サンライズ出雲の空席状況を確認・照会する方法！予約情報は確認できる？

【空席確認の前に】寝台特急サンライズ出雲って？

寝台特急サンライズ出雲は国内でも数少ない寝泊りして目的地へ向かう特急です。
寝台特急サンライズ出雲とは、一体どのような特急なのかご紹介します。

サンライズ出雲は東京ー島根県出雲市間を走る寝台特急

サンライズ出雲は、全国的にも数が減少している希少価値の高い、寝泊りをしながら目的地へ向かう寝台列車です。
寝台特急として毎日運転されており、移動手段だけでなく純粋に鉄道旅を楽しむ手段となっています。

サンライズ出雲は、山陰線、伯備線、山陽線、JR神戸線、JR京都線、琵琶湖線、東海道線がが運行区間となっています。
東京と島根県出雲市を結んでおり、寝台列車では数少ないと毎日運転が実施されている人気の列車です。

サンライズ出雲の出発時刻

サンライズ出雲は東京都島根県出雲市を結ぶ寝台特急で、移動手段としてだけではありません。
鉄道の旅を楽しむ、動くホテルのような非日常を満喫することができます。

そんなサンライズ出雲の出発時刻は、東京発が22:00となっており、翌日9:58に出雲市に到着します。
出雲市発では18:51に出発して、翌日7:08に東京に到着します。

この出発時刻は平成31年春のダイヤになり、以降はダイヤ改正がある場合もあるので正しい時刻表はJRのサイトを確認することがおすすめです。

サンライズ出雲の途中停車駅は？

サンライズ出雲は東京と出雲を結ぶ寝台特急で、目的地以外にも途中停車駅があります。
途中停車駅をご紹介していきます。

東京を出発して停車駅は、横浜、熱海、沼津、富士、静岡、浜松、大阪、三ノ宮、姫路、岡山、倉敷、備中高梁、新見　米子、安来、松江、宍道に停車して出雲市に到着します。

基本的に大半の駅に停車していますが、浜松、大阪、三ノ宮は一部の列車のみが停車する駅です。

【空席確認の前に】サンライズ出雲の座席の種類と料金

種類	タイプ	座席指定料	座席
寝台個室	シングル	7,560円	B寝台個室(1人)
寝台個室	シングルツイン	9,430円	B寝台個室(1人)
寝台個室	シングルデラックス	13,730円	A寝台個室(1人)
寝台個室	ソロ	6,480円	B寝台個室(1人)
寝台個室	シングルツイン	14,830円	B寝台個室(2人)
寝台個室	サンライズツイン	15,120円	B寝台個室(2人)
座席	ノビノビ座席	520円	普通車指定席

座席の種類はシングル、ツイン、デラックス、ソロ、サンライズツイン、ノビノビ座席があります。
ノビノビ座席以外は個室状態になり、プライバシーを確保することが可能となっています。

表に記載されている料金は、座席指定料となっており、それぞれの座席を指定する際に必要となる料金です。
座席指定料にプラスして運賃と特急料金が必要となります。

【空席確認の前に】サンライズ出雲の切符は運行日の1か月前の10時から発売

サンライズ出雲は単なる移動手段としてだけでなく、国内でも数が減っている寝台特急ということもあり、かなり人気が高くなっています。
人気が高いことで、利用したい場合は切符が発売されてすぐの購入がおすすめです。

サンライズ出雲の切符を含めたJRの切符は、運行日から１か月前の10時から発売されます。
運行日の1か月前の10時からというルールは統一されているため、発売される場所による時間の違いはありません。

例として4月15日に乗車する場合は、1か月前の10時からということになるため、3月15日の10時から発売ということになります。

サンライズ出雲の空席状況を確認する方法

予約前に実際に乗車する日の空席情報を知りたいという方も多いです。
サンライズ出雲の空席状況を確認する方法をご紹介します。

みどりの窓口

JRグループの駅に設置され営業されている、最寄りのみどりの窓口で空席状況の確認が可能です。
各都道府県の主要な駅の多くに設置されており、営業時間は駅によって異なります。

エリアや都道府県によって異なりますが、最寄駅のみどりの窓口に出向いて、窓口でスタッフにサンライズ出雲の空席状況を知りたい旨を伝えることで知ることができます。
空席があり、予約する場合はその場で座席を押さえることも可能です。

