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2019/04/19

厳島神社の鳥居はいつ作られた?建築方法や見どころ、改修工事情報も

広島県を代表する観光スポットでユネスコの世界文化遺産にも登録されている厳島市神社。
日本のみならず世界中から観光客が訪れる厳島神社で、多くの人が目的として訪れるスポットが大きな鳥居です。

全国でも珍しい厳島神社の鳥居はいつ作られたのか、建築方法や見どころ、改修工事の情報などご紹介します。

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大鳥居が有名な厳島神社ってどんなところ?

厳島神社とは
観光資源が豊富な広島県でもトップクラスの人気を誇る人気観光地の厳島神社のシンボルが大鳥居です。
大鳥居が有名な厳島神社とはどのようなところなのかご紹介します。

厳島神社とは

厳島神社の特徴
厳島神社は広島県の廿日市市、瀬戸内海の広島湾に浮かぶ厳島通称宮島に鎮座する神社です。
古くは伊都岐島神社と記され、全国に500社存在する厳島神社の総本社がこの厳島神社です。

平安時代に創建された厳島神社は、全国的に珍しい潮干潟の上に建物が建てられている構造で、多くが13世紀までの再建されたものです。
満潮時には海上に浮かぶ幻想的な姿を見られることも厳島神社の特徴の1つです。

1996年にはユネスコの世界文化遺産の登録基準を満たしとされ、世界文化遺産に登録されています。
色鮮やかな朱塗りの社殿は、世界でも類を見ない圧巻の後継で海の青とよく映えるフォトジェニックなスポットとしても人気があり、幅広い世代で日本人だけでなく、外国人観光客も多く訪れる場所となっています。

祀られている神様は?

平安時代に創建されたとしされている厳島神社では、他の神社と同じように神様が祀られています。
祀られている神様は3柱で、3柱は宗像三女神が主祭神として祀られています。

宗像三女神というのは、天照大神の御子神として誕生した三柱の女神のことです。
3柱は市杵島姫命、田心姫命、湍津姫命となり、市杵島姫命(イチキシマヒメ)は厳島神社の名前の由来と言われています。

宗像三女神は福岡県宗像市の宗像大社を総本宮として、厳島神社を含み全国各地で祀られている神様です。
宗像三女神は、海運や漁業の神として信仰され続けており、現在でも厳島神社は、交通安全や水難除けにご利益があるとされています。

厳島?宮島?安芸の宮島とは?

厳島神社があるのは広島県の廿日市ですが、名前に厳島や宮島、安芸の宮島など様々な呼び方がありますが、どれが正しいのかわからないという方も多いです。
厳島、宮島、安芸の宮島と呼び名が複数ありますが、どれも間違いではありません。

厳島というのは、廿日市市宮島町にある島の名前で厳島神社のある島の名称です。
市杵島姫命が由来となっており、厳島が正式名称です。
宮島というのは、江戸時代以降に呼ばれるようになった呼び方で、お宮のある島から宮島という名前になっています。

安芸の宮島というのは、かつて広島県の西部を安芸国と呼んでいたことから、安芸国にある宮島というこで現在でも、安芸の宮島と呼ばれています。

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厳島神社の鳥居はどうして海の中に作られたの?

鳥居と海
全国的に見ても珍しい厳島神社の特徴が、海の中に作られた鳥居だということです。
厳島(宮島)には陸地があるにも関わらず、海の中に鳥居が作られたのには理由があります。

一般的な神社の鳥居は内陸地はもちろん、離島であっても多くのケースで陸地に鳥居が作られています。
対して厳島神社のシンボル的な大鳥居は、海面上に神々しい朱色の鳥居が姿を見せており、見る人を惹きつける圧巻の光景です。

厳島神社に関わらず、鳥居の本来の目的は、神の暮らす神域と人間の暮らす俗世界との境界線を表すためのものです。
神社への入り口であると同時に、神と人間と繋ぐ場所でもあります。

厳島神社の大鳥居が海に作られた理由としては、厳島は古くから島全体が神として信仰の対象だったことが関係しています。
厳島の陸地は神のご神体として考えられていたため、信仰の対象となる陸地を荒らすような行為を避けて、海の中に作られたとされています。

全国に水の中に作られた鳥居は複数存在していますが、海の中に作られた鳥居は珍しく、時間帯によって潮が満ちたり、引いたりする姿、時間帯によっても見える姿を変える、神々しく不思議な絶景が広がります。

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厳島神社の鳥居は何代目?いつ作られたの?

