黄金の国と言われるブルネイはどんな国?
東南アジアのボルネオ島にあるイスラム教の国、ブルネイ――、正式名称はブルネイ・ダルサラーム国といい、国王(スルターン)が元首を務める王国です。
現国王は、第29代目、ハナサル・ボルキア国王で、在位は、およそ50年に及びます(2019年5月現在)。
首都バンダルスリブガワンは、ブルネイ最大の都市で約14万人が暮らし(2010年統計)、王宮やモスク、博物館、水上集落などの観光名所がたくさん。
また、ブルネイは、赤道に近い熱帯雨林気候で、熱帯雨林には、ボルネオ島固有種のテングザルなど、珍しい動物が暮らし、観光客を引きつけます。
南シナ海に面した国土の北部には観光スポットにもなっている美しいビーチがありますが、それ以外の三方はマレーシアに囲まれていて、地図で見るとブルネイはとても小さな国。
しかし、石油や天然ガスといった資源に恵まれているため、アジアの中でも1人当たりの国民総生産の高い、豊かな国でもあります。
その富は、ブルネイの首都にある豪奢な王立のモスクを見れば、きっとよくわかるはず。
さあ、黄金の国・ブルネイの観光地をご紹介しましょう。
ブルネイのおすすめ観光地10選【王宮/博物館/水上集落】
では、ブルネイの観光地をみていきましょう。
ブルネイには、以下の観光地があります。
- スルターン・オマール・アリ・サイフディーン・モスク(オールド・モスク)
- ジャミ・アサ―ル・ハサナル・ボルキア・モスク(ニュー・モスク)
- カンポン・アイール(水上集落)
- イスタナ・ヌルル・イマン(王宮)
- ロイヤル・レガリア博物館
- ジュルドンパーク
- ゴールデン・ジュビリー・クラウン・パーク
- ヤヤサン・ハジハサナル・ボルキア・コンプレックス
- ダイビングスポット
- ウルテンブロン国立公園
続いて、ブルネイの観光地を、それぞれ詳しくみていきます。
ブルネイの観光地①:スルターン・オマール・アリ・サイフディーン・モスク
ブルネイのおすすめ観光地1つめは、スルターン・オマール・アリ・サイフディーン・モスクです。
1958年、スルターン(国王)オマール・アリ・サイフディーン3世によって建造されたスルターン・オマール・アリ・サイフディーン・モスクは、ブルネイの首都バンダルスリブガワンにある王立のモスクで、世界でも美しいモスクとして、多くの観光客を集めます。
通称はオールド・モスク。
観光の見どころは、ブルネイの豊かな富を象徴する大理石や水晶の装飾、天界をイメージした庭など。
スルタン・オマール・アリ・サイフディン・モスク
住所:Jalan McArthur, Bandar Seri Begawan BS8711 ブルネイ・ダルサラーム
ブルネイの観光地②:ジャミ・アサ―ル・ハサナル・ボルキア・モスク
ブルネイのおすすめ観光地2つめは、ジャミ・アサ―ル・ハサナル・ボルキア・モスクです。
オールド・モスクと呼ばれるスルターン・オマール・アリ・サイフディーン・モスクに対して、ニュー・モスクと呼ばれるのがジャミ・アサ―ル・ハサナル・ボルキア・モスク――1994年、現在(2019年5月)のハサナル・ボルキア国王が完成させた新しいモスクです。
首都バンダルスリブガワンにあり、最大で5000人を収容できる規模は、ブルネイ国内でも最大。
黄金のドームを29個と高さ58メートルのミナレット(尖塔)を4つ備えます。
ジャミ・アサ―ル・ハサナル・ボルキア・モスク
住所:Simpang 127, Bandar Seri Begawan, ブルネイ・ダルサラーム
ブルネイの観光地③:カンポン・アイール(水上集落)
ブルネイのおすすめ観光地3つめは、カンポン・アイールです。
オールド・モスク(スルターン・オマール・アリ・サイフディーン・モスク)の近くをブルネイ川が流れますが、カンポン・アイールは、川の上にできた水上集落で、ブルネイ屈指の観光スポット。
観光スポットですが、実際に人が生活していて、暮らしている人口は4万人ほど。