JRテレフォンセンター

サンライズ出雲の空席状況の確認は、JRテレフォンセンターでできます。
JRテレフォンセンターは、全国のJR各社に設置されており、それぞれのテレフォンセンターで確認できます。

JR東日本、JR東海、JR西日本などエリアごとに設置されており、住んでいるエリアでなくても空席状況の確認はできます。
問い合わせ先によっては、内線に接続することもありますが、音声ガイダンスに従えば簡単に空席状況の確認をすることが可能です。
JR東日本テレフォンセンター
住所：なし
電話番号：050-2016-1600
営業時間：6:00～24:00
定休日：無休
URL：JR東日本HP

サイバーステーション

サンライズ出雲の空席状況は、サイバーステーションで確認可能です。
サイバーステーションは、JRが運営する空席照会検索サービスのことです。

サイバーステーションでは、サンライズ出雲の上りノビノビ座席に限っては確認することができます。
確認には乗車日、出発駅、到着駅を記入して、在来線列車を選択して検索します。

丸で記されていれば空席があり、三角であれば残りがわずか、バツの場合は満席となります。
URL：サイバーステーション

【空席確認ができたら】サンライズ出雲の予約方法

空席確認ができて予約可能な状態であることが確認できれば、実際の予約方法をご紹介していきます。

みどりの窓口

JRでは新幹線、在来線の特急列車は、指定席券売機もしくはネット予約サービスのえきねっとで切符の予約が可能です。
しかし、サンライズ出雲はサービス対象外で、基本的にみどりの窓口が予約手段となります。

みどりの窓口はJRの駅構内で営業されており、予約するには窓口へ向かい、スタッフにサンライズ出雲を予約したい旨を伝えて、乗車日時や区間など必要な情報を伝えて、購入手続きを済ませれば予約可能です。
JR東日本みどりの窓口

JRテレフォンセンター

JRテレフォンセンターは、全国のJR各社に設置されており、それぞれのテレフォンセンターで空席状況などの確認できます。
しかし、実際に電話で予約することはできません。

JR東日本のお問い合わせセンターでは、列車の時刻表、運賃や料金の確認、空席情報の確認ができますが、実際にサンライズ出雲の予約をすることは不可能です。
予約するには、事前にテレフォンセンターで空席確認の上、みどりの窓口で予約することが原則です。
JR東日本テレフォンセンター
住所：なし
電話番号：050-2016-1600
営業時間：6:00～24:00
定休日：無休
URL：JR東日本HP

旅行代理店のツアーに申し込む

サンライズ出雲は原則、JRの駅に設置されているみどりの窓口での予約が必要ですが、旅行代理店のツアーに申し込むことで予約することお可能です。
旅行代理店は複数の会社でサービス対応をしています。

サンライズ出雲のツアーを実施している代理店は、近畿日本ツーリストや阪急交通社、クラブツーリズム、JTBなどさまざまな旅行代理店で、サンライズ出雲ツアーが実施されています。

旅行代理店で実施されているツアーも、みどりの窓口と同様に発売日以降に購入することができます。
URL：近畿日本ツーリスト

サンライズ出雲の空席がなく予約がとれなかったら

みどりの窓口や旅行代理店でサンライズ出雲の予約ができますが、希望日に空席がなく予約が取れない可能性もあります。
そんな時、やっておきたいことをご紹介していきます。

みどりの窓口やネットで定期的に空席照会する

プラチナチケットとも言われるなど、入手が難しいことで知られていますが、希望日に空席がなくてもすぐに諦める必要はありません。
通常の列車でもキャンセルが発生するのと同じように、キャンセルで空席が出る可能性があります。

1か月前から予約可能で、すぐに完売になっても切符を確保しすぎてしまいキャンセルになることもよくあります。
乗車日まで1か月近くある間は、いつキャンセルで空席が発生するか分からないため、最後まで可能性はあります。

キャンセルの発生などによる空席を見逃さないためには、みどりの窓口やネットを使って定期的に空席照会をすることがおすすめです。
みどりの窓口では、確認したい旨を伝えることで簡単に照会可能です。

ネットでは、上りのノビノビ座席に限ってはサイバーステーションで照会可能なので最後まで根気強く、空席照会をすることで入手できる確率が高まります。

1週間前に空席確認する

乗車日の1か月前から予約できるため、約1か月近くはキャンセルで空席が生まれる可能性が考えられます。
乗車日の1週間前には、希望日の座席をゲットするチャンスがあります。

