秋田県のおすすめ紅葉スポット25選!
それでは、秋田県のおすすめ紅葉スポットを早速みていきましょう。
秋田県には、以下の紅葉スポットがあります。
- 十和田湖
- 坂梨峠
- 後生掛
- 湯瀬渓谷
- 赤水渓谷
- 安の滝
- 阿仁ゴンドラ
- 秋田県内陸縦貫鉄道
- 太平湖
- きみまち坂
- 白神山地
- 大龍寺
- 千秋公園
- 旭川ダム公園
- 竜ヶ原湿原
- 法体の滝
- 旧池田氏庭園
- 角館武家屋敷
- 抱返り渓谷
- 乳頭温泉郷
- 田沢湖
- 栗駒山
- 小安峡
- 三途川渓谷
- 秋の宮温泉郷
十和田湖
秋田県が誇る観光地の中で、秋田県北部の有名観光スポットといえば十和田湖。
火山が噴火して出来たカルデラ湖で、水深はなんと327mと日本で3番目に深い湖です。
十和田湖へ続く山道を抜けた先に現れる、雄大な十和田湖の景観は四季を通じて感激してしまいます。
紅葉の時期には、透き通った湖面に湖畔の色とりどりに紅葉した木々が写り込んで、とっても素晴らしい紅葉の景色を堪能できますよ。
十和田湖から流れ出る奥入瀬渓流は、十和田湖観光と一緒に見て回るのがおすすめ。
約14km続く小さな渓流沿いには遊歩道があり、紅葉を見ながらゆっくり散策できます。
十和田湖では、遊覧船やお土産売り場もあるので、見るだけでも楽しめます。
田沢湖沿いにある素敵なカフェ「十和田湖マリンブルー」では、自家製アップルパイが美味。
紅葉を見ながら湖畔でのんびりテラス席で美味しいコーヒーとアップルパイをいただくひとときは格別です。
十和田湖
住所:十和田湖
URL:十和田湖国立公園協会
坂梨峠
秋田県小坂町から青森県碇ヶ関へと続く国道282号沿いの坂梨峠付近も、隠れた紅葉スポットの一つ。
秋田県〜青森県を観光する際には、坂梨峠を通って紅葉ドライブを楽しんでください。
坂梨峠では、10月下旬頃に紅葉の盛りを迎え、車窓からは色鮮やかな紅葉の景色を眺めることが出来ます。
秋田県側の小坂町では、日本最古の芝居小屋である康楽館、高坂光山事務所、小坂鉄道レールパークなど、小さい町ではありながら秋田県の中でも観光スポットがてんこ盛りな町。
康楽館は、国の重要文化財に指定されいて、今も現役なんです。
役者さんたちとのコミュニケーションが楽しい大衆演劇が見られます。
青森県から秋田県、または秋田県から青森県に行く際には、小坂町観光と合わせて紅葉で彩られた坂梨峠にも立ち寄ってみてくださいね!
坂梨峠
住所:秋田県鹿角郡小坂町
後生掛温泉
後生掛温泉は、秋田県を代表する湯治場の一つ。
古くから湯の効能が高く評価され、「馬で来て下駄で帰る後生掛」と言われくらいの名湯とされています。
そんな後生掛温泉では、泥湯が有名で、女性にはうれしい美肌効果のある湯とされています。
その他、後生掛温泉名物の木箱から頭だけを出す箱蒸し風呂などユニークな7つの温泉浴が楽しめます。
後生掛温泉のある一帯は、八幡平と呼ばれる火山帯。
独特な地形は自然の宝庫で、特に湯けむりがあがる後生掛温泉周辺の景色は地球じゃないみたい。
後生掛温泉の建物後ろにある、後生掛自然研究路は、散策コースとなっており、宿に泊まった際に紅葉散策するのもおすすめです。
宿泊する時間がない方は、鹿角市から、または仙北市から後生掛に向かうまでの車窓の景色も素晴らしいので、ドライブだけでも紅葉を十分に楽しめます!
