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2019/06/21

滋賀県のおすすめ紅葉スポット20選!ライトアップや穴場情報も

カエデではなく「滋賀県の紅葉はメタセコイア?」も否定できない滋賀県。
しかし、びわこ箱舘山ゆり園や世界遺産比叡山延暦寺、あの彦根城も紅葉名所なのです。

想定外な場所の紅葉が、意外に印象に残ります。
そこで、滋賀県所在の紅葉のスポットや穴場などおすすめ20選をセレクトしました。

次の紅葉狩り先の候補地にいかがでしょう?

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滋賀県のおすすめ紅葉スポット20選【人気/穴場/ライトアップ/並木】

湖岸の紅葉

いきなりですが、お寺が多い県といえば「京都府」の印象が強いですが、以下の表のように寺院の数なら実は京都府より多い滋賀県。
ちなみに単位は「件」です。

都道府県名 寺院 神社
滋賀県 3,205 1,445
京都府 3,088 1,762

※参照元:平成30年 全国社寺教会等宗教団体・教師・信者数

※宗教法人含む宗教団体の寺院参照元であり、.xlsファイルのダウンロードされます。

得てして神社仏閣は桜や紅葉の名所も多く、滋賀県も例外ではありません。
桜も紅葉、双方有名な場合もありますが、紅葉で有名な寺院も多く存在します。

もちろん比叡山や伊吹山の山々、びわ湖バレイやコキアパーク(ゆり園)ブルーメの丘も滋賀県の紅葉名所群の一部です。
また、滋賀県には琵琶湖と絡んだ名所もあり、かなりバラエティに富んでいます。

ここまで書くと、どんな紅葉の名所が滋賀県内にあるのか気になりますよね?

そこで、滋賀県所在の紅葉のスポットおすすめ20選をみていきます。
滋賀県には、紅葉のスポットがあります。

  1. 彦根城 名勝玄宮楽々園 / 彦根市金亀
  2. 鶏足寺 / 長浜市木之本町
  3. 八幡掘 / 近江八幡市大杉町
  4. 教林坊 / 近江八幡市安土町
  5. 滋賀農業公園ブルーメの丘 / 蒲生郡日野町
  6. 湖東三山 西明寺 / 犬上郡甲良町
  7. 湖東三山 金剛輪寺 / 愛知郡愛荘町
  8. 湖東三山 百済寺 / 東近江市百済寺町
  9. 大本山 永源寺 / 東近江市永源寺高野町
  10. メタセコイア並木道 / 高島市マキノ町
  11. びわこ箱舘山ゆり園 / 高島市今津町
  12. 清瀧寺 徳源院 / 米原市清滝
  13. 滋賀県 醒井養鱒場 / 米原市上丹生
  14. 比叡山延暦寺 / 大津市坂本本町
  15. 日吉大社 / 大津市坂本
  16. 石光山 石山寺 / 大津市石山寺
  17. 大原ダム / 甲賀市甲賀町神
  18. 湖南三山 常楽寺 / 湖南市西寺
  19. 湖南三山 長寿寺 / 湖南市東寺
  20. 湖南三山 善水寺 / 湖南市岩根

続いて、それぞれの「スポット」について詳しくみていきます。

滋賀県のおすすめ紅葉スポット①:彦根城 名勝玄宮楽々園 / 彦根市金亀

国宝「彦根城」敷地内の北側に位置する大名庭園「玄宮園」。
旧彦根藩主「井伊家」により当時の人と時間とお金を潤沢に使い、可能な限り江戸文化の贅を浴びるように用いた池泉回遊式の庭園です。

「竹生島」や「沖の白石」など滋賀県の近江八景の表現目的で樹木や岩石を配置。
個々の樹木が紅葉や黄葉ながらも水面に映すその姿には幽玄の世界そのものであり、一瞬時を止めた美を表現します。

ちなみに紅葉の時期は、11月下旬-12月上旬に見頃を迎えます。
晩秋の頃の彦根城に展開される一瞬の輝きを、是非ご堪能ください。

期間は11月中旬-下旬、時間は18:00〜21:00で紅葉のライトアップも行っています。
またライトアップは特別料金(大人:700円 / 小・中学生:350円)であり、玄宮園のみの公開です。

