どこいく|国内・海外旅行のおすすめ情報メディア
2019/04/29

お得な料金で新幹線に乗れるぷらっとこだまとは?【予約・メリットなど】

遠方に旅行に行くとき、あなたは何を使いますか?
自家用車、高速バス、飛行機、中にはフリー乗車券を使って普通車の旅をする人もいるでしょう。

色んな手段がありますが「新幹線」がお得な料金で乗れる「ぷらっとこだま」はご存知でしょうか?
この記事では、ぷらっとこだまのメリットやデメリットも紹介していますので、参考にしてください!

本コンテンツは当サイトが独自に制作しております。各広告主様やアフィリエイトサービスプロバイダ様から商品案内や広告出稿をいただくこともありますが、各事業者様がコンテンツ内容等の決定に関与することはございません。本サイトは広告およびアフィリエイトサービスにより収益を得ています。コンテンツ内で紹介した商品が成約されると、売上の一部が当サイトに還元される場合があります。
Large fikri rasyid 491597 unsplash 2

ぷらっとこだまの料金を見る前に!新幹線の通常料金は?

新幹線の駅
まず、新幹線の料金には「乗車券」と「特急券」の二つの料金があります。
特急券には「自由席特急券」と「指定席特急券」があり、自由席の場合は、どの新幹線に乗っても同じですが、座席指定する場合は新幹線の種類によって料金が変わってきます。

東海道新幹線の場合は「のぞみ」「ひかり」「こだま」ですね。
これらは、在来線に例えるならば、特急の「のぞみ」、急行の「ひかり」、各駅停車の「こだま」です。

指定席特急券で一番高いのは「のぞみ」で安いのは「こだま」ですが、安いと言ってもやはりそれなりの料金になってしまいますね。
でも「ぷらっとこだま」では、もっとお得な料金で指定席特急券を買えちゃいます。

<下に続く>

ぷらっとこだまとは?区間・時期ごとの料金

ではさっそく「ぷらっとこだま」の料金を、通常料金と比べてみましょう!

ぷらっとこだまについて

駅

まず、「ぷらっとこだま」はJR東海による旅行会社「JR東海ツアーズ」が販売している「募集型企画旅行(パッケージツアー)」です。
「きっぷ」ではなく「ツアー」の体裁を取っているのでお得に購入できます。

ぷらっとこだまには通常期と繁忙期がある

新幹線の「指定席特急券」には、GW、夏休みや年末年始などの繁忙期には+200円の追加料金かかります。
よって「ぷらっとこだま」もその期間は割増料金となります。

ぷらっとこだま利用区間表

ぷらっとこだまは、東京から新大阪までの区間で買えますが、品川から新横浜までなどの距離の短い区間では買えません。
また「こだま」は各駅停車ですが、「ぷらっとこだま」で購入できる区間は主要駅で、東京と品川は同じ駅として扱われています。

東京・品川 新横浜 静岡 浜松 名古屋 京都 新大阪
東京・品川 ×
新横浜 ×
静岡 ×
浜松 ×
名古屋
京都 ×
新大阪 ×

ぷらっとこだまの料金表 【普通車/グリーン車/繁忙期】

では、実際のぷらっとこだまの料金と通常のこだまの料金を比較してみましょう。
区間は東京から新大阪までです。

普通車 グリーン車 繁忙期 繁忙期グリーン車
ぷらっとこだま ¥10,500 ¥12,000 ¥12,000 ¥13,500
こだま指定席 ¥16,390 ¥21,170 ¥16,590 ¥21,370
自由席 ¥14,140

なんと、こだま自由席の料金より、「ぷらっとこだま」の繁忙期のグリーン車の料金がお得です!

ぷらっとこだま対象車両

「ぷらっとこだま」で乗れるのはもちろん「こだま」だけで、「のぞみ」や「ひかり」では使えません。

<下に続く>

ぷらっとこだま予約方法【空き状況/料金の支払い】

高千穂峡 予約

「ぷらっとこだま」はJR東海ツアーズで、ネット予約・電話予約・店頭での販売をしています。

ネットでは、乗車日と出発地・目的地・出発時間を選ぶと、空席一覧が表示されるので、そこから選んで予約しましょう。
ネット予約・電話予約での料金の支払いはクレジットカードのみです。

クレジットカードを持っていない場合は、JR東海ツアーズかJTBの店舗まで行きましょう。

JR東海ツアーズはJR東海の新幹線が止まる駅にありますので、各駅での案内を参照してください。
みどりの窓口とは違いますので、注意しましょう。

JR東海ツアーズ-ぷらっとこだま

<下に続く>

【料金以外もお得?】ぷらっとこだまのメリットデメリット

セブ島価格比較

「ぷらっとこだま」は料金がかなりお得なのがメリットですが、それ以外にもメリットがあります。

ぷらっとこだまのメリット

ぷらっとこだまの料金以外でのメリットはこちら

ドリンクがつく

「ぷらっとこだま」には1ドリンク引換券がついています。
こだまには車内販売がないので、停車駅のホームにあるキヨスクで引き換える必要があります。
ソフトドリンクだけでなくビールや缶チューハイ、ワインでもOKです。

1ヶ月以上前から予約できる

通常の新幹線の予約は1ヶ月前からです。
ぷらっとこだまも、インターネットの予約は1か月前の11時からですが、電話や店頭での予約なら1ヶ月以上前から予約できます!