後生掛温泉
住所:秋田県鹿角市八幡平熊沢国有林
電話番号:0186-31-2221
URL:後生掛温泉HP
湯瀬渓谷
鹿角市の山奥に位置する湯瀬渓谷は、山深い絶壁の渓谷美を望ることができる絶好の紅葉スポットです。
湯瀬温泉から八幡平小豆沢まで続く4.6kmの散策路を紅葉を見ながらハイキングしてみてはいかがでしょうか。
秋田県の大館駅から岩手県の盛岡駅を結ぶJR花輪線に乗ってでかけてみると、紅葉で彩られた迫力満点の渓谷の景色を望めます。
湯瀬温泉には、ホテル・旅館が数軒点在し、中でも湯瀬ホテルの露天風呂からは、米代川のせせらぎを聞きながら、渓流沿いの紅葉を鑑賞できるのでおすすめです。
夜間には、紅葉のライトアップがされ、素晴らしい紅葉にうっとり。
湯瀬ホテルでは、秋田県の美味しい食も堪能でき、ゆっくり時間を過ごすのにぴったりです。
湯瀬渓谷
住所:秋田県鹿角市八幡平湯瀬堰根口
URL:あきたファン・ドッと・コムHP
赤水渓谷
赤水渓谷は、太平湖・小又峡上流部のノロ川 源流部に位置し、天国の散歩道と呼ばれる散策コースがあります。
天国の散歩道と呼ばれるくらいですから、自然が作り出すその神秘的な光景は絶景です。
桃洞渓谷は森吉山野生鳥獣センターから桃洞(とうどう)滝まで4.2kmの遊歩道が整備されていますが、途中、沢歩きとなるので十分な装備が必要です。
鳥たちのさえずりを聞きながら思う存分紅葉狩りや滝巡りが楽しめます。
紅葉は、10月上旬に始まります。
歩を進めるたびに、沢に写るカラフルな紅葉と素晴らしい景色に心が打たれます!
安の滝
日本の滝百選にも選ばれた安の滝は、秋田県の北部、北秋田市にある県立自然公園森吉山に位置します。
安の滝にたどり着くには、駐車場から片道徒歩50分とかかり、決して近い距離ではないのですが、ちょっとしたトレッキング感覚で行くとちょうどいいかもしれません。
森吉山は、カエデやブナなど多様な木々の鮮やかな紅葉が見どころで、90mの落差がある安の滝とのコンビネーションは感動ものです。
この安の滝は、若い男女にまつわる言い伝えがあり、ここを訪れると恋が叶うと言われています。
滝へたどり着くまでに距離はありますが、その分観光客も少なく、深呼吸したくなるような大自然を肌で感じることができます。
時間に余裕のある方は、ぜひ安の滝へ紅葉散策してみてくださいね!
安の滝
住所:秋田県北秋田市阿仁打当
電話番号:0186-62-1851
URL:北秋田市HP
阿仁ゴンドラ
秋田県中央部に位置する阿仁地域は、森吉山やくまくま園、ローカル鉄道の内陸線など見どころがたくさん、自然豊かな地域です。
阿仁ゴンドラは、森吉山阿仁スキー場にあり、標高1,454mの森吉山山頂まで約20分かけて登ります。
冬はスキー客はもちろん、限られた環境でしか見られないという樹氷を見学しに行く観光客でいっぱいになります。
紅葉の時期である秋には、ゴンドラの上から眼下に広がる素晴らしい森吉山の紅葉を楽しむことが出来ますよ。
東北屈指といわれる鮮やかな紅葉のグラデーションは必見です。
阿仁には、ゴンドラのほか、愛くるしい熊たちを見学できるくまくま園や、一流シェフのつくる馬肉シチューが有名なレストラン、こぐま亭など、観光スポットが多々あるので、一緒に巡るのもおすすめです!
