【治安の前に】台湾ってどんな国？
台湾はアジアに位置する、日本からも海外旅行に人気の国の1つです。
グルメなものも多く、日本人の口にもよくあうおいしい食べ物がたくさんあります。
ツーリストにも大人気な「夜市」（ナイトマーケット）」は、地元の人でも賑わう人気のお食事処です。
たくさんの飲食店が建ち並び、ツーリストが台湾グルメを楽しんでいます。
また、台湾の夜市には、グルメスポットだけでなく、ファッション関係や小物なども多く、ショッピングにも最適です。
とてもリーズナブルな価格で購入できることもあり、ショッピング目的で台湾を訪れる方も多いです。
台湾までは、日本から飛行機で約3時間で行くことができます。
日本と台湾を結ぶ航空会社は年々増えており、今ではLCC（格安航空）」もたくさん就航していることもあり、とても行きやすいです。
旅費も安く抑えられることもあり、お安く日数も少なく行くことができるため、週末で楽しむ方もいるほどです。
台湾はとても親日で、安全な国ということもあり、初めての海外旅行で行かれる方も多いです。
台湾には観光スポットもたくさんあります。
大きくわけて、首都の台北、中部の台中、南部に位置する台南があります。
台北にはジブリアニメ「千と千尋の神隠し」で有名になった観光スポット、「仇份」が人気があります。
一度は訪れた台湾の人気スポットの仇份は、台湾の伝統的なお菓子やグルメを楽しむことができます。
街は風情豊かでとても素敵な雰囲気で、散策しているだけでも楽しめると口コミでも話題になりました。
そんな、台湾は治安は良好で、安全な国の1つですが、渡航の際には、海外であることを忘れずに十分に気をつけて行きましょう。
台湾に行く前にできる、安全対策をご紹介しますので、ぜひともご参考にしてください。
台湾の治安を知る前に外務省が発表する危険レベルをおさらい
海外旅行に行く際に、その国の治安や危険レベルを確認できる外務省のホームページについてご紹介します。
外務省では、独自に世界の国々を調査し、危険レベルを配信しています。
台湾については、外務省では危険と判断していません。
危険かどうかを確認するには、海外安全ホームページ
海外安全ホームページをご確認ください。
台湾の危険レベルを知るためにも、海外安全ホームページの見方について確認しておきましょう。
レベル1/黄色
海外安全ホームページ上で、危険レベル1の黄色で塗りつぶられいるエリアは、少し危険なエリアと判断できます。
渡航してはいけないわけではありませんが、十分に気を付けてくださいという勧告です。
台湾に関しては、この勧告に達する危険なレベルはありません。
レベル2/山吹色
危険レベルが山吹色のエリアは、渡航を避けてくださいという危険な地域です。
安全対策を十分にし注意をする必要があります。
アジア近隣の国であれば、インドやネパールの一部で勧告されたことがあります。
レベル3/オレンジ色
危険レベル3に値するオレンジの部分は、渡航中止勧告が配信されている場所です。
海外旅行をお考えであった場合、キャンセルするべきエリアです。
アフリカ大陸に多く、勧告されており、チャド、アルジェリア、ナイジェリアやチュニジアの一部に出されています。
レベル4/赤色
海外安全ホームページ上で、レベル4に値する赤色の部分は、退避勧告がだされているとても危険なエリアです。
万が一、渡航している場合にはすぐにでも出国するべきであります。
危険レベル4の赤色はオレンジと同じく、アフリカ地域に多く、マリ、ニジェール、リビアが該当します。
その他にもシリア、イラク、アフガニスタンも該当しています。
台湾の治安状況は？
台湾の治安の状況はとてもよく、日本と同じぐらい安全であると言われています。
海外安全ホームページ上でも、危険な地域は全くありません。
台湾はとても親日であり、日本との関係も良好です。
文化に関しても日本と似ていると感じられるポイントが多く、台湾に親近感を持つ方も多いです。
海外では夜に出歩くと、危険な目にあったり犯罪に巻き込まれる確率が日本に比べるとアップする国が多いなか、台湾では夜のお出かけをするツーリストも多いです。
夜市など夜がメインの観光スポットもあることから、夜の観光をメインに楽しまれる方もいます。
台湾に行ったことがある人のなかでも、台湾人は優しく、ジェントルであるという印象を多く持っています。
また、台湾の方は日本に訪れる方も増えていることもあり、日本とのビジネスも増加傾向です。
台湾は治安がよいことから、日系企業も台湾に進出する企業も多く、台湾の企業もさらにグローバル化し治安はさらによくなっている傾向にあります。
首都台北の治安状況は？
台湾の首都は、「台北（たいぺい）」です。
台北では、ツーリストやビジネス目的で訪れる外国人が、最も多いエリアです。
台北ではMRTという日本でいう新幹線のような特急列車や、ローカルの電車も多く開通しておりとても交通に関しても便利です。
