名古屋の観光モデルコースを紹介!
名古屋と言えば何といっても金の鯱鉾「名古屋城」で、名古屋テレビ塔や中心部栄エリアのグルメ・買い物コースをはじめ、熱田神宮、東山総植物公園、名古屋港水族館やテーマパーク「レゴランド」などの港湾エリア巡りなど周辺地域も含めたメインのコースもたくさんあります。
メインコース以外も、名古屋中心部の「トヨタ産業技術記念館」、「ノリタケの森」と呼ばれるミュージアム、「名古屋市科学館」、「大須商店街」、「大須観音周辺」があげられます。
また、周辺の穴場スポットは、「桶狭間古戦場」や「愛知県森林公園」、「リニア・鉄道館」など見所はたくさんあります。
名古屋の観光は、家族同伴の旅、女子旅、友達同士の旅、カップルの旅、一人旅など様々な観光客に対応した旅をすることができます。
名古屋観光モデルコースのためのおすすめ交通手段
名古屋市内2~3カ所以上を観光するなら名古屋市営地下鉄と市バスの1日乗車券がお得で、地下鉄・市バス全線一日乗車券は850円、市バス一日乗車券は600円です。
土日と8日(名古屋市の市章が丸八だから)に限り「ドニチエコきっぷ」地下鉄・市バス全線一日乗車券が600円でが販売され、地下鉄各駅の自動券売機で購入できます。
エコきっぷが対象とする名古屋市の施設窓口で、切符を見せれば入場料が割引になります。
地下鉄以外に、名古屋駅からは名古屋鉄道やレゴランドがある港湾地区へはあおなみ線(名古屋臨海高速鉄道)、そして、地下鉄終点の藤が丘から愛・地球博記念公園などがある東部地区へは愛知高速交通東部丘陵線(リニモ)が利用できます。
名古屋の観光モデルコースでおさえたい穴場スポットは?
穴場スポットは、定番のスポットとの時間配分に合わせて、これらのスポットと組み合わせることにより、仙台観光を効率よく魅力あるものにしてくれます。
それでは、次の穴場スポットを、具体的に紹介していきます。
- ノリタケの森
- トヨタ産業技術記念館
- 名古屋市科学館
- 大須観音周辺
- 桶狭間古戦場
- 名古屋港ワイルドフラワーガーデン
1.ノリタケの森
創立100周年の記念として2001年にオープンした「ノリタケの森」は、公園、レストラン、ミュージアムなどからなる複合施設で、名品のコレクションや陶磁器の製造工程を見学でき、マグカップやお皿の絵付け体験も楽しめる魅力のスポットです。
「ノリタケの森」はJR名古屋駅から徒歩15分、地下鉄東山線亀島駅から徒歩5分という良好なアクセスで都会の中のオアシスで、美しく整備された芝生の広場は、散歩を楽しむ人、赤レンガの建物を背景にフォトジェニックな写真を撮る人など、思い思いに過ごせる憩いの場です。
2.トヨタ産業技術記念館
「トヨタ産業技術記念館」は名古屋市西区にある、トヨタグループ創業者の豊田佐吉が動力織機の研究開発のために1911年に創立した試験工場の場所と建物を利用して創設された博物館です。
館内には、近代日本の発展を支えたトヨタグループの軌跡、織機・自動車部品の変遷・歴史が展示されており、オペレーターによる実演でわかりやすく紹介されています。
特に、魅力的な「自動車館」と「繊維機械館」では、広大な敷地内に工場を再現した展示で存在感があり、世界各国から見学に訪れる人も多い人気スポットになっています。
今の日本人にとって「モノづくり」の大切さが分かる博物館です。
市バス「トヨタ産業技術記念館」で下車して徒歩3分、なごや観光ルートバスメーグル「トヨタ産業技術記念館」で下車してすぐのところにあります。
上記両施設とも所要時間は大体1時間30分~2時間といったところです。
3.名古屋市科学館
「名古屋市科学館」には、内径35mの世界最大のプラネタリウムドーム「ブラザーアース」、マイナス30度の部屋でオーロラ映像を体験できる装置や、高さ9mの人工竜巻を体験できる装置、放電による電気エネルギー体験などができます。
目玉のプラネタリウムの投影スケジュールは1日6回(10:00、11:20、12:40、14:00、15:20、16:40)です。