阿仁ゴンドラ
住所:秋田県北秋田市阿仁鍵ノ滝鍵ノ滝79−5
電話番号:0186-82-3311
営業時間:
(6月〜9月)8:45〜16:00
(10月) 8:45〜15:30
※6月8日(土)運行開始8月18日(日)まで毎日、
8月19日以降9月末まで土日、祭日のみ運行、
10月1日から10月27日(日)の期間毎日運行
入場料や利用料:
(往復)大人1800円 小学生 800円
(片道)大人1200円 小学生 500円
URL:森吉山阿仁スキー場HP
秋田県内陸縦貫線
秋田県内陸縦貫鉄道は、その名のとおり、秋田県の北部に位置する鷹の巣駅と、南部に位置する武家屋敷で有名な角館駅を縦に結ぶ鉄道で
、全国、海外からこの内陸線に乗りに観光客がやってきます。
内陸線は、秋田県の山間を縫うように走る鉄道で、自然豊かな秋田県の紅葉をローカル列車の車窓から楽しむことが出来ます。
例年、紅葉を見に来た観光客向けに徐行運転がされたり、イベント列車が運行されるなど、観光客を楽しませてくれる企画があるので、カメラ片手に紅葉の絶景をぜひ楽しんでください。
内陸線途中の阿仁合駅には、東京の老舗レストランの料理長をしていたシェフ考案の馬肉シチューが大人気。
内陸線が通る阿仁地域では、秋田県では有名なマタギ(狩猟を生業としてきた人たちのこと)の里で、昔から狩猟を生業にしている人が住む地域です。
道の駅の直売所を除くと、馬肉のほか、熊肉、鹿肉など秋田県のマタギが育んできた独特の文化を垣間見ることができますよ。
秋田県内陸縦貫線
URL:秋田内陸縦貫鉄道HP
太平湖
太平湖は、秋田県北央部にある北秋田市に位置する森吉ダムの完成によってできた周囲30Km、面積195ha、深さ58mの人造湖。
毎年6月からは、遊覧船が運行しており遊覧船から望む紅葉の絶景は光景は陸地から望むものとひと味違います。
遊覧船で湖面を行き、風を感じながら湖面に映る紅葉を眺めるのはとても贅沢な時間です。
また、遊覧船の小又峡船着場からは、遊歩道が1.8km伸びていて、ハイキングしながら見応え抜群の多くの滝を見ることが出来ます。
遊歩道の終点には、高さ20mもある三階滝と呼ばれる滝があり、迫力満点です。
紅葉狩りをしにハイキングにお出かけしてみてはいかがでしょうか。
きみまち坂公園
きみまち坂公園は、秋田県北部にある能代市に位置します。
ここきみまち坂には、とってもロマンチックな実話が残っているんです。
明治14年に明治天皇が秋田県、そしてこの坂を訪れた際に、皇后からのラブレターが届きました。
当時名前がなかったこの坂に、天皇が君を待つ「きみまち坂」との名称を付けたという話があります。
それから、きみまち坂では、恋文コンテストが開かれたり、投函ポストハート型の風景印を押してくれる恋文ポストが設置されていたり、恋愛パワースポットになっています。
そんなきみまち阪は、山肌に桜や木々が映え、とってもきれいな紅葉を見ることができます。
斜面を少しのぼると、カフェもあり、下には米代川がキラキラ光ってとってもきれいな場所です。
秋田県を走る国道7号線沿いに位置していますので、ドライブ途中に休憩がてら気軽にぜひ立ち寄ってみてくださいね!
