【日本三大の前に】秘境とは?定義は?
秘境と言われる場所の定義とはいったいどんな事があるのでしょうか。
秘境とは、外部の人がまだあまり足を踏み入れた事がない場所で、多くの人に知られていない場所の事を指します。
あまり外部に知られていない為、どことなく神秘的な印象を与える場所で、見た事のないような風景や様子があるのが特徴です。
日本の秘境100選という、秘境に指定されている場所が日本にはあります。
中には、アクセスが非常に難しい場所もあり、一般の人ではアクセスが厳しい場所もあります。
秘境の定義はありますが、あまり人が訪れない神秘的な場所を秘境と呼ぶと言う事になります。
秘境と言われる場所には、あまり知られていない生物や自然があったり、独自の風習などがあるのが特徴となります。
日本三大秘境①:白川郷
日本三大秘境と言われる岐阜県にある「白川郷」は、合掌造りで知られる秘境です。
白川郷とはいったいどんなところなのでしょうか。
白川郷へのアクセスや見どころをご紹介致します。
白川郷はどんなところ?
日本三大秘境の1つ目は「白川郷」です。
白川郷は、岐阜県大野郡白川村にある合掌造りが有名な秘境です。
白川村荻町地区には、100棟あまりの合掌造りの建物が並んでいます。
今でも人々が生活をしており、どっしりとした藁葺屋根が特徴の家屋は、訪れる人々を魅了しています。
1976年に重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。
そして、1995年にはユネスコ世界遺産として登録されました。
合掌造りの建物だけでなく、そこで暮らす住民の生活スタイルなども評価のポイントとなりました。
日本古来の風景や農村文化や暮らしなどが良くわかる、日本のふるさとをイメージできる秘境です。
世界遺産と指定された事もあり、現在では国内外から多くの観光客が訪れるようになっています。
合掌造りとは、形が手を合わせているような形をしているという事から言われるようになりました。
日本独自の建築方法を取り入れた家屋で、屋根裏部屋が作業部屋として活用されたり、雪が多い地域である為に、雪下ろしをラクにする為の造りを取り入れています。
白川郷の生活スタイルには、相互扶助という特徴があり、個々の家が助け合う事で厳しい自然の中で生活をしてきました。
時代が変わりながらも、現在でもこのスタイルは続いており、結の心を大切にしています。
白川郷への行き方
白川郷へのアクセスは、車・バス・電車を利用する方法があります。
お車での場合は、東名や中央高速、名神などから東海北陸自動車道を利用し白川郷ICで降りれば約5分となります。
名古屋駅からバスを利用の場合は、名鉄バスセンターの高速白川号線を利用し、白川郷下車で約2時間50分となります。
高山駅からバスを利用の場合は、高山飛騨バスセンターより白川郷線・白川郷・金沢線・白川郷・富山線を利用し白川郷で下車、約50分となります。
高岡駅からの場合は、高岡駅7番乗り場から世界遺産バスで白川郷下車し、約2時間10分となります。
金沢駅からの場合は、金沢駅東口の2番乗り場から白川郷で下車し、約1時間15分となります。
富山駅からの場合は、富山駅バスターミナル乗り場1から白川郷下車で約1時間25分となっています。
白川郷の見どころ3選!
