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2019/10/03

新潟で夏の人気おすすめ観光スポット45選!定番や人気観光地まで!

夏の新潟県は、知られざる魅力がたくさん詰まった観光パラダイスです。
特に海と山が両方存在する豊かな自然と、東北・関東・北陸からのアクセスの良さ、そして中央アルプスや越後山脈を越えるほど良い心理的距離感が、他県にはない新潟県の圧倒的な魅力となっています。

今回はそんな夏の新潟県でオススメの観光スポットを45か所厳選しました。
海や山の自然、地質学や考古学などの学び、そして豪雪地帯で紡がれた人々の歴史など、見どころ満載の観光スポットを詳しく紹介していきます。

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新潟の夏を満喫! 代表的な観光エリアは4つ

花火大会

新潟県の観光といえば冬場のスキーリゾートが有名です。
しかし、逆に言えばスキーリゾートに特化した観光が冬の新潟の特徴と言えるかもしれません。

一方で夏の新潟観光は懐が深く、観光地もさまざまなタイプがあってバラエティに富んでいます。
また新潟県はエリアごとに特徴もあり、予算や好みに応じて訪れるエリアを絞って計画を立てても、十分に旅の楽しさを満喫できる魅力的な県です。

そんな新潟県の代表的エリアは4エリアあります。

日本海岸を北から順に下越地方、中越地方、上越地方と分けることができ、さらには離島として佐渡島があります。*
この代表的な4エリアのいずれかに絞って旅行計画を立てても、ハズレなしの楽しい観光旅行が味わえるのが新潟県の魅力なのです。

それではエリアごとのおすすめ観光スポットを、具体的に詳しく見ていくことにしましょう。

<下に続く>

新潟・中越地方で夏の人気おすすめ観光スポット15選

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※画像はイメージです

夏の中越地方は全国的に有名な二大イベントや、海岸沿いの観光地などに多くの観光客が訪れる新潟県で最も人気のある観光エリアです。
特に中越地方の中心都市・長岡市周辺は見ごたえのある観光スポットが満載です。

そんな夏の新潟観光・中越地方のおすすめスポットは次の15か所です。

【中越地方 / 新潟・長岡・寺泊・柏崎・魚沼】

  1. 長岡まつり大花火大会(信濃川河川公園)
  2. フジロックフェスティバル(苗場スキー場)
  3. 国営越後丘陵公園
  4. 日本海フィッシャーマンズケープ
  5. カーブドッチワイナリー
  6. 山古志アルパカ村
  7. 西福寺・開山堂
  8. 寺泊水族博物館
  9. 新潟県立歴史博物館
  10. 柏崎・夢の森公園
  11. 赤坂山公園
  12. 山本五十六記念館・山本記念公園
  13. 寺泊魚の市場通り
  14. 鴎が鼻展望台(恋人岬)
  15. 長岡戦災資料館

それではさっそく、夏の新潟観光・中越地方のおすすめスポットを詳しく見ていきましょう。

長岡まつり大花火大会(信濃川河川公園)

長岡まつり大花火大会

長岡まつり大花火大会

長岡まつり大花火大会

長岡まつり大花火大会

長岡まつり大花火大会
長岡まつり大花火大会
長岡まつり大花火大会
長岡まつり大花火大会

「長岡まつり大花火大会」は、夏の新潟観光で最も人気の高いイベントのひとつです。
毎年のようにBS放送でテレビ中継されるなど、いまや全国的に広く知られた花火大会として圧倒的な集客力を持つ夏祭りになっています。

長岡花火の歴史は古く、初めての開催は1879年(明治12年)9月のこと。
昭和20年8月1日の「長岡空襲」で焼け野原と化し、その復興を祈念して昭和22年に「長岡復興祭」として花火大会を復活させたのが、現在の「長岡まつり」の起源です。

2日間で合計20000発もの花火が打ち上げられる大規模花火大会であるばかりでなく、「復興祈願花火フェニックス」、「正三尺玉」、「ナイアガラ」、「米百俵花火 尺玉100連発」など、圧巻の特大花火が惜しみなく繰り出される超豪華な花火大会でもあるので、日本各地から大勢のお客さんが集まります。
大手旅行代理店もこぞって「長岡花火バスツアー」等の旅行プランを組み、夏の新潟観光の目玉として売り出しているほど。

ちなみに会場そばの信濃川河川公園は、軟式野球場が4面、テニスコートが16面、サッカー場やソフトボール場がそれぞれ2面整備されている広大な敷地面積を持つスポーツ施設です。
周辺には桜並木が美しく整備されているので、絶好のお花見スポットでもあります。

令和元年の「長岡まつり花火大会」はすでに大半のチケットがSOLD OUTになっていますが、来年以降の観光旅行でぜひ候補地の一つに入れておきたい夏のオススメ観光スポットです。

1000ピース 光るジグソーパズル 世界遺産 長岡の大花火(49x72cm)
2297円

長岡まつり大花火大会(信濃川河川公園)

フジロックフェスティバル(苗場スキー場)

1997年の初開催以来、世界各地から大物アーティストが出演し続けてきた日本を代表する野外音楽祭「フジロックフェスティバル」も、夏の新潟観光の目玉スポットの一つです。
これまでには、レッド・ホット・チリペッパーズ、ビョーク、オアシス、コールドプレイ等が複数回出演してきたほか、井上陽水、布袋寅泰、椎名林檎、奥田民生ら日本の超大物アーティストたちも数多く参加してきました。

令和最初の「フジロックフェスティバル」では、フジロックおなじみの顔・ケミカルブラザーズや、9年ぶりの出演となるsuperfly、2018年に注目を集めた竹原ピストル、そしていま何かと話題の石野卓球らが参加(記事執筆時点は2019年7月中旬)。
今回も盛り上がること間違いなしの超豪華ラインナップとなりました(2019年分のチケットは大半がSOLD OUT)。

「フジロックフェスティバル」の最大の魅力は、高原の清々しい空気と野外ならではの泥臭さが同居した空間で、大勢の人々が交流し、協力し、盛り上げていく独特の一体感にあります。
苗場の雄大な自然をバックに次々と登場してくるスターたちと時間を共有する喜びは、他の野外音楽イベントとは一線を画したものがあると言えるでしょう。

また苗場スキー場には「ドラゴンドラ」と呼ばれる長大なゴンドラがあるので、会場入りする前に乗って、苗場スキー場の雄大な山並みを楽しむのもオススメです。
耳にしたことはあるけれど行ったことがない、という人には、ぜひ一度「フジロックフェスティバル」に行ってみることをオススメします。

