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2019/04/22

行田名物「ゼリーフライ」とは?人気の理由やおすすめの名店を紹介

埼玉県の行田市は観光スポットも多く、大人気小説やドラマ、映画の舞台にもなっています。
そんな行田市には何やら聞きない、ゼリーフライという名物があります。

ゼリーフライは行田市の郷土料理であり、学校の給食の一品料理として出ててきます。
この記事ではそのゼリーフライについて紹介するとともに、作り方やゼリーフライの名店も紹介していきます。

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行田名物「フライ」&「ゼリーフライ」とは?

はてな
行田名物のフライ、ゼリーフライはみなさんの知っているフライとは全く異なるもので、歴史のある名物なのです。

埼玉県・行田市ってどんなところ?ドラマのロケ地としても話題に!

国宝の金錯銘鉄剣が出土した稲荷山古墳や日本最大の円墳である丸墓山古墳、そして、埼玉県名発祥として知られている埼玉古墳群を有する埼玉発祥の地。
そして、関東七名城の1つであり、石田三成らの水攻めに果敢に耐え、別名浮き城と言われている忍城があり、映画のぼうの城の舞台でもあります。

また、忍城の外堀の沼が利用され整備された水城公園には古代蓮をはじめとする、42種のハスが植えられています。
そして、江戸時代から旅行や作業用として足袋が作られており、現在では行田の足袋製造用具及び製品が国登録有形民俗文化財に登録されているのです。

その他は、行田市内の国道125号線沿いには、昔ながらの遊びに興じる銅人形の童たちが39基あり、それぞれの表情を見せてくれます。
これらの銅人形は行田の街並みのシンボルの1つとして市民に親しまれています。

行田市が舞台になっている大人気小説陸王はドラマにもなっており、ドラマの撮影地巡りも人気です。
豊かな歴史と自然があふれるまちなのです。

行田のフライ&ゼリーフライの歴史と名前の由来

フライというと一般的には揚げ物を思い浮かべるはず。
行田のフライは揚げ物ではなく、焼き物なのです。

古くから小麦の産地であり、その小麦粉を使った料理で手軽に作れ、持ち運びがしやすく、腹持ちの良いものなのです。
小麦粉を水で溶いたものを鉄板で薄く焼きながら、ねぎ、肉、卵といった具材を入れるクレープやお好み焼きのようなもので、昭和初期に足袋工場で働いていた女工に人気があり、定着したとされています。

そして、気になるゼリーフライの正体はお菓子のゼリーでもなく、行田フライとも違う、主におからが使われ、ジャガイモ、ニンジン、ねぎを具材にし、パン粉をつけずに素揚げにし、それをソースにくぐらせたものです。
はじまりは日露戦争に従軍した際に、中国から伝わった野菜まんじゅうにアレンジを加えたものとされており、明治後期にはすでに食されてたということです。

特徴的な名前の由来は、見た目が小判型であることから銭フライと呼ばれており、それが訛ってゼリー(ゼニ)となったと言われています。
こちらも、おやつとして行田市民に親しまれています。

行田のゼリーフライの魅力

美味しいのはもちろん、おからが主に入っているので、食物繊維が豊富でヘルシーであり、腹持ちも良いのでダイエットしている方にもおすすめ。
また、ソースの香りと味がとてもきいています。

手軽に食べれて、小腹が空いた時やおやつにはぴったりです。
そして、もちもちとした食感が大人も子供も魅了します。

ゼリーフライは行田の学校給食にも登場!

埼玉県では行田市の伝統料理でもあるので、学校給食にゼリーフライが出てくるそうです。
自分が住んでいる県の名物を給食を通して知り、興味を持ってもらうという試みのようです。

ソースと美味しさに子供達からも大人気の給食メニュー。

行田のゼリーフライを模した名物キャラクターも

こぜにちゃんとフラべぇというゆるキャラがいます。
行田市のご当地グルメ行田ゼリーフライと行田フライを全国ブラント化する為に活動しています。

ゆるキャライベントなどの各イベントにも参加しており、キーホルダーやぬいぐるみなどのグッズもあるマスコットキャラクター。

行田の名物イベントでもゼリーフライが食べられる!

