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2019/02/10

新宿花園神社の酉の市はいつ?日程や時間、見世物小屋は?【2019年】

秋も深まる11月、関東地方の神社では「酉の市(とりのいち)」というお祭りが行われます。
商売繁盛を願って多くの人が縁起物の熊手を買い求め、酉の市が開催されている神社に赴く、晩秋の風物詩です。

今回は都内で行われる酉の市の中でも人気の高い、新宿・花園神社の酉の市をご紹介します。
来年の運気アップを願う人は必見ですよ!

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【酉の市の前に】花園神社ってどんなところ?

神社の柄杓

酉の市に行く前に、まずは花園神社(はなぞのじんじゃ)について知っておきましょう。
花園神社は東京都新宿区にある、歴史の長い神社です。

はじまりは江戸時代よりも古いとされ、長きにわたり新宿の街を見守り続けてきました。
ビルが立ち並ぶ新宿の街の中心部に位置し、歌舞伎町などの歓楽街の人々や、ビジネスマンからもなじみ深い存在です。

まつられている神様は、倉稲魂命(ウカノミタマ)、日本武尊(ヤマトタケル)・受持神(ウケモチノカミ)の3柱。
加えて、同じ境内には木花之佐久夜毘売(コノハヤサクヤヒメ)をまつる芸能浅間神社(げいのうせんげんじんじゃ)と、いわゆる“おいなりさん”である威徳稲荷神社(いとくいなりじんじゃ)があります。

芸能浅間神社は名前通り芸能の神様として信仰され、歌手や芸能人などがよくお参りに来ることでも有名です。
すぐそばには演歌歌手の藤圭子さんの歌碑が建てられています。

酉の市以外にも、節分祭り(2月)や例大祭(5月)、夏越の払い(6月)、など、年間を通していろいろな行事が行われています。
毎週日曜日の早朝からは境内で青空骨董市も開催されており、地元の人もよく訪れる神社なんです(雨天と他の行事と重なるときはお休み)。

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花園神社の酉の市は関東三大酉の市の1つ。酉の市ってなに?

酉の市(とりのいち)とは、毎年11月の酉の日に日本各地の神社で行われるお祭りです。
地域によっては、酉の祭(とりのまち)や大酉祭(おおとりまつり)などとよばれることもあります。

その昔、日本武尊が東国の征伐を命じられた際、埼玉県の鷲宮神社(わしのみやじんじゃ)で戦いの勝利を祈願しました。
征伐に成功し、帰還した際には足立区の大鷲神社(おおとりじんじゃ)でお礼参りをしたと伝わっています。

これにちなみ、日本武尊の命日とされる「11月の酉の日」に行われるようになったお祭りが酉の市なんです。
関東では比較的よく知られた行事ですが、関西の神社ではほとんど行われていないため、初めて知る人というも少なくないはず。

酉の市の名物は、翌年の商売繁盛を祈念する熊手を販売する出店です。
「お客さんをたくさんかき集められますように」「福をどんどん搔きこめます様に」という願いの詰まった熊手は、縁起の良い小物やこれでもか!というくらい盛り付けられ、見ているだけでも幸せがやってきそうな雰囲気があります。

花園神社の酉の市に、「浅草・鷲神社(おおとりじんじゃ)の酉の市」と「府中・大國魂神社(おおくにたまじんじゃ)の酉の市」を加えた3つは、関東三大酉の市と呼ばれています。

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【2019年】花園神社の酉の市はいつ?前夜祭や本祭の時間は?

前夜祭 本祭
一の酉 11月7日(木) 11月8日(金)
二の酉 11月19日(土) 11月20日(日)

一の酉、二の酉

11月中の酉の日は、年によって2回あるときと3回あるときがあります。
2019年は酉の日が2回ある年です。

11月8日(金)が「一の酉」、11月20日(日)が「二の酉」となり、酉の市が開催されます。
二の酉が日曜日ですので、この日は人出が多くなると予想されます。

前夜祭、本祭

それぞれの酉の日の1日前には「前夜祭」が行われます。
2019年の開催時間は未発表ですが、2018年の場合、前夜祭は夕方4時から深夜2時ごろまでひらかれていました。

前夜祭ではお囃子の演奏が行われませんが、熊手の出店や屋台は本祭とほぼ同じです。
酉の日当日である「本祭」は、お昼12時ころから行われ、前夜祭と同じく夜2時くらいまで盛り上がるのが通例となっています。

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花園神社の酉の市には見世物小屋興行も!どんな見世物があるの?