肉眼で見ることのできる約9,100個の星が映し出され、ほぼ本物に近い星空が再現され、星の瞬きや色、明るさ、月の満ち欠けなど、投影時間の50分間、驚きの連続です。
素晴らしい音響と学芸員によるわかりやすい生の説明が、スペクタクルな天体ショーをさらに盛り上げてくれ、必見の価値があります。
観覧券は、数量限定で名古屋市電子申請サービスによる事前予約抽選枠もありますが、基本的には当日販売で手に入れられますが、土日祝日や春・夏・冬休み期間は午前中で売り切れてしまうこともあります。
4.大須観音周辺
地下鉄上前津駅出口に近い、万松寺ミニアーケードの入口を50mほど通り抜けると信長の織田家菩提寺・「万松寺」があり、天井から無数にぶら下がる提灯が復活し、外壁面に2階まで突き抜ける巨大白龍3頭、2階から見下ろす白龍の迫力を楽しめます。
白龍は2時間おきにライトアップされ、奥の本堂壁面で万松寺からくり人形「信長」が1日5回上演され、白竜のライトアップ(奇数時間)とからくり人形(偶数時間)は時間をずらしています。
また、「万松寺」から「大須観音」への散策がおすすめで、途中で寄りたいパワースポット「まねき稲荷」と1495年創建した由緒ある「富士浅間神社」です。
「まねき稲荷」でパワーをもらう開運祈願や勉強、習い事の成就、上達祈願を行って、万松寺、大須観音へと格式ある大須の寺社で運気を高めましょう。
5.桶狭間古戦場
熱田神宮と桶狭間(おけはざま)古戦場と有松の町並みを回るだけなら、半日でも十分ですが、せっかくですから、この周辺にはいくつかの歴史的な場所を訪ねましょう!
桶狭間の戦いの前に、松平元康(徳川家康)が今川側陣として兵糧入れを行った大高城跡、同じ桶狭間の合戦で重要な役目を果たした鳴海城跡などがあります。
旧跡を回りながら、当時を、思いめぐらしながら1日かけて回るのも、戦国時代の歴史好きには素晴らしい体験になります。
6.名古屋港ワイルドフラワーガーデン
「名古屋港ワイルドフラワーガーデン」は、市バス 金山発19系統 ワイルドフラワーガーデン行きでも行け、野生の状態で野草の草花が咲き乱れるような風景を作り出している自然風庭園で、テーマ別に22のガーデンに分かれ、チューリップやクリスマスローズなど、100種以上の四季折々の植物を観賞できます。
中でも、樹木を動物などの形に刈り込んだトピアリーを集めたガーデンやイギリスのトップデザイナーが手掛けたファミリーガーデンなどが人気になっています。
名古屋観光の半日モデルコース2選!
名古屋観光の次に示す半日モデルコース2つを紹介しています。
- 名古屋城周辺と徳川園
- 東山動植物園
名古屋観光の半日モデルコース①名古屋城周辺と徳川園
名古屋観光の半日定番コースは、名古屋城を見学して、名古屋一の繁華街「栄(さかえ)」近くにある「名古屋テレビ塔」に登り、名古屋市内の景色を一望して、すぐ近くにあるあるモダンなショッピングセンター「オアシス21」で、ショッピングを楽しむ定番コースです。
しかし、「名古屋テレビ塔」は、2019年1月7日より、耐震改修工事に伴い、塔内の全ての施設が休館となっており、リニューアルオープンは2020年7月頃の予定で、現在は、見学できない状態です。
「名古屋テレビ塔」の替わりに「徳川園」を観光しましょう。
名古屋の観光の定番は「名古屋城」ですが、象徴である「天守閣」の老朽化が進み、耐震性も低く、名古屋城「天守閣」は、2018年5月6日を持って閉館しまし、「木造」の天守閣を昔の資料から忠実に復元して、2022年12月に開館予定です。
その代わり、木造復元の本丸御殿は、内部が一般公開されており、豪勢な本丸御殿は、徳川秀忠、徳川家光、徳川家茂の3人のみが利用した将軍さま専用で、上洛の途中に宿泊するだけで普段は使われておらず、藩主が居住したのは二の丸御殿でした。
・城内 約1時間
・(天守閣の中 約30分)
・本丸御殿 約30分
合計約1時間半
名古屋城見学後に、徳川美術館、徳川園をセットで観光する人は多く、「ドニチエコきっぷ・一日乗車券」でも乗車できる「名古屋観光ル-トバスメ-グル」が便利です。