厳島神社の鳥居年表
初代 1168年
2代目 1286年
3代目 1371年
4代目 1546年
5代目 1561年
6代目 1739年
7代目 1802年
8代目 1875年

厳島神社は、1168年に平清盛によって造営された記録が残っており、この時期に初代となる大鳥居が作り出されたとされています。
初代大鳥居は理由は不明ですが、その後何らかの理由で倒壊しており、1286年に2代目が作られています。

2代目は1286年に誕生からしばらくした1325年に、何らかの理由で再び倒壊しているのです。
2代目倒壊後は、1371年に3代目となる鳥居が再建されています。

3代目も年代は不明で詳細も明白な記録がないですが、倒壊した記録があり、1546年に4代目再建です。
4代目も同じく記録に残っていない崩壊があり、1561年に5代目が再建されています。

5代目は1716年に他と同じく記録に残っていませんが、倒壊したという記録があり、1739年に6代目として再度完成しています。
6代目は1776年に雷に打たれたことで炎上しており、1802年に安芸広島藩の第8代藩主の浅野斉賢によって再建され、7代目の鳥居が完成です。

7代目も完成から約50年経過後、1850年に台風によって倒壊しています。
8代目として1875年に再建されており、2019年4月時点で厳島神社の鳥居は8代目です。

このように厳島神社の鳥居は、理由が分からない倒壊から、雷、台風など自然災害の被害に遭っても、幾度となく崩壊再建を繰り返しており、初代から8代目まで繋がり現在も堂々とした姿を見せています。

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厳島神社の鳥居の重さはどれくらい?高さや材質は?

1168年に平清盛によって造営された厳島神社の大鳥居。
初代から現在の8代目まで倒壊と再建を繰り返しながら、現在まで姿をほとんど変えずに厳島の地に存在しています。

対岸や厳島の陸地から見ても圧巻のサイズ感がある海の中の大鳥居の重さは約60トンです。
日本で有名な伊勢神宮の鳥居は、重さ約5トンと言われており、それでも十分巨大ですが、比較すると厳島神社の大鳥居の重さが分かります。

約60トンもの重さになる大鳥居はサイズも多きく、横幅約24m高さが約16mです。
約16mの高さはビルに例えると、5階分ほどの高さとなり、大鳥居がどれほど大きいものか分かります。

厳島神社の大鳥居は、日本を代表する鳥居が選ばれている、日本三大大鳥居に加えて日本三大木造鳥居にも数えられています。
日本三大木造鳥居に数えられているように、鳥居の素材には木材を使用しています。

一般的に木造鳥居にはヒノキの木などが使用されていますが、厳島神社の大鳥居にはクスノキの素材が使用されているのです。
クスノキは水や腐敗に強いことで、昔から船材として重宝されており、海の中に建っている大鳥居には最適の素材です。

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厳島神社はなぜ倒れないの?理由は特殊な建築方法に!

厳島神社の大鳥居は、海の中に作られている全国的にも珍しい鳥居です。
重さ約60トン、高さ約16mの巨大な鳥居で海の中にありますが、倒れないのには特殊な建築方法が関係しています。

巨大な大鳥居ですが、一般的な建築様式のように海底に基礎を打って固定されているのではなく、約60トンの重さによって自立している構造です。
また、大鳥居は一般的な鳥居のように2本の脚で建っているのではなく、2本のクスノキの脚、2本の主柱をサポートする4本のスギの袖柱の計6本で成り立っています。

がっちりとした強靭な大鳥居ですが、シンプルに基礎を作って埋まっているのではありません。
主柱の基礎には千本杭が活用されており、約30本から100本が埋め込まれ、この上をコンクリートなどを用いて固めて補強しています。

基礎を作るのではなく、固めて補強をした土台の上に鳥居自体の重さで、自立している特殊な構造の大鳥居は、鳥居の重さを増やすための空がなされているのです。
その工夫と言うのが、鳥居上部にある箱の中に玉石というものを約7トン詰め込んでいるのです。

約60トンという重さがある鳥居のうち、約7トンを上部の玉石にしていることで、絶妙なバランスを保ち、玉石で自重を増やしていることで、重みを利用して倒れにくい構造になっています。

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厳島神社の鳥居を見るおすすめの時間帯は?