花園神社の酉の市で特筆すべきは、毎年行われる見世物小屋の興行です!
今は少なくなってしまいましたが、昔は全国のさまざまなお祭りやイベントで見ることができました。

どんなものが見られるのかといえば…「びっくり人間」や「奇怪なパフォーマンス」のようなものを想像してみてください。
“火を噴く人間”、“ヘビ女”、“串刺し男”などなど…不気味だったり恐ろしかったり、とにかく日常生活では決して見ることのできないショーばかりです。

毎年演目は少しずつ変わります。
お金を払ってステージのあるエリアへ入る仕組みなので、外からは見えません。

見世物小屋のなんだか怪しい雰囲気に魅力を感じる方は、ぜひ足を運んでみてください。

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花園神社では酉の市期間限定の御朱印も!

神社と観光客

最近は神社の御朱印を集める人も増えていますよね。
花園神社でももちろん御朱印がいただけますが、実は、酉の市期間限定の御朱印があるんです。

拝殿の近くにある御神符授與所にて御朱印をお願いすることができます(朝8時から夜8時まで)。
こちらには、お守りやお札なども用意されているので、しっかりチェックしましょう。

酉の市期間の御朱印には、日付に応じて、通常の御朱印の右下あたりに「一の酉」「二の酉」「三の酉」という文字が加えられます。


見た目がものすごく変わる!というわけではありませんが、普段は手に入れることができない御朱印ということもあり、御朱印集めをしている人にとっては気になる存在です。

もちろん、神社への参拝も忘れないでくださいね!

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花園神社の商売繁盛の熊手は種類がいろいろ!買い方や値段は?

酉の市に遊びに行ったのなら、ぜひ熊手を買って帰りましょう。
商売繁盛だけでなく、幸運を招くための熊手や恋愛成就のご利益が期待される縁起物など、種類はさまざまです。

露店の前を通ると、お店の人が声をかけてくることが多いので、気になる商品があったらお店の人に色々質問してみましょう。
お値段の話になると、フリーマーケットのような値段交渉が始まることが多いです。

昔から、酉の市での熊手の購入の際には、売り手と買い手で商談をするのが主流でした。
商談によって安くお目当ての熊手が買えることもありますが、値引きをしてもらった分は、お店に“ご祝儀”として差し上げるのが、粋だといわれています。

価格は1000円くらいのものから10万円を超えるものまで多種多様です。

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花園神社の酉の市は出店も充実!

熊手の露天商だけでなく、夏祭りや花火大会の時に見られるような飲食物の屋台もたくさんでています。
おなじみのたこ焼きや焼きそば、わたあめ、リンゴ飴、チョコバナナなど、ついつい目移りしてしまいますね。

出店は明治通り沿いと靖国通り沿いに立ち並び、その数は200店ほどといわれています。
出店が特ににぎやかになるのは夕方から夜にかけての時間で、お店によっては午前中は閉店しているところもあるようです。

本祭の夜はまっすぐ歩くのも大変なくらいにぎわいます。
大きな熊手を買ってから出店を見て歩くのは大変かもしれません。

熊手を買う予定があるならば、先に出店を楽しんでからにするのがいいですよ。

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花園神社の酉の市はどれくらい混雑するの?

関東三大酉の市でもある花園神社の酉の市は、開催されるたびに多くの人でにぎわいます。
なんと、毎年60万人もの人が酉の市を訪れるんです!