何故なら、徳川美術館、徳川園、蓬左文庫に地下鉄で行こうとすると、途中で市バスに乗り換えが必要だったり、歩く距離が長かったりと、効率が悪いからです。
「徳川美術館」は徳川義親の寄贈により、尾張徳川家に伝えられた数々の「大名道具」をそっくりそのまま収め、展示・公開している美術館です。
収蔵品は徳川家康の遺品を始め、初代義直以下代々の遺愛品や家族が実際に使用した物1万数千件余りが展示されて、観覧には約30分~60分かかります。
尾張徳川家の大名庭園「徳川園」は全国の素晴らしいものをお手本にして造った庭園なんです。
特に、紅葉時期の眺めは、色づいた木々と対岸の柳の緑がコントラストになった絶景で人気のスポットです。
園内で「虎仙橋」を渡り、しばらく行ったところにある東屋「四睡庵」の腰掛けが卍型に作られ、京都・桂離宮の卍亭と同じで、周りの灯篭は日光東照宮や春日大社のものを再現し、龍仙湖は伊勢湾は愛知三島に見立てられてできています。
「大曽根の瀧」(落差6m)は上・中・下の3段に分け岩の並びを変えているので、水の流れや水しぶきの様子が変わり、耳にも心地よいせせらぎが聞こえてきます。
庭園が広く、インスタ映えスポットが多く、ここも30分は時間が欲しいと思います。
こちらの見学で、半日の行程が終わり、栄エリアに行ってリーズナブルで美味しい名古屋料理の昼食を頂きましょう。
名古屋観光の半日モデルコース②東山動植物園
「東山動植物園」はじっくり見学すれば半日どころか1日でも足りないくらい「見ごたえ」があるところです。
半日モデルコースとしては、あなたの好みや同行者によって、 動物園か植物園の選択をしましょう。
1) 動物園
2017年で開園80周年を迎えた「東山動植物園」は、地下鉄東山線で名古屋駅から18分の東山公園駅から徒歩約3分にあり、都心から30分以内で行ける、入園者数全国2位を誇る動物園です。
植物園も併設しており、動物が約550種飼育され、植物が約7000種が展示されていて、見どころがたくさんあります。
昭和59年(1984)に、日本初のコアラが登場し、その後コアラの繁殖にも成功するなど注目を集め、「イケメンすぎる」と話題のゴリラのシャバーニが、最近人気を集め、写真集やDVDが発売される程です。
その外に、「おっさん」みたいな鳴き声で人気になったフクロテナガザルのケイジくん、2013年に生まれたゾウ・さくらちゃんなどいて、話題が豊富な動物園です。
東山動植物園は、アジアゾウやライオン、コアラなどのいる「動物園本園」と、シャバーニのいる「動物園北園」に分かれています。
カンガルーを真近で見られる「カンガルー広場」、ライオンをガラス越しに見られる「ワ〜オチューブ」など、動物本来の生態が観察できる他にはない展示も人気になっています。
小さなお子さんには「こども動物園」がオススメで、ヤギの餌やりやモルモットとの触れ合いなど、動物たちに親しむことができ、ニホンリスやメジロ、ウグイスなどの日本の小鳥を間近に見ることができます。
2)植物園
植物園では約7,000種もの植物を展示しているほか、世界遺産でもある岐阜県白川郷から移築された「合掌造りの家」や国指定重要文化財の「温室」があります。
丘陵地の地形や自然林を生かした展示で、万葉の散歩道、薬草の道、東海の森などの散策コースがあり、園内を巡りしながら植物に親しむことができます。
見晴らしのすごくよい高所にある「お花畑」は、季節によって様々な種類の花を楽しめ、春になると隣接する「桜の回廊」で多様な桜が咲き、展望休憩所もあって、四季折々の景色を楽しめます。
「バラ園」では、特に春と秋には多様なバラが咲き乱れ、人気です。
植物園の「温室」には、「前館」(国の重要文化財)と、昭和35年以降に開設した「後館」があり、「前館」は、現在、保存修理工事のため閉鎖中で、平成32年にリニューアル完了の予定ですが、「後館」で鑑賞でき、十分に楽しめます。
名古屋観光の日帰りモデルコース3選!
