【観光の前に】ベトナムってどんな国?
ベトナムと聞いてどんなイメージが浮かぶでしょうか。そもそもどこにあるのでしょうか。
常夏のジャングルの国というイメージや色鮮やかな民族衣装を着たベトナム人の方を思い浮かべるのではないでしょうか。
ベトナムは日本の隣の中国の南にある国です。東南アジアに属しており、インドシナ半島の右側に位置し南北に伸びた形をしています。
日本より赤道に近いため年中日本より暖かいことは間違いありません。しかし日本同様に場所によっては四季があったり、乾季と雨季があったり、涼しかったりする場所もあります。
日本同様に南北に伸びているので北海道から沖縄までを想像するとベトナムも気候や文化的に色々な場所があるのだとわかりますね。
またベトナムは大多数のキン族に加えて全部で54もの民族が構成する多民族国家なんです。そのため各地に多様な文化が混在しています。
また今でも都市から離れて山中の村で伝統的な生活を保っている民族も多く、そんな場所も最近では観光できるようになってきたので他の国とは違った観光ができるでしょう。
ベトナム北部でおすすめの観光地7選!ハノイ・ハロンなどにある人気名所を紹介!
ベトナム北部は首都のハノイがある他、中国との国境も接して山脈が入り組む地帯でもあるため少数民族が昔ながらの生活を営んでいる村が数多くあります。
またハロン湾やサパといったメジャーな観光地もあるので日本人もよく訪れます。その他、ベトナム軍がフランス軍を壊滅させたディエンビエンフーという戦勝の地もあります。
では、ベトナム北部の観光地をみていきましょう。
ベトナム北部には、以下の観光地があります。
- ハノイ
- ハロン湾
- サパ
- バッチャン村
- チャンアンの景観関連遺産
- ディエンビエンフー
- ラオカイ中越国境
続いて、ベトナム北部の観光地を、それぞれ詳しくみていきます。
ベトナム北部の観光地①:ハノイ
ハノイはベトナムの首都として約900年の歴史があります。ベトナムという国は、かつては中国の王朝に服従し、フランスに植民地統治され、日本の手に渡り、南北に分裂して戦争をするという幾度にもわたる苦難の歴史を経験してきました。
しかしその度にベトナムのエリートたちは立ち上がり、ベトナムを解放・再建することに成功してきました。実は世界で唯一、世界最強のアメリカ軍に戦勝した国でもあるのです。
そんな苦難と再建の歴史がここハノイにはあります。街並みはそんな数々の文化から受けた影響が現れており、中華の影響を受けたベトナムの寺院やフランスの影響を受けた建物も数多く残ります。
ベトナムの政治と文化の中心として発展してきたハノイは今もその歴史を感じさせてくれるような古い独特の雰囲気があります。
ハノイ
住所:Hà Nội
ハノイの観光地:タンロン遺跡
タンロン遺跡はハノイを首都としてきたかつてのベトナムの諸王朝が政治の中心としてきた建物の遺跡です。2003年に発掘され、世界遺産に登録されました。
19世紀までべトナムの中心であり続けましたが、清仏戦争に勝利したフランス軍の進駐によりハノイの街は略奪され、タンロン遺跡もその時に破壊されてしまいました。
タンロン遺跡
住所:19C Hoàng Diệu, Quán Thánh, Ba Đình, Hà Nội 100000 ベトナム
営業時間:8時~11時30分、14~17時
定休日:月曜日
入場料:3万ドン
ハノイの観光地:ハノイ旧市街
ハノイ旧市街はハノイの中心地ホアンキエム湖の北の通りに広がっています。自転車で花やベトナムスイーツを販売する人、カバンや靴、お土産品を売るお店、地元のレストランが立ち並んでいます。
ベトナム戦争の時も戦火から難を逃れ、今でも古い風情が残っています。中心地ということもあって外国人観光客も多くいます。
聖ヨセフ大聖堂も近くにあり、周辺はフランス統治時代の面影を残しています。
ハノイ旧市街
住所:2VM2+J7 Hàng Đào, ホアンキエム区 ハノイ ベトナム
