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2019/06/10

角館の桜の見頃と開花予想時期!おすすめ桜祭り、名所紹介!

秋田県の角館市は歴史のある街で、桜の名所としても知られています。
寒い冬が終わり、ところどころに桜が咲く乱れる風景は本当に美しく多くの人に愛されてきました。

今回は、春の角館の桜の見どころについてご紹介していきます。
桜が満開で見頃の時期や、桜まつり開催についてなどについても見ていきますので、ぜひチェックしてみましょう。

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角館の桜の見頃

桜の老木
角館では毎年桜の時期に桜まつりが開催されます。
まつりは毎年「4月20日から5月5日」でちょうど大型連休が始まる前から休みにかけて開催されます。

毎年の気候によって開花や満開になる日程は変化しますが、桜まつりの時期にかけて角館を訪れると、かなり高い確率で桜が咲く誇る様子を楽しめるでしょう。
角館で楽しめる桜の種類は、「ソメイヨシノ(染井吉野)」「シダレザクラ(枝垂桜)」の2種類がメインです。

そして角館の桜の多くが、国の天然記念物指定を受けていて、歴史ある古い桜が多いという特徴があります。
江戸時代からの武家屋敷を背景に、枝垂桜や染井吉野を眺めるとまるで江戸時代にタイムトリップしたような気持ちになる魅力的な場所なのです。

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角館の桜の種類「シダレザクラ」とは

秋田の角館に多いシダレザクラは日本の本州から九州にかけて広く分布している桜の木です。
大きさは5m~15mの大きさで、花は一重咲きで白と淡いピンク色をしています。

シダレザクラは日本だけでな、く海外の朝鮮半島にも分布しています。
同品種で「江戸彼岸(エドヒガン)」という呼び方もありますが、これはシダレザクラの型の一つとされています。

日本国内にあるシダレザクラは、古い巨木が多くその多くが天然記念物にしていされています。
別名糸桜(イトザクラ)とも呼ばれる桜です。

シダレザクラは枝が下方の地面に向かって垂れ下がり、まるで滝のように咲いた桜が鑑賞できます。
風に吹かれると、桜の枝がユラユラと揺れてとても趣があります。

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角館の桜の開花予想時期

桜の花びら
角館に桜を見に行く場合、桜の開花時期や満開になる時期が気になるところですね。
せっかく角館まで足を伸ばすのであれば、ぜひ桜が咲いている期間に間に合うように旅の計画を立ててみましょう。

近年の角館の桜の開花時期には、大きな変化はありません。
しかし、過去5年間の開花時期をチェックしてみると、例年を早まったり遅くなったりとあまり安定していないようです。

過去をさかのぼって見てみると、2015年の開花が4/15で満開が4/21、2016年は開花・4/15、満開・4/23、2017年は開花・4/20、満開・4/27、2018年は開花・4/22、満開・4/27、でした。
秋田県全体の桜の開花予報と比較すると、ソメイヨシノは開花予報が出てから約5日後に開花し、シダレザクラは予報から約3日後に開花している傾向です。

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角館おすすめ桜祭りは「角館の桜まつり」

桜祭り
毎年4月20日~5月5日にかけて角館で開催される桜まつり。
多くの観光客が全国から訪れます。

角館の桜まつりは、武家屋敷通りに咲き誇るシダレザクラが何といっても人気です。
江戸初期に城下町として整備され、多くの武家屋敷が今も建ち並んでいます。

武将佐竹氏の妻が京都から嫁入り道具としてシダレザクラを持ち込み、その桜の子孫が今も見事に毎年咲いているのです!
昼間の太陽の下で見る桜も素敵ですが、桜まつりの時期には夜にライトアップが行われますので、こちらもぜひ見学してみましょう。

ライトアップされた夜桜は、妖しげな不思議な魅力がありますよ。
また、武家屋敷以外にも桧木内川堤沿いに約2キロの堤防に咲き誇る「ソメイヨシノ」の桜並木もオススメです。

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角館のおすすめ桜名所&スポット①武家屋敷通り

武家屋敷の桜並木
基本情報は、以下の通りです。

かつて城下町として栄えた角館には、今も多くの武家屋敷がそのまま残されています。
江戸時代から受け継がれた武家屋敷の通り沿いに咲くシダレザクラは、はかなげで正に日本伝統の美といったところです。

嫁入り道具の一つとして京都から持ち込まれた3本の枝垂桜の苗木が、角館に植えられて、今は約400もの枝垂桜が武家屋敷沿いにあります。
そしてその中の桜の樹木の162本が国の天然記念物として指定されています!