白川郷での一番のみどころと言えば、何と言っても合掌造りの集落です。
合掌造りの集落にまつわるスポットは、みどころがたくさんあります。
白川郷おすすめのみどころスポットについてご紹介します。
和田家
白川郷の合掌造りの中でも最大規模の合掌造りとなっています。
国指定重要文化財となっており、和田家の歴史や家の中の構造を見る事ができます。
館内には案内係がいるので、質問にも答えてくれます。
館内では、囲炉裏の火がともされているので、その周りでくつろぐ事もできます。
タイムスリップをしたかのような家の造りは、見ているだけでノスタルジーな気分にさせられます。
現在も住居として使われており、公開されているのは1階と2階の部分となります。
和田家
住所:岐阜県大野郡白川村荻町 和田家
電話番号:05769-6-1058
営業時間:9:00~17:00
定休日:不定休
入場料や利用料:大人300円 子供150円
URL:和田家
野外博物館 合掌造り民家園
白川郷にある「野外博物館 合掌造り民家園」は、合掌造りの展示用施設となります。
岐阜県重要文化財指定の9棟、そしてそれらを含んだ全部で22棟の喧騒物が展示されています。
民家の建物だけでなく、水車小屋や神社、お寺なども見学できます。
そして、屋根裏なども見る事ができるので、見応えがあるでしょう。
ここでのみどころは山下家で、数少ない18世紀に造られた合掌造りの建物です。
様々な体験コーナーなどもあるので、お子様なども楽しむ事ができます。
園内にある手打ちそばのそば道場は、合掌造りの建物の1階部分で営業しているので、雰囲気も楽しむ事ができます。
野外博物館 合掌造り民家園
住所:岐阜県大野郡白川村荻町2499
電話番号:05769-6-1231
営業時間:8:40~17:00(3月~11月) 9:00~16:00(12月~4月)
定休日:4月~11月は無休 12月~3月は木曜日(祝日の場合は前日)
入場料や利用料:大人500円 子供300円(団体料金あり)
URL:野外博物館 合掌造り民家園
明善寺庫裏郷土館
白川郷で一番大きい合掌造りであり、住職やその家族が住む庫裏です。
郷土資料館として、様々な郷土の民具などが展示されています。
5階建ての大きな合掌造りが特徴で、200年余り前に建てられており、指定重要文化財となっています。
庫裏の中は、当時の生活スタイルがうかがえる農具や木工家具、炊事用具などがそのままの状態で保存されています。
大きな囲炉裏も火が焚かれており、歴史を感じられる当時の雰囲気が感じられます。
明善寺庫裏郷土館
住所:岐阜県大野郡白川村荻町679
電話番号:05769-6-1009
営業時間:8:30~17:00(4月~11月) 9:00~16:00(12月~3月)
定休日:不定休
入場料や利用料:大人300円 小人100円
日本三大秘境②:祖谷
日本三大秘境の2つ目は「祖谷(いや)」です。
徳島県の最西端に位置する緑や自然に囲まれた渓谷が有名です。
美しい景色が広がる祖谷の詳細や、みどころなどをご紹介します。
祖谷はどんなところ?
徳島県三好市にあるV字型の渓谷で有名な秘境です。
祖谷狭は、壮大な山々に囲まれた美しい風景と滝やかずら橋と呼ばれる吊り橋などが有名です。
降水量の多い地域なので、樹木が多く生い茂っている事も景観の美しさとなっています。
深く隔絶された祖谷は、平家の隠れ里としても名高い場所であり、山麓に住宅が点在しています。
祖谷には、渓谷以外にも温泉もあり観光のスポットとしても訪れる人がいます。
名物である祖谷そばやこんにゃくなどもあり、秘境観光に兼ねて地元のグルメも楽しめる場所となっています。
祖谷は、季節によって風景が変わりますが、特に人気のある季節は紅葉の時期です。
色とりどりに生い茂る樹木の葉などは、圧巻の見応えとなります。
徳島県の中でも代表的な紅葉スポットとなっており、とくしま88景にも指定されています。
吉野川の上に掛けられたかずら橋も名所となっており、元々は渓流が激しい為に作られた生活の為に橋でしたが、現在は観光スポットとしても有名です。
祖谷への行き方
祖谷へのアクセスは、車・バス・電車が主な手段となります。
電車の場合は、三好市の中心駅となる阿波池田駅もしくは、大歩危駅で下車となります。
東京や大阪から来る場合は、岡山で乗り換える方法が主な行き方となります。
高速バスを利用する場合は、大阪や神戸からは阿波池田バスターミナルで下車となります。
約3時間から3時間50分ほど掛かります。
車で来る場合は、徳島自動車道で阿波池田で降ります。
阿波池田からは、大歩危まで行きます。
アクセスは様々な方法がありますが、阿波池田もしくは大歩危まで目指すようにしましょう。
祖谷の見どころ3選!
