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2019/03/26

2019年東北三大祭りの日程や見所、ツアー紹介【ねぶた/竿燈/七夕】

東北三大祭りといえば、青森の「ねぶた」秋田の「竿灯」宮城(仙台)の「七夕」です。
どれかひとつに絞って行くのも楽しいですが、移動距離が長いため、すべてを見るならツアーで行くのがおすすめです。

今回は東北三大祭りの2019年開催日程や見どころ、ツアーの詳細をご紹介していきます。

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東北三大祭りとは?共通点はある?

東北三大祭りとは、青森・秋田・宮城でおこなわれる夏のお祭りのこと。

  1. 青森県青森市でおこなわれる「ねぶた祭」
  2. 秋田県秋田市でおこなわれる「竿灯祭」
  3. 宮城県仙台市でおこなわれる「七夕祭」

それぞれ特徴的な魅力や見どころを持った、まったく毛色のちがうお祭りです。
しかしそんな東北三大祭りにも、意外な共通点があることをご存知でしょうか。

  1. お祭りのルーツが同じ
  2. 七夕に関係している
  3. 全国TOP3の観客数(1日)

「お祭りのルーツ」は、じつは宮城県仙台市でおこなわれる七夕行事のひとつ、「眠り流し」という説が有力。秋の収穫に向けて、睡魔にじゃまされないようにという願いが込められているそうです。

また、すべて県庁所在地での開催です。

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東北三大祭り①:青森ねぶた祭

東北三大祭りのなかでも、動員数が多くもっとも躍動感あふれる「青森ねぶた祭」についてです。

青森ねぶた祭とは?

毎年8月1日の前夜祭から1週間、青森県青森市でおこなわれるのが「青森ねぶた祭」です。
東北三大祭りのなかで、もっとも賑やかと言えるのが特徴です。

毎年300万人が訪れる東北三大祭りのなかでも最大級クラス、「ラッセラーラッセラー」の掛け声とお囃子がなりひびきます。
「参加型」として知られている青森ねぶた祭ですが、参加するためには正装することが条件です。

自前やレンタルの衣装を身に着ければ、「ラッセラーラッセラー」と声をだし、跳ねながら進む「ハネト」として参加することができます。
1週間のなかでいちばん盛り上がるのはやはり最終日。

大きなねぶたを海に流し、9000発もの花火で締めくくります。

青森ねぶた祭の歴史

青森ねぶた祭の歴史はとても古く、さまざまな説があるので答えがありません。
七夕から派生した説が有力と解説しましたが、その七夕自体、奈良時代に中国から伝わったといわれるほど古いのです。

青森ねぶた祭の山車は大きな灯籠を背負っていますが、この巨大灯籠が作られるようになったのは江戸時代の終わり頃です。
当時の灯籠は現在の灯籠よりもさらに大きく、高さ20メートルにも及び、担ぐために100人もの男性の力が必要だったそう。

現在は約5メートルほどの高さですが、それでもその迫力に変わりはありません。
また「ねぶた」の語源も、「眠り流しが鈍った」や「アイヌ語のネプターン(不思議という意)」など、さまざまな説が存在しています。

ねぶた祭は青森市以外でも見れる!

青森県では、青森市の「ねぶた祭」・弘前市の「ねぷた祭」・五所川原市の「立佞武多祭」と、さまざまな場所でねぶたに関するお祭りが開催されています。
弘前市の「ねぷた祭」は、青森ねぶた祭と比べるとやや情緒的です。

これはそれぞれのねぶた・ねぷたが表現していることの違いがあるため。
青森ねぶた祭は「勝利からの凱旋」を、弘前ねぷた祭は「出陣」を表しているのです。

五所川原市の「立佞武多(たちねぷた)」は、明治40年頃から始まりました。
戦後に起きた大火災で灯籠の設計図もろともすべて焼けてしまい、しばらく姿を消していた立佞武多ですが、設計図と写真の発見により1994年に復活。

「ヤテマレ!ヤテマレ!」の掛け声とともに、高さのある灯籠が町を歩きます。

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東北三大祭り②:秋田竿燈まつり

東北三大祭りのなかで唯一「国指定重要無形民俗文化財」に指定されているのが、秋田県の「竿灯まつり」です。

秋田竿灯まつりとは?読み方は?