予約開始と同時のチケット争奪戦に参加しなくても良いのは嬉しいですね。
ただし、「ぷらっと枠」にも限りがあるので、連休などの繁忙期は早めに予約しておきましょう。

のんびりと旅を楽しめる

使う新幹線は「こだま」なので、「のぞみ」よりも時間はかかります。
けれど景色を楽しんだり、端末を持ち込んで映画を見たりのんびりと過ごせます。

特にグリーン車を使う場合は、座席も広々としているので、靴を脱いでゆったりとリラックスして過ごせます。
ちなみにグリーン車座席でコンセントを使いたい場合はN700系統に乗りましょう。

高速バスとのセットプランもある

「東京と名古屋」「新横浜と名古屋」「東京と浜松」「東京と静岡」に限り、高速バスと「ぷらっとこだま」のセットを販売しています!

JR東海ツアーの店舗のみでの販売ですが、「ぷらっと」で往復するよりもさらにお得な料金設定ですので是非検討してみてください!

JR東海バス-ぷらっとこだま&高速バスプラン

ぷらっとこだまのデメリット

一方で、デメリットもあります。
メリットとデメリットを照らし合わせて、自分に合う方法を選びましょう。

到着までの時間がかかる

「こだま」は各駅停車なので、「のぞみ」よりも大分時間がかかります。
「のぞみ」は東京から大阪までは約2時間半ですが、「こだま」は4時間かかります。

暇つぶしの方法がないと、退屈な時間を過ごしてしまう事もあります。
移動に時間をかけたくない人には不向きです。

当日に購入はできない

通常なら、当日に乗車する直前でも新幹線のチケット購入はできますが、「ぷらっと」はあくまで乗車券ではなく旅行券なので、当日の購入はできません。

また、ネット予約の場合チケットを郵送する関係で5日前までしか予約できません。
電話予約の場合は、郵送なら6日前、店頭で受け取るなら2日前までです。

指定されたこだま以外では使えない

座席指定していて、乗り遅れたり、ついうっかり乗り間違えてしまっても、自由席ならそのまま乗っている事ができますが、「ぷらっと」ではそれはできません。
違う新幹線に乗ってしまったら、また新たに乗車券と特急券を購入しなくてはいけなくなりますので十分に注意しましょう。

また、通常の新幹線では区間内の在来線に乗り換える事ができますが、ぷらっとこだまではできない事も注意です。
乗り換え改札口も利用できないので、利用できる改札口は事前によく確認しておきましょう。

慌てない様にギリギリではなく余裕を持って行動しましょう

指定された駅以外で乗り降りできない

通常の乗車券では、きっぷで記載されている区間内ならば乗り降りができますが、「ぷらっと」ではそれは出来ません。

例えば東京まで名古屋まで行く途中で、静岡で降りようとすると、東京から静岡までの乗車料金と特急料金を支払わなければなりません。
このときにぷらっとの料金の払い戻しもできません。

また、こだまは各駅停車ですが乗り降りできる駅が主要駅に限られています
「小田原」「三河安城」や「岐阜羽島」などに行きたくても使えないので注意してください。

予約後の変更はできない

ぷらっとこだまは予約確定後の日時変更や乗車・降車駅の変更はできません。
キャンセルして予約しなおす必要があります。

そして予約した乗車日の前日から数えて10日からキャンセル料が発生します。
そしてキャンセルは予約した店舗でのみの受付なのも注意が必要です。

もし旅行前に往復でぷらっとこだまを窓口で購入して旅行に行き、帰りをキャンセルしなくてはならなくなった場合は購入した店舗に電話で連絡しましょう。

子供だけでは使えない

「可愛い子には旅をさせよ」といいますが、ぷらっとこだまは子供だけでは使えません
かならず大人のチケットと一緒に購入し、使用する事になります。

子供だけの冒険では使えないので注意しましょう。

<下に続く>

【お得な料金で新幹線】ぷらっとこだまの使い方・流れ

チケット購入

それではぷらっとこだまを利用した時の流れをみていきましょう!

チケットの受け取り【郵送/店頭】

ぷらっとこだまチケットは、インターネットか電話か店頭で購入します。
ネット予約の場合は郵送で、電話予約の場合は郵送か店頭かを選べます。

店頭の場合はその場でもらえますが、郵送の場合は時間も送料もかかります。
2日から4日ぐらいですが、普通郵便なので追跡もできません。

不安な人は、JR東海ツアーの店舗か関東・新潟・中部・関西のJTB店舗で購入できるので、近くにある場合は直接行ってみましょう。
チケットを受け取ったら、絶対に無くさない様にしましょう!