厳島神社は海の中に堂々と建っており、いつでも見ることが可能です。
常時見ることができる大鳥居ですが、時間帯によって違った姿を見ることができます。

厳島神社の大鳥居は海の中にあることで、時間によって見える姿が全く違って見えることでも人気があります。
そして美しく見える時間帯は、季節や潮の満ち引きでも変化が楽しめます。

大鳥居を美しく見るには事前に干潮の時間、満潮の時間を調べておくことが重要です。
干潮時と満潮時では雰囲気が全く異なって見えるだけでなく、それぞれで時間帯によって違いも楽しめ、干潟字も満潮時も共通したおすすめの時間帯は夕方と夜です。

夕方の時間帯は、晴れた日には夕日がオレンジに美しく輝き沈んでいく様子が見られます。
干潮時には水面の水たまりに反射する大鳥居と夕日が絶妙なコントラストを生み出し、満潮時には夕日が水面を1本の線のように引き、逆光で暗くなった大鳥居との光景は圧巻です。

夜の時間帯は海や周囲は暗闇になり、大鳥居がライトアップします。
暗闇の中にパッと鮮やかに映し出される朱色の大きな大鳥居が、水面に反射して1点にライトアップされる様子は、神々しさを感じる感動の光景です。

基本的には夕方や夜がおすすめですが、タイミングによっては干潮時、満潮時など潮の満ち引きにも差があり、毎回異なった光景が楽しめます。
厳島神社の大鳥居を美しく見たいときには、事前に潮の満ち引きのタイミングを確認しておくことがおすすめです。

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厳島神社の鳥居がきれいに見える場所はどこ?

鳥居のスポット
厳島神社のシンボルスポットの鳥居をせっかく見るならベストスポットで見た方が美しさを直に感じれおすすめです。
厳島神社の鳥居がきれいに見える場所をご紹介します。

宮島の陸地の沿岸部からは基本的に鳥居はきれいに見えますが、特別きれいに見えるポイントがあります。
まず1つ目の場所が、厳島神社の平舞台の先端にある火焼前(ひたさき)です。

火焼前は古くは船の乗り入れをしていた場所で、桟橋のような木の床のスペースが広がっており、大人が5人ほど立てるほどです。
火焼前から鳥居は真正面に見ることができ、縁起の良い数字の八にちなんだ88間(166m)先に鳥居はあり、真正面で美しい景色を見ることができます。

2つ目の場所が鳥居の周辺の砂地です。
満潮時は海があるため近くまで、足を踏み入れることができませんが、干潮時には陸地になるため降りて近くまで移動することができます。

全国的にも珍しい海面に姿を浮かばせる鳥居は干潮時は潮が引き、近くまで歩いて移動することが可能で、普段とは違った角度から見る鳥居は、柱の太さやきれいな朱色を間近で見ることができるおすすめの場所です。

3つ目の場所が海から鳥居に接近できる大鳥居号です。
大鳥居号は、宮島口発9:10から16:10の便だけ鳥居に大接近するフェリーで、通常のルートとは異なり、海から大鳥居と厳島神社を正面に眺めることができます。

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厳島神社の鳥居を近くで見たい!濡れずに見るコツは?

海の中に作られている厳島神社の鳥居は、海の中にありながら干潮時には近くに行って見ることが可能です。
厳島を代表するシンボル的な存在の鳥居を近くで見るにはコツがあります。

海の中に作られている厳島神社の鳥居は、満潮時は海の中に浸かっており近くで見ることは不可能です。
しかし、潮位100㎝以下の干潮時には潮が引き海底がむき出しの状態になるため、歩いて鳥居の近くに行くことができるようになります。

干潮時は誰でも歩いて近づくことはできますが、完全に水が引いてしまう訳ではないため、海水で靴や服が濡れてしまうこともあり注意が必要です。
鳥居は岸から約100mほどの場所にあり、そこまで歩いていくことになり、道中は海水が残っている場所があります。

基本的には大きな海水の残りを避けながら歩いていくことになりますが、タイミングによっては砂がある程度乾燥した濡れにくい状態になります。
濡れずに見るには、歩きやすい耐水性の高い素材の靴を履いていくのがおすすめです。

道中で海水が多く残る場所には上を歩くと濡れにくいようになっている、石が等間隔で敷かれているので、その石の上を歩いて渡ることで濡れにくくなります。

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厳島神社の鳥居の見どころは?