そのため、台北ではツーリストも現地の方と同様に、交通機関を利用する方も増えています。
ローカルの電車内でも、日本と同じぐらい治安は良いです。
とはいえども、台北は観光客が多いこともあり、ツーリストを狙った詐欺やぼったくりなどの軽犯罪もないわけではありません。
また、少ないとはいえども、強盗などの犯罪も発生しています。
そして、最近増加している台湾の犯罪といえば、「クレジットカードのスキミング」や「パスポート盗難による不正利用」などです。
クレジットカードの利用率は世界中で増えており、旅行に行かれるときには欠かせないアイテムの1つです。
クレジットカードは台湾でも利用できるお店が多く、両替をせずに利用できるととても好評です。
しかし、クレジットカードを使用する際に、気が付かない間にスキミングをされ、不正に利用されているという事件も発生しています。
台湾でもテクノロジーの発展が著しく高くなっており、テクノロジーを悪用した犯罪が増えています。
クレジットカードの不正利用はスキミングだけでなく、財布のスリによる被害も発生しています。
男性の場合、後ろのポケットに財布を入れていると、すられる確率が高いです。
すられたことに気が付いたとしても、海外からクレジットカードをとめようとしても日本でいるときのようにスムーズにいかず、クレジットカードをとめるまでにタイムロスが生じる可能性が高いです。
その間にも、クレジットカードの悪用をされてしまうことがあります。
これらのように、台湾でも治安がよいといえども、悪質なお金に関わるトラブルにあう可能性はあります。
日本に比べると、台湾の方が約1.5倍、軽犯罪が多いと言われており、用心するにこしたことはありません。
いくら治安のよい台湾であっても、海外という意識を忘れずに油断をしないことで、楽しい台湾旅行を満喫できます。
治安のいい台湾でも気をつけるべき犯罪5選
台湾は治安がよいですが、犯罪はゼロではありません。
台湾で起こりえる犯罪をご紹介していきますので、台湾旅行に行かれる際には、ぜひともご参考にしてください。
治安のよい国ならではのトラブルがあり、警戒しておくにこしたことはありません。
軽犯罪に対しては油断をしたすきに、犯罪にあう可能性が高く、ツーリストを狙ったスリ軍団などがいます。
軽犯罪に対する手口や実態を知ることで、トラブルに巻き込まれずに旅行を楽しめる確率があがります。
では、台湾での犯罪を確認していきましょう。
気をつけるべき犯罪①：置き引き
軽犯罪の代表的な犯罪は「置き引き」です。
置き引きとは、荷物から目を離したすきに盗まれているという犯罪です。
置き引きによくある手口は、お店などで荷物を自分の横に置いており、話に夢中になっている間に持ち逃げされていることもあります。
また、トイレなどに行こうと目を離したうちに盗まれていたというケースもあります。
レストランでなくても、空港や繁華街などの比較的、賑やかな場所で発生することが多く、台湾の人気の観光スポットでも可能性はあります。
気をつけるべき犯罪②：スリ
スリは世界でもよく発生している犯罪で、台湾も例外ではありません。
スリも置き引きなども同じく、繁華街で発生していることが多いです。
例えば、台湾には現地の方も多く訪れる、夜市がたくさんあります。
夜市は大きさも様々ですが、各地にたくさんあります。
日本でも特に有名な夜市は「士林夜市」です。
ツーリストも多く、ツーリストを狙ったスリ集団がまぎれている可能性もあります。
スリは財布をカバンに入れてあっても、相手に気づかれないように財布で盗みとることがあります。
そのため、夜市などの人混みに行く際には、カバンにチャックがついているような盗まれにくいものを選びましょう。
くれぐれも、開けっ放しのタイプは避けるようにしましょう。
気をつけるべき犯罪③：宿泊先でのトラブル
最近では、格安ホテルやAirnBといった、個人でお部屋をかしだすサービスが増えています。
高級ホテルやチェーンのホテルに比べて、ホテルや宿泊先でのトラブルを増えています。
海外旅行に出かける際の宿泊先は、日本からオンラインで個人で予約しているケースが増加しています。
そのため、現地でのトラブルも増えています。
オンラインで増えているケースは、事前にお金を払って予約が完了していても、現地に行くとそのような宿泊先は存在せずに、宿泊料金のも回収されるケースがあります。
現地で宿泊先を探さなければならないということのないように、いくら安くても安全で確かな宿泊先を選ぶようにしましょう。
大手のホテルは宿泊費も高額ではなりますが、それだけ安全と安心を買える可能性が高いです。
気をつけるべき犯罪④：痴漢
日本でも痴漢に関しての対策が取られていますが、台湾でも痴漢が発生しています。
女性を守るために、日本では電車の場合、女性専用車両などを設けて被害を減らしています。