日帰りモデルコース三つを次に紹介しています。
- 名古屋城・徳川園巡りと大須商店街
- 名古屋港周遊めぐり
- 熱田神宮と桶狭間古戦場
名古屋観光の日帰りモデルコース①名古屋城・徳川園巡りと大須商店街
1)名古屋城・徳川園巡り
午前中に名古屋城と徳川園庭園に立ち寄り、午後は、大須エリアに寄ってお昼とショッピングを楽しみ、最後は繁華街「栄」で、旅のしめとして夜のディナーを食べるルートです。
このプランは、名古屋の中心部に集中しているので、興味や時間によって、自由に変更ができます。
例えば、ショッピングに興味があれば、名古屋城から徳川園の観光を短く切り上げたり、名古屋城をやめて、ショッピングを重視したものに変更することもできます。
2)大須商店街
「栄エリア」にある「大須商店街」は名古屋駅から地下鉄で10分の「大須駅」から「上前津駅」にかけて広がる約600m四方の歴史と伝統ある門前町商店街です。
この商店街には食べ歩きのお店を始め、喫茶店やお土産屋さん、名古屋めしのお店、老舗のお菓子屋さん、古着屋や雑貨屋、着物屋に至る約1,200店舗が軒を連ねています。
また、東の万松寺と西の大須観音は徳川家康の命により1610年の名古屋開府後、現在地に移転し、苦境の時期を乗り越えてきました。
電気街や古着の店、大道芸で盛り返して、世界コスプレサミットを送り出すなど、寺町と商店街がイベントとクリエィティブな活動で輝き、まるで「テーマパーク」のような「大須商店街」です。
世界コスプレサミットは、2003年に在名TV局が中心となりスタート。
今や7月末から8月初旬の1週間は「世界コスプレサミット・ウィーク」へと発展し、コスプレサミットのチャンピオンシップ、大須でのパレードが開催されるようになりました。
大須商店街にある「大須観音周辺」の散策もおすすめで、伝統と最新の流行が複雑にに混じり合う、活気溢れる商店街でグルメや買い物を思う存分に楽しむことができます。
名古屋観光の日帰りモデルコース②名古屋港周遊めぐり
名古屋港周遊めぐりに便利な「水上バス」は、名古屋駅の近くにあるショッピングやグルメが楽しめる「ささしまライブ」とレゴランド・ジャパンがある「金城ふ頭」までを最短60分で結んでいます。
その途中には、温浴施設の「キャナルリゾート」、大型ショッピングセンターららぽーとがあるスマートタウン「みなとアクルス」などもあり、様々な観光スポットを巡れます。
名古屋港周遊巡りの定番スポットは、主に3か所の拠点があり、「地下鉄名古屋港駅周辺」にある「名古屋港水族館」、金城(きんじょう)埠頭にある「リニア・鉄道館」と「レゴランド」、そして「名古屋港ワイルドフラワーガーデン」です。
この拠点間は、「水上バス」が定期に運航しています。
名古屋港エリアの「3つの拠点」は、それぞれ十分な見どころがあり、定期運航している水上バスの時刻を確認しながら、効率よく回ることができますが、半日だと、ちょっと「強行軍」になるので日帰りがおすすめです。
1)名古屋港水族館
名古屋駅から地下鉄で26分でアクセスもできる「名古屋港水族館」は、名古屋港駅で下車して徒歩5分ほどの場所にある広さも水の量も日本最大級の水族館です。
建物は北館と南館に分かれ、それぞれ「35億年はるかなる旅~ふたたび海にもどった動物たち」と「南極への旅」というテーマで多くの魚類や海洋哺乳類が鑑賞できます。
大水槽のマイワシのトルネードは見ごたえあり、各種イベントは毎日行われており、ベルーガやシャチの「公開トレーニング」、「イルカパフォーマンス」、ペンギン・ゴマアザラシ・ウミガメの「フィーディングタイム(エサやり)」など豊富です。
生きもの本来のかわいさと美しさに夢中になって癒されるところです。
2)リニア・鉄道館
名古屋臨海高速鉄道株式会社あおなみ線「金城ふ頭駅」で下車し、徒歩約2分のところにある「リニア・鉄道館」は、代々の東海道新幹線を始めとして、在来線から超電導リニアまで実物車両を展示しています。
シミュレータ利用の抽選に当たれば、「運転」や「車掌」の体験をすることができ、日本最大級を誇る人気の鉄道のジオラマも楽しめるところです。
