨岩があり、信仰の対象となっています。
神社からは公園全体が見渡せ、ピンクの絨毯を敷き詰めたような絶景に出会えます。

毎年3月下旬から4月上旬にかけて桜祭りが開催されており、たくさんの地元の人や観光客が訪れます。

24時間入ることが出来るので、昼間はもちろん、夜桜も楽しむのもいいですね。

母智丘公園
住所: 〒885-0091 宮崎県都城市横市町 JP
URL:母智丘(もちお)公園

③霧島神宮

霧島神宮は日本神話に登場するニニギノミコトを祀る歴史の古い神社です。

1989年に国の重要文化財に指定され、毎年元日と2月11日に奉納される九面太鼓は、伝統芸能として有名です。

また、坂本龍馬とお龍が新婚旅行で参拝した神社としても有名です。
朱色の社の入口には、硫黄泉の小さな池があり、温泉の街らしい神社となっています。

厳かな雰囲気で、パワ霧島神宮は日本神話に登場するニニギノミコトを祀る歴史の古い神社です。

1989年に国の重要文化財に指定され、毎年元日と2月11日に奉納される九面太鼓は、伝統芸能として有名です。

また、坂本龍馬ースポットとしても注目の場所となっており、桜や紅葉の隠れた名所であることも、人気の一つです。

霧島神宮
住所:〒899-4201 鹿児島県霧島市霧島田口2608−5
URL:霧島神宮

④高千穂牧場

高千穂牧場では、乳しぼり体験や乗馬、ソーセージやバター、アイスクリームの手作り体験などが楽しめます。

たくさんの動物と触れ合え、羊ヶ丘展望台からは遥か彼方に錦江湾と桜島を見ることが出来ます。

園内は広く、レストランや売店、野外フードコートもあって1日楽しめちゃいます。

特にヨーグルトは人気の品で、大量購入される方もいるのだとか。
近くに雄大な高千穂峰が広がり、のんびりと園内を散策するのもいいですね。

高千穂牧場
住所:〒885-0223 宮崎県都城市吉之元町5265−103
電話番号:0986−33−2102
営業時間:4月〜10月は9:00~17:30
     11月〜3月は9:00~17:00
定休日:不定期
入場料や利用料:無料
URL:高千穂牧場

⑤霧島ファクトリーガーデン

黒霧島や赤霧島で有名な、霧島酒造のガーデンパークです。
本格焼酎の工場見学や、霧の蔵ミュージアムがあったり、グラウンド・ゴルフ体験などが出来ます。

レストランでは、ここでしか飲めない焼酎があり、料理も好評です。
敷地内にはお酒の神様を祀る小さな社があり、お酒関係の願い事をする方に愛されています。

焼酎が苦手な方はレストランで地ビールも飲むことが出来、焼酎ソフトクリームも隠れた人気です。

各種イベントも開催されていますので、イベントをチェックしてから行くのもいいですね。

霧島ファクトリーガーデン
住所:〒885-0093 宮崎県都城市志比田町5480
電話番号:0986-21-8111
営業時間:施設によって異なります
定休日:施設によって異なります
入場料や利用料:無料
URL:霧島ファクトリーガーデン

<下に続く>

関之尾の滝の伝説とは?日本の滝百選の絶景と甌穴群!行き方は?のまとめ

関之尾の滝は悲恋伝説や心霊スポットとしても有名ですが、やはり雄大な自然で出来た滝に、人工的に作成された男滝と女滝がマッチして素晴らしい景色に出会えます。

地元の人に愛される理由も納得ですね。
四季折々の自然の美しさに癒されに行きましょう。

都城市に訪れたときは、ぜひとも一度足を運んでみて下さいね。

Thumb 45413339 296376170978438 8293943338793435136 n
written by

国内・海外旅行のおすすめ情報メディア「どこいく」の編集部です!
毎日参考になるおでかけ情報を発信しています!

関連記事
おすすめ記事
Dokoiku add line image
どこいくの
おすすめ記事がLINEに届く!
Add line
Dokoiku add line image
どこいくの
おすすめ記事がLINEに届く!
Add line