42の村があり、学校や警察署、病院、モスクなど4千を超える建造物が並ぶ世界最大の水上集落です。
カンポン・アイ―ルの歴史は古く、今から1300年前には人が住んでいたとも。
16世紀、船に乗って初めて地球一周をしたのはマゼランですが、そのマゼランに同行し、航海の記録を残した人物はアントニオ・ピガフェッタ――ピガフェッタは、航海の途中でカンポン・アイ―ルを見て、東洋のベニス(ベネチア)と呼んだと伝わります。
現在では、電気や水道が整備され、家屋にはクーラーのあるところも。
衛星放送やインターネットもつながっています。
カンポン・アイ―ル
住所:カンポン・アイ―ル
ブルネイの観光地④:イスタナ・ヌルル・イマン(王宮)
ブルネイのおすすめ観光地4つめは、イスタナ・ヌルル・イマンです。
ブルネイ王国の王宮、イスタナ・ヌルル・イマン――現国王ハサナル・ボルキア国王が暮らす宮殿であると同時に、ブルネイの政府所在地でもあります。
場所は、ブルネイの首都バンダルスリブガワンの観光スポットがある中心部から、南に少し下ったところ。
王宮には、一般市民や観光客の立ち入りはできませんが、一年に一度だけ例外があります。
それは、ラマダン明けのハリラヤというお祭りの時期で、この時期だけ、王宮が一般開放(オープンハウス)されるのです。
オープンハウスには、3日間でたくさんの市民が詰めかけ、普段は、身近に接する機会のない王族と、観光客も握手をすることができます。
イスタナ・ヌルル・イマン
住所:Jln Menteri Besar, Bandar Seri Begawan BA2112 ブルネイ・ダルサラーム
URL:イスタナ・ヌルル・イマン
ブルネイの観光地⑤:ロイヤル・レガリア博物館
ブルネイのおすすめ観光地5つめは、ロイヤル・レガリア博物館です。
首都の中心地にあるロイヤル・レガリア博物館――世界でもいちばんの富を持つ王室とされるブルネイ王室ですが、そのブルネイ王室の歴史に関する資料や王室ゆかりの品々が展示されています。
入場料は無料なので、ブルネイの観光に来たらぜひ立ち寄ってみたい場所。
現在のハサナル・ボルキア国王に関する展示もあり、国王即位パレードで使われた乗り物や儀礼の衣装も再現されています。
ロイヤル・レガリア博物館
住所:Jln Sultan Omar Ali Saifuddien, Bandar Seri Begawan BS8611 ブルネイ・ダルサラーム
電話番号:+673 224 4545
営業時間:(日〜木) 9:00-17:00 (金) 9:00-11:30,14:30-17:00 (土) 9:45-17:00
入場料や利用料:無料
ブルネイの観光地⑥:ジュルドンパーク
ブルネイのおすすめ観光地6つめは、ジュルドンパークです。
ブルネイの首都バンダルスリブガワンから、高速道路を約20分走ったところにあるジュルドンパーク――1994年に開園した、東南アジア最大規模の遊園地です。
パーク内には、メリーゴーランドや、噴水、円形劇場などがあり、入場料を払って入園すれば、アトラクションは乗り放題。
ブルネイの昼間は暑いため、営業は午後4時ごろからのスタートで、夜のみオープン。
観光の際は、オープンする時間にご注意。
ジュルドンパーク
住所:ブルネイ・ダルサラーム 〒BG3122 ジュルドン
電話番号:+673 261 1777
営業時間:木曜日 16時00分~23時00分、金曜日 15時00分~23時30分、土・日曜日 10時00分~23時30分
定休日:月・火・水曜日
入場料や利用料:外国人用大人向け$20
URL:ジュルドンパーク
ブルネイの観光地⑦:ゴールデン・ジュビリー・クラウン・パーク/Golden Jubilee Crown Park
ブルネイのおすすめ観光地7つめは、ゴールデン・ジュビリー・クラウン・パークです。
ハサナル・ボルキア国王の戴冠50周年を祝って2017年10月にオープンしたブルネイの新しい公園で、日が傾くと、公園内に屋台が出て、地元の人たちでにぎわいます。。
こちらも暑い日中は営業していないので、観光で訪れるときは注意しましょう。