60万人とはどれくらいの数なのでしょうか?
酉の市が三の酉まで開催される年の場合、前夜祭と本祭を合わせて6日間がお祭りになります。

単純計算をすると1日に10万人…。
とてつもない人出だということが分かりますよね。

基本的に、前夜祭よりも本祭の方がお客さんが多いといわれています。
人混みが苦手な人は、本祭よりも前夜祭を狙っていくのがおすすめです。

また、夜7時前後が混雑しがちですので、夕方早めの時間や、夜遅めの時間にタイミングをずらして出かけてみましょう。

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花園神社の酉の市への行き方は?駐車場はある?

新宿

電車で行こう!

花園神社へアクセスするのに1番おすすめなのが、電車で行く方法です。
新宿の真ん中ということもあり、いくつもの路線でアクセスすることができます。

東京メトロの丸ノ内線、副都心線、都営新宿線であれば“新宿三丁目駅”で下車し、E2出口を目指します。
出口を抜ければ、すぐに明治通り沿いの出店の群れに出会うことができるでしょう。

JR、小田急線、京王線であれば“新宿駅”で下車し、東口から出てください。
新宿区役所の方を目指し、数分歩けばにぎやかなお祭りのエリアに到着します。

車で行こう!駐車場の場所は?

運転に自信のある人や、大きな熊手がお目当ての場合は車で酉の市に向かうこともあるでしょう。
車で行く場合には、高速道路ですと首都高4号新宿線の“新宿出口”が最寄です。

注意しなくてはいけないのが、駐車場情報。
たくさんの人が訪れる花園神社の酉の市の日は、近隣の駐車場がすぐに満車になってしまいます。

混雑する時間をさけたり、少し離れたところに駐車して、神社までは別の方法で向かうなどの工夫が必要です。

花園神社周辺には複数のパーキングがありますが、最も近いのは公共新宿パーキングでしょう。
新宿区役所のすぐそばで、花園神社までは歩いて10分もかかりません。

より新宿駅に近い側ではエクレ新宿駐車場があります。
こちらも花園神社に近いパーキングですが、軽自動車が停められないという制限があります。

駐車料金はパーキングによって異なりますが、1日あたり1000円~2000円くらいです。

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【番外編】関東三大酉の市!花園神社以外はどんな感じ?

浅草・鷲神社

外国人観光客も多い浅草にある鷲神社の酉の市も、毎年とても盛り上がります。
酉の日当日に行われる“御例祭”では、午前0時になるとともに太鼓が打ち鳴らされ、24時間、丸一日のお祭りが始まるんです。

鷲神社でも、たくさんの熊手の露天商がお客さんを待ち構えています。
なんと熊手のお店は約150店、これに加え屋台の数が約750店!

足を運ぶお客さんの数も70万人以上と、日本で一番にぎわう酉の市といわれています。
とにかく賑やかな酉の市に行きたい!という人は、花園神社から足を延ばして鷲神社にも行ってみましょう。

酉の市で鷲神社を訪れたならば、ぜひ“なでおかめ”を触ることも忘れないでください。
“なでおかめ”は、なでるとご利益が得られるという大きな木製のおかめ。

鷲神社で江戸時代から大切にされている縁起ものなんですよ。

府中市・大國魂神社

大國魂神社の酉の市は「大鷲神社例祭」と呼ばれています。
11月の酉の日ですので、基本的に花園神社や鷲神社と同じ日に行われます。

アクセスは、京王線“府中駅”か、JR武蔵野線もしくは南武線の“府中本町駅”が便利です。
いずれの駅で降りても、歩いて5分ほどで神社に到着します。

こちらの酉の市は、関東三大酉の市に並べられる他の酉の市に比べ、比較的穏やかな雰囲気。
出店の数は約100店と控えめですが、その分ゆったりとした気持ちでお祭りを楽しむことができます。

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福を求めて酉の市へ!

長い伝統をもつ花園神社の酉の市。
熊手を探すのはもちろんのこと、さまざまな出店や見世物小屋を楽しむのも、りっぱな日本の伝統文化体験です。

華やかな熊手がかき集めてくれる様々な福は、翌年のお仕事や毎日の生活を、きっとよりよいものにしてくれます。
今年こそはぜひ酉の市へ行ってみましょう!

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