ベトナム北部の観光地②:ハロン湾
ハロン湾はハノイからおよそ3時間半〜4時間ほどかかる、東海岸にあります。
景色が中国の桂林に似ていることから「海の桂林」と呼ばれ、クルージングツアーでの観光が人気です。
ハノイから日帰りで行くことも可能ですが、ゆっくり奥まで見たい方はクルーズ船での宿泊も検討して良いでしょう。
ハロン湾についての詳細な情報をご覧になりたい方はこちら。↓
ベトナムの世界遺産「ハロン湾」クルーズツアーが人気!おすすめの行き方も - ベトナム - どこいく|国内・海外旅行のおすすめ情報メディア
ハロン湾
住所:Thành phố Hạ Long, Quảng Ninh
ベトナム北部の観光地③:サパ
サパは中国との国境近くにある、フランス統治時代に避暑地として開発された街です。ここでのオススメはロープーウェイを使って東南アジア最高峰の山頂から街を見下ろすことです。
また、近くに少数民族の暮らす村があるのでそちらもツアーを使って訪ねることができます。彼らとの交流や豊かな田園風景の中トレッキングできます。
サパ
住所:tt. Sa Pa
ベトナム北部の観光地④:バッチャン村
バッチェン村は知名度は低いですが、実は日本と16世紀からの付き合いがあります。ハノイからおよそ10キロちょっとの所に位置しているこの村では人口5000人のうちおよそ9割が陶磁器の生産に従事しています。
そのため日本も古くからこの村から陶磁器を輸入し、多くの茶人が愛用してきました。陶磁器工場でも見学や購入ができる他、焼き物市場もあり観光客も気軽に行くことができます。
バッチャン村
住所:Bát Tràng
ベトナム北部の観光地⑤:チャンアンの景観関連遺産
チャンアンはベトナムの世界遺産の一つで、先史時代の人類活動の痕跡と自然の力によって形作られた美しいカルスト地形が認められ東南アジア初の複合遺産となりました。
ハノイから車でおよそ2時間ほどの距離にあり、ツアーを組んで行くと観光しやすいでしょう。手漕ぎボートで鍾乳洞を巡ることができる他、世界遺産の一部である古都ホアルーの見学などもできます。
実は映画「キングコング 髑髏島の巨神」のロケ地でもあり、映画を見てから行くとさらに楽しめることでしょう。
チャンアンの景観関連遺産
住所:Số 6 Tràng An, Ninh Xuân, Hoa Lư, Ninh Bình, ベトナム
ベトナム北部の観光地⑥:ディエンビエンフー
ディエンビエンフーはあまりメジャーな観光地ではありませんがベトナムの独立の歴史を勉強する上で重要な地点となっています。
第二次世界大戦後ベトナムはフランスからの独立を図ってインドシナ戦争を起こし、ここディエンビエンフーでフランス軍の主力部隊を壊滅させたことでフランス軍のベトナムからの撤退が決定づけられました。
この時ベトナム側には終戦後に脱走した日本兵も混入して戦っていたというので日本も無関係ではありませんね!
多くの展示物が並べられたディエンビエンフー歴史的戦勝博物館や戦没者が祀られる烈士墓地、フランス軍の総司令基地であったド・カストリの司令部跡が観光スポットとなっています。
ディエンビエンフー
住所:Thành phố Điện Biên Phủ
ベトナム北部の観光地⑦:ラオカイ中越国境
ラオ会はベトナムと中国の国境沿いのベトナム側にある街で、中国側の河口という街の間を橋で国境を渡ることができます。
上で紹介したサパから車で1時間ほどで着くのでハノイからラオカイまで鉄道で行き、そこからバスでサパにいくという行き方もできます。
中国側から入ると一瞬にして街の雰囲気がガラッと変わり、国境とは、国とは一体なんなのだろうかと再考するきっかけになります。
街中には中国語表記の看板が目立っていました。欧米系の旅行者を少し見かけました。
ラオカイ中越国境
住所:Thành phố Lào Cai
ベトナム中部でおすすめの観光地5選!ダナン・ホイアンなどにある人気名所を紹介!