フジロック・フェスティバル 20thアニヴァーサリー・コレクション(2007-2016)
1740円

フジロックフェスティバル(苗場スキー場)
  • 住所
  • アクセス
    上越新幹線・JR上越線「越後湯沢駅」からバスで30分
    ※当日は駅前からシャトルバスが運行
  • 営業時間
    【2019年】7月26日-28日 9:00開場-23:00終演
    ※前夜祭(7月25日)あり
  • 定休日
    雨天決行(天災時を除く)
  • 公式サイト

国営越後丘陵公園

国営越後丘陵公園

「国営越後丘陵公園」は、26種類もの木製遊具、ユニークな遊具が揃うウォータープレイゾーン、全9ホールのディスクゴルフ場など、外で体を使って思い切り遊ぶことのできる施設がとても充実した公園です。
またバーベキューや里山散策もできるので、年齢・性別問わず、誰でも楽しむことのできる公園になっています。

特に子どもたちに大人気なのが、ウォータープレイゾーンでの水遊びです。
水のトンネルを潜り抜けるウォータートンネル、自分の身の回りにぐるりと水の幕が張られるウォータードーム、水上にゆらゆらと浮かぶ橋を渡ると水が噴き出すウォーターステップなど、わくわく感がいっぱいの水遊具が勢ぞろいしています。

また夏季には「サマーナイトプレゼンツ」、冬季には「ウィンターイルミネーション」と題して、夜の園内を素敵にライトアップしたイルミネーションイベントもあります。
園内の池を利用したライトアップ音楽噴水もあるので、これを目当てに多くのお客さんが訪れます。

夏の新潟観光は自然体験型の観光スポットが数多いのですが、「国営越後丘陵公園」はその中でも特に施設が充実した公園になっているので、半日がかりで楽しむ用意をしておくといいでしょう。

国営越後丘陵公園

日本海フィッシャーマンズケープ

「日本海フィッシャーマンズケープ」は、日本海の鮮魚を味わえるグルメスポットです。
日本海鮮魚センターに並ぶ新鮮な海の幸、野菜楽市おうみがわでの野菜の生産者直売、レストラン・売店キーウエストで買うことができるお土産品の数々と、ひと通りの施設が揃ったレジャー施設として賑わっています。

かつて地元トルコ料理店のメニューだったものを引き継いだ「サバサンド」は、いつしかここの名物となり、浜焼き・海鮮バーベキューと並んで根強い人気を誇っています。
フィッシャーマンズケープをさらに海側に進んでいくと恋人たちの人気スポット「恋人岬」もあるので、若者からお年寄りまで幅広い年齢層から支持されている「夏の新潟」定番の観光スポットです。

日本海フィッシャーマンズケープ

カーブドッチワイナリー

「カーブドッチワイナリー」は輸入ブレンドのワインが多い昨今には珍しく、地元産ブドウを100%使用したワインづくりにこだわりを持つワイナリーです。
角田山のふもとに広がる広大なぶどう畑、美しいバラ園、緑の映える芝生に囲まれた露天風呂と、ワインだけでなく日帰り入浴や宿泊も楽しめる総合レジャー施設になっています。

ふだんなかなか目にする機会の少ないワイナリーをじっくり見学できるワイナリーツアー(要予約)と、ガーデンレストランでのお食事は特にオススメです。
まだまだ発展途上の「新潟県産ワイン」ですが、果敢に地元産ブドウ100%ワインに挑み続けるワイナリーを応援する意味でも、夏の新潟観光スポットの一つとして、ぜひ一度訪れてみてほしい施設です。

カーブドッチワイナリー

山古志アルパカ村

2004年の「新潟県中越地震」で甚大な被害を受けた山古志村に、震災復興の助けになればとアメリカ・コロラド州から3頭のアルパカたちが贈られました。
「山古志アルパカ村」は震災支援の温かい贈り物から始まった取り組みで、油夫牧場と種苧原牧場で飼育されるアルパカは順調に頭数も増え、いまではすっかり地元のアイドル的存在として愛されています。

夏場は全身の毛が短く刈り込まれているので、唯一残った頭まわりの毛だけがもふもふしています。
つぶらな瞳と口角の上がった陽気な口元がたまらなくキュートです。

「山古志アルパカ村」は、夏の新潟観光を家族連れでお考えの方に特にオススメしたい動物ふれあいスポットです。

山古志アルパカ村(油夫牧場)

西福寺・開山堂

西福寺・開山堂

西福寺・開山堂

西福寺・開山堂
西福寺・開山堂

お寺の天井美術と言えば、京都の妙心寺や大徳寺の狩野探幽作「雲龍図」が有名ですが、新潟県にも負けず劣らずの大迫力天井美術を有したお寺があります。
曹洞宗「赤城山西福寺」の開山堂にある「道元禅師猛虎調伏の図」は、幕末の名彫刻師・石川雲蝶の傑作です。

描かれている内容は、曹洞宗の開祖・道元禅師が持つ杖が龍に変化し、襲い掛かってきた暴れ虎の首を食いちぎるという物語です。
鮮やかな色彩、巧みに彫り込まれた龍虎の表情、舞台を豪華に彩る松や鯉や滝、そして悠然と座り続ける道元禅師と、いまにも動き出しそうな圧巻の大彫刻は一見の価値があります。

開山堂は天井彫刻だけでなく、お堂の内外いたる所に素晴らしい彫刻があしらわれているので、隅々まで見学すると良いでしょう。
夏の新潟観光に、こうした落ち着いた趣の観光スポットを加えてみるのも良さそうです。

赤城山 西福寺(開山堂)

寺泊水族博物館

「寺泊水族博物館」は、八角形のかたちをした建物が海に浮かぶ水族館です。
規模は小さめですが展示は大変充実しているので、家族連れの見学客から大変人気があります。

1階は大水槽を中心とした海の生き物を展示していて、中でもテッポウウオの「餌取射撃ショー」は、テッポウウオが水面より上の生物(昆虫など)に口から水鉄砲を正確に射撃して捕食する様子をつぶさに観察できるので大変好評です。
2階にはペンギン広場やアザラシ水槽、そして3階には海に突き出した建物から日本海を一望できる展望室があります。

寺泊水族博物館

新潟県立歴史博物館

新潟県立歴史博物館

新潟県立歴史博物館

新潟県の郷土の歴史や縄文文化の研究・紹介に力点を置いた博物館が「新潟県立歴史博物館」です。
新潟県内には、誰もが知っているような有名な縄文時代の遺跡はありませんが、実は300を超える縄文・弥生時代の遺跡が見つかっており、特に縄文時代を象徴する「火焔土器」が数多く出土している地域として有名です。

そのため常設展では縄文時代の展示が大変充実しており、全国的に見てもトップクラスの充実度と言えるでしょう。
ほぼ完璧な状態で出土した火焔土器を約90体分ズラリと並べた展示は必見です。