毎年8月3日から6日にかけて、秋田県秋田市でおこなわれるのが「秋田竿灯まつり」です。
2019年も、毎年恒例の8月2日前夜祭からスタートすることが決まっています。

「竿灯」の読み方は「かんとう」、提灯をつけた長い竹竿のことを指しています。
訪れる人は、毎年約130万人。長さ12メートルにもなる竿灯を額でもちあげたり、太鼓と笛のお囃子が鳴り響いたりと、情緒的でありながらも迫力あるお祭りとして人気です。

秋田竿灯まつりが開催される会場は「竿灯大通り」と呼ばれ、その長さは約800メートルです。
往復するように竿灯が立ち並び、約10,000個にもなる提灯が夜空をいろどります。

秋田竿燈まつりの歴史

昭和55年に国指定重要無形民俗文化財に指定されている秋田竿灯まつりですが、その始まりは約270年も前といわれています。
竹竿(竿灯)は稲穂、提灯は米俵を表現し、五穀豊穣の願いを込めたお祭りです。これほど多くの観光客が訪れるようになったのは昭和に入ってからのこと。

秋田市の観光資源として各町内が育てあげ、現在のような大きなお祭りになったそう。
「夜本番」がメインですが、日中おこなわれる「昼竿灯」も見ものです。

有料席もあり、2018年は5月1日に発売でした。
2019年の有料席発売日は現時点では決まっておりません。

竿燈妙技会もおすすめ!

先ほど触れた「昼竿灯」が、竿灯妙技(みょうぎ)会です。
もともとは差し手の技術力を高めるために始まった、それぞれの技を披露していくイベントです。

竿灯妙技会では、手から始まり、額・肩・腰と、合計5つの技を披露します。
さらに、個人戦・団体戦(町内ごと)による大会も組み込まれています。

夜本番では提灯の華やかさなども楽しみのひとつとなりますが、昼竿灯では演技そのもの・大胆な技の細部まで堪能することができるのが特徴です。
圧巻の高さと技に、心打たれる人の多いお祭りです。

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東北三大祭り③:仙台七夕まつり

東北最大の都市、仙台市の「仙台七夕まつり」は、東日本大震災が発生した年にもおこなわれ、人々の心を支えました。

仙台七夕まつりとは?

毎年8月6日から8日までおこなわれるのが宮城県の「仙台七夕まつり」で、約200
万人が訪れます。
青森ねぶた祭り・秋田竿灯まつりが「動」であるのに対し、仙台七夕まつりは「静」のお祭りであることが特徴的。

全長5メートルの七夕飾りには、大きなくす玉が取り付けられ、色とりどりの和紙で作られます。
JR仙台駅から勾当台公園駅までのアーケード街が七夕飾りでうめつくされます。

鮮やかな街を見ながら歩くのが仙台七夕まつりの楽しみかたです。

仙台七夕まつりの歴史

伊達政宗公が七夕の和歌を8首も詠んでいることから、1567年ころには今の仙台七夕まつりの原型ができあがったといわれています。
仙台七夕まつりの大きな特徴は、7種類の願いが込められた「七つ飾り」です。

豊漁を願う「投網」・長寿と健康を願う「折り鶴」・貯蓄を願う「巾着」・倹約を願う「屑籠」・機織りの上達を願う「吹き流し」・裁縫の上達を願う「紙衣」・学問の上達を願う「短冊」と分かれています。
現在では、「日本三大七夕まつり」のひとつでもあり、その中でもトップクラスの来場者数を誇ります。

2018年にも累計来場者数200万人を突破しているので、2018年もたくさんの人で賑わうことが予想できます。

祭り期間中はイベントがいろいろ!

基本的に飾りを見て楽しむお祭りですので、来場者のなかにはやや物足りなさを感じる人もいるようです。
しかし、仙台市内ではこの七夕まつり期間中にさまざまな催し物をおこなっています。

お祭りの開始を告げる花火大会が8月5日におこなわれ、この日はどこも混雑します。
イベントのメイン会場となる勾当台公園には出店が並び、賑やかな一面も見ることができます。

また、アーケード街の随所でミニ短冊に願いを書ける場所が設けられているので、小さなお子さまも楽しめます。

<下に続く>

2019年の東北三大祭りの日程は?