車両を外から眺めると共に、展示車両の中を見学できる車両もあり、食事の持ち込みも可能で、館内で買ったお弁当を屋外展示の117系車両内で食べれ増す。
また幼児とその保護者がプラレールで遊べるキッズスペースもあり、家族皆で楽しめる施設です。
3)名古屋港ワイルドフラワーガーデン
「名古屋港ワイルドフラワーガーデン」については、「穴場スポット」の項を参照ください。
4)テーマパーク「レゴランド」
40種類以上のアトラクションやシアター、レストラン、ショップなどが揃っているテーマパーク「レゴランド」は名古屋駅からあおなみ線の直通列車でも約17分で行けます。
小学生以下の子供向きですが、大人も楽しめるアトラクションもたくさんあります。
パーク内は次に示す7つのエリアに分かれ、5つのレストランと12のショップがあります。
- 「ブリックトピア」:ブロックとタイヤで車を作って他の人と速さを競う
- 「アドベンチャー」:水上、水中、遺跡、忍者ショーを楽しむ
- 「レゴ・シティ」:アニメでも人気の「レゴニンジャゴー」をテーマにしたエンタテインメントショーを楽しむ
- 「ナイト・キングダム」:子供向け絶叫マシンやメリーゴーランド、ミニ・コースター等のアトラクションを楽しむ
- 「パイレーツ・ショア」:海賊船があり、水を使ったアトラクションを楽しむ
- 「ファクトリー」:レゴがどうやって作られているのかを見学、「レゴ・ファクトリー・ツアー」や4Dムービーを鑑賞する
- 「ミニランド」:名古屋を始めとして、京都、大阪、東京、北海道、広島など日本全国の名所や有名建造物のレゴブロックでの再現を楽しむ
「名古屋港水族館」、「リニア・鉄道館」、「レゴランド」はそれぞれに魅力あるスポットなので、すべてを周ると駆け足になってしまうので、一つに絞り集中して楽しんだり、2か所だけにすることもできます。
名古屋観光の日帰りモデルコース③熱田神宮と桶狭間古戦場
1)熱田神宮
JR「熱田」駅、地下鉄「神宮西」駅、名鉄「神宮前」駅と3駅が集まっていて、名古屋駅からいずれも20分前後で行け、アクセスの良いスポットです。
先ずは本殿から参拝して、その後は、こころの小径や天照大神さまの荒魂を御祭している神社にもお参りするとご利益が増すそうです。
本殿→荒御魂様→摂社の順番で回ると効率よく神宮内の散策ができます。
熱田神宮には伝統の60もの祭典の開催と、約10の伝統神事が今も残されており、毎年6月5日に開催の「例祭」は、「熱田まつり」として称され、年間約700万人の参拝者が訪れる人気の祭りです。
また、初詣や1月5日に行われる「初えびす」、毎年5月8日からの「花の撓(とう)」などは参拝者の多いお祭りになっています。
「熱田神宮」は、有名な三種の神器の草薙神剣(くさなぎのみつるぎ)が奉納されており、境内には熱田神宮のご祭神である熱田大神が祀られた「本宮」を始めとして28の社があります。
その社や境内にある古木(楠)などがパワースポットとされ、日本だけでなく世界中からご利益を求める人が訪れています。
「二拝・二拍手・一拝」という一般的な作法でお参りし、最初に神様に感謝を捧げて、自分の名前や住所を伝えると願いがより叶うそうです。
熱田神宮で最も神聖な「一之御前神社」は、写真撮影は禁止されており、水を司る神様「罔象女神(みずはのめのかみ)」が祀られた「清水社」は、社の北側にある「お清水さま」と呼ばれる湧水があります。
目の病気になった時に、ここの湧水で目を洗って治療したそうです。
ここの湧水は女性のパワースポットとして人気になっています。
もうひとつが湧水があり、その中央の石が楊貴妃の石塔の一部であるという伝説があり、この水で肌を洗うと楊貴妃のように綺麗になれるそうです。
このように目と美肌のご利益がありますが、それ以外にも、夫婦円満や学業成就商売繁盛などにご利益のあるスポットが点在しています。
2)桶狭間古戦場
上述した穴場スポットの項目を参照ください。
名古屋観光の1泊2日モデルコース2選!
