名物がいろいろある三重ってどんなところ?
天皇が退位に訪れた伊勢神宮のある三重県ですが、三重県と聞いたことはあるけど、三重県が一体どこにあるのか知っていますか?
三重県は、日本の真ん中らへんに位置して愛知県と奈良県の間に挟まれている県です。三重県には意外と知っているけど三重県とは知らなかった名所や名物が色々あります。
例えば、名所なら鈴鹿サーキット、ナガシマスパーランド、伊勢神宮や鳥羽水族館があります。名物は、赤福を始め、手こね寿司、松坂牛やトンテキなどがあります。
三重県は、観光資源や名物がたくさんある県ですが、空港がないことや新幹線の停車駅がないことから旅行先のアクセスとしては少し不便を感じてしまうかもしれません。
最近は三重県の名物を隣の名古屋市や大阪でも購入することができるようになりました。赤福やトンテキはその代表です。
三重県は、意外とアクティビティの資源も豊富です。サーフィンやハイキング、トレッキングや自転車など色々なアクティビティができる資源を持っています。
今回は、まだまだ知られていないもしくは三重県のものと認識されていない名物や名所など三重県の魅力を紹介していきます。
名所いろいろ!三重のおすすめ名物観光スポット10選!
それではまず三重県の観光地をみていきましょう。
三重県には、以下の有名な観光地があります。
- 伊勢神宮 内宮
- ナガシマスパーランド
- 二見興玉神社
- 志摩スペイン村
- なばなの里
- 湯の山温泉
- 鈴鹿サーキット
- 伊勢神宮 外宮
- 鳥羽水族館
- 伊勢シーパラダイス
続いて、三重県の観光地を、それぞれ詳しくみていきます。
三重県の観光地①:伊勢神宮 内宮
三重県の観光地の代名詞とも言える三重県が全国に誇る伊勢神宮です。伊勢神宮には内宮と外宮があり、おはらい町やおかげ横丁があるのはこの内宮になります。
伊勢神宮の内宮には、皇室のご先祖、国民の大御祖神と言われる天照大神が祀られています。毎年年初には内閣総理大臣が参拝に来ることでも知られています。
伊勢神宮の内宮へ参拝前にはおはらい町やおかげ横丁があり、赤福本店や伊勢名物の伊勢うどんなどが楽しめます。
伊勢神宮 内宮
住所:三重県伊勢市宇治館町1
電話番号:0596-24-1111
営業時間:
1月~4月 5:00~18:00
5月~8月 5:00~19:00
9月 5:00~18:00
10月~12月 5:00~17:00
定休日:年中無休
入場料や利用料:無
URL:http://www.isejingu.or.jp/
三重県の観光地②:ナガシマスパーランド
三重県桑名市という比較的愛知県に近い三重県北部には、絶叫系好きにはたまらないジェットコースターがあるのはナガシマスパーランドです。
ナガシマスパーランドは、温泉と遊園地、アウトレットが隣接しており、ショッピングや遊びで疲れた体を癒して帰ることのできるテーマパークです。
ホワイトサイクロンを始め、絶叫系コースターがいくつも遊園地内にあり、絶叫系コースターマニアにはたまらない遊園地です。
ナガシマスパーランド
住所:三重県桑名市長島町浦安333
電話番号:0594-45-1111
営業時間:平日 9:30〜17:00 土・日 9:00〜18:00
定休日:不定休(事前にHPをチェック下さい)
入場料や利用料:券の種類により異なる
URL:http://www.nagashima-onsen.co.jp/spaland/index.html/
三重県の観光地③:二見興玉神社
最近はお伊勢参りというと伊勢神宮の外宮へ参拝してから内宮へ参拝する習わしが観光客にも浸透してきました。
しかし、お伊勢参りの正しい参拝の仕方は、この二見興玉神社(ふたみおきたまじんじゃ)で身を清めてから伊勢神宮の外宮へ参拝し、最後内宮へ参拝する順番です。
二見興玉神社には猿田彦大御神(さるたひこのおおかみ)と宇迦御魂大神(うがのみたまのおおかみ)の両神様が祀られていて、地元では何かを始めるときに力を貸してくれる神様として有名です。
