大阪の方言の特徴とは?大阪弁と標準語の違い
大阪弁の特徴
大阪弁の最大の特徴は単語の語尾をとにかく伸ばします。
例えば目が覚めたは『目ぇー覚めた』、頭が痛いは『あーたまが痛い』になります。
また地名なども『おーさか』(大阪)『こーべ』(神戸)、『きょーと』(京都)など、とにかく言葉を伸ばしてしまいます。
数字の「しち」が「ひち」になったり、「すいません」が「すんまへん」になるほど非常にさ行の発音が悪くなります。大阪弁を使う人はたとえ東京に行っても大阪弁への愛着が強くて、大阪弁を使い続ける人が多いのも特徴です。
大阪弁の区分
1.大阪弁の区分:摂津弁
大阪府の中でも元摂津国だった高槻市や枚方市などの地域が使っている言葉です。
ここら辺の地域は京都に近かったため京都の方言の影響を受けており、ほかの地域に比べると少し優しい印象があります。
2.大阪弁の区分:河内弁
大阪府の中でも元河内国だった地域で使われている言葉です。
ここの方言は二人称で『われ』を使ったり、疑問の終助詞『け』など少しきつい印象があります。
例:われ、今日仕事ににいかんかったけ?(あなた、今日仕事に行かなかったのですか?)
3.大阪弁の区分:泉州弁
泉州弁は元々和泉国と呼ばれていた大阪府の南側で使われていた言葉です。
ここの方言が大阪の中で一番荒っぽく、泉州弁で話しかけられると怒られているように思うことが多々あります。例としてあげるなら大阪府岸和田市で毎年行われているだんじり祭りとかの掛け声が泉州弁です。
大阪府民がよく使う大阪弁の定番フレーズ15選
大阪の定番フレース 1 かめへん
これは標準語で言うと『大丈夫』という意味です。この言葉は特に仲の良い人に使う言葉で非常に使いやすい大阪弁の一つです。イントネーションは最初の「か」を強く言ってください。
例:先に行っといてもかめへんよ
大阪の定番フレース 2 おない
これは標準語で言う所の『同い年』と言う意味になります。
標準語では『タメ』と言うことが多いですが、大阪では同じという意味で捉えているだめこうなります。イントネーションは『な』を強く言って下さい。
例:あの子、俺とおないやねん
大阪の定番フレース 3 ~さん
これは標準語では人名に使う言葉ですが、大阪弁の場合にはどんなものでもつけてしまいます。
例えば飴ならあめちゃん、いなり寿司だったらお稲荷さん、焼き芋のことをお芋さん、おかゆのことをお粥さん、天満宮のことを天神さんなどというように、いろんなところで〜さんと言う表現を使うことが多いです。
大阪の定番フレーズ 4 ほんま
これは標準語で言う所の『本当に』と言う意味です。よく漫才師なんかはこの言葉を使っていますね。
例:ほんまに今日疲れたなぁ〜
大阪弁の定番フレーズ 5 めっちゃ
これは標準語で言う所の『とても』と言う意味です。何か強調したい時などばこの言葉を使います。
例:なんか今日君めっちゃ不機嫌やね?