ベトナム中部は国内外でも有名なビーチリゾート地が集中している他、可愛いランタンが有名な世界遺産のホイアンや同じく世界遺産の街フエがあります。
そのフォンニャ・ケバン国立公園やミーソン聖域も世界遺産として登録されている、ベトナム中部に観光客を呼んでいます。
では、ベトナム中部の観光地をみていきましょう。
ベトナム中部には、以下の観光地があります。
- ダナン
- フエの歴史的建造物群
- ホイアン
- ミーソン聖域
- フォンニャ・ケバン国立公園
続いて、ベトナム中部の観光地を、それぞれ詳しくみていきます。
ベトナム中部の観光地①:ダナン
ハノイ、ホーチミンに続くベトナム第三の都市がここダナンです。東京からの直行便も開通され、ベトナム中部観光の玄関口となっています。
元々は港町として発達してきたダナンですが、近年はリゾート地としての開発が進み、多くの観光客がビーチ目当てに遊びにやってきます。
ダナンの見どころ:ドラゴン・ブリッジ
ドラゴンブリッジは世界最大の鋼橋で、巨大な黄色のドラゴンが橋の中心部をうねるように通っており、夜になるとライトアップや口から火や水を吹くパフォーマンスにより観光客を集めています。
ドラゴン・ブリッジ
住所:An Hải Trung, ソンチャー区 ダナン 550000 ベトナム
ダナンの見どころ:ミーケビーチ
ミーケビーチはダナンで数あるビーチの中でも透明度が高く、その美しさから一番人気があります。夜になるとヤシの木のライトアップによりロマンチックな雰囲気が現出されます。
とはいえ泳いでゆっくりするだけならどこのビーチでもいいですね!
ミーケビーチ
住所:Võ Nguyên Giáp, Sơn Trà, Đà Nẵng 550000 ベトナム
ベトナム中部の観光地②: フエの歴史的建造物群
フエは19世紀初頭から20世紀半ばに皇帝が退位するまで阮朝の首都が置かれていた日本で言えば京都のような雰囲気を保った都市となっています。
城壁でぐるりと囲まれた旧市街の多くの王宮・博物館・寺院の建築物群がベトナム初の世界遺産として登録されました。
フエの歴史的建造物群
住所:Thành phố Huế
フエの見どころ:阮朝王宮
フエの王宮は中国北京にある紫禁城をモデルに建てられました。鳳凰をかたどった楼閣を戴く王宮門を潜ると正面に皇帝の即位式が行われた太和殿が荘厳な面持ちで迎えてくれます。
阮朝王宮
住所:Phú Hậu, Thành phố Huế, トゥアティエンフエ ベトナム
営業時間:7:00−18:00
入場料:150,000VND
フエの見どころ:チャンティエン橋
チャンティエン橋はフォーン川にかかる王宮と市街地を結ぶ橋です。夜になると美しいライトアップがされるため、王宮の観光に加えて多くの観光客の注目を引いています。
ライトアップは刻々と色が変化していくので飽きることもありません。フォーン川沿には公園があり、デートスポットや市民の憩いの場になっています。
チャンティエン橋
住所:Cầu Trường Tiền
フエの見どころ:カイディン帝陵
カイディン帝陵はフランス芸術文化に魅了されたカイディン帝がフランスの統治の下建築しました。
外見は一見他のベトナム建築と似てるようにも見えますが、内装は精緻で金色などのまばゆい装飾が用いられていたり、空間の作り方などヨーロッパ的な要素が持ち込まれていることがわかります。
カイディン帝陵
住所:Khải Định, Thủy Bằng, Hương Thủy, Thừa Thiên Huế 530000 ベトナム
営業時間:7:00-17:00
入場料:15万VND
ベトナム中部の観光地③:ホイアン
ホイアンは16世紀ごろにポルトガルやオランダ、中国、日本などの商船が来航し、国際貿易港として繁栄しました。そのため多くの日本人がここに住み着いたとされています。
そのため日本人街も形成されましたが、江戸幕府の鎖国や周辺国との交易の停滞により貿易港としての地位は失ってしまいました。
しかしその後も西洋、中国、日本などの影響を受けた街並みは保存され世界遺産に登録されました。特に欧米人観光客に人気ですが、最近ではその日本風の木造建築なども注目され徐々に日本人観光客も増えています。
毎月旧暦の14日に開催されるランタン祭りはとてもロマンチックなので逃したくないところですね!