きみまち坂公園
住所:秋田県能代市二ツ井町小繋 能代市二ツ井町
URL:二ツ井町観光協会HP
白神山地
白神山地は、青森県と秋田県をまたぐ世界遺産。
約13万haに及ぶ広大なブナの森として有名ですよね。
白神山地は、人による影響をほぼ受けていない環境で、多種多様な動植物が生息しているなど生態系が保たれていることから1993年に世界自然遺産に登録されました。
白神山地では、中心部への立ち入りは厳しく制限されていますが、周辺には許可なくとも気軽に散策できる遊歩道や登山コースが多く設けられています。
紅葉の時期には、駒ケ岳への登山がおすすめです。
山頂からは黄色に染まるブナ樹海の紅葉を望むことができます。
また、白神山地へと続く岩木川上流にある通称「目屋渓」沿いの紅葉も必見です。
ブナやカエデなど色とりどりに紅葉した木々を眺めながら散策できます。
白神山地
住所:青森県中津軽郡西目屋村川原平
URL:白神山地ビジターセンターHP
大龍寺
秋田県の伝統行事、なまはげで有名な男鹿市にあるこちらの大龍寺は、曹洞宗のお寺です。
鐘楼堂を兼ねた多宝塔は日本ではここ秋田県でしか見ることができないもので、12,000坪の敷地内にある広大な浄土式庭園が見どころです。
立派な庭園に真っ赤なもみじがお寺の雰囲気と抜群にマッチしています。
高台にある大龍寺からは、日本海や男鹿船川地区を望むこともでき、なんとも贅沢な風景を堪能できます。
紅葉で彩られたお寺で、座禅や写経で心穏やかに過ごしてみてはいかがでしょうか。
男鹿駅から近く、アクセスも抜群。
男鹿はなまはげに会えるなまはげ館や、男鹿水族館GAOなど、紅葉以外で見どころがたくさんありますが、男鹿の紅葉を楽しみたい方には、大龍寺をおすすめします!
大龍寺
住所:秋田県男鹿市船川港船川鳥屋場34
電話番号:0185-24-3546
営業時間:4~10月/8:00~16:30(11~3月は~16:00)
定休日:年中無休
入場料や利用料:500円
URL:男鹿なびHP
千秋公園
秋田県民の憩いの場といえば、こちらの千秋公園です。
千秋公園は、慶長7年(1602年)から、明治2年(1869年)まで、12代267年間続いた秋田藩主佐竹氏の居城、久保田城跡です。
自然の台地を利用して作られた城跡で、公園内は様々な木々が植えられており、春は桜で満開、秋は紅葉で色とりどりの風景を楽しむことが出来ます。
園内には、これまで秋田県を治めてきた佐竹氏にまつわる史料館があり、歴史を詳しく知ることができるほか、施設の一番上にのぼると、秋田市内を一望することができるのでおすすめです。
久保田城表門などの史跡と真っ赤なもみじの紅葉が美しく、目で楽しみながらゆっくり散策できます。
ちなみに、秋田県の現県知事は、佐竹の殿様の血を引く方なんですよ!
千秋公園
住所:秋田県秋田市千秋公園1
URL:秋田市HP
旭川ダム公園
旭川ダム公園は、秋田市内を流れる旭川の上流に作られた旭川治水ダム内にある公園です。
言わずとしれた紅葉スポットとして秋田市民に知られています。
園内には、鮮やかな赤に紅葉するヤマモミジが群生しており、その彩りが目に飛び込んできます!