徳島の秘境である祖谷渓谷の見どころはどんな場所があるのでしょうか。
祖谷への観光の際に必ず立ち寄りたい人気スポットをご紹介します。
かずら橋
祖谷の見どころの1つ目は「かずら橋」です。
祖谷狭の吉野川に掛かるかずら橋は、スリル満点の植物で作られた吊り橋です。
国指定文化財となっている吊り橋で、シラクチカズラという葛のツルを使用しているのが特徴です。
祖谷の一番人気スポットでもあり、長さ45m幅2mのつり橋は、下が丸見えの迫力あるスポットです。
大自然を感じながらスリルを味わいながら渡る吊り橋は、かなりの興奮度を感じられます。
橋を渡る際には、安定する靴を履き持ち物などは軽装にして、ポケットなどには入れないようにして下さい。
かずら橋へは、チケットを販売しているかずら橋夢舞台の施設から徒歩で行く事になります。
かずら橋
住所:徳島県三好市西祖谷山村善徳162−2
電話番号:0120-404-344
営業時間:日の出から日没
定休日:無休
入場料や利用料:大人500円 子供350円
崖の上の小便小僧
絶壁にそびえ立つ可愛らしい小便小僧は、祖谷のシンボル的な存在として知られています。
昔、少年達が度胸を試す場所とされていた事により建てられた像です。
山々に囲まれた場所にそびえ立つ崖からは、紅葉や緑に溢れる絶景の場所でもあります。
見晴らしの良い場所にある小便小僧ですが、手すりなどがないのであまり無理な事はしないように気をつけましょう。
周辺には駐車場がないので、あまり長時間停車しないようにして下さい。
見学をしたらあまり長時間滞在はしないようにしましょう。
和の宿 ホテル祖谷温泉
祖谷温泉には、ケーブルカーで露天風呂に行ける有名な温泉宿があります。
約170m下の露天風呂は、大自然を感じられる風景が広がっています。
温泉は、四国では珍しい源泉かけ流し温泉となっています。
ぬめり感のあるまったりとした温泉は、美肌の湯と言われています。
地元の山里料理を楽しむ事ができ、静寂の中でゆったりと過ごす事ができるお部屋は、露天風呂付きのお部屋や月見台が付いたお部屋などがあります。
自然と静寂に包まれた素敵な滞在が期待できます。
祖谷観光を満喫したいのであれば、是非ともおすすめの温泉宿だと言えます。
和の宿 ホテル祖谷温泉
住所:徳島県 三好市池田町松尾字松本367-28
電話番号:0883-75-2311
営業時間:チェックイン15:00~18:00 チェックアウト11:00
定休日:無休
入場料や利用料:ホームページで確認下さい
URL:和の宿 ホテル祖谷温泉
日本三大秘境③:椎葉
日本三大秘境の3つ目は「椎葉(しいば)」です。
宮崎県にある秘境の地で、広大な土地に多くの森林が広がる壮大な土地です。
あまり聞きなれない人も多いかもしれませんが、観光スポットも多くある人気の場所です。
そんな椎葉についての詳細や見どころについてご紹介します。
椎葉はどんなところ?
宮崎県臼杵郡にある椎葉村は、かつて平家の落ち人が暮らした土地です。
広大な面積を持つ椎葉は、そのほとんどが森林で占められる自然に溢れた姿が特徴です。
この椎葉にある椎葉村は、相互扶助の文化があり農作業を助け合うかりーてが残っており、田畑や森林などを守る絆として残されています。
椎葉村には、国指定文化財になっている神楽があり、瓦屋根の集落や焼き畑農法の風景など、日本古来の伝統が感じられる文化が残っています。
まるでタイムスリップしたような風景が広がる秘境で、自然のまま残る文化財や風景などが魅力の場所です。
近代化が進んだ現在の日本では味わえない感覚が味わえるまさに秘境という言葉がぴったりの場所だと言えるでしょう。
国見岳近くにあり、宮崎県の中でもかなり山間にある椎葉村は、ひっそりとその姿を美しく残し続けています。
自然に恵まれた椎葉には、名産品も多くあり山里ならではの食材を利用した名物なども人気となっています。
椎葉への行き方
椎葉村へのアクセス方法は、車もしくはバスの利用となります。
電車を利用の場合は、最寄りとなるのがJR日豊線日向市駅となります。
JR日豊線日向市駅を下車後は、公共のバスを利用し上椎葉で下車します。
駅からバスを利用した場合は、約2時間30分ほどかかります。
タクシーやレンタカーなどの場合は、約1時間40分ほどとなります。
お車で起こしの場合は、宮崎市から約3時間ほどかかります。
宮崎市からは国道10号線・327号線を利用します。
山間の場所となるので、お車のご利用の方が比較的アクセスしやすいと言えるでしょう。
椎葉の見どころ3選!