改札の通り方

ぷらっとこだまのチケットを購入するとわかるのですが、普通の乗車券ではありません。
ですので、自動券売機を通り抜けることはできません

駅員さんのいる窓口を通り、スタンプを押してもらいましょう。
駅員さんのいる窓口は利用する駅の案内を確認しておいてください。

人の手でやる事なので、当日バタバタしないように余裕を持って行動しましょう。

降りる時も、駅員さんのいるところを通ってチケットを渡せば完了です。

ぷらっとフリークーポン(ドリンク引換券)の使い方

新幹線こだまには、車内販売がありませんので駅で引き換えます。
しかし駅の中にあるならどこでも良いというわけではなく、「クーポン券引換店」というマークのあるお店に限られています。

一時停車中に探してしまうと、乗り遅れてしまう可能性もあります。
ですので、新幹線に乗る前の乗車駅で引き換えておきましょう。

ちなみにドリンク引換券の有効期限は1ヶ月なので、降りた駅で使ったり、後日改めて使う事も可能ですが、引換店は新幹線の改札口の中にしかない事を注意しましょう。

<下に続く>

ぷらっとこだま以外にもお得な料金プランがある?

お得な割引クーポン

ぷらっとこだま以外にも、お得な料金で新幹線が乗れるプランがあります。
それぞれのメリット・デメリットを比較して、より良い料金プランを選びましょう

学割

新幹線は学割料金があります。
東海道新幹線だけでなく日本全国の新幹線共通の料金プランです。

新幹線の「乗車料金」と「特急料金」のうち、「乗車料金」が2割引きとなっています。
具体的な料金は、東京から新大阪まで普通車指定で行くと、ぷらっとこだまは「10,500円」で、学割だと「12,390円」です。

これだけでは、まだ料金は「ぷらっとこだま」の方がお得です。
しかし「ぷらっとこだま」はJR東海の限られた駅でしか乗り降りできず、乗れるのもこだまのみです。

しかし学割ならどこの区間でも使え、「ひかり」も「のぞみ」も学割料金で乗れます。

エクスプレス予約

JR東海とJR西日本で使える予約システムです。
上手に使えばぷらっとこだまよりもお得な料金で予約できます。

主に長距離区間の料金が対象となっていますが、ぷらっとこだまと同じ区間も使える料金プランが「e特急券」「EX早特21」「EXグリーン早特」です。

東京から新大阪までの指定席普通車の料金は、「ぷらっとこだま」10,500円で「e特急券」だと13,570円です。
これだとまだ料金的には「ぷらっとこだま」がお得ですが、e特急券は当日予約ができ。

「EX早得21」は「のぞみ」の予約が21日前までできて、東京から新大阪までの指定席普通車の料金がなんと11,000円!
「ぷらっとこだま」の料金に+500円で「のぞみ」にのれちゃいます。

「EXグリーン早特」は「のぞみ」と「ひかり」のグリーン車の予約が3日前までできます。
東京から新大阪の場合は14,400円、「ぷらっとこだま」の場合は12,000円なので+2400円でのぞみのグリーン車に乗れます。

しかし「こだまグリーン早得」だと11,200円で、ぷらっとこだまのグリーン車よりももっとお得です。

さらにエクスプレス予約にはファミリー割引があり、2人以上なら東京と新大阪をこだまで1人9,900円、グリーン車でも10,900円なので、家族や友達、恋人との旅行なら是非活用しましょう!

ただし、年会費が1080円かかり、使えるクレジットカードも限られています
しかし新幹線の通常料金と比較すれば、十分元は取れるお得なサービスです。

スマートEX

スマートEXは、JR東海の新幹線をスマートフォン上で予約できるサービスです。
手持ちのクレジットカードを使え、ICカードと紐づけしてチケットレスで乗車でき、年会費も無料です。

こだまを東京から新大阪までこだまの指定席普通車は「13,940円」ですが、こだまグリーン早得なら「11,200円」とぷらっとこだまよりお得な値段で乗車でいます。

<下に続く>

ぷらっとこだまや他のサービスを比較して賢くお得に乗りこなそう!

キャリーケース 選び方

ぷらっとこだまはJR東海の新幹線に乗る時に利用すると、とてもお得な料金で乗れるサービスです。
けれど条件によってはもっとお得になるサービスもあります。

ネットに情報が溢れる時代だからこそ、いろんなサービスを料金比較して賢く利用しましょう!

Thumb 45413339 296376170978438 8293943338793435136 n
written by

国内・海外旅行のおすすめ情報メディア「どこいく」の編集部です!
毎日参考になるおでかけ情報を発信しています!

関連記事
おすすめ記事
Dokoiku add line image
どこいくの
おすすめ記事がLINEに届く!
Add line
Dokoiku add line image
どこいくの
おすすめ記事がLINEに届く!
Add line