2019年夏の企画展は「新たな国民のたから―文化庁購入文化財展―」
海外流出を防ぐために文化庁が購入した、国宝2点、重要文化財24点を含む合計51点の文化財を特集します。

また2019年9月からは、見覚えのある考古資料を通して昭和平成を振り返る特別展「あ、コレ知ってる!はにわ、どぐう、かえんどきの昭和平成」が開かれる予定です。

柏崎・夢の森公園

春はカキツバタの紫や菜の花の黄色が鮮やかに映える花畑として、夏は多くの子どもたちで賑わう森の遊び場として、自然の魅力をたっぷり味わえる公園として人気があるのが「柏崎・夢の森公園」です。
同公園では、子供向け、大人向け、ファミリー向けにそれぞれ異なるプログラムを提供し、参加者がさまざまな体験を通して自然の素晴らしさや自然の中で生きる術を効果的に学べるよう創意工夫に溢れた活動を展開しています。

あえて不便を楽しみ、手間や時間をかけた“手づくりの暮らし”をテーマに2泊3日のキャンプを体験する「いただきますキャンプ」や、4歳未満のお子さんと保護者を対象に森歩きを楽しむ「ゆめの森ようちえん」など、子どもだけでなく見守る大人も気づきの多いプログラムが数多く用意されています。
夏の新潟観光に、大切なお子さんの成長に役立つプランのひとつとして「柏崎・夢の森公園」での自然体験を組み込んでみてはいかがでしょうか。

柏崎・夢の森公園

赤坂山公園

桜の名所、紅葉の名所として知られる「赤坂山公園」は、夏の新潟観光のちょっとした休憩スポットとしてもオススメです。
アカマツを中心とした園内樹林には小滝の音が心地よい水路が流れ、ゆったりと癒しの時間を過ごすことができます。

遊具もあり、茶道美術館や市立博物館も併設されているので家族連れの来園客に人気があります。
特に柏崎市立博物館には、この地域でナウマンゾウの化石が出土していることからナウマンゾウの骨格標本や関係資料の展示があるほか、歴史・民族展示室やテーマ展示室での各展示、またプラネタリウムも鑑賞することができるので、落ち着いた心地よい休日を過ごすのにピッタリです。

赤坂山公園

山本五十六記念館・山本記念公園

真珠湾攻撃の指揮官として知られる海軍大将・山本五十六は長岡出身です。
「山本五十六記念館」は山本五十六の関連資料がズラリと展示してある記念館で、近隣の「山本記念公園」(山本五十六の生家跡に作られた公園)と併せて見学しておきたい施設の一つです。

記念館には、山本五十六がブーゲンビル島上空で米軍機に撃墜され戦死した際の搭乗機の翼や座席が展示されているなど、山本五十六関連としては超一級の資料が揃っています。
学者たちの間で歴史的評価が分かれる山本五十六ですが、現物資料を目の当たりにできるチャンスは少ないので、夏の新潟観光で長岡を訪れた際には、ぜひ一度立ち寄ってみることをオススメします。

山本五十六記念館

寺泊魚の市場通り

魚のアメ横「寺泊魚の市場通り」で浜焼き料理に舌鼓を打つ、というのも夏の新潟観光の魅力的な選択肢の一つ。
日本海の新鮮な魚介をその場で浜焼きでいただくも良し、ぜいたくな海鮮丼にしてかき込むも良し、バーベキューの食材用に大量に買い込むも良しと、通りを歩くだけで思わず喉が鳴ってしまうグルメスポットです。

関東からのバスツアーが数多く組まれる新潟県の中でも特に人気のスポットなので、連日多くのバスツアー客が訪れ、とても活気があります。
夏の新潟観光の締めくくりに、新鮮な魚介をお土産として買って帰るのにも最適です。

寺泊魚の市場通り

鴎が鼻展望台(恋人岬)

恋人岬という呼び方でも知られる「鴎が鼻展望台」は、前述の「日本海フィッシャーマンズケープ」のすぐそばにあります。
福浦海岸を一望できる景勝地として知られていますが、恋愛成就のスポットとしても大人気です。

青く澄んだ空と目の前に広がる日本海、そして旋回するカモメたちの鳴き声が響き渡る中で、恋人岬の柵にカップルが共同作業でカギをつけると将来必ず結ばれる、という言い伝えがあるのだそう。
ハート形のプレートに言葉を書き添えて、それを柵にカギで括り付けるカップルが大勢いるので、恋人岬の柵はいつでも赤やピンクのプレートがぎっしりと取り付けられてあり、まるでバラの花が満開に咲いているような景色になっています。

夕陽がきれいな場所としても有名なので、カップルの方は素敵な思い出作りに訪れてみると良いでしょう。

鴎が鼻展望台(恋人岬)

長岡戦災資料館

終戦間際の1945年(昭和20年)8月1日午後10時30分すぎから翌2日午前0時すぎまでの約1時間半で、長岡の街は瞬く間に焼け野原と化してしまいました。
この「長岡空襲」で長岡の街に降り注いだ焼夷弾や子弾(しだん)の数は163,000発余りとも言われ、約1万2000戸が焼失し、1488人の尊い命が犠牲になっています。

戦争末期、県下最大都市の新潟市は、米軍による原爆投下候補地となっていたために、投下後の被害状況を正確に調査するためにあえて攻撃が控えられていました。
そこで県下二番目の人口を抱え、兵器工場も数多く存在した長岡市が大規模空襲の標的となったのです。

「長岡戦災資料館」は、そんな長岡空襲のつらい歴史を今に伝える資料館です。
館内には、空襲時の写真や遺物が数多く展示され、空襲被害の惨状を詳しく知ることができます。

冒頭で紹介した「長岡まつり大花火大会」も長岡空襲からの復興祭が原点になっているなど、長岡空襲は長岡の人々にとっては決して忘れることのできない出来事です。
夏の新潟観光の際には、70年以上前の同じ夏の時期に起こった出来事を知る貴重な機会として、「長岡戦災資料館」を訪ねてみてはいかがでしょうか。

長岡戦災資料館
<下に続く>

新潟・上越地方で夏の人気おすすめ観光スポット10選

高原リゾート

上越地方は妙高高原に代表されるように、雄大な自然が特徴のエリアです。
そのため、観光地も自然を満喫できるスポットが目白押しになっています。

そんな夏の新潟観光・上越地方のおすすめスポットは以下の10か所です。

【上越地方 / 上越・糸魚川・妙高】

  1. 妙高高原
  2. 春日山城跡
  3. 苗名滝
  4. 燕温泉「黄金の湯」
  5. 上越市立水族博物館・うみがたり
  6. 高田公園(高田城)
  7. 親不知海岸
  8. フォッサマグナミュージアム
  9. 糸魚川ジオステーション ジオパル
  10. 高浪の池キャンプ場