椎葉にある見どころとはどんな場所があるのでしょうか。
自然に溢れる山間の村の周りには多くの見どころがあり、観光スポットとして人気を集めています。
椎葉で訪れたいおすすめの見どころについてご紹介します。
鶴富屋敷
椎葉の見どころの1つ目は「鶴富屋敷」です。
鶴富屋敷は、源氏の那須大八郎宗久と平家の鶴富姫の悲恋物語が有名な屋敷です。
およそ300年前に造られた歴史のある建造物で、椎葉独特の型式で造られています。
国指定重要文化財とされており、一列型平面型式となっており、全面に庭の緑が横一列となっているのが特徴です。
指定された頃は茅葺屋根でしたが、現在は火災防止の為に銅板の茅葺となっています。
広々とした敷地にどっしりと構える造りは、見応えを感じる事ができるでしょう。
鶴富屋敷
住所:宮崎県東臼杵郡椎葉村上椎葉
電話番号:0982-67-3139
営業時間:9:00~17:00
定休日:年末年始(12月28日〜1月3日)
入場料や利用料:大人200円 子供100円
椎葉厳島神社
椎葉の見どころの2つ目は「椎葉厳島神社」です。
那須大八郎宗久が、安芸の宮島の厳島神社勧請し建てたものだと言われています。
昔は、厳島大明神と呼ばれていた神社で、交通安全・厄除け・女性の神様として知られています。
自然の中で真っ赤な神社が佇む姿は、神秘的で荘厳な雰囲気をかんじさせてくれます。
源平おまもりが有名で、那須大八郎宗久と鶴富姫の悲恋物語から結ばれたという由縁から生まれたものです。
良縁・夫婦円満・子宝安産・健康などにご利益があると言われています。
椎葉厳島神社
住所:宮崎県東臼杵郡椎葉村大字下福良1822
電話番号:0982-68-7033
営業時間:特になし
定休日:なし
入場料や利用料:無料
大久保のヒノキ
椎葉の見どころの3つ目は「大久保のヒノキ」です。
大久保のヒノキは、国の指定天然記念物に指定されています。
推定の樹齢は、800年と言われておりその存在感は圧巻ものです。
大久保集落という集落があり、標高700mの位置にあります。
複雑に絡む枝の様子は、存在感を感じさせてくれます。
まさに秘境というに相応しい景観も大きな見どころとなっています。
まるで、日本とは思えないようなファンタジーや映画の世界にいるような気分を味わえるでしょう。
大久保のヒノキ
住所:宮崎県東臼杵郡椎葉村大久保
電話番号:0982-67-3139(椎葉村観光協会)
営業時間:特になし
定休日:なし
入場料や利用料:無料
三大の他にもたくさん!駅や渓谷など日本の秘境5選!
日本の三大秘境以外にも、国内には秘境と言われる場所があります。
渓谷や秘境駅など人気のスポットをご紹介します。
では、秘境のスポットをみていきましょう。
秘境には、以下のスポットがあります。
- 裏磐梯・五色沼
- 小幌駅
- 美瑛町 青い池
- 奥入瀬渓流
- 蔵王の樹氷
続いて、それぞれの「スポット」について詳しくみていきます。
裏磐梯・五色沼
日本のおすすめの秘境1つ目は「五色沼」です。
正式には、五色沼群と言われており数多くの沼があります。
何故五色沼と言われるかというと、それぞれの沼の色が違いエメラルドグリーンやコバルトブルー、ターコイズブルー、エメラルドブルー、パステルブルーなどとなっています。
色の違う不思議な沼として知られており、時間や季節などによっても色が違うので何度も訪れたくなるスポットです。
五色沼群の中で一番大きな沼は、毘沙門沼では手漕ぎボートを楽しむ事もできます。
静かな大自然の中の沼は、美しく綺麗な風景を満喫できます。
五色沼群をハイキングする事もでき、あまりアップダウンがないので比較的歩きやすいと言えます。
国立公園に指定されているので、普段見る事のできない植物や野鳥などを見る事もできます。
裏磐梯・五色沼
住所:福島県耶麻郡北塩原村大字桧原字湯平山
電話番号:0241-32-2850
営業時間:特になし
定休日:なし
入場料や利用料:無料
小幌駅
日本のおすすめの秘境2つ目は「小幌駅」です。
小幌駅は、日本一の秘境駅と言われている場所です。
2015年には廃止と発表されましたが、悲しむ人々が駅に集まり、結果存続が決定したと言う珍しいケースの駅です。