大阪弁の定番フレーズ 6 直す
これは標準語では『修理する』と言う意味となりますが、大阪弁ではこれは片付けると言う意味となります。
例:この本直しといて〜
大阪弁の定番フレーズ 6 ほる
これも標準語とは意味が違い、標準語では土を掘るといった意味となりますが、大阪弁ではこれは捨てると言う意味となります。
例:このゴミほっといて
大阪弁の定番フレーズ 7 〜したる
これは標準語で言う所の『〜してあげる』や『〜してやる』というような意味があります。
例:この宿題をちゃっちゃと終わらせたる
大阪弁の定番フレーズ8 いっこも〜ない
これは標準語で言う所の『全然ない』と言う意味です。このいっこは一個ということですので、ひとつもないというニュアンスとして捉えればGOODです。
例:いっこも京都行きの列車が無いなぁ〜
大阪弁の定番フレーズ 9 えげつない
これは標準語で言う所の『ひどい』『ヤバい』という意味です。
今ではえぐいとして定着していますが、とてつもなく多いものを見かけた時にはよくこの言葉を使います。
例:このビルえげつないほど高いなぁ〜
大阪弁の定番フレーズ 10 えらい
これは標準語で言う所の『大変』と言う意味です。
よく関西弁のキャラが『えらいこっちゃ』と言うことがありますが、このえらいこっちゃはここからきています。
ちなみにえらいと言う言葉は本来の偉いと言う意味としても使いますので、そこは話の流れから判断して下さい。
例:あの先生の授業えらい疲れるわぁ〜
大阪弁の定番フレーズ11 かなん
これは標準語で言う所の『敵わない』という意味です。
勝てない、どうしようもない時によく使います。
例:今回の練習試合の相手にはかなんわ~
大阪弁の定番フレーズ12 せやねん
大阪弁で相手の話に賛同するときなどに使います。
大阪ではこの言葉はよく使われており番組の名前とかにもなったりしています。
ちなみにイントネーションは最初の「せ」を特に強く言ってください。
大阪弁の定番フレーズ13 あほちゃう
標準語に無理やり直すと「阿呆とは違う」という感じになるのですが、大阪弁では『阿呆ですね』という意味になります。
大阪ではアホという言葉は冗談半分で言ったり、ちょっと面白いことを言った人に対して『それアホちゃう!』という感じで使うことがよくあります。
そのかわり馬鹿という言葉を使うと大阪の人はけなしているという意味として捉えますので注意してください。
ちなみにアホちゃうは「阿呆とは違う」という意味でももちろん使われます。話の内容から判断しましょう。
大阪弁の定番フレーズ 14 うち
これは標準語では自分のことを指します。
主に女性が使う言葉ですので間違って男性が使ってしまうと女々しい奴だと思われてしまうので注意が必要です。
大阪弁の定番フレーズ15 知らんけど
これは確証していないことを話すときにもしもの時の責任逃れの時に最後に付け加える言葉です。
あまり使いすぎると信用できない人だと思われてしまいますので注意は必要です。
大阪の人が使う面白いフレーズ10選
大阪弁には本来は標準語で使うことはないけれど、大阪の人がよく使う大阪弁の面白いフレーズが沢山あります。今回はそんな大阪弁の面白いフレーズを10個ご紹介します。
大阪弁の面白いフレーズ1 おとん&おかん
最近ではテレビやアニメなどで関西出身の人がよく使い馴染みの言葉になりつつありますが、これを使っている人はほとんどが関西人といってもいいと言っても過言ではありません。
おとんがお父さん、おかんがお母さんという意味です。
大阪弁の面白いフレーズ2 かしわ
大阪の呼び方の一つで鶏肉のことです。東京でもイノシシ肉のことをぼたん。鹿肉のことをもみじと植物の名前で言ったりしますが、大阪の場合なら鶏肉もかしわという植物の名で呼ぶことがあります。
大阪に行くときはかしわ飯という弁当を見かけたら鶏肉の混ぜ込みご飯のことだと思ってください。
大阪弁の面白いフレーズ3 フレッシュ
大阪人が標準語だと思っている言葉です。東京とかではコーヒークリームやコーヒーミルクと呼びますが、大阪ではフレッシュと呼びます。
コーヒーを飲むときに「フレッシュ取って」と言われたらコーヒークリームを取るようにしましょう。
大阪弁の面白いフレーズ 4 冷コー
これはアイスコーヒーという意味です。とは言っても最近は大阪でも一般的なコーヒーチェーンではアイスコーヒーと言いますが、喫茶店とかでは冷コーと言ってください。
大阪弁の面白いフレーズ 5 モータープール
これは駐車場という意味です。
大阪で車で来たときにはモータープールと書いてある看板のところに行けば駐車場があります。
大阪弁の面白いフレーズ6 いきり
これも最近は馴染みの言葉になっていますが、これは調子に乗るという意味です。
何か天狗になっている人や調子に乗っている人に『いきっている』という意味で使うこともあります
例:あの子最近テストでいい点数とっていきっているよねー
大阪弁の面白いフレーズ7 帰りしな
これは「帰っている途中に」という意味です。「〜しな」が〜の途中という意味ですので帰り+〜しなで帰っている途中という意味になります。
例:帰りしなに牛乳買ってきてくれる?