公園内の坂の上からは、隣接するスルターン・オマール・アリ・サイフディーン・モスクを眺めることもでき、観光スポットになっています。
ゴールデン・ジュビリー・クラウン・パーク/Golden Jubilee Crown Park
住所:バンダル・スリ・ブガワン BN1711 ブルネイ・ダルサラーム
ブルネイの観光地⑧:ヤヤサン・ハジハサナル・ボルキア・コンプレックス/ Yayasan Hasanal Bolkiah Complex
ブルネイのおすすめ観光地8つめは、ヤヤサン・ハジハサナル・ボルキア・コンプレックスです。
ヤヤサン・ハジハサナル・ボルキア・コンプレックス(Yayasan Hasanal Bolkiah Complex)は首都バンダルスリブガワンにある複合ショッピング施設で、服やお土産物のショッピングやレストラン、カフェでの食事ができるスポット。
地元の人はもちろんですが、観光客もたくさん訪れます。
夕方になると、ワゴンや屋台が出るので、観光の合間に、フードコートで気軽なごはんを取るのもおすすめ。
ヤヤサン・ハジハサナル・ボルキア・コンプレックス
住所:Jln Pretty Bandar Seri Begawan BS8711 ブルネイ・ダルサラーム
URL:ヤヤサン・ハジハサナル・ボルキア・コンプレックス
ブルネイの観光地⑨:ダイビングスポット
ブルネイのおすすめ観光地9つめは、ダイビングスポットです。
国土の北部を南シナ海に面するブルネイ――実は、ブルネイの海は、ダイビングスポットとして世界中のダイバーから支持される観光スポットでもあります。
今は漁礁となっている沈船(沈没船)があって、魚群と沈潜のコラボが見られたり、ブルネイの海に固有の珍しい魚と出会えることも。
また、ウミウシやタツノオトシゴ、クマノミなど、女子に特に人気の可愛い魚たちも見られます。
ブルネイの観光地⑩:ウルテンブロン国立公園
ブルネイのおすすめ観光地10個めは、ウルテンブロン国立公園です。
ブルネイで初めて国立公園に指定されたウルテンブロン国立公園――ブルネイの首都バンダルスリブガワン郊外にあり、ボルネオ島の熱帯雨林の中を散策することのできる観光スポットです。
ブルネイ川をテンブロン地区へと向かう途中には、マングローブの林があり、運が良ければ、ボルネオ島に固有の長い鼻を持つサル、テングザルと出会えることも。
ロングボートを漕ぐクルーズや、トレッキング、絶景のキャノピー(鉄塔)なども観光客に人気です。
観光には、資格を持ったガイドの同行が必要なので、旅行代理店などを通してツアーの申し込みをしましょう。
ウルテンブロン国立公園
住所:Temburong、Brunei
営業時間:8時00分~18時00分
URL:ウルテンブロン国立公園
ブルネイの観光地の治安は?女性の一人旅でも大丈夫?
資源が豊富で、医療や教育など公共サービスが発達し、社会福祉の充実したブルネイは、凶悪犯罪があまり発生しない比較的安全な国です。
女性が一人で観光していても、特に問題はないと思われますが、それでも、犯罪を誘発しやすい場所へ行くことや行動は避けた方がいいでしょう。
観光地でもひと気のない場所へ行ったり、深夜一人で外出したりしないようにします。
また、ブルネイは、イスラム教の国なので、肌を大きく露出した服装などは控えましょう。
観光スポットになっているモスクなど宗教施設では特に注意が必要です。
ブルネイの行き方は?観光ビザは必要?
ブルネイにはこれまで日本との間に直行便がありませんでしたが、2019年3月から、ロイヤルブルネイ航空の直行便が初就航――日本の成田空港とブルネイのバンダルスリブガワン空港を結び、週3回の便があります。
これにより、片道6時間半でブルネイ観光に出かけられるようになりました。
また、ビザ(査証)について――日本とブルネイ政府の取り決めにより、ブルネイに観光目的で14日以内の滞在をする場合は、ビザの取得は不要です。
ブルネイを観光するのに必要な日数は?物価は高い?