1泊2日ならば、一日は興味深い場所や気になるテーマパークなど観光施設に集中して、もう一日はショッピングと名古屋めし食べ歩きを楽しむプランをこの記事では提案しています。
次に示すふたつの1泊2日モデルコースを紹介しています。
- 名古屋城とグルメ・ショッピングコース
- 秋保渓谷とショッピング・グルメ重視コース
名古屋観光の1泊2日モデルコース①名古屋城とグルメ・ショッピングコース
1日目(名古屋城・徳川園周遊とグルメ)
名古屋で1泊2日のプランであれば、中心部の大半の観光スポットを、ゆっくり回ることができ、1日目の午前中に、「名古屋城」周辺を楽しんだ後に「徳川園」まで巡り、午後は大須界隈でグルメ、ショッピングをしながら夜のディナータイムまでゆったりできます。
時間の余裕があるので、名古屋城での「名古屋おもてなし武将隊」の演舞を鑑賞でき、ちょっとしたト-クショ-やワ-クショップなどが楽しめます(所要時間:約1時間プラス)。
2日目(ミュージアム巡りとグルメ・ショッピング)
午前中に、名古屋駅のすぐ近くには、「ノリタケの森」と呼ばれるミュージアムや少し足を伸ばして「トヨタ産業技術記念館」があり、どちらかの施設を選んで、ランチタイムまで過ごしますが、両方を周ることもできます。
午後からは、栄エリアや名古屋駅でお土産・ショッピングなどを楽しむコースです。
「1泊2日のコース」ならぜひ立ち寄りたいのが、「マルナカ食品センター」で、名古屋駅前柳橋中央市場の中にあり、ここは早朝から深夜まで営業しており、2日目の夕方に新鮮な海鮮丼やマグロ丼などが安く食べられます。
名古屋観光の1泊2日モデルコース②秋保渓谷とショッピング・グルメ重視コース
名古屋城を見学したことがあり、定番名古屋城に行かず、自然との触れ合いを求めて「秋保渓谷」とショッピング・グルメの旅です。
1日目(秋保大滝とグルメ)
「秋保大滝」(幅6m、落差55m)は、「日本三名瀑の一つで、緑萌える初夏、さらに錦繍の秋にはさらに見事な絶景となるの文字通りの大滝で、轟音をたてて流れ落ちる景色は迫力があります。
不動滝橋の脇から川沿いの遊歩道を下りて滝つぼに行くこともでき、マイナスイオンを受けながら間近に豪快な眺めを楽しむことができます。
隣接する秋保大滝不動尊は、鬱蒼とした緑に囲まれ、境内には市の保存樹木に指定されているイチョウの大木があり、秋には鮮やかな黄金色に変身します。
滝見台という展望台から絶景を眺めながら軽食を楽しむことができます。
秋保名物の「竹とうふ」は、城県産大豆のおぼろ豆腐と数種類のアミノ酸を含む竹エキスが独特な風味とうまみを醸し出している良質なたんぱく質と合わさって健康食で、杏仁豆腐なども頂けます。
大多喜の近くにある大滝れすとはうす(イタリアンキッチンえむ)というお店があり、フレッシュモッツァレラチーズをトッピングした「トマトバジルのパスタ」が人気メニューで、ソフトクリームなどもあります。
秋保温泉は、こちらは宿泊だけでなく日帰り入浴にも利用されている温泉街で、古くは名取の御湯と呼ばれ、弱塩泉の温泉に浸って、旅の疲れをいやせます。
アクセスは、土日・祝実の場合は、JR仙台駅西口バスプール8番乗り場より約90分(1日2便)、秋保大滝バス停を下車してすぐです。
あるいは、JR仙山線愛子駅から上の原行、野尻町北行、二口行で約40分で「秋保大滝」で下車します(平日・土曜1日2便、休日1日1便)。
名古屋に戻って、名古屋名物の夕食を頂きます。
2日目(アトラクションとグルメ・ショッピング)
2日目午前中は、「名古屋港水族館」か「東山動植物園」を楽しみ、最後の半日は、グルメとショッピングを重視したプランも考えられ、興味や時間によっていろんな選択枝があります。
大須観音横にある「大須商店街」は、名古屋で格安食べ歩きがしたいならがおすすめで、約1,200店舗ある商店街では、名古屋名物の天むすやピザ、たこ焼き、パンなどどれも欲しくなるものばかりで、リーズナブルで美味しいグルメを楽しめます。