宇迦御魂大神に関して実は、外宮に祀られている豊受大御神と同一人物とされています。豊受大御神は別名になります。
二見興玉神社
住所:三重県伊勢市二見町江575
電話番号:0596-43-2020
営業時間:無
定休日:無
入場料や利用料:無
URL:http://www.amigo2.ne.jp/~oki-tama/
三重県の観光地④:志摩スペイン村
三重県にはいくつかの遊園地があります。先ほど紹介したナガシマスパーランドもその一つですが、志摩市にスペインをモチーフにしたもう一つの遊園地、志摩スペイン村があります。
志摩スペイン村は一度園内に入れば建物や街並みはスペインをモチーフにしているため、異国世界のようですし、園内ではスペイン料理を楽しむこともできます。
志摩スペイン村へはパールロードを通って行くことができ、ドライブで英虞湾の景色や道端のお店で魚介類を楽しみながら遊園地も満喫することができます。
志摩スペイン村
住所:三重県志摩市磯部町坂崎字下山952-4
電話番号:0599-57-3333
営業時間:通常9:30〜17:00 (休日やイベントにより変動あり)
定休日:不定休(事前にHPをチェック下さい)
入場料や利用料:券の種類により異なる
URL:https://www.parque-net.com/
三重県の観光地⑤:なばなの里
三重県や近隣県のデートスポットとしても有名ななばなの里は、毎年秋から初夏にかけての夜のイルミネーションが壮大でカップルや家族連れを魅了しています。
国内最大級を誇るイルミネーションは、期間限定のウィンターイルミネーションだけでなく、桜の時期や紅葉の時期、チューリップの時期のライトアップも有名です。
昼間はナガシマスパーランドやアウトレットで遊びやショッピングを楽しみ、夜はなばなの里でイルミネーションやライトアップを楽しむのが定番のデートコースになっています。
なばなの里
住所:三重県桑名市長島町駒江漆畑270
電話番号:0594-41-0787
営業時間:通常9:00〜21:00 (休日やイベントにより変動あり)
定休日:年中無休
入場料や利用料:小学生以上1,500円
URL:http://www.nagashimaresort.jp/nabana/index.html
三重県の観光地⑥:湯の山温泉
三重県の中で有名な温泉地は、湯の山温泉です。紅葉やハイキングが楽しめる御在所岳へ続く御在所ロープウェイの近くにあり、山登りの帰りでも温泉を楽しむことができる施設です。
山の中にあるため、四季折々の山の景色を楽しむことができるだけでなく、都会の喧騒から離れた場所にあるため、日頃の疲れをゆっくり静養することができます。
湯の山温泉
住所:三重県三重郡菰野町菰野8497
電話番号:059-392-2115(湯の山温泉協会)
営業時間:施設の営業時間に準ずる
定休日:年中無休
入場料や利用料:日帰り 大人500〜1,400円 小人(1才以上) 400〜800円
URL:http://www.yunoyama-onsen.com/
三重県の観光地⑦:鈴鹿サーキット
バイクやF1好きには聖地として知られる鈴鹿サーキットは、国際レーシング大会が開かれる会場と隣接して遊園地があります。
鈴鹿サーキットの中にはモートピアという遊園地があり、子供が一人で運転することができるバイクやゴーカートがあります。
意外と知られていませんが鈴鹿サーキットはレーシング場や遊園地以外にもホテルやレストランが隣接されており、近所にはイオンモールもあるため、利便性の高い施設です。
鈴鹿サーキット
住所:三重県鈴鹿市稲生町7992
電話番号:059-378-1111
営業時間:10:00〜17:00 (イベント、土日祝などにより変動あり)
定休日:年2回不定休
入場料や利用料:券の種類により異なる
URL:https://www.suzukacircuit.jp/