台湾でも痴漢にあったという日本人女性がおり、女子旅に行かれるときには十分に注意が必要です。
痴漢も犯罪の1つですが、軽犯罪のため触られた女性が泣き寝入りするパターンも少なくはありません。
せっかく楽しい台湾旅行にする予定が、痴漢をされてとても嫌なおもいをしたということにならないように、女性は狙われているという意識を持っておきましょう。
台湾では日本人女性は人気があり、ターゲットにされることも珍しくはありません。
気をつけるべき犯罪⑤：ぼったくり
台湾ではツーリストを狙ったぼったくり被害が発生しています。
ツーリストは現地の物価の価値を知らないことも多く、高額な金額を吹っ掛けられることもあります。
特にタクシーや夜市などで多く発生しています。
夜市では値札がない商品が多く、言い値で売買されることが一般的です。
ツーリストばかりを狙って通常よりも高額な値段を提示されることがあります。
しかし、ツーリストは現地の物価を知らないこともありますが、日本と台湾では物価が異なり、高値をつけられていても日本人は気づかずに購入してしまうこともあります。
もちろん、自分が納得している金額で購入できればそれで良いのですが、ぼったくりにあわないためにも、事前に現地の物価事情をリサーチしておくことをおすすめします。
タクシーは特にぼったくり被害が多く、事前に相場をチェックしておきましょう。
また、タクシーは危険な目にあうこともありますので、できる限り1人で乗車しないことが賢明です。
治安のいい台湾でも注意するポイント10選
治安がよいからといって油断していると、おもわぬ犯罪や危険な目にあう可能性があります。
治安のよい台湾であっても、注意することにこしたことはありません。
注意するべきポイントをおさえておくことで、犯罪に巻き込まれずに楽しい旅行の思い出を作ることができます。
台湾といっても海外であることを忘れずに、自分の身は自分で守ることが大切です。
注意するポイント①：荷物の管理対策
旅行の際には、置き引き、ひったくり、スリなど荷物に関してのトラブルが目立ちます。
荷物の管理を強化することで、これらの犯罪を回避することができます。
観光に出かける際には、きちんと口が閉まるカバンを選び、ひったくりなどに盗まれにくい斜めかけバッグなどを選びましょう。
肩掛けバッグや手持ちバッグは、うっかりショッピング中などに床に置いてしまい、置き引きにあうことも考えられます。
注意するポイント②：宿泊施設での対策
宿泊施設では、予約詐欺にあわないように、宿泊施設を調べてから予約するようにしましょう。
海外での予約をする際には、予約施設名でのオンライン検索をする際には、英語と日本語ですることでより多くの情報を入手できる可能性があります。
また、宿泊施設での貴重品に管理も注意するポイントの1つです。
貴重品を携帯して観光して落としてしまわないように、貴重品を宿泊施設に置いていく方もいます。
宿泊施設で貴重品を盗まれるということもありますので、セーフティボックスやスーツケース中に入れて鍵をかけるなど対策をしておきましょう。
注意するポイント③：タクシー乗車の対策
タクシーでは、目的地から遠回りされぼったくり被害にあったりと被害内容は多数あります。
目的地以外の知らない場所に連れて行かれるということもあります。
また、その先で暴行など危険なめにあうということも考えられます。
そのため、タクシーは1人での乗車は極力避けることが賢明です。
タクシーを利用するときには、流しのタクシーは利用せずにレストランやホテルで呼んでもらうようにしましょう。
また、大手のタクシー会社である「台湾大車隊」や「大愛計程車」を利用しましょう。
個人と書いているタクシーは避けて利用することがおすすめです。
注意するポイント④：歩きスマホ対策
日本でも問題になっている歩きスマホはどこであってもやめましょう。
交通ルールや事情が異なる台湾では、歩きスマホによる事故も多発しています。
バイクが多い台湾では、人とバイクの接触事故も多くとても危険です。
観光スポットまでの行き方など、台湾でもスマホを使うことは少なくありませんが、スマホを利用するときは立ち止まって道路の端に寄り確認することで危険を避けることができます。
注意するポイント⑤：交通に関する対策
台湾での交通ルールは日本の常識と異なることがあります。
日本では、歩行者優先が基本のマナーですが、台湾では通用しません。
特に横断歩道では、曲がってくる車は停まってくれないとおもっておく方が無難です。
青信号であっても、左右をしっかりと確認してから渡りましょう。
また、バイクが多い台湾では、バイクが歩道を走っているという光景を目にすることもあります。
歩道だから安全とは限りませんので、スマホや周囲に気を取られていると事故にあってしまったということも考えられます。
注意するポイント⑥：勧誘の対策