朝食を抜いて喫茶店かこちらで食事を済ますことができます。
名古屋市の中心部にある「栄エリア」には、デパートやファッションビルが立ち並んで、ファストファッションからハイブランドまでの幅広いショップが揃っているので、ショッピングを楽しめます。
地下鉄でもアクセスしやすいので、雨天でもストレスフリーでショッピングができるのも魅力です。
「名古屋駅」エリア周辺は、名古屋の玄関口として、家電量販店やデパートなどさまざまのお店が立ち並んでいます。
駅直結のお店も多く、旅行でも気楽にショッピングや食べ歩きが楽しめるエリアで、家電やインテリアなどいろいろなジャンルの買い物も楽しめます。
名古屋観光の2泊3日モデルコース2選!
たとえば1泊2日のうち1日を名古屋城周辺の、「定番コース」を一日で回り、翌日は桶狭間古戦場の「歴史のエリア」を巡ることができます。
あるいは、名古屋港周辺ですごし、翌日を東山動植物園にあてるなど、好みや行程に応じて、いろいろなプランを組み込むことにより、いろんなパターンでも、コースの設定が可能です。
次に示すふたつの2泊3日モデルコースを紹介しています。
- 大人の旅コース
- 家族づれ旅コース
名古屋観光の2泊3日モデルコース①大人の旅コース
1日目(名古屋城周辺観光と名古屋市科学館)
午前中から昼過ぎまで名古屋城と徳川園庭園に立ち寄り、午後は、名古屋駅から地下鉄東山線で一駅の伏見駅から徒歩約5分の「白川公園」内にある「名古屋市科学館」を巡ります。
2日目(熱田神宮巡りまたは名古屋港周辺観光 プラス天然日帰り温泉)
「熱田神宮巡り」は、前述の日帰りモデルコース③熱田神宮と桶狭間古戦場を参照ください。
「名古屋港周辺観光」は、日帰りモデルコース②名古屋港周遊めぐりを参照してください。
夕方近くから、1日目、2日目の旅の疲れを癒しに、名古屋駅から14分の地下鉄名城線東別院駅から歩いて約5分の「天然温泉アーバンクア」で温泉を楽しめます。
「天然温泉アーバンクア」の情報を次に示しています。
「天然温泉アーバンクア」は、地下800mから湧き出す天然温泉が人気で、大浴場には11の風呂と2つのサウナがあります。
源泉風呂や炭酸泉、壺バス、ジェットバス、高濃度酸素風呂などでの入浴が楽しめ、なかでも人気の炭酸泉の露天風呂では、気泡による体へのマッサージ効果を受けながら入浴を満喫できます。
サウナの本場・フィンランドから取り寄せた香花石を使用する「美汗ロウリュウ」と「灼熱ロウリュウ」の2つのロウリュウがあり、熱波と蒸気で、汗を流せば、旅の疲れだけでなく心もきっとリフレッシュできます。
女性専用レストエリアもあり、好きな場所で自由にくつろぐことができ、マッサージチェアの利用をできます。
ホットコーヒー・ホットティーが無料で飲めるサービスもあり充実しています。
3日目(栄エリア・大須商店街のぐるめ・ショッピングツアー)
「栄エリア・大須商店街のぐるめ・ショッピングツアー」は、「日帰りモデルコース①名古屋城・徳川園巡りと大須商店街」と「1泊2日モデルコース②名古屋城周辺とショッピング・グルメ重視コース」を参照ください。
名古屋観光の2泊3日モデルコース②家族づれ旅コース
「東山動植物公園」や「レゴランド」「名古屋港水族館」は、いずれも1日たっぷり家族で堪能できるアトラクションで、大人も子供も十分に楽しめるところです。
1日目(東山動植物公園)
東山動植物公園観光は「半日モデルコース②東山動植物園」を参照してください。
2日目(レゴランド)
レゴランド観光は「日帰りモデルコース②名古屋港周遊めぐり」の「3.レゴランド」をご覧ください。
3日目(名古屋港水族館とショッピング )
名古屋港水族館観光は「日帰りモデルコース②名古屋港周遊めぐり」の「1.名古屋港水族館」を参照しましょう。
ショッピングは「日帰りモデルコース①名古屋城・徳川園巡りと大須商店街」を参照してください。
名古屋観光のおすすめ宿泊ホテルは?