ちなみに2018年は11月17日-12月2日に開催されました。

彦根城 名勝玄宮楽々園
住所:〒522-0061 滋賀県彦根市金亀町3
電話番号:0749-22-2742
営業時間:8:30-17:00
定休日:無休
入場料や利用料:大人600円 小人200円 ※彦根城と共通
URL:紹介ページ

滋賀県のおすすめ紅葉スポット②:鶏足寺 / 長浜市木之本町

滋賀県長浜市の木之本町の山奥に息を潜めるかのように静かに佇む「鶏足寺(けいそくじ)」といえば滋賀県でもトップの人気を争う紅葉の名所です。
かつて山上にあった「己高山 鶏足寺」の別院のひとつに数えられ、中世期は僧兵を抱える大寺でした。

参道の石段や左右に配している苔生した石垣、塔頭あとの佇まいも必見です。
秋季に入ると、敷地内を埋める200本もの古モミジの木が真赤に染まり、唯一無二の風情を演出します。

その石段にモミジが敷き詰められたレッドカーペット状態になった頃が「鶏足寺」の最大なる見頃であり、見所です。
その見頃の時期とは、例年では11月中旬-11月下旬とされます。

ちなみに最寄駅はJR木ノ本駅であり、タクシーで約13分の場所に「鶏足寺」は立地しています。
モミジによる真紅の絨毯を肉眼で見たい人は、滋賀県の長浜市木之本に是非足を運んでみてはいかがでしょうか?

鶏足寺
住所:〒529-0411滋賀県長浜市木之本町古橋
電話番号:0749-82-5909
営業時間:9:00-16:00
定休日:無
入場料や利用料:※紅葉散策協力金200円(11月10日-27日)
URL:紹介ページ

滋賀県のおすすめ紅葉スポット③:八幡堀 / 近江八幡市大杉町

「八幡堀」とは、安土桃山時代に「豊臣秀次」公による八幡山城居城の元で、城下町が発展する要因となった街の一大動脈を意味します。

近江商人の発祥発展や街の繁栄に、八幡堀は大きな役割に寄与しています。
江戸時代後期には、当時の近江国において大津と並ぶ賑わいを見せていました。

「八幡堀」は宛ら映画ロケのような白壁の土蔵や旧家が残っている街なので、水戸黄門」「遠山の金さん」「銭形平次」「暴れん坊将軍 」「必殺仕事人」「八丁堀の七人」など、数多くの時代劇に使われたロケ地でもあります。

滋賀県近江八幡市にある全長6kmも距離がある人工掘沿いにに咲く初夏の花菖蒲群が有名ですが、秋季は紅葉も楽しめます。
紅葉の見頃時期は11月上旬なので、タイミングが合えば正にフォトジェニックな景色が見られるかもできません。

ちなみに、JR近江八幡駅からタクシーで約10分程で「八幡堀」周辺に移動できます。

八幡堀
住所:〒523-0837 滋賀県近江八幡市大杉町
電話番号:0748-33-6061
URL:公式サイト

滋賀県のおすすめ紅葉スポット④:教林坊 / 近江八幡市安土町

西暦605年聖徳太子により創建と伝承され、周囲が林に覆われた地で説法した逸話から名付けられた「教林坊」。
本尊の「赤川観音」は聖徳太子作であり、困難な願いも2度参拝で叶う「再度参りの観音」として、現在も滋賀県近江八幡市地元の人の信仰を得ています。

境内に展開する庭園は小堀遠州作とされ、苔むした巨石が並ぶ迫力ある桃山時代頃の名勝庭園は、茅葺きの書院と合わせ、「わびさびの隠れ里」の趣きを生み出しています。

晩秋には、3,000坪もの境内を埋め尽くす300本の紅葉の古木が真っ赤に染まり、周囲を囲む数千本の竹林とのコントラストは、ひたすら訪問者の視覚を釘付けにします。

そして近年注目されている「教林坊」の紅葉ライトアップ。
300本の紅葉と数千の竹林が織りなす夜の庭園に光に照らされ、息を飲む幽玄の世界が展開されます。

毎年のように11月15日-12月5日の期間限定で開催されており、2019年以降も開催される可能性は非常に高いでしょう。

教林坊
住所:〒521-1331 滋賀県近江八幡市安土町石寺1145
電話番号:0748-46-5400
拝観時間:9:30-16:30
拝観料:大人700円 小中学生200円
URL:公式サイト