ブルネイと日本の間に直行便が就航したことにより、この路線を利用すれば、片道6時間半でブルネイの首都バンダルスリブガワンに到着するため、ブルネイ観光は、全旅程4日間から出かけることが可能に。
また、ブルネイで使われる通貨単位はブルネイドル(B$)ですが、2019年5月現在のレートは、1ブルネイドル80.79円ほど。
ブルネイの物価については、シンガポールとほぼ同じくらいで、日本よりやや高いか同程度だと言えるでしょう。
ブルネイ観光に便利なおすすめホテル5選!
首都のバンダルスリブガワンにあるモスクや王宮はもちろん、南シナ海に面した北部や、国立公園のある熱帯雨林も、ブルネイでぜひ訪れたいおすすめの観光地。
では、ブルネイにはどのようなホテルがあるのでしょうか。
ブルネイには、以下のホテルがあります。
- エンパイア ホテル&カントリークラブThe Empire Hotel & Country Club
- バディア・ホテルBadi’ah Hotel
- ザ・ブルネイホテルThe Brunei Hotel
- ラディソン ホテル ブルネイ ダルサラームRadisson Hotel Brunei Darussalam
- キャピタル ホテルThe Capital Residence Suites
続いて、それぞれのホテルを詳しくみていきます。
ブルネイのホテル①The Empire Hotel & Country Club (エンパイア ホテル&カントリークラブ)
ブルネイの観光におすすめのホテル1つめは、The Empire Hotel & Country Club (エンパイア ホテル&カントリークラブ)です。
ブルネイの7つ星ホテルThe Empire Hotel & Country Club (エンパイア ホテル&カントリークラブ)は、2000年にオープンした比較的新しいホテルで、ほぼすべての部屋から南シナ海を臨むことができます。
さすがに7つ星ホテルだけあって、ホテルの内装は豪奢。
ホテルマンはホスピタリティにあふれ、レストランの料理の味も抜群です。
ホテルの敷地内には、プライベートビーチがあるほか、ゴルフコースやスパ施設、エステ、ジム、ボウリング場にバドミントンコートなどもあり、エンパイア ホテル&カントリークラブだけでブルネイのリゾートステイを楽しめるホテルになっています。
The Empire Hotel & Country Club (エンパイア ホテル&カントリークラブ)
住所:Muara-Tutong Highway, Kampong Jerudong
電話番号: +673-241-8888
URL:The Empire Hotel & Country Club (エンパイア ホテル&カントリークラブ
ブルネイのホテル②バディア・ホテルBadi’ah Hotel
ブルネイの観光におすすめのホテル2つめは、バディア・ホテルBadi’ah Hotelです。
ブルネイの首都バンダルスリブガワンの中心部に位置するバディア・ホテルBadi’ah Hotelの最大の特徴は、その立地の良さ。
バンダルスリブガワンの観光スポットに近いうえ、ホテルの隣にはスーパーマーケットがあり、買い物にも便利です。
ホテルから空港への無料送迎もあるので、初めてのブルネイ観光でも安心。
部屋は快適な広さで、料金もリーズナブル――首都の観光にぴったりのホテルです。
バディア・ホテルBadi’ah Hotel
住所:Badi'ah Complex Mile 1 1/4, Jalan Tutong, Jalan Laksamana Abdul Razak, Bandar Seri Begawan BA1712 ブルネイ・ダルサラーム
電話番号:+673 222 2888
URL:Badi’ah Hotel
ブルネイのホテル③ザ・ブルネイホテルThe Brunei Hotel
ブルネイの観光におすすめのホテル3つめは、ザ・ブルネイホテルThe Brunei Hotelです。
ブルネイの首都バンダルスリブガワンの中でも、観光スポットのスルターン・オマール・アリ・サイフディーン・モスク(オールド・モスク)や水上集落に近いザ・ブルネイホテルThe Brunei Hotelは、高級感があり、ホテル内や部屋も清潔なホテル。
スタッフの対応もよく、アメニティや水まわりの設備にも問題なし。
安心して首都観光の拠点にできます。
ザ・ブルネイホテルThe Brunei Hotel
住所:95,, Jln Pemancha, Bandar Seri Begawan BS8811 ブルネイ・ダルサラーム