観光の拠点となるホテルは移動に便利な「名古屋駅」「伏見」「栄」がおすすめで、ホテルの良し悪しで旅行の印象が決まります。
名物グルメが豊富な名古屋では、食事をつけずに素泊まりプランがおすすめで、朝はドリンク代のみで朝食が食べられるカフェの名古屋式モーニングを頂きましょう。
「ゲートタワーホテル」はJR名古屋駅直結で新幹線の改札からフロントまでわずか5分の好立地の最新ホテルで、階下にはタカシマヤゲートタワーモールやJRセントラルタワーズとも直結して利便性バツグンのホテルです。
地下鉄で名古屋駅から1駅の「伏見」駅のヒルトン名古屋は伏見駅から徒歩3分という立地で、名古屋駅と栄を結ぶ広小路通に位置し、オシャレなラグジュアリーホテルです。
伏見駅から徒歩5分の「名古屋クラウンホテル」は、24時間利用できるかけ流しの天然温泉を提供しており、1日の旅の疲れを、毎晩、ゆったりと癒すことができます。
名古屋観光のおすすめグルメは?
全国的にも有名な名古屋グルメを名古屋に行った際はぜひ楽しみましょう。
名古屋と言えば「みそかつ」と言っていいほど有名な名古屋めしで、特に「矢場とん」のみそかつはロースとんかつと甘辛い味噌タレが最適にマッチして、白いご飯との相性もよく、ランチやディナーで食べる名古屋グルメの代表です。
ビールのおつまみにもとても合う「手羽先」ですが、名古屋の「手羽先」はカラッと揚げたて、特徴である甘辛い味とゴマにより、皮の食感とスパイシーさが人気ですが、「手羽先」は、路面店やショッピングセンターなどで購入できます。
少し高級志向なグルメの定番の「ひつまぶし」は、細かく刻んだウナギのかば焼きをお米の上にのせたものですが、「ひつまぶし」で有名な「あつた蓬莱軒」では、創業以来継ぎ足しされている秘伝のタレが人気です。
「天むす」はその名の通り、エビの天ぷらが入った一口サイズのおむすびで、冷めてもおいしいので、食べ歩きやお土産としても、店内で食べたり持ち帰りもできます。
「味噌煮込みうどん」は赤味噌ベースのスープで煮込んだ昔から人気の名古屋グルメです。一人用の土鍋で食べ、コシのある極太麺は食べ応えがありますが、名古屋では「山本屋本店」と「山本屋総本家」が評判です。
興味と日程を考慮した楽しい旅行プランを造ろう!
名古屋観光の旅行プランを、「半日」「日帰り」「1泊2日」「2泊3日」の4つパターンに分け、それぞれ「定番」コースと「穴場」、「中心部」と「周辺部」に分けていくつかご紹介しました。
興味や同行者によって、うまく合わせれば、日帰りや1泊2日に応用でき、2泊3日では重点的にゆったり楽しめるプランができます。
名古屋旅行への際には、この記事のプランを自由に組み込んで、楽しい旅行プランの参考にして頂ければ幸いです。