滋賀県のおすすめ紅葉スポット⑤:滋賀農業公園ブルーメの丘 / 蒲生郡日野町

「滋賀農業公園」とあるように観光農園というよりは、ドイツをイメージする「ファームパーク」な滋賀県蒲生郡に所在する「ブルーメの丘」。
柵で囲われているとはいえ、羊や牛、馬やアルパカ、ヤギなどが放牧されていたり、一方で、様々な手作り体験ができたり、アクティブティで遊んだり…。

動のイメージがある「ブルーメの丘」ですが、滋賀県内でも実は1年中咲き乱れる様々な草花でも有名です。
しかし、一方でインスタ写真画像のようなポプラ並木やメタセコイア並木、イチョウ、百日紅などの「紅葉(黄葉)」する樹木も植えられており、ある意味滋賀県内での紅葉の穴場な名所ともいえます。

ポプラ並木やメタセコイア並木などの紅葉の見頃ですが、一般的な滋賀県の紅葉見頃時期に訪問することをおすすめします。

施設の特性上ライトアップは有りませんが、逆をいえば家族連れや子供連れのピクニック(ランチエリアあります)や、デートに最適な滋賀県内にある紅葉スポットです。

滋賀農業公園ブルーメの丘
住所:〒529-1628 滋賀県蒲生郡日野町西大路843
電話番号:0748-52-2611
営業時間:10:00-17:00 ※夏季土日祝:9:30-18:00
定休日:水曜日 ※冬季:水曜日・木曜日
入場料や利用料:水曜日
URL:公式サイト

滋賀県のおすすめ紅葉スポット⑥:湖東三山 西明寺 / 犬上郡甲良町

西暦834年、仁明天皇による勅願にて開山された天台宗の寺院の滋賀県「湖東三山 西明寺 」。
境内にある本堂は、鎌倉時代を象徴する建築物のひとつであり、国宝第1号に指定されています。

滋賀県の湖東三山のひとつであり、国宝や重要文化財が集積する境内では、毎年のように11月上旬-下旬の期間に渡り1,000本近く植樹されたカエデやモミジが見事に鮮やかに紅葉します。
他には、ドウダンツツジ、ハナノキ、オタフクナンテンなどの紅葉も楽しめます。

また「日本の紅葉百選」にも選定されています。
また天然記念物指定の「不断桜」が敷地内にあり、紅葉と桜が同列に楽しめるという奇跡のような滋賀県の紅葉名所です。

2018年度は、11月15日から11月25日までの間に日没から夜間ライトアップが行われており、つまりこの滋賀県「湖東三山 西明寺 」の紅葉の見頃は「11月中旬-11月下旬」なのです。

2019年については公式サイトでの発表待ちの状況です。

湖東三山 西明寺
住所:〒522-0254 滋賀県犬上郡甲良町池寺26
電話番号:0749-38-4008
拝観時間:8:00-17:00
拝観料:お一人様600円
URL:公式サイト

滋賀県のおすすめ紅葉スポット⑦:湖東三山 金剛輪寺 / 愛知郡愛荘町

聖武天皇の勅願で、1200年以上前に行基により開山した滋賀県「湖東三山 金剛輪寺」。
境内には国宝指定の「本堂」、国指定重要文化財の「二天門」「三重塔」や国指定名勝庭園があり、収蔵品や文化財巡りだけでも十分満足が得られる寺院です。

また、鈴鹿山脈西の麓に点在する「湖東三山」は三社とも紅葉名所で有名ですが、特に「金剛輪寺」の「ヤマモミジ」や「トウカエデ」の紅葉ぶりは、その鮮烈苛烈なコントラストや色味から「血染めの紅葉」の名でも有名です。

「11月中旬-11月下旬」の期間が紅葉の見頃時期とされ、更に2018年は見頃時期に合わせ、11月17日-11月25日の期間限定で「湖東三山を巡るシャトルバス」が運行されていました。
2019年も運行されるかどうかは、公式発表待ちです。