それではさっそく、夏の新潟観光・上越地方のおすすめスポットを詳しく見ていきましょう。

妙高高原

妙高高原

妙高高原

妙高高原

妙高高原
妙高高原
妙高高原

「妙高高原」は夏の新潟観光の大人気スポットです。
冬のスキーで有名な妙高ですが、鮮やかな緑と高原の清々しい空気を満喫できる観光地として、夏も多くの人が訪れます。

中でも池の平温泉エリアにある「いもり池」は、美しい水面に妙高山の山影がくっきりと映し出される絶好の観光スポットです。
近場には足湯も用意されてあり、散策の足休めに多くの人が利用しています。

また赤倉温泉エリアの「妙高高原スカイケーブル」を利用して、ブナ林散策コースや赤倉観光ホテルまでの下山コースをゆったり歩くのもオススメです。
涼やかな高原の風に吹かれながら美しい景色の中を散策し、近隣の温泉につかるという最高の楽しみ方を心ゆくまで満喫しましょう。

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妙高高原観光案内所

春日山城跡

新潟県を代表する戦国時代の大名・上杉謙信公が居城としていた「春日山城」は、春日山全体を利用した堅固な山城でした。
「春日山城跡」は天守閣や城壁が残っているわけではありませんが、本丸跡からは謙信公が目にしたであろう日本海や頸城(くびき)平野、それを取り巻く山並みを一望することができます。

周囲には上杉家の名立たる名将たちの屋敷跡が石碑で示され、当時の武将たちがどういったロケーションで暮らしていたのかを知ることができます。
また春日山神社御前清水など上杉家ゆかりの史跡もあり、麓には「上越市埋蔵文化財センター」(歴史博物館)もあるので、戦国時代ファンにはたまらない夏の新潟観光スポットです。

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春日山城跡

苗名滝

苗名滝

苗名滝

苗名滝

苗名滝
苗名滝
苗名滝

日本の滝百選にも選ばれている「苗名滝」は大迫力の轟音が魅力の観光スポットです。
滝から落ちる水の音があまりにも激しく、まるで地震による山崩れでも起きたかと思わせるほどの音だったので「地震滝」という別名も付けられているのだとか。

トレッキングコース「妙高高原自然歩道」の起着点でもあるので、ここを目指して、あるいはここをスタート地点として自然散策を楽しむのもいいでしょう。
遊歩道はしっかり整備されているので、スニーカーなどの軽装でも安全に楽しめます。

目に鮮やかな緑とマイナスイオン、滝つぼにかかる虹、そして迫力満点の水しぶきを眺めて日常の疲れを癒しましょう。

苗名滝

燕温泉「黄金の湯」

燕温泉

妙高高原といえば池の平温泉や赤倉温泉が有名ですが、さらに高地へと登った先にある燕温泉「黄金の湯」は、ロケーションの素晴らしさから、誰にも教えたくない秘湯として根強い人気がある野天風呂です。
源泉かけ流しの白濁湯はリウマチなどに効能があると言われる硫黄泉で、まもなく到着というあたりから漂ってくる硫黄の香りが、訪れる人のわくわく感を増幅させてくれます。

簡易脱衣所もあり、男女で別になっているので誰でも気軽に楽しめます。
ゴールデンウィーク中でも残雪があるような場所なので、体力に自信のない方や高齢の方には夏の新潟観光で訪れるのがオススメです。

燕温泉「黄金の湯」

上越市立水族博物館・うみがたり

2018年に新装オープンしたばかりの「上越市立水族博物館・うみがたり」は、コンパクトなスペースでよく練り上げられた展示演出が人気の水族館です。
特にイルカショーでは、日本海の海面とイルカプールの水面が統一されているので、まるで海の上で観ているような感覚を味わえます。

またマゼランペンギンミュージアムでは、柵のない場所でごく間近にペンギンを見ることもできます。
大水槽の中には、アクリルガラスが天井から床面まで張られているものもあるので、魚やペンギンたちの迫力ある泳ぎを堪能できます。

夏休みは特に混雑が予想されるので、夏の新潟観光で訪れる際はコンビニ等で事前にチケットを買っておくと良いでしょう。

上越市立水族博物館・うみがたり

高田公園(高田城)

高田城

高田城

高田城

高田城

高田城
高田城
高田城
高田城

徳川家康の六男で、奥州の戦国大名・伊達政宗の娘を正室に迎えた大名・松平忠輝の居城が「高田城」です。
徳川幕府による天下泰平の世が始まったばかりの時代、忠輝の居城として伊達政宗の指揮の下で建てられた高田城は、石垣が一切作られませんでした。

明治以降に陸軍駐屯司令部として使われた関係で多くの堀が埋められ、土塁が撤去されましたが、敷地の西半分に築城当時の面影を見ることができます。
復元された三重櫓は、夜間に美しくライトアップされているので、町の景観を幻想的なものにしています。

高田公園は桜の名所としても有名ですが、夏の新潟観光にもオススメです。
東洋一とも言われるハスの群生地なので、ピンク色のハスの花が美しく咲き誇ります。

高田公園(高田城)

親不知海岸

天下の険として有名な「親不知海岸」は、正式には「親不知・子不知」と呼ばれる断崖絶壁の景勝地です。
あまりにも激しい波が押し寄せる交通の難所だったため、親は子を、子は親を振り返って見守ることもできないほどだ、といういわれでこの名前が付いたという説のほか、平家の落人として長岡に暮らしていた平頼盛のもとへ都から幼子を連れて向かった妻が、この海岸で子を波にさらわれた伝説から「親不知」の名前がついたという説もあります。

展望台からの眺めを楽しんだり、ドライブで通りがかりに眺めを楽しむのも良いですが、オススメはえちごトキメキ鉄道・日本海ひすいラインで列車から眺める景色です。
線路が断崖絶壁のキワにギリギリで敷設されている箇所もあり、いかに交通の難所だったかを実感できます。

夏の新潟観光として鉄道旅を考えている人は、一度乗車してみてはいかがでしょうか。
ただし残念ながら「青春18きっぷ」で乗車することは出来ないので、乗車の際は別途切符の購入を。

親不知海岸

フォッサマグナミュージアム

学校で教わった記憶のある人も多いだろう「フォッサマグナ」は、静岡県静岡市から新潟県糸魚川市にかけて存在する大地溝帯のことで、地質学的にはこのフォッサマグナを境に「東日本(東北日本)」「西日本(西南日本)」と呼び分けています。