三重県の観光地⑧:伊勢神宮 外宮
伊勢神宮の内宮から少し離れたところにある伊勢神宮の外宮は、メディアの影響もあり、ここ数年は、外宮を参拝してから内宮を参拝する方式が浸透してきました。
伊勢神宮の外宮には、豊受大御神(とようけのおおみかみ)が祀られています。豊受大御神は先ほど紹介しましたが、二見興玉神社に祀られている宇迦御魂大神と同一人物です。
内宮の天照大神が国民の総氏神に対して、外宮の豊受大御神は、衣食住・産業の守り神として地元では崇められてきました。
伊勢神宮 外宮
住所:三重県伊勢市豊川町279
電話番号:0596-24-1111
営業時間:
1月~4月 5:00~18:00
5月~8月 5:00~19:00
9月 5:00~18:00
10月~12月 5:00~17:00
定休日:年中無休
入場料や利用料:無
URL:http://www.isejingu.or.jp/
三重県の観光地⑨:鳥羽水族館
鳥羽水族館は、国内で唯一ジュゴンを飼育している水族館ですが、飼育する動物の数も日本有数の水族館です。
館内では定期的にアシカ、セイウチやアザラシなどのショーを開催していて、三重県のみならず近隣からのデートスポットや家族連れの休日ドライブコースとしても人気です。
近鉄鳥羽駅から歩いていける距離にあり、途中のレストラン街やお土産物屋さんなどでショッピングや食事も合わせて楽しむことができます。
鳥羽水族館
住所:三重県鳥羽市鳥羽3丁目3-6
電話番号:0599-25-2555
営業時間:通常9:00~17:00 (7/20~8/31まで8:30~17:30)
定休日:年中無休
入場料や利用料:大人2,500円 小・中学生1,250円 3歳以上:630円
URL:http://www.aquarium.co.jp
三重県の観光地⑩:伊勢シーパラダイス
鳥羽水族館とは違ったコンセプトでセイウチなどの動物とふれあえることで人気があるのは伊勢シーパラダイスです。
二見興玉神社や夫婦岩の近くに伊勢シーパラダイスはあるため、伊勢神宮へ訪れる前に、もしくは、旅行できたなら伊勢神宮参拝の前日や翌日に訪れることができる施設です。
隣接している伊勢夫婦岩めおと横丁では手作りの朱印帳などを作る体験クラフトやお土産屋さんもあるため、ショッピングも楽しめます。
伊勢シーパラダイス
住所:三重県伊勢市二見町江580
電話番号:0596-42-1760
営業時間:9:00~17:00 (季節により変動あり)
定休日:不定休(12月頃に毎年定休あり)
入場料や利用料:大人1,800円 小・中学生900円 4才以上 500円
URL:https://ise-seaparadise.com/
行列店も!三重のおすすめ名物グルメ10選!
次にせっかく三重に来たなら美味しいグルメを食べたい人は、多いことでしょう。三重のおすすめ名物グルメのお店を紹介していきます。
おすすめの名物グルメ①:焼肉
三重県に来たらぜひ堪能したいのが松坂牛の肉です。松坂牛は松坂が名産のエリアでチェーン店から個人経営店の焼肉屋が多く点在しています。
松坂牛といえば、和田金が有名です。しかし、和田金は超がつくほど高級料理店であるため、地元の人も滅多に行く機会がありません。
一升瓶は、和田金と同じくらい知名度が高く、かつ和田金よりリーズナブルに松坂肉を楽しめることで人気のお店です。
一升瓶 本店
住所:三重県松阪市南町2323
電話番号:050-5589-7514
営業時間:11:00~22:00
定休日:無休
URL:https://www.isshobin.com/
おすすめの名物グルメ②:伊勢うどん
伊勢うどんといえば、お伊勢参りの際に一度は食べてみたくなる伊勢市の郷土料理です。
伊勢うどんの発祥は諸説色々ありますが、有力なのは農民がもともと地味噌のたまりをうどんにつけて食べやすくしたものだと言われています。
伊勢うどんといえば、観光客に人気なのはふくすけですが、ふくすけと並んで特に地元で愛されているのは岡田屋です。どちらもおはらい町に店舗を構えています。