台湾では、いわゆる「キャッチ」と呼ばれるセールスもたくさんあります。
販売目的でのキャッチもありますが、中には団体や宗教関連の勧誘という内容のものもあります。
台湾に留学目的やビジネス目的で長期滞在する方に、多く発生しています。
しかし、ツーリストであっても例外ではなく、勧誘されるケースもあります。
知らない方とは話をせずに、好奇心だけで行動しないように注意をしましょう。
フレンドリーで優しいふりをして近寄ってくることもあります。
注意するポイント⑦：セクハラ対策
女性に特に注意してほしいポイントは、セクハラ対策です。
痴漢もありえる台湾では、悪質なセクハラ被害も起こっています。
特にマッサージ屋さんで、セクハラを受ける被害が発生しています。
台湾は日本に比べマッサージ屋さんも多く、とてもリーズナブルな価格で体験できるため人気があります。
観光の疲れも癒せると評判もよいのですが、一方ではマッサージ屋さんで必要以上に触られたりセクハラ被害にあう女性もいます。
セクハラにあわないためにも、口コミなどをチェックして、人気のマッサージ屋さんを選びましょう。
注意するポイント⑧：クラブ対策
台湾の首都である台北には、たくさんナイトクラブがあります。
夜になると、観光客や現地の方の娯楽の場になっています。
ナイトクラブでは、喧嘩に巻き込まれたり危険なシーンにあうこともあります。
お酒が入る場ということもトラブルが発生する可能性もあります。
日本人以外の外国人も多く、あらゆる人種が集まるため注意が必要です。
台北101周辺に位置するナイトクラブはセキュリティを強化されており、ID証明や持ち物チェックも行っており、比較的安全です。
ナイトクラブに行く際には、セキュリティ面をきちんと確認して怪しい場所には立ち入らないことが大切です。
注意するポイント⑨：ぼったくり対策
ぼったくりにあわないためにも、現地の情報を事前に入手しておくことが大切です。
あまりにも高額を提示されたお店はすぐに立ち去り購入しないことがおすすめです。
タクシーの場合は、ぼったくりにあわないためにも、乗車前にいくらぐらいで行けるかを確認しておくこともよいでしょう。
おおよその金額さえこたえてくれず、不安であれば次のタクシーに乗りましょう。
台湾にも路面店以外に、デパートなどのショッピングセンターもたくさんあります。
デパートなどでは値札があり、ぼったくりにあうこともありません。
注意するポイント⑩：油断しないこと
台湾での注意するべきポイントをおさえていても、現地に行くと気が緩みついつい注意をおこたってしまうことがあります。
とにかく、海外旅行中は油断をしないことが大切です。
犯罪にあうときは一瞬の出来事であり、突然起こりえます。
実際に犯罪に巻き込まれた方も、まさか自分はあうとおもっていなかったというケースが多く、油断していることが多々あります。
台湾は治安がよく比較的安全ではありますが、犯罪はゼロではないという意識を忘れないようにしましょう。
治安のいい台湾で、戦争の危険性はある？
現在の台湾では戦争が起こりうる可能性は非常に低いです。
台湾も日本と同様に核兵器を持たない国の1つです。
台湾はとても小さい国であり、北から南にかけて長細い国です。
北から南まで車でドライブしたとしても約4-5時間で行くことができます。
そんな台湾では内戦もなくとても平和な国です。
台湾は日本と同じく保守的な国民性であり、自分から喧嘩を吹っ掛けることは考えにくいです。
一部では中国と不仲であるという噂もありますが、実際のところ戦争をおこすまでの険悪なムードはありません。
治安のいい台湾で、テロの危険性はある？
テロというと宗教関係の対立で引き起こされることが多いですが、台湾には過激派の宗教関連の組織はなく、テロの危険性は極めて少ないです。
台湾の国民のほとんどは仏教徒であり、宗教問題もほとんどありません。
そういったことから、台湾でテロリスト問題はほとんどないに等しいと考えられます。
テロの危険性が少ない台湾だからこそ、日経企業の進出や、留学先にも人気があるといえます。
台湾の方は誠実で優しい方が多いため、テロの心配もなく過ごすことができます。
実際に台湾に住む日本人もとても住み心地がよく、高評価している方が多いです。
日本もテロに関する事件が少ない国ですが、台湾も日本と同じぐらいテロに関して心配がないといえます。
「台湾の治安はいい？悪い？観光時に注意するべき犯罪や安全点を紹介」まとめ
台湾の治安はとてもよく、海外旅行先にもとても適しています。
安全で楽しい観光スポットが多い台湾は、日本からも直行便がたくさんでており、今後も人気がやまない見込みです。
台湾は自然も多く、歴史的な建物もあり最高の旅行先です。
初めて海外旅行に行くという方にもおすすめです。
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