地震災害の多い日本では、近ごろ地質学を扱ったテレビ番組も人気がありますが、「フォッサマグナミュージアム」は地震や火山、地滑りなどの自然災害のしくみをわかりやすく解説しているので、日本列島がどのような島なのかを詳しく学ぶことができます。
また糸魚川周辺で採れるヒスイについても、大地の不思議を絡めた充実の展示が楽しめます。

家族連れでの夏の新潟観光を予定されている方には、ぜひ親子で楽しく学べる「フォッサマグナミュージアム」を組み込んでみることをオススメします。

フォッサマグナミュージアム

糸魚川ジオステーション ジオパル

「糸魚川ジオステーション ジオパル」は、「糸魚川ユネスコ世界ジオパーク」の総合インフォメーションセンターとして平成27年の春にオープンしました。
糸魚川駅構内アルプス口に設けられたこの施設では、疑似体験ゾーンやガイダンスゾーンを通じて、ユネスコ認定の「糸魚川ユネスコ世界ジオパーク」がもつ魅力、特徴の情報発信をしています。

ジオパークとはそもそも、地質学的に貴重な地域を保全しながら観光地化していく取り組みのひとつで、糸魚川市はユネスコが支援する「世界ジオパークネットワーク」の審査を経て、2009年8月に日本初の「世界ジオパーク」に認定されました。
親不知海岸や青海川ヒスイ峡といったヒスイに関係の深い場所や、姫川峡谷などのフォッサマグナに関連した場所など、糸魚川市内の24か所が「ジオサイト」として指定されていて、「ジオパル」では各ジオサイトの見るべきポイントを事前にくわしく知ることができます。

また「ジオパル」は駅構内ということもあり、鉄道ファンにとって嬉しい「キハ52待合室」(大糸線で使用していた鉄道車両を待合室として再利用)や2種類の鉄道ジオラマも設けられています。
特に鉄道ジオラマは有料ですがジオラマ上で列車を走らせることもできるので、小さな男の子から高齢者まで、多くの男性から広く人気を集めている施設です。

前述の「フォッサマグナミュージアム」と合わせて糸魚川観光の最初に訪れておけば、その後の観光がより楽しくなることでしょう。
鉄道旅での夏の新潟観光を計画するなら、ぜひ予定に組み込んでおきたい場所の一つです。

はじめてのジオラマ
2106円

糸魚川ジオステーション ジオパル

高浪の池キャンプ場

「高浪の池キャンプ場」は、明星山の断崖と美しい池が織りなす絶景が大人気のキャンプ場です。
池の手前から見た明星山は二等辺三角形の均整の取れたフォルムと、それでいてどこか丸みを帯びた愛らしい姿が印象的で、透明度の高い「高浪の池」に映る逆さ明星はまるで息をのむような美しさです。

周辺には「ヒスイ峡フィッシングパーク」「小滝川ヒスイ峡」など見どころが多数あるので、連日のキャンプでも楽しみは尽きません。
ボートを漕いだり釣りをしたり、グラウンドゴルフや昆虫採集を楽しんだりと、素晴らしい景色をバックに大自然の魅力を満喫しながら過ごすキャンプの時間は、きっとどなたにも一生の思い出になることでしょう。

高浪の池キャンプ場
<下に続く>

新潟・下越地方で夏の人気おすすめ観光スポット10選

恐竜

下越地方は県庁所在地・新潟市があるものの、その印象は中心都市ならではの派手さとは違った、どこか懐かしく温かみのある観光地が目立ちます。
新潟市の娯楽スポット「万代シティ」もオシャレなショッピング施設でありながら、いま最も注目を集めているのは万代シティに本拠地を構えるNGT48やオシャレな流行りものグッズなどではなく、とても庶民的・大衆的な意外なモノでした。

そんな夏の新潟観光・下越地方のおすすめスポットは以下の10か所です。

【下越地方 / 新発田・村上・阿賀野・五泉・胎内】

  1. 新発田城
  2. たきがしら湿原
  3. 旦飯野神社
  4. 芦沢高原ハーバルパーク
  5. サントピアワールド
  6. 万代シテイ
  7. 新潟県立自然科学館
  8. 新潟市水族館マリンピア日本海
  9. 白根グレープガーデン
  10. 彌彦神社

それではさっそく、夏の新潟観光・下越地方のおすすめスポットを詳しく見ていきましょう。

新発田城

新発田城

新発田城

新発田城

新発田城
新発田城
新発田城

戦国武将・新発田重家の居城として知られる「新発田城」は、下越地方を代表する人気観光スポットです。
現在の城郭は17世紀中期、新発田藩三代目藩主・溝口宣直の時代に完成したと言われ、本丸表門と二の丸隅櫓は江戸時代の建物がそのまま現存しています。

2004年に復元された三階櫓や辰巳櫓もあり、天守閣こそないものの、どこか品のある落ち着いた雰囲気のお城として休日には多くの観光客が訪れます。
三階櫓は自衛隊敷地内にあるため一般公開されていませんが、本丸表門、二の丸隅櫓、辰巳櫓は公開されているのでじっくり見学すると良いでしょう。

新発田城

たきがしら湿原

「たきがしら湿原」*:は全国的にも珍しい人工的に作られた湿原です。
もともとあった「たきがしら集落」が移転を余儀なくされ、残された水田が荒れ果ててしまったために、
耕作放棄地の再利用という形で人工湿原が造成されました。**

現在では、数多くの水生植物、湿性植物、水生昆虫らが生息する美しい湿原として地元の人々から広く愛されています。
特にホタルの生息地として有名で、カエルや鳥の鳴き声と共に数々のホタルの光が舞い飛ぶ光景は素晴らしいものがあります。

月明かりのみが微かに照らす闇夜の湿原でのびやかに飛び回るホタルの光は、夏の新潟観光の思い出のワンシーンになることでしょう。

たきがしら湿原

旦飯野神社

日本全国に数多く存在する「八幡神社」は、第15代天皇・応神天皇を祀った神社です。
武運長久の神様として信仰を集め、古くから仏教と結びついて(神仏習合)八幡大菩薩という呼び方でも信仰されてきました。

「旦飯野(あさいいの)神社」は、「八幡」の名こそないものの、応神天皇ゆかりの由緒ある神社として知られています。
本殿後ろにある「御神霊石」(巨大な丸石)は、願いを込めながら触ると御利益があるといわれており、パワースポットとして密かに人気を集めています。

また誰もが驚くシステムとして、なんと御朱印、おみくじ、福飴、御神酒などがすべて無料になっています。
かえって申し訳ない気にもなってしまいますが、八幡様に感謝しつつありがたく頂戴しておきましょう。