岡田屋
住所:三重県伊勢市宇治今在家町31
電話番号:0596-22-4554
営業時間:10:30~17:00
定休日:木曜(祝日の場合は営業)
URL:無
おすすめの名物グルメ③:みそ焼きうどん
伊勢うどんと並ぶくらい知名度が急上昇したのが亀山市のB級グルメみそ焼きうどんがあります。
亀八食堂は、みそ焼きうどん発祥のお店ですが、長くみそ焼きうどんは裏メニューとして扱われていたため、地元の知る人ぞ知る料理でした。
数年前に開催されたグルメ大会でみそ焼きうどんを出展したところで準優勝したことから一気に知名度が上昇して今では亀山の名物として親しまれています。
*亀八食堂 *
住所:三重県亀山市布気町1799
電話番号:0595-82-0828
営業時間:11:00~21:30
定休日:不定休
URL:http://www.kamehachishokudo.jp/
おすすめの名物グルメ④:赤福餅
お伊勢参りや三重県の観光で絶対に欠かせないくらい知名度のある和菓子といえば、赤福餅です。赤福は、伊勢神宮の内宮のお膝元にあるおはらい町に本店を構えています。
赤福餅といえば、お土産としても有名ですし、最近は夏場の赤福氷もお伊勢参りや伊勢志摩観光の際に食べたい甘味として浸透しています。
赤福では毎月1日だけ販売している朔日餅(ついたちもち)と最近、いすず 野あそび餅という色とりどりの赤福を限定販売しています。
赤福
住所:三重県伊勢市宇治中之切町26 おかげ横丁
電話番号:0596-22-7000
営業時間:5:00~17:00
定休日:無休
URL:http://www.akafuku.co.jp/
おすすめの名物グルメ⑤:大内山ソフトクリーム
三重県の牛乳といえば大内山牛乳という三重県民が小さい頃から慣れ親しんでいる牛乳があります。スーパーや給食で必ず目にする大内山牛乳は三重県で知らない人はいません。
その大内山牛乳が運営するミルクランドでは濃厚な大内山牛乳を使ったソフトクリームを味わうことができます。
お店は都市部からかなり離れたところにあるのですが、県内外から多くのファンが通うため、土日祝や夏場は連日行列ができることもあります。
ミルクランド
住所:三重県度会郡大紀町大内山3600-2
電話番号:0598-72-2304
営業時間:8:30~18:30
定休日:年中無休
URL:無
おすすめの名物グルメ⑥:てこね寿司
三重県は魚介類が豊富に取れることから美味しいお寿司を食べれるお店が豊富にあります。お寿司はお寿司でも郷土料理として親しまれているのがてこね寿司です。
てこね寿司は、伊勢志摩の郷土料理の一つでもともとはカツオ漁に出た漁師が漁の合間にさっと食べることのできるまかないとして食べられたことが始まりです。
志摩市にはたくさんのお店がてこね寿司を提供していますが、中でもさとなか寿しは漁師が当時食べていたてこね寿司を再現しているお店です。
さとなか寿し
住所:三重県志摩市阿児町鵜方1204-11
電話番号:0599-43-2407
営業時間:17:30~0:00
定休日:日曜 (月曜日が祝日なら月曜日に定休振り替え)
URL:無
おすすめの名物グルメ⑦:津ぎょうざ
津ぎょうざは、津市発祥の餃子で珍しいことに学校給食として発案され、後に津市の飲食店に浸透していった郷土料理です。
最初は給食だけでしか食べれない料理でしたが、津市の郷土料理としてPRをし続けた結果、15cmの巨大な餃子は大きな反響を呼び、今では名物と化しました。
いたろうは、店主が津ぎょうざ協会の会長をしているため、自店舗でも美味しい津ぎょうざを提供しています。巨大な津ぎょうざを観光がてらに味わってみましょう。
いたろう
住所:三重県津市丸之内4-20
電話番号:059-223-1600
営業時間:火〜日 11:30~14:00と火〜土 17:30~21:00
定休日:日曜夜と月曜(臨時休業あり)