鳥居の見どころ
厳島神社の鳥居は特殊な建築方法によって建立されており、自立している知恵が集められた不思議な鳥居です。
そんな不思議で神々しさを感じる鳥居には、見る人を魅了する様々な魅力が存在しています。

鳥居の扁額

鳥居の見どころの1つが、鳥居の扁額(へんがく)です。
扁額というのは鳥居の高い部分に設置されている、額のことを言い神社に関係する言葉が一般的に書かれています。

一般的な扁額は表面のみ文字が書かれていますが、厳島神社の扁額は表裏の両面に書かれているという特徴があります。
表には厳嶋神社、裏には伊都岐島神社と書かれているように、表裏の無いように違いがあり、近くまで行って見比べることも見どころの1つです。

月と太陽の紋章

鳥居の見どころの1つが、月と太陽の紋章です。
鳥居の屋根部分にフォーカスを当てると分かるポイントで、屋根に月と太陽の紋章があります。

厳島神社の鳥居の屋根には、西サイドに月の紋章、東サイドに太陽の紋章が描かれており、風水で北東が鬼門となり、東サイドに太陽が描かれることによって、鬼門封じをしているというエピソードがあります。
あまり気にしないポイントですが、近くまで行って確認してみることもおすすめです。

挟むのは禁止!柱のお賽銭

鳥居の見どころの1つが、柱に挟まれているお賽銭です。
干潮時に鳥居の柱に近寄らなければ分かりませんが、近くで見ると柱に硬貨が挟まれています。

鳥居の柱の割れめに観光客がこぞって硬貨を挟みこむという習慣がありますが、実際には柱の老朽化を進めている行為です。
これらの行為は貴重な世界遺産を傷つけていることになります。

多くの人が知らず知らずの内にやってしまっている行動ですが、禁止行為となるため注意が必要です。

神社なのに存在する五重塔

厳島神社の鳥居の見どころの1つが、神社なのに存在している五重塔です。
五重塔と言えば仏教寺院にあるというのが普通ですが、神社なのに厳島神社にも五重塔は存在しています。

本殿から少し離れた丘に建てられている五重塔は、室町時代に建てられたとされており、元々は大聖院の金剛院属していたもので、現在では国の重要文化財に指定されている建物です。

五重塔の内部は一般公開されていないため見ることはできませんが、周囲の風景と五重塔の生み出す光景は美しく圧巻です。

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厳島神社の鳥居は2019年6月から大規模工事が始まる!

青い空と海に朱色の柱と屋根が映える、厳島神社の鳥居は定期的に改修が行われてきました。
度々改修が行われていましたが、ついに大規模工事が開始されることが決定しています。

大規模工事は2019年の6月から開始され、期間は1年以上かかる可能性も考えられるほどの大きな規模です。
今回の大規模工事では、傷みが激しい根本部分の修繕、塗装の塗り替えが行われる予定となっています。

根元部分は約70年前に修繕が施されており、お賽銭感覚で観光客がコインを挟む行為も劣化を早める、工事の大きな原因とされています。
塗装は劣化による色の薄れを解消するために行われる工事です。

これらの工事は、自然現象で必要になることもありますが、人間の問題行動が一因とも考えられているため、劣化の原因になる行動は慎み、工事後も劣化の原因になる行為は避けることが大切です。

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大鳥居だけじゃない!厳島神社の見どころは?