湖東三山 金剛輪寺
住所:〒529-1202 滋賀県愛知郡愛荘町松尾寺874
電話番号:0749-37-3211
拝観時間:8:30-17:00
拝観料:お一人様600円
URL:公式サイト

滋賀県のおすすめ紅葉スポット⑧:湖東三山 百済寺 / 東近江市百済寺町

聖徳太子にて創建、重厚な石垣に囲われた山城のような風格がある滋賀県「湖東三山 百済寺」。
近江鉄道八日市駅から車で約20分、または車で名神高速湖東三山スマートICから約10分の場所に所在しています。

湖東三山の1つに数えられ、毎年のように11月は全山紅葉に彩られます。

3,000本余りの「ナナカマド」や「ドウダンツツジ」などの落葉樹が広大な境内敷地に紅葉され、背景の常緑樹との配色コントラストは絶賛必見です。
「天下遠望庭園」の紅葉風景は「日本の名庭百選」に選出され、81haの広さを誇る境内は2008年に国史跡に選定されています。

紅葉の時期は例年11月中旬-11月下旬とされています。
その時期に合わせるかのように、2018年は「天下遠望の庭園ライトアップ」として、期間は「11月15日-11月25日」時間は「16:30-18:30」の期間限定で行われていました。

湖東三山 百済寺
住所:〒527-0144 滋賀県東近江市百済寺町323
電話番号:0749-46-1036
拝観時間:8:00-17:00
拝観料:大人600円 中学生300円 小学生200円
URL:公式サイト

滋賀県のおすすめ紅葉スポット⑨:大本山 永源寺 / 東近江市永源寺高野町

約650年前に開山、滋賀県は元より関西有数の紅葉の名所で有名な臨済宗永源寺派の大本山「永源寺」。
本尊の「世継ぎ観音」とも呼ばれる「聖観音像」は秘仏であり、祈願することで子供や跡継ぎが期待できると伝えられています。

滋賀県でも特に東近江周辺では「もみじの里」として人々から親しまれています。
秋季になると「もみじの里」の如く、鈴鹿の山々と共に永源寺周辺が紅に塗り替えられます。

特に「もみじトンネル」とされる「総門から山門」にかけての石畳参道は赤一色に敷き詰められ、鮮やかなモミジが参拝客を出迎えます。

毎年、紅葉の見頃時期になると滋賀県や東近江市内外から多くの参拝客が紅葉狩りに訪れ、周辺も秋の宴に賑わいます。
更にダム側の公園や自然歩道付近さえも「もみじの里」の沿うように鮮やかに紅葉します。

また「10月下旬-12月上旬」の紅葉の見頃に合わせ、2018年は11月3日-11月30日の期間限定で17:00-20:30閉園までのライトアップも行われました。

大本山 永源寺
住所:〒527-0212 滋賀県東近江市永源寺高野町41
電話番号:0748-27-0016
拝観時間:9:00-16:00
拝観料:大人500円 中学生以下無料
URL:公式サイト

滋賀県のおすすめ紅葉スポット⑩:メタセコイア並木道 / 高島市マキノ町

公共交通機関JR湖西線マキノ駅から発着するコミュニティバス利用で約6分、バス停「マキノピックランド」下車すぐの、観光果樹園「マキノピックランド」。

そこからマキノ高原に至る約2.4kmもの距離に渡り、一直線の延びる道両端に植林されている約500本もの「メタセコイア」。
ちなみに1994年に「新・日本街路樹百景」選定された滋賀県の紅葉の名所です。

そのメタセコイアは紅葉ですが、例年11月中旬-下旬頃に見ごろを迎えます。
ライトアップについてですが、紅葉の時期のライトアップは行っておらず、むしろインスタ画像のような冬季イルミネーションする場合があります。

滋賀県は元より全国的にも紅葉の時期が最も有名ですが、メタセコイア並木道にハズレの時期は有りません。
ある意味、1年中いつでも見頃な場所なので、インスタな画像を獲りたい人は足を運んで見てはいかがでしょうか?