URL:無
おすすめの名物グルメ⑧:トンテキ
四日市のトンテキといえばまつもとの来来憲と言われるくらい観光客だけでなく地元民にも愛されているお店ですし、来来憲はトンテキ発祥のお店です
トンテキとは、豚の肩ロースと特製ニンニクソースをかけたシンプルな料理なのです。しかし、一度食べたら豚の肩ロースの柔らかさとニンニクソースの相性がクセになる組み合わせです。
以前はトンテキを扱っているお店があまりありませんでした。10数年前に四日市をPRするための郷土料理として紹介したところ徐々に火がつき、今では名古屋や大阪にも色々なお店が進出しています。
まつもとの来来憲
住所:三重県四日市市松本2丁目7-24
電話番号:0593-53-0748
営業時間:11:00~14:00と17:00~20:00
定休日:月曜と火曜 (ただし祝日の場合は営業)
URL:http://matumoto-rairaiken.com/
おすすめの名物グルメ⑨:うなぎ料理
三重県の名物と言われてうなぎ料理は想像しないかもしれませんが、津市は意外にもうなぎ料理屋激戦区で中でも新玉亭は三重県を代表するうなぎ料理屋です。
うなぎの焼き方は関西風ですので皮がパリッとしていて中はふわっと仕上がっています。仕上げの伝統の自家製ダレは地元民を魅了し続けています。
何より驚くのはご飯の量です。中盛りは今や新玉亭の名物といっても過言ではありません。伊勢志摩へ行く前に津市でうなぎを腹一杯堪能してみて下さい。
新玉亭
住所:三重県津市丸之内養正町5-1
電話番号:0592-24-0008
営業時間:火〜金 11:00~14:00と16:00~20:00 土日祝 11:00~20:00
定休日:月曜
URL:http://shintamatei.co.jp/
おすすめの名物グルメ⑩:元祖天むす
名古屋めしとして知られている天むすの発祥は三重県津市にある千寿です。創業当時は天ぷら定食のお店でしたが今は天むすをメインに提供しています。
もともとはお店が忙しくてお昼が食べれない店主のために奥さんが作ったまかないおにぎりがきっかけと言われています。
暖簾分けされたお店が名古屋にあり、天むすの人気が名古屋で高まったため名古屋名物とされてきましたが、元祖はここ千寿になります。元祖の味を観光がてらに味わってみましょう。
千寿(せんじゅ)
住所:三重県津市大門9-7
電話番号:059-228-6798
営業時間:9:30~17:00
定休日:日曜・第三月曜
URL:http://www.gansotenmusu.com/
名産品を持って帰ろう!三重のおすすめ名物お土産10選!
では、三重のお土産をみていきましょう。
三重のお土産には、以下のものがあります。
- 赤福餅
- 虎屋ういろ
- おかげ犬グッズ
- さめのたれ
- かたやき
- シェルレーヌ
- 伊勢うどん
- 伊賀組紐
- なが餅
- へこきまんじゅう
続いて、三重のお土産を、それぞれ詳しくみていきます。
赤福餅
三重県のお土産で不動の人気を誇るのは赤福餅です。江戸初期から営業していたとされる老舗赤福の赤福餅は、地元だけでなく全国的に老若男女に愛され続けている和菓子です。
赤福餅イコール伊勢神宮の方程式は、日本人なら誰もが持っていて、お土産だけでなくお伊勢参りに立ち寄るお店の定番でもあります。
ここ数年、赤福餅は、販売場所を拡大しており、最近は愛知県、大阪府や兵庫県などでも購入が可能になりました。三重県で買い忘れてもまだ買うチャンスがあるため安心です。
虎屋ういろ
ういろというとほとんどの人は、まず名古屋を思い浮かべますが、実は三重のういろも定番のお土産の一つです。
ういろの製造は昔ながらの手作りで名古屋のういろうとは違う美味しさが評判です。定番のういろ以外にも季節限定品のういろがあるため、お土産に喜ばれます。
ただし、ういろは食品防腐剤を使わないため賞味期限が翌日で切れてしまうため、早めに消費しなければいけないことが注意点です。