日本には桜の名所がたくさんありますが、天然記念物の桜がこれだけたくさん集まっているのは、なんと角館だけです!
また、周囲には屋台やお店も多数出ているので、秋田名物の比内地鶏の親子丼や稲庭うどん、そしてお団子やお饅頭も堪能できる点も魅力的ですね。

特に人気なのは、八田菓子舗の三色団子です。
愛らしいサイズと色の三色団子で、食べ歩きにちょうど良いサイズ!

ピンクと黄色、茶色の3食に餡がつやつやとしていて、インスタ映えすること間違いなしですよ。
その他、伝統的なお菓子のクルミ入りゆべし「おばこ餅」や、なると金時のスイートポテトなども人気です。

・角館歴史村・青柳家


角館歴史村・青柳家は、秋田県指定文化財となっている武家屋敷です。
敷地が大変広く、他の武家屋敷の3~4件分ほどもあります。

入口の薬医門を入ると、敷地には米蔵や井戸屋形、文書蔵、玄関などがあり、当時の暮らしぶりがうかがえます。
角館の武家屋敷の当時の建築様式を現代まで残し伝えている貴重な建物。

また、秘蔵品もたくさんあり、武器や道具類なども保存されています。

角館歴史村・青柳家
住所:秋田県仙北市角館町表町下丁3
電話番号:0187-54-3257
営業時間:9:00~17:00(11月~3月は16:00まで)
定休日:年中無休
入場料や利用料:大人500円、高校生・中学生300円、こども200円
URL:角館歴史村・青柳家

・石黒家(市指定史跡)


石黒家は佐竹北家の用人を勤めていた家系で、1853年(嘉永6年)に角館に移住しました。
薬医門には、1809年(文化6年)の日付入りの矢板があります。

母屋は萱葺屋根で庭には巨石や築山、そして樅の大木と東屋があります。
簡素ながらも武士の格式を充分し示した作りの屋敷。

道路に面して黒板塀がめぐらせてあり、外が見られるのぞき窓がある現存の武家屋敷でも最も古い形式を伝承したものです。
春には黒板塀に沿うように、シダレザクラが咲き誇り黒とピンク色のコントラストが鮮やかで、日本の美を象徴しています。

石黒家
住所:角館町表町下丁1
電話番号:0187-55-1496
営業時間:9:00~17:00
定休日:年中無休
入場料や利用料:個人:大人400円 小学生・中学生200円
        団体(20名以上):大人300円 小学生・中学生150円
URL:石黒家

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角館のおすすめ桜名所&スポット②桧木内川堤

川沿いの桜
基本情報は、以下の通りです。

角館の武家屋敷の桜はシダレザクラが多く咲く名所となっていますが、川の堤防で有名なのが桧木内川堤のソメイヨシノです。
川の堤防沿いに全長約2kmの桜並木が見どころとなっている人気のスポットです。

この桧木内川堤のソメイヨシノは国指定の名勝にも指定されています。
また、武家屋敷通りの桜を併せて「日本さくら名所100選」にも選出されています。

この堤防沿いのソメイヨシノは、1934年(昭和9年)に上皇天皇陛下の誕生をお祝いするために記念として植樹されたのが、桜並木の始まりです。
今では大木に育った桜の木々は、満開の時期には染井吉野の枝た堤防を覆い尽くします。

また、上空から見ても桜のじゅうたんのように、一面が薄ピンク色に染まっている様子が見られます。
桜まつりの期間には、ライトアップも行われますので、昼と夜の両方の染井吉野が咲き誇る姿が見られますよ!