メタセコイア並木
住所:〒520-1833 滋賀県高島市マキノ町蛭口-牧野
電話番号:0740-33-7101
URL:紹介ページ

滋賀県のおすすめ紅葉スポット⑪:びわこ箱舘山ゆり園 / 高島市今津町

「ゆり園って?」「むしろスキー場が有名じゃね?」などのコメントがありそうな滋賀県の箱舘山。
一見紅葉に結び付かない印象がありますが、「コキア」が植えられているエリアがあり「箱舘山コキアパーク」の別名がある「びわこ箱舘山ゆり園」。

この「コキア」ですが秋を迎えると「紅葉」し、「コキアエリア」は約2000株もの赤に染まった「もこもこふわふわ」に塗れます。
「ここはどこ?」と呟いてしまう、インスタ写真のような風景が滋賀県内でも見られるのです。

コキアの紅葉は「秋コキア」とも呼ばれ、地域や環境によって差はあるものの、一般的に10月中旬-下旬が見頃とされます。
ちなみにこの場所の2018年度「秋コキア」は9月15日-10月14日に渡り公開されました。

さすがに立地上ライトアップはありません。
それでも赤いもこもこ空間はインパクトという意味では充分おすすめです。

特に気持ち良い秋の日のピクニックデートにいかがでしょうか?

びわこ箱舘山ゆり園
住所:〒520-1655 滋賀県高島市今津町日置前
電話番号:0740-22-2486
営業時間:9:00-17:00
定休日:期間中無休
入場料や利用料:大人1,850円 こども930円 ペット510円
URL:公式サイト

滋賀県のおすすめ紅葉スポット⑫:清瀧寺 徳源院 / 米原市清滝

JR東海道本線柏原駅(滋賀県)より車で約5分、清滝山の麓に所在する「清瀧寺 徳源院」。
ちなみにJR米原駅からJR柏原駅(滋賀県)までは駅で3つ目です。

中世期に北近江周辺を支配したとされる京極家の菩提寺であり、京極家歴代34基の宝篋印塔が建ち並ぶ京極家墓所は、国の史跡指定を受けています。

春には「しだれ桜」が荘厳に咲き乱れ、秋には池泉回遊式庭園に植えられているモミジが鮮やかに紅葉するなど、四季それぞれの情景にいつしか心が癒されます。

徳源院に延びる参道と堂内に広がる約3,300㎡の広大な庭園を、毎年11月中旬-11月下旬にかけてモミジが赤く色鮮やかに染め抜き、風情溢れる景色を描き出します。
庭園を拝観する場合は、事前に予約が必要なので注意が必要です。

清瀧寺 徳源院
住所:〒521-0203 滋賀県米原市清滝288
電話番号:0749-57-0047
営業時間:9:00-16:00
定休日:不定休
拝観料:大人500円 中学生200円
URL:公式サイト

滋賀県のおすすめ紅葉スポット⑬:滋賀県 醒井養鱒場 / 米原市上丹生

1878年に設立国内で最も古い、鱒類の増殖・養殖場のひとつ「滋賀県醒井(さめがい)養鱒場」。
この場所の周辺は深山幽谷の如く自然景観に溢れており、霊仙山麓にある鍾乳洞から湧き出す清水によるイワナやアマゴ、ビワマス等が飼育の滋賀県にある「日本の渓流魚の里」としても有名です。

溢れるような自然景観がポイントで、秋季には「醒井峡谷」にある「モミジ」「イチョウ」「サクラ」などの紅葉を堪能しながらの「紅葉ます祭」という名前の「もみじ祭り+α」が開催されます。
祭開催日はビワマス料理などのグルメブースや、釣り体験コーナーなどで楽しめます。

ちなみに2018年の「紅葉ます祭」は11月11日でした。
また「滋賀県 醒井養鱒場」紅葉の見頃は11月上旬-11月中旬なので、見事に符合します。

しかし景勝地でもなく「養鱒場」とあるように釣り体験などをウリとする完全に観光飼育施設。
紅葉狩りの観点でいえば、滋賀県内での意外な穴場というべきおすすめしたい紅葉の名所です。