稲荷山から金錯銘鉄剣が出土され、国宝に指定されたことを記念し、開催されたマラソン大会
足袋製造の技術を生かしてランニングシューズを開発に奮闘する姿を描いた陸王はかつて足袋の最大生産であった行田市を舞台にしていることから、陸王杯と名付けられています。

そのため、足袋シューズで走るランナーも多いです。
優勝者にはこの大会ならではの、オリジナル土器カップが贈呈されたり、古代スープがふるわれたりします。

この行田市ならではの大会でもゼリーフライが出店され、食べることができます。

<下に続く>

行田のゼリーフライの作り方を紹介!

料理の作り方

行田名物のゼリーフライはご家庭でも簡単に作ることができるので、ぜひ試してみてください。
今回、20個分の材料、レシピを紹介します。

おから (340g) じゃがいも( 300g) 小麦粉 (40g) 卵 (1/2個) 人参 (60g) たまねぎ( 70g) 塩 こしょう サラダ油 ソース(ウスターソース) 中濃ソース

をまずは準備してください。
料理方法はなんと驚きの5工程で完成です。

  1. まずは、じゃがいもは蒸かして潰し、野菜はみじん切りにしておきます。
  2. 次に、おからをよくこね、空気を抜きます。
  3. そして、おからにじゃがいも、野菜を入れ、さらに小麦粉、卵、塩、こしょうを加え、よく混ぜ合わせます。
  4. そうしたら、あとは材料を小判型に整え、160℃(中温)の油で揚げます。
  5. 最後に、ウスターソースと中濃ソースを6:4の割合でボールに入れ、その中に揚げたてのゼリーフライをサッとくぐらせれば完成です。

とても簡単に作れて、分量を増やせばかなりの量が作れますし、タネを作り置きしておいて、調理工程のみ行うようにしておけばいつでも揚げたてを食べることができます。

<下に続く>

行田のフライ&ゼリーフライが美味しい名店7選!

やきとりのお店

では、行田のフライ&ゼリーフライが美味しい名店をみていきましょう。
行田には、以下の名店があります。

  1. 肉のヒラノ
  2. 駒形屋
  3. かどや豆腐店
  4. コーヒー苑
  5. じゃぱん亭 行田門井店
  6. かねつき堂
  7. ときわ肉店

肉のヒラノ

街によくある正統派の精肉店。
精肉店なので、残念ながらフライはありませんが、どこか懐かしい馴染みのあるお店です。

地元の方からの評判もよく、行田市出身の有名人もおすすめしています。
夕飯時にはかなりの混み具合になるほどの人気っぷりです。

見栄えのいいサクサクなゼリーフライとは違い、ドンとくるような少し重たいようなイメージ。
おからが多く、具材が粗いので食べた満足感はしっかりとあります。

ただ、しつこさはあまり感じないのでパクパク食べることができます。
お値段も安く、他の揚げ物のラインナップも豊富です。

平野精肉店
住所:〒361-0032 埼玉県行田市佐間1丁目9−10
電話番号:048-556-0448
営業時間:10時00分~19時00分
定休日:月曜日
URL:食べログ

駒形屋

昭和48年創業の老舗店で、2017年までは水城公園の売店でしたが、移転しリニューアルオープンしました。
こちらもフライがないのが残念です。

こちらのゼリーフライは元売店のお店という名残がある、割り箸が刺さっており、食べやすくなっています。
パリッとした薄い皮のような表面にはしっかりと甘辛いソースが染み込んでおり、中は割り箸が刺さっても抜けないようなネットリとしているかつ、もちもち感もあります。