周辺には、日帰り温泉や、農家レストランなどもあり、一日過ごすことが出来ます。
旭川ダム公園
住所:秋田県秋田市仁別マンタラメ115-6
URL:太平山リゾート公園HP
竜ヶ原湿原
竜ヶ原湿原は、秋田県と山形県にまたがる鳥海山の登山ルートの一つ、屋島口の車道終点である五合目にある高層湿原です。
ここは、環境省によって日本の重要湿地500のうちの一つとして選定されています。
五合目は標高1,180m。
駐車場につくと、祓川ヒュッテやキャンプ場、展望台があり、湿原はヒュッテのすぐ目の前です。
散策路を歩きながら、鳥海山へその周辺の色づく紅葉を楽しむことが出来ます。
珍しい高山植物もたくさん見ることができるので、登山やハイキングが好きな方にぴったりです。
竜ヶ原湿原
住所:秋田県由利本荘市矢島町荒沢
URL:由利高原鉄道HP
法体の滝
法体の滝は、秋田県の中央、由利本荘市に位置しています。
日本の滝百選にも選ばれたのも納得、流長100m、落差57.4mで一の滝、二の滝、三の滝で構成された大迫力の滝です。
こちらの滝は、秋田県と山形県の県境に位置する鳥海山から水が流れてきているはずなのですが、山頂に向かって流れ落ちているという珍しい滝です。
10月には、カエデ、ツタ、ナナカマド、ブナなどが紅葉で色づき、紅葉まつりも開催されます。
滝上流部には玉田渓谷があり、紅葉の景色を楽しめる2.5kmの遊歩道が整備されています。
紅葉狩りハイキングしたあとは、紅葉まつりで秋田県のローカルフードを味わってみてはいかがでしょうか。
法体の滝
住所:秋田県由利本荘市鳥海町百宅
URL:由利本荘市観光協会HP
旧池田氏庭園 払田分家庭園
秋田県の大仙市にある旧池田氏庭園払田分家庭園は、東北三大地主として知られる池田家の旧払田分家敷地に残る池泉回遊式の日本庭園で、県内で隠れた紅葉スポットとして人気があります。
秋には、紅葉で赤や黄色に染まった木々をライトアップするイベントがあり、これがとってもきれいなんです!
秋田市の千秋公園を設計した長岡安平に依頼され、明治時代〜大正時代にかけて造営されたとのこと。
園内の見どころとしては、大正時代の旧池田氏住宅洋館。
日本庭園とうまく調和しています。
また、その洋館の前に佇む迫力ある大きな雪見灯籠。
秋田県にありながら、日本最大級と言われています。
入園料は300円と安く、ぜひ紅葉がライトアップされる頃にぜひ訪れていただきたい場所の一つです!
旧池田氏庭園 払田分家庭園
住所:秋田県大仙市高梨大嶋1
電話番号:0187-63-8972
営業時間:9:00〜16:00
定休日:月曜日
入場料や利用料:300円
URL:大仙市HP
角館武家屋敷
角館武家屋敷は、全国的にも有名な秋田県の有名観光スポット。
江戸時代に栄えた城下町で、今でも武家屋敷が残り、「みちのくの小京都」と呼ばれおり、観光客に人気です。
春は桜の時期に、武家屋敷と枝垂れ桜の写真映えする景色に誰もが心を奪われます。
秋はもちろん紅葉!
武家屋敷を歩いていると、樹齢300年を超える巨木が多々見られます。
黄色や赤に紅葉した木々の葉と、武家屋敷の黒い塀とのコンビネーションが日本情緒を感じさせます。
武家屋敷周辺には、お土産品屋さんも多くあり、角館の伝統工芸品である桜の木の皮でつくった箸置きやキーホルダー、カップなど、一見地味ではありますが、歴史ある町にピッタリな繊細に作られた職人技を、紅葉と一緒に見て回るのもおすすめです。
角館武家屋敷
住所:秋田県仙北市角館町東勝楽丁 角館町
URL:田沢湖角館観光協会HP
抱返り渓谷
抱返り渓谷は、秋田県仙北市に位置する渓谷で、両岸の原生林と岸壁にかかる滝や引き込まれそうな澄んだ青緑の渓流がとても美しい場所です。
新緑と紅葉の時期は、渓流の青緑と紅葉で色づいた木々のコントラストに目を奪われます。
抱返り渓谷につくと、すぐ現れるのは雰囲気のある吊橋「神の岩橋」。
ここから景色を眺めると、渓流から来るマイナスイオンと木々の香りでついつい深呼吸したくなってしまいます。
抱返り渓谷では、1.5kmの遊歩道が整備されており、30分〜40分程度ゆっくり歩きながら奥に進んでいきます。
美しい青緑色の渓流と紅葉を眺めながら進んでいくと、終着地点の回顧(みかえり)の滝が現れます。
何度も振り返って見てしまいたくなるほど美しいことで回顧の滝と名付けられた滝は抱返り渓谷の名所となっています。
抱返り渓谷は、田沢湖や角館武家屋敷から遠くなく、セットでの観光をおすすめします!