日本全国には数々の桜の名所がありますが、ここ角館は東北の桜の三大名所と言われていて、毎年たくさんの観光客や地元の人たちが桜を見に訪れます。
角館の桧木内川堤の桜・ソメイヨシノは、川のゆったりとしたせせらぎと共に美しい景色で多くの人を魅了し続けています。

桜並木だけでなく、川や遠くの山々の景色が美しく、まるで絵画のような風情ある景色を堪能できますよ!
堤防沿いの約2kmもある長いソメイヨシノのトンネルをゆっくり散歩すると、春を全身で感じられます。

また、川提の芝生にシートを広げて、桜を眺めながらお茶や団子などを味わう楽しみ方もオススメです。
お弁当を広げてピクニックをしてもいいですね!

角館は多彩な花見ができる場所ですので、ぜひ春の時期に合わせて訪れてみましょう。

桧木内川堤
住所:秋田県仙北市角館町小勝田中川原
電話番号:0187-54-2700(仙北市観光情報センター「角館駅前蔵」)
URL:桧木内川堤

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角館の桜花見へのアクセス方法

高台からの桜景色
角館に行くためには、どのようなアクセス方法があるかどうか気になりますね。
ここでは、関東地方からと青森方面から角館に向かう手段について見ていきます。

所要時間や便利な方法、また移動のためにかかる料金などを比較し、どのアクセス方法が一番よいかを判断してみましょう。

アクセス方法①電車

新幹線
JRで角館に向かう場合、東北新幹線・秋田新幹線の角館駅で下車します。
駅から武家屋敷までは徒歩で約15分、そして桧木内川堤までは徒歩で約20分の距離です。

新幹線の駅から、桜の見どころが徒歩圏内に位置しているのは、観光客にとっても便利で嬉しいですね。

アクセス方法②車

車
車で角館に行く場合ですが、東京方面からの場合は東北自動車道を使用します。
北上JCTを経由し、秋田自動車道の大曲ICで下車して下さい。

一般道に入ったら、国道105号線(角館街道)を車で約40分走ると角館に着きます。一方、青森方面からいく場合ですが、東北自動車道の盛岡ICで下ります。

そして国道46号線を1時間ほど走ると角館に到着します。
桜の時期になると、特に土日・祝日は道が大変込み合いますので、時間に余裕を持って出発するようにしましょう。

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角館の桜花見の駐車場情報

車の列
角館の桜まつりの開催期間中は、通年と臨時の駐車場を含めて約1,500台分の駐車場が用意されています。
駐車料金は、普通車で500円、中型車で1,000円、そして大型車で2,000円で利用することができます。

さらに、武家屋敷近くや桜の並木近くにも臨時駐車場が設けられますが、道が大変込むケースが多いため、ぜひ早めの時間に行くようにするなど工夫が必要です。
交通規制も入る場所がありますので、事前に公式HPなどで交通規制の情報を見てから出発するとよいですね。

桜の花見の時期は、1年の中でも最も車や人で道が混みますので、途中から公共の交通機関を使うなどの方法もお薦めします。

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角館の桜開花時期は混雑

花見客
桜の花見の時期に角館を訪れるならば、街の混雑状況も知っておきたいところです。
他の花見の会場と同じように、角館もこの時期はかなりの人出があり車で道が大変込み合います。

道の混み具合ですが、平日と土日祝日では大きく変わってくるようです。
まず、平日に関してですが、平日の角館は人混みもあまりなく混雑は比較的ありません。

花見の時期は、最初の開花辺りの日程は、まだ人出もあまりなくゆったりと花見ができるようです。
一方で、まつり開催中の土日祝日ですが、4月の上旬~中旬では、程よい混雑でまだそれほど混みがひどい状態ではありません。

4月の下旬になると桜が満開で見頃の時期になりますので、一気に人出が増えます。
ゴールデンウィークに入る4月下旬から5月上旬は、全国からの観光客が来ますので、混雑はピークに達します。

この連休期間中がまつり期間で最も混みあう時期とみてよいでしょう。

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武家屋敷と桜で人気の角館を訪れてみよう!

満開の桜
東北の桜の三大名所としても知られている角館。
江戸時代に栄えた城下町の建物がまだ残っているとても風情のある街で、全国からたくさんの旅行者が毎年やってきます。

特に4月の桜の時期は、名物のシダレザクラやソメイヨシノが咲く様子を見るために、たくさんの観光客が訪れます。
武家屋敷沿いの桜や川の堤防沿いの桜、そして夜桜に秋田グルメとたくさんの見どころや楽しみ方がある角館に、ぜひ足を運んでみましょう。

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