テイクアウトもできるので、町歩きをしながら楽しむことができます。
そのほかにも、焼きそば、焼うどんのメニューなどもあります。

駒形屋
住所:〒361-0052 埼玉県行田市本丸22−47
電話番号:048-554-2561
営業時間:10時00分~17時00分
定休日:月曜日、水曜日
URL:食べログ

かどや豆腐店

創業60年余りの行田の地下水と行田の大豆にこだわる豆腐を作るお店。
そんな、こだわりの大豆のおからが使われている、おから多めのゼリーフライがいただけます。

こちらのゼリーフライはソースがかかっていない状態で販売されているので、素材をのしむことができます。
また、ソースの量も好みに合わせて調整できるのです。

もちろん、お豆腐もあげも絶品です。

(有)かどや豆腐店
住所:〒361-0072 埼玉県行田市宮本6−6
電話番号:048-556-3908
営業時間:9時00分~19時00分
定休日:日曜日
URL:かどや豆腐店

コーヒー苑

こちらではフライもゼリーフライもいただけます。
地元の方に愛されている、アットホームな雰囲気なお店。

焼きそばの入った、焼きそばふらいミックスというボリューム満点のフライがあります。
こちらのゼリーフライは足袋の形をしているのが特徴。

観光に訪れて購入するなら、こちらの足袋型のゼリーフライはおすすめです。

珈琲苑
住所:〒361-0077 埼玉県行田市忍2丁目4−7
電話番号:048-554-9856
営業時間:10:00~16:00
定休日: 水・木曜日
URL:憩い 珈琲苑

じゃぱん亭 行田門井店

埼玉県内のチェーン展開しているお弁当屋さん。
この店舗限定でゼリーフライが注文できます。

単品でも注文することができ、揚げたて熱々を食べることができます。
持ち出て食べ歩きや子上で食べるのもよし、店内のイートインスペースで味わうのもよしです。

また、お弁当10以上からは配達もしています。

じゃぱん亭(持ち帰り弁当)行田門井店
住所:〒361-0045 埼玉県行田市押上町11−12−2
電話番号:048-553-5218
営業時間:9:30~20:00
定休日:毎週火曜日
URL:お持ち帰り弁当チェーン じゃぱん亭

かねつき堂

忍城から徒歩2分のところにある、忍城の鐘が吊るされていた鐘楼が目印のお店。
卵、焼きそばの入ったフライが食べることができます。

もちろんゼリーフライもあり、合わせて食べる方は小サイズのフライを注文するのがおすすめです。
そのほかにも焼きそばや自家製のいなり寿司もいただけます。

人気店としてよく知られており、観光客の方も多く来店しています。

かねつき堂
住所:〒361-0052 埼玉県行田市本丸13−13
電話番号:048-556-7811
営業時間:11:00 ~ 18:00
定休日:月曜日
URL:食べログ

ときわ肉店

肉屋とゼリーフライの店が一体になっているお店。
こちらはどちらもあり、フライは大中小から選ぶことができ、味もソース、醤油、梅じそと三種類あります。

ゼリーフライはジャガイモがしっかりと潰されいるネットリ感が強いもの。
さらに、チョコバナナ、かぼちゃとスイーツに近い味もあります。

オリジナル性がある、ゼリーフライを食べ慣れた方におすすめなお店です。

ときわ肉店
住所:〒361-0054 埼玉県行田市城南4−10
電話番号:048-556-3987
営業時間:11時00分~18時30分
定休日:月曜日
URL:食べログ

<下に続く>

行田名物「ゼリーフライ」とは?人気の理由やおすすめの名店を紹介 給食にもおやつにもゼリーフライ

スイーツを食べる人

歴史がある伝統料理で現在でも、肉屋、豆腐屋、珈琲店などいろいろなところで販売され、学校給食にもなっているゼリーフライ。
地元でおやつとして愛されて、名物になり、観光客にも人気があります。

名前からは想像のつかない素朴なボリューム感の強いインパクトのあるB級グルメ。
ぜひ、埼玉に旅行の際には行田市に立ち寄って、忍城を眺めながらゼリーフライを味わってみて下さい。

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