北海道豊浦町にある室蘭本線が走る駅です。
外につながる道があるわけでもなく、乗り降りする人もいない駅です。
元々列車がすれ違うためのポイントでしたが、仮乗車場として駅となりました。
海岸の断崖を貫くトンネルの間80mほどの場所にあります。
小幌駅は、数本の列車しか通っていません。
集落もなく、道もない場所の駅なので観光するスポットがあるわけではありません。
小幌駅を見る為に立ち寄る際は、時刻表に注意をして動くようにしてください。
小幌駅
住所:北海道虻田郡豊浦町字礼文華
電話番号:0142-83-1408(産業観光課商工観光係)
営業時間:特になし
定休日:なし
入場料や利用料:運賃のみ
美瑛町 青い池
日本のおすすめの秘境3つ目は「青い池」です。
北海道美瑛で有名なスポットであり、秘境と言われるに相応しい自然に囲まれた美しい景色が広がる場所です。
池の色が青く美しい事で知られる場所で、池が青くなるのは太陽光線の錯乱であると言われています。
時間帯によって青さが変わるので、訪れる時間によって印象が違います。
一番美しく見える季節は、5月から6月下旬だと言われていますが、この季節が北海道的に訪れやすい事が影響しています。
その季節ごとの色があるので、どの季節に訪れてもそれぞれの景色を楽しめます。
同じ日でも時間帯によって色が違うので、それぞれの色合いを見てみる事もおすすめです。
ラベンダー畑が有名な美瑛ですが、青い池を訪れる観光客も増えています。
美瑛町 青い池
住所: 北海道上川郡美瑛町白金
電話番号:0166-94-3355
営業時間:特になし
定休日:なし
入場料や利用料:無料
奥入瀬渓流
日本のおすすめの秘境4つ目は「奥入瀬渓流」です。
青森県と秋田県をまたぐ十和田湖の子ノ口から焼山までにある流れが奥入瀬渓流です。
奥入瀬渓流は、十和田湖から流れる渓流で特別名勝であり、天然記念物に指定されています。
国の指定保護をされている場所であり、清流や滝など様々なみどころがあります。
岩や樹林が点在する中にある滝や清流を感じられるのは、とても神秘的な世界となります。
自然が造りだした世界は、圧巻されるものがあります。
季節ごとに色合いが変わる木々は、深緑に包まれる春、そして紅葉が広がる秋とは景色が変わります。
シーズンごとの絵が変わるので、違う季節に訪れる事もおすすめです。
奥入瀬渓流
住所:青森県十和田市大字奥瀬
電話番号:0176-75-2425
営業時間:特になし
定休日:なし
入場料や利用料:無料ですがレンタサイクルなどのアクティビティは別途
蔵王の樹氷
日本のおすすめの秘境5つ目は「蔵王の樹氷」です。
蔵王の樹氷とは、世界でも珍しい蔵王連峰の特殊な気候が織りなす氷と雪の造形美が見られる人気スポットです。
樹氷が見られる季節は、12月から3月となります。
樹氷ができるためには、条件があるので条件に満たさなければできません。
日本では、この奥羽山脈の一部のみしか確認されていません。
ロープウェイや温泉宿などが出来た事で、観光スポットとして訪れる事ができるようになりましたが、かなりの秘境スポットだと言えます。
ロープウェイの車窓、そして山頂駅や展望台などから見る事ができます。
更に寒いのが苦手な人におすすめは、レストランからの眺めです。
スキーやナイトクルーズでの鑑賞もできるようになっています。
蔵王の樹氷
住所:山形県山形市蔵王温泉
電話番号:023-694-9518
営業時間:ロープウエイ8:30~17:00(山麓線) 8:45~16:45(山頂線)
定休日:不明
入場料や利用料:地蔵山頂駅ロープウェイ片道1500円往復2800円(大人)
片道800円往復1400円(子供)
樹氷高原駅ロープウェイ片道800円往復1500円(大人)
片道400円往復800円(子供)
URL:蔵王の樹氷
日本三大秘境を訪れて日本文化をもっと感じてみよう
日本三大秘境と言われるスポットは、それぞれが持つ特徴や景色だけでなく、日本古来の持つ伝統や風習なども含まれています。
身の周りでは感じられなくなってしまった日本古来の良さに触れる事は、新しい文化にも通ずる発券があります。
海外旅行も楽しいですが、一度日本国内を見つめ直す旅行をしてみるのもおすすめです。