滋賀県醒井養鱒場
住所:〒521-0034 滋賀県米原市上丹生
電話番号:0749-54-0301
営業時間:8:30-17:00
定休日:年末年始のみ
入場料や利用料:大人500円 高大学生300円 
URL:公式サイト

滋賀県のおすすめ紅葉スポット⑭:比叡山延暦寺 / 大津市坂本本町

京都府と滋賀県を跨ぐようにそびえる「比叡山」に所在する、あの世界遺産「比叡山延暦寺」です。
説明不要レベルで知られた寺院だけで、参拝客だけではなく世界からも多くの観光客が多く集まる滋賀県でも有数の観光スポットです。

実は「比叡のもみじ」と呼ばれる「もみじ祭り」で有名な紅葉の名所でもあります。
境内周辺には約2,000本ものモミジが植えられており、「10月下旬-11月中旬」が紅葉の見頃としています。

2018年の「比叡のもみじ」は、その見頃に沿ったような10月27日-11月25日」で行われています。
また「比叡のもみじ」期間中は、根本中堂から横川エリアに延びる奥比叡ドライブウェイ沿いの紅葉がライトアップされました。

2019年以降の状況は、公式サイト等でチェックする必要があります。

「比叡山延暦寺」は、京都側ルート(叡山ケーブル利用)でも利用できる紅葉名所です。
京都の「宝ヶ池」「八幡」方面の紅葉狩りの際は、足を延ばして「比叡のもみじ」に参加もありでしょう。

比叡山延暦寺
住所:〒520-0116 滋賀県大津市坂本本町4220
電話番号:077-578-0001
営業時間:施設と季節によって巡拝時間が異なる、公式サイト参照
巡拝料その他:施設によって異なる、公式サイト参照
URL:公式サイト

滋賀県のおすすめ紅葉スポット⑮:日吉大社 / 大津市坂本

「日吉大社」となると滋賀県大津市に所在する寺院を指し、全国で約3,800社もある日吉・日枝・山王神社の総本社です。
ちなみにJR比叡山坂本駅から徒歩約20分、京阪坂本比叡山口から徒歩約8分の場所に所在しています。

桜でも有名ですが、滋賀県内でも湖国傑出の紅葉名所のひとつ「日吉大社」。
境内には約3,000本ものモミジやカエデの木が自生しており、その一斉に変化するその紅葉の情景は「THE錦秋」。

そのモミジを祝う「日吉大社もみじ祭り」が、11月1日-11月30日にかけて開催されます。
開催中は様々な神事行事やイベントが行われ、11月中旬以降は紅葉ライトアップも行われます。

例年の一番の見頃は11月20日頃であり、このタイミングの「日吉大社もみじ祭り」がベストな紅葉狩りになるでしょう。
※もみじ祭りやライトアップなどの詳細は公式サイトを参照してください。

日吉大社
住所:〒520-0113 滋賀県大津市坂本5-1-1
電話番号:077-578-0009
拝観時間:9:00-16:30
拝観料:一般300円 小学生150円
URL:公式サイト

滋賀県のおすすめ紅葉スポット⑯:石光山 石山寺 / 大津市石山寺

瀬田川に臨む、良弁開山による東寺真言宗大本山であり、西国三十三霊場第13番の観音霊場でもある「石光山 石山寺」。
境内は天然記念物指定の巨大な硅灰石上に建立されており、寺名の由来とされています。

「紫式部」所縁の花の寺と呼ばれ、「源氏物語」を書きはじめた場所としても有名です。
滋賀県においても、1年365日通して実に様々な美しい草木花が眺められます。

秋季紅葉の頃の国宝や重要文化財指定の建造物が点在する境内は、更に深化した美しい景観になります。
ヤマモミジ、オオモミジ、イロハモミジ、モミジ、カエデ、イチョウが鮮やかに彩ります。

秋の紅葉見頃というべき、1例年1月中旬から12月上旬にかけて様々な樹木が硅灰岩を紅く染めます。
2018年の11月16日-12月2日の期間中は、境内や参道に設置された「灯籠のあかり」で、ライトアップも行われていました。