抱返り渓谷
住所:秋田県仙北市田沢湖卒田
URL:仙北市HP
乳頭温泉郷
全国的にも有名な秋田県を代表する温泉地、乳頭温泉郷は、8つの温泉宿からなる温泉郷で田沢湖からアクセスが容易。
あの雪深い中に灯るランプが印象的な方も多いのではないでしょうか。
乳頭温泉郷は、実は紅葉のときも素晴らしいんです!
「鶴の湯」は、開放的な露天風呂が有名でこちらでも紅葉を満喫することができますが、「妙乃湯温泉」もおすすめです。
露天風呂から見える川の対岸に紅葉を存分に眺めることができ、川のせせらぎを聞きながら、耳でも楽しい目でもリラックスできる贅沢な時間が流れます。
紅葉をただ見に行くだけでなく、温泉に入るという要素をプラスすれば、リフレッシュ効果も抜群です!
乳頭温泉郷
住所:秋田県仙北市 田沢湖田沢字先達沢国有林50
URL:乳頭温泉郷HP
田沢湖
秋田県が誇る観光名所の一つといえば、ここ田沢湖です。
周囲約20km、深さは日本で一番深く、水深423.4mもあります。
太陽の光の加減で、まるで南国の海のようにきれいな青に変わる湖面に、湖畔の紅葉した木々が写り込んでカラフルな湖面になります。
湖では、水上ボートを楽しむ人や遊覧船のほか、レストランやホテルも多くあり、紅葉観光しながらゆっくり時間を過ごすことができます。
田沢湖で一番の観光スポットは、ブルーの湖に一際かがやく金色の像「たつこ像」。
ここ田沢湖では、永遠の美を望んで泉の水を飲んだところ龍に変身してしまったという辰子伝説が言い伝えられています。
田沢湖にある御座石神社は、その辰子像の脇にたたずんで、特に女性の観光客にとっては、美にまつわるパワースポットとして有名です。
栗駒山
栗駒山は、標高1,626mで、本州でも最も紅葉が早く始まる場所の一つです。
秋田県だけでなく、岩手県や宮城県の境目に位置しているため、秋田県からを含むそれぞれの県から登山客や紅葉狩り客が押し寄せます。
栗駒山の紅葉は、ほぼ赤一色に紅葉するため、まるで赤い絨毯のような素晴らしい紅葉の景色は一度見たら忘れられなくなります!
山頂まで行くのには徒歩2時間程度かかりますので、登山をされる方は装備は万全にしてくださいね。
紅葉を存分に楽しんで下山した帰りは、栗駒山周辺に点在している須川温泉で、登山の疲れをすぐ癒やすことができます。
特に、「栗駒山荘」の露天風呂から望む紅葉の大パノラマは評判で、素晴らしい栗駒山の真っ赤な紅葉を温泉に浸かりながら楽しむことが出来ます。
栗駒山荘の近くに、徒歩1時間程度の距離で行くことができる須川湖という小さな湖があります。
栗駒山の噴火で出来た窪みに水が貯まった火山湖(標高1,030m)で、酸性水のため生物が生息することは出来ず、その分、水はとても綺麗。
澄んだ湖面に紅葉が映る光景はまるで絵画のようで、こちらも紅葉狩りにおすすめです。
栗駒山
住所:宮城県栗原市栗駒沼倉耕英東
URL:栗駒市HP
小安峡
秋田県湯沢市に位置する小安峡は、皆瀬川が長い年月をかけて侵食していった渓谷です。
岩肌に沿って約60mの急な階段を降りていくと、渓谷の下にたどり着きます。
小安峡地下には、蒸気や熱水が溜まっている地層があり、常に蒸気や熱湯が噴出する「大噴湯」は、迫力満点です。
小安峡の象徴とも言える河原湯橋からは、大噴湯から漏れる湯気と、それを囲むように紅葉で彩られた神秘的な景色を望むことが出来ます。
小安峡周辺には、蕎麦屋さんや、稲庭うどん発祥の地、稲庭地区が近くにあるので、小安峡の紅葉とセットで秋田県の食を楽しんでくださいね!