ホイアンの見どころ:日本橋
日本橋はホイアンと日本と交易で結ばれていた時に日本人によって建てられた現役の橋です。なんと今のベトナム紙幣2万ドンにも印刷されているほど知名度が高いのです。
現在の日本橋は1986年に修復されたものですが、日本人としてベトナムとの長い関係の歴史を感じる観光地となっています。橋の通過は自由です。
夜はライトアップされて赤い色が映えるのでインスタ投稿必至ですね!
日本橋
住所:Nguyễn Thị Minh Khai, Phường Minh An, Hội An, Quảng Nam 564010 ベトナム
営業時間:24時間
ホイアンの見どころ:ホイアン市場
ホイアン市場は朝から日没まで営業しているホイアン最大の市場で、ホイアン市民のスーパーとなっています。外国人観光客も多いので気兼ねせずに見学してみることができます。
野菜や肉類の他に雑貨やお土産品も売っているのでここでホイヤン土産を買って帰るのもアリですね!ホイアンの人の生活感を感じながら、果物なんかを買って食べるのもいいですね。
ホイアン市場
住所:Thành phố Hội An
営業時間:6時00分~18時00分
ベトナム中部の観光地④:ミーソン聖域
ホイアンから車で1時間ほどのところにあるミーソン遺跡は、少数民族のチャム族のチャンパー王国によって建設されたレンガ作りの聖域です。
阮朝やハノイを首都としてきたベトナム諸王朝が中国の影響を受けてきたのに対しチャンパー王国はインドのヒンディー文化の影響を受けて発展した王国で、主流のベトナム文化とは全く違う文化を育んできました
ここには7世紀〜13世紀の遺跡が残っていますが、美術品のほとんどは盗掘にあい、遺跡自体も戦火に巻き込まれて激しく損傷しています。
ミーソン遺跡の注目に値すべき点は、その建設に粘土などの接着物が一切用いられておらず、当時のチャンパー王国の技術力の高さを物語っているところです。
ホイアンから日帰りのツアーが出ている他、タクシーをチャーターしていくことも可能です。遺跡は8つにグループ分けされており、その広さがわかりますね。
ミーソン聖域
住所:Duy Phú, ズイスエン県 クアンナム省 ベトナム
営業時間:6:00~17:00
入場料:10万VND
ベトナム中部の観光地⑤:フォンニャ・ケバン国立公園
フォンニャ・ケバン国立公園は4億年以上の歴史があるアジア最古にカルスト地帯です。公園の94パーセントは原生林で、500種以上の植物、800種以上の動物が生息しているとされています。
300以上の鍾乳洞があり、数億年の時を経て形成された数十メートル級の柱状の鍾乳石にはただただ息を呑むばかり。地球の悠久の歴史を思わせてくれます。
ここでは自然がテーマなので、文化や歴史が絡んでくる他のスポットとは一味違う気分を味わえるでしょう。
ドンホイ市からであればツアーバスで1時間半でつきます。フエからでもツアーが出ていますが片道3時間半〜4時間はかかります。
また、公園散策の時間を考えてドンホイからでもフエからでも丸々1日必要だと考えた方がいいでしょう。
フォンニャ・ケバン国立公園
住所:Phong NHA, ボーチャチュ クアンビン 511860 ベトナム
営業時間:夏季7:00~16:30,冬季:7:30~16:00
入場料:大人:25万VND, 子供:12万5千VND
ベトナム南部でおすすめの観光地5選!ホーチミン・ニャチャンなどにある人気名所を紹介!