様々な趣向を凝らした滋賀県の紅葉名所ともいえます。
滋賀県の秋の紅葉時期のデートにもおすすめできる名所のひとつです。

石光山 石山寺
住所:〒520-0861 滋賀県大津市石山寺1-1-1
電話番号:077-537-0013
拝観時間:8:00-16:30
入山料: 一般600円 小学生250円
URL:公式サイト

滋賀県のおすすめ紅葉スポット⑰:大原ダム / 甲賀市甲賀町

滋賀県甲賀市甲賀町に所在する「大原ダム」は、那須ヶ原山麓に広がる鈴鹿国定公園内にあります。
ちなみにJR甲賀駅からタクシーで約20分、車だと新名神高速道路甲賀土山ICから約15分で「大原ダムまで移動可能です。

山々に囲まれたその環境は自然に溢れており、四季折々の風景が楽しみながら眺められます。
ダムの湖面に映るモミジの紅葉は橋面状態を作り美しい絵にまとまります。

例年11月上旬から下旬が紅葉の見頃とされ、フォトジェニックな場所としても絶賛おすすめです。
自然のマイナスイオンを浴びながら、ゆっくりとした散策が最適であり穴場な紅葉の名所ともいえます。

また滋賀県内にある釣り場としても有名です。
紅葉したモミジに囲まれてアングラーするのも、秋らしくて良いでしょう。

大原ダム
住所:〒520-3411 滋賀県甲賀市甲賀町神
電話番号:0748-60-2690
URL:紹介ページ

滋賀県のおすすめ紅葉スポット⑱:湖南三山 常楽寺 / 湖南市西寺

湖南三山とは、滋賀県湖南市に位置する天台宗の古刹「長寿寺」「常楽寺」「善水寺」の3社を意味します。
「常楽寺」は、千手観音を本尊とする滋賀県湖南市石部地区に位置する天台宗の寺院です。

同じ地区に所在する長寿寺の「東寺」に対し「西寺」と呼ばれ、近江西国三十三箇所観音霊場の第一番札所でもあります。

国宝本堂や三重塔を囲い込むかのように350本のモミジが植えられており、散策路から眺める事ができます。
毎年11月中旬-12月初旬は紅葉の見頃時期でもあり、この時期に合わせた「紅葉祭り」も開催されます。

2018年は11月10日-12月2日の期間で「紅葉祭り」が開催されました。
公式サイトによると「12月3日 モミジ終わりました。」との表記があり、例年通りの紅葉時期だったことがわかります。

湖南三山 常楽寺
住所:〒520-3121 滋賀県湖南市西寺6-5-1
電話番号:0748-77-3089
拝観時間:10:00-15:00
拝観料:大人500円 中高生300円 ※事前予約必須
URL:公式サイト

滋賀県のおすすめ紅葉スポット⑲:湖南三山 長寿寺 / 湖南市東寺

滋賀県湖南市に位置する、湖南三山のひとつ「長寿寺」。
奈良時代後期、聖武天皇からの勅願にて建立とされる天台宗の古刹です。

滋賀県の阿星山の北東の麓にあり、常楽寺の「西寺」に対し「東寺」として地元に親しまれています。
国宝指定の本堂に続く参道は、植えられているモミジが大変美しいことでも有名です。

「長寿寺」紅葉の見頃は、11月中旬頃 -11月下旬頃とされています。
2018年はその紅葉の見頃に合わせ、11月10日-12月3日の期間限定で「国宝湖南三山紅葉めぐり」が開催。

参考までに2018年度の紅葉の見頃を迎えた時期は、例年に比べ「少々遅め」でした。
紅葉ライトアップも行っておりません。

2019年以降の紅葉時期については、2019年6月現在公式サイトの更新待ちです。

湖南三山 長寿寺
住所:〒520-3111 滋賀県湖南市東寺5-1-11
電話番号:0748-77-3813
拝観時間:9:00-16:00
拝観料:大人500円 中高生300円
URL:公式サイト

滋賀県のおすすめ紅葉スポット⑳:湖南三山 善水寺 / 湖南市岩根

西暦708-715年頃の開創、滋賀県「湖南三山 善水寺」とは、滋賀県湖南市に所在する天台宗の古社です。

天智天皇を父とする元明天皇の世に草創、伝教大師「最澄」により復興した寺院です。
781年即位の桓武天皇の病が、善水寺に湧き出る霊水で全快した結果、寺号を賜ったとされています。