旦飯野神社

芦沢高原ハーバルパーク

なだらかな丘陵の上で、ラベンダーを中心にさまざまなハーブが栽培されているのが「芦沢高原ハーバルパーク」です。
園内では四季折々の花が楽しめ、夏にはひまわりの花が見事に咲き誇ります。

涼やかな高原の風に吹かれていると、ハーブのいい香りが漂ってくる気持ちの良い公園といった趣で、実際にハーブの苗を買うこともできるので栽培のコツなどを聞いておくと良いでしょう。
また見晴らしの良いカフェではラベンダー味など数種類のジェラートやハーブティーを楽しむことができたり、季節に応じて期間限定のshopや数量限定のオリジナルグッズが登場することもあります。

芦沢高原ハーバルパーク

サントピアワールド

「サントピアワ―ルド」は小さなお子さん向けの遊具が充実した、どこか懐かしい香りのする遊園地です。
小学生未満付き添い必須の遊具や、身長110㎝以上が利用条件になっている遊具が多いので、家族連れで楽しむのがオススメです。

子どもは成長するにつれ、どんどん自分で行動し、次々と新しい発見をしていくもの。
そんな育ち盛りに入る一歩手前の時期にこそ、こうした遊園地が親子の思い出づくりに一役買ってくれます。

前身の「安田アイランド」としてオープンしたのが約40年前なので、遊具もその頃から続くものが多くあります。
「ああ、昔こんな乗り物に乗ったっけ……」とふと自分自身の子どもの頃を思い出させてくれる遊園地です。

サントピアワールド
  • 住所
  • アクセス
    JR磐越西線「馬下駅」から車で9分
    3月下旬-11月下旬の土日祝はJR「新潟駅」「新津駅」から無料シャトルバス(完全予約制)あり
  • 電話番号
  • 営業時間
    月・火・金 10:00-16:00
    土・日・祝 9:00-17:00
  • 定休日
    水曜日、木曜日
  • 公式サイト

万代シテイ

「万代シティ」はいまや新潟市の新しい顔とも言える総合ショッピング施設です。
高級志向の新潟伊勢丹、オシャレな雰囲気の万代シティ・ビルボードプレイス、若者向けのラブラ万代を中心に、ショッピング、ファッション、グルメ、エンターテイメントなどを集めた新潟市民の娯楽の中心地です。

何かと話題のNGT48が活動の本拠地にしていることでも知られる万代シティですが、意外なことにいま一番注目を集めているのは「バスセンター」内にある立ち食いそば屋さんのカレーです。
見た目は小麦粉が多めに見える黄色いカレーなのですが、深いコクと程よいスパイスの加減がやみつきになるおいしさで、しかも安くてボリュームたっぷりなので新潟県下でいま最も人気のあるカレーとして知られています。

また現在注目のイベントは2019年7月20日から9月8日まで開催の「猫がかわいいだけ展」
東京・大阪・仙台・新潟・長崎の全国5会場でほぼ同時期に開催される猫の大写真展です。

夏の新潟観光のちょっとした休息に、バスセンターの黄色いカレーと癒しの猫写真を楽しんでみてはいかがでしょうか。

万代シテイ

新潟県立自然科学館

「新潟県立自然科学館」は、新潟市民の多くが一度は訪れたことのある人気科学館です。
通常展示では恐竜を扱った自然科学のコーナーや、電気や磁界を扱った実験コーナーなど大人も子供も楽しめるファミリー向けの科学館になっています。

人気のプラネタリウムでは、天体紹介を行う一般的なプラネタリウム上映の他に、絵本の世界をプラネタリウムで上映するなど、複数の楽しい番組が用意されています。
またユニークな企画展も人気があり、現在開催中の2019年夏の企画展は「スケスケ展-スケると見える仕組みの世界-」と題して、スケスケの透明生物、さまざまな動物の骨格、ふだん中身を見ることない身のまわりの器具のスケスケ展示など、あらゆる角度から「スケスケ」を追求した楽しい企画展になっています(9月1日まで開催)。

新潟県立自然科学館

新潟市水族館マリンピア日本海

新潟市水族館

新潟市水族館

新潟県に限らず、日本海に面した水族館の中では日本最大規模と言われる水族館が「新潟市水族館マリンピア日本海」です。
ドルフィンスタジアムでのイルカショー、マリンサファリのトドの餌付けショー、ラッコやビーバーなどの水辺の動物たち、定番のペンギンたち、1階と地下1階を貫く大水槽での魚類展示など、人気の水族館展示がもれなく用意されています。

また館内には「砂丘湖」「小川」「湧き水」「田んぼ」など、新潟市内の淡水域を再現した「にいがたフィールド」というエリアもあり、クサガメやトノサマガエルが稲の陰から顔出すのを見ながら、気分転換のミニ散策も楽しめます。
入館料は大人1500円、小学生600円と大変安く、何度も通いやすい水族館としても人気です。

たっぷり楽しめてコストパフォーマンスも良い断然オススメのアクアレジャー施設なので、夏の新潟観光のメインコースに組み込んでみるのもいいのではないでしょうか。

新潟市水族館マリンピア日本海

白根グレープガーデン

一年中フルーツ狩りが楽しめる全天候型農園として人気があるのが「白根グレープガーデン」です。
季節に応じて、いちご狩り、ぶどう狩り、もも狩り、さくらんぼ狩りなど、さまざまなフルーツ狩りが楽しめます。

2019年は6月のフルーツ「さくらんぼ」が終わり、7月現在は人気のぶどう狩りとブルーベリー狩りが楽しめるようです。
ここからさらに園内のフルーツは個性派の「すもも」「いちじく」へと移り変わり、やがて秋には「日本梨」や「洋梨」が登場します。

他にも完全予約制の「フルーツピザづくり体験教室」や、ヤギやウサギとふれあえる「ふれあい広場」などがあり、家族向けのレジャー施設として土日には多くのお客さんで賑わいます。
また年中無休のジェラートショップで、フルーツ園ならではのジェラートを堪能できるのも嬉しい限りです。

白根グレープガーデン

彌彦神社

彌彦神社

彌彦神社

彌彦神社
彌彦神社

「彌彦神社」は日本の開祖・天照大御神のひ孫にあたる天香山命(あめのかぐやまのみこと)を祀る由緒正しい神社です。
天香山命は越後地方の農耕や産業の祖神として古くから信仰され、「おやひこさま」として慕われています。

神社は凛とした空気が漂う厳かな雰囲気で、日常の喧騒から離れてのお参りは伊勢神宮のお参りと似た、どこか背筋の伸びる思いがする神社です。
また二礼四拍手一礼という珍しい参拝作法で、柏手を打つ音のリズムがいつもと違うので、新鮮な気持ちでお参りできます。

