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2019/02/08

新幹線のグランクラスの料金は?割引はある?サービスやラウンジも紹介

新幹線の座席の最高クラスで新幹線のファーストクラスともいわれるグランクラス。

ハイクオリティな座席と最高のサービスが受けられるグランクラスは普通料金に上乗せすれば誰でも利用可能です。

快適な環境と質の高いサービスを受けられるグランクラスの料金、割引制度、サービスなどをご紹介します。

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【料金の前に】新幹線のグランクラスとは?

料金が気になる新幹線のグランクラスとは、JRの新幹線で提供されている座席のサービス名称です。
飛行機で最上クラスである、ファーストクラスに相当する座席になります。

グランクラスのグランはフランス語で大きなという意味があり、英語のクラスを組み合わせて作られた造語です。
名前の通り、最も料金の安い普通席、一般的にはハイクラスとされているグリーン車よりも、1席の占有面積が広くなっています。

グランクラスは座席が広いというだけではなく、上質で洗練された環境で快適な乗り心地と上質なサービスを提供している座席です。

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【料金の前に】グランクラスがある新幹線の路線は?停車駅は?

快適な乗り心地と上質なサービスが受けられる、新幹線のファーストクラスと言われているグランクラス。
JR全ての新幹線路線で営業されているのではなく、決まった路線で営業されています。

2011年東北新幹線の新型車両E5系の導入に合わせてE5系、H5系「はやぶさ」で営業が開始されました。
全列車が停車する主要停車駅は、東京、大宮、仙台、盛岡、新青森です。

その後は「はやて」、「やまびこ」、「なすの」でも営業がスタートしています。
全列車が停車する主要停車駅は、はやてが東京、大宮、仙台、盛岡、二戸、八戸、新青森です。

やまびこは、東京、大宮、福島、仙台、古川、くりこま高原、一ノ関、水沢江刺、北上、新花巻、盛岡です。
なすのは、東京、上野、大宮、小山、宇都宮、那須塩原、新白河、郡山です。

2015年には北陸新幹線E7系・W7系にも設定されており、「かがやき」、「はくたか」、「あさま」で営業がスタートしています。
全列車が停車する主要停車駅は、かがやきが東京、大宮、長野、富山、金沢です。

はくたかは、東京、上野、大宮、長野、上越妙高、糸魚川、黒部宇奈月温泉 、富山、新高岡、金沢です。
あさまは、東京、上野、大宮、高崎、軽井沢、佐久平、上田、長野となっています。

グランクラスは、東北新幹線、北陸新幹線で営業されており、全列車が停車、一部列車が停車、ごく一部が停車、全通過する駅があります。

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グランクラスの料金は?

新幹線のファーストクラスとも言われており、快適な座席や専任のグランクラスアテンダントのサービもあるグランクラス。
普通席、グリーン車以上の料金を支払う必要があります。

グリーン車を利用する際には、グリーン料金が必要になるように、グランクラスを利用する際には、グランクラス料金が必要になります。
グランクラス料金以外にも新幹線は、運賃と特急料金が必要なため利用には3つの料金を支払います。

東北新幹線のE5系「はやぶさ」のケースでは、東京から仙台間は普通料金が10,890円、対してグランクラスは19,380円です。
ご覧いただくと分かるように、普通席とグランクラスでは料金に8,000円以上の開きがあります。

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【料金に見合った価値あり】グランクラスの車両と座席の特徴

グランクラスは距離や乗車区間で変化しますが、グランクラス料金という利用料金をプラスで支払う必要があります。
グリーン車以上に高くなるグランクラスですが、料金に見合った価値はあります。

普通席は同じ席が連なり隣との距離も近く、ランクアップしたグリーン車でもすぐ隣に他のお客さんが座っています。
しかし、グランクラスは車両、座席共に他のクラスとは比べ物になりません。

グランクラスの車両は、木質とメタリックのウォーム&ナチュラルな上質で洗練された雰囲気です。
床にはウールの絨毯が敷かれるなどインテリアへのこだわり、優しい照明など雰囲気へのこだわりが感じられます。

座席は、本革製で最大45度までリクライニングが可能です。
使いやすいダイニング、サイドテーブル、読書にも最適なデスクライト、半透明のパーテーションなど、プライバシーに配慮され快適な空間で過ごすことができ、料金にも納得のクオリティです。

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2種類のグランクラスとそのサービス。食事は?料金に差はある?

グランクラスには、AとBの2種類があり、その2種類はさまざまな面でサービスに違いがあります。
サービスの違い、食事や料金の差についてもご紹介します。

グランクラスAとBの違いは?料金の差は?