大阪弁の面白いフレーズ8 がめつい
これはいやしい人や欲張りな人のことです。
今では標準語としても使われることが増えてきましたが、大阪では普段でも使います。
大阪弁の面白いフレーズ9 いっちょかみ
これはちょっとだけいろんなことに興味を持ち、ちょっとだけたしなんでいる人のことをさします。標準語で言うところの『器用貧乏』というやつです。
いっちょかみを漢字に直すと一丁噛みとなり、元々何事にも首を突っ込むことや出しゃばるいわゆる野次馬のことを指す言葉でしたが、最近ではひたすらかかわりを持とうとする愛すべき人を指すことが多くなっています。
大阪弁の面白いフレーズ10 しゅっとした
これは『細身の』『ハンサムな』『垢抜けた』というような意味の褒め言葉です。
これを大阪出身の人に言うとその人はおそらく大喜びすると思いますので、もし、かっこいい人を見つけたら使ってみるといいでしょう。
【番外編】大阪弁で言われたい!グッとくる告白フレーズ5選
大阪弁で言われたい!グッとくる告白フレーズ1 「あんたのこと好きやで!」
相手のことを大阪弁では『あんた』といいますが、こんな形で使うと相手にシンプルな形で想いを伝えることができます。
やっぱり男子にとっては回りくどく言うよりもストレートに好きと言われるのが一番心にくるのではないでしょうか?
相手に対して謙遜せず、可愛く無邪気な笑顔で「好きやで」と言えることがやっぱり関西弁の良さを感じれる気がすると思います。
また、本当に好きと言うことを強調したいときには好きと言うことをただ伝えるだけでなく、「ほんますき」と言うのもいいかもしれませんね。
大阪弁で言われたい!グッとくる告白フレーズ2「君じゃなかったらあかんねん!」
これは『ダメ』と言う意味である関西弁のあかんを使った表現ですがこの表現を使うことによって「あなたじゃないとダメ」という事を相手に対して伝えることができます。
強気な女性が告白するときにモジモジしながら女の子にこのように告白されたら、男の人たちはイチコロにされること間違いなしです。
大阪弁で言われたい!グッとくる告白フレーズ3「うちのことほらんといて!」
これは自分と言う意味である『うち』と、捨てるという意味である『ほる』と言う関西弁を使った表現です。つまり標準語に直すと「私のことを捨てないで!」と言う意味となります。
これは告白のフレーズというよりは別れようとしている彼氏を引き止めようとしているときに使うフレーズですが、彼氏の服を掴みながらこう言われたら別れようとしている心も少しは揺らぐのではないのでしょうか?
大阪弁で言われたい!グッとくる告白フレーズ4「うちと付き合ってくれへん?」
これも告白するときに使う非常にシンプルな告白のフレーズです。かしこまった形ではなく、シンプルな形ですのでこの場合だったらたとえ関西出身でなくても告白の気持ちを伝えることができます。
関西出身ではない人に告白するときにオススメのフレーズです。
大阪弁で言われたい!グッとくる告白フレーズ5「むっちゃ好き!」
『むっちゃ』という大阪弁を使ったフレーズです。
これは上の4つに比べれば少し大阪弁の要素が強いですが、あまり関西弁を使わない女性からこの言葉が出てきたらそのギャップにときめいてしまうかもしれません。
普段は大阪弁を使わないようにしている方も、ここぞという時に使ってみてはいかがでしょうか。
【番外編】大阪府出身の芸能人や大阪で撮影された大阪弁の映画やドラマ
大阪出身の芸能人は結構おり、ナインティナインの2人やFUJIWARAの2人などの現在でもテレビで活躍している芸能人やV6の岡田准一や関ジャニ∞の横山裕や村上信五や乃木坂46の西野七瀬など大阪出身のアーティストなどが活躍しています。
また、大阪を舞台とした映画やドラマは多く、朝の連続テレビ小説では2013年のごちそうさんや2015年のあさが来た2017年のわろてんかなどは大阪が舞台で、演じている俳優や女優などが関西弁を使っているシーンが数多くありますので是非よかったらそこの部分も注目されてみたらいかがでしょうか?
大阪の方言は何種類?大阪弁の特徴は【あいさつ/定番/かわいい/告白】のまとめ
大阪弁には難しい表現や少し標準語とは違うイントネーションがあります。
関西出身ではなく、あまり関西弁に触れていなければ聞きなれない独特の特徴や、なまりの強さに苦労します。
しかし、一度関西弁に慣れるととても親しみのあるフレーズが多く、思わずクセになってしまうかもしれません。
大阪弁は使いやすい言葉もたくさんありますので、ぜひ大阪弁を覚えて日常会話に取り入れてみてはいかがでしょうか。