小安峡
住所:秋田県湯沢市皆瀬湯元5−1
URL:湯沢市HP
三途川渓谷
この世とあの世の境とされている三途の川。
三途の川がなんと秋田県に実在するんです!
青森県の恐山、富山県の立山と並び、日本三大霊地のひとつに数えられる川原毛地獄の入口にある三途川渓谷。
そんな恐ろしい場所で見られる紅葉が本当に素晴らしいのでおすすめです。
渓谷には三途川橋と呼ばれる橋があり、渓流から約40mの高さにあり、下は断崖絶壁で少し足がすくみますが、そこは全体が見晴らせる絶景スポットです。
ブナやヤマモミジなど色とりどりの紅葉が断崖を彩ります。
三途川橋には、閻魔(えんま)大王、泰山(たいせん)大王、延命地蔵と合掌地蔵の4体の石像が鎮座しています。
まさか三途の川が秋田県にあるなんて驚きですよね!
三途川渓谷
住所:秋田県湯沢市桑崎天矢場
URL:湯沢市HP
秋の宮温泉郷
秋田県最古の温泉地として知られる秋の宮温泉郷。
武者小路実篤などの文豪たちにも愛された歴史ある秋田県を代表する温泉地の一つです。
ここには8軒の温泉宿が点在し、それぞれが源泉を持ち、豊富な湯量と様々な泉質が楽しめます。
脇をとおる役内川のせせらぎを聞きながら、露天風呂で壮大な紅葉の景色を楽しめるのが最高ですね。
秋の宮温泉郷の中でも紅葉を見るのにおすすめなのが「鷹の湯温泉」。
傷ついた鷹が湯に浸かり傷を癒やしたことから鷹の湯という名がつきました。
鷹の湯の露天風呂から眺める景色のその良さは、誰もが認めるもの。
抜群のロケーションなんです。
また、福祉施設「福寿荘」の裏に「川原の湯っこ」があり、川原を掘るとなんと温泉が湧き出てくる面白い体験ができます!
自分だけのマイ温泉に足を浸しながら、素晴らしい紅葉を眺めると心も体もポカポカしてきます。
秋の宮温泉郷
住所:秋田県湯沢市秋ノ宮湯ノ岱
URL:湯沢市HP
秋田県の紅葉の見頃はいつ?
秋田県は、東北の中でも早く紅葉が始まります。
秋田県では、場所や標高にもよりますが、例年9月下旬から10月下旬まで紅葉を楽しむことが出来ます。
今回ご紹介した中には、9月下旬から紅葉が始まる場所もあるので、最新の紅葉情報はインターネットから入手するようにしましょう。
未知なる東北、秋田県へ紅葉をみに行ってみよう!
関東から新幹線で4時間もかかってしまう秋田県。
ですが、ここでご紹介した紅葉スポットは大いに行く価値ありです!
自然豊かで紅葉狩りをするには存分に楽しめる秋田県。
紅葉に加え、美味しいお酒や食べ物、文化を堪能できる
秋田県へ、足を伸ばしてみてはいかがでしょうか?