境内にはモミジやイチョウ、ドウダンツツジやタカノツメ等が植えられており、滋賀県の紅葉狩りの観点でも十分楽しめます。
その紅葉の見頃時期は「11月中旬-12月上旬」とされ、冬が来る前の晩秋の宴が堪能できます。

ちなみに2018年は、「国宝湖南三山紅葉めぐり」イベントの一環として11月10日-11月25日の期間限定で紅葉ライトアップが行われました。
2019年以降の紅葉ライトアップは、公式サイト参照をお願いします。

湖南三山 善水寺
住所:〒520-3252 滋賀県湖南市岩根3518
電話番号:0748-72-3730
拝観時間:9:00-16:00 3月-10月9:00-17:00
定休日:無休
拝観料:大人500円 中高生300円
URL:公式サイト

<下に続く>

滋賀県の紅葉の見頃はいつ?

メタセコイア並木?

ご存じの通り「滋賀県」は近畿地方内で北部に位置する県です。
つまり紅葉前線も近畿では最も早く到達する県ともいえます。

とはいっても、秋季のおでかけの予定を立てるにしても、滋賀県の紅葉の見頃時期はやはり気になりますよね?
そこで少しまとめました。

2018年の初秋~の気候状況について

近畿含む西日本の2018年の夏は、台風7号が引き金となった西日本豪雨と、台風12号・20号・21号・24号の連続接近上陸、そして梅雨明け以降の酷暑と天気に振り回された時期でした。

9月に入ってからも高温日が続いたこともあり、紅葉の見頃を迎える頃は「10月-11月間の気温は平年並、または高い」と予想されました。
そして、実際に予想通りの結果に至っています。

2018年の紅葉の見頃時期

上記の予想は滋賀県でも例外ではなく「紅葉の見頃は、例年並もしくは遅い」としつつ、季節が進行するに従い「朝晩の気温差が開き紅葉も進む」とも予想されていました。

しかし、2018年の紅葉の見頃時期は、結果的に予想通り、例年より遅い紅葉見頃の時期を迎えます。
以下は、紅葉の見頃の基準となる、滋賀県のカエデ紅葉日です。

エリア 2018年の紅葉日 例年紅葉日 例年と比較
彦根 2018年12月06日 11月25日 遅い

大津ではなく彦根なのは、滋賀県の気象観測点が彦根にあるのが理由です。

「カエデ紅葉日」とは、カエデの標本木の状態確認した時に、標本木の葉の大半が紅く紅葉したと判断した初日を意味します。
その「カエデ」の種類は「イロハカエデ」であり、彦根の紅葉日もこの木を標準木として観察しています。

※参照元:イロハカエデの紅葉日 前線マップ

滋賀県の紅葉の時期はいつ?

滋賀県の「例年紅葉日」は「11月25日」とあります。と上記の表にあります。
従って、この日を含む「11月20日-11月30日」が、滋賀県全域における平均的な紅葉見頃時期との解釈ができます。

2018年の紅葉時期が、どれだけ遅かったのかが解りますね。

<下に続く>

比叡山延暦寺やコキアパーク、メタセコイア並木や鶏足寺など、寺社以外の紅葉名所も多い滋賀県

湖畔に佇む

紅葉名所においても、左横に位置する京都府に比べ地味な印象を受ける滋賀県。

しかし、琵琶湖がある地域ならではの名所や「メタセコイア並木」をはじめとする自然景観、「びわ湖バレイ」などのアクティビティスポットや、「ブルーメの丘」などのファームパークなど、様々な形態の紅葉が滋賀県に溢れています。

晩秋の時期限定の滋賀県の紅葉狩りに浸りたい人は、11月下旬の紅葉の見頃時期を念頭に置きながら、この瞬間しかない滋賀県の紅葉絶景をスマホやカメラに残してみませんか?

神社仏閣の名所だけではない、バラエティ溢れた滋賀県紅葉の奥深さが実感できますよ。
以上「滋賀県のおすすめ紅葉スポット20選!ライトアップや穴場情報も」についての記事でした。

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