2019年日程 青森ねぶた祭り 秋田竿灯まつり 仙台七夕まつり
前夜祭 2019/8/1(木) 2019/8/2(金) 2019/8/5(月)
初日 2019/8/2(金) 2019/8/3(土) 2019/8/6(火)
最終日 2019/8/7(水) 2019/8/6(火) 2019/8/8(木)

東北三大祭りは毎年「8月の初旬」という日程でおこなわれています。
2019年も、例年どおりおこなわれる予定です。

ただし、注意すべきは「宿泊先」や「交通手段」、「有料観覧席」など予約が必要なものです。
東北三大祭りに毎年行くほどのファンは、1年前からホテルをおさえます。

それほど、東北三大祭りは予約が取りにくいのです。
2019年も、当日はどこも満室、1ヶ月前ではもう遅い状態になると予想できます。

「今年こそ!」と思っている方は、ぜひ早めの予約で2019年の夏を楽しんでください。

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東北三大祭りに行くならツアーがおすすめ!

東北三大祭りは、日程がそれぞれ近く、自力でも回れそうな印象。
しかし移動距離が長いことや、大変込み合うことから、ツアーで回るのが効率の良い楽しみ方です。

2019年の東北三大祭りすべてを回れるツアーは、現時点では「クラブツーリズム」と「阪急交通社」がリリースしています。

  1. クラブツーリズムは東京発のバスツアー:2泊3日64,900円~
  2. 阪急交通社は東京発の新幹線ツアー:2泊3日130,000円~

どちらも青森・秋田・仙台としっかり見て回ることができますが、阪急交通社なら青森が最終日となり海に灯籠を流すフィナーレを楽しむことができます。
東京オリンピックがある来年は例年以上の混雑が予想されますので、2019年に行くことをおすすめします。

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三大だけじゃない!東北には五大や六大祭りもある!

東北の夏は青森や仙台以外でも、山形や福島など五大・六大祭りとなって楽しめます。
「2019年はもっと東北を楽しみたい!」という方は、ぜひ東北五大・六大祭りへ参加してみてください。

山形花笠まつり

東北五大祭りのひとつで、毎年8月5日から7日にかけて山形市でおこなわれるのが「山形花笠(はながさ)まつり」です。
直線約1.2kmの距離を、1万人以上もの踊り手たちが山車とともにパレードで進みます。
踊り子たちが被る花笠には、山形の県花である紅花を飾り、「やっしょ、まかしょ」の掛け声とともにくるくると回して踊るのが特徴的。

有料観覧席やバリアフリー席も用意されているので、早めにチェックしましょう。

盛岡さんさ踊り

東北五大祭りのひとつで、毎年8月1日から4日にかけて盛岡市でおこなわれるのが「盛岡さんさ踊り」です。
太鼓を抱えて踊る踊り子が目玉となっていますが、一般参加もできる東北五大祭りのひとつ。

盛岡市にある岩手県庁前からスタートし、さんさパレード1部・2部と分かれて開催されます。
最終日の「世界一の大太鼓パレード」や、各町内でアレンジされたさんさ踊りなどが優美な伝統を彩ります。

1席2,500円の有料席があります。
こちらも、早めの予約をおすすめします。

郡山うねめまつり

東北六大祭りのひとつで、毎年8月の第一週木曜・金曜・土曜日に郡山市でおこなわれるのが「郡山うねめまつり」です。
宮中女官の「采女物語」がベースとなったお祭り。

初日は「ちびっこうねめまつり」や「ゆるキャラ大集合」など、ちいさなお子さまのいる家族でも安心して楽しめる雰囲気からスタートします。
夜、メインイベントとなる「踊り流し」には6千人以上もの郡山市民が参加し、大太鼓にあわせて踊りながら進みます。

JR郡山駅の目の前ですので、アクセスも良好。
ぜひ事前エントリーをして、参加してみてください。

2019年の郡山うねめまつりは、8月1日・2日・3日に開催されます。

福島わらじまつり

毎年8月の第一週金曜・土曜日に福島市でおこなわれるのが「福島わらじまつり」です。
江戸時代から続く歴史あるお祭りで、初日には重さ2トンもの大わらじを担ぎ、羽黒神社へと奉納します。

その後、「平成わらじ音頭」を踊り、二日目には「わらじ競争」や「ダンシングそーだナイト」などが開催される躍動感あふれる東北五大祭りのひとつです。
2019年の福島わらじまつりは、8月2日・3日に開催されます。

<下に続く>

東北三大祭りで夏をたのしもう

世界に誇れるお祭りもある東北地方。
雪深いイメージが強い東北が、8月には6県すべてが熱気に包まれます。

ぜひツアーを使って東北三大祭りをめぐり、東北の熱い夏を体感してみましょう。
三大祭りそれぞれの味わいが違うので、すべて楽しめること間違いありません。

また、遊びに行くこと・楽しむことが東北のさらなる復興にもつながります。

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