グランクラスには、AとBがありますが、その大きな違いは接客サービスの有無です。
接客サービスがあるか、ないかによって料金にも差が発生しています。

まずAは、グランクラスアテンダントという人が乗車しており、専任で食事やドリンク、アメニティなど提供といった車内を受けることができます。
対してBは、アテンダントの配置がなく、これに伴い車内サービスは一切ありません。

Bの場合は、シートのみの営業という表現で記されておりアテンダントの有無が分かります。
このようにAとBでは、同じグランクラスの座席でも、接客によるサービスの有無に差が生じている状態になります。

この状況を打開するために、AとBでは料金に違いがあります。
専任スタッフがいるAよりもBの方が、料金は安く設定されているということです。

グランクラスAで受けられるサービスと食事

グランクラスAでは、専属スタッフによるおもてなしが受けられます。
おもてなしには、ドリンク、アメニティ、食事とサービスが充実です。

ドリンクは、アルコール、ソフトドリンクなど約10種類が提供されており、無料で飲み放題です。
アメニティは、快適に過ごすためのスリッパやブランケット、アイマスクなどのほか、新聞や雑誌の貸し出しもあります。

食事は、和軽食と洋軽食の用意があり、沿線各地にちなんだ数々がお弁当箱に詰められています。
北海道、東北新幹線の冬メニューには、牛タンそぼろご飯、北海道産真鱈のグリルなど地元のグルメ。

北陸新幹線には、北陸編の能登鶏卵の玉子焼、東京編の江戸巻、洋食には信州ハム製ハムとチーズサンドなど、沿線地域の地元の味や季節のメニューにもこだわられています。

東京駅発のグランクラスに乗ると、ビューゴールドラウンジが利用できる

東京駅発のグランクラスの利用者は、東京駅にあるプレミアムなラウンジが利用できます。
そのラウンジは、ビューゴールドラウンジといい限られた人しか利用することができません。

東京駅1階 八重洲中央口前にあるラウンジは、午前8時~午後6時まで営業されています。
落ち着いたモダンな雰囲気があり、34席の多すぎない席数でゆっくりとくつろぐことができます。

ラウンジ利用には条件があります。
対象者は対象クレジットカードを保有してグリーン車を利用する人、ラウンジご利用券を持つ人、当日にグランクラスを利用する人です。

ラウンジでは、オーダーによるドリンクサービス、お菓子のサービス、雑誌や新聞の用意、無線LAN、荷物を預けられるクロークを利用できます。

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【料金が分かったら】グランクラスの切符の買い方。ネット予約はできる?

料金が分かり、利用することになれば実際に切符を購入する必要があります。
グランクラスの切符は、みどりの窓口・券売機、ネット予約のえきねっとで購入可能です。

みどりの窓口および券売機は、駅構内にあります。
切符は乗車日となる日1ヶ月前から購入可能になり、窓口では購入する旨を伝える、券売機では案内に従うことで購入できます。

ネット予約は、JR東日本のサイトえきねっとで購入できます。
えきねっとは、会員登録をして1ヶ月前に購入できるだけでなく、さらに1週間前から事前予約登録が可能です。

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【料金は分かったけど】グランクラスの特急料金は割引の対象外

グランクラスのサービスを展開している、JR東日本では設定割引料金が適用されるえきねっとトクだ値というサービスがあります。
普通席に比べると割高なグランクラスで割引きされると嬉しいですが、グランクラスの特急は割引き対象外です。

他にも、JR東日本では乗車券に株主優待を利用することで、割引きが適用されます。
しかし、グランクラスでは乗車券が割引きできても、グランクラス料金の割引は対象外となります。

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料金とコスパを考えると、グランクラスは長距離移動に利用するのがおすすめ

普通席やグリーン車と比べても割高なグランクラス。
料金面やコスパを考えると、短距離よりも長距離移動に利用したほうがお得でおすすめです。

新幹線の移動は速く遠くに移動することが重要となり、距離と速さは料金に反映されています。
お客に求められる重要となる項目が料金に反映されており、時間の長さは反映されていないのです。

同じ料金でも乗車する距離と時間がかかる、長距離移動の方が1分当たりの単価は安くなりお得ということになります。

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新幹線のグランクラスの料金は?割引はある?サービスやラウンジも紹介まとめ

新幹線のファーストクラスともいわれるJR東日本のグランクラスは、普通席やグリーン車と比べるとかなり割高ですが、サービスや環境は快適です。
普通席とは倍ほどの料金差がありますが、見合った価値を感じられます。

食事やドリンクサービス、ラウンジの利用など多くの特典があり、誰もが憧れるハイクラスな新幹線の座席を利用してみてはいかがでしょうか。

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