四万坪にも及ぶ広大な敷地には、見どころも数多くあります。
境内をぐるりと回るだけでも1時間近く時間を要するほどの広さになっています。

特に有名なのは「火の玉石」「御神木」です。
「火の玉石」は願い事を念じながら石を持ち上げた際、軽いと感じて持ち上げられれば願いは叶い、重くて持ち上がらない場合は願いが叶わないと言われています。

また「御神木」は天香山命がこの地に永住すべきかどうかを決めるために、永住にふさわしいなら根を張るはずだと地面に突き立てた椎の杖が、そのまま見事に根を張って成長した姿だとされています。
天高く、そして全方向に美しく枝分かれした御神木は、他の木々とは明らかに一線を画した迫力があります。

参道のお土産屋さんも充実していて、彌彦神社は門前町も含めて半日かけて楽しめるエリアになっているので、夏の新潟観光で下越地方をまわる際はぜひ訪れてみると良いでしょう。

彌彦神社
<下に続く>

佐渡島で夏の人気おすすめ観光スポット10選

佐渡島

佐渡島は新潟観光の大人気スポットです。
特に佐渡金山のインパクトは絶大で、「金山」という魅惑的な言葉の響きに「知りたい」「学びたい」という気持ちが自然と湧いてくる魅力的な観光地となっています。

夏の新潟観光・佐渡島のおすすめスポットは以下の10か所です。

【佐渡島】

  1. 佐渡金山遺跡
  2. トキの森公園
  3. 二ツ亀海水浴場
  4. 佐渡西三川ゴールドパーク
  5. たらい舟力屋観光汽船
  6. 大野亀
  7. 矢島経島
  8. 大佐渡石名天然杉
  9. 佐渡奉行所跡
  10. 佐渡歴史伝説館

それではさっそく、それぞれの観光スポットを詳しく見ていきましょう。

佐渡金山遺跡

佐渡銀山

佐渡銀山

佐渡銀山

佐渡銀山

佐渡銀山
佐渡銀山
佐渡銀山
佐渡銀山

佐渡島を代表する観光スポット「佐渡金山遺跡」では、1601年に開山されてから1989年(平成元年)に操業休止になるまで約400年間にわたって続いた佐渡金山の歴史を、数々の人形展示や資料展示を通じて詳しく学ぶことができます。
見学コースは江戸時代の手掘り坑道をまわる「宗太夫坑コース」と、明治官営鉱山時代の坑道を見学できる「道遊坑コース」とがあり、それぞれの時代に用いられた採掘道具などから、各時代の金山採掘の苦労や技術的進歩といった具体的な様子がよく理解できるようになっています。

特に「道遊坑コース」の途中で見学できる「道遊の割戸」は必見です。
金鉱脈を露天掘りで掘り進めていくうち、まるで山全体が真っ二つに叩き割られたかのようなV字型の巨大な割れ目が出来上がってしまいました。

幅約30m、深さ約74mもの巨大な割れ目を作り上げた金山採掘の膨大な作業量を想像するだけで、当時の採掘工たちの苦労がひしひしと伝わってきます。
夏の新潟観光で佐渡島に渡る際は、必ず訪れておくべきスポットとして「佐渡金山遺跡」をしっかり予定に組み込んでおきましょう。

佐渡金山遺跡

トキの森公園

トキの森公園

トキの森公園

トキの森公園

トキの森公園
トキの森公園
トキの森公園

トキはかつて、日本全国のいたるところで見ることのできた日本人になじみの深い鳥でした。
しかし明治期の狩猟や、その後の産業発展に伴う農薬散布、森林伐採などの環境破壊の影響で、昭和の半ばごろには生息個体数が約20羽にまで落ち込みました。

佐渡島では「国際保護鳥」に指定されたトキを保護し、個体数を増やす取り組みを長年続けています。
日本産トキは絶滅してしまいましたが、中国から贈呈されたトキを用いて人工繁殖を重ねた結果、今では毎年のように約10羽ずつ自然界へ放鳥することが可能になってきました。

「トキの森公園」では、そんなトキの生態を学びながら、トキの保護活動の紹介と理解を広げる活動をしています。
トキを実際に観察したり、資料館の展示でより詳しくトキの生態を学ぶことができるので、佐渡島に渡った際は貴重な経験ができる場として「トキの森公園」をぜひ訪れてみましょう。

トキの森公園

二ツ亀海水浴場

二ツ亀海水浴場

二ツ亀海水浴場

二ツ亀海水浴場

二ツ亀海水浴場
二ツ亀海水浴場
二ツ亀海水浴場

亀の甲羅が二つ並んだような島「二ツ亀」の海水浴場は、その素晴らしい景色と抜群の透明度から『ミシュラン・グリーンガイド・ジャパン』でも二つ星評価で掲載されるほど居心地の良い海水浴場として知られています。
特に「二ツ亀島」に手を伸ばすようにして伸びる砂浜は、干潮時には完全に島と陸続きになって、海が細長い砂浜で隔てられるようなかたちになります。

ただし実際に海水浴場まで下りていくにはそれなりの高さを降りる必要があります。
服装は軽装で十分ですが、足元だけはしっかりスニーカー履きで砂浜まで下りてから、サンダル履きに履き替えると良いでしょう。

二ツ亀海水浴場

佐渡西三川ゴールドパーク

佐渡西三川ゴールドパーク

佐渡西三川ゴールドパーク

佐渡西三川ゴールドパーク
佐渡西三川ゴールドパーク

夏の新潟・佐渡観光の定番スポット「佐渡金山遺跡」は実際の採掘跡を見学して佐渡金山の歴史を学ぶ観光地ですが、「佐渡西三川ゴールドパーク」は砂金採り体験や資料展示を通じて、砂金や金そのものの知識を深めるための体験型ミュージアムです。
「砂金採り体験」は、掬った砂を器の中でゆすり、砂に比べて重さのある砂金が十分に器の底のほうに沈み込んだところで、軽い砂を水の力で飛ばしていくとやがて砂金が見つかる、というシンプルな話なのですが、実際にやってみると砂金が見つかってほしい一心でついつい夢中になってしまう楽しさがあります。

なお、初級・中級・上級コースと三種類の砂金採り体験ができますが、上級コースだけは足を水の中に入れるので、長靴か濡れてもいいサンダルが必要です。
制限時間30分でいったい何粒の砂金が採れるか、興味のある人はぜひ砂金採りにチャレンジしてみましょう。