電話番号:+673 224 4828
URL:The Brunei Hotel
ブルネイのホテル④ラディソン ホテル ブルネイ ダルサラームRadisson Hotel Brunei Darussalam
ブルネイの観光におすすめのホテル4つめは、ラディソン ホテル ブルネイ ダルサラームRadisson Hotel Brunei Darussalamです。
ブルネイの首都バンダルスリブガワンで、ロイヤル・レガリア博物館近くに位置するラディソン ホテル ブルネイ ダルサラームRadisson Hotel Brunei Darussalam――オールド・モスクや水上集落など観光の中心地へは徒歩10分ほどで行ける便利な立地にも関わらず、客室からの眺めは良好。
川沿いには地元の朝市が出て、朝食を楽しむこともできます。
ラディソン ホテル ブルネイ ダルサラームRadisson Hotel Brunei Darussalam
住所:Jalan Tasek 2203, Bandar Seri Begawan BS8211 ブルネイ・ダルサラーム
電話番号:+673 224 4272
URL:Radisson Hotel Brunei Darussalam
ブルネイのホテル⑤キャピタル ホテルThe Capital Residence Suites
ブルネイの観光におすすめのホテル5つめは、キャピタル ホテルThe Capital Residence Suitesです。
キャピタル ホテルThe Capital Residence Suitesも、ラディソン ホテルと同じく、ブルネイの首都バンダルスリブガワンのロイヤル・レガリア博物館の近くにあるホテル。
オールド・モスクも徒歩圏内で、水上集落へ行くのも便利。
空港とホテル間の無料送迎サービスもしてくれますが、料金は比較的リーズナブルで、コストパフォーマンスのいいホテルです。
キャピタル ホテルThe Capital Residence Suites
住所:Simpang 2, Bandar Seri Begawan BS8211 ブルネイ・ダルサラーム
電話番号:+673 222 0067
URL:The Capital Residence Suites
ブルネイを観光するなら食事も楽しもう!おすすめグルメ5選!
ブルネイ観光で楽しみたいブルネイのグルメ――ここでは、ナイトマーケットや地元の屋台で定番のグルメについてご紹介します。
ブルネイ観光でおすすめのグルメ5選をみていきましょう。
ブルネイ観光おすすめグルメ①:サテー、チキンウィング
ブルネイ観光でおすすめのグルメ1つめは、サテーとチキンウィングです。
ブルネイ観光でよく見かける屋台の定番グルメ、サテーとチキンウィング。
サテーは東南アジア(マレー半島など)で広く食べられる肉の串焼きで、ブルネイでは、鶏肉がよく使われます。
また、チキンウィング(鶏の手羽先)はスパイシーなたれで味付けされていて、あとを引くおいしさです。
ブルネイ観光おすすめグルメ②:バナナフライ
ブルネイ観光でおすすめのグルメ2つめは、バナナフライです。
屋台やナイトマーケットには揚げ物屋さんもよく出店していますが、バナナを高温でこんがり揚げた、バナナフライは地元の人にも観光客にも人気です。
ブルネイ観光おすすめグルメ③:ロティジョン
ブルネイ観光でおすすめのグルメ3つめは、ロティジョンです。
ロティジョンはマレー半島でよく食べられる、パンを具材と一緒にして鉄板で焼いたグルメ。
ロティはパンのことです。
鉄板で、卵とひき肉を混ぜて焼き、その上にパンを乗せて具材とくっつけ、焼き上がれば、マヨネーズとチリソースを適宜かけて食べます。
観光がてら、ぜひできたてのアツアツを。
ブルネイ観光おすすめグルメ④:クエマラヤ
ブルネイ観光でおすすめのグルメ4つめは、クエマラヤです。
クエマラヤは、ブルネイでよく食べられるクレープ。
ただし、作り方はよく似ていますが、生地はクレープよりずっと厚く、けっこうなボリュームがあります。
生地に、レーズンやチョコレート、ナッツなどを入れて焼き上げる、ブルネイのスイーツです。
ブルネイ観光おすすめグルメ⑤:ナシレマ・プス
ブルネイ観光でおすすめのグルメ5つめは、ナシレマ・プスです。
ナシレマプスは、ココナッツミルクを使って炊いたブルネイのおにぎり。
葉っぱにくるまれていて、葉っぱを開くと、ごはんと具材の魚が現れます。
東南アジアらしい風味に、観光気分が高まります。
ブルネイ観光のおすすめお土産5選!
ブルネイに観光に来たら、ぜひ買って帰りたいのが、ブルネイならではのお土産。
ブルネイ観光でおすすめのお土産をみていきましょう。
ブルネイ観光でおすすめのお土産には、以下のものがあります。
- オーダーメイドの民族衣装
- テングザルのぬいぐるみ
- マコタクリスタル
- ブルー・シュリンプ・クラッカー/Brunei Halal(ブルネイハラル)
- デーツチョコ/Tamrah Dates
続いて、ブルネイ観光でおすすめのお土産を、それぞれ詳しくみていきます。
ブルネイ観光のおすすめのお土産①:オーダーメイドの民族衣装
ブルネイ観光でおすすめのお土産1つめは、オーダーメイドの民族衣装です。
ブルネイは多民族で、民族衣装もさまざまですが、一般的とされるのは、男性用がチャラマライユ、女性用がバジュクロンという衣装。
男性は無地の衣装に腰巻を巻き、女性は、長袖に丈の長いスカートを合わせ、さらに頭をスカーフで覆うスタイルです。
ブルネイでは、この民族衣装を、自分好みの柄の生地で、好みのデザインにし、オーダーメイドで作ってもらうことができます。
生地や装飾のパーツを揃えて、デザインを考え、仕立て屋さんに持ち込めば、代金は約30ドル2週間ほどでオリジナルの民族衣装が完成。
仕上がりの期間や料金は、店や時期によっても違いますが、早ければ1週間ほどで作ってもらえることもあります。
ブルネイ観光のおすすめお土産②:テングザルのぬいぐるみ
ブルネイ観光でおすすめのお土産2つめは、テングザルのぬいぐるみです。
マングローブに生息するテングザル――長い鼻がなんともユーモラスな動物です。
このサルが見られるのは、ブルネイのあるボルネオ島だけとあって、お土産物ショップには、テングザルのかわいらしいぬいぐるみが、ほかのブルネイの動物たちのグッズと共に並んでいます。
ブルネイ観光のおすすめお土産③: マコタクリスタル
ブルネイ観光でおすすめのお土産3つめは、 マコタクリスタルです。
マコタクリスタルは、ブルネイのガラス職人が作るガラス細工――工房では、ガラスを吹いて製品を成形しています。
デザインは、カメや籠などのほか、ブルネイに自生する植物もあり、観光客にも人気です。
ブルネイ観光のおすすめお土産④:ブルー・シュリンプ・クラッカー/Brunei Halal(ブルネイハラル)
ブルネイ観光でおすすめのお土産めは、ブルー・シュリンプ・クラッカー/Brunei Halal(ブルネイハラル)です。
ハラル(食品)とは、イスラム教で食べることが許された食品のこと。
Brunei Halal(ブルネイハラル)は、ブルネイでハラル食品を生産販売するメーカーです。
そのブルネイハラルの商品の中でも人気なのが、青いパッケージに入ったエビのスナック――ブルー・シュリンプ・クラッカー。
ブルネイで獲れるブルーシュリンプというエビが使われています。
地元の人に師事されるお菓子ですが、ブルネイ観光のお土産にもおすすめです。
ブルネイ観光のおすすめお土産⑤:デーツチョコ/Tamrah Dates
ブルネイ観光でおすすめのお土産5つめは、デーツチョコ/Tamrah Datesです。
デーツはナツメヤシの実で、中東やアフリカ北部でよく食べられます。
栄養価の高い食品で、最近では日本でもよく見かけるようになりました。
Tamrah Datesは、アーモンドをデーツで包み、さらにそれをチョコレートコーティングしたお菓子。
ミルクチョコやダークチョコ、キャラメル、ココナッツの4種類の味があります。
ブルネイの人気観光地10選!治安や物価は?おすすめグルメやホテルも!のまとめ
モスクや王宮、水上集落、熱帯雨林など、観光の見どころが多いブルネイ。
治安も比較的よく、プライベートビーチを備えた7つ星ホテルでリゾートステイを楽しんだり、ブルネイならではのグルメに舌鼓を打つこともできます。
また、ブルネイに観光に行ったら、ぜひブルネイならではのお土産も買って帰りたいですね。
あなたなりの楽しみ方で、黄金の国・ブルネイの観光をぜひ満喫してください。