ベトナム南部には現在進行形で発展している経済の中心地ホーチミンがある他、メコン川下り、ベトナム戦争の戦場体験など様々なアクティビティがあります。
またニャチャンやフェンティエットといったビーチリゾートも発達しているのが特徴です。
では、ベトナム南部の観光地をみていきましょう。
ベトナム南部には、以下の観光地があります。
- ホーチミン
- ニャチャン
- ミトー
- クチトンネル
- フェンティエット
続いて、ベトナム南部の観光地を、それぞれ詳しくみていきます。
ベトナム南部の観光地①:ホーチミン
ホーチミンは風情が残るハノイと違い、経済が発展し、高層ビルなどの建設が進む大都市です。インフラの需要が急速に高まり、街の中心部は工事現場ばかりです。
日本の高島屋のデパートもあり、日本人駐在員を狙った日本食や日本式の居酒屋なども街中でいたるところにあります。
この急速に発展しているかに見えるホーチミンも、数十年前ベトナム戦争の戦火に巻き込まれ、アメリカ軍の敗北が決定した土地でもあります。
新しく建設が進む街でもありますが、フランス統治時代の趣も残しつつ古今の融合した都市と言えましょう。
ホーチミンの見どころ:ベンタイン市場
ベンタイン市場は、ホーチミンの中でもかなり大規模な市場です。建設からおよそ100年にもなる歴史があります。
中には食品、雑貨、アクセサリー、土産品など様々なものが手に入り、一度入りこむと迷子になった気分になります。夕方以降には市場の外にある両脇の通り夜市が開かれます。
夜市ではお酒を飲みながら食事をするのがスタンダードのようでした。市場の目の前には両替所があり、そこでかなりいいレートで日本円を交換できました。
ベンタイン市場
住所:Chợ, Lê Lợi, Phường Bến Thành, Quận 1, Hồ Chí Minh 700000 ベトナム
ホーチミンの見どころ:ホーチミン人民委員会庁舎
ホーチミン人民委員会庁舎は、1908年に建てられたフランス式の建築が美しい写真スポットとなっているスポットです。
現在でも現役で使われている建物のため中に入ることはできませんが、夜になると美しくライトアップされた様子をカメラに収めようと多くの人が訪れます。
建物前は目ぬき通りとなっていて、真ん中には歩行者専用の空間が作られており、ちょっとした散歩にも適しています。
噴水があり、さらにその先にホーチミン像があります。
ホーチミン人民委員会庁舎
住所:Số 86 Lê Thánh Tôn, Bến Nghé, Quận 1, Hồ Chí Minh 710212 ベトナム
ホーチミンの見どころ:ベトナム戦争証跡博物館
建物の外にはベトナム戦争時に使われたアメリカ軍の戦車や軍用ヘリ、戦闘機などが展示されています。中に入ると実際の火器・銃器がガラスケースの中に展示されてます。
また、無数の写真や説明が並べられ、その戦争の様子を無言で語ってくれます。ハノイにあるベトナム軍事歴史博物館と合わせて訪れたいところです。
ショッキングな写真がその説明と共に壁にかけられ、特に何を言うまでもなくただただその残酷性を伝えてきます。戦争と人間について再考するきっかけになります。
ベトナム戦争証跡博物館
住所:28 Võ Văn Tần, Phường 6, Quận 3, Hồ Chí Minh 700000 ベトナム
営業時間:7:30~18:00
入館料:4万ドン
ホーチミンの見どころ:ブイビエン通り
ホーチミンは夜になると東南アジアの他の都市のようにその活気がさらに増します。ブイビエン通りはそれをまさに表現しているストリートです。
多くのバックパッカーを引きつけている場所の一つですが、最近では現地の若者も多く集まってナイトライフを楽しむようです。夜になると多くのバー
やクラブが開店しとても賑やかになります。
道の両脇にはプラスチックの椅子がずらりと並べられるようになり、そこで多くの観光客がお酒を楽しんでいる様子がわかります。
マッサージ屋なんかも多く並んでいます。サソリなど変わったストリートフードもあるので勇気のある方は試してみましょう!ちなみに僕は勇気がありませんでした。
ブイビエン通り
住所:107-79 Bùi Viện, Phường Phạm Ngũ Lão, Quận 1, Hồ Chí Minh, ベトナム
ベトナム南部の観光地②:ニャチャン
ホーチミンから北東へ約450キロほど離れたところにある、ベトナムを代表するビーチです。リゾート地としての開発が進んでいるため、レストランやホテル、マリンアクティビティも充実しています。