おかげ犬グッズ
おかげ犬は、伊勢神宮の内宮のお膝元、おはらい町の一角にあるおかげ横丁のお土産屋産で扱われています。
おかげ犬とは、江戸時代に病気でお伊勢参りができないご主人に代わり、飼っている犬にお金を持たせてお伊勢参りをさせてお札をもらうことが流行しました。
今ではそんなおかげ犬をモチーフにしたストラップや伊勢木綿で作ったてぬぐいなど可愛い商品が多く、お土産としても喜ばれています。
さめのたれ
さめのたれは伊勢志摩でしか食べれていない珍味で、伊勢神宮に神饌(しんせん)として供えられています。鮫の切り身をたれ漬けしてから天日干しにしたシンプルな干物です。
お酒のアテやご飯のお供にぴったりのさめのたれは、さっと焼くだけで香りが食欲を刺激して噛めば噛むほど味わいが深くなる、酒飲みにぴったりのお土産です。
かたやき
日本一硬いせんべいとして有名なのは、かたやきせんべいです。小さいハンマーを使って砕いて食べるのですが、初めて食べる人はあまりの硬さに驚きます。
かたやきは、栄養価の高く、伊賀忍者の携帯食であったことから日持ちもします。賞味期限は180日くらいなのでお土産ぴったりですし、話のネタにもなります。
シェルレーヌ
全国菓子大博覧会で賞を受賞したシェルレーヌは、今や三重のお土産に欠かせない存在となりました。伊勢市にあるブランカというお店が開発にした洋菓子です。
一見するとただの洋菓子に見えますが、実は、地元産の卵や三重県産の小麦粉を使用した、地元食材にもこだわった洋菓子ですので正真正銘三重県産のお土産としておすすめです。
伊勢うどん
お伊勢参りの定番料理といえば、伊勢うどんです。おはらい町には何軒かの名店があり、伊勢うどん独特のタレで食べるうどんはクセになる味です。
以前までは伊勢うどんというとお伊勢参りの時に食べるものとされてきましたが、最近はお土産用として駅前、高速のパーキングエリアの売店や道の駅などで販売されています。
伊賀組紐
3年前に上映された「君の名は」で組紐が注目されてから伊賀組紐も三重県のお土産として人気を集めてきました。
組紐は日本の伝統工芸であり、もともとは神仏具関連や茶道具の装飾、帯締めなどで活用されてきました。今では映画をきっかけにキーホルダーやブレスレットがお土産として購入されています。
伊賀組紐は帯締めだけでなくスカーフやネクタイなどの販売も行っていてお土産に最適です。他には伊賀組紐の組紐体験も実施しているので実際に作ることもできます。
なが餅
お土産のお餅が豊富な三重県には、赤福餅やへんば餅の他になが餅があります。平たく長く伸ばした一見ちょっと変わったお餅です。
赤福餅やへんば餅が伊勢の名物に対して、なが餅は四日市の名物になります。赤福餅やへんば餅と比べて甘さがあっさりしているのが特徴です。
ただし、なが餅は賞味期限が3日と短いため、お土産を渡す際には早めに食べるように伝えなければなりませんので注意が必要です。
へこきまんじゅう
名前にインパクトがあり、話のネタにもぴったりな三重のお土産は、へこきまんじゅうです。名前だけでなくおまんじゅう自体が忍者の形をしているのとパッケージもユニークです。
もともと忍者の修行地として有名な赤目四十八滝の近所にお店を構えて、来店してくれるお客様に一息つけるようなものを提供したいと考えたまんじゅうを食べて屁が出たことからこの名前がつきました。
へこきまんじゅうは1種類だけでなく現在7種類あるため、色々な味をお土産として持って帰ってみんなで分けることができます。
三重県名物おすすめ30選!人気お土産や郷土料理、観光名所を紹介!まとめ
今回の三重県にあるおすすめ名物や観光地の魅力を紹介しました。三重県には今回紹介できなかった魅力もまだまだたくさんあります。
ちなみに三重県を訪れるおすすめのシーズンは春と夏ですが、秋も紅葉が楽しめるのでちょっとした穴場シーズンになります。
そんな魅力がたくさんの三重県を次回の旅行先候補に検討してみて下さい。