切符はJRで販売されるものと、旅行代理店で販売されるものがあり、切符の販売開始から約1週間切る時期になると、ツアーの売れ残りがJR側に返却されることになります。
返却分は少数ですが、可能性があるためみどりの窓口で問い合わせてみることもおすすめです。

3日前に空席確認する

1週間前になっても旅行代理店が販売する権利を保有していることもありますが、3日前になれば保有している個室をJR側に返却することもあります。
この返却された個室は再度、JR側で販売されるため3日前は取れる確率が高くなるのです。

旅行代理店は保有していても、売れ残った場合キャンセル料の支払いが生じるため、3日ほど前までにはJR側に返却します。
返却される目安の3日前は狙い目となるため、みどりの窓口に足を運ぶことがおすすめです。

前日と2日前に空席確認する

サンライズ出雲は購入後にキャンセルをすると時期によって、キャンセル料というものが発生します。
そこで、多くの人はキャンセル料がアップする2日前までにはキャンセルしたいと思うため、空席がでる可能性があります。

サンライズ出雲は出発の前日になると、キャンセル料が大きく跳ね上がります。
2日前～前日は、行けるか行けないかのタイミングの人や迷っている人が手放しやすいタイミングになり、キャンセルが出やすいタイミングです。

当日でも諦めない

販売開始から1か月経過する、出発当日にキャンセルする人はいないイメージがありますが、直前でキャンセルするというケースは意外にあります。
このように可能性がある限り当日になっても、諦めないことが重要です。

前日の夜間のキャンセルや出発前のキャンセルで空席が発生する可能性もあるため、当日の出発までは諦めずに、みどりの窓口で問い合わせてみることもおすすめです。

サンライズ出雲の、空席が少なく予約が取りにくい曜日や時期ってある？

レア度の高さと人気から総じて、空席が少なく予約を取ることが難しいサンライズ出雲。
争奪戦にもなりやすく、特に空席が少なく予約が取りにくい曜日や時期は存在します。

特に東京発が予約が取りにくくなっており、特に金曜日が取りにくい傾向にあります。
金曜日は多くの人が仕事を終えて休みを迎えることもあり、利用しやすさから需要が多くなっています。

需要の高いシーズンは、春休みや夏休み、ゴールデンウィークなど長期連休は特に取りにくいです。

サンライズ出雲の、空席が多く一番予約が取りやすい席は？

総じて予約が取りにくい人気のサンライズ出雲ですが、予約が取りにくい人気の積がある一方で、予約を取りやすい席もあります。
比較的予約を取りやすい席は、シングルです。

デラックスやツインというハイクラスの席の数が4～8室、ソロやノビノビが約20席なのに対して、シングルは80席もあります。
座席数を見比べても分かるように、圧倒的に多いシングルは、総合的に見ても取れる確率は高くなります。

サンライズ出雲は、上りの方が空席が多く予約が取りやすい

サンライズ出雲は、東京発の出雲市行き、出雲市発の東京行があります。
東京発の下りよりも、東京行の上りの方が空席が多く予約を取りやすい傾向にあります。

上りの方が予約を取りやすい要因として、利用者数の違いがあります。
下りの場合は関東方面からの利用のため、関東近郊から多くの人が集まり、利用して取りにくくなっています。

しかし、上りの場合は出雲市からの出発で利用者が少ないため、総合的に空席が生じやすくなるのです。

【空席があったら】サンライズ出雲に23時以降に乗車する際は事前に発券しておこう

サンライズ出雲に乗車することが決まれば、乗車券を発券する必要があります。
特に23時以降に乗車するケースでは、事前に発券しておかなければなりません。

新幹線など一般的な列車では、乗車の直前に乗車券を発見すれば問題なく乗車することができます。
しかし23時以降に乗車する場合は、乗車券を発券するみどりの窓口が閉まっているため発券ができなくなってしまいます。

サンライズ出雲は、乗車券と寝台券を持っていなければ乗車できない事態になってしまうため、事前に必ず発券しておくことが重要です。

サンライズ出雲の空席をゲットしよう！

寝泊りして目的地へ向かう鉄道旅を楽しめるサンライズ出雲。
人気の高い列車で空席の争奪戦も多く繰り広げられ、なかなか乗ることができないですが、ポイントを押さえて諦めなければ、取れる可能性が十分にあります。

完売後も当日まで諦めずに、みどりの窓口に通ってサンライズ出雲の空席をゲットして、鉄道旅を満喫しましょう。