佐渡西三川ゴールドパーク

たらい舟力屋観光汽船

たらい舟

たらい舟

たらい舟

たらい舟
たらい舟
たらい舟

「たらい舟力屋観光汽船」は、数々の映画や旅行番組で取り上げられた佐渡の定番観光スポットです。
実際にたらい舟を楽しめる小木港は、国民的映画『男はつらいよ』第31作での、寅さんとヒロイン(都はるみ)の別れの名シーンを撮影した場所としても広く知られています。

たらい舟に乗った際、最後のほうで自ら漕がせてもらえるチャンスもあるのですが、これがとても難しく、多くの人はその場でくるくると回ってしまうようです。
女船頭さんが漕ぐたらい舟は颯爽と滑るように前へ進むので、そのギャップがとても愉快に感じられます。

たらい舟を十分に楽しんだ後は、つぼ焼きなど海の幸を楽しむこともできます。
夏の新潟観光として家族や友人と訪れたなら、いつまでも思い出に残る印象深い時間を過ごせることでしょう。

たらい舟力屋観光汽船

大野亀

大野亀

大野亀

大野亀

大野亀
大野亀
大野亀

「大野亀」は、海に突き出た標高167mの山と裾野に咲き誇る野花が美しい景勝地です。
山頂まで登ることも可能なので、頂上からの景色を見に多くの人が山頂までの登山を楽しんでいます。

ところで「大野亀」と呼ばれる山には、驚きの事実があります。
実は、山という表現は正確ではなく、実際は巨大な一枚岩なのです。

標高167mもある巨大岩と知っただけで、途端に景色の見え方が変わってくる感覚というのは本当に不思議なものです。
自然のスケーㇽの雄大さを心の底から実感できます。

最後に、この「大野亀」と海水浴場のある「二ツ亀」を結ぶ海岸線には、「賽の河原」と呼ばれる場所があります。
日本で古くから信仰される冥土信仰の象徴的な場所「賽の河原」に見立て、実際に石積みをして冥土の幸福を願う人たちが多かったことの証であると共に、数多くの石積みが実際に見られることから、いまでも多くの人が石積みを施していることがわかります。

大野亀

矢島経島

矢島・経島

矢島・経島

矢島・経島

矢島・経島
矢島・経島
矢島・経島

赤い太鼓橋でつながれた矢島・経島は、矢島が『平家物語』に登場する源頼政の矢に使用された矢竹の産地として、経島が日蓮上人の方面を求める旅に出た弟子が漂着した島として知られています。
波の少ない穏やかな入り江に位置しているので、美しい景色をバックにここでも佐渡名物の「たらい舟」に体験乗船をすることができます。

少し風が強い日などは、風の影響を受けて欠航することもある小木港よりも、風の影響を受けにくい矢島・経島の「たらい舟」を訪れたほうがより確実に乗船できます。
「たらい舟」のあとは、入り江の周りに敷かれた遊歩道をゆっくり散策してみるのがオススメです。

矢島経島

大佐渡石名天然杉

大佐渡石名天然杉

大佐渡石名天然杉

大佐渡石名天然杉

大佐渡石名天然杉
大佐渡石名天然杉
大佐渡石名天然杉

巨大天然杉といえば鹿児島県・屋久島の縄文杉が思い浮かびますが、冬場の気候が厳しい佐渡島にも大きく育った杉の巨木が存在します。
「大佐渡石名天然杉」は、佐渡島に降る雪の重みに耐えながら枝を様々な方向にくねらせたために、特徴的な形をしている杉の巨木が数多く見られます。

そのため森全体が杉の奇木の影響か、どことなく神秘的な雰囲気を帯びているように感じられます。
この神秘的な雰囲気に飲み込まれると自信のある方でも道に迷いかねないので、散策の際はくれぐれも一人では行動せず、また遊歩道を決して外れないように注意して散策しましょう。

とはいえ大佐渡石名の杉の巨木群は必見なので、夏の新潟観光で佐渡を訪れた際には、機会があればぜひ一度立ち寄ってみることをオススメします。

大佐渡石名天然杉

佐渡奉行所跡

佐渡奉行所跡

佐渡奉行所跡

莫大な富をもたらす金山・銀山がある佐渡島は、江戸時代は幕府の直轄領として治められていました。
そのため、江戸幕府が佐渡島の統治のために設置したのが「佐渡奉行所」です。

「佐渡奉行所跡」の魅力は施設ガイドさんの説明がとても詳しくわかりやすいため、誰でも楽しく見学できる点にあります。
京都御所をはじめとして、日本全国の観光地にはガイドのあるなしで見学の質がガラリと変わる施設が少なくありませんが、佐渡奉行所のわかりやすい説明は、誰にとっても佐渡の歴史をスムーズに理解する助けになります。

また、奉行所は佐渡を統治するための建物であったことから眺望も素晴らしいのが特徴です。
奉行所から見渡す佐渡島の雄大な景色を見るだけでも来てみる価値のあるオススメ新潟観光スポットです。

佐渡奉行所跡

佐渡歴史伝説館

佐渡歴史伝説館

佐渡歴史伝説館

前述の「佐渡奉行所跡」と同様に、詳しくわかりやすいガイドで佐渡の歴史を学ぶことのできる施設に「佐渡歴史伝説館」があります。
ただし、そのガイドを担うのがとても精緻に作られたロボット人形という点は、「佐渡奉行所跡」と違って「佐渡歴史伝説館」の最大の特徴とも言えます。

スポットライトに照らし出されたロボット人形たちの動きや語りの様子は、まるで厳かな能舞台を見ているよう。
また実際に、能楽の第一人者・世阿弥にまつわる展示もあります。

思いのほかリアルに作られたロボット人形たちの展示は、雰囲気がありすぎて少し怖いと感じる人たちもいるようですが、それこそがこの施設の魅力なのかもしれません。
夏の新潟観光の寄り道に、少し雰囲気のある場所で涼んでみるのもまた一興です。

佐渡歴史伝説館
<下に続く>

夏の新潟観光は、豊かな自然をめぐる童心旅!

山

長岡市を中心とした中越地方の王道旅、妙高高原の自然を満喫できる上越地方のアスレチック旅、どこか懐かしさと温かみを感じられる下越地方の癒し旅に、佐渡島の物語に触れる歴史旅と、それぞれのエリアごとに幾通りもの楽しみ方が考えられる懐の深さこそ、新潟県の魅力です。
そしてすべてのエリアに共通しているのは、新潟県の豊かな自然がいつも旅行者のそばにあること。

夏の新潟観光は、日常生活ではなかなか味わうことのできない大自然の中で、いつの間にかふと童心に帰っている自分に気が付く旅となることでしょう。
子どもの頃をわくわくした気持ちを胸いっぱいにみなぎらせて、素敵な思い出をたくさん作りましょう。

るるぶ新潟 佐渡'20 (るるぶ情報版地域)
1026円

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