厳島神社の見どころ
大鳥居がシンボルの厳島神社ですが、見どころは他にもあります。
厳島神社を最大に楽しめる見どころをご紹介していきます。

おすすめの見どころ①:廻廊

おすすめの見どころの1つが、廻廊(かいろう)です。
廻廊と言うのは、屈折して取り囲むように造られた廊下のことを言い、ここでは他に無い特徴的な廻廊を見ることができます。

海の上で陸地と結ぶように作られている廻廊は、幅が4mで全長約270mあり、海の上のあるという特徴から、海水などにも耐えられるように床板の間に隙間が空いています。
この隙間によって押し上がってくる海水の力を弱めることができるのです。

機能性の高さだけでなく、朱色の鮮やかさと真っ直ぐに伸びる光景は圧巻です。

おすすめの見どころ②:本殿

おすすめの見どころの1つが、本殿です。
本殿というのは神社において、祭神を安置する建物のことをいいます。

本殿は切妻両流造りで造りだされており、繊細さと華麗さを兼ね揃えた見た目です。
市杵島姫、湍津姫、田心姫の宗像三女神が祀られている本殿は、6つの宝殿があり、その内正面の3つに宗像三女神が祀られています。

神社建築のベーシックな千木と鰹木を使わずに、桧皮葺屋根に瓦を積んだ化粧棟様式が特徴的な建物です。

おすすめの見どころ③:平舞台

おすすめの見どころの1つが、平舞台(ひらぶたい)です。
舞楽の舞台としては小さい部類に入りますが、こちらの平舞台は国宝に指定されています。

寝殿造りの庭とされる部分の平舞台は、約167坪の広さを有しており、厳島神社は基本的に木造ですが、平舞台を支える脚元の柱には毛利元就によって寄進されたとされる、赤間石の柱が使用されています。
大鳥居が真正面に見られる火焼前は前方です。

また、床は木と木の間に隙間があり、波の威力を逃す構造で造られています。

おすすめの見どころ④:高舞台

おすすめの見どころの1つが、高舞台です。
高舞台は鎌倉時代に創建されたと推定され、1680年に再建されています。

高舞台は平舞台に階段の付いた黒漆塗りの基壇、朱塗りの高欄に階段が付いた舞台のことを言い、厳島神社の高舞台は、日本三舞台に数えられます。
こちらでは舞楽の舞台として、舞楽が演じられている場所です。

華やかな建物が多い厳島神社では、あまり目立たない存在ではありますが、誕生に関することなどを知ってから見るとさらに楽しむことができます。

おすすめの見どころ⑤:能舞台

おすすめの見どころの1つが、能舞台です。
能舞台は神社やお寺の施設内に、能や狂言を演じるために作られた舞台のことを言います。

重要文化財に指定されている能舞台のうちの1つでもあり、国内でも唯一となる海の上に作られている希少な場所です。
1568年が始まりとされ、1605年常設の能舞台を寄進、現在の舞台は1680年に建立されています。

普通は能舞台の床下に共鳴用の甕がありますが、海上にあるため足拍子の響きを良くするために、床が一枚板のように作られているのが特徴です。

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厳島神社の鳥居を見に行こう!アクセスは?

厳島神社には、シンボルの大鳥居、本殿や舞台など様々な魅力があり、広島の観光に最適です。
厳島神社の鳥居を見に行く時のアクセス方法をご紹介します。

JR広島駅からは山陽本線を利用して、約28分の場所にあるJR宮島口駅へ向かいます。
そこから徒歩6分の場所にある宮島口フェリー乗り場へ行き、約10分間フェリーに乗ると宮島に到着です。

車の場合は関西からは廿日市IC、九州からは大野ICを降りて約10分の場所にある宮島口フェリー乗り場へ向かいます。
周辺の駐車場で車を停めて、約10分間フェリーに乗ると宮島に到着です。

宮島に到着後は右側の人の流れに向かって歩くと、厳島神社の鳥居に到着します。

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厳島神社で圧巻の鳥居を見よう!

数多くの観光スポットを有している広島県でも、トップクラスの人気を誇る厳島神社の大鳥居。
日本人だけでなく、毎年多くの外国人も訪れる日本を代表する観光地です。

宮島にはグルメ、絶景、宿、鹿など様々なコンテンツが揃っており、1日中楽しむことができます。
宮島に足を運んだ際には、長い年月のある歴史を感じられる圧巻の鳥居を様々な角度過多楽しむことがおすすめです。

厳島神社
住所:広島県廿日市市宮島町1-1
電話番号:0829-44-2020
営業時間:時期で異なる
定休日:時期で異なる
URL:厳島神社

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