美しいビーチが南北に渡って5キロも続いており、高級ホテルからゲストハウスまで揃い、旅の予算に合わせた予定が建てられます。
ニャチャン
住所:Thành phố Nha Trang
ニャチェンの見どころ:ニャチャン大聖堂
仏教国のベトナムですが、フランス統治時代の名残でキリスト教徒もそれなりの数を誇ります。このニャチャン大聖堂でもニャチャンに住む多くのキリスト教徒が礼拝に訪れます。
内部にあるステンドグラスから差し込む光はとても美しく、多くの観光客を引きつけます。
ニャチャン大聖堂
住所:1 Thái Nguyên, Phước Tân, Thành phố Nha Trang, Khánh Hòa 650000 ベトナム
ミサの時間:4時45分、17時(平日)、5時、7時、9時30分、16時30分、18時30分(日曜)
ニャチェンの見どころ:ヤンベイ公園
ニャチャン市街地から車で1時間ほどでつく、ツーリストパークです。ワニ革製品用のワニを養殖しており、餌付け体験やワニ釣り、ダチョウ乗りも体験できます。
泳ぐスポットもあるので水着を持参しましょう。ホテルや街中のツアー会社でツアーが組めます。ビーチ以外のバカンスを楽しみたいという方に向いているでしょう。
ヤンベイ公園
Khánh Phú, ハインヴィン県 カインホア ベトナム
入園料:大人20万ドン、子供14万ドン
ベトナム南部の観光地③:ミトー
メトーはメコン川クルーズができる観光地として有名で、ホーチミンからも日帰りで訪れることができます。ジャングルの中を貫通する濁ったメコン川の上を、ゆったりとボートで揺られてみるのもリラックスできていいですね。
チベット高原を源流とするメコン川の終着地点であるここのデルタでは豊かな穀倉地帯が広がり、その景観や人々の生活のあり方も見る価値がありましょう。
活気に溢れた大きな水上マーケットもあり、この地域の独特な文化を味湧くこともできます。
ミトー
住所:Thành phố Mỹ Tho
ベトナム南部の観光地④:クチトンネル
兵器の面でも経済的にもアメリカ軍に圧倒的に劣っていたベトナム軍はどうして最強無敵のアメリカ軍を倒すことができたのでしょうか。
それはベトナム自体がジャングルの密林に覆われ、米軍もその土地勘がなかったことなどが挙げられていますが、ベトナム側も巧妙な作戦でもってアメリカ軍を翻弄しました。
ジャングル内に大量の罠を仕掛け、それにハマったアメリカ軍は泥沼に陥り大量の死者を出しました。それがここクチトンネルに残っています。
またベトナム側が作った全長200キロにも及ぶ地下トンネルはベトナム側に戦況を有利に運ぶことに貢献しました。
ここでは実際の罠の説明を受けたり、長く狭くトンネルを通る体験ができます。見るよりも実際に体験する方が戦争をよりリアルに思い浮かべることができるでしょう。
その他、指導者の下実弾射撃もできます。
ホーチミンからは車で2時間ほど。ガイド付きのツアーを利用した方が移動は楽でしょう。
クチトンネル
住所:TL15, Phú Hiệp, Hồ Chí Minh, 733814 ベトナム
営業時間:7:30~17:00
定休日:なし
入場料:9万ドン
ベトナム南部の観光地⑤:フェンティエット
ファンティエットはベトナム南東部に位置する港湾都市で、漁港を中心に発展してきました。近年ではあまり観光客が多くないビーチが人気を集めています。
マリンスポーツなどの施設はありませんが、その静かな波と停泊する色鮮やかなボートを眺めて時間を過ごすのも悪くありません。
また街中には多くの歴史的建造物も残っているので歩いて街を散策するのもいいでしょう。
フェンティエット
住所:Thành phố Phan Thiết
ベトナムで人気のおすすめ観光地17選!のまとめ
ベトナムは多民族国家なだけあり、どこにいっても様々な文化や歴史があるため長く滞在していても飽きることなく旅をできるでしょう。
特にベトナムが近現代に受けた苦難の歴史を勉強すると、ベトナムの人々がこんなにも穏やかに暮らしているのを見て何か学ぶべきものがあるようにも感じます。
ビーチでリゾートを満喫するもよし、ベトナムの歴史を体感する観光をするのもよし、美味しいグルメづくしの旅をするのもよし。自分なりのベトナム旅を作りましょう。
中学時代に読んだ一冊の本をきっかけに世界中に自分の足で旅に出ることを決意。
大学入学後は長期休暇を利用して主に中国やインド、イラン、トルコなどアジア各国を巡っている。
北京大学留学も決まり、その間に中国各地を巡る作戦